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2023-11-29 10:24

不安定であることは生きること/自然から人生を学んだ話


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オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂開店でございます。
僕の名前はもおちゃりと申します。薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしております。
今日もよろしくお願いいたします。
さあ、今日はですね、第一の再生講座第2回目というものに出てきました。
第一の再生っていうのはですね、僕たちが普段生きている中でやっている自然に優しいこと、実はそれは自然に優しくないのかもしれない。
そんなことをですね、思い直させていただく、問いかけ直させていただく、そんなですね、講座になっておりました。
僕がですね、とても興味のあるのが、土なんですね。すべての源であるこの土。
土をですね、どうすれば栄養が豊富で、そして木や草、そして他の動物たちが心地よく過ごせるような大地を作ることができるのか。
そんなことをね、今回は学ばせていただきました。
今日はですね、その自然の節理っていう話をね、させていただきたいと思っております。
今日のテーマはですね、不安定こそが生きる道なのだと。
そんなテーマでね、お話をさせていただきたいと思っております。
ぜひ、ゆるいと楽しんで聞いてください。
まあ、僕たちってですね、生きていてめちゃくちゃ苦しいこともあるし、楽しいこともあるし、なんかいろいろありますよね。
波が本当にある。
この波っていうのは、実は安定してないですよね。
ね、行ったり来たり寄せては返す。
そして、強かったり弱かったり、冷たかったり温かかったり、もう本当にゆらゆら、ゆらゆら揺れていくものなのです。
最近ね、いろんなスピリチュアルとか瞑想だとか、本当にいろんなことが言われてきて、自分自身を安定させようっていうことがね、とても大事だよなんていうことが言われてきております。
これはね、僕も大事だと思うんですよ。
大事だと思うんですけれども、じゃあなぜ安定させないと思うのかというとですね、実は僕たちが不安定だからに他ならないということですね。
不安定だからこそ、僕たちがどっしりと構えたいって、そのように思うわけです。
ただ、この安定したいというこの思いっていうのはですね、実は不安定だからこそ出てくる思いなんです。
不安定とは何なのか、それはですね、自然に聞いてみたら、僕たちは理解をすることができると思うんです。
自然を見ているとですね、何一つとして安定したものなんていうのはありません。
石だって、そして植物だって、動物だって、空気だって、水だって、そこにじっとしているわけではないんですよ。
風も吹くし、波もやってくるし、川の流れとか雨とか、いろんなものに左右されてですね、いろいろこう動いていきます。
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安定なんてちっともしていません。
ずっとずっとそこに何百年もあるよっていう、そういう石、岩だってですね、実はちょっとずつ削れていったり動いていったりしているものなんですよね。
一つとして安定しているものなんてないのです。
安定してないからこそそれは自然なのです。不安定だからこそ自然なのです。
自然というのは生きているということです。
石も草も木も動物も川も海も太陽もすべて生きているということです。
僕たち人間もまた同じです。
僕たち人間もまた不安定だからこそ生きていられるんです。
僕たちの生命活動、心臓が動いている、毎日歩いている、呼吸をしている、こういったものも固まってないという証拠です。
実はこの世の中には安定してする瞬間があります。
それはすべての生命活動が止まった時です。
つまり死ですね。
その時にようやく安定するんです。
だから僕たちは不安定でこそ当然なんですよね。
不安定であって当然です。揺らいでいて当然です。
揺らぎながら生きていく、それが人間であり自然であり、そういうことなんですよね。
僕は今日はそれを学びましたね。
自然の中で唯一ピタッと止まれるのは、それは生命活動を止めたというその瞬間のみです。
もしくはこういった時ですね。
それは誰かと誰かが寄りかかり合った時ですね。
僕たちは安定を求めていきます。
不安定だからこそ安定したいと思って居心地のいい場所を求めていくんですよね。
そんな時に一人の足で立って、自分自身で立って安定をするなんてのは難しくてですね、それはもう不可能なんですよね。
やっぱり人は一人では生きていけなくて、人っていうのはですね、なかなかこう自立、安定してってことはできないものなのです。
いろんな波があります。感情の波、そして体調の波、いろんなものがありますよ。
運気の波とかもありますよ。
だからこそですね、自然と同じです。
自然はいろんなものがこうしがらみでこうぐーっとですね、結びつき合って生きています。
例えば川の中にですね、石が入ります。
大きな石が入ります。その石のところに土がムワッと流れてきます。
石に土が張り付きます。その土が張り付いたところに外から種がポチャンと落ちてきます。
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その種がなんとその土に芽生えて芽を出します。
こんな風にですね、お互いがお互いを支え合って、そして安定させて新しい命をまた芽吹かせていくということがあるんですね。
だから僕たちもまた同じようなもんですよ。
自分の力だけでやっていこうとか、そうじゃないんですよ。
本当にいろんなものに頼って生きていきましょうよ。
助け合って生きていきましょうよ。
むしろ相手を助けることで自分が自立するっていうことがあるんですね。
今日聞いた話の中にこう、ツル科の植物の話がありました。
ツルってわかりますかね。
あの細長くてヒョロヒョローとしたものなんですよね。
これがですね、伸びていくと木に絡まりつくんですね。
木に絡まりつくとその木をですね、死ね殺してしまうなんていう言葉があるんですけども、実はそれは逆なんじゃないかっていう見方があります。
木がですね、自立することが難しい。
だからツルが絡まりついて安定させていくんです。
ツルもまた木がいてくれて、自分自身は上に伸びていくことができて、太陽の光を浴びることができる。
そしてまた木もまたですね、ツルがあることでもう倒れそう、もう枯れてしまいそう、そんな時にツルがですね、絡まりついてくれて固定してくれる、安定してくれる、そんなことがあるんですよね。
まるで怪我をした時のギブスみたいな役割かもしれません。
そうやってですね、人間界も自然界もですね、誰かの誰かが頼りあって生きているんだよっていうことです。
だから僕たちは生きている中で当たり前なのは不安定であることなんですよ。不安定であって当たり前、生きるということは不安定であることなのだ。
僕たちはですね、不安定でゆらゆら揺れながら生きているんです。
揺れないためには誰かの誰かに頼っていて、そしてその時に初めて安定したっていうことを感じられるのかもしれません。
でも完全な安定というものはなくって常に揺らぎ続けている。
そのたんびにそのたんびに他の者の力を借りながらですね、自分をまた安定させていくのです。
だから僕たちが不安定だなとか毎日ちょっとドキドキするなとか辛いなとかいろんなことがあって当然なのです。
その時に何をすればよいのか、それは頼れるところを探しましょう。
いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
さあ本日はですね、不安定であることが生きること、そんなテーマでお話をさせていただきました。いかがだったでしょうか。
大地の再生コーナーめっちゃ面白かったんですよね。
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学んだことは園芸です。つまりどのように植物や土に手を入れていくのかということを学んでいきました。
でもこのことを学んでいく中でですね、人生がぐっと深まったような気がします。
自然は僕の先生です。自然からいろんなことを吸収し学ぶことができます。
自然のことをよくよく観察します。観察の観は見るという字です。
だけど普通のあの見るではなくて観察の観はじっくり見るということなんですね。
じっくり見るってどういうことなのか、それは重心を低くして自然と同じ目線でそれを眺めてみるということなんですね。
ぜひですね、地面に這いつくばってまた木にベタっと張り付いてですね、その木や地面で何が起こっているかということを見てみましょう。
そしてそこからですね、自然から僕たちは人生を学ぶことができるのかもしれません。
さあお時間が来てしまいましたので今日はこの辺でお会いでは薬膳師であり森林活動ガイドであるもうちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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