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オスオス、おはようございます。こんにちは。こんばんは。こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
11月21日木曜日のお昼に収録をしております。いかがお過ごしでしょうか。
僕はですね、今、神奈川県の実家におります。その実家でですね、これからお昼ぐらいからかな、ちょっと気温が上がってからかなと思ってるんですけども、
庭木の剪定をさせていただきます。僕はですね、もともと今、高知県に住んでおりまして、そこからですね、神奈川県の実家に来ているということなんですね。
あ、ホームビルさん、おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。今日も来てくださったんですね。嬉しいです。ありがとうございます。もしよかったら、ゆっくりしていってくださいね。
ホームビルさんは今日はどのようにお過ごしでしょうか。もうね、午前中が終わるのにというところなんですけども、僕は実家に今おりまして、すっかり生活のリズムがちょっと夜遅くになってしまって、朝ゆっくり起きてしまいました。
ちょっとね、仕事お休みをいただいているところなんですが、これから庭木の剪定をしようかなと思っている。その前に、ちょっとね、一つライブ配信を打たせていただいている次第でございます。
さあ、まあね、うちの実家の庭木はね、コニファーと言われている種類の木なんですね。コニファーっていうのは、よくね、そういった種類の木があるんだと、そういった樹種があるんだというふうに勘違いされることもあるんですけども、針葉樹の全体のね、相性なんですよね。
針葉樹っていうのは、先が尖った、そんなですね、樹種ですよね。例えば、杉とか松とか、これもですね、コニファーといえばコニファーだということですね。あとでも、庭木にするならゴールドクレストとかですね、あとうちの前にはコノテガシワというね、木がありますね。
こういうですね、いろんな葉っぱの先が尖ったものが、針葉樹というふうに言われて、それを総称してコニファーというふうに言われておりましてね、その選定をします。でも、コニファーの選定って、適期が今じゃないんだよなと。これから寒くなっていくのに、木に負荷を与えてしまうなあなんて思いながらもですね、でもちょっと依頼があったので、ちょっとやらせていただこうと思っております。
ほんみるさん、農作業しながら聞かせてもらいますね。ということで、ありがとうございます。ほんみるさんも楽しんでいただけるような放送を今日やっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。楽しいと思っていただけるかはわからないですけども。
実はですね、今なぜ神奈川県の実家にいるかと言いますと、先日ですね、土曜日と日曜日に開催されたアジア最大級のクリエイターの祭典、東京デザインフェスタボリューム60に出展をさせていただいたんですね。
僕たちはこだまこまちプロジェクトということで、あ、そうなんです。コニファーっていうのはね、そういう意味なんですよね。信用樹全体のことを総称して言っていますので、いろいろね、コニファーが植えられてるって言うんですけども、それだけじゃないよっていうことですね。
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はい、でですね、その信用樹の話をちょっと今日続けてやっていこうと思うんですけども、デザインフェスタボリューム60で6000ブースのクリエイターたちがですね、出展をしていただいて、そこでですね、さまざまな出展催しものがあって、僕たちもそこに参加をさせていただきました。こだまこまちプロジェクトというのはですね。
こんにちは、スプーキーさん。ありがとうございます。今日はね、木の話をしようと思ってるんですけども、まずね、今からコニファーの選定をするよというところから、はい、こんぬづわでございます。ありがとうございます。ゆっくりしていってください。
今日ね、そのデザインフェスタ行ってきました。あ、今日じゃないや、この間土日に行ってきましたよ。行ってきました。その話から始めてるんですけども。それでですね、僕たちはこだまこまちプロジェクトというものをね、させていただいて、樹木の精霊というものをね、やらせていただいております。
今ちょうどですね、皆様の画面に映っておりますこのキャラクター、なんという木のキャラクターでしょうか。僕たちはですね、その木の名前、樹種ですね、それをそのまんま名前をいただいて、それを精霊化するということでね、やらせていただいているんですね。
これはですね、実はスギですね。スギというキャラクターなんですけれども、スギの精霊です。スギというのはですね、ちょっとコメントのところをぐーっと見ながらですね、ちょっとスライドしながら、下に引っ張りながらですね、このスギちゃんの表情というものをね、見ていただけたら嬉しいなと思うんですけれども。
とてもどちらかというと浮かない顔をしていますよね。なんかちょっと暗い顔してますよね。これ一体なぜなのかっていうようなことをお話ししたいんですね。
この子はですね、実は日本の中では非常に歴史の深い、人との歴史の関わりが深い、そんな樹木になっています。スギっていうのは、自分のその花言葉というか葉言葉というものがあるんですよね、木にはね。その葉言葉があなたのために生きるという、そういう言葉を持っているんですよ。
なんであなたのために生きるっていう、そんなけなげな、そして献身的な言葉をこの木に付けられているのかと言いますと、やっぱりこのスギ自体が人間のために植えられ、そして人間のために役に立つように育てられ、そして切られ、そして使われというようなことで、
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ずっと人のためにですね、人に尽くしてきた木であります。スギっていうのは、まっすぐまっすぐ進むからスギというふうに言われております。だから実直、本当にまっすぐな木で人は育てやすい。そしてそれってスギって結構柔らかいんですよね。だから加工もしやすいっていうのがあります。
そうなんです。木には硬さと柔らかさっていうのがあるんですよね。硬ければ硬いほど、やっぱりしっかりしたものになりますけども、それを切って加工するっていうのが難しいんです。スギのように柔らかい、そういった木材であればあるほど加工はしやすいよねということですね。
スギというのは成長も早い、まっすぐ育つから、ぼんぼんと畑のようにして育てやすいということ、それから何よりも加工がしやすいということ、そのところからやっぱりずっとずっと人のために尽くしてきた木であり、そして人とそのスギというものはずっとずっと付き合ってここまで生きてきたんですよね、ということがあります。
ただ、ただですよ。今、花粉症の原因になってるとかって言ってですね、すごいみんなバッシングするじゃないですか。スギを撲滅しろみたいなことを言う方も僕は聞いたことがあります。
僕ね、このスギのですね、歴史というものを知ったときに、もうね、スギのことを安易に嫌うことができないって思っちゃったっていうか、同情しちゃったというか、むしろ好きになっちゃったみたいなところがありまして。
そうなんですよ。スプーキーさん、さすがですね。学名もこれなんて言うんですか。クリプトメリアジャポニカでしたっけね。隠された日本の宝って意味なんだよねっていうことですね。なるほど。クリプトっていうのは例えば暗号みたいなね、隠されたって意味がありますよね。
クリプトメリアジャポニカ、日本のっていうことですよね。だから隠された日本の宝って意味なんだよね。日本の固有種だし、特別感あるよねということです。ありがとうございます。ありがとうございます。素晴らしいです。学名まで学べてしまいました。
ちょっとこれ固定させていただきますね。コメントを固定。そうなんですよ。隠された日本の宝である。けれども、今そうやって嫌われてしまっているというところに、スギの気持ちになってみるとですね、やっぱり穏やかではいられない。やはりちょっとムズムズっとした表情になってしまいます。
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スギさんやったぜってこちらこそやったぜです。ありがとうございます。こんな素敵なコメントを寄せていただいてありがとうございます。ムズムズっとした表情になっていって、ちょっと浮かない顔をするっていうのは無理もないことなんじゃないかなって思うんです。どうですか?僕はちょっと悲しいなって思いました。
このスギってすごく不遇な人生というか、人生なんていうか、受精というかですね、そういうのを歩んでるんだろうなーっていうことを思ったりもします。やっぱり木って人が手入れをしてあげた方がよく育つということがあるんですよね。
特に人が植えた木はですね、特にですね、スプーキーさんも木に関わるお仕事をされているということだったと思いますけれども、ホンビルさんもこうやってパパイヤですね、青パパイヤの収穫をされているということですけれども、やはり人の手を一度加えると、やはり人が手入れをし続けてあげること。
これが人と森との関わり方、役割になっていって、それによって森とか、またその作物というものが豊かに育っていくよっていうことなんだよねっていうことも思うんですよ。
なんですけども、今木材の価値がですね、なかなか上がっていかないとか、今国産材の価値っていうのがちょっとずつまた見直されていって、輸入材っていうものがね、今まですごく安かったけど、円安の影響とかでですね、ちょっと手に入れるのは難しいというか、そんな感じになってきたということなので、今結構この仕様の変わり目にはあるのかなーなんて思ってますね。
国産材がまた見直されるっていうような時期に、いよいよ差し掛かってきたんじゃないかなと個人的には思っているんですけれども、それでもですね、やはり人が森に入るという生活が失われてしまった、この数十年で。
もうほんと60年とか70年とかそういうことだと思うんですよね。文化って60年あれば変わってしまうということがありますので、人の生活が森とか山から都市の方にグッとシフトしてきたということで、60年70年があったらもうその文化っていうものがなくなっていくんですよね。
人は森や山に入らなくなった。そして人は木を切らなくなった。人は木を手入れしなくなった。どころか、人は木製のね、そんな製品というものを作らなくなり、そして買わなくなり、使わなくなりなんていうことがあると。またそのですね、文化っていうものを広げていくっていうことは、ちょっとエネルギーのいることになっていくのかなーなんて思っております。
ホームビルさんありがとうございます。我が家は法地杉林に四方を囲まれているので、実は杉には困ってるのですが、それも数十年前にみんなが植林したんですよね。汗汗と。
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そうなんですね。人がやっぱり植林をした。それからやっぱり田んぼをやめるとかそういうこともあるんですけど、田んぼをやめるときに杉を植えてやめていく人もいるんですよね。
やっぱりこう、杉は放っておいても何とか育ってくれるだろうということで、そこにバーンと植えていく。それでもう田んぼとしてはそこは使えなくなってしまうかもしれないけれども、でも杉をまたいつか切って売ればお金になるかもしれないみたいな感じで、最後の田んぼのですね、片付け、後片付けとして杉を植えて、そしてそこの場所を一度去っていくなんていうこともあったりするという話を聞いたことがあります。
だから本当に日本中杉林だらけになっていきます。ホームビルさんのおっしゃるようにですね、道もないし管理してないので切ってもらっても売れないんですということなんですね。
やっぱり木を搬出する。これ僕はね林業の話を聞いたり森のことを学ぶまで全く分からなかったんですけども、道ってめっちゃ大事なんですよね。木をそのまんまそこでポンと切ってね。木って細いからシュシュシュシュシュって山の外に運び出せるでしょって僕なんかはねちょっとね本当に思ってました。もうアホみたいな話だけど思ってたんですよね。
だけどそんなことなくてやっぱり木を運び出すには道が必要ということがありますよね。
そしてやっぱり杉の枝とかを払ったりとかしていかないときれいな節のない木材っていうのを作ることが難しくなったりとかしていったりとか。
あとやはりね間伐といって周りの杉をちょっとずつ切っていかないと太いそんな幹のですね杉が育ちにくいっていうのもありますよね。だから切ってもらっても売れないっていうこと。値段がつかないっていうことは結構あります。
というわけでどうにもできずさらにほったらかちになっていくのですがというのがホームビルさんの周りの状況です。これは僕が住んでいる高知県の街も同じ状況ですね。まさに同じ状況を抱えておりますね。
僕はですね杉っていうものの気持ちを考えてこういったキャラクターを考えだし、そしてこの間東京のビッグサイトで並べたんですよ。樹木をグーッと並べたんですよ。樹木の精霊たちをですよ。
どの子が一番人気があったか。その中にはですねいろはもみじ。いいですよねいろはもみじね。それからさかきとかしきみとかそれからこの杉ちゃんとかですねひのきだとか。全部で10種類くらいですねキャラクターを持っていったんですけども。
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どの子が一番人気があったか。それはですねこの杉だったんですよ。杉ちゃんにすごく共感をしたというかなんかほっとけないような感じを感じたんでしょうかね。いろんな樹木の精霊たちを並んでいる中の一番隅っこにこの杉ちゃんを置いておきました。真ん中じゃないんですよ。隅っこなんですよ。そしてこの表情です。
その杉ちゃんの表情を見てパッと足を止める方々が非常に多かったんですよね。この中でどの子が一番気になりましたかとかって聞いたらこの子だなーって杉だなーってそんな風に言ってくださる方が多かったんですね。
杉ちゃんのグッズバカ売れですよ。他のキャラクターとね比べてですね。他の樹木の精霊たちと比べてね杉ちゃんの写真をください。絵をください。イラストをください。そういうこといっぱいあってびっくりしたんですよね。
僕たちはですねもっとなんかこう明るくてパッとした表情のキャラクターたちが手に取っていただけるのではないかというふうに思ったんですけども、多くの方がこの杉っていうものをですねチョイスしていただき、家にお迎えをいただいたということなんですね。
これ一体何なんだろうなーって思いました。杉の歴史とかこのねホームビルさんやスプーキーさんが知っていらっしゃるような杉のエピソードや知識、人との付き合い方っていうものはおそらくです。おそらくです。もう僭越ながら申し上げますけどもお客様方は知らないです。おそらく知らないですね。
好きな木とことを考えたことがなかったっていう方々がほとんどだったし、木の名前漢字でね木の名前を置いといたりもしたんですけどもそれもやはり読むことはやっぱり難しいという方々もいらっしゃったし、僕ねこの樹木っていう言葉ですね樹木っていう言葉の漢字熟語これ読めない方々がほとんどだったんですね。
びっくりしたというか、びっくりしたと言ったらなんかおこがましいんですけども樹木っていうこの多分中学生ぐらいで習うのかな樹木の樹っていう字はね小学生ではないかなと思うんですけどもこれのね単語を読めなくて樹木とかそんな風に樹木って読む人が多かったですね。
というようなぐらいやっぱりこう人と森の距離っていうのは物理的にもそれから心理的にも離れているっていうそんな状況がある。そんな中でですねこの杉というものに惹かれてこの杉の木のキャラクターに惹かれて立ち止まってくださる方がいらっしゃったわけですよ。
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これはね本当に不思議なことでございました。面白いなと思いました。興味深いなと思いましたね。だからやっぱり僕たちの心の中のどこかDNAの奥深くにはこの杉という木がどこか根付いている。
ではないかなということをねふと感じたんですよね。そしたら、そう今までやっぱり杉は嫌いだって言うんですよ。イベントでも言われましたよ。あのこれは杉っていうキャラクターなんだよね。杉みたいな杉みたいなこと言われたけどでも一番好きだって言うんですよ。
私も本当杉はもう大嫌いって言ってるんだけども杉のキャラクターのグッズを持ち帰るみたいなね。そんなような状況があってですね。もちろん嫌いっていうのは花粉症で困ってるからなーっていうことなんですけどね。もうなんか杉が気になるっていうんですよ。
なんかこのキャラクターの樹木のキャラクターの可能性をちょっと感じたところだったし、やっぱりこう僕たち日本人の心の中にある森林の風景の中で杉というものがどこかねゆっくりと根付いているものがあるのかなぁなんていうことを感じました。
はいだからね今日はね嫌いでも大好き杉の物語なんていう話をねさせていただいたんですよ。物語っていうのはさ、過去から現在までのことをこれをストーリーにすることはできますよね。歴史って物語ですよね。
でも今この時点のこの11月の21日今日からさ、それからこの先の杉との付き合い方とか森との付き合い方っていうこの物語って今まさに僕たちがこれから作っていくものなんだよねって思いました。
僕ここからは本当に個人的な話をさせていただくというか個人的な意見なんですけれども、国が杉をどうにかしようとかそういうことはもちろん大事なことだし、そういった方針を打ち出すことは大事なんだけど、もうね結構個人なんじゃないかなって思ったりもするんですよね。
杉を切る、切らないとか林業の形が個人の自罰型林業っていうのがあるんですけども、みんなで組織的にやるとか、一人で一人とか二人とかそういう小さい単位でやっていくとかそういう話ではなくてですね、この杉とのエピソードを結んでいただくとか杉とどう付き合っていくかとか、そういうのが一人一人がこれから考えていくそういった段階にあるんだろうなっていうことを僕はね今この樹木の中で、
そういうことをさせていただいて思っていますね。
本当にこれは心から思っていますね。
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東京の方々のイベントのところに参加をさせていただいて、足を止めていただける方もいれば、そうでない方々もいて、確かに6000ブースという大きな会場の中ではですね、
このところに足を止めるっていうことになるにはですね、それなりにやっぱり目立たなきゃいけないし、興味が引けるようなですね、ブース構え、店構えっていうものを作らないといけないなとは思っていながらですね、
自然ということをテーマにしたブースが少なかったということだったりとか、自然のことを伝えながらですね、ブース見せ番してたんですけども、それに足を止めていただける方はあまりいらっしゃらなかったということ。
だけど、どこか心のどこかで、やっぱり自然のことを大切にしたいと思っていたり、どこか自分の心が満たされていなくて、自然というもので癒されたいと思っている方がいらっしゃったりとか、本当にこう様々、人一人様々で同じ状況の人っていうのは一人たりともいらっしゃらないんですけれども、
でも、自然のことを関心あるなって思っていらっしゃる方はいらっしゃると思うんですよね。ということで、これからどのようにですね、僕たちがその自然との関わっていくのかっていうのは一人一人がかかっていて、その入り口として、大きな大きな自然、捉えどころがない自然というところからですね、
一つの手がかりということで、僕たちのこのこだまこまちプロジェクト、樹木の擬人化ですね、木の擬人化プロジェクトをですね、ぜひ追いかけていただけたら嬉しいなと思っております。はい、ということでですね、今日はこの辺で終わりたいと思います。
お相手はこだまこまちプロジェクトのもうちゃんでございました。またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。ホームビルさん、スプーキーさん、本当にありがとうございました。次の学名はクリプトメディアジャポニカ、隠された日本の宝ということでございます。これをですね、これからもね、なんか考えていきたいですね。ありがとうございました。