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おっすおっす、おはようございます。
こんにちは、こんばんは。
こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
2月22日土曜日の夜に収録をしております。
いかがお過ごしでしょうか。
まず、先日の放送で
奄美大島のリゾートホテルの開発のお話をさせていただきまして
こちらの放送を本当にたくさんの方が聞いてくださいました。
そして、このリゾートホテルの建設、白紙に戻す
そんな署名にご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
なぜ僕たちはこうして大切なもの、これを見失ってしまうのでしょうかね。
僕たちはなんだか日常の喧騒に巻き込まれながら生きていると
もっと高いところへ行けば
自分の夢が叶って
そして様々なものを見下ろすことができて
何かを得られるような気さえしているんですよね。
でも実際はどうでしょうか。
その高みを目指そうとするがゆえに
また高みに登ったがゆえに
実は一番自分にとって必要なこと
過ごしやすいことを見失ってしまう
そんなことが往々にして起こるのではないでしょうか。
僕たちにとって一番生きていくのに欠かせないものは
紛れもなく空気です。
この空気が一番濃いところは地上なんですよね。
しかし高みを目指して
山を一歩一歩自分で登っていくにつれて
どんどん呼吸が薄くなっていきます。
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その高みに登って初めて気がつく
ああ、自分にとって必要なもの、つまり空気は
こんな高いところに登らなくてもあったんだということです。
今日はそんなお話をさせていただきたいと思っております。
ということで始めていきましょう。
この番組は自然の中で育ち
自然の色の卵があることを知ってほしい
静岡県から日本全国たった1%の卵を届ける
そんな小浜の農園ホームビルさんを応援しております。
ホームビルさんいつもありがとうございます。
さて本日ももちゃんはお仕事をいただいておりました。
このお仕事はひな人形を自然のもので作っていこうというワークショップでした。
ももちゃんは昨年も木の枝を使ってお雛さんを作る
っていうワークショップをさせていただいたんです。
そして今年また同じワークショップをいただきましたが
ちょっとレベルアップさせてほしいという話もあったので
かぐやびだというですね
今まさに皆さんの背景に映っているかぐや姫のお雛様バージョン
これをですね考案をして作らせていただきました。
これもともとは他の地域の伝統工芸品の中にあるものなんですけどね
ただこの中に実際にそこに生えていた木を使ったというのは
僕のオリジナルです。
そしてこの作り方もまた全て自分自身で編み出してみたオリジナルなんですね。
こういうのを子どもたちと一緒に作らせていただきました。
本日は朝からずっと準備をし続けて
13名の子どもたちが来てくださいましたね。
明日は何人来るのかなとちょっとワクワクしながらですね
もう準備をしておいた資材が全部なくなってしまうので
また今日もね夜遅くまで準備をしておりました。
この準備をさせていただいたこの竹だとか木の枝というものはですね
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もーちゃんがすべて自分の足で竹や枝を切ってきて
そして一切です。一切機械を使わずに
ノコギリと自分の腕だけで用意をしたものなんです。
まあビーズとかそういったものは購入をしてきましたけれども
ほとんどのものを僕が自分の手で用意をしたものなんですね。
もーちゃんはこの資材を作るのにあたって
かたくなに機械を使うことを避けました。
もちろん子どもたちも全部これ手作業で組み立てて作っていきますので
まあ最初から最後まで機械を使わずに
自分たちの手だけで作っていったということになるんですね。
機械を使えば楽です。もう本当に簡単に作れてしまうものです。
でももーちゃんはそれをしませんでした。
おそらく全部で30名くらいの子たちが来るかなと思っているんですけれども
30個の材料というものを全て手作業で調達をしたんですね。
そんなの機械を使って効率よく仕上げればいいじゃないか
そのように言われてしまいそうなんですけれども
もーちゃんは時間をかけてそして自分の体力を使ってこれを準備することを選びました。
なぜそのようにしたのか
僕はこう思っているんですね。
というか自分の手を動かして用意をすることで初めてわかったことがある
それはなんかどんどん上手になる喜びですかね
そこにさ入ってみて初めて気がつくことってあるじゃないですか
海に行って海に入らずただその波をぼーっと眺めているということもできますが
実際にその海の中に入って波に戯れるということもできますよね
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そして海の中に潜ると自分がいまだかつて見たことがない
いえ人類の誰もたどり着いたことがないようなそんな光景が
この水面の下には広がっているものなんですね
その中に自分の身をたゆたえた時に自分の皮膚を通して入り込んでくるその海の水
そして生き物たちの息吹そうしたものが自分の心を揺らしていくんですよね
自然のことを仕事にしようと思った時僕たちは様々なことができます
機械を使って効率よくやろうとかねいくらでもできてしまうのですが
毛ちゃんこの木育という木で心を育てるという教育活動をしているんです
ここにおいて毛ちゃんは機械を使わずできる限り時間をかけて
その自然のものと触れ合うという時間を作りたいと思っているんです
そして誰よりもその素材に触れているのは僕自身なんですね
この言ってしまえば木育という教育活動は
実は準備をしている自分こそが心が豊かになっていくのかなと
今日はお客さんがすごくたくさん来てくださって
急遽明日の分の資材が足りなくなって
もう本当は危ないんですけど夕方になって日が沈み始めて
もう暗くなっている森の中に入って竹をまた一本切り出してきて
そして2時間ぐらい竹を採掘して
そして子どもたちに明日渡すということをしました
ここにおいて毛ちゃんはすごく不思議な気分になりました
星空がすごく輝いてたんです
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頭上にはオリオン座が輝いていました
そのオリオン座の真下で毛ちゃんは竹を切っていたわけです
なんだか星の声が聞こえてきそうだったな
不思議な時間でしたよ
夜に竹をギコギコ切っている音はね
僕たちはさこうやってラジオを聞いている時も
何かしら自分にとって重大な情報があると思って聞くじゃないですか
毛ちゃんの放送はないよ
今日これをやれば成功するとか楽になるとか
そういう話はしてないつもりです
けれど一番酸素が濃いところの話をしているつもりなんです
山の登り方をお伝えしている放送ではありません
これをすればお金を稼げる
幸せになれる
囚われた心から解放される
そんな話はしていません
毛ちゃんのこの放送はただただ最も底辺なお話をしているような気がしています
僕たちは大人になっていく過程で
それぞれがそれぞれの山を登り始めていると思うんです
しかし気がついた人からその山の頂を目指すことをやめ
ふもとへ降り始める
そんな風潮があるように毛ちゃんには感じられます
少なくとも毛ちゃんはその一人です
かつて毛ちゃんは誰よりも有名になろうと薬器になっていたことがありました
そして毛ちゃんは日本全国を飛び回るようなお仕事やお役目をいただきました
しかしその山の頂に登っていくことを
毛ちゃんはやめ
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そして田舎で家族とともに過ごすこと
時間のかかることを楽しむこと
機械に任せるのではなく自分の手でやること
これを楽しむようになったんです
そしたらすごく地平線ってどこまで行っても広がっていて
空も広くて風も心地よくてなんだか居心地がいいなって思えたんですよね
いつでもいいんですよ
その山を下山するのはまだ行けるまだ行ける
まだ誰も到達したことのない景色を見るんだ
そのように足掻いてもがいて一歩一歩毎日上へ上へ登っていくイメージ
それはちょうどとにかく本を読んで読んで読みまくって
自分にとって必要なもの重大なものを探し続ける
そんな感じですね
でも山を登っている時に気がつくのは本当に自分にとって必要なものなんです
でも山を登っている最中には決して手に入らないのが
自分にとって本当に必要なものなんじゃないかなって思うんです
だって空気は山を登るにつれてどんどんどんどん薄くなっていきますからね
空気が一番濃いところはあなたにとってどこなのでしょうか
僕にとってどこなんだろうか
モーちゃんにとって空気が一番濃いところは今このラジオを収録をしているこの場所です
この場所には家族がいてそして自然があって
夜はめちゃくちゃ静かですがちょっと寂しい時もあるんですけど
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明日の朝が待ち遠しくて
明日は畑で何をしようかな
森の中に入って何をしようかな
明日はどんな人に会えるんだろうと
明日という未来からほのかに吹いてくるそよ風に身を震わせている
そんな時間なんです
それが僕にとって最も空気が美味しいところなんですね
いかがだったでしょうか
最後まで聞いてくださったあなた
ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね
今日は山を登っている時って自分にとって大切な夢を追いかけているように思える
しかし山を登っている最中に気がつくのは
自分にとって叶えたいものではなく
自分にとって本当に必要なものなんです
そして往々にしてその本当に必要なものというのは
山の頂にはなく山のふもとその地平に広がっているのではないだろうか
そんなお話をさせていただきました
いかがだったでしょうか
さて明日はもーちゃんちょっと楽しみな日がですね
代々という柑橘の木がありまして
その代々はお薬の材料とかになるんですけども
みかんみたいなやつですね
この木を剪定する
つまり枝を払ってまたね
今年の夏いい実が付きますようにということでね
一つ一つの木をお手入れさせていただくというお仕事を午前中にやり
そして午後からはまたお雛様を作る
そんなワークショップを作らせていただきます
いや明日も大充実間違いなしです
ちなみにこれらで稼げるお金というものは
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本当にビビたるものかもしれません
でもここには美味しい空気があるんです
お時間が来たので今日はこの辺で
お相手は児玉こまちプロジェクトのもーちゃんでございました
またお会いできることを楽しみにしております
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ
あなたとあなたの大切な人に
森の精霊のご加護が訪れますように
