1. もおちゃんの「なぜなに?」樹木図鑑📗
  2. 木のある暮らし/木を伐ること..
2023-11-21 14:08

木のある暮らし/木を伐ることは悪ではない。間伐と木育のはなし


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6507b36381469ca10d6df5c2
00:06
オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球劇職の開店でございます。
僕の名前はモーチャリと申します。薬膳師をしたり森林活動ガイドをしております。
ということで始めていきましょう。今日もよろしくお願いいたします。
さあ、今日はですね、ちょっと森のことについてお話をさせていただきたいなと思っております。
僕たちっていろんなですね、風評と言いますか、ちょっとした噂とか思い込みというものでね、実はその現実と、現実で本当にやっていかないといけないことと別のことをしてしまうことがよくあります。
それがですね、森にとってですね、とても苦しい状況を生み出してしまったなんていう事例がありまして、
今日はですね、それをお伝えしたいなぁと思っているんです。
平成に入ってですね、2000年ですね、2000年に入ったあたりからですね、すごく環境問題っていうものが騒がれるようになりました。
それはですね、なぜそんなことを言われたのかというと、あの地球温暖化ですね、地球温暖化による温室効果ガスというものがあって、その温室効果ガスを森林が、つまり木たちが吸収をしてくれるよね、というお話がありました。
これはどういうことなのかと言いますと、あの温室効果ガスってご存知でしょうか、例えば車の排気ガスもそうだし、それから何かを燃やしても出てきたりとかする、あのいろんな物質があるんですけども、その中のまあ代表的なもので言えば二酸化炭素です。
二酸化炭素というものが温室効果ガスの一つの種類なんですけれども、そういったものが地球上にワーッと出てきてしまうと、さあ何が起こるか。そう、地球の温度が上がっていってしまうよねっていう考え方がワッと出てきたわけですね。
で、そうなった時にこの二酸化炭素を減らそうよ、どうすれば減らせるっていう話が出てきた時に、そりゃあそうですよ、植物ですよっていう話になったわけですね。なぜ植物が出てきたか、そうなんです。
それは、光合成をするからです。植物は自分の体の中で生きていくためのエネルギーを作り出すことができるんです。これ、人間にはできないことなんですよ。人間は食べることによって、初めてこの自分の体の中に栄養を取り込むことができて、自分の体は動くんです。
03:09
人間の体は食べたものでできているっていうのは、まさにそういうことなんですよね。でも植物は違うんです。日光と水、そして二酸化炭素さえあれば、自分の体の中で必要なもの、活動していくのに必要なものを作り出すことができるんですね。これを光合成というふうに言います。
この光合成をすることによって、二酸化炭素をどんどん吸収をしてくれるなんていうことを考えた僕たちはですね、人々はですね、何を言い始めたかっていうと、木を一本切り倒すっていうことですらも、それは悪だっていうふうに言うようになったんです。
こんなにも地球温暖化、地球温暖化って叫ばれてて、この木には二酸化炭素を吸収してくれる働きがあるにもかかわらず、その木を切ってしまうとは何事かっていうことを言われたんですね。それからですね、出てきたのが、プラスチック的な製品もグワッと増えてきましたよね。
木を切るってことはちょっと違うよね、みたいなことになって、どこかツヤツヤテカテカした製品っていうものが好まれるようになったんじゃないかなと思うんですよ。でも本当にそうなのかっていうことは、実は逆だったんですね。逆だったってどういうことかっていうと、切らなきゃいけない木はあるということです。切った方がいい木は確実にあるということです。
これはね、僕は忘れもしないんですね。大学を通ってた時に、当時学食、カフェテリアっていうのがありました。その学食に行った時に貼ってあったんですね。この割り箸は、割り箸を使うことが悪とされて、それでエコ箸みたいなものが流行ってきた時代でした。
エコ箸っていうのは何かっていうと、プラスチック製で作られている繰り返し使うことができるお箸ですね。木を使っている割り箸なんかは、もう1回使ったらおしまいっていう使い捨てのお箸だったじゃないですか。お箸じゃないですか。だからそんなものはもったいないよと。
せっかく木を切り倒して、それを使って作ったこの割り箸。これをなぜ1回こっきり使っただけでポイと捨ててしまうのか。本当にそれでいいんですか。これダメでしょっていうことがいっぱい出てきてですね。エコ箸、何度も洗って使えるっていうのをね、プラスチック製品のお箸が出てきたわけですよ。
06:07
誤解を恐れずに言うならばですね、プラスチック製のお箸を作ることによる二酸化炭素排出量ってめちゃくちゃ多いんですよね。でもまあ確かに1回導入すれば繰り返し使えるよねみたいな、いかにもエコなことをしてるよねって思うんだけれども、でも決してその総量から見たらエコじゃないよね。
ただ自分の良心的に捨てないで繰り返し使うっていうことがエコだよねみたいな、そういう話でした。導入の費用とかも割り箸よりもですねやっぱり高くてですね大変だったんだけども、僕は当時ファミレスでバイトをしていたんですけども、その時に使われるお箸が割り箸からエコ箸、プラスチック製のお箸に変わった瞬間っていうものを経験をしてきた。
ことがありました。でもそれって外から見ると企業努力のように見えるんですよね。これはやっぱり大切なんだよねって自然に配慮してるよ。やっぱりここのレストラン最高って見えるんですよね。
はい、でね、そういうことがですね世界的に、日本的にはですねかなり白車がかかってきまして
ちょっとですね、木を切るっていうことが悪だっていうふうに言われるようになってしまったんですよ。
ただ木を切るっていうのはね、間伐っていう作業が必ず必要なんですよね。日本って半分はいかないんですけれども40%くらいかな
30%以上はね確実にこの人工林と言われていて自分たちで植えた木だったりとか
人の手が入った木なんです。森なんですよね。その森っていうのはひとたび手を入れてしまうとですね
自分たちで手を入れ続けないとならないっていうことがあります。どういうことなのかっていうと木をわーっといっぱい切ってしまいますね。
切ってしまうと山が裸になってしまうじゃないですか。そうするとちょっと良くないということで木を植えるんです。
木を植えるんだけどもちゃんと育ってほしいから結構間隔を急に詰めていっぱい植えていくわけですね。
そうなってくると密集して木が育つようになります。でも満員電車と同じですね。
牛々詰めだと結構きついでしょ。で満員電車の中でも自分の体をキュキュキュッとちっちゃくするじゃないですか。
木も同じで密集してくると細い細い木になっていきます。細い木だとですねこれポキッと折れやすかったりとかでやっぱり危ないんですね。
09:01
だから木がですね成長しきる前に間伐と言ってですねそれを切っていくんです。一定の間隔を空けて切っていくんですね。
切る切らない切る切らない切る切らないみたいな風に切っていくんです。そうすると何が起こるかというと残された木たちがですねもっと大きく成長していくんですよね。
大きく成長していくと何が期待できるかというとまあこれがまず折れない木になって良質な木になっていくということ。
それからですねまあ二酸化炭素の吸収量というものも大きくなっていきますしそれから根っこがしっかりしていくので土をね掴むっていう力が強くなって土砂災害にも強くなっていきますのでとても大事な作業なんです。
木を切るということはその間伐された木はじゃあどうなっちゃうのっていうとそれは割り箸になったりしていくんですよ。木の製品になったりしていくんですよね。でもその木の製品嫌だなったりとかねそれもったいないよ捨てちゃうなんてとかってなっていくと今度何が起こってるかっていうと間伐された木がそこの森の中に放置されるっていう現象が起こるんですよね。
つまり何にも使われずにただそこで腐っていくのを待つだけそれはそれでねその倒された木っていうのがものの陰になってねその中のそばで何か動物とか虫とかが生きていったりとかあと長い時間をかけて分解されていってそれが森の肥やしになってとかっていうことでまた循環されていくので意味がなくはないんですが
どうせ切ってしまってですねなんかもうあのそこに捨てられていくだけだったら1回でもまあ人間が使ってっていうことも大事なんじゃないかなって思うんです。むしろですねこうやって木を使うっていいよねっていう文化がないければ木を切る人たちがいなくなっていくんですよね。
はい。だって切ったって誰も使ってくれないし誰も売ってくれないあの喜んでくれないしむしろ木を切ることは悪だなんていうふうに言われちゃうしとかそうなってくるともうあの日本のいろんなとこであちこちで言われていることですけれども木がしっかりと育たなかったり細い木だったりポキッと折れちゃったり土砂災害が起こったりとかいろんなことが起こっていきます。なので木を切るってことは悪ではないんだよっていうことでした。
ということでね今日は間伐のお話をさせていただきました。いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなたはぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
はい、ということでですねこうやって木を使っていこうねっていうような運動がですねやっぱり大事なわけでございます。そして子供がねちっちゃい時から木をですね木に囲まれた生活をしませんかという木育というですね考え方があります。木の教育、木で教育、木の育つっていうねそういったかとなんですけれども木で心を育てるそんな教育方法があります。
12:23
例えばですねスプーン金属のスプーンを使っていることが多いと思うんです。プラスチック製のスプーンを使っていることが多いと思うんですけどもでも自分のですね例えば生まれた誕生月に花を咲かせるまたは実をつけるそんな木のスプーンがもしあったらどうですか。使ってみたくなりませんか。
それってすごくいいでしょ。自分にエネルギーを与えてくれるような感じがあるじゃないですか。
僕はこの間ね栗の木でスプーンを作らせていただきましたよ。栗の木っていうのは木目がまたかっこいいんだ。しかも硬くてですね丈夫そういうようなこともねさせていただきました。
こうやって木に囲まれた生活をするそれから何というかあのおもちゃとかもね木製のものを使っていくプラスチック製のねビビッドなねはっきりしたカラフルな色のねおもちゃもすごく素敵なんですがそこをですねあえて木製の木の積木だとか木の車とかそういうものも使っていってみるとですね木が子供の頃から身近なものになっていくじゃないですか。
そういう活動を僕行くというふうに言います。こういったことも大事になってくるんですよね。ということで今日は木を使った生活間伐ということでお話をさせていただきました。お相手は役前司であり森林活動のガイドであるもうちゃりがお送りいたしました。またお会いいたしましょう。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
14:08

コメント

スクロール