00:05
皆さん、おはようございます。こんにちは、こんばんは。
地球元気食堂のお時間がやってまいりました。
僕の名前は、もおちゃりと申します。
僕は、薬膳師をしたり森林活動ガイドをしております。
薬膳師ですので、一人一人の体調や心の具合に合ったお料理を提案させていただいたり、
そして、森林活動ガイドとしてお客様を森にお連れして、自然のことをお伝えしたりしております。
この番組は、シェアリングアース・イズ・シェアリングマイセルフ
地球を守ることは、自分自身を元気にすることは、自分自身を元気づけることなんだということをコンセプトに、
環境や健康のことについてお話をしているチャンネルになります。
本日は、ビーガンハンバーグ調理中。
生物多様性ってなぜ大切なの?ということをテーマにお話をさせていただいておりますので、
よろしければ、ぜひお聞きいただけたらと思います。
まず、ビーガンハンバーグというものを作っております。
音を近づけてみましょうかね。
フライパンでグツグツやっている音が聞こえているかなと思います。
どうでしょうか。チリチリチリって聞こえたかなと思うんですけれども、
今の音は、ハンバーグのソースを煮詰めているところでございます。
ちょうど、皆様の画面に映っている赤いソースを作っているところなんですが、
その隣にはえのき、人参と玉ねぎをみじん切りにしたものを炒めて、
そこにトマト缶を入れてグツグツ煮ています。
これが汁気がなくなるまで煮て、ソースの完成となります。
さらに、その隣にはつなぎとなる玄米も作っておりまして、
玄米って水に漬けておく時間がめっちゃかかるんですよね。
僕が買った玄米は1時間ということなので、
1時間浸水をしているところなんですけれども、
もう少しで浸水時間が終わるかなというところで、
これまた火にかけていきたいなと思っております。
そんな調理の時間を活用して、
今回僕はビーガンハンバーグを作りながら、
生物多様性のことについてお話をしていきたいなと思っておりますので、
もしよろしければ、ぜひゆるりと楽しんで聞いていただけたらと思います。
03:04
さあ、生物多様性聞いたことがありますでしょうか?
聞いたことがあるよという方は、
生物多様性知ってる知ってる、聞いたことがあるよ、
聞いたことがあるよ、そんなふうにコメントをしていただけたら嬉しいです。
いかがでしょうか。
まずですね、生物多様性のことをお話しするのであれば、
その生物多様性って何なのっていうところから、
押さえなくてはなりませんよね。
読んで字のごとく、たくさんの生物が、
生き物や植物がそこにいるっていうことでしょって思われるかもしれません。
まさにそれは大正解です。
一種類だけではなくて、いろんないろんないろんな生物がいているということがとても大切になります。
そして目には見えないような生物もそこにはいることを忘れてはなりません。
鳥やウサギ、そういったものだけではなくて、
虫だけではなくて、植物だけではなくて、
土の中にはミミズやダンゴムシ、そういう土壌生物と言われているものだったりとか、
目に見えない微生物だったりとか、そういうものもおりますので、
そのことは忘れてはならない事実でございます。
そんな生物多様性ということなんですけれども、
実はいろんな種族がいるというだけではないんです。
その種の中で、つまり人間なら人、ウサギならウサギ、ライオンならライオン、
そういうものの中で遺伝子というものもいろいろ多様性を富んでいるということが大事になるんですね。
何を言っているのかというと、例えば人を思い浮かべてください。
僕たちこれを聞いている方々の中には日本人である方が多いと思うんですけれども、
人って日本人だけではないですよね。
日本人って黄色人種って言って肌が黄色いなんていうふうに言われるんですけれども、
この世界には黒い肌をした人もいれば、白い肌をした人もいます。
青い瞳の人もいれば、たいろい目の人もいれば、黒い瞳を持っている人もおりますよね。
そんなふうにして、僕たちの人類という人間というのも様々な遺伝子によって作られているということなんです。
まずここを抑えなくてはなりません。
06:02
同じように植物だとか動物たちも同じ動物、同じ植物のように見えて、
実はその中で遺伝子がちょっとずつ違うよっていうことが起こり得るんですね。
じゃあなぜそんなことが必要なのか。
僕たち人間にもう一度置き換えてみますとわかります。
なぜ人はみんな同じはずなのに、寒がりの人もいれば暑がりの人もいるのでしょうか。
実はここに大きなこの生物多様性を理解するヒントが隠されているんですね。
僕たちはみんな同じように感じていたとしたらですね。
つまり今日は寒いね、うん寒い寒い、みんな寒い寒い寒いって言っていたとしたら、みんな凍え死んでしまいます。
中には暑さに強い人もいる、寒さに強い人もいる。
そんなふうにですね、僕たちの不得意不得意っていうものがいろいろある。
だからこそ僕たちっていうものはこの世界にいることができるんだよっていうことです。
寒い日にはさ、寒さに強い人がちょっと頑張って働く、動く。
そして暑い日にはさ、ちょっと暑さに強い人が働く、頑張る。
そんなふうにして生きていけば、僕たちっていうのはきっと絶滅せずに助け合って生き合っていくことができるんですね。
はい、ソースは出来上がってきましたね。
こけつかないように。
そんなふうにできているんです、人間も。
そして動物、植物、生物たちもみんなそうです。
まずそういった多様性っていうものは遺伝子レベルでの話でもあるんだよということを押さえておいていただければと思います。
さ、ここまで生物多様性のお話をしてきました。
じゃあなぜ生物多様性っていうものが大事なのか、そのヒントは今実はお話をした中にあります。
全部が同じような感じであればですね、それはもう絶滅してしまうよねっていうことなんですよね。
ですからいろんな生物多様性、いろんな遺伝子を持った人たち、いろんな遺伝子を持った動物たちがそこにいる中で、
09:01
僕たちは自分たちの命を次の世代につなげていくことができるっていうことなんですよね。
はい、いかがでしょうか、ここまで。
さ、そしてですね、実はこれ病気とかっていうこともとても大切になってくるんですね。
例えばですね、今回新型コロナウイルスなんていう話がありますけれども、みんなが同じ遺伝子を持っていて、
みんなが同じように新型コロナウイルスにかかりやすい、そんなような体質を持っていたとしたら、
もしかしたらこの地球上の人たちはみんなウイルスにかかってしまっていたかもしれません。
そして重症化してしまっていたかもしれないじゃないですか。
でも僕たちの中にはそれにかかる人もいればかからない人もいる。
同じ空間なのにねっていうことがあります。
で、これはですね、科学的にも証明をされていることなんですけれども、
実はマラリアっていうカオネ感染の媒介として発症する、すごく高熱が出るような病気がありますよね。
あの病気が流行った時に、もう人類は、その街は、その民族は全滅してしまうのではないか、なんていうことがあったんです。
でもそうはならなかった。それはなぜでしょうか。
実はその民族の中で、その街の人たちの中で、遺伝子を調べるとあることがわかったんですね。
それはですね、石鹸球の形が違うよという事実でした。
え、なに、どういうこと、石鹸球?
実は石鹸球っていう形は、本当に多くの人たちが持っている石鹸球の形っていうのは決まってるんです。
どんな形をしているかというと、どこかで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ハンバーグを潰したような、ハンバーグの真ん中を潰したような形をしているんですね。
でも、中には全然違う形をした人たちがいたんだそうです。
マラリアにかからなかった人たちの血液を調べてみると、
なんと、それはカマのような、カマ状になっている形の石鹸球だったんですよね。
12:07
そのカマ状の石鹸球を持っている形の人たちっていうのは、マラリアにかからなかったんです。
ただし、先天的にある病気だったり体質を持っていることが多かったんです。
つまり、今の日本の言葉で言うと、障害という言葉になるでしょうか。
その人たちはずっと貧血に悩まされる。すぐ貧血になって倒れてしまう。そんなような形だったんですよね。
でも、そのカマの形をしている石鹸球を持っている人たちがいたからこそ、マラリアにかからない人たちが生まれたということです。
中には、石鹸球の2種類の形を持っている人たちも出てきて、その人たちはマラリアにかからなかったんですね。
僕が森林活動ガイドとして思っていることは、
誰一人としてこの世界に必要がないとか、意味がないとか、そういう人なんかいないんだよっていうことなんです。
この世界、この自然、この生態系っていうのは、本当にすべてがいいバランスで、絶妙なバランスで生きているんですね。
僕たちが雑草だとか、害虫だっていう風に言って抜いたりとか、駆除してしまうような、そういうような生物や植物であっても、この自然界の中では、とても大切な役割を持っているんです。
その虫とかその植物がいなくなると、自然界のバランスが崩れてしまって、環境が変わってしまうなんていうことがあるんですよね。
ですから、僕は思うんです。人だってそうです。みんな何かしらの役割を持ってここに生まれてきています。
そして何かの役割を与えられて、この世界にいるんだっていうことなんです。
障害を持っているっていう人たちだってそうなんです。
僕たちは障害だって、障害っていう言葉って、僕たちのような、僕たち健常者から見て、あなたはなんかちょっと違うよねっていうような言い方なんじゃないですかね。
ラベリングですよね。ラベルを貼られております。
けれど、そうじゃないよね。そうじゃないよね。
15:02
その人たちがいるからこそ何か気づきが生まれたりとか、それから先ほどのマラリアの例だったりとかですね、
そういった人たちの遺伝子が実は人類のその命をつないでいくために、とても大切なキーとなる、鍵となる人たちなのかもしれないなと。
それは自分が望もうが望まないが、そういう役割が与えられているのかもしれないよねということなんですね。
ですから、自分なんて生きていてもしょうがないよねとか、価値がないよねとか、そんなことはないんです。
そうではなくて、あなたも、あなたも、あなたも、そして僕自身も何かの役割がある。
そこにいるだけでその役割は、実は生物学的には達成されているんです。
いろいろ悩むこともある。いろいろですね、考え込むこともありますけれども、
僕たちは生きているだけで、今ここにただそれだけでいる、それだけでですね、とても尊いんだよということでございました。
だから、僕たちの中にはね、ちょっとさ、なんか落ち込みがちな人たちだっているじゃないですか。
ガンガン行こうぜっていうタイプの人たちだっているじゃないですか。
僕は昔、HSPということを研究をしていたんですけれども、世界の中の3割、30%の人たちは、
この繊細な機質、HSP、ハイリーセンシティブパーソンというふうに言われる人たちなんだということなんですね。
この人たちはですね、物事を慎重に考え、敏感に危険を察知する能力があると言われています。
もしも、この人類がイケイケゴーゴーどんどんやってこうぜっていう人たちばっかりだったとしたら、
危険の中にも帰りみずどんどん突っ込んでいくようになり、きっと人類はとくのとうに滅んでいたのかもしれません。
でも、僕たちは先天的にそういう繊細な機質を持った人たちもいるということを忘れてはなりません。
そういう人たちがいるからこそですね、僕たちは人間、人類っていうのはここまで生きてきたわけなんです。
もしも必要のないそういう機質であれば、とくのとうに淘汰されていたはずです。
でも、あなたがいるから、繊細さんたちって自分がどうしてここにいるのかわからないとか、そういうことをよく言うんですけれども、
あなたがいるからね、よくここまで人類が発展してきたし、あなたがいるから助かったっていう人たちも必ずいますよっていうことなんですよね。
18:04
だから、生物の多様性っていうことが大切です。
あなたがあなたでいること、自分が自分であることということがとても大切になっていきます。
生物多様性、それは自然の中の話だと思いがちですけれども、実は僕たち人間、僕たち人間も自然の一部ではございますけれども、
人類にとってもとても大切なことをメッセージとして残していってくれているんですよ。
SDGsなんていう言葉があって、2030年までにいろいろ達成するんだ、生物多様性やるんだ、みたいな話がありますけれども、
それはもちろんとても大切なことです。
今、世界的なムーブメントがそのように動いておりますが、生物多様性という言葉の本当の意義っていうものは何なのかっていうことです。
それをぜひ、僕たちは感じ取りながら毎日を生活していっていただけたらなと思います。
今日のこの番組で、生物多様性が少しでも身近に感じられて、自分の生活の中でその生物多様性というものを大切にした行動、アクションをしてくださったり、
それから何かいろんな人がいていいんだなっていうことを心を寛容的に器を広く、いろんな物事を感じていただけたらなと思います。
ありがとうございました。
ということで、最後まで聞いてくださったあなた、ぜひ、いいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
お相手は、薬膳師で森林活動ガイドであるもうちゃりがお送りいたしました。
また次の機会、自然や健康にまつわるお話をさせていただけることを楽しみにしております。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
僕はこれからビーガンハンバーグの薬という作業もやってみたいと思います。