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おすおす、おはようございます。こんにちは、こんばんは。こだまこまちプロジェクトのもおちゃんでございます。
11月29日、金曜日の朝に収録をしております。ライブ配信でお届けをしております。いかがお過ごしでしょうか。
はい。おとといのことだったんですけれども、なんとですね、嬉しいことに
子どもたちに向けてですね、このキジンカプロジェクトのこだまこまちプロジェクトのですね、何かこう授業というか
講義をしていただけないでしょうか、という依頼をいただきました。いやー嬉しいですね。
まあこのね、ご依頼っていうのは、本当にご縁、本当にご縁ですよね。
人がいてさ、そしてその人が渡してくださるものがあってさ、なんていうかもう感動ですよ。本当に感動です。
ご依頼をいただいた方、本当にありがとうございます。嬉しいです。精一杯やらせていただきたいなと思っております。
僕自身はですね、もともと小学校の教員をしていたということもありまして、全国つつ裏裏でですね、講師という仕事はさせていただいてきたことがあったんです。
そして今移住をした先の高知県でもですね、講師というか、まあ一日先生、まあそれも講師ですよね。
というかですね、あんまり先生と呼ばれるような感じではなくて、子どもたちと一緒にいさせていただくし、大人の方にも寄り添わせていただくんですけれども、
一緒にね、体を動かしたり手を動かしたりとかして、自然と遊ぶみたいな、そういうことをね、させていただいているっていうことでございます。
はい、ということで、こだまこまちプロジェクトとしてね、子どもたちを相手に関わってくださいと言われたのは、実は今回が初めてのことだったんですね。
4月の28日にこのこだまこまちプロジェクトが立ち上がって、はや何ヶ月ですか?
もうわかんなくなってきましたけれども、7ヶ月くらい?いやいやもう半年6ヶ月、8ヶ月ぐらいだったかな。
それくらいになってようやくこういった声をかけをいただくようになりました。本当にありがとうございます。
僕たちがやっていることのコアとなるものは何かというと、機人化なんですね。
機を擬人化して、機の精霊のキャラクターを作るということなんです。
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僕たちは、何か子どもたちや大人たち、誰かにですね、ワークショップを開いてください。
一緒に考えられるような何かを開いてくださいということを言われた時にはですね、
まあ多分この機人化というところを一番のメイン、核目玉としてですね、授業を進めていくんだろうなということを思うんですね。
じゃあ一体その擬人化、機人化というものにどんな意味が込められているのかっていうことをね、
今日お話をしてみたいなと思っております。ということで始めていきましょう。
児玉くまちが800倍面白くなるラジオ、もーちゃんのブリコラのサラバジアでーす。
よろしくお願いいたします。この番組は、児玉くまちがもーっと面白くなるような森林の周辺知識や、
現在進行中のプロジェクトの最新情報や、こぼれ話に至るまでお話しさせていただく番組でございます。
どうも改めまして、パーソナリティのもーちゃんでございます。
僕はこの児玉くまちプロジェクトの代表であり、そして現在連載中のウェブ小説、児玉くまちと森林というのを作者でもございます。
そんな僕が今日語らせていただくのは、目に見えるものに最大限の敬意を払いたいんだよねというお話でございます。
ということで始めていきましょう。いかがでしょうか。
目に見えるものに最大限の敬意を払う。
僕ね、あんまりこれ言っている人いないかなーなんていうことをちょっと思っております。
というのは、このスタンドFMのラジオ業界でもよく聞かれる話なのですが、地の時代、大地という地面の時代、地質の時代、地の時代から風の時代になったということで、
もう物にこだわらなくていいよっていうこの時代背景、そして人との繋がりだとか、目に見えないものでやっていくことができるよという時代に入りましたよねっていう話は本当にいろんなところでよく聞かれます。
僕これすげーことだなと思ったんですね。確かにスマートフォン、インターネット、AI、さまざまなWeb3.0なんていうのもありますけども、いろんなものが駆使されて、もう目に見えないもの、場所を持たなくてもお金を動かすことができるよねというですね、
なんとも、なんともこの目に見えないものを信じるという時代がもう一度やってきたんだなぁということを思ったんですね。というのは、昔から古来から日本人というのはですね、非常に信仰心の厚い民族なわけでございます。
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ですから森には神様がいたり、精霊がいる、山にもいる、川にもいる、海にもいるということで、至るところにコンビニの数よりも多いですね、神社や仏閣というものがですね、日本中には現在もなおあるというふうに言われています。
だから本当にこう目に見えないものをね、信じるということがあるんだよねっていうことですね。でね、僕自身のこの経験になりますけど、へぇーって思ったことがありました。それはですね、ついこの前なんですけれども、移住をさせていただいた先の集落の中で、
あ、すっこ先生今日もおはようございます。ありがとうございます。よろしければゆっくりしていってください。ありがとうございます。
今ですね、目に見えるものに最大限の敬意を払いたいよねっていうお話で、今風邪の時代に入ったよねっていうお話もさせていただきつつですね、やらせていただいております。
この前、その集落のお祭りがあったんですね。このお祭りっていうのはさ、本当にこれ、僕たち、僕が東京にいた時には想像が全くできないようなタイプのお祭りでした。
はい、当番の方がいてですね、その当番の方が神社のですね、境内を開くんですね。そして上りとかも立ててさ、お祭りがこの日にありますみたいなことをみんなにこう知らせて回るんですよね。
で、そのしたらその境内の中に入ります。境内の中に入って、僕たちはその神官さん、神様にお使いをする方の乗りとですね、お寺でいうお経みたいなものですね。
ああいうものをですね、聞くんですよ。そしてお祓いをしていただくんですよね。そして坂木という木、この木をですね、神様にお供えをするということです。坂木というのは、ちなみに人とそれから神様のこの間の境にある木、境木というところで坂木、木へんに神と書いて坂木という風に読むようになったんだそうですね。
で、坂木をですね、持って人が亡くなったらですね、その向こうの世界ですね、向こうの世界に行くときにこの坂木というものを持って渡っていくんだということが昔から言われております。
これはまあ余談だったんですけれども、その時にですね、感じたこの信仰心っていうんでしょうかね。集落の方々が今もなお続けている、きついきついと言いながらですね、きついっていうのはもう人口も少なくなってきて、若い人もいなくなって、そういったところでね、神社を掃除するとか境内を磨くとか、それってかなり大変なことなんですよね。
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で、この大変なことをですね、何とか続けて今もなお続く伝統にさせてくださっているっていうことがあります。この信仰心たるやです。だから、まあ昔はそういう信仰心、目に見えないものを大事にするっていうことがあったんだなあっていうことをね、はあそうかと感じたんですよね。
で、それがまあいつの頃からか廃れてしまっている。こういった山奥だからまだ続いていることもありますけど。
あ、さなえさんおはようございます。ありがとうございます。ゆっくりしていってください。ね、廃れてしまっている。で、それいつの頃からかって言うとですね、やっぱりこの山とか里山集落から人がどんどんいなくなっていったとき、そのくらいからですね、少なくなっていったんだろうなあっていうことを感じますね。
昨日さ、あのテレビを久しぶりに見ていたんですよ。今実家にいるので。ゆっくり言うと本当はテレビがないんですけども、実家はテレビがあるのでね、見ていたんですけど、イノシシがね、こう山から降りてきて、そして町にも出没をしたみたいなそんなね、バラエティ番組があったんですね。
それは一体なぜなのかっていうと、里山の人たちがもう人口がどんどん少なくなっていったと。里山で人口が少なくなっていくと何が起こるのかというと、里山での作られている作物だとか、そういった木々の手入れとかがされなくなっていくんですよね。
するとですね、イノシシたちって食べるものがそこでも得られないっていうことで、里山が防衛ラインだったんですよね。人からすれば防衛ラインだったところが、もうそこでも食べ物が手に入らないってなるから、山から降りてきて町の中にイノシシがわっと出てくるよっていうそんなお話だったんですけれどもね。
そんなエピソードもちらほら聞かれるようにですね、やはりこう里山や集落から人がどんどんいなくなっているんだよねっていう実情はいうに想像ができるなぁと思うんですよね。
で、じゃあ町では何が行われているのかというと、信仰じゃないんですよね。毎日の生活をどう回していくのかっていう、本当にここでですね、見られているのはどれだけの財産を持っているかとか、この土地は誰のものなのかとかね、日々の暮らしの食べ物とかもそうなんですけれども、人が身を寄せ合ってやっていることはそういうことなんだなと思います。
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ただ、これ否定的に見られることもたくさんあると僕思うんですけども、ここで人類が獲得したものってすごい大きいんじゃないかなと思ったんです。それは一体何なのかというとですね、目に見えるものにめちゃくちゃ価値を置くようになったよねっていうことです。
その価値、目に見えるものに価値を持ってなかったかって言われたら昔の方がね、そうじゃないとは思いますけれども、でもよりですね、この目に見えるものへのその執着という、言っても過言ではない、このこだわりっていうものをぐっと持ってきたんだなということを思いますね。
本当に今、僕東京や神奈川で生活を今ちょっと2週間ぐらいさせていただいてますけれども、電車の中ずり広告、不動産の広告がいっぱいブワーッとあるぐらいですね。
いやー本当に、まあこれだけ、よくぞまあこれだけ、このものっていうもので動かせないというものをですね、価値をつけているなあということをね、一方でも感じたんですよね。
まあそんなことがありました。で、もう一度僕たちこう立ち返りたいのはですね、目に見えないものの信仰だって言って、目に見えないパワーがあるよね、力があるよね、エネルギーがあるよね、というようなお話がいっぱいある中で、僕自身のテーマにしていることは、目に見えるものへの最大限の敬意を払うにはどうしたら良いかということなんです。
はい、長かったここまで。
というのはですね、目の前にあるこの、まあ先ほど朝食をいただきましたお米一粒だとかお豆腐だとかね、それから目の前に生えている木や草とか花とか、そういうものもどうしてこうやって形になっているのかなっていうね、本当に美しい、本当に美味しい、本当に人にいろんなものを与えてくれるものだなあっていうことを深く深くですね、
思いを馳せた途端にですね、うわあこれ感謝だなあっていうこと、それから目に見えるものへのその何か敬意がガーッと喚起されるというか、呼び覚まされるような感じが僕はしたんですよね。
その目に見えるものへのその何か敬意っていうものを考えていくと、なんか目に見えないものへまで思いを馳せていくっていうことでしょうか。先日もちょっとお話をさせていただきましたお料理のお話だったんですけれどもね、その人参1本がさあここに存在するまでですね、すごい記憶をこの人参というものは持っているんだよねっていうことですよ。
土というですね、すっごく硬い硬いものを押し広げて押し広げていくようなその根っこのですね、力強さというものがこの記憶に人参には残っているんだっていうことだったりとか、あとまあ目の前に来たですね、お刺身3切れ、たった3切れがですね、どれくらいの命がここに凝縮されているのかとかですね、まあそういうですね、いろんなことがありました。
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押す押すm 伊藤さんこんにちは。ありがとうございます。押す押すだって嬉しいです。僕も毎回押す押すから始めさせていただいております。ありがとうございます。よく聞いてくださっているってことですね。嬉しいです。はい、ゆっくりしていってください。まあ、そんな感じでやっぱりこう目の前にあるものっていうのはさあ、目に見えないものもいっぱい含まれてるよねっていうことなんです。
だから僕たちやっぱりこう人として触れるものがあったり、ここにですね、なんていうか物体として捉えられるものがあるから、そこから入っていきたいなと思いました。ということで、ぐるっとこうまた最初の話に戻っていくんですけれども、最近ですね、この小棚小町プロジェクトに授業をお願いしますというふうに言ってくださる方々が出てきました。
この授業というものはですね、子どもたち、特に学校に行く選択をしなかった子たちですね、この学校のことをオルタナティブスクールというふうに呼びますね。
選択制の学校というふうに言っていて、オルタナティブスクールって一体何なのかというとですね、今、公立の学校に通うしか選択肢がなかったところから、そうじゃなくって、そこに通いながらも別のところで学ぶという選択をすることができるようになったよっていうことなんです。
もちろん、そういったオルタナティブスクールというのは、そこだけを通ったとしても卒業をするという資格、出席ニスの単位とか義務教育みたいなところにですね、ちょっと制度的に難しいところがあるので、公立の学校に席を置きながら、そういったところに通ってですね、受けたい教育、やりたいことをするっていうことなんです。
つまりですね、学校に行かないっていう選択をしたとしても、普通のこの公立高校ですね、授業料が無料の無償のね、学校に席を置きつつ、自分でその、例えばメタバース上でですね、オンライン上での学びを深めていきたいって言って、じゃあそっちの方に行ってですね、学んでいく。
で、そっちで学んでいったことが単位が変換されていってですね、普通の通常の公立高校の卒業した資格も得ることができるよ、というようなことが起こっているんですね。今の日本の教育界ね。
ということで、そのオルタナティブスクールの方でも自由ですよ。だから授業の組み立て方とか、何をするかっていうことも、学習指導要領に必ずしも縛られなくて良い。学校でやっていることを必ずしもやらなくても良い、というようなところがあったりもするようですね。
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いろいろだと思うんですけども、そんなところで授業をいただいたので、さあ、じゃあどんなことをしようかなって思ったときに、やっぱりこのこだまこまちプロジェクトの核となるものっていうのは、もちろん森の話とかもするし、森のそのですね、循環の話とかもしていくんですけれども、それもしつつですね、やっぱりコアとなるところは、目に見えないものへ、目に見えるものへの、
最大限の敬意を払い、目に見えない世界のことにも思いを馳せられるような、そんな人になってほしいなっていう、それは僕の願いでもあります。授業者としての願いでありますけども、そういったものをやっていきたい。つまり、擬人化ですね。
木を擬人化してキャラクターにしていくっていうことです。今、皆様の目の前に映っているこのキャラクターはですね、実は実際にある樹木の特徴や、それから言い伝え、伝説、エピソード、そして用途、そんなものがですね、一体の精霊に、精霊というキャラクターにですね、なってここに現れているということなんですね。
このですね、まあ結構かっこいいなと僕は思うんですけども、このキャラクターは横倉の木という木が、この世界にはあります。これは僕が住んでいるオチ町というですね、高知県のオチ町というところで、横倉山という山がありまして、その山で最初の一本目が発見されたということで、横倉の木というふうに名付けられています。
これを探し当てた人がですね、木の富太郎博士という方なんですね。この方の名前を言えば、ああ、あの人ねというふうに言ってくださる方もたくさんいらっしゃると思います。高知県が生んだですね、日本の植物学の父、植物分類学の父というふうに言われておりまして、まあ世界的にもすごく有名な方ですね。
もうね、新幹線も何もなかった時代にさ、日本全国を渡り歩いて植物の収集をして、そしてこの新しい植物を見つけたと言ってはですね、学会に発表したり、その時当時はですね、一番の大きな学会といえばロシアだったんですよね。
そのロシアに送ってですね、そしてこれは新種だねみたいなことを認めてもらったりとかですね、いろんなことをして植物という学問を通して日本の地位というものを築き上げていったというね、そういうお方でございます。
その方はですね、めちゃくちゃ面白いエピソードがあって、山に入るとき必ずね、スーツを着て入ったんだそうです。
え?って感じですよね。これって大正時代とか明治時代とか昭和まで行きましたけれども、そういった時代ですよ。
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そういった時代にスーツを着てですね、しっかり清掃をして草花に会いに行くんだっていうことで、汚れてもいい服装とかそういうことじゃなくって、しっかりとした清掃をして入っていったっていうエピソードがあるんですね。
この横蔵の木はまさにその牧野富太郎博士のそのエピソードを組んでおりまして、山の中でですね、いる子なんですけれども、いる人なんですけれども、いる精霊なんですけれども、衣装がですね、しっかりと整った形になっております。
またですね、樹皮っていうのは木の皮の部分のことですね。木の皮と書いて樹皮と言いますが、この皮の部分がですね、編み目模様をしているんですよね。これが珍しい。この編み目模様をしているから髪の毛がですね、おさげがあって結んでいくという三つ編みのですね、おさげを垂らしているとかですね。
そういったところで様々なところに衣装とかその人の性格だとかそういったところにもですね、キャラクターをデザインしているということなんです。やっぱり僕たちがこのこだま小町プロジェクトとしてやっていったときに一番の発明だったなって思うのは、この木というものをキャラクターにしていくというこの技術とアイディアなんですね。
誰でもできるっちゃできるんだけども、これをやろうとした人は誰もいなかったということで、子どもたちと一緒に自分の好きな木を一本見つけてもらって、その木をですね、キャラクターにしていくっていう授業、このストーリーをね、ちょっと考えております。ということが今プロジェクトで進んでいる最前線のお話でございました。
これがタイトルにもある目に見えるものに最大限の敬意を払うということにつながっていく第一歩になるといいなぁなんていうこともね、思っている次第でございます。
はい、ということでいかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残してくださいね。
今日聞いてくださったのはすっこ先生、そしてさなえさん、そしてM伊藤さんですね。本当にありがとうございました。はい、いかがだったでしょうか。
今日はですね、最初のところ、町のですね、いろんな信仰とかそういったところから始まっていきました。
神社や仏閣とかそういったお話から始まっていって、集落のお話もさせていただき、そして目に見えるものっていうものを大切にしていくっていうことが引いては、目に見えないものも大事にしていくっていうことになるから、僕としてはこの目に見えるものへの最大限の敬意を払っていきたいなというところからね、始めてきました。
はい、ということでありがとうございました。あさなえさん、クラッカーマークどうもありがとうございました。今日はこのあたりにしたいと思います。お会いでは、こだまこまちプロジェクトのもうちゃんでございました。またお会いできることを楽しみにしております。今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。ありがとう。ということでこちらこそありがとうございました。