植物との出会い
おすおす、おはようございます。
こんにちは、こんばんは。
里山暮らしの案内人のもおちゃんです。
僕は普段、山や森のガイドをさせていただいたり、
大地のお手入れをさせていただいたり、
薬膳を作らせていただいております。
この番組は、もおちゃんと一緒に、植物のあんな不思議や、
こんな不思議を持ち寄って、膝を突き合わせて、
ああでもない、こうでもない、いろいろお話をしていく番組でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
お、早速今日一緒に学んでくださるお仲間が、またまた駆けつけてくださいました。
そらにゃん、こんばんはということでありがとうございます。
猫たちと暮らす絵描き、葉っぱ隊の隊長さんですね。
よろしくお願いいたします。
お、はくちゃん、こんばんは。ありがとうございます。
昨日のですね、ライブ配信のアーカイブや、本日の配信、
僕今日、はくちゃんのですね、お声を車で運転しながら聞かせていただいておりましたよ。
心のカウンセラー、月曜日から土曜日、朝6時40分、ライブ遊びに来てねーって。
朝早いけど、でも行きたい。
そんなライブだなぁと思いました。
もし遊びに行ったら仲良くしてくださいね。ありがとうございます。
お、たかにゃん、こんばんは。
12日21時、スターF図書館コラボということで、
これも間もなくですね、今週の金曜日ですね。
待ち遠しいですね。ありがとうございます。
あ、はくちゃんありがとう。
もちろんです。よろしくお願いいたします。
ということでこちらこそです。
たかにゃん、皆さんにご挨拶ありがとうございます。
もーちゃん先生って書いてある。
いやー照れるな照れるな。ありがとうございます。
皆さん、昨日のそらにゃんのストーリー図、ご覧になりましたか?
僕たちがですね、一緒に1週間かけて学んできたことを本当に多岐に渡っておりましたけども、
このですね、多岐に渡るこの学びを自分自身の足でフィールドワークしに行ったんですよね。
確かめに行ったんですよね。
樹木の名前の重要性
確かにこれ、切り切られた後に修復しようと思った跡がある。
あ、これはひこばえなのかなとか、そんなのをですね、見ることができますので、
もしね、この配信聞きながらでも結構ですので、
そらにゃんのですね、インスタグラムのストーリー図、ぜひぜひ消える前にですね、
お写真撮りまくってきたということで、来ていただけたらと、見ていただけたらと思います。
たかにゃん、そらちゃん隊長に教えてもらいました。
おせんべいで奏でておりました。
おせんべい召し上がってたんですね。
いいじゃないですか。
バリボリですね。
いいですね。
何のせんべいでした?
お醤油ですか?
塩ですか?
もーちゃん、あのおにぎりせんべいっていうの大好きです。
ねえ、おせんべいを奏でてるんだねって、いいですね。
たかにゃん、よかったよね。
見に行ってくれましたか?
そらちゃんのストーリー図、実物を一緒に見ているみたいでワクワクした。
ほんとだよね。
やっぱりこれさ、いつかみんなで植物観察会したいよねって思いました。
だいたいそらにゃんが住んでいるところあたりが日本の真ん中あたりなのかなってちょっと思ってるんですけど、どうなんですかね。
ぜひぜひそのあたりで落ち会いたいなと思ったりもしております。
葉っぱ隊隊長のところに集まってみたいなと思うところですね。
よろしく。
みんなで遠足したいよね。
いやー、それもすごく感動しまして。
それで何か質問とかがあったらまたお寄せくださいねというところでですね。
あ、たかにゃん、コツブックを味見してました。
おせんべいはおせんべいでもあの平たいおせんべいではなく、あのあられ形だよね。
コツブックってね。
ちょっと甘い感じだっけ。
確かそうだった気がするんだけどどうだったかな。
おいしいやつですよね。
いやー、いいですね。
いやー、素敵です素敵です。
はい、またなんかちょっとでもコツブックとか持ってね、おせんべい持って遠足しに行きましょうね。
こんなに小さかったのかと思いながら。
それコツブックって本当コツブですよね。
はい、今日は質問が特にはね、届いてきてはいなかったので、
今日はですね、もーちゃんから本当にこうね、些細なことなんですけど、
いつか皆さんにまずこれをお伝えしなきゃなって思ってたことをですね、
お話をしてみたいと思うんですね。
題してどうでもよさそうでどうでもよくない植物の名前のお話です。
ということでタイトルコール行ってみます。
もーちゃんのなぜなに注目図鑑大人のための里山寺小屋
はい始まりました。
拍手パチパチありがとうございます。
はくちゃんそらちゃんのストーリーズ見てきました。
断面美しかったということで木の断面すごかったよね。
あれね本当にあのねなんであれを美しいと僕たちは思う感性が備わっているのかってね本当に不思議に思いますけども。
僕たちですね実はそれを思うとですね木に操られているっていうことも言えるのかなーって思ったりもしてます。
あ、たかにゃんスムーズに言えたね。
本当にいつも神々だからね今日は良かったです。
褒めてくださってありがとうございます。
そう木に操られているっていうのはまあ言い方がちょっとつよつよですけど
そんなことっていう感覚っていうのは新鮮ですかねどうですかね。
例えばなんで僕たちってあのもみじの紅葉を美しいと思うんでしょうかね。
あれって実はイロハもみじとかもみじがね美しく紅葉することによって僕たち人間はあれを守ろうとするよね。
というようなことでもみじと人との関わり合いっていうのもすごく深い歴史があるから
実は僕たちはその美しさによってその木を守ろうとするから
それによって木たちはまんまと生き延びているというようなところが実はあるんじゃないかなっていうのをね
僕はですね木のポテンシャルというか力とかねそういうのを信じていけば信じていくほど
なんかそんなような感じもしてくるんですよね。
あ、そうそらにゃん確かにそうだ。
赤ちゃんが可愛いのもそういう作戦って効きますねって。
いや本当そう本当そうだよね。
守ってあげたくなっちゃうみたいなところから
まんまと、まんまととは言わないけどね、赤ちゃんはまんまって言いますけど
そうやって生きていってるのかなって思うんですよね。
他にもねやっぱり植物は植物なりに香りを出したりとかね
甘い果実を身につけたりとかして様々な生き物たちの力を借りたり
はたまた生き物たちの動きをコントロールしてるんじゃないかなって言えるんですけど
思うんですけど人間だけがそのコントロールされてないなんてわけがないじゃないかと思うんですよね。
桜とかイロハモミジとかもうみんなが大好きな木たちっていうのはそうだろうなと思う。
だから年齢がさ木の断面が綺麗だなって思うってことは
わざわざこれ切らせにかかってるみたいなところも実はあるのかなと。
昨日の話だとさ木を切ることは決して悪いことではなく
木を切ることによってさそれで芽吹いてくるっていうこともあるじゃない。
自分自身が若返るってこともできるっていうことだから
そんなことも可能性としてあるのかなぁなんて思いますけど
それは木さんに聞いてみるしか他ないんだよねなんてことなんですけれど
今日はですねどうでもよさそうでどうでもよくない樹木の名前の話
もしかしたらもうそんなことは知ってるよっていう方々が多いかもしれませんが
これはね樹木をですね学んでいく上で非常に大事なことなので
皆さんで一つここで足並みを揃えるつもりはないんですけど
知っておいてほしいなと思ったのでね
あえて一言語らせていただけたらと思うんです
皆さん桜っていう名前を思い浮かべていただいて
どんなふうにその木の名前を表記するでしょうか
桜桜ですね桜ある人はひらがなで書く人もいるかもしれません
ある人はカタカナで書くかもしれませんし
ある人は漢字で書くかもしれませんよね
でこのさ3パターンぐらいの書き方があるんだけど
これって全部実は意味が違うってご存知でしたでしょうか
意味が違うそこに込められている意味が違うってことなんです
他にも杉の木でもそうなんですよ
杉も漢字がありますよね
気変になんかスラッシュを3個打つようなシュッシュッシュってやつですよね
あの漢字の杉や杉って私はカタカナで書くよっていう人もいるかもしれないし
ひらがなで書くよっていう人もいるかもしれないよね
実はそこにはね意味がね込められておりまして
これをね知っているか知らないかでね
実はねそのね植物のことに精通しているかどうかってことがね
学名の理解
実は見抜かれてしまうんですね
ということでぜひね知ってほしい
あそうそうそうそらにははてなはてなはてな
あんまりもしかしたらね聞くこともないかもしれないよね
タカニャンえ意味ってそうなんです
意味が実はあると意味っていう意味を
もしかしたらまだ僕の中で考えている
今から話す意味とそれから今聞いてくださって
リスナーのあなたが感じている意味っていうものの意味合いが
合致してないかもしれないんですけども
実はですねここでちょっとすり合わせていきたいというもんですよね
もうちゃんはこれまでですね
多分ですねノートとかそういうところを書いていて
木の名前をね漢字で書くっていうことをね
ほとんどしてきてないんですよ
あえてカタカナ表記で今までやってきてます
でもある時だけやっぱり漢字で書いたりとかすると
でこのね区別を僕はねすごくこう繊細にやってます
そらにゃんそう図鑑はカタカナのような気がする
図鑑はカタカナだよね
そうなんです
図鑑にもちっちゃく漢字で書くとね
こんなんだよっていうのは載ってたとしても
まず図鑑は必ずカタカナで載せることになっています
これは植物図鑑に関してはです
植物図鑑に関してはそうなってます
でも植物図鑑じゃない図鑑では漢字になってたりします
どういうことなんだろうっていうこと
知りたくないですか
ということでね
今日はこんな話言ってみたいと思うんですね
まずそもそも植物の名前っていうのはですね
僕たちが桜とか杉とかですね
あとは何ですかね
何でもいいんですよ
みかんとかね
なんとなくなんとなしに呼んでいる
その植物っていうのは
植物の名前っていうのは
実は正式名称ではないということなんです
正式名称っていうのは
これね一番最初に発見をした人
もしくは一番最初に学会に発表した人がですね
つけた名前なんですよ
これが全世界共通で
どこに行っても通用する名前としてあるんですよね
たかにゃんが今書いてくれたように
なんとかぞくなんとかかとか書かれてたよね
ということ
松原こんばんは
ゆっくりしていってくださいね
今日は植物や樹木の名前のお話を
させていただいております
よろしくお願いいたします
そうなんですよ
植物っていうののその共通名っていうのは
学名というんですね
学名です
この学名にはルールがあって
めちゃくちゃ名前が長くなっちゃうんですよ
俗名この今たかにゃんが言ってくれた
なんとかぞくっていうやつ
そして首相名ですね
その植物だけに与えられた名前
そして最後に命名者ですね
その発見をした人っていう
この3つがくっついて
植物の本当の名前になるんです
例えばですね
これは木ではないですけど
ラベンダーっていう植物がありますよね
ラベンダーね
ラベンダーは
僕ちょっとこれ読めないんですよ
なんで読めないのかっていうと
ラテン語で表記するのが正式名だからです
ラテン語なんです
英語ではないんです
ドイツ語でもないんです
中国語でもないんです
ラテン語なんです
どこ行っても通用するものは
ラテン語なんですね
俗名ラベンダーは
ラベンダー族だから
ラバンラバンデュラ族
樹木の名称とその複雑さ
ラバンデュラアングスティフォリアミル
っていう感じになってます
でですね
ラベンデュラっていうのが俗名で
アングスティフォリアっていうのが
このラベンダーだけに
使い付けられている名前です
そしてその後にミルっていう
ミルという人が発表した名前だから
命名者としてミルというのがね
ついてんですよ
めちゃくちゃムズいでしょこれ
ムズいでしょ
こんなことやってたら
誰も植物の名前を覚えようとしないし
地域による呼び名の違い
めんどくさいよねっていうことになりますよね
ムズ!松さん初めて知りました
そうでしょ
なのでこれをね
もうそんなことやめましょう
そうですタカニャ
苗字個人名出身地みたいなものかな
素晴らしいです
素晴らしいです
そんな感じです
それを常に論文とかでは書かれるんです
必ず書かれるんです
ラテン語で
しかもイタリック帯っていうんでしょうかね
ちょっとこう斜めに傾けた書体ってありますよね
イタリック帯ですかね
ありますよね
斜めに車体?車体?
そういうのありますよね
そんな風に書いていくのが決まりなんですよ
こんな堅苦しいのは嫌だよねっていうことで
僕たち日本人は和名というのを作ります
和名です
和用説中の和ですね
和風の名前ということで
和名っていうのをつけるようになりました
ありがとう和名
そうなんです
その和名は日本中どこに行っても
一応通用するよねっていうものになってます
ただその地域地域で
やっぱり呼び名が違うものがあったりするんですよね
例えば黒金餅という木があります
この黒金餅という木は
庭先によく生えている木です
常緑樹でちょっと厚ぼったい葉っぱをつけていて
冬になると赤い実をつけている綺麗な木で
黒金餅っていうくらいですから
金持ちになることができる木ということでね
庭先によく植えられるんですよ
この黒金餅という木を
高知県の人たちはよく青木と呼びます
青木ですね
葉っぱが青いからでしょうかね
なんででしょうかね
とにかく青木青木と呼ぶんですね
この青木っていう名前は
これは高知県の中でしか通用しないものになってます
なぜならばですね
青木という木は別にあるからなんですね
紛らわしいでしょ
その土地にしか通用しない名前って
実は別の木の名前だったりもしたりする
すごく紛らわしい
僕もこれ黒金餅ですごいやられたんですよ
この木絶対青木じゃない木なのに
なんで青木青木って言われてるんだろう
これ青木なのかなとかって言って
僕はね植物園に行って標本開いて調べましたからね
で謎が解けたのがですね
植物の観察会で
いや実はねとか言って
この木黒金餅っていう木なんだけど
高知の人たちってよく青木って言うんだよねみたいな
でもこれ青木じゃないよねみたいな話が出て
ああそうだったんだってことで
がてんが言ったなんていう思い出がありました
でこうやってね
もう地域地域でいろんな呼び名があるのが
この木なんですよ
漢字とカタカナの使い分け
木は文化ですから
その土地の人たちとの生き方とか
暮らしで寄り添ってピターとなってるからさ
しょうがないんですけど
だから日本で統一する共通して使える和名っていうのが
作られてきました
高伝素晴らしいですね
たとえがいつも素晴らしい
青木は地元でのあだ名みたいなもんなんだ
その通りなんです
で今ですね
たかにゃんはこれひらがなで青木って書いてくださってます
ありがとうございます
そういうことです
これはもうねもう漢字にもできないし
カタカナ表記にもできません
もうとにかくこんなあだ名はですね
あのひらがなで書いておくことが無難でしょう
そう思います
さすがです
でですよ
僕たちは日本で通用する共通する和名
これはカタカナで書くことが決まりになってます
これは決まりになってます
なのでもし嫌じゃなければですね
今日から皆さん植物の話をしたりとか
それから何か書いたりする時には
ぜひカタカナで書いていただくようにお願いいたします
じゃあそれって漢字とどうやって使い分けてるのっていうことですね
これはですね
意味が込められてるからなんです
ここをねぜひ知っていただきたい
まずカタカナで書かれるものは植物として
まだそこに植わっていて
これからも成長をし続けるであろうとか
植物として語る時にはカタカナで書くことになってます
松さんそうです
ひまわりはそうやってカタカナで書くのが
とりあえずのところは正解です
しかしひまわりも漢字で書くことがありますよね
桜も漢字で書くことがありますよね
いろんなものあるじゃないですか
っていう時はどういう時なのかというと
人が役立てられるような形になった途端に
それが漢字で表記されます
人が役立てることができるようになった時に
漢字で表記されます
つまりどういうことなのかというと
そこに植物として生えている人参は
カタカナの人参です
でもそれがひとたび八百屋さんとかに並んだ
スーパーに並んだ
そうやって食材になった
食品になった
そんな瞬間に漢字表記になります
それから桜なんかも
もちろん桜も桜の花びらを食べたりも
することができるので
そういった時には漢字表記になりますし
あとは桜が木材として使われる
そんな時には桜の木材を表すために
漢字表記になります
そう職業が決まると漢字
そらにゃんその通りです
たかにゃん畑にいると人参はカタカナで人参
八百屋さんでは漢字で人参
その通りなんです
でひまわりの職業は何でしょうね
それは何でしょうかね
たぶんひまわりは切り花として
って言ってあんまないかもしれないけど
ひまわりは切り花として
そうやってねなんだろうね
花屋さんに並んだとしても
それは植物として扱われてるので
たぶんこれはカタカナで書くんだと思いますね
しかしですね
人の心を動かした時いいですね
いいですね
眺めて褒められるモデルさんこじつけ
いい感じいい感じ素敵ですよね
松さんの松椀のこの完成が素敵です
素晴らしい
ひまわりの種とかってさ
ほらお料理で使った食材になったり
するじゃないですか
ああいう時には漢字で書いて
okなわけです
きっとねひまわりって
いろんなところで人の心を動かしますよ
ほんとそうです
それが地面からのきのきと生えていて
凛としたその太陽に向かって咲く姿に
心を打たれる時はカタカナのひまわり
でそれがですね切られて
そして食材としてとか
また別の用途になった時には
漢字になるというようなところなんですね
はいということでここに込められていた
あの込められている意味っていうのは
合点していただけたでしょうか
はいどうでしょうかね
合点合点たかにありがとうございます
咲き誇っている時はひまわり
とっとこハム太郎が食べるのはひまわりの種
これ漢字のひまわりの種
そう大好きなのはひまわりの種ですね
いやそうなんですよ
これはもうあの漢字で書いても
差し支えはないよっていうことなんです
一体どうしてそんなことになっちゃってるのかと
僕たちはなんか漢字で書くことに
思いを馳せたりとか
そこに込められた意味を
美しく感じたりしませんか
だけどなんでこのカタカナみたいな
無機質なような感じになってしまうの
みたいなところがありませんか
実はここには様々な理由が隠されているんですね
それはですね
例えばなんですけど
このショウブっていう植物ご存知ですよね
5月の子供の日になると
ショウブユウなんて言って
お風呂にポチャーンと入れるやつです
松湾が書いてくださった
この漢字のショウブ素晴らしいです
松湾これ漢字検定2級1級の問題じゃない
わかんないけど
松湾これですね
今ショウブって書いていただいたんですけど
このショウブっていう漢字の並び
素晴らしい松湾
僕はもう今言おうとしたのを
先に言われてしまいました
実はもう一つ読み方があるんです
松湾が今言ってくださったあやめですね
このショウブはあやめとも読んでしまうんです
そうなんです
これ漢字で書いた時には
ショウブなのかあやめなのかわからないです
わからないんです
だってあやめとショウブって
全然違う植物ですもん
赤の他人ですもん
植物学的にはね
あやめっていうのは
紫色の花が咲くそういう花です
ショウブっていうのはどちらかというとですね
すごく地味で花を咲かせるっていうよりも
どちらかと言うと花はあるんですけど
里芋っぽいですね
漢字なんですよね
なんかそんなようなですね
地味な感じです
でそのあやめとショウブって全然違うわけですね
でそんな時に例えばね
園芸店とかね花屋さんにですよ
ショウブ100株ください
なんていうふうに漢字で書いてたら
お店の人はどうなっちゃうでしょうかね
なんか綺麗な花壇を作りたいってのかなって
思った時には
多分あやめを紫色の花を送るだろうし
お風呂に入れたいってことなのかなって言われたら
もしかしたらその5月のね
あれのショウブの方を送るかもしれないし
どっちかわからなくてパニックになっちゃいます
こういうのが他にもあるんです
例えばあの乱っていうのありますよね
あのコナンの毛利乱みたいな感じですけど
乱です
あの乱っていうのは漢字一文字だと
乱って読むこと人がほとんどだと思います
でもあの乱は実はもう一つ読み方があるんですよ
それはですね
あららぎって読むんですよね
あれであららぎっていうのは何かっていうと
木の名前なんですよ
乱っていうのは植物のお花ですよね
あららぎって言うと
これね木の木材の名前になっちゃうんです
あららぎは一位っていう木の別名なんですけど
あららぎが欲しいって言ったら
大工さんじゃないな木材屋さんに言えば
その一位の木の木材が届きます
あららぎっていうのが届きます
なんていうふうにして
本当に漢字一文字だったりとか
二文字とかで読み方が様々あって
何なのかってことが
わかんなくなっちゃうわけですね
どうしてこんなことが起こっているのか
っていうことなんですけれど
実はその日本の漢字の多くっていうのは
中国からやってきたものなんですよね
だから中国での意味と日本での意味が
ぴったり同じってわけではなく
ずれてしまっているものが結構あるんですよ
例えばめっちゃわかりやすいのが
さっき言ってくれたね
人参なんですね
日本で人参って言われたら
あのオレンジ色のカレーに入れるキャロットを
思い浮かべるじゃないですか
でも中国で人参くださいって言ったら
あのオレンジ色の人参はやってこないらしいですね
何が起こるかって言うと
朝鮮人参
薬に使われてるやつが出てくるらしいです
あれはですねめっちゃ高級ですよね
もう1本ね
100円80円で買えるようなさ
人参を買いに来たのに
人参くださいって言ってさ
もう何万円とかっていう超高級なものが
植物名の誤解
ボーンと出てきてしまうという感じですよね
あたかにゃんお正月用のだって
だからこのさ人参っていうことだけだと
もうわかんなくなっちゃっているし
その日本でこの人参って漢字で書いたことによって
それはあの僕たちはどうしても
オレンジ色のものを想像するけれど
実は全然違うことを言ってるという誤解にも生じたりとかする
ということですね
そういうことは結構あるんですよ
ほんと結構あるんですよ
中国でですねありがとうございます
人参は何て言うのかって言うと
あのオレンジ色の人参はコラフと言います
発音はちょっと僕よくわかりませんけど
もし中国のところでこの人参が欲しい時には
コラフくださいって言ってください
そうすると出てきます
全然違うね人参なんて全然違うんだよ
本当にそうコラフと言いますね
はい答えられて良かった
そもそもねそうで意味ともう読みが一致しないんですね
ほんとそうなんです
あの日本では元々発見されてたものがあったわけです
そうですね
それは何でそんなことになってたのかなったのかって言うと
日本ではそもそもずっと植物と仲睦まじくやってきたっていう歴史があって
で外から入ってきたその中国の名前ですね
漢字が入ってきた時に
似てるものってどれなのかなっていうことを
こう結びつけていったみたいなんですね
どうもねけどさ中国に渡って
その実物を見に行った人はあんまりないからさ
その書物とかに出てきているものが
これが似てるからこれ人参なんじゃねえのとか
これ勝負なんじゃねえのとかって言って
こうやってこうなんかやってたんでしょうね
そういうのが一説としてあります
わかりますかね
似てそうなものをビジュアルはわからないけど
文献でなんとか照らし合わせてやっていって
対応させていってしまった
それで漢字というものが日本の中で根付いてしまった
そのまんまということなんですよ
あとはですね
その日本の中にあってもともとあった木でですね
その木に無理やり漢字で名前を付けました
みたいなことがあったりします
例えばですね
サルスベリっていう木があるじゃないですか
ご存知でしょうかね
木の皮がですねもうハゲハゲで
サルスベリの特性
本当にツルツルしてて
僕もですね
もーちゃんも握ろうもんならツルってしてしまうような
お猿さんも登ることができないような
サルスベリと言います
あのサルスベリ漢字で何を書くかご存知でしょうか
どう書くかご存知でしょうか
そうサルスベリっていうのはですね
百日紅って書くんです
誰か書いていただけませんか
百日紅いと書いて百日紅
これでサルスベリという風に言います
これねありがとうございます
タカニャン素晴らしいです
やっぱり赤といえばタカニャン
アントシア人タカニャンが書いてくださるんですね
ありがとうございます
そうなんです
百日紅と書いてサルスベリと読みます
これはですね漢字の意味としては
百日間
百日間赤い花が咲き続けるっていう意味で
この百日紅って書くわけなんですよ
そらにゃん本当だ変換で出てくる
マツワンクラカマクありがとうございます
そうみんなで励まし合いながら
やっていくっていいですね
けどよこの百日紅って書いて
サルスベリって読ませるんだよね
もうちょっと可愛い名前にして欲しいなって
タカニャン本当そうだよね
この百日紅っていうのは美しいなと思うんですよ
なぜならばですね
これはお花のことを表しているからなんですよ
漢字ではお花のことを表しているのに
これ読めないのに
なんとなくこう百日紅って書いて
なんかサルスベリみたいな風に
読ませてるわけですね
これでねうまく何か当て字で
これサルスベリっていうのは
木の幹の方の特徴のことを言ってるし
百日紅っていうのは
花の方のことを言ってるし
これなんかチグハグしてませんか
あホームビルさんこんばんは
ゆっくりしていってください
ありがとうございます
今日は樹木のお名前の定義のお話を
させていただいていますね
こんなことって結構実はあるわけですね
他にも例えばね
アセビなんていうのは
誰か書いてくれませんか
アセビって変換して書いてみてください
馬が酔う木と書いてアセビと言います
そうですホームビルさんありがとうございます
早い早押しクイズみたいになっていた
たかにゃんありがとうございます
そうです馬が酔う木と書いて
アセビと読むんですけど
こんな風に読めるわけがないですよね
これは本当にこの木を馬が
葉っぱとかを食べた時に毒があるのでね
馬が酔っ払ったようになるっていうところから
アセビって言います
馬だけじゃなくて鹿さんとかも
牛さんとかもそうらしいんですけど
漢字の科学的価値
あホームビルさんそうですか
うちにもたくさんあります
鹿が食べないから生き残っています
そうなんですよね
このねアセビさんは本当そうなんですよね
なんけどこのね
飛んだキラキラネームですよね
たかにゃん本当にこんな読めないんだけど
読ませてるみたいなところがありますね
人間もね食べない方がいいと思いますね
これはですね
あの僕ねこれ聞き間違いじゃなければ
いいなと思ったんですけど
この前あの尿炉血跡っていう病気をしたんですよ
その時に痛み止めを打つっていう話になった時に
これねアセビを入れろアセビ
アセビを入れろとかって言われました
アセビを入れるって
これアセビっていうのはですね
アセビの毒のその成分の名前も
アセなんとかってやつだったんですけど
確かこれね足が痺れるから
アセビアセビからアセビってなったっていう説もあって
これ食べた人がですね
足が痺れたようになってしまったっていうこともあるんだそうです
なので人間も酔うというかもうなんかそうですね
あまりこう中毒で当たってすぐ即死みたいな感じじゃないかもしれないけど
何かを痺れさせる神経を麻痺させるような
痛みを止めるようなそんな効果があるんかなと思ってます
はいどうだったでしょうか
ここまでですね植物の名前結構ちぐさぐ
ちぐはぐだよねなんていうことをねお話をしてまいりました
タカニャン嫌いな人に食べさせたいなんて思ってません
もう本当にこれね薬で使われるんですよ
薬使われてると思いますね
それからそのアセビの葉っぱなんかは
虫とかもねこう避けてくれるなんていうことを言われていて
昔ねこのクミトリトイレのその中にですね
このアセビの葉っぱとか実とか
そういうのをポンと花とか入れとくと虫が沸かない
なんていうねそういう使われ方もしてたみたいですよ
こういうことがあります
で僕たちってどうしてもこの漢字って書けたらかっこいいよね
みたいなふうに思うじゃないですか
だから難しい漢字書こう書こうって思うんですけど
そこでですね僕がですね今山のガイドをさせていただいていて
その山をフィールドワークずっとしてきたって言っている
日本の植物分類学の父の牧野富太郎先生はですね
こんなことを言ってるんですよね
漢字で植物の名前を書くっていうのは
教養がないっていうことを
あんに周りに示しているっていうことなんだと
無教養のすることなんだっていうことをね
おっしゃったりしています
もうこれ言い過ぎだろうって思ったりもするんだけど
でもなんかその僕はそれをね体感できるまで
まだまだできてないところもあるんですけど
なんか話を聞いてるとですね
文献を読んでるとなんかそのとこに込められた思いっていうのがあるんだな
っていうことがね分かってきました
ホームビルさん嫌いな人がいても
教築棟の木を暖炉にくべたらダメですよ
やばいこと言ってる
これダメですよってのはフリじゃないですかね
本当にダメだからね
みんなね教築棟ってのは盲読ですからね
やめてくださいよ
メモしてるんじゃない
たかにゃん
こらー
はーい
ねえ教築棟ってのは毒です
本当に盲読ですよね
あれですよね
あのもしホームビルさんよかったら
暖炉に投げちゃいけない理由を
ここで書いていただけませんか
ホームビルさんの方が絶対詳しいから
ありがとうございます
ねえ普通にちぎって遊んでたけどって
教築棟はちょっと厳しいよねって思いますよね
まあ本当に気をつけてくださいよ
えーとですね
中国の植物とそれから日本の植物は
違うんですよね
だから似てるけど種類が違う
あの人参の話もそうですね
中国の人参と日本のこの人参は
形も性質も全く違うのに
ただ漢字を知ってるだけで
みたいな風に書いていると
なんかそれって実物の植物を観察してないんじゃないか
ってしてない証拠だって
いう風に言われてしまうということなんですね
中国のことも知ってて
その漢字使ってるよね
あなたみたいな
そういうことだったみたいですね
なので漢字を使うと
間違いを広めてしまうっていうことになったので
激動しました
牧野先生はね
それからやはり当て字ですね
さっきのサルスベリーっていうようなのってさ
その意味から作った当て字ですよね
でこれっていうのはさ
本当に100日間赤い花を咲かせていたんですか
みたいなことですね
100日赤い花をずっと咲け続けるなんていうのは
すごいことだと思うんですけども
そんなことはないよねっていうことです
100日とか100とかっていうことって
長くっていう意味を込めているわけですね
1000とか2000とか
そういうのって言われてもさ
1000っていう字も
万っていう字もさ
結構たくさんっていう意味を込めたくて
そういう風につけているわけですよね
だから名前っていうのは
そこに科学的な根拠はなくて
なんとなく雰囲気でつけちゃったよね
みたいなところがあって
真実を見えなくさせてしまうっていうことがあります
だから植物を呼ぶ時には
科学的に見たいっていう時には
本当に先入観ない
ただの記号符号として
カタカナをつけるっていうのを
これをね徹底してきたんですよね
僕たちやってるのはポエムじゃないんですよ
サイエンスなんです
観察なんですなんて言った時に
カタカナで書く方が
なんかニュートラルでいられるよね
っていうことですね
それからもう一つ最後に言いたいことは
誰でも読めるっていうことが
一番大事だからですね
カタカナだったら子供でも読めるし
誰でも平等に植物と友達になれる
けれどそれが漢字とか
すごく難しい字になった途端に
そのハードルがぐんと上がってしまう
僕たちは漢字の方が意味が取りやすくて
覚えやすいなとか
仲良くなりそうだな
なんていうことを思うんですけど
でも実はその漢字を使うことで
子供たちを排除してしまうかもしれない
っていうことも実は言ってます
植物はみんなのものだから
みんなが読めるようにしようね
っていう意味もそこには込められていますよ
っていうことですね
本日はありがとうございます
助かります
教築棟の話ですね
有毒ガスが出ます
あと剪定の時に下に池があったりするなら
枝や葉っぱが落ちないように気をつけないと
池の魚がっていうことですね
樹木の名前と特徴
ソラニャンは教築棟を普通に
ちぎって遊んでたらしいけどね
タカニャンはこれから意地悪な人に出会ったら
教築棟案件と表現したいです
すごいこのカタカナで書くところがまたですね
教養も滲み出てますよね
ホームビルさんもうこれ僕読めないよ
読めるけど
えっとこれサカキですよね
あとこれもう一個はエンジですっけ
エンジの木あってます?
違うっけ
僕これ前ね読めなくてね
ダメだったんだよな
とか読めないですよねって本当そうそうそう
だからねこういったところを感じにしてしまうと
子供たちが飛びつきにくくなるよね
っていうことになっちゃうということですね
ソラニャンタカニャンもう切られてなくなってるから大丈夫
教築棟そこにあることが
ちょっとね公園とかさ道とかだとちょっと危ないよね
ということはエンジュかエンジュですね
エンジュの木ですね
ありがとうございます
僕これね前ね漢字クイズ出された時に
分かんなかったやつなんですよ
だから絶対覚えようと思って覚えたんだけど
片手落ちでした
はいやっぱりこうカタカナで書きましょうみたいなことですね
でもこれが木材になった図鑑に
漢字で書くっていうことになります
だから僕たち使っている植物図鑑は
カタカナで書いてあるけど
木材図鑑ですね
木材図鑑には漢字で書かれていることが多いと思います
のでぜひぜひそんな風に
知っておいていただけたらと思います
タカニャン学校にも植えられてるみたい読めない
昨日は昨日ハクちゃんがお庭に植えてたやつって記憶しかない
教築棟甘い蜜のお花に似てない
この教築棟って言うのって
盲読なわけですよ
ういさんういトリッピーさんありがとうございます
こんばんはゆっくりしていってくださいね
で僕も今図鑑を開きましたけども
竹のような葉と桃のような花桃のような花
なんかこれ美しい花ですよね
白くてね
もうこれをやるともうね
有毒ですとでもこう書いてありますね
乾燥や待機汚染に強いので
道路や工場の緑化にもよく植えられていると書いてあります
危ない知っててよ
みんなっていうことですね
まあまあまあまあはい
というようなことでございました
ういさんが来てくださってばっかりですけれども
今日はそんな感じで話を進めてきたんですけども
いかがだったでしょうか
どうでもよさそうだけど
どうでもよくない樹木の話
樹木の名前のお話を今日はさせていただきました
植物図鑑の重要性
結構この木のですね
名前をどこかに書いたりとかするとき
僕たちはうっかり漢字で書いてしまったりとか
いろいろするんですけども
別にいいんですよ
別にいいんですけどね
カタカナで書くっていうことが
実は基本になっているんですよ
っていうことをですね
はい今日はお伝えしたかったんです
別にそれで漢字で書いたので
僕は訂正したりとかはしにはいきませんよ
全然です本当にもうそれはね
その人それぞれの楽しみ方があるし
その植物の世界を科学の世界として
楽しみたい人もいれば
ポエムの世界で情緒的な世界だと
楽しみたい人もいると思いますし
本当にもうこれはね
それぞれだと思うので
全然強制するものではないんですけど
なんで植物図鑑はカタカナで書いてあるとか
そういうことがわかっていただけたらなと思いました
ということで
ありがとうございます
ソラニャン子供の頃に
池に葉っぱを浮かべなかったことを祈ります
もうソラニャンはですね
今日の話うんぬんじゃなくて
もう教築島の話で頭がいっぱいになっちゃってますね
松はだけ笑っちゃいますよねもうね
いやいいんですけどね
これこそがやっぱライブですよね
ホームビルさんいいお話ありがとうございました
助かりました
はいということで今日はこの辺にしたいと思います
今日コメントくださったのは
今日いっぱいだったなぁ
えっとソラニャンハクちゃんタカニャン
ホームビルさん松さん
そしてういさんでございました
呼び漏れはないかな
大丈夫かな
はいということでタカニャン
タカニャンって言ってなかったごめんなさい
タカニャン言ってなかった
言ってなかったごめんなさいすいません
タカニャンいや違うか大丈夫だね
はいハクちゃん途中で電話があって寝けてました
全然全然ですありがとうございます
はいということでお時間をいただきまして
ありがとうございました
お相手はモウちゃんでございました
ういさん改めて聞かせてもらいますね
ありがとうございます
よろしくお願いいたします
ソラちゃんが動揺してる大丈夫だよ
大丈夫大丈夫もう大丈夫だよ
落ち着いて大丈夫変気だよ
あなたとあなたの大切な人に
森の精錬の顧客が訪れますように
またねありがとうございました