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オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。学前史をしたり、森林インストラクターとして活動をしております。
本日もよろしくお願いいたします。久々のライブ配信をさせていただこうと思います。
できる限りライブで、この生でリアルタイムで伝えられていけといいのかと思うようになりました。
朝の出勤や、朝の家事の際に聞いていただければなと思ったので、
録音の時間予約もしていきたいかと思うんですけれども、
こうしてライブ配信でお届けをするということも並行してやっていければなと思っている今日この頃でございますよと。
さて、今日はですね、食事とは栄養をとることではないんだよっていう話をさせていただければと思っております。
今、あなたの画面に映っているもの、これは何だと思います?
これはですね、実は昨日作ったお料理なんですけれども、大根の皮を使ったお料理なんですよ。
大根の皮を使ったお料理? え?って思われるかもしれません。
大根の皮って食べられるの? 実は食べることができるんです。
この大根の皮を使ったお料理をね、今日は出発点として、僕たちの地球環境を読み解いていくということをね、していきたいと思うんです。
そしてテーマにもある食事とは一体何なのか、ここに迫っていければと思っております。
ということで、始めていきましょう。
もし、ライブ配信中にコメントなどをいただけたら、応援になります。力になります。とても嬉しいので、よろしくお願いいたします。
昨日の食事は本当に美味しかったんですよ。
涙が出そうになる食事ってどんな食事でしょうか。
お腹が減って、お腹が減って、もう一歩も動けない、クタクタだよっていう時にいただくお食事は、なんと美味しくありがたみを感じることでしょうか。
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また、なかなか一人暮らしで、一人で自分でご飯を作って食べることも難しい外食が続いてしまう。そんなことが僕にもありました。
実家へ帰って、母が作ってくれたお料理をいただくと、心休まるなぁ、懐かしい味だなぁと。
その優しかった記憶が、優しい記憶がふっと自分の胸に湧いてくるのを覚えたこともありますね。その時も涙が出そうになる。
実は、この食事を通して涙が出そうになる経験というものに共通をしているのは、真にありがたいと思った時ではないでしょうか。
ありがたいなぁって、目の前の食事のことをありがたいなぁって思えた時に、ふと目から涙がこぼれるような、そんなしっとりとした、しかし味わいも深い、そんな食事を経験できるのではないかと僕は感じるんですね。
さて、この食事なんですが、僕は昨日ね、皆様の今のスマホの写真にもあるようなお料理を作らせていただいた次第でございます。これは大根なんですけれども、僕はね大根を育ててるんですよ。
2種類畑で育てさせていただいておりまして、1種類はおでん大根っていう大根の品種。もう一つは秋祭りという大根の品種でございます。大根にも一口に大根といってもいろんな品種があります。でもスーパーに並んでしまったら全部同じ大根っていう風に言われてしまうんですよね。
ですからできる限りね、やっぱり一本一本品種が違うんだと、品種が違うどころかですね、同じ品種であっても一つ一つの大根に個性があるんだなっていうことまで感じるといいかなと思います。
さて、その大地の恵み、大根を僕は掘ってきましたよ。そしてその大根を一度もです。一度も冷蔵庫に入れることなく、そのまんまの状態で調理をさせていただきました。大根には捨てるところが一切ありません。一切です。
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昨日は生ゴミゼロです。大根には一切捨てるところがないんですね。大根だけではありません。人参にも捨てるところは一切ありません。他の紺菜類にも一切捨てるところはないんですね。
しかしスーパーへ行くともう葉っぱの切られてしまっている大根を見ることも少なくはありませんよね。あなたが通っているスーパーではどうですか?大根には葉っぱがついていますか?それとも葉っぱは切られた状態でしょうか?
実はこの葉っぱにも大根本体、本体ってどこが本体なのかという話なんですけれども、僕たちがよくいただくあの白い部分のところにもすべてに意味があるものなんですよ。意味があります。僕は森林の自然の中を歩くのが大好きで、一つ一つの植物に目を向けることがよくあるんですけれども、
その目を向けていると、どこ一つとして不要な部分なんてないんですよね。一つの完成された、でも一人では生きていけないという意味においては、他の植物たちと自分以外の植物たちと手を取り合って根を結び合って生きていかなくてはならない、そんな存在であります。
僕たちの体もそうですよね。例えば自分の腕、自分の足、自分の皮膚や髪の毛や爪一枚に至るまで、すべてが僕たちにとって、自分にとってかけがえのない役割を果たしているに間違いないのです。これは致命の理、明らかなことなんですよね。
大根の方を見たとしても同じです。切り落とされて捨てられてしまうような、そんな大根の葉っぱや大根の根っこ、大根の皮、こういったものもその大根そのものにとってはかけがえのない貴重な貴重な自分の体の器官、体の一部であること、細胞の一つであることを僕たちはまず受け取っておかなくてはいけません。
しかし、僕たち人間というものはですね、こういったちょっと硬いよねとか、少し歯触り良くないよね、舌触り良くないよね、苦味があるよね、というところを捨ててしまいがちなんですよね。捨ててしまうということは、もうそれは不要のものだと僕たちは決めつけてしまっているに過ぎないのです。
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そうではなくて、そういった一つ一つの部分部分部分部分も、実はその食材にとっては非常に非常に大事な命そのものなんだということを、僕たちは今一度今一度気づいておく必要があると思うのです。
食事とは栄養をとることではないと、僕はこのタイトルで伝えさせていただきました。なるほど、これは狭い意味では食事というのは栄養バランスを考えてというものではあると思います。今よく言われていると思います。
しかし、しかしですよ。食事とはそもそも何だったのか。食事とはそもそも僕たちのご先祖様はどう考えていたのかということに思いを馳せてみたいのです。僕たちのご先祖様はこう考えていた。食事とは他の命を自分の体の中に取り入れること。
食事とは他の命を自分の体の中に取り入れることなんだとそのように伝えていっていたんです。雑草と言われる植物たちはないんですけれども、歩いていると名前もわからない、人の役には立たない、そんな風に思われているような草花が目立ちますよね。
そういった草花を一つ一つ見ていくと、これはたくましいなぁとか、よくこんな痩せた土地に生えてるなぁとか、芽吹いているなぁとか、咲いているなぁと思うものだってあるでしょう。なんで頼んでもいないのに毎年毎年同じ場所にこの植物生えてくるんだっていうものもあるでしょう。
昔の人たちはご先祖様たちはそういった植物を見てとってはですねうわぁこれすごい生命力だなぁと感じたんだそうです。この生命力を自分の体の中に取り入れられたとしたら自分はもっと元気になるんじゃないかと考えたのだそうです。
例えば筒子ってあるじゃないですか。筒子って実は葉っぱがあるんですけれども、筒子のいわゆる胞子を出す本体の部分、これをよく食べることはあると思うんですよ。筒子を食べるというのは誰しも聞いたことがあることだと思いますが、実はその筒子の葉っぱの部分ですね。
これはですね本当に畑をやっている人たちにとってはなんでこんなにもいっぱい生えてくるんだよって言って抜いてしまうものなんですけれども、でも昔の人は違ったんです。これは杉菜という植物だと名前をつけたんです。杉菜ですね。杉の葉っぱみたいなね。
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なんかトゲトゲしている具合なんですけれども、その杉菜を一つ一つ持ち帰ってですね、それを煎じたりとかまたお湯で沸かしてお茶として飲むんですよね。そうすると杉菜、あれね本当に生命力の強い草でね、その生命力を自分の体の中に取り入れることができるというふうに考えていったんです。これがね実は薬草であったりするわけですね。
その植物が持っているその植物が持っているそもそもの命の輝き、命の力、生命力というものをその自分の体の中にそのまんま取り入れていくということです。食べるのが難しかったらお湯で煮出してその成分を溶け出させてそれをいただくという形をするということですね。
つまり僕たちはちょっと忘れているかもしれなかった。それはどうすれば自分は健康になるのかということを考えたときに、あの栄養が足りない、この栄養が足りない、そんなふうに考えてしまう。
その食材のその食材の中の何が自分の体の中に影響をしているのかということを考えてそれを取ろうとするんですけれども、実はそれでは不十分なのではないかというのが僕の見解でございます。なぜならば、なぜならばです。なぜならばです。これは僕の経験としてはっきりとあることなんですけれども。
サプリメントを摂ったときに涙が出そうになったことってありますか。
僕は一度もないんですよ。サプリメントというのは、もともとは自然のものですよ。その自然のものからある栄養素だけを抽出をして固めたものですよね。だからそれを飲めば一応栄養は偏りは治すことができるというふうになるのですけれども。
さて本当にこれは食材そのものの命を自分の体の中に取り入れることになっているのか。
もしかしたらその食材の一部分だけを抜き取って自分の体の中に入れているに過ぎなくて、食材そのものの全体としての命を自分の中に取り入れているというわけではないのかもしれない。
そう思ったときに自然そのものとつながり、自然への意境の念、そして自然への感謝の思いがその一粒のサプリメントから生まれてくるのか。
サプリメントを否定しているのではないんです。サプリメントを否定しているのではなく、サプリメントに助けられている方々もたくさんいることを承知した上でお話をしております。
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食事とはそもそも命をいただくことであって、自分の体の中に栄養を取り入れることではないということです。
だから、僕たちはこれを食べたら、このサプリメントを取ったら、体が全部が喜んで元気になるというわけでは決してないのです。
そして、涙が出るような、心にしみるような、自分の魂が喜ぶような、そんな食事やお料理ができるとは言えないのです。
ですから、僕は今日提案したいのは、食材をまるごとそのままできる限りそのままの形で全てを使い切るということです。
その全てが、食材の命そのものが全てが詰まったお料理というものは、足し算では表せないものが生まれてきます。
足し算とは何か、食材そのもののいろんな切り分けたもの、切り取ったものを足していったものでは引き出せない、まるごとの命、生命、そういった力がこの料理にはあるんだということです。
僕は昨日、大根1本から2品の料理を作らせていただきました。
1本は大根の白だしでさっと煮た煮物です。
この白だしで煮るというのが、すごくこの大根に染み渡っていくんですよ。
昨日使った大根が、おでん大根という、おでんに最適な、すぐ柔らかくなって、中に出汁がぎゅーっと染み込んでいく、そういった食材なんですよね。
そのおでん大根に、さらに大根の葉っぱを刻んで、一緒にその白だしで煮込みました。
味付けは、出汁と白だしのみです。煮干しとか昆布とかのブレンドの出汁に、そこに大根を入れさせていただいて、白だしを入れて煮込んだものです。
さらにお肉の歯ごたえってちょっと欲しいなと思うんですけども、僕は基本的には動物性のものを食材の中には入れない、菜食薬膳研究家なんですね。
なので、昨日は揚げ出し豆腐を入れさせていただきました。この揚げ出し豆腐も、素材にこだわったものでございまして、日本で一番きれいな皮と言われている、ニオド川というのが高知県にあります。
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その皮の、日本で一番きれいな皮の、副流水を使ったお豆腐になっておりまして、これもまた新鮮な味わいに仕上がりました。
そして大根の皮とか大根の根っこなんですけれども、それは今皆様のスマホの画面にあるこのお写真にあるお料理へと変化してきたもう一品の品でございます。
これはですね、大根の皮を少し厚めに剥くんですね。少し厚めに剥くことでですね、食感が皮だけよりも少しですね、歯ごたえのあるものになっていきます。
これを細く細く切って切らせていただきました。さらにですね、玉ねぎです。これ玉ねぎがめちゃくちゃ大事なんですね。
あの今皆さんが見ているこの写真は、キンピラです。キンピラ。キンピラっていうのは、根菜類、例えば人参だとかごぼうだとか、そういったものを千切りにして、
そしてお好みなんですけれども、赤い唐辛子ね。唐辛子を最初にごま油でちょっと炒めて、そこに食材を全部バーッと入れてですね、炒めたものです。
炒めた後に味付けをするんですけれども、味付けはね、大体こう醤油とお砂糖でやっていくんです。
ただ、このお砂糖を使うことにも慎重になりたいというかですね、できる限りやっぱり自然の甘みというものを作り出していきたい。
お砂糖というものもですね、白い生成されたお砂糖というものは人が作り出したものですよね。
もともとは自然の中にあったものなんだけれども、それを抽出して甘みだけをあそこに集めたものになりますよね。
できる限りその食材を丸ごといただきたいという思いがありまして、それは今回使わなかったと。
その代わり使ったのが玉ねぎだったんです。玉ねぎってあれ、すごいですよね。
そのまんま生で食べると辛いんですけれども、玉ねぎって炒めれば炒めるほど甘くなっていくんですよね。
今、写真に写っている玉ねぎは飴色をしていると言うんです。
茶色くなるのは飴色というんですけれども、まさにその飴のような甘さを持った味になっていくわけでございます。
この時に玉ねぎの切り方というものにもちょっと工夫をしております。
玉ねぎって繊維が縦に入っていきますよね。
その繊維をそのまま平行に包丁を入れていくと、玉ねぎの辛味というものが残るものになるんですね。
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今回は玉ねぎの甘みを引き出したかったので、繊維方向に対して垂直に切っております。
垂直です。つまり繊維をどんどん断ち切るというような形にします。
そうするとその断面を切ったところから、じわっと玉ねぎの辛味成分というものが流れ出て、甘味というものがどんどん引き出されていくんですよね。
これがすごくコツですね。
そうすると、砂糖いらずの煮物程度であれば、煮物程度、炒め物かきんぴら程度であれば、もう砂糖はいらない、砂糖いらずの甘味になるんですよね。
この甘味は自然の甘味ですので、砂糖みたいな頭の脳のね、てっぺんにガツンとくるような甘味、コーラの飲んだ時の甘みみたいな感じでは決してありませんが、
やはりこの玉ねぎのちょっと控えめで、だけどこの歯ごたえのシャキシャキ感も美味しいよねという、そんな甘みがですね、大根の苦味とマッチして、すっごくね、これまた絶品に仕上がりました。
僕が昨日作ったのは2品あって、大根の白だしの煮物と、それからこの大根の皮と玉ねぎをブレンドして作ったこのきんぴらです。
これをいただくことによって、なんと大根を葉っぱからそれから根っこに至るまで全て1本まるまる自分の体の中に取り入れることができましたよということです。
これすごいことですよね。せいぜい大根で作れるのは1つの食材で作れるのは1品だと思ってた。
でもそれがなんと2品作ることができるようになって、しかもまるまるまるごと自分の体の中に取り入れる、つまり大根の命そのものを自分の中に取り入れるんだということをもう感じることができました。
そうしたら涙が出てくる。心に震える、心に染み渡る、そんなお料理がここに誕生したんです。
なんで涙が出たのか冒頭で申し上げました。
人は食事に涙をするときいつも感謝という思いが体の中にどこかに巡る。
その感謝ありがたいなという思いをその食材そのものから感じることができたんです。
大根一本まるまる無農薬で自分たちで育てたもの一度も冷蔵庫にも入れずまだ生きた状態です。
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そのまるまる生きた状態の大根をそのまんま調理をさせていただいて自分の中の体に取り入れることによって
あの大根が耐えてきた冬の寒さ、土の中の温もり、そして山の空気、それが全部詰まった大根です。
それを自分の体の中に取り入れることができました。
一部一部一部一部の足し算が相和ではないんです。
全てを丸ごと手に入れた時、全てを丸ごと体の中に取り入れた時に部分ごとの足し算では到底たどり着かぬような不思議な力、しかしこれを生命力と呼ぶ。
昔の人たちが何を食べたらよいのかという時にインスピレーションを浮かべた、あの力強い力強い雑草を自分の体の中に取り入れたような、そんなような感覚に至ることができました。
ありがとうございました。
本当に昨日の大根には感謝をしております。
そしてここまで最後まで聞いてくださったあなたにも本当に感謝をしております。
もしよろしければここまで聞いた方コメントをいただけたら嬉しいです。
今僕は達成率31.2%プラネタリーヘルスかける薬膳のレシピを開発してリリースしますということで目標を立てて活動させていただいております。
プラネタリーヘルスというのはですね、今申し上げたようなことでございます。
地球の健康というふうに直訳されるんですけれども、地球の環境が地球のためにいいこと地球を元気づけるようなそういった営みっていうのは実は僕たち人間自身にも元気を与えることだよねということなんです。
地球を元気づけることは自分自身を元気づけることなんだということをコンセプトに僕はプラネタリーヘルス地球の健康というものを通してやっていきたいと思っております。
そのために自然と遊ぶこと、そして自然を自分の体に取り入れること、そして自然を支える活動をすること、この3本柱で発信をさせていただいております。
あなたの1コメントがこの達成率31.2%の0.1%に加算をされていきます。
100%になったときレシピの開発をしてリリースをさせていただきたいと思っておりますので、ぜひぜひ応援、ご声援、ご支援のほどよろしくお願いできたらと思っております。
ということでお時間が来たので今日はこの辺にしたいと思います。
最後まで聞いてくださった方いらっしゃいますね。本当に本当にありがとうございました。
お相手は薬膳師であり森林インストラクターであるモーチャリがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。本日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。