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クラケン
そういうワークをちょっとどのようにしたらできるかなっていうのを実際にこう何度かテストしながらですね。
結構ちょっと頑張ったからいうわけではないですけど、結構いいものができつつあるぞと思っています。
江川さとみ
かなりいいものだと思いますし、わかりやすくてそして実践的なものを提供できるというふうに思っています。
クラケン
いいですね。ただ僕もまだ全然学んでいる最中っていうこともあって、今一つわかってないなと思ったのが、
今ちょっと取り掛かったのが怒りの感情、アンガーマネジメントみたいなところなんですけど、
怒りの感情の裏に別の感情が潜んでいますみたいな表現があって、何のこっちゃって思ったんですけど、
ちょっとそこについてさとみさんから補足というか、どんなシチュエーションとかわかんなくてですね、教えていただけますか。
江川さとみ
怒りって大昔は危険なことがあるよって、危険を知らせるっていうものに怒りが使われていたんですね。仲間に。
クラケン
危険だよみたいな。原始人みたいな人たちをイメージしたら。
江川さとみ
そうですね。なのでふとした表紙に子供さんとか命に関わるようなお仕事のことで、部下の方とかがちょっと危ない状況とかそういったことがあるときに、
危ないって言って注意するとき、危ないって言ったところの中に怒りが混じっているのわかります?
クラケン
そうですね。例えば車に轢かれそうだみたいなシチュエーションを想像するとすごくわかりやすいですね。
江川さとみ
命の危機を感じるものを伝えるときにはやっぱり入ったりするんですけれども。
クラケン
これでもちょっと面白いなと思ったのは、結構他人の命ですかそれ。もっと原始的なのかなって思ったんですけど、
例えばその動物は感情を持つんだろうかみたいなことを今ちょっと想像したときに、
僕が想像した原始人は自分の命の危険みたいなのにめちゃくちゃ敏感なのかなと思ったんですけども、
確かに交通事故にあいそうな子供を見たときにすごい打ってないんですよね。
自分のことでない中、世界がスローモーションになるみたいなのは確かにあるなと思って。
もともと原始人でも他人というか他者、自分の子供かもしれないし、親戚の子供かもしれないし、
同じ部族の子供かもしれないし、もしかしたら敵の子供かもしれないけれども、
子供に限らずなのかもしれないけど、ライオンに襲われそうなときに怒りを感じてるんですかね。
江川さとみ
そのときですか。
クラケン
ライオンに喰われそう、この子、あの人みたいなときにカーッと鳴るみたいなのがやっぱりある。
もともとは備わっているんですかね。
江川さとみ
もともと備わっているというか、危険をお知らせするという表現方法だったので、
そこに今のような、今と今のような私たちが感じている怒りというものとはちょっと違う種類なのではないかなというふうに、
江川さとみ
私はごめんなさい、そこは専門じゃないので、はっきりと答えられないんですけれども、
なのではないかなというふうに感じますけど、
私たちの今の怒りっていうのは、それこそさっき言ったみたいに複雑にしてますけれども、
悲しみとかその奥に寂しさとか恐怖だったり不安といった感情が怒りのもう一つの素顔だったりということがあるよということなんですね。
クラケン
確かにさっきの言うと恐怖もありますよね。
このままだとこの子死んじゃうよっていう恐怖ですよね。
自分がライオンに襲われそうなときに恐怖に飲まれてたらそのまま死ぬからあまり合理的ではないなって思って。
これ怒りの感情が恐怖に打ち勝てば、少なくとも攻撃するなり逃げるなり何らか行動が取れそうだなみたいな。
要はこの一つの感情の裏に別の感情があるっていうのはそういうイメージなんですか?
江川さとみ
原始人の虎の話でちょっとイメージするとそれが正解かどうかっていうのはちょっと答えられないんだけれども、
例えばの例がドッサンに虎が頭にずっと残ってて。
クラケン
僕ちなみにライオンって言ってますけど、虎いっぽこも出てるじゃん。
江川さとみ
もう二人とも話がかみ合ってますよね。頭使ったからね。
例えば大切と思っていた友達に裏切られたとか、約束を破られたとか、
そういった時って友達に対して怒りが湧いてくるじゃないですか。
クラケン
今僕の中にある感情は怒りもあったけど、とにかく悲しさと諦めみたいな感情がありました。
江川さとみ
友達に対して?
クラケン
裏切られたっていうシチュエーションを想起していたんですけど、
あんまり僕の中で怒る、怒る、怒るっていうのが弱いのかもしれないですけど、そんな出てこないんですよね。
なのでちょっといろいろグラデーションだと思うんですけども、感情も。
今の例で言うと悲しいとか悲しさもあるし、あきれ?は?みたいな。
何それ?みたいな。やってらんね?みたいなあきれとかあきらめ。
もうこいつダメだみたいな。あきらめのような感情もある。
それどっちが先なの?
江川さとみ
こいつダメだっていうのも軽い怒りですよね。
怒りなんですね。
怒りのレベルっていうのもあって、ちょっとしたイライラですよね。なんで?とか。
クラケン
確かにイライラは怒りですね。確かに。
江川さとみ
なんで?っていうコミュニケーションして頭の中。なんで?とか。
これあんまり好きじゃないとか。などの軽いものから。
ムカつくとか、いい加減にしてとかね。攻撃したくなるレベル。
あとそれとか、カーッとなって大声で怒鳴るとかのね。
爆発状態の強いレベルとかまで様々なんですよね。
クラケン
あるですね。悟空がスーパーサイヤ人になる時には怒りの感情が必要ですね。