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2023-12-04 18:55

逆境を自然はどう乗り越えているか


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オースオース、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂開伝でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしております。本日もよろしくお願い致します。
今日は、逆境というお話をしてみたいなと思います。自然を見ていると、
一つ一つの生物たち、葉っぱたち、植物たち、
それがね、大きな仕事をしているように見えてくるんです。
虫も、動物も、植物も、
一つ一つが、自分の
命を繋いでいく、 生きていくために、毎日動いている、
活動をしている、 営みを続けている。
それは、 当然のことなんです。
がね、
自分の、 そのひたむきな、
今を生きるという活動を通して、 動物も、虫も、植物も、
みんなが、 この地球という、
大きな生態系を、 生かすために、
動いている。 自分の、
命を繋ぐことを通して、 大きな大きな、
生態系というシステムを、 動かそうとしているのかなって、
そんな風に見えることがあります。 虫が、
虫がね、 葉っぱに、
穴を開けるっていうのは、 虫にとっては、
食事なんだよね。 でも、
葉っぱに、穴が開くっていうのは、
そこに、 空気や、
風の通り道が、 できるってことなんだ。
そうすると、 その空気や風は、
滞ることがなく、 また、
上空へ、 上がっていくことができる。
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上空に、 押し上げられた、
空気は、 雲となり、
やがて、 雨となり、
そして、また、 地上に降り注ぐ。
目の前のことを、 真剣に真剣にやっている。
ただそれだけなのに、 それが、
大きな、大きな、 システムの、
その、正常な運転に、 繋がっている。
動物たちは、
食事をする。 植物とか、また、
他の生物を、 食べる。
その、 食べる時に、
細かく細かく、 自分の歯で、
自分が消化できるように、 砕くんだよね。
そして、 排泄がなされる。
土の中に、 土の上に、
その、 排泄されたものが、
落ちる。 ですると、
土の中にいる、 生物たちが、
さらにまたそれを、 分解していく。
分解が進むと、 有機物は、
無機物になっていく。 その無機物っていうのは、
植物にとっては、 欠かせないものなんだよね。
植物は、その無機物を利用して、 また、大きく、大きく、
成長していくんです。 植物が、大きく大きく、
成長をしていくと、 光合成って言って、
二酸化炭素を、 吸収して、
そして、 酸素、
この世界に、 放出をする。
酸素が、 放出されると、
酸素を必要とする、 生物たち、
また、植物も、 呼吸をしているからね。
その酸素を使って、 また、生きていくことが、
できる。 さらにその酸素っていうのは、
上空に溜まっていくと、 オゾン層というものを、
形成し、 紫外線を、
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有害な紫外線を、カットする。 そんな役割をするんだよね。
こうして、 目の前のことを、やり続けること。
これが、大きな、 システムを、
動かしている、 そんな一部なのかもしれない。
さあ、 けどね、
葉っぱ、植物の葉っぱを、 よく見ているとね、
また、虫や動物たちの、 その生き方を見ているとね、
一年という中で、 たった一年という短い中で、
生き方に、 いくつもの決断を、
しなくてはならない。 そんな場面に、
出会うんだよね。 例えば、葉っぱは、
一つ一つ、僕には葉っぱっていうのが、 生きているように言えるんだ。
木そのものが、一つの生命体。
それは、誰もが思うと思う。 けれど、
葉っぱ、一枚一枚が、 実は、僕には生命体に見える。
生き物に見えるんだ。 葉っぱは、
夏。 あの暑い時には、
日照時間。 太陽が出ている時間が、長くなるから、
うんっと葉っぱを広げて、 太陽の光を目いっぱい浴びよう。
これは、自分の、 成長する。
そういう時期なんだよね。
僕たちもまた、 仕事を一生懸命頑張ったり、
何か、 楽しいことをやる。
そういう時期に、とても似てる。 やりたいことを、どんどん広げていく時期に似ている。
けれど、 秋が過ぎると、
葉っぱは、次第に、 その色を変えていく。
黄色くなったり、 赤くなったり、
その黄色や、赤という色は、
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人にとっては、とっても美しいなって、 思うじゃないですか。
そうなんです。 あれ、葉っぱにとっては、逆境なんですよね。
冬の寒い時期が、これからやってくる。
その時期の乗り越え方として、 葉っぱは、
色を変え、 そして、
これまでの、いけいけ、どんどんやろうぜ、 って言っていた、
仕事を広げていく時期からですね、
それを撤退してしまうという、 そういう時期に入ってきます。
そして、葉っぱは、
ひらひらひらひらと、 切断され、そして地面に落ちていくんです。
葉っぱは、地面の上で、 枯れてしまい、
そして、 いずれ、土になっていく。
葉っぱ一枚一枚が、 生き物です。
その葉っぱは、 誰かを生かすため、つまり、
自分を、 生かしてくれる、そんな木を生かすために、
自分の役割を、変えるんですね。
葉っぱは、落ちた瞬間に、 死んでしまうわけではないと、僕は思っています。
その、落ちていった葉っぱは、 また、虫たちに、
バリバリバリバリと、細かく細かく、 粉砕され、食べられて、
そして、それが、また、 土のところに、土の上に溜まっていって、
微生物たちが、さらに分解をしていく。 そして、その、
落ち葉が溜まった、 土の上っていうのは、
すごく、栄養価の高い、 豊かな土に変化していく。
すると、 その葉っぱたちは、
土の中で、別の仕事をし始めるんだよね。 その木を、また、生かすために、
その木たちを生かすために、また、 自分というものが、使われていく。
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木にとっては、葉っぱにとっては、 逆境である、冬の時代、
そんな時、 葉っぱや木は、別の仕事をし始める。
僕たち人間は、 逆境が現れた時、
今までの方法で、 何とかしようと思うことがある。
今までの方法で、何とかできることも、 たくさんあると思う。
でも、 今までの方法では、
立ち打ちできない時もある。 時には、
思い切った方向転換が、 必要になる時もある。
僕たち一人一人は、 大きな大きな木を生かすための、
葉っぱだとすれば、 自分たちは、役目を変えて、
そして、 土の中で、
別の場所で、別の方法で、 別のやり方で、
別の人のために、 何か違うことのために、
動く。 そういう時期もあるのかもしれない。
それは、決して、 かっこ悪いことではない。
葉っぱが色づき、 葉っぱが落ちていく。
それを見て、 儚さを感じる人もいれば、
切なさを感じる人もいる。 しかし、
多くの人は、 その光景に、
四季の移ろいを感じ、 風流に思ったり、
美しく思ったり、 何かかけがえのない時間が流れていると、
思うものだと、僕は、 感じています。
人が逆境を、 乗り越えようとする瞬間、
それは、 非常に、他の人には、
眩しく見えるものかもしれません。 それは、
黄色く染まった葉っぱのように、 赤く染まった葉っぱのように、
美しく見えるものなのかもしれません。 いかがだったでしょうか。
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最後まで聞いてくださったあなた、 ぜひ、いいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
今日は、逆境の乗り越える姿を、
自然から学んでみました。 自然はいいですね。
人の逆境って、 一人一人違ったりします。
例えば、 仕事の中で、
逆境にぶつかる人もいるでしょう。 健康のことで、逆境にぶつかることもあるかもしれません。
人間関係や、恋愛のこと、 また、お金のことで、逆境にぶつかるという人も、
いるかもしれません。 植物は、
ただ、 季節に合わせて、
自分の役割を変えています。 今までの方法に、
こだわったり、 今までの方法を踏襲しようということはなく、
実は、非常に臨機応変に、 そして柔軟に、
考え、感じ、 動いているものなどです。
人は、 ぶつかる壁は、
高ければ高いほど、 それは、志が高いということに、
他なりません。 志が高いからこそ、
それは壁となって、大きく立ちはだかるのです。 その、
壁と向き合えなくなったとき、
僕たちは、 どうしようもなく、
きつくなり、いたたまれない気持ちになるものです。 その壁を、
越えるには、 その壁との向き合う方法は、
それは、 実は、
その壁を、 登ろうとしないことなのかもしれません。
一つ一つ、一歩一歩、 ただ歩みを進めるだけでいいのかもしれません。
別のことを、別の方法で、 ただただ、一歩一歩やっていくだけ。
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それだけで、いつの間にか、 その壁のようにそそり立っていた山を、
乗り越えることができているのかもしれません。 植物が、
これまでやってきた役割が、
ガラッと変わっていくようにね。
はい、お時間が来てしまいましたので、 今日はこの辺で、
お相手は、薬膳師であり、森林活動ガイドである、 モーチャリがお送りいたしました。
また、お会いできることを楽しみにしております。 今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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