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オスオス、おはようございます。 こんにちは、こんばんは。
ブリコラのサラダ仕立ての時間がやってまいりました。 僕の名前はモーチャリと申します。
役前史をしたり森林インストラクターをしております。 本日は第5回目の放送でございます。
今日のテーマは、お金の呪縛。 そんなテーマでお話をしてみたいと思っております。
ぜひ、ゆるいと楽しんで聞いてくれたら嬉しいです。 今日は、恥ずかしくなったことを語りたいと思います。
お金で解決しようとしていた自分が恥ずかしくなった話です。 僕には田舎の師匠がいます。
田舎の師匠はたくさんのことを教えてくださいました。 野菜の育て方
お米の作り方 木の切り倒し方
椅子の作り方 梅の拾い方
美味しい果物の見分け方 魚の釣り方
タケノコの掘り方 山菜の取り方
お茶の葉の取り方と入れ方 桑の使い方
イノシシの酒方 こんにゃくの作り方など
ここには書き切れないほどのことを教えてくださいました。 特に土地を貸してくださって
畑や田んぼとして使わせていただいています。 都会生活の長い田舎ビギナーの僕にとっては
とてもありがたいことでした。というか 師匠がいなければ田舎の良さを十分に味わうことができず
今頃は東京に戻っていたかもしれません。 そんな僕は師匠に何をお返しできるだろうかと考え
お金を包んだことがありました。 東京では当たり前のことですよね。
土地を借りたら鎮釈料を払う。 塾や学校で教えていただいたら
授業料を支払う。 田んぼと畑を借りてさらにいろんなことを教えていただいてお金を支払わないなんてできますか?
僕にはできなかった。 だからお金を包ませていただきたかったんです。
そうしたら師匠はいらんよって言うんです。 また別のお話です。
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先日車をいただきました。 師匠ではない
果物の農家をしている方からです。 田舎で暮らしていくためには
車は必ず必要と言っても過言ではありません。 でも
車に全く興味のなかった僕は これまでずっと後回しにしてきたんです。
けれどついにもう限界。 車が欲しいって思ったところで突然
うちの車手放そうと思っているんだけどまだ走るよ。 いる?
僕はやっぱりお金を包もうとしたんですね。 でも
いや受け取れない。 いやいやいや車ですよ。まだ全然走るんですよ。いいんですか?
その時僕思ったんですね。 なんと奴隷の深いお人柄なんだと思うと同時に
なんでもお金で解決しようとしていた自分が恥ずかしくなりました。
お礼にお金を包むっていうのは 僕がお金以上のものはないと思い込んでいたからなんです。
世の中にはただより高いものはないって言葉があります。 無料で物をもらうとお礼の品物に金が必要となるし
相手の無理な要求にも応じなければならぬことになって かえって高価なものにつくということを言うんですけどね。
僕は無意識のうちにお金で気持ちを示そうとしていたんです。 それが恥ずかしかった。
自分の安易な考えに腹が立ちました。 お金でない何かで回っているこの田舎文化は
確かに経済力は強くはないですよ。 でも経済で回っている東京にはない力強さがあるように感じたんです。
昔は家を建てる時の柱を起こす作業にみんなが駆けつけたんだそうです。 そのお礼に家ができた日にはみんな集まってお餅投げ。
お世話になった人たちに家主がお餅をまくんです。 もちろんお餅は食べられます。
縁起を担いで人にお礼もする。 稲刈りも自分の田んぼをやるのではなくてみんなで誰かの田んぼを一つ一つ集中的にやっていったんだそうです。
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今日は田後作さんの家で明日は余作さん家の田んぼね。 そして自分の田んぼをやってもらう日はお昼ご飯とかを提供するんですね。
そんなこんなで今もなお野菜のお裾分けが絶えません。 昨日はレタス、一昨日は椎茸、その前は人参、その前はキャベツ。
いいのいいのうち余ってるからさ。 困った時はお互い様だよ。
この前仲間の引っ越しを手伝ったんです。 そのお礼はなんと自宅に招いてのお料理パーティーでした。
全てが手作り最高のおもてなしをいただきました。 今はそんな人間関係も煩わしいっていう人もいるかもしれません。
そうなるとですよ、ますますお金で解決してしまいそうになると思うんです。 金の切れ目が縁の切れ目。
お金でつながる縁って、お金のやりとりがなくなったらなくなってしまうものってたくさんあります。
何かをしてもらったらお金でお礼っていうのはある意味では想像力が乏しいなぁって思うんです。
そっか、お金じゃなくて何かプレゼントをしようかなと考えたこともあります。
これはさっきのお金よりは想像が膨らんでます。
あ、じゃあ今度家に招いて一緒に夕食パーティーしようかな。
相手が好きなメニューを作って。 これはさっきよりももっと想像が膨らんでます。
確かにお金を払えば切な的に終わってしまうお礼。 お金から少しずつ遠ざかっていくと時間がかかるものになっていきます。
この忙しい現代で時間をかけることは簡単ではないのかもしれません。 けれどなぜか楽しい気分になるのは僕だけではないはずです。
お金を包もうと安直に考えた僕は自分がめちゃめちゃ恥ずかしくなりました。 ただ僕も入り口にお金のやりとりはあったけれど、その後ずっと長く続く縁になったことはたくさんあります。
なので決してお金がいけないよって話ではないのです。
今日は僕の恥ずかしかった思いをセキュララに語らせていただきました。 いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなたぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
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まあこんな経験を通して自分の中の細胞が一つ一つ入れ替わっていく。 そんな経験をして今に至るということなんですね。
本日はお金の呪縛というお話をさせていただきました。 何でもかんでもお金で解決しようって思ってしまうことが人間関係の気迫さを生んだり
繋がりがますます薄くなっていく要因のように思います。 何でもお金で解決しようとするお金が全てではない
お金が第一番上のものではないよということをですね 重々肝に銘じて僕自身も生きていきたいなと思っております。
ということでお時間が来てしまいましたので今日はこの辺でお相手は 薬前師であり森林インストラクターである
もうちゃんがお送りいたしました。またお会いできることを楽しみにしております。 今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。