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2023-12-05 16:57

天気と自然と体調のはなし-土砂崩れに学ぶ自分の状態-


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オスオス、おはようございます。
こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。
薬善師をしたり、森林活動ガイドをしております。
本日もよろしくお願いいたします。
高知は、雨です。
久しぶりの雨です。
体調はいかがでしょうか?
このラジオを聴いているあなたも、
天気が崩れた時、体調やメンタルが崩れる。
そんな時ってあるのではないでしょうか?
また、これまでにご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この天気による体調崩れ、
一説によると、これは気象病という言葉があります。
気象病、気象、天気による病です。
僕たちは、具合が悪くなると、何か原因が知りたくて、
病名をつけたがるものなのです。
ひとたび名前をつければ、
自分がそれを理解できたような気になって、
どこか安心する。
名前をつけるという行為は、
理解をするということ、
わかるということに他なりません。
だから、僕たちはこれまで先祖代々、
新しいものを発見したたんびに、
それを新しく名前をつけてきたのです。
今、あたりを見まわすと、
名前がついていないものを探すほうが、
非常に困難な、そんな時代です。
草にもすべて、すべて、
本当に目に見える草は、目に見える範畴は、
名前がついています。
雑草という名前の草なんていうのはありません。
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すべてに名前がついています。
時より何を探しても、
名前のついていない新種が発見されることがあります。
その新種は、すぐに人が名前をつけるのです。
星もそうです。
星は空に無数にあるように見えます。
しかし、その今見えている星、
地球から見えている星たちは、
ほぼそれすべてに名前がついています。
発見者は栄誉が称えられるわけです。
命名者として、名前が永久に刻まれるんですね。
そんな、僕たちは分かるために、
安心をするために、名前をつけてきます。
病気、病気、
なんでこんなにも体調が悪くなるのかがわからない。
本当にありますよね。
病名をつけることによって、
何か安心した気になるのですが、
こと、この天候が崩れるときに、
自分の体調に現れるそんな変化、
メンタルの崩れ、体調の崩れ、
これはどのように考えていけばよいのでしょうか。
実は考えることをやめたらいいんじゃないか、
ということが、
私の、僕の薬膳師としての結論でございます。
そして森林活動ガイドとして、
森に生きる、自然と生きるものと提案です。
確かに天候が崩れると気圧が変化し、
そして体内、体の中で血流が悪くなり、
その些細な変化を感じることができる、
そんな人は気持ちが悪くなったり、
頭が痛くなったり、目がかすんだり、
そんな症状となって現れるものです。
ですが、自然と共に生きる僕がこれを解釈するならば、
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もっと深遠なる意味がそこにあるように思うのです。
自然はなぜ牙を剥くのか。
これを見ていると、時折崖を崩したんだなという跡が見られます。
これ、崖が崩れたと僕たちは表現をしていますが、
山からしてみたら、地球からしてみたら、
崖を崩したんだよと、そのように見て取ることができます。
崖崩れ、それは人から見たら厄介なものです。
麓にある自分の家が、崖に土砂に飲み込まれてしまうかもしれない。
それは病気なんだ、病みなんだ、困ることなんだ。
だから治そう、すぐに治そう。
そうやって絆創膏を張ろうとします。
山に張る絆創膏、それはコンクリートだったりセメントだったり、
そういったものを張ることによって、山は土砂がそこを崩れないようになるんです。
ピタッと崩れないようになる。
しかし、土砂崩れというものは、それ自体がなくなることはありません。
コンクリートで固めたところは、もうそれ以上崩れなくはなります。
しかし、そのコンクリートで固めた周り、また別のところが崩れることがあるんです。
一体それはなぜなのでしょうか。
山、いえ、大地、この地球は呼吸をしています。
絶えず、絶えず呼吸をし、そして空気が循環をしているのです。
山から放出された、木々が放出した空気は、やがて雲となり、その雲はまた雨を降らせます。
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降った雨は、また地上に引き上げられ、そして人に活用されていく。
また、その逆の循環もあります。
山に降った雨が、川を流れ、人に利用され、そして海に注がれていく。
循環を絶えずしているものなのです。
しかし、その呼吸、体全身で呼吸をしている大地、そこにコンクリートやセメントを打ってしまったらどうでしょうか。
呼吸ができず、苦しくて仕方がなくなるんです。
僕たちも口と鼻を塞がれたら苦しいですよね。
地球も同じことが起こっています。
至るところがコンクリートで覆われ、アスファルトで固められ、僕たちの暮らしは便利になりました。
しかし、豊かさとはまた違うものです。
車で移動する、その一点においては非常に便利になりました。
しかし、地球と生きること、大地の息遣いを感じることは、この厚く硬いコンクリートに阻まれ、感じることが非常に難しくなっているのです。
苦しくて苦しくて仕方がない。
そんな時、大地はどんな行動に出るのでしょうか。
雨が降った時、大地は土砂崩れ、土砂崩れを自ら起こすんです。
そして、呼吸ができなくて苦しかった、そこのガスを土砂崩れによって抜くんですね。
だから、土砂崩れの現場に行くと何とも言えない香りがするんです。
大地の中に溜まっていたガス、ガスだまりの香りがするんですね。
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これは、土砂崩れの現場に行った人しかわからない、何とも言えぬ香りです。
また、地面を掘ったことがある人にしかわからない、何とも言えない香りです。
そんな香りが充満する。
ずっとずっと我慢をしてきたんです。
地球や大地は呼吸ができず我慢をしていた。
それが、表層に土砂崩れという形で現れる。
人もまたそれに似ているのではないでしょうか。
我慢に我慢を重ね、心に傷を負ったり、体に異常なまでの疲労を蓄積させた結果、
雨、また気象の変化、大風、台風、そういったものが引き金になって、
体が不調として訴えてくるのです。
よく無理をしたら天気が崩れたのと同時に、その体調の悪さというものが表面に現れる。
よく聞く話の中に、女性の体の話がありますね。
1ヶ月に1度、女性の体の中で起こるホルモンの活動。
その中で、その1ヶ月の成績が出る、なんていう話をよく耳にします。
その1ヶ月、幸せに穏やかに過ごすことができれば、
そのホルモンのバランスが崩れた時に症状が軽くなると。
しかし、無理をしすぎたり、あまりにも疲労を蓄積させたり、ストレスを溜め込んだりすると、
それは1ヶ月に1度、大きな不調となって体を苛む、そんなことを聞いたことがあります。
やはり、この自然の節理、雨もそうです。
女性の1年に1度の営みもそうです。
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何にせよ、自然のサイクルの中で起こる、
そのことあることのタイミングで、僕たちは自分の体の中、見えなかったところに溜め込んでいた、
ダメージ、傷、疲労、そういったものに気が付くことができるのではないでしょうか。
今日のコーチは雨です。
雨です。
体調が優れないなぁと思っている人たちは、少なくはないのではないでしょうか。
どうぞ、自分自身を大切に、そしてお大事になさってください。
いかがだったでしょうか。
最後まで聞いてくださったあなた、ぜひ、いいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
本日は、天気と自然と体調の話、土砂崩れから学ぶ自分の状態、そんなテーマでお話をさせていただきました。
自分のことを大切に、今日1日を生ききりましょう。
お相手は、薬膳師であり森林活動ガイドである、もおちゃりがお送りいたしました。
またお会いできることを楽しみにしております。
今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
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