1. ミシマ社ラジオ
  2. #30 ミシマ社京都オフィス全員..
2025-12-26 38:43

#30 ミシマ社京都オフィス全員集合!

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新入社員のニシカワ(左)

 

ミシマ社ラジオ第30回目は、2025年最後ということでミシマ社忘年会の様子をお届けします。
今年3月入社の営業ニシカワをゲストにいろいろとお話を聞く予定が、フジモト家の寸劇がはじまったり、なんだかいつもとちがう雰囲気に。それでも新刊『ちゃぶ台14』の話はしっかり挟み込み、たくさん笑ってたのしい時間になりました。

 

 

営業ニシカワの入社は、今年のミシマ社10大ニュースにランクインするほど大きな出来事でした。
ミシマガジンにて、最新記事が公開されていますのでぜひご覧ください。
「ミシマ社の話」 第103回 ミシマ社10大ニュース(2025年版)

 

今年もミシマ社ラジオを聴いていただき、ありがとうございました。
2026年がみなさまにとってよい年でありますように。

 

<イベント> 久しぶりに限定オープン! ミシマ社の本屋さん@ミシマ社京都オフィス

 

出版社・ミシマ社が運営する京都オフィス併設の小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」は、2020年4月より休業、2022年7月をもって営業を終了しておりました。このたび、およそ3年半ぶりに実店舗での営業をいたします。ぜひお立ち寄りください。

  • 日時:2026年1月30日(金)13 :00 〜 18:00
  • 場所;ミシマ社 京都オフィス

    〒602-0861 京都市上京区新烏丸頭町164-3

  • ご利用可能なお支払い方法 現金のみ
  • 駐車・駐輪について

    自転車は駐輪スペースがございます。お車は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

 

〈お知らせ〉 ご予約受付中! ミシマ社の福袋2026 ¥6,600(税込)

 

ミシマ社の本屋さんショップ新春恒例、本の福袋です。
ミシマ社(ちいさいミシマ社レーベルも含む)の本5冊に特製エコバックとおまけをつけてお届けします。
5冊のうち2冊はミシマ社メンバーが選書します。本を選んだメンバーからの「ひとことメッセージ」付きです。どんな本が入っているかは、届くまでのお楽しみ! ミシマ社創業20周年を記念して、うち1冊は著者サイン本をお贈りします。年内のご予約分は2026年1月8日以降に順次発送いたします。

一年のスタートに、思いがけず、素敵な本と出会う機会になればうれしいです。

 

くわしいセット内容については、ミシマ社の本屋さんショップページからご覧ください。
【ご予約受付中】ミシマ社の福袋2026

 

<関連書籍>
『ちゃぶ台14 特集:お金、闇夜で元気にまわる ミシマ社(編)

『ゆっくりポック』 益田ミリ(著) 平澤一平(絵)


※AIによる文字起こしのため、一部文字表記に誤りが生じる場合があります

 

ミシマ社の忘年会
ミシマ
みなさんこんにちは ミシマ社ラジオです
出版社ミシマ社がお届けする本のこれからとミシマ社の今 本日も三島邦弘と藤本里佳がゆるゆるとお伝えしていきます
ミシマ社ラジオ
おーい
いやーミシマ社忘年会盛り上がってますねー
ニシカワ
いやー盛り上がってますねー
ミシマ
めちゃめちゃシーンとしたじゃないですか
今日はあのミシマ社のね京都オフィスで収録ということで
ミシマ社の京都オフィスメンバー集まってくれてます
いやーやっぱこう人数多いと嬉しいですねって言おうとしたんですけども
あのこのブース以外にいる人は今一人だけというところで
あのはいちょっときっと今から集まってくれるかなと思います
あの今1階のねいつも収録している部屋にいるんですが
皆さん2階で仕事していて
まだなかなか降りてきてくれないっていう状況なんですけども
今日はゲストをお迎えしているんですが
新たな営業メンバーニシカワ
ミシマ
はいフジモトさん紹介してください
フジモト
はいえっと営業のニシカワさんです
ニシカワ
ニシカワです初めましてどうも
ミシマ
えっとニシカワくんはこのミシマ社ラジオ初めてですか
初出演
ニシカワ
初出演です
かなり緊張してるんですけども
あの初回から忘年会という和やかな回で
ちょっと安心してるところもありますけど
ミシマ
よろしくお願いします
あの確かにね春ぐらいの合宿の時にね
1回マイクパッと渡してしゃべってもらったことあるんですけども
その回公開してないと
あれすごい面白い回なんですけどね
公開ちょっといろいろとこうなんかその後バタバタしてしまって
公開できずにいる音源があるんですが
まあそこでは結構あの多弁で
結構能弁なニシカワさんだったんですけれども
どうですかフジモトさんニシカワくん
紹介してください
フジモト
本当になんかいろんなことを知っています
ミシマ
そうですか
フジモト
ちょっと話したらすごいいろいろ教えていただいたり
話が広がります
ニシカワ
教えるなんかちょっとおこがましい感じ
ミシマ
ちなみにこの初めてね
ニシカワくんの存在知った方も多いと思いますけれども
あのちょっと自己紹介してください
ニシカワ
はいえっと
2025年の3月入社の西川和希と申します
ミシマ
いやーこれね
ちょうど「ミシマ社の話」という
あのミシマガジンのコーナーで
今年の重大ニュースというのを僕ちょっと書いたんですけども
その一つにニシカワくん入社というのを書いてます
ニシカワ
ありがとうございます
ミシマ
いやいや本当になんかニシカワくん来てくれて
あのミシマ社の営業すごい活発になったというか
なんかこう毎日行ってきますみたいな感じで
外回りホワーッとなんか出ていく感じがすごいいいなと思ってまして
あの営業したかったんですよね
この出版っていう仕事の営業したかったんですよね
ニシカワ
あそうですあの営業がしたくて
あの入って
であの「一冊入魂」と謳われているかと思うんですけども
あのその部分の説明とかももちろん面接とかでちょっと詳しく聞かせていただいたりして
これはしっかりあの自分の売りたい本を思いを込めて営業できるなと思って
ぜひやらせていただけませんかということで
はいあの今に至るという
ミシマ
なるほど
いやということは前職は全然出版の仕事と違ったということですか
ニシカワ
はいそうです
ミシマ
ちなみに何を
ニシカワ
はいあの前職は
農業機械のメーカーに勤めていたんですけど
ミシマ
また全然違いますね
フジモトさんとの対話
ニシカワ
そうですね中でもそのそもそも営業でもなくてですね
あの技術職というかまあの整備の方がメインの領域だったっていうことです
ミシマ
毎日機械機器と向き合ってたわけですよね
ニシカワ
はい機器と部品と
ミシマ
なるほど
もうだいぶじゃあこの出版社の営業と日々が日常が変わったということですよね
ニシカワ
そうですねあのちょこっと営業もしてまして
あのエリアでも持ってたんですけども
やっぱり主があの整備ということもありますので
定期点検だったりなんだりっていうのをこなしながらちょっとこう日にちを決めて
この月のここで営業行きますみたいな感じだったので
毎日毎日こう出かけたりとかっていうことはなかったですね
ミシマ
なるほどそれあのどうですか慣れましたか
ニシカワ
はい慣れました あののすごい
まああのどちらもまあもちろん良さがあるんですけど
やっぱりこう定期的にこう何ヶ月か空いていくと
しっかりすごく資料準備してとか
結構商談っていうような感じのメインの営業になってくるんですけど
やっぱりフラッとこうフラッとってわけじゃないんですけど
あの行ってどうもこんにちはっていうような営業で
やっぱりこう回数重ねるごとにグッと書店員さんと距離が近くなって
すごくフランクに話しかけてくださる方とかもいらっしゃるので
そういう部分でもあの僕もあの営業先でこう元気をもらうみたいな
営業ですねはいそれがすごく楽しいです
ミシマ
そうですか
そういうこう出版社の営業をやっているニシカワくんに
フジモトさんは何を学ぶんですか
フジモト
えっと
ミシマ
フジモトさんね全然営業かかわってない
フジモトさん営業を学んでるんですか
フジモト
営業なんて言うんですかね
身軽さ
ミシマ
身軽さを
ちょっと詳しく教えていただけると
フジモト
柔らかくてついつい話してしまうみたいなところがあって
最初にお話した時も
話したことないようなことまでニシカワさんに言っちゃったりして
それがさすが営業って思いました
ミシマ
ニシカワくんフジモトさんのその引き出してください
まだこのミシマ社ラジオではそんなにフジモトさん自分のこと語ってないんですよ
リスナーの方結構ねフジモトさんもっと話してほしいみたいなことをちょいちょい僕の方に言われていて
僕のやっぱりパーソナリティとしての腕としてはなかなか引き出せてないなっていうすごい反省があって
ちょっとここからニシカワくんお願いします
ニシカワ
わかりましたじゃあちょっとここは一つ出していこうかなと思うんですけど
じゃあこれフジモトさん的にダメだったらもう全カットでお願いしたいんですけど
そうですね最初に話し始めたのは本当入社数日みたいな感じの時だったんですけど
何かなぜか遅くまでいたのがこの二人だった日がたまたまありまして
何かまあ二人だしそんな何か黙々と仕事してるけど
ちょっとこう僕も初めてだし話しかけとこうかなと思って
えっとなんか普段何してるんですかみたいなほんとたわいもない話で
仲良くなろうぐらいのほんと軽い気持ちで話しかけて
ニシカワ
そしたら結構話し込んでしまい
そこで一つなんか知れたことをじゃあここで出そうかなと思うんですけど
意外とこの家帰った時のフジモトさんとこの外に出た時のフジモトさんで
性格がもうほんと真逆だっていう話を聞いて
そのレベルも親に心配されるレベルだっていう話を聞いて
自分でもなんか自覚ありとのことでそれが面白かったですね
ミシマ
それは実に興味深い話です
いやー僕だからフジモトさんってもうすぐねこのミシマ社ラジオはじまって丸二年です
僕が全く引き出せない話をわずか入社数日にしてやるな〜
ちょっと今負けた感今僕の中であります
いやいやフジモトさん全然その自宅のまんま行ってもらって構わない
ちょっとそのフジモトさんをぜひニシカワくん引き出してください
ミシマ社ラジオリスナーにぜひ
ニシカワ
そうですねなんかどういうなんか会話
じゃあ会話例えば僕がなんか会話投げかけてみるんで
それをすごく自宅っぽく言ってもらうことによって
ちょっとでもなんか臨場感が出るんじゃないかなと
今ふと思ったんですけどこういうのはそういうのはどうですか
フジモト
自宅?
ミシマ
ここは自宅です
ニシカワ
ちなみになんか
ミシマ
じゃあ僕お父さん役
ニシカワ
じゃあお母さんで
ハセガワ
じゃあなんかまあ僕から一言話しかけるんで
それのアンサーをじゃあ家っぽくお願いしたいなと思います
ミシマ
お父さんはどんな風にこういう時いる感じですか
お父さんは
スミ
例えば今僕がどんな風に振る舞ったらちょっとお父さんに近づきます?
ニシカワ
あーでも基本的に聞いてくれます話を
じゃあお母さんの情報も欲しいですね
フジモト
お母さんも聞いてくれます
ニシカワ
でなんか言ったことに対して意見をくれる感じ
じゃあ僕から仲間代を一つ
最近寒いけど夜も遅いし大変やろう
大丈夫か?
ハセガワ
ちょっと待って
スミ
今あの家と思って答えてください
フジモト
大丈夫
ニシカワ
あそうそれならよかったけど
ハセガワ
ところでなんかクリスマスは食べたいのとかある?
ニシカワ
なんかチキンとかお父さんはどう?ちなみに
ミシマ
お父さんはまあ毎年のようにシュトーレンをね
自分で作るんだけど
ニシカワ
あーそうやそうや
ミシマ
今年もちゃんと用意してるよ
ニシカワ
他なんか食べたいのとかある?
フジモト
チキン
ミシマ
チキン
チキンはもうもちろん用意してるよ
ニシカワ
そうね
ミシマ
えこれなんの時間
いやいや
ニシカワ
実家感じましたか
ミシマ
ちょっと実家感出たよね
フジモト
いつもと違う雰囲気が
ミシマ
あった
ニシカワ
心なしか若干関西弁にもなってますよね
ミシマ
いや俺もうフジモトさんお父さん見たことないし喋ったことないけども
ちょっとお父さんに親近感湧いた
すごく
ニシカワ
なんか僕もやっててお母さんの温かさみたいなの出せたかなって思うんですけど
ミシマ
ちょっと似てましたか
似てはない
似てはなかったですよね
ニシカワ君の何を学んでるんですか
フジモト
ニシカワさん
ミシマ
すごい色々知っててみたいなこと冒頭で言ってたじゃないですか
フジモト
前、ハセガワさんもおっしゃってたんですけど
なんかワードが出たらそれに対して
ニシカワさん絶対に喋るみたいなのがあって
みんなでお弁当食べる時もそれが本当
すごい豊富っていうか何言われても返せるのすごいなって
ニシカワ
ありがとうございます
ミシマ
どうですかすごいじゃないですか
ニシカワ
なんかすごいありがたいいいように言っていただいてありがとうございます
多分すごく浅い知識が広いだけなのかなと思うんですけども
どんなボールが来てもできるだけ拾おうっていう意識はありますかね
ミシマ
すごい流石
ニシカワ
ありがとうございます
それはもう幼少期からそうですか
そうですねなんか幼少期からやっぱり話を広げたりとか
なんか常にしてたいタイプで
なんかちょっと今日この友達とのこの帰りのなんかよくわからない時間
ちょっと厳しいなっていう時とかはもう
どんだけ楽しませるかみたいな感じでずっと思ってたので
同じクラスのあんま喋ったことない子と
なんか100メートル差ぐらい空いてて同じ帰り道みたいな
もう話しかけるしかないよねっていう状況の時とかは
進んで話しかけてました
ミシマ
100メートル離れてるのに
ニシカワ
100メートル離れててもなんか周りが人がいなくて
で向こうもちょっと気づいてるみたいな
これ行かへんかったら明日の学校気まずいやろうなみたいな時は
まあもう喋る
ミシマ
本当に
なんとかくーんとか言ってこう行ってわーって喋って
ニシカワ
わーって喋って
ミシマ
本当に
ニシカワ
いや本当です
ミシマ
全くそんな発想なかったわ
ニシカワ
なんかなので逆に言うとこうちょっとこう沈黙とか気まずさみたいな方が
ちょっと苦手っていう
多分その裏返しだと思うんですけど
ミシマ
どうですかフジモトさんそれ聞いて
フジモト
すごい本当に見習いたいところで
ミシマ
見習いたいですか
フジモト
はい
ミシマ
いやまあすごいなあ
でも面白いですね
思い出の共有
ミシマ
結構一人で歩いてたなあ小学校の時
ニシカワ
本当ですか
ミシマ
なんか今すごい
すごいしみじみと思い出しました
ニシカワ
一人で歩いてる風景
ミシマ
学校から家までまあまあ近いのに
めちゃくちゃ時間かけて
すごい止まるように歩いてた時があったな
いろいろ考えて
考えてましたいろいろ
何も考えてたかよくわかんないですけども
そうですね別に家帰りたくないわけでもないのに
最後の5メートルとかもうなんか5分ぐらいかけて
ニシカワ
それは
ミシマ
そして扉を開いた記憶がありますね
そんな子がいたら話しかけてましたか
ニシカワ
話しかけてました
なんかすごい遅いなあって
ちょっと待ってんのかなって思っちゃいます逆に
そんだけ止まるように歩いてると
ちょっとサインかなと思って
逆に行っちゃうかもしれないです
ミシマ
必ずしもそうじゃないと思うよ
ニシカワ
そういうことですね
ちょっとあの
ミシマ
独りの世界を楽しんでる子たちもいっぱいいたと思うよ
ニシカワ
確かに僕はその
そういう場面も壊してきたかもしれないですね
ミシマ
それは十分にありえると思う
でも嬉しかったと思いますよ
そうやって話しかけてくれると
ニシカワ
それだと嬉しいんですけどね
フェスティバルと出版物
ミシマ
なるほど
いやもうあの
急に会話が終わったんで
ちょっとミシマ社メンバーなんかあったら
ハセガワ
お邪魔してます
ミシマ
自己紹介一言お願いします
ハセガワ
はい
ノザキ
絶対嫌だ
ハセガワ
絶対嫌だっていう小声がどこかから聞こえてきたんですけど
楽しく聞いてます
スミ
あのすごいこの3人のトリオ
すごい面白いですね
なんかオフィスで
毎日一緒に働いてるはずなんですけど
なんかこんな爆笑
お腹痛くなってます
いいなと思いました忘年会
ミシマ
ちょっと内輪っぽくなってしまった
今日全部内輪の話
ミシマ社の京都オフィスの日常を知ってもらう時間なんで
ほぼ非日常な時間だった
なかなかフジモト家の時間って初めて
いや良かったな
いいですね
フジモトさん今年はどんな1年でしたか
フジモト
今年は暑い夏がありました
ミシマ
ニシカワ君引き出してください
ハセガワ
僕ではやっぱりまだまだダメなのが今痛感してます
ニシカワ
暑い夏があったっていうのはどういうことなんですか
ちょっと詳しく聞きたいなと思って
フジモト
そうですね
もちろん夏暑かったのと
あと皆さんが(ウィー東城店でのちゃぶ台)フェスティバルで
すごい意気込んで
素晴らしい催しをされていて
それが『ちゃぶ台14』にも載っていて
それをまた読んで
すごい思い出していました
ニシカワ
ありがとうございます
ミシマ
すごい最高の振りをしてくれましたね
皆さん年末年始の読書
まだ決まってない方いらっしゃいませんか
迷わずこれをお勧めしたいと思います
はいじゃあ営業のニシカワさんからお願いします
ニシカワ
そうですねまず見た目の部分から話させていただきたいなと思うんですけど
11月に『ゆっくりポック』という絵本界のニュースターが誕生したわけなんですけども
その『ゆっくりポック』が『ちゃぶ台』に登場してまして
それが描き下ろしの表紙となっているという部分で
ちょっと実際のものを見ていただきたいんですけど
とにかく可愛くて
ちょっと夜の感じが出てて
懐かしいものがちらほらあったりとか
すごくいいなという印象を受けてました
本当に手に取るだけで楽しくなるような本だなっていうことと
中身に関してなんですけども
さっきフジモトさんがめちゃくちゃいい振りをいただいたので
話すと今年
ウィー東城店というところでフェスティバルの方をやらせていただいて
本当に大盛況で
書店員さんだったりもちろん地元のお客さんだったり
すごいパワーをミシマ社
受けましてシャワーのように浴びたんですけども
そのことがぎっしり詰まっているページもあったりして
そこは一つ見どころかなと思っております
あとは皆さん今回特集が「お金、闇夜で元気にまわる」ということで
やっぱり近年お金の不安だったり
お金に対しての注目度がすごく集まっているのかなと思うんですけど
そういった中でいろんなフィールドで活躍されている方々が
いろんな切り口で寄稿されているので
ぜひこちらも読んでいただきたいなと思います
ミシマ
そうですね いろんな方々のお一人に
今回初登場なのが湯澤規子先生
MSカレッジにもご登場いただきましたけども
湯澤さんにすごい最高の寄稿をいただきまして
「テーマの火は闇夜に灯る」という
今回の特集「お金、闇夜で元気にまわる」ですってお伝えしたら
わかりましたちょっと考えますって言って
「テーマの火は闇夜に灯る」というこういう随筆
湯澤さんが学者としての第一歩を踏む
のに行商電車に偶然出会わす
その車両に乗るか乗らないかって
人生が大きく変わるわけですよね
湯澤さんだからそこで迷わずに乗るわけですよ
そこの車両に そこの描写とかが本当に素晴らしくて
それと経済の話を本当に見事に結びつけて書いてくださっているのが
もう本当にすごいのでこれちょっと実際の文章を
味わっていただきたいなというふうに思います
なんかお気に入りってございますか?
フジモトさんどうですか?
フジモト
益田ミリさんの漫画から始まるんですけど
ここでちょっと心がキュッてなるようなことが書いてあったんですけど
でも読み進めていくとやっぱり温かい気持ちになって
いいなと益田ミリさんの漫画が好きです
ノザキ
そうなんですよ 今回巻頭に
益田ミリさんの漫画書いていただいたんですけど
これは『今日の人生』っていうね
3巻出てますけどもそれの出張版ということで
『今日の人生』を初めてこのちゃぶ台の中で書いていただいた
これはたまらんのでぜひ読んでいただきたいですね
ニシカワくんはどうですか?
ニシカワ
僕はですね
僕はでもやっぱり
土井先生の
料理の話 「料理とお金」
これがすごくなんていうか
リアルな話を書かれてるなっていうのがあって
なんか冷静に考えたら
確かにこう料理の
料理研究家の方ってどういうふうなお金
のまわし方というかまわり方というか
なんだろうっていう疑問がから
なんかしっかり説明してくださってて
なんかま土井さんの面白い感じも出てて
これ僕としてはお勧めの文章かなと思います
ミシマ
土井先生見事ですよね
土井先生の文体っていうのがやっぱあって
本当にここで土井先生が話してるかのように
土井先生毎号書き下ろしてくださってるんですね
あの文章書いてくださってるんですけども
やっぱこの
やっぱ料理人として
鍛えられた
やっぱその腕が
しっかりと文体にもつながっていて
やっぱそれが毎号本当に面白いな
「料理とお金かお料理か
お金から取ると一変に下品になるから
金とは言いにくい
お金は綺麗なものであってほしいと願う」
この最初の一段落目からグッとつかまれるわけですよね
料理番組で先生が視聴者を惹きつけるのと同様
やっぱこの文章で見せる
読ましてしまうっていう
中身が本当に面白い
返品の新しい視点
ミシマ
これをねやっぱ土井先生の
しかない世界なんで
ぜひ味わっていただきたいなと思いますね
ニシカワ
はい
ミシマ
僕は
今回「ちゃぶ台フェスティバル」
の特集してるんですけども
このミシマ社ラジオでも佐藤友則さん
ウィー東城の社長の佐藤友則さん出てもらいましたし
フェスティバルっていうか
ちゃぶ台祭りの途中では
ジャックとかもね
してもらったりとか
ウィー東城とはすごく
二人三脚で
いろいろやってきたんですが
終わったとしばらくして佐藤友則さんに
僕インタビューしたんです
その記事も載ってるんですけど
なんか僕今回ね
佐藤さんから一つ大きなこと
学んだことがあって
それは
引き算の経済
ノザキ
どっちかというと
新しい価値を作ったりとか
例えば僕らはいい本作って
それがしっかりと売れていくこと
それが出版の経済だと思って
業界の返品率が
40%とかって言われますけど
それは
よろしくないこと
もちろん
ちゃんと
回ってないっていうこと
ではあるんで
それは良くない状態なんですけど
じゃあ返品自体が
全部悪いのかとか
あとちゃぶ台でも
聞いたことあるんですけど
あの
ちゃぶ台でも
かつてしましたけど
捨てるっていうこと
自体が悪いのかって言うと
必ずしも捨てること自体は悪くないし
例えば
本屋さんが返品すること
自体が悪いわけじゃなくて
それが過剰であったりとか
全然店に置かれないのに
店が欲してない本が送られてきて
それをただ返品するとか
そういう自体が良くないんであって
スミ
すごいこう
頑張って仕入れて売ろうとしたけど
ノザキ
売れないことだってあって
今現状の制度の中で
返品っていうのはあって
それを使うのは悪くないわけであって
佐藤さんはそこの
だから
スミ
返品っていうものの
捉え方を
ノザキ
すごい僕の中で変えさせてくれたな
と思っていて
それはなんか引き算の思想って
僕は勝手に思ってるんですけども
スミ
無駄だからというか
ノザキ
効率性のために
返品をするとか
断債をするとか
っていうことじゃなくて
実はなんかこれは
次の価値を生むため
であったりとか
その店自体の次の動きを
取っていくための
返品であったりとか
っていう風に捉えると
なんかすごいこう
新陳代謝ってことですよね
スミ
僕らは体
日々不要物出しているわけであって
やっぱり取り入れて
ノザキ
出すっていうのは
自然界のある種の法則で
そこが
地中の
処理できない
規模になっているから今
環境問題が起きているわけですけども
出版業界っていう
ところで見ても
そこが
適切な
域を超えているから問題
なんだって
会社や一つのお店
っていう単位で見ても
適切にある程度
新陳代謝をしていかないといけないみたいなところが
やっぱすごい
本来あるべきなのに
スミ
僕はなんかすごい
ノザキ
それまで理念の方に
縛られていたなっていう風に思って
ミシマ社で言ったら
絶版を作らないとか
創業当初からずっとやってたんですけども
そうすると
5年10年
スミ
全く動かない在庫も
ずっと抱えていたわけなんですよ
ノザキ
これは単に
やっぱり
新陳代謝を悪くするというか
スミ
本当はそこを減らして
ノザキ
次の本のための
場所にしていくとか
そういう風にしていかないと
スミ
物理的に
場所も取るし
そこを
ミシマ社の新方針
ノザキ
減らすっていうことは
次の価値を
生むっていうことへの
一つのアクションなのに
スミ
次の価値を生みにくくする状態
ノザキ
っていうものを
理念に縛られて起こしてたなっていうのが
今年
すごい大きな反省として僕の中であって
それはやっぱ
ちゃぶ台フェスティバルっていう
大きなイベント
佐藤さんっていう人との出会いや
対話を通して
すごい
負に落ちて
身体から知っていけたかなという風に思っていて
スミ
来年
ノザキ
10月にうち20周年迎えるわけなんですけど
だから
そこに向けて
絶版をしませんっていう
看板は下ろします
これは
ミシマ
パブリックな場で
ノザキ
話すの初めてなんですけど
絶版をしない
そういうことを
標にするんじゃなくて
目的にするんじゃなくて
いい本面白い本をとにかく
ずっと出し続ける状態を
出版社として維持すると
面白いっていうものを掲げて
ミシマ社は
始まっている会社なので
それのために
どうしたらいいかっていうところを
来年も続けていきたいなと
いう風に思うんですけども
いかがでしょうか
ニシカワ
まさしく
どの部分についてしまえればいいか
わからなかったんですけど
でも
元に戻ってしまうんですけど
やっぱり
ミシマさんと同様
やっぱりみんな
ミシマ社メンバー個人個人がすごい
ウィー東城店
でのフェスティバルだったり
いろいろ経って
すごい
一個変わったのかなっていうのがあって
僕は本当に入りたてだったので
いきなり
カルチャーショックみたいな
状態だったんですけど
でも
書店で
本が売れる以外の
また
それとは比べ物にならない
熱量と
その熱が
いろんな人を伝って
広がっていく感じとかが
まさしく体感できた
実感になったっていうのが
一つ
僕の中では大きかったなっていうのは
すごく思います
ミシマ
よかったです
なんか
今も
半年経ったけど
なんか熱が残ってる感じ
ありますよね
やっぱそれはすごい
ありありとあって
こういうのって
本当に
座学では
身につかない
熱だなっていう風に思いますね
『ちゃぶ台』のところで
もう一個ちょっと
言いたいことがあったんです
今回特集もう一つやっていて
「十年後の移住のすすめ」というのを
やってるんですが
これは創刊号で「移住のすすめ」というのを
やったんですね
この『ちゃぶ台14』
ノザキ
これ10年経って
この間やっぱ
『ちゃぶ台』を読んで移住したっていう方も
いてですね
去年
移住したで
垂井綾乃さんという方が
今まだ20代だと思うんですが
垂井さんが
移住して
実際僕も今年
周防大島行ってきましたけども
本当に
島が
移住と本屋再開の案内
ミシマ
垂井さんを中心に
渦巻いてる感じ
があってですね
すっごい面白い
動きが起こってました
なんか
こういう風に
一つ
一人いることで変わるっていうことと
あと
『ちゃぶ台』の創刊号読んで
周防大島知っていこう
って思ったっていうので
なんか一つの雑誌が
そういう風に
人生を
変えてるわけなんで
東京出身の
垂井さんが
京都で働いててその後やめて
そして周防大島に
行って移住して
しかもほぼ限界集落の
場所で
結構ここに登場している
珍さんや内田健太郎さんや
あと農家の宮田さん
とかこの間
『ちゃぶ台』出ていただいてる方も
あそこに住むんだっていうような
ぐらいの村に
住んでるんですけども
その様子とかの
軽やかさですね
やっぱすごい面白くて
垂井さんに今回寄稿してもらい
そして内田さん中村明知さんに
垂井さん
が来てどう変わったか
みたいなコメントをもらってるんですけども
ここはぜひ読んでほしいな
と思いますね
こんな感じで
ミシマ社
来年も色々と
また新しいことにもいっぱい
挑戦していきたいなという風に思ってますし
程よく
新陳代謝を
しながら面白い
面白いっていうことを
続けていける会社で
いたいなという風に思います
フジモトさんから案内をお願いします
フジモト
ミシマ社の本屋さん
ショップから
今ご予約を受付している
ミシマ社の福袋
2026が
ありまして
これは
セット内容がミシマ社の本
5冊と
特製エコバッグと
おまけが入っています
Aセット
Bセットがあって
Aは『ちゃぶ台14』
先ほどの
最新刊の『ちゃぶ台14』
が入っていて
Bは新仕事のお守りが
入っているのでどちらか好きな方
を選んでいただいて
2026年1月
8日以降に順次
発送いたします
備考欄にミシマ社の本で
お持ちのものがあれば
書いていただいて
重複しないように選んで
お送りします
またこんな本が読んでみたいなどメッセージを
書いていただいたら
ミシマ社メンバーが参考にして
本を選びます
ミシマ
福をたっぷり詰めて
お送りしたいと思いますので
ぜひご応募ください
あとですね
1月30日
久しぶりにミシマ社の本屋さん
開きます
今僕ら収録しているこの場所が
何年ぶりだろうな
コロナ以来だと思うので5年ぶりかな
ミシマ社の本屋さんとして
実際に店をオープンしようと思っています
金曜日
1時から6時です
5時間かな
午後の5時間だけですけれども
ぜひ
お越しいただけると嬉しいです
おそらく今この
集まっているメンバーいるんじゃないかなと
思いますので
ミシマ社の本屋さん
お待ちしたいと思います
ではみなさん
今年も1年間
ミシマ社ラジオを聞いていただき
ありがとうございました
来年も
みなさんにとって
良いお年でありますように
お祈りしております
またミシマ社ラジオでお会いしましょう
ではさよなら
ニシカワ
さよなら
38:43

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