1. ミシマ社ラジオ
  2. #33 絶版する?しない?? の話
2026-03-06 22:20

#33 絶版する?しない?? の話

spotify apple_podcasts

 

ミシマ社ラジオ第33回目はミシマ社が創業時から掲げてきた「絶版しない」についてお話しました。本にとって一番良いかたちを考えて、これからも一冊入魂の本づくりを続けていきます。ぜひお聴きください。
 

\現在、ミシマ社の出版活動を応援してくださるサポーターを募集中です/

 

<配信イベント> \参加無料です!/ 

3/13(金)「代表・三島と京都オフィスのメンバーが、ミシマ社サポーター制度について話す会」

  • 2026年3月13日(金)19時~20時予定

    ※オンライン配信、本イベントにはアーカイブ版はございません。

 

 

<イベント> \京都メンバーが手売りします!/ 

京都・今宮神社のハレトケ市にミシマ社の本屋さんが出店!

出来たてほやほやの最新刊から、今では書店さんで手に入りにくい在庫希少本、ミシマ社グッズを京都オフィスメンバーが手売します。当日はミシマ社の他にも、おいしい焼き菓子屋さんやコーヒー屋さん、お花、焼き物、子ども向けのワークショップなど、ご近所のお店が大集合!お店番をしている私たちもいつも楽しんでいる青空マーケットです。春のお散歩がてら、ぜひ遊びにきてください。

  • 日時:2026年3月15日(日) 10時〜16時
  • 場所:今宮神社・境内   京都市北区紫野今宮町21

※当日はエコバックをご持参ください。
※ハレトケ市自体は雨天決行ですが、あまりにも雨が激しい場合は、本が傷んでしまうため、ミシマ社の本屋さんは出店をとりやめることがあります。最新情報はミシマ社のSNSにてお知らせいたします。

 

<関連書籍・メディア>

『新・仕事のお守り』 ミシマ社(編)

『ちゃぶ台』 ミシマ社(編)

『自由が丘の贈り物 私のお店、私の街 ミシマ社(編)

『新版 ザ・万字固め』 万城目学(著)


朝日新聞Re:Ron
「共有地よ! 三島邦弘の思いつき見聞録」

 

※AIによる文字起こしのため、一部文字表記に誤りが生じる場合があります

オープニングと季節の話題
ミシマ
みなさんこんにちはミシマ社ラジオです出版社ミシマ社がお届けする本のこれからとミシマ社の今 本日も三島邦弘と藤本里佳がゆるゆるとお伝えしていきます
みなさん改めてこんにちは
3月になりましたね早い早いですねねーこの前年が明けましたねお伝えした気がするんですけどもはいあの
フジモト
3月、フジモトさんはどうですか? ちょっと鼻がちょっとむずむずしてます
なるほど花粉症ですかね なんですかねちょっとなんか年によって違うんですが
ミシマ
ミシマさんは花粉症? 僕はもうあの一応花粉症は克服したと
子どもの頃からですね花粉症っていう言葉が出るか出ないかっていう走りだったと思うんですね
もう花粉症っていう世の中で言われた瞬間から僕は花粉症って言ってたぐらい花粉症ひどい人だったんですけども
そうですねあのこれをどう克服したかは長い話になるのでまたどこかでお話したいなと思うんですけども
フジモト
卒業シーズンみたいな感じですね 3月1日って高校京都の高校卒業式が多いみたいで
ミシマ
そういう高校生を見ました あそうですか見ました?
花束持ってる高校生 そうなんですねそうか高校の卒業式ってそっかあの3月20日以降とかそういうんじゃなく
もうなんか1日が多いみたいです 僕はそれは全然知らなかったです
全然見かけなかったなぁ
あのミシマ社の周りでも卒業みたいな言葉がちらほらと聞かれだしましたもんね
ミシマ社サポーター制度の重要性
フジモト
確かにあのちょうど『新・仕事のお守り』をなんか卒業生に送りたいってあの言ってくださって
発送を
ミシマ
そうかそうかつい先ほどですかねミシマ社サポーターもやってくださっているなんか大学の先生が
あの卒業生たちに一人一人にこの『新・仕事のお守り』を送りたいとまあ新社会人になられるんで送りたい
もうあの個人買いだと思うんですけどもあのすごい数注文いただきまして
そうかと思ってそうだと思ったというか
自分たちで出しておきながらあのこのシーズンにしっかりと営業しないといけないっていうのを忘れてた
フジモト
サポーターさんから
ミシマ
教えてもらったなという感じです
あのちょうどねミシマ社はサポーターさんという方によって支えられ出版活動をしているんですけども
ちょうどその切り替えというかね新年度が始まるタイミングでもあるんですよね
フジモト
はい2026年度のミシマ社サポーターさんを今募集中でサポーター期間が
2026年の4月1日から2027年3月31日 1年間毎年サポートをしていただいていまして
そのサポーターさんにはその1年間毎月ミシマ社からの贈り物をお届けしています
それがサポーター新聞であったりミシマ社が編集している『ちゃぶ台』とか『新・仕事のお守り』も去年お送りしたり
毎月特典をお送りしています
ミシマ
あくまでもサポーターさんはミシマ社の出版活動を応援いただくという形で
僕らはそのお返しというのはいい本を作っていく
いい仕事をしていくという形でお返しということなんですけども
ささやかなというかご報告を兼ねて新聞であったり
お手紙であったりみたいなのもお送りしていますという感じで
全然特典というほどのものではないんですけども
あと年に1、2冊『ちゃぶ台』という雑誌や何かをお送りさせてはいただいています
これをやり続ける13年もこの制度をやってるんですけども
本当に今サポーターさんの存在が大きくてですね
今年1月の5週目に「紙の出版市場1兆円割る」というニュースが飛び交ったんですけども
当然僕たちもその下中におりまして
特に市場社は創業からずっと紙の本を大事に紙の本を思い込めで作ってお届けする
それを「一冊入魂」と歌って活動してきているんです
電子書籍もだからしないっていう感じでいたんですけども
コロナ以降電子書籍はやりますというふうにしました
それは一時書店さんが閉まったという事業があったのと
あと物理的に本を持つのが大変であったりとか
お体が不自由な方からそういうご希望もあったんで
電子書籍というのも知っているんです
何かそういうそれでも紙の本でしかできないことという本作りを
造本デザイン含めてし続けているんですけれども
どんどん市場が小さくなっていっているのはもう明らかという中で
僕たちが出版活動それでもそぼそぼと続けられたりとか
あとミシマ社は本屋さんに直接卸すという取次というところを通さないでやっているので
出版業界のさっき言った1兆円切るって売り上げというのは
取次経由の本の流通のことを指しているんで
僕たちでの売り上げというのはそこにカウントはされてないんですが
とはいえそういう直取引のやつは増えてたりとかしてると思うんですけども
それはでもこのすごい落ち方に比べて微々たるたる増なんで
あと本屋さん自体がどんどん苦しくなっているっていうことはもう間違いない
その中もちろん業界全体が構造を変えていかないといけないっていう
その中でミシマ社は一冊!取引所っていうものと組んで
積極的にいろいろ直取引の市場を増やすような動きを取ったりとかしているんです
そこはどんどんどんどん実際一冊!取引所でのミシマ社以外での直取引額なんかもどんどん増えているんですけども
そういう活動ができているのもサポーターさんがいてくださっているからこそということがあって
また4月からの1年間僕たちの出版活動を支えていただけると大変嬉しく思います
「絶版しない」方針の再考と本の命
ミシマ
こういう出版活動の話になりましたけども
この前朝日新聞のRe:Ronっていうなんかウェブ雑誌で
「「共有地よ!」っていう連載を去年から知っているんですね
そこの中でさっきの紙の出版資料1兆円切るっていう話とともに
これからどうしていかないといけないかっていう話をしていたんです
ミシマ社はこれまでどっちかというと経済合理性というものを捨てて活動してきましたみたいな例として
僕がその一つに絶版をしないっていうことを創業期から歌ってきましたっていうのと
結びつけて書いてしまったっていうのがあって
ややちょっと誤解を生じるような書き方してしまったかなというふうに反省しています
これどういうことかというとですね
ずっと絶版をしないっていう思いでやってきてるんです
なぜなら本っていうのは別にその生鮮食品とかと違い
やっぱりその消費期限っていうものがないというふうに
やっぱりそれを読みたいと思った時がその人にとって本当の出会いだし
読みたいタイミングだしということで
実際本棚に長く置いてて急にたまたま手に取って読んでみたみたいな経験結構あって
なんかその10年前に買ったようなやつがふと何の気なしに何か手にしてみたいな
そしたら今自分にとってすごい必要な本だったみたいな
本ってそういう出会いを生んでくれるんで
出版社としてはいつでもそれを届けられるようにその在庫を持っていきたいということで
今もずっとそう思っているんですね
とはいえ20年近く出版活動をしていると
僕たちがお願いしている出版倉庫にはすごい在庫の山は当然年々増えていきまして
普通に考えればでそこはもう少し考えないといけないなっていうところでそういうのは何というか
その在庫を抱えられる予算枠みたいなこととかも少し考えるようにしていこうかなという中で
絶版しないっていうことだけが何か目的化してしまうと
経営そのものをいい本を出し続けるっていうことすらできなくなるのはもう明らかだなっていうことを感じていまして
だから今そうならないうちに本をしっかり大事に守り続けるって思いは一貫して変わらないんですけども
例えばちょっと情報系の本で実際に僕たちが作った本で『自由が丘の贈り物』っていう本があるんですね
でそこでは自由が丘のお店さんが結構登場してるんですもう10年以上前に作った本ですけども
今となってはですねえっとかなりのお店がもうないんですね
でなんかそれは本にしといて本当に良かったなと思っているんです
ミシマ
あのもうこの本でしか存在しないなんかそういう本ってやっぱそういう役目もあるなっていうふうに思ったんですけども
ただもうあの本を読んでそこの店に行くみたいなことはもう無理なんですね
で無理してなんか在庫がなくなったから無理して増刷をしたりみたいな必要はないなという
その在庫が切れたら増刷っていうふうにもう無条件にやってたのをそれはやめますという意味が正確な意味なんですね
でもう一つあまりにも絶版しない絶版しないっていう言い方をしてきたから
そしてあの方々にとっても本当は他の形で例えば文庫であったりとか
例えば自分のレーベルを立ち上げたから自分のレーベルでみたいな思ったりされている方々への
縛りみたいなことにもなってたりもしているということもこの間感じることもあったんで
なんかあんまりこの絶版をするしないみたいなことには一人走りというかですね
先行するのはまあまあもういいかなというか今ちょっとそこだけがイメージが先行しすぎたなっていうことがあって
まあとにかく出してきているすべての本を大事にしていきたいという思いは変わらずね
まあその一つとして新装版みたいなこの『新・仕事のお守り』もその一つだったんですけど
この仕事の守りに関しては内容を7、8割変えたんですけども
もう内容ほとんど一緒で少しだけ増補をしたりとかして
まあ去年『新版 ザ・万字固め』て万城目学さんの本を復刊しましたけども
そんな風に今年も夏ぐらいに少なくとも一冊はそういう新装版を出す予定でいまして
これからもう在庫がなくなってきた本で
だけどこのまま増刷するのはなぁとかみたいなやつとかを新装版という形にしたいという風な思いがあります
それはなんか絶版するっていうところの言葉で一番言いたかったのは
やっぱり本には命があってその命を大切につないでいくっていうことが一番大事かなと思ってまして
それがちょっと装いを新たになったりとかまた全然違う形になったりとか
もしかして違う版元さんで出るっていうことも含めてですね
命がつながれていくっていうその本にとって一番いい形っていうのを
どの本にとっても目指していきたいなというふうに思っています
フジモト
本を大切にするっていう命ってすごい良い言葉だなと思いました
ミシマ
ありがとうございます
そうなんです本当にもうずっとそういう思いでいたんで
そうなんですだからそういうさっき言った『自由が丘の贈り物』みたいな本は
本としてはもう流通しないっていう形を取るのも一つの命の守り方というか
最後の自分たちとの付き合い方として何かいいのかなっていうふうに思ったりもしています
ちょっとつい先走って会社でいろいろ話し合ったりしてることとかをですね
僕がつい先走って書いてしまうっていう悪い癖がありまして
今回もちょっとそれを反省しておりまして
この場を借りて説明させていただきました
もっとちゃんとした形で自分も文章にはしたいというふうに思っておりますので
もうしばしお待ちいただければありがたいです
デッチ飯田さんの卒業
フジモト
ありがとうございます
ミシマ
そうそう卒業生ね
フジモト
あ、といえば
ミシマ
ミシマ社もね
フジモト
卒業生先日デッチに来てくれていた飯田さん
ミシマ
そうですね
地元に帰られるということで
院生だったんですけども
送別会をしましたね
僕は送別会はあるというのは知ってたんですけども
ケーキまで用意されていて
ちょっと衝撃を受けました
すごいでも
なんか楽しんでくれてたらいいなと思いながらいたんですけども
なんかすごいね
フジモト
お手紙も書いてくれたり
一人一人プレゼントも
ミシマ
本当にちょっと胸熱くなりましたね
ちょっと飯田さんから一言
急にその場で僕が収録しちゃったんで
それちょっと短いですが聞いてもらえますか
今日最終日ですね
イイダ
はい
ミシマ
ちょっと自己紹介していただいてよろしいですか
イイダ
はい
皆さんはじめまして
京都オフィスでデッチをしておりました
飯田と申します
ミシマ
飯田さん半年くらいかな
イイダ
はい
ミシマ
ありがとうございました
どうでしたデッジしてみて
イイダ
いやーまず半年間すごくあっという間だったんですけど
それ以上に濃い時間を過ごすことができたなと思っていて
私はMSカレッジやミシマ社の本屋さんで
ミシマ社の一員としてその場に携わらせていただいたんですけど
著名な方にお会いできたり
あとは皆さんサポーターや読者の皆さんと会話することができたのがすごく嬉しくって
出会いに恵まれた時間だったなと思います
ミシマ
それは良かったです
本屋さんちょうど1ヶ月前1月の最終日かな
6年ぶりにオープンして
すごいお客さんに来ていただいたんですけど
あの日も参加してくださって
そしたらレポートまで書いてくれて
ミシマ
本当に半年間ありがとうございました
こちらこそ貴重な機会ありがとうございました
楽しかったですかミシマ社の時間は
イイダ
本当に皆さん温かい方々ばかりなので
皆さんと仕事できるのがとても嬉しかったです
ミシマ
そう言ってもらえて感無量です
ここからの日々も僕たちも応援しておりますんで
また気軽に寄ってください
イイダ
はいもちろんです
ミシマ
ではまた
イイダ
ありがとうございました
ミシマ
飯田さんなんか嬉しいこと言ってくれましたね
学生との交流とミシマ社の役割
ミシマ
あのこの春の時期やっぱなんかいろいろ思い出しますね
去年もね1ヶ月岡山からデッチの方来てくれてて
なんか彼女もなんか最後なんかね手紙くれたね
フジモト
1ヶ月毎日来てくださってましたよね
ミシマ
そうそうそう岡山からなんでちょっとなんかね
自分でどっか借りて通ってくれてていうので
なんかいろいろ思い出すな韓国からもね
フジモト
高校生が
ミシマ社にたくさん学生さんがお手伝いに
ミシマ
どうですか僕はなんかずっとなんかこの10年ね
その年その年でなんかいろんな学生さんとの思い出あるんですけども
会社にこうやってたまに学生さん来られることについて
フジモト
大きな会社だとなんかインターンとかそういう形式的に来るっていうのはあると思うんですけど
その学生さんからミシマ社来たいって連絡をもらって来てもらうみたいな
そういうなんていうか来たいって思うまずミシマ社がそういう存在
なんか興味を持って
ミシマ
なんか興味を持ってくださるでね
なんかそれで僕らもなんか大したことできないっていうか
なんかすごい手伝ってもらってるだけっていうか
もうこっちからしたらすごいありがたくて
これでいいのいいんかなっていうたまに心配になったりとかするんですけども
なんかねあの皆さん楽しんでくれてるようなんで
まあよかったなと思ってます
フジモト
昔デッチされた方が今どうのこうのみたいなのよくミシマ社のスラックで流れててすごいいいなと思って
ミシマ
そうそうもう出版社で編集長やってたりとかね
なんか立派になってそうなんです各所で活躍してるんですよ
わーいい本だなと思ったら彼だったりとかこの子だったりみたいなことってあって
なんかそれは本当にあの嬉しいですね本当に嬉しい
今宮神社ハレトケ市出店のお知らせ
ミシマ
いやーそうですねまああのそうそうデッチの子たちもね
たまに手伝いに来てくれるイベントがちょうどまた3月
フジモト
3月15日に毎年恒例の京都の今宮神社のハレトケ市に「ミシマ社の本屋さん」が出店します
今では書店さんで手に入りにくい希少本ミシマ社グッズを京都オフィスメンバーが手売りしますので
ぜひお散歩がてらに遊びに来てください
3月15日10時から16時まで今宮神社の境内でしております
ミシマ
ハレトケ市はね本当に楽しいイベントなんですよ
フジモトさんもね何回か手伝いに来てくれて
フジモト
どうですかこの3月すごい気持ちいい季節でいいですよね本当にね
ミシマ
花粉と黄砂にだけは要注意でね皆さん来ていただければなと思います
今宮神社さんってやっぱりめちゃめちゃいい空間なんで
もうあのあそこに身を置いてるだけでなんかこう浄化されるようなというか
すごいこう心現れていくような感覚を僕は毎回受けますね
であとなんかねここに出店されている皆さんどこも素敵なお店なんで
ぜひそちらも寄っていただけると嬉しいなというふうに思います
僕もあのその日は会場におりますんでぜひ来ていただけると嬉しいです
エンディング
ミシマ
ではまたそんなに遠くないときにお会いしたいなというふうに思います
フジモト
はいではミシマ社ラジオでしたありがとうございました
22:20

コメント

スクロール