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2023-12-19 18:01

だれも端っこで泣かないように、ぼくらは引き合うはなし

#プラネタリーヘルス
#毎日配信
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おはようございます。こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂、開店でございます。
ぼくの名前は、もおちゃりと申します。
薬膳師をしたり、森林インストラクターをしております。
本日もよろしくお願いいたします。
今から1年半前、ぼくが高知県に東京から移住をしたとき、何もなかった。
自分には力があると思って、東京でやってきた能力があると思っていた。
その力を思う存分振るうことができると思っていました。
しかし、実際に移住をしてみると、それは大変難しいことだとわかりました。
なぜ難しいと感じたのか。
それは一人だったからです。
新しい場所に行ったとき、自分の仲間は誰一人としていない。
当たり前ですよね。
自分の日々の活動や生活から一人一人とつながっていきたい。
そう思うようになったし、そうする他になかったんですね。
これは決して寂しい話ではなくて、ごくごく自然なことだと思います。
人が新しい場所に行ったとき、どんなに前の場所で活躍をしていたり、実績を積んでいたとしても、
それを発揮することはなかなか難しいよねって。
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だから地道な一つ一つの活動を大切にして、
自分ができる最大限の力でそれをやっていくということが大切だと感じています。
これは何も仕事の面だけじゃないんですね。
人は一人でいると、どんなにそこで暮らしたいとか、そこでやりたいことがあると思ったとしても、
どこか心の奥の奥の奥の方では誰かと一緒にいたい。
誰か自分のやっていることをすごいねとか、一緒にやるよとか認めてほしい。
そんな思いが湧いているのに気がつくと思うんです。
孤立する、孤独であることの身軽さと裏腹にあるのは寂しさ。
それが両方が自分の心の中にあることに気がつきますよね。
昨日、僕はなぜ地球が丸いのかと、そんなお話をさせていただきました。
あれは、もともとは星屑と星屑がぶつかり合ってくっつく。
それを繰り返していって地球というものができたんだよ。
それをニュートンは万有引力の法則と言ったんだよと。
そんなお話をさせていただきました。
なぜ、もっと深く考えるとですよ。
なぜ、物と物は引きつけ合うのでしょうか。
一つでいないで、何かと何かがくっつく。
地球のそもそもの出来方がそうなのですから。
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そして、僕たち人間がこの地球に立つことができること、座ることができること、寝転ぶことができること、
これもすべて万有引力が僕たちと地球の間に働いているからなんですよね。
でも、なぜ僕たちは一人または一つ、そういう単位でいることが難しいのか。
それは一言で言うならば不安定だからですね。
不安定だから僕たちは何かと何かがくっつこうとするんです。
この引き合う力ってなぜそこに働くのか。
それは科学的に見るとですね、物がそこにあると歪みが生まれるからなんですよね。
歪みが生まれると、柔らかいスポンジのシートの上に物が置かれるような状態になっていって、
そこにへこみができるじゃないですか。スポンジの面に。
近くにある物が大きな物に吸い寄せられていくというのは、そういった原理が働いているんですよ。
これはよく説明されることです。
ただ物と物が引き合うことで何が起こっているのか。
それは安定なんですよね。
ぶれなくなる。揺れなくなる。
これがこの世の中の最初に働いた原理、原則、力なんですよね。
だから僕たちは仲間を作ります。家族を作ります。
悩んでいたら相談役を作りますよね。
本当に自分の言葉を聞いてくれる人が現れたとき、不安が消えるのを感じます。
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揺らいでいた心や震えていた体がピタッと止まるのを感じます。
森を歩いていたら木にカズラが巻きついているのを見たことがありませんか。
カズラっていうのは鶴性の植物で一人で自立することはなかなかできないんです。
風が吹いたらゆらゆらと揺れてしまうので、何か木に巻きつかないと自分の体を支えることができないんですね。
また木に巻きつくことによって上へ上へと移動することができて、日の光を浴びることができて、そこで光合成を行うことができる。
僕たち人間からの見方は、木にとってみたらカズラに巻きつかれるのはたまったもんじゃないよね。
そんな見方が僕たちの一般的な考え方です。
なぜそんな見方になってしまうのか。
これはカズラが木に巻きついて、これ専門用語なので伏せずに言いますね。
締め殺しという表現があります。
木をぎゅっと締め上げてしまって、その木を枯らしてしまうという現象があるからなんです。
しかしこれは人が見た一方的な見方です。
木がもし枯れてしまったら、巻きついたカズラ側もその場所に留まることはできなくなってしまいますよね。
だから僕はその木と会話をしてみたんです。
そしたらその木は僕に何と言ったか。
実は私も一本だけではバランスをとることが難しいんですよ。
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特にこういった斜面、急な傾斜の場所ではなかなか難しい。
私は日光、日の光を浴びたくてこの斜面に立つことを選んだ。
でもいざ斜面に立ってみるとなかなかそれは険しくて、風が吹けばぐわーんとたわんでしまうんですよ。
カズラさんは私に巻きつくことで私の姿勢を保ってくれる、助けてくれてるんです。
私がもし元気をなくしてしまったら、私は枯れてしまってカズラさんも困ることになる。
でも今はこうして子孫を残すために一緒に支え合って生きて不安定な状態を安定状態に変えて
次の世代へ種を残していこうとつないでいこうとしているんですよ。
これがその木が僕に語りかけたことでした。
僕はそれを聞いた時、人も同じだな。
そもそもこの地球の出来方、宇宙に働いているこの力がそのものがそういったところの上に成り立っているよなって思ったんです。
ルイは友を呼ぶ、そんな言葉があります。
同じような人はまた同じような人を巡り合う、出会う。
同じ志を持っていたらその大きな流れの中でまた同じ志を持った人に出会うんですよね。
面白いことにです。
そして自分の志、役目、役割を果たせるようになっていく。
到底一人では無理だったことがたまたま偶然な出会いだと思うような、
自分では予期していなかったような、そんな出会いによって
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ふわふわしていた夢がピタッと一つの明確な、はっきりしたものに変わっていって
一歩を踏み出すことができるようになっていくんですよね。
だからこの人が一人では生きていくことは難しいとか、
昔から人と人は支え合って生きているとか、そんな話は言われます。
それはもともと僕たちの奥深くに組み込まれている、僕たちの生きる術。
そしてこの世界で役目を果たすために、僕たちの中に備わっているもの。
そんなふうに僕は思います。
いかがだったでしょうか。
最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
そう考えるとですよ、地球そのものも地球それだけ、それだけでは安定していないんですよね。
他の星と星の間にあって、自分はそこでピタッと安定をすることができる。
そして地球は自分ではできないことを生き物や僕たち人間を作り出すことによって、
つまり自分と自分の分身を作り出すことによって、
姿形は自分とは違えども、自分ではできないことをやって、自分自身をメンテナンスし続けているんですよね。
これが地球という大きな大きな塊を一つの生命体として生みた時に感じられる一つの現象、一つの真実、そのように僕は感じています。
お時間が来たので今日はこの辺で、お会いでは薬膳師であり森林インストラクターであるもうちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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