木のねじれの理由
おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。もおちゃんでございます。いかがお過ごしでしょうか。
はい、もおちゃんはですね、普段里山のご案内をさせていただいている人です。
大地のお医者さんとして、自然にお手入れをさせていただいたり、薬膳を作らせていただいたり、自然栽培をしたりね、
森のガイドをさせていただいたり、様々なことをさせていただいております。
さて、先日ですね、猫たちとクラス絵描きソラさんとコラボをさせていただいた際にですね、
木がねじれる理由っていうのをね、お話をさせていただいた、葉っぱの仕組みについてお話をさせていただいて、
そこからですね、少し発展をして、木がねじれる理由についてっていうことまで話が及んだんですよね。
葉っぱのことをお話ししていたんですが、それが木の幹のねじれ具合っていうところにも発展をしていったということで、
僕のチャンネルでもですね、それの補足説明みたいなことをですね、くどくどとさせていただきました。
本当にたくさんの方からね、お話をいただきまして、それから感想などもいただきまして、本当にありがたいなと思いました。
ありがとうございます。
あ、さらにアンス、こんばんは。
出先なのでしばしミュートで12月6日土曜日、とっつーさん占います偽ということでね、ありがとうございます。
もーちゃんのこともぜひ占ってくださいね。
はい、出先なのでということで、どうかお気をつけていってらしてください。
さてさて、木がねじれるっていうのはですね、思いのほか人は気がつかないところだったんですよね。
まっすぐまっすぐ、一直線に伸びているように見えている木だったんだけど、確かにこの木の表面、木の皮、樹皮と言いますけど、
そんなところを見ているとねじれているぞということでですね、じゃあこれなんでねじれているのかなぁというところでですね、考えていきました。
これは簡単な復習になりますけれども、この木がねじれていく理由っていうのは、もうものすごく簡単に言うと、丈夫だからっていうことでしたよね。
雑巾なども何もしてないとフニャってなってしまうけど、これを固くギューッと絞ると、一本の棒スティックみたいにグッと立つということでしたよね。
なるほどということで、確かにそうだと。そうすると木が引き締まってね、丈夫になっていくっていうことであり、
風の影響を受けにくいということになっていきますよね。横から風を受けた時にうまくしなっていくんだっていうことです。
またね、そらにゃんが大好きだって言ってくださった貝塚いぶきっていう木なんかは、この枝をですね、自分の体に巻きつけるようにしながら、ぐんぐんぐんぐん伸びていって太くなっていきます。
こうやってやっていくことによって、どこで枝を広げて、そして葉っぱをつけていこうかなっていうのをタイミングを測ることができるなんていうね、そんな意図がありました。
なのでね、まっすぐまっすぐ育っていくっていうことは、すごく簡単というかですね、苦労がないようにも思えるんですけど、ちょっと時間をかけて、螺旋状にくるくるくるくると回っていくことによって、それは時間がかかることかもしれないけど、木は丈夫になっていくんだよねっていう、そんなお話でございました。
木の内部構造
さて、今日のテーマはですね、発展編、木がねじれる最後の理由、木のレッスンということでね、お話をさせていただきたいと思っております。ご準備はよろしいでしょうか。
はい、そうなんです。最後の理由です。毛ちゃんはですね、今木のお医者さんになるために修行を日夜しております。再来年くらいには木のお医者さんのね、試験を受けようと思って練習をしているところなんですが、普段はすでにですね、自然再生師ということで大地のお手入れをさせていただいています。
大地のお手入れさせていただくんですけど、木の体のことっていうものはまだまだですね、今学んでいる真っ最中なんですね。そんな真っ最中の毛ちゃんからお伝えができる、木がねじれる最後の理由でございます。これはね、非常に難しいお話になっていくんですが、ここまでですね。
あ、たかにゃん、こんにちは。毛ちゃん先生、先生だって。そらちゃん、こんばんは。ということで、ありがとうございます。たかにゃん。今日もよろしくお願いします。ゆっくりなさっていってくださいね。
たかにゃんやそらにゃんをはじめとしてですね、ここまでじっくりと木がねじれる理由っていうものに耳を傾けてくださったあなたにとって、きっと理解もしてくださって、そしてお一人お一人が何かを感じてくださる。そんなことになるんじゃないかなと思って、この発展編、すごくご説明をすることが難しいかもしれないけれども。
ちょっと、僕自身も挑戦をしてみたいかなと思ったんです。あ、そらにゃん戻ってきたということで、ちょうどここから本編がスタートするところですよ。よろしくお願いいたしますね。ありがとうございます。
そらにゃん、たかにゃん、おかえりなさいということで、そらにゃん、たかにゃん、みすど寄ってしまったよということでね。いいなぁ、ミスタードーナツお腹いっぱい食べたいなぁ。ありがとうございます。では、みすどをかじりながらでもいいので、ぜひこれを聞いていただけたらと思います。
たかにゃん、わぁ、私もドーナツポチったよ。ポチるんだ、ドーナツって。そらにゃん、おめめハートということでね。僕はですね、チュロスが大好きですね。
あと、フレンチクルーラーでしたっけね。あれってちょっとひねってるような感じの形になってますよね。あれを見るとやっぱり木がひねってるんだなっていうのを感じますけど。
さあ、いきましょうか。今日も木がなぜねじれるのかということの世界へ行ってみましょう。確かにねじってるね、ドーナツもね。よろしくお願いいたします。
さてさて、木がねじれる最後の理由、モーちゃんが、今のモーちゃんがお伝えできる最後の理由です。それはですね、まっすぐであるとたどり着けない道があるからということなんですね。
まっすぐだとたどり着けない道がある。たどり着けない場所があるということですね。ここまでですね、木の表面、川のことを学んできました。そして昨日の放送では、木の一個中側、そこはどうなっているのかっていう話も見ていきましたよね。
さてさて、さらにその内側というか、そんな話なんですけれども、木の中っていうのはですね、細胞はもう死んでしまっていて、動かなくて細胞分裂はしていないよなんていう話をしていきました。
しかしながらですね、そらにゃんが好きな貝塚いぶきとか、あと僕たちがですね、花粉症ですごく苦しめられるあの杉の木だとか、あと僕たちがですね、日の木風呂とかって言ってすごく香りがいいねとかって言って楽しむことができる日の木とか、ああいう木たちの葉っぱはトゲトゲしています。
トゲトゲしてて、針のようなので新葉樹と言いますね。これは中学校の理科ぐらいでね、学んだかもしれません。この新葉樹たちっていうのは、特にこれがですね、ぐねぐねぐねぐねぐねっていうかこうねじっていって伸びていくっていうことがあります。
また紅葉樹、葉っぱが平たいものであっても、これですね、年をとっていくとですね、だんだんひねりを加えながら伸びていくことになるんですね。
それは一体どうしてなのかっていうと、それは木の内部にですね、秘密があります。木の中には無数の管が通っています。
例えば紅葉樹、葉っぱが平たい木たちとかいうのは導管、これは水が通る管ですね。それから葉っぱで作った栄養を全身に行き渡らせるための子管というものがですね、こういったものが通っているわけです。
また新葉樹、トゲトゲした葉っぱの木たちっていうのは、体の中には可動管と言われるですね、導管とはちょっと仕組みが違うんですけれども、その水を通したりですね、また可動管は導管よりもちょっと固いのでね、体を支えるというものになっていったりもしています。
そういうものが通っているんですよね。こういうものがですね、あるから何が起こるかっていうとですよ、体中全身に作った栄養が回っていったり、それから水が回っていったりするんですよね。そうですよね。しかしです。
もしも体がすべてねじらずまっすぐだったらどうなるでしょうか。一つ一つの管、導管、水が通る管や栄養が通る管っていうのはですね、根っこにつながってますよね。
根っこから行って、そして葉っぱに行き、そして葉っぱからまた全身に行き、そしてまた根っこに帰っていくみたいな感じで、全身にですね、管が組まなくあると思ってください。しかしですね、これがねじられていなかったら、あ、そうですそうです。導管と子管、理科で習った気がする。
そらにゃん、すごい記憶力ですね。導管は道の管、そして子管は師匠の管と書きますね。あ、たかにゃんですね。すいません。たかにゃんでした。失礼しました。たかにゃん、ありがとうございます。さすがです。
子管の師っていうのはですね、これ師匠の師なんだけど、古いっていうね意味があります。古いですね。あのなんかこう砂とかをこうふるったりとかするっていう、ああいう意味がここにね、込められていると思います。
なので通っていくっていうことなんですけどね、さすがですね。これがです、もしまっすぐだったとしたらですね、これ通らない場所があるってわかりますかね、イメージとして。
まっすぐだとしたらこれですね、その管と管の間って何にもこうないじゃないですか。そうするとまっすぐまっすぐまっすぐまっすぐ伸びていくとすると、そこで全く水もそれから栄養もここに入っていかないっていうか運び込まれないそんな領域ができてしまうっていうことです。
しかしこれが螺旋階段のようにぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回っていくとどうなるかっていうと、これ全身に水とそれから栄養が回っていくんですよ。
道のりが長いですよね。一番上までたどり着くまでに根っこから一番上までたどり着くまでにすごく長い道のりを行くように感じますよね。その道のりの分、歩いた分、いろんな場所に行くことができるということなんですよね。
その通りです。たかにゃん。いい例えをありがとうございます。コイルみたいにねじれてるから、くまなく雪届くんだ。曲線と直線の問題みたい。そうなんです。ここなんですよね。コイルみたいにねじれてるから、この次がすごく大事で、くまなく雪届くというね。
くまというのは陰っていう意味ですから、それがないという状態です。全身に、すべてのところに水と栄養が雪届くっていう、こういう体の構造をすることができるんですね。たかにゃん、素晴らしいです。ありがとうございます。
根の重要性
そしてですね、さらにこのようにくるくる回っていくと、どんな良いことがあるのか、さらにもう一つあるんですよ。僕たちも多分生きていてそうだと思うんですけれども、一つのことだけをやって生きているわけじゃないと思うんですよね。
きっと寄り道をいっぱいしてあり、ぐるぐるぐるぐる回っているから、もし何かがうまくいかなかったとしても、他の道があるように思うんですよね。
一本の直線でずっと走ってくると、それっていうのは何かこううまくいかなくなったときに八方塞がりになってしまう。けれど、くるくるくるくるいろんなことをやってて、寄り道をしながら行ってた人っていうのは、やはり一度折れてもまた立ち直るのが早かったりするかなと思います。
そんなことが実は木の中でも起こっているとしたらどうでしょうか。木の源はどこにあるのか。それは葉っぱでもなく木の幹でもないんですね。やはり一番の木の源、根源っていう言葉もありますけど、それは根っこなんです。
その根っこが土の中にあるわけですけど、土の中にはたくさんの虫とか生き物が住んでいます。特にモグラさんなんかは結構激しく土の中を動き回っているんですよね。
そんなモグラさんとか虫さんが木の根っこをかじかじっとかじってしまったらどうなるでしょうか。
根っこからつながっていた水の管、それから根っこに帰っていくような栄養の管というところも、それは中でつぶれてしまうことになるんじゃないでしょうか。
例えば、木を便宜的に仮に西側と東側に分けてみたとします。
そんな時、東側の木の根っこ、根っこをかじかじかじかじって、噛まれてしまったら、もう水を吸い上げることができないよって言っている洋側の根っこさんがいるわけです。
ですそうすると 昨日ですね半分ちょうど東側半分だけがもう水が行き届かなくなってしまって
西側だけが元気なんていうことが起こってしまいます けれどもしもこれ体がねじれていたらどうなんでしょうか
今はまっすぐだったらの状態の話をしました グルグルグルグルねじれていたらこれもし仮に東側の根っこがかじられてしまって
水が行き届かないようってなってしまったとしても さっきタカニャンが言ってくれたようにコイルみたいにですね
ねじれているならばそう 西側でが一生懸命水を吸ってくれたらですね
東側の幹の方にも水が届くじゃないですか そして葉っぱで作られた栄養分は西にも東にも両方にともグルグルグルグルと
行き渡るじゃないですかそうなんです このグルグルグルグルやっていくっていうことは実はリスクの分散
何かあった時のための対処 何かあった時にへこたれずまた立ち直っていくことができるっていうことの実は
木たちなりの進化だったり工夫の現れなんですよね そうなんです
今ですねお話をさせていただいたことをぐるっとまとめてみます 木はねじれる理由の最後の理由はこのくまなくその水とか栄養を全身に行き渡らせるためでした
まっすぐだと行き届かないところがある 回り道をした方がいろんなところに行くことができるよねっていうことが一つ
そしてもう一つがもし根っこで問題が起こったりした時に半分がダメでももう半分が頑張って 体全体を支えることができるよっていうこんな理由があったんですね
木の進化と知恵
これがもうちゃんが今お伝えができる木がねじれる最後の理由でした いかがだったでしょうか
木は最後までですね まあ自分の体全体をどうやって生命をね維持させようかっていうことを考え抜いて考え抜いてここまで進化してきたんですね
どうでしたか ここまでやはり順序立ててですね全部を聞いてくださったからこそ
この最後のお話に行き着くことができました そして木の表面だけでは見て取ることができないそんな中のことまでね話すことができました
ありがとうございますたかにゃん ただ静かに穏やかにそこに佇んでる木ってこんなにもたくさんの知恵みたいのが詰まってるんだね
なんてしっとりと染み込んでくるご感想でしょうか
ありがとうございました 木はわからなくてセロリしか浮かばなかった
まっすぐなの確かに確かにセロリってそうですよね あのセロリって繊維がすごくまっすぐですよね
であれってよくこれたかにゃんもきっとやったことがあるのかなと思うんですけど 子供たちとのこの遊びの中でですね
ちょっとこう色をついた水の中にセロリをつけとくとどうなるかって言うとですよ あそうそうそうそうそれそれそれたかにゃん
食べにつわせる実験見たの あそらにゃんもやったやったということでこれ葉っぱタイですかやったやったってやつですか
ではなくあやったよねやったよねってやつか違いますということで冷静に否定されました
そうそうそうそんな時ってそのセロリのねまっすぐなその繊維に沿って水が吸い上げられているという赤い線の通り道っていうのがですね
そういうのが見えますよねそうたかにゃんそらちゃんが葉っぱタイにそうです そらにゃんはもう葉っぱタイなんです
はいそうそうなんですよね だからまっすぐなんですけどまっすぐだと赤く染まらない場所もあるっていうこともわかるし
それから半分吸わなかったとしたらそうそこがね終わってしまうっていうことになりますよね だからぐるぐる回るんだよっていうことが実はあったのです
そしてそらにゃんのコメントの中でですねこれですね 全然ねじれない木もあるんだろうか
はてなはてだというコメントをいただきました このコメントいただけましてすごくありがたいです
これでですね次回の放送が質問回答会になることができます
スクショ撮っておこう そう僕はですねなんかこうやって皆さんが聞いてくださるのがすごく嬉しくって
木のレッスンっていうのをね少ししてみたいなと思っておりまして じゃあねじれない木もあるんだろうかっていう話を実は明日以降してみたいなと思っていたところに
そらにゃんがこの質問をぶつけてくださったのではいお任せください 木のレッスン次はですね
全ての木がねじれるのっていうねそういう話をねしてみたいと思います もうねじれるというところをこすり倒してますけれどね
たかにゃんありがとうございます気になる仮にまっすぐな木があるとしたらどんな条件ならまっすぐなのかも知りたいです
お任せくださいこれもスクショ撮らせていただきました ありがとうございますお任せください
もーちゃん森林のね勉強してきた時に木のこの内部そして木材として使われる木のこと などもですね一通り学ばせていただきました
まあものすごく歯ごたえのあるですねテキストだったので僕も理解するのにすごく苦労を したのですけれどもそれをできる限りもうおかゆのようにぐでんぐでんにですね
煮込んでそして飲み込めるような形にしてみたいと思います あたかにゃんもう木に対する何でが止まらない
もう木が気になるってやつですねそらにゃん うんうんうんたかにゃん離留職助かります頑張ります
はいということでじゃあ明日はすべての木がねじれるのかっていうそんなテーマでお送りしたい と思いますいやいやできない生徒でしょそんなことないですよたかにゃんもそしてそらにゃんも
最後までこうやって耳を傾けてくださって木に興味を持ってくださるということだけでももーちゃんは燃えております
はいよろしくお願い致しますそうだよねたかにゃんねそらちゃんは葉っぱ隊の隊長だよ
やったやったですねそらにゃんえって驚いてますけども 葉っぱ隊大募集ですね
はいありがとうございますそうそうそれでですよ 木がちょっと余談なんですけど木がどうしてこう
中身がねじれてるってことがわかったのかっていうのはですね これはですね
薪を割ったりとかするとすごくわかりやすいです はい薪を割るときにもやっぱ難しいんですけども実はそれをチェーンソーでですね
ねじれた木をチェーンソーで真っ二つしてみると中がですね こう斜めになんですかあの木目が入ってるっていうような感じになるんですよね
これがですね中身もねじれてるんだねーっていうことの証明になりました はいなので今皆さんの画面に映っている木が本当にそのまんま
中身はその木目がついているんだよっていうのをねイメージしていただけたらと思います あそらにゃん嬉しがってんじゃん
踊ってんのかやったやったでね はいということで最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
お相手はもーちゃんでございましたまたお会いできることを楽しみにしております 今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ
あなたとあなたの大切な人に森の精錬のご家具が訪れますように そらにゃんたかにゃん最後まで本当にありがとうございました
それではまたねー
