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クラケン
悶絶心理学
東大卒、マジシャンのクラケンです。
江川さとみ
株式会社エルコピア代表取締役、江川さとみです。
クラケン
この番組は、アサラティブコミュニケーションとメタ認知を駆使して、
皆さんが、より豊かで充実した人間関係を築くための実践的な方法を提供します。
はい、というわけで、合宿2日目。
江川さとみ
お疲れ様でした。
というかさ、すごいさ、昨日の昼間さ、クラケンさんが財布をお昼ご飯食べたお店に忘れてきてて、
今日の朝まで気がつかなかったんだよね。
クラケン
そうなんですよ。台湾まぜそばをさとみさんと食べに行きまして、
美味しかったね。
美味しかったんですよ。で、財布をですね、ついつい机だったか椅子だったかちょっと覚えてないんですけど、
ポンって置いといて、どうやらそこに忘れていってしまった。
江川さとみ
忘れていってしまったと。
クラケン
財布はさとみさんがしてくれて、その後ですね、今現代なかなか現金を使うことがないじゃないですか。
まあそうだね。
全然その日は気づかなくて、
江川さとみ
財布開けなかったってことですよね。
クラケン
朝起きてからです。朝起きて宿泊してるところからさとみさんの家まで歩いて20分くらいかかるのかな。
で、今ループっていうレンタルバイク、レンタル自転車とかレンタルキックボードのサービスがあって、
これ友達に教えてもらって、ちょっと使ってみたいなと思ったんですよ。
で、アプリを開いて、最初にいろいろクレジットカード登録したりとかするんですよ。
その時、免許証登録するシーンになって、あ、免許証登録するんだなと思って、
カバンを開けてですね、財布を探したらないんですよ。
まず僕の頭によぎったのは、あ、わかった、さとみさんの家に置いてきたんだ。
江川さとみ
合宿1日目、さとみさんの家に置いてきちゃったかもしれないなって思ったんですよ。
うん、ふいに俯瞰したんだね。
クラケン
で、あとはその時にランチのところも頭によぎったんだが、
あんまさとみさんの家にいてなかったら問い合わせればいいかと思ったんですね。
で、財布をなくしたことにそこで気づいたわけですけど、
まず僕結構財布を人生の中でなくしてまして、
あ、そうなの?
2桁いくかいかないか。
江川さとみ
マジすごくないですか?
クラケン
僕もう小学校の頃から忘れ物ひどくて、
学校に寄せてくるとか、家に寄せてくるみたいにしょっちゅうやってたんですね。
財布を持ち歩くようにやって、高校の頃ですね、やっぱり財布をどっかに置いてきちゃうとか、
どっかの居酒屋のトイレに置いてそのまますぐ気づいて引き返したんだけど、
なかったこともありますし、
アップルウォッチが出始めの頃でしたから、アップルウォッチ買って、
漫画喫茶、当時は半個室みたいな、一応鍵がかかるところですよ。
アップルウォッチを外して置いておいたんですよ。
これをまた忘れてお会計して、これ結構早く気づいたんですよ。
結構早く気づいてお店を出てから、やばい、アップルウォッチ忘れたと思って引き返したらもうなかった。
03:04
江川さとみ
なかった。
クラケン
この時、防犯カメラとか見てもらえればよかったかもしれないですけど、
嘘物、失くし物、忘れ物がめちゃくちゃ多いんですよ。
一番ひどいのはパソコンを酔っ払ってパソコンを失くしたりとか、
カバンを失くしたりとか、まあまあひどい忘れ物があるので、
そういう自分なので結構ちゃんと対策してるんですよ。
対策してるよね、確かに。
対策してる。つまり財布には必ずロケーションが書かれる。
例えばアップルタグだとか、今回の財布にはタイルっていうやつを入れてたんで、
位置情報を追跡できるんですね。
なんですけども、これがですね、電池が切れてて、
安全装置、フェイルセーフとして発動してるかということが判明しました。
判明しました。
江川さとみ
その時の自分のいろいろなことが重なって、気がついたわけじゃないですか。
で、電池もなく、その時の自分の感情ってどんな感情があった?
クラケン
もう結構ね、やられてるんで、
江川さとみ
焦りとかそんなに生まれなくて、
クラケン
やることがまず思い浮かぶんですよね。
やるべきこと、確認して、昨日の行動はこうだったなあ。
じゃあここか、ここになかったら、もう悪いやつに盗まれたと思っちゃう。
みたいな感じで、まず今朝の行動ですね。
クラケン
今朝気づいたんですよ、財布なくしたことに。
今朝気づいて、さとみさんの家に来て、
あ、実は昨日、そうそう、これ言ってなかったんですけど、
さとみさん家にいつも忘れ物してるんですよ。
え、何?
江川さとみ
パソコンの充電器を実は忘れてたんですよ。
クラケン
っていうのもあったので、
あ、財布もきっと忘れたに違いないと思ってたんですよ。
なので、パソコンの充電器は無事さとみさん家にありました。
あ、良かった良かった、予想通り。
あれ、でもやっぱり財布ないぞって思って、
これはちょっと後で探しにくいんしても、
ちょっとコミュニケーションしておかなきゃいかんと思って、
さとみさんに、お前さっきの財布なくしたみたいです。
でも行動を振り返った結果、
さとみさん家でなければ、台湾まぜそばのお店だろうと思ってたので、
あそこに忘れたみたいですって、
ちょっと今から連絡してみますねって言って、
ちょうどですね、結構そのまぜそば美味しくて、
さとみさんもそこのお店というか、提供している方、
そこ面白いお店で、結構日替わりなんですよね。
なんかレンタルショップみたいな感じで日替わりなんで、
次来るのがもう来月とか。
しかも来月来ないって言ってたから、来月だったので、
江川さとみ
多分私はどういうふうな今気持ちで、
どういうふうに対処しようとしてるんだろうと思って、
私は観察してたんですよ。
だから密かに観察していて、
今聞いたらやっぱさすがにその感情に支配されずに、
慣れてるっていうのもあるかもしれないけど、
でも支配されないで、きちっとやるべきことを考えるっていう、
本当はもうメタ認知を発動させてるってことなんですよ。
そうですね。めちゃくちゃラッキーだったのは、
本当にさとみさんがユニットなんですけど、
クラケン
要はお店を気に入ってくれて、
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クラケン
よかった、なんか通販とか売ってるんだったら買いたいです、
みたいなことを言ってくれてたんで、
僕はちょっと気を利かせたつもりで、
QRコードを読んで、
インスタグラムとかあるなとか、
ホームページあるなとか、
ホームページのURLをLINEでさとみさんに送ったんですね。
で、そこから、
辿ったらインスタグラムのアカウントが見つかって、
インスタグラムでメッセージを送ったんです。
よかったよね。
よかった。
江川さとみ
それで、すぐ返事返ってきてて、
クラケン
もう警察署に届けましたって言われました。
よかったよね、でも。
いや、でも届けてるんじゃないかなっていうのは、
江川さとみ
私も思ったけれども、
僕ら検査に任せようと思って黙って見ていたんだけど、
すごくさ、そこがやっぱり、
メタ認知、何かあったときにできる人っていうのは、
そこがやっぱり冷静だなと思って、
私は物を無くすと、
メタ認知がぶっ飛ぶんですよ。
そうなんですね。
メタ認知がぶっ飛んで、
クラケン
キャーとかワーとか、
江川さとみ
もう頭が真っ白になるみたいな。
で、とりあえず走って、
さっきのお店に探しに行こうとか、
そういう風に慌てた行動になるんですけど、
結局、よく忘れたとか無くしたと思っても、
いつのかばんから出てきたりとか、
そういうことがあったりとかするんだけど、
もうその時は、
一番初めに感情に乗って、
これはね、何回訓練しても、
何回訓練しても、
物を忘れた時だけは感情に乗ってられる。
だからもうむしろ、
私は物を無くしたときは、
感情に乗ってられる私なんだという風に、
自分自身で学んでですね、
慌てる自分を逆に言うと、
俯瞰するように、
という風に自分自身で前もって、
準備してるっていう言い方はあれだけど、
自分自身が気をつけています。
なるほど。心がけている。
気をつけています。
こういう時はもう、
クラケン
自分は乗っ取られるなって。
江川さとみ
でもいいですね。
自分をハッキングするというか、
クラケン
自分の思考の癖だとか、
行動の癖をあらかじめ、
計画に入れておくっていう。
掴んでおくというかね。
そういうことも、
江川さとみ
メディア認知を発動させる上で、
大事なことなので、
サイファーってよかったよね。
ていうかさ、
大体なんかさ、
私と一緒な時に、
起こるはずないやろ、
みたいな私は思考を持っているんですね。
なので午前中のうちに出てきてよかったよね。
クラケン
すぐ動いて。
それもあるし、タイルとか、
エアタグの電池が切れている、
あるいは切れかけているっていうのも一つ。
普段チェックしないですからね。
電池切れてるかなとか、
しないんで、
ここで分かってよかったなって。
無事財布が警察署にあって、
何一つなくなっていなくて、
そもそも実は現金も入ってなかったんですけども、
ただ免許証とか、
無くすと非常に厄介なものばっかりだったので、
非常によかったなって思うのと、
もう一つちょっとシェアしておくと、
僕常に財布を二つ分けてるんですよ。
はい、分けてるよね。
無くす前提で。
江川さとみ
学習してるよね、ちゃんとね。
クラケン
ある時、電車の乗り換えで、
ポケットに入れてた、
小銭入れの方ですね。
こっちにもタグが仕込んでて、
09:00
クラケン
ポロッと落ちて、
電車を降りて、乗り換えなんだよ、
向かいの方向いて、
もう一人動くんですよ。
電車が鳴って、
江川さとみ
もう財布忘れてませんか?
クラケン
もうやっちまったって言って、
一駅で降りて、
駅の電話号って調べれば、
駅に電話して、
さっき何時何分発で、
さっき着いたこういう電車の何両目の、
ここの座席に、
多分財布が落ちてるから、
回収しといてって言って、
やってくれたんですよ。
ありましたとかって言って、
もう折り返しの電車で取りに行くんでって言って、
で、待ち合わせてるクライアントさんだから、
と、ちょっと忘れましたけども、
待ち合わせしてた人に連絡して、
ごめんなさい、こういう家ちょっと遅れるんで、
すいませんって言って、
財布を回収できたとか、
江川さとみ
そういう事例もあります。
いろいろとお忙しいでしょうけれども、
気をつけましょうね。
皆さん今日は、
倉賢さんの忘れ物とメタ認知の関係について、
話しましたけれど、
忘れ物しそうな方は、
クラケン
ちょっと参考にしてみてください。
本当に是非、まずロケーションが分かるものと、
無くさない努力と、
感謝ですね、是非。
メタ認知ね。
江川さとみ
メタ認知していただければ。
はい、そういう事です。
クラケン
今日はこんなところで、
僕がやらかしたストーリーでした。
江川さとみ
はい、すいませんでした。
クラケン
ありがとうございました。
ありがとうございました。また聞いてね。
バイバイ。