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オスオス、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂、開店でございます。
僕の名前は、もおちゃりと申します。薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしております。
ということで、本日もよろしくお願いいたします。
昨日、僕はですね、大地の再生っていうプログラム、講習会を受けてまいりました。
これはですね、自然というものを何なのかっていうことをね、しっかりと考えて感じながら、自分自身が風になってその自然を撫でていく。
そういったことをしながら、自分も風の一部だっていうことを感じながらですね、この自然環境に手入れをしていく。
手を入れていくという、そういう試みでございました。
例えばですね、どんなことがあったかと言いますと、草刈りなんですね。
草刈りって、引っこ抜くじゃないですか。草を刈るというの穴ばかりでですね、地面の中から根っこを引っこ抜くみたいなことをするわけですよ。
でも本当にこれって自然の形なのでしょうか。
自然に手入れを入れる、そして自然環境を生かしながら生活をしていくということで、僕たちはそういったことをずっとしてきたんですけれども、
でも本当に草が生えていない、何にも生えていない地面が自然の形なのでしょうか。
と言われたら、ちょっとあれ、どうなのかなっていう疑問が生まれてきませんか。
他にもですね、川の流れのように土部っていうんでしょうかね。
溝ですね。有地速攻と言われているものがあります。有地の速攻ですね。
東京も都市部でもそうだと思うんですけども、道路の脇にはですね、有地型をしたコンクリートを打ち付けて埋めているんですよね。
それは何かっていうと、その上にですね、金網みたいなものをですね、置いて水がですね、そこの有地の高を、トンネルをね、くぐっていくっていう感じになっています。
もしこれがなかったとしたら、洪水、大雨が起こった時にはですね、もう大氾濫をしてしまいます。
でもこの有地速攻というものがちゃんとあるからこそですね、この都市の排水機の水が流れていくなんていうことがよくできていくわけなんですけれども、
ただですね、この有地速攻、本当にそれって自然の形なの?っていうのは何かって言うとですね、
まあ年に何回かその有地速攻を開けてですね、みんなでゴミとかを掃除するんですよね。
たまにはそこにタバコを投げ込む人もいるかもしれません。
でもですね、多くの場合は葉っぱとか土とかそういったものがですね、どんどんどんどん入り込んでいって水をせき止めてしまう。
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水を、もしそれをせき止めてしまったとしたら、有地速攻の役割を果たさないじゃないですか。
ですからそれをみんなで掃除をするみたいなことがあったりするんですよ。
田舎では特に、都市部ではですね、誰かがやってます。道路の整備する人が誰かがやってます。
でも本当にそれ、自然の形なのでしょうか。
それをすべてゴミが一個も一粒も落ちていない状態っていうのを保つことが本当に自然環境なのでしょうか。
なぜ僕たちはそんなにね、その速攻、手入れをしなきゃいけないのかっていうと、すぐにゴミがたまるからなんですよ。
でもゴミがたまらなければいいわけですね。
それはどういうふうにしたら良いのでしょうか。
なんていうことをですね、今回の大地の再生講座では受けてまいりました。
今日はですね、どんなテーマでお話をしたいかと言いますと、草刈りに学ぶ。風の子育て。
そんなテーマでね、お話をさせていただきたいと思っております。
ぜひゆるりと楽しんで聞いてくれたら嬉しいです。
僕はですね、もともと小学校教員を11年間してきました。
その中ではですね、本当に僕の未熟さももちろんあったと思いますけども、その時は本当に一生懸命ですね、子供たちと向き合ってきました。
中にはですね、ちょっときつい言葉になってしまったなっていうことだってありますし、
中には本当にもう、自分の思い通り、自分がやりたいことがなんでこんなにもできないんだって言ってですね、思い悩んだ時もありました。
これっていうのは、なんか自分のエゴがすごくそこに働いていたなって思うんですよね。
でね、強い口調についついなるじゃないですか。そうすると必ず起こるのが反発です。
相手をへこましていいことなんて全然なくてですね、
つまり、間違っているよとか、それは誰か悲しんでいるよっていうことだったとしても、それをガツンと言ったとしてもですね、
へこむというか、逆にそれが2割増し、3割増し、4割増し、5割増しになって、さらにですね、その子供が跳ね返るなんていうことがありました。
ちょうどですね、ボールをぎゅーっと柔らかいボールを地面に押し付けたら、それがボーンと跳ね返ってくるような感じです。
でね、ここで昨日ね、第一の再生講座で教わったことがあったんですね。
それは草刈りと子供の子育てっていうのはすごく似ているよっていうことでした。通じるところがあるんですよっていうことでした。
草って引っこ抜いたりですね、それからもう全部ね、機械でね、刈り取ろうって言ってね、だーっとね、地面を削るようにして、えぐるようにしてですね、全部刈ろうとするんですよ。
でもそれをするとですね、今度ね、さらに強い草が生えてくるんですよね。さらに強くなって生えてくるんですよ。
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それは草を全部根こそぎ取ろうとする。そうすると、そこにですね、さらに強いものがね、負けるかーって言って生えてくるんですね。
僕はですね、今高知県に移住をしてきて1年半が経つんですけれども、草と喧嘩をするという言葉をしばしば聞きます。
草を刈る時に、草とずっと喧嘩してるよねーとかって言ってね、わしの小さい頃からね、ずーっと草と喧嘩しようとか言って、しゅーとか言ってね、そんな感じでね、ずっとずっと続いている、そんな文化なんですよね、草刈りっていうのはね。
でもね、実際、草が全く生えていない場所なんていうものはないわけですよ。
草が適度に生えていて、でもなんかこう、そうですね、人間が見た見栄えというかですね、人間が生活していく上でこんなにも強い草が生い茂っていたらちょっと困るみたいな、そういうことで手入れを入れていくはずなのに、
全部草が全くない状態が一番いいんだみたいな、そんなような考え方が実はどこかにね、あるような気もしております。畑とかをやっている人もよくやると思うんですけども、雑草をすべて抜くっていうようなことですよね。
でも土が剥き出しになるじゃないですか。土が剥き出しになると何が起こるかっていうと、そこをですね、強く雨が叩くんですよ。雨がババババババッと地面を叩くんですね。するとその地面はね、固くなるんですね。固くなると固いところでしか成長ができない植物が芽生えます。
どんな植物かというと、それはピーンと根を張ってですね、まっすぐグワッと伸びてですね、そしてまっすぐこの太い茎を持ったそんな葉っぱたちがですね、出てくるんですね。植物たちが出てくるんですね。
これをね、抜こうとしてもね、根がしっかり張られているからね、なかなか抜くことができないなんていうことがですね、マジであるんですよね。これってすごい子育てに似てませんかっていう話でした。
強い苦調で伝えてしまうと、それは何倍にもなって帰ってくる。草も一本も残らずガツンとやると、しっぺ返しが必ずやってくる。
草刈りはですね、実はその余分なところだけを切り取ってあげて、後のところは残してあげる。するとですね、そのうち、その強い草だったとしても、その草は親喰御免になって、柔らかい草が代わりに生えてくるようになるんですね。
それからそうしていくと、土が柔らかくなってくると言いますかね、ふわーっとした草がいっぱい生えてきます。すると、それは根っこがですね、柔らかい根っこが地面を耕すんですね。地面をどんどんどんどん耕していって、そして、それは根っこが耕すんですよ。柔らかーく柔らかーくしていって。
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そして、そこには強い草ではなくて、柔らかい草が生えてくる。そういったところっていうのは、僕たちは芝ふわ好きじゃないですか。芝っていうのは柔らかい草ですよね。そういうものがどんどんどんどん生えてきて、人が住みやすい場所にもなるし、自然にとってもとてもいい場所になっていきます。
今は本当に人が手を入れすぎてですね、しかも手を入れるのは角に入れすぎてですね、どんどんどんどんこの地面が硬くなって、草が強くなってきてしまっているっていうようなことがあるということでした。
人もそうですよね。強い草だとポキッと折れてしまったりとかですね、やっぱり誰かにですね、その植物はちゃんと自分で生きようと思ってるんですよ。でも自分で一生懸命一生懸命生きようと思ってるけど、誰かに迷惑をかけてしまっているみたいなことがあるかもしれません。
けど、柔らかーく柔らかーく生きていったら、そんなこともなくですね、強制というか共に生きるということができるんじゃないかということを感じました。いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
本日はですね、草刈りに学ぶ、風の子育て、そんなテーマでお話をさせていただきました。風がなびくようにですね、草を刈っていく。すると全ての草をバキッと全部取ってしまうのではなくてですね、ある程度柔らかーい感じで草がそこに残っていきます。
それは実は子育てにすごく似ています。子育てもガツンとやると兼ね返ってきます。これは植物と全く同じです。そうではなくて柔らかーく柔らかーく育てていく。それって一体どうしたらよいのかということはお一人お一人の課題でもあると思いますね。
僕たちが本当に心にゆとりを持って豊かな心で生きていく。コミュニケーションをとっていく。そんなテーマのことがですね、とても大切なのではないかと感じた次第でございます。ということでお時間が来てしまいましたので、今日はこの辺でお相手は薬膳師であり森林活動ガイドであるもうちゃりがお送りいたしました。またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。