人生が好転するための心の持ち方
すべてがあなたに丁度いい
お釈迦様の言葉に次のようなものがあります。
すべてがあなたに丁度いい
今のあなたに今の夫が丁度いい
今のあなたに今の妻が丁度いい
今のあなたに今の親が丁度いい
今のあなたに今の子どもが丁度いい
今のあなたに、今の兄弟がちょうどいい。
今のあなたに、今の友人がちょうどいい。
今のあなたに、今の仕事がちょうどいい。
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてがあなたにちょうどいい。
人の悪口を言わない人には、悪口を言わないあなたにちょうどいい。
悪口を言わない仲間が集まってきます。
嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついてると言い続けていると、
嬉しい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついてる仲間が集まってきます。
人の悪口ばかり言っている人には、悪口を言うあなたにちょうどいい悪口を言う仲間が集まってきます。
すべてがあなたにちょうどいいんです。
自分は間違っていないとか、自分は正義であるとか、相手が間違っていると思ったとき、
人は威張ったり怒鳴ったり怒ったりします。
威張る、怒鳴る、怒るの3つを、私は異動と呼んでいます。
多くの人は、人間は正義感や使命感を持つべきであると考えていますが、私はそうは思いません。
むしろその逆、正義感や使命感がなくなったら、どれほど平和な日々が待ち受けているかわかりません。
もし人間の心の中から正義感がなくなれば、なぜそういうことをするのだと他人を指さし、急断することはなくなるでしょう。
そして人間の心の中から使命感がなくなれば、なぜそういうふうにしないのかとしないことをなじることもなくなるでしょう。
自分が自分を立するために、正義感や使命感を持つのは構わないと思います。
しかし自分に対する立し方を他人にも押し付ける必要はない。
それをするから、相手の心の中に憎しみや怒りが湧いてくるんです。
そもそも正義や使命は神の領域にあると思います。
しかし、感という漢字がついて、正義感、使命感になったとき、相手を憎しみ、恨み、怒り、軽蔑するような人間の心の動きにつながっていくんです。
私たちは自分の怒りや憎しみは正当であると思い、相手の怒りや憎しみは間違っていると思いがちです。
しかし自分が間違っていると思いながら争いを起こす人は世の中にはいません。
私は全部正しいと思う心が争いを引き起こしているんです。
どんな時でも怒らないこと、どんな時でも相手を憎まないこと、もしかしたら私が間違っているのではないだろうかと思い続けることが謙虚ということではないでしょうか。
謙虚さとは、自分がどう生きるかを自分に化して生きていくことです。
自分の価値観を他人に押し付けたときに周りのものが見えなくなる気がします。
正義感と使命感の考察
曹若の法則
般若心経の最後の部分は坊持曹若と言います。
この曹若とは、ことがなる、ことが成就するという意味だそうです。
全くの偶然ですが、神様が人間の成す行為の中で好きなものは何だろうと考えていたら、曹若の3文字に思い至りました。
掃除の曹、笑いの和、感謝の可の3文字です。
人間の行為、行動の中で神様が好むベスト3が曹若。
この3つの行為を続けている人間を神様が応援しているように思えます。
曹若の1番目は掃除です。
神様はどうも綺麗好きらしい。
見た目、心、身の回り、特にトイレや台所などの水回りを綺麗にしている人を応援してくれます。
曹若の2番目は笑いです。
笑いとは肯定すること、受け入れること、共鳴、共感すること。
ですから笑顔や笑い声は宇宙や地球が神様のした行為、いろいろな出来事や現象、事件などを肯定的に受け止めたことに他なりません。
曹若の3番目は感謝です。
私はありがとうを言っているだけでいろいろな奇跡が起こるようだと様々なところで述べてきました。
ありがとうは元来、神様に対しての感謝の言葉です。
したがってありがとうを言われ続けたら神様もその人に好意的になるでしょう。
ありがとうだけでも神様を味方につけることができ支援、応援をいただけるのですが、
それに加えて相次と笑い、現象に対する肯定が加わることで神様が強い味方になってくれるようです。
相次も自分の体を使ってすることが実践。
笑うことも心の中で思っただけではなくて顔に出して表現することが実践。
感謝もありがとうと声に出して言うことが実践です。
運は道より精通、これを運動と呼びました。
実践が結果を生じます。
実践すれば必ず運がやってきて楽しく面白い現象が生まれると思います。
迷惑をかけて生きる。
人間はたくさんの人、物、動植物に迷惑をかけながら生きているのではないでしょうか。
生きていくために米や麦を何百万粒と殺し、魚を何千匹、牛や豚を何頭、何十匹も食べているはずです。
食卓に止まったハエを殺し、道端の蟻を踏みつけ、腕に止まった蚊を叩き殺しているかもしれません。
私が生きているためにどれほど他の動物に迷惑をかけてきたのかわかりません。
迷惑をかけないで生きるという考え方は一面では正しいかもしれません。
しかしもう一歩進んで考えると、人間は他の存在物に対して迷惑をかけていないということなどあり得ないと気づきます。
むしろ迷惑をかけなければ生きていけない存在であると考えることができるんです。
そう考えると迷惑をかけないで生きるぞと決意するよりも、迷惑をかけなければ生きていけないのだから、
自分を支えてくれる存在物に対して心から感謝しながら生きていくという方がずっと前向きではないでしょうか。
人間は生きている限り周りに迷惑をかける存在です。
だとしたら自分は無力で大したものではないのだから、人に迷惑をかけながらでしか生きられないと思い、
周りのすべてに感謝し、手を合わせてありがとうと言いながら生きていく方がずっと楽に生きられるような気がします。
生まれ変わりと感謝の心
生まれ変わり
鉱物が10万回生まれ変わると植物に、植物が10万回生まれ変わると動物に、
そして動物が10万回生まれ変わると蜘蛛を得て人になるようです。
その後生まれ変わりの回数を重ねながら感謝の心に目覚め、やがて人間になると考えられます。
人に生まれ変わって初期の頃、生まれ変わりが3万回未満では、人生を辛い、悲しい、つまらないと捉えます。
一般的には恵まれている状況、例えば両親が人格者で経済的にも恵まれ、
という環境を与えられているにもかかわらず、それでも不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句だけで人生を終えるのがこの段階です。
政治家でありながら私服を肥やしている人や社長でありながら社員を怒鳴ってばかりの人は、
たとえ三次元的な成功者であったとしても、生まれ変わりの回数は3万回未満、
自分の努力だけでのし上がってきたと思い違いをしたり、世の中は辛いことばかりだと嘆き続けている人も3万回未満のようです。
生まれ変わりが3万回以上6万回未満は、物事に対し悲しいとも楽しいとも思わないレベルであり、人生をゼロ状態で捉える段階です。
そして6万回以上9万回以下になると、一度生まれ変わるたびに幸せや喜びが増していくと考えられます。
生まれ変わりの回数が9万1回以上になると、人生において感謝をする瞬間が少しずつ出てきます。
生涯で感謝という言葉に出会うのは、9万1回以上になってからです。
9万3千回くらいになると、誰が見ても恵まれている状況に対しては、ありがとうと感謝できるようになり、
9万6千回くらいになると、目が見えること、自分の足で歩けること、食事ができることなど、誰が見ても当たり前の状況に対して感謝できるようになるんです。
そして目が見えないこと、半身不遂であること、家族や自分が障害を抱えていることなど、
誰が見ても不幸な状況にさえ感謝できる人は、生まれ変わりの回数が9万6千回から9万9千回くらいまで来ているようです。
