神様は綺麗好き。 神様は、見た目が綺麗な人を応援し、心が綺麗な人を応援し、さらに身の回りを綺麗にしている人を応援するのだそうです。
綺麗な見た目は、生まれ持った遺伝子によってほぼ決まるので、考えても仕方ありません。
美しい心を持つことはできるかもしれませんが、何を持って美しいのかが分かりにくい。
しかし、身の回りを綺麗にするのは、誰にでもできるのではないでしょうか。
美しい心のように、分かりにくいものではなく、はっきりと目に見えて分かります。
身の回りを整理整頓すればいい。
特に汚れが目立つ、トイレと台所と洗面所を綺麗にしておくと、神様が評価してくれるようです。
身の回りを綺麗にすることで、神様の笑顔が得られることが分かると勇気づけられます。
綺麗な見た目と美しい心では勝負できなくても、身の回りを綺麗にすることなら、勝負ができそうだからです。
幸せのワンセット
空腹の結果として、美味しいという幸せが存在します。
空腹の度合いが大きければ大きいほど、美味しさも増加します。
つまり、美味しいという幸せを味わうには、空腹という不幸を味わわねばならないんです。
空腹と美味しいは、独立した現象として存在するのではありません。
空腹と美味しいはワンセットであり、空腹は美味しいの前半分の現象だと考えることができます。
幸せを私が感じるためには、その前半分の現象として、世間一般に辛く悲しいと言われる出来事が必要です。
10年に一度しか起きないような辛い体験をした人は、その半年以内に10年に一度しか起きないような嬉しい体験をするようです。
前半分と後ろ半分で必ず幸せのワンセットになっています。
ですから、辛いことがあったときは、嬉しいことの先払いをしていると考えてみたらどうでしょうか。
ただし、この先払いシステムには一つだけ条件があります。
喜びの本体を受け取る前に、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わないということです。
恨み事や不平不満を言うと、せっかく大金を先払いしたのに、商品・本体が届かないことにもなりかねません。
誰が見ても大変だと思うことが起きても、ありのままを受け入れる、感謝する、文句を言わない、
その実践ができている人だけに先払い現象が起きるようです。
離婚率
一番離婚率が高いのは、大恋愛結婚。
2番目に離婚率が高いのは、恋愛結婚。
3番目がお見合い結婚で、一番低いのが言い名付け婚です。
どうも自分の好き嫌いが入れば入るほど、離婚率が高いようです。
結婚相手は、自分がただひたすら人格を磨くために存在しているらしく、好きな人と結婚したからといって、幸せになれるわけではありません。
自分で好きになった人を追いかけて、ついに妻にした、ついに夫にしたという結婚は、意外に分かれやすいと思ってください。
自我を通して結婚した場合は、自分が中心にあるため、自分が相手を嫌いになると離婚につながります。
反対に、結婚してくださいと言われた人に対して、はい、わかりました。私を選んでいただいてありがとうございますと、
手を合わせて感謝した場合は長続きするようです。
結婚相手が自分に合うか合わないかではなく、自分の問題だということです。
条件をつけたり、わがままを言ったりしている人は、誰と結婚してもうまくいかないでしょう。
男性運がないのも、女性運がないのも、運がないからではなく、自分が条件を振り回しているからです。
それは結婚のみならず、すべての人間関係、すべての社会関係でも同じです。
ああだ、こうだと言わないで、私を選んでくれてありがとうという心で生きていくことができたら、親子関係も夫婦関係も仕事関係も、ものすごく楽になると思います。
その人間関係の中で、私を選んでくれてありがとうと言えるようになったら、問題が起きることは少なくなるはずです。
守護霊。
いつも私を見守ってくれている存在、イコール守護霊は、自分が最も気に入っている人にくっついて、その人を支援するようです。
どうやら、守護霊さんは私たちの右脳の上45度、40センチのところに22センチの塊として存在しているらしい。
私たちが目の前の現象に対して、ありがとうございます、嬉しい、楽しい、幸せと言っていると、守護霊さんは私を喜ばそうとして様々な現象を起こしてくれます。
守護霊の姿を見たという方がいます。
子・中川翔三さんという方です。
大阪日本橋の中川無線電機という会社の創設者であり、当時の会長。
中川さんとは1週間ほどある宿にこもり、インタビューをさせていただいたことがあります。
中川さんは実際に守護霊を見たらしいんですが、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言った瞬間に、膝を抱えてしょんぼりしたそうです。
しかし面白いことに、守護霊にある一言を言った瞬間に、にこっと笑って、再び応援してくれたと言います。
その一言は、ありがとうです。
不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言った結果として、守護霊さんの支援を受けられなくなった。
自分一人の力で戦わなければいけない状態になって、どうもうまくいかない。
何をやっても天上界は支援をしてくれないと思った時、天に向かってありがとうを言うと、守護霊さんが戻ってきてくれます。
守護霊さんの存在が確認できると、自分の努力や頑張りで人生が成り立っているという考えが根本から変わります。
私の人生というのは、生まれながらにシナリオがあり、それを守護霊さんが、私以上に膨大な力で成り立たせてくれているのです。
守護霊は精霊の一部ですが、一つの精霊の能力は、私の感覚では10の68乗人分あるみたいです。
私たちがどんなに必死に頑張っても、せいぜい3人か5人分が限界でしょう。
だとしたら、ありがとうを言って、精霊、守護霊を味方につけた方が、ずっと得だと思いませんか?
力量
人間は頑張るために生まれてきたのではなく、喜ばれるために生まれてきたらしい。
人は一人で生きている時は人。人間は人の間に生きているから人間なんです。
人の間で何かを頼まれて、それをやってあげて、ありがとうと喜ばれることがなければ、自分一人で頑張っても意味がない。
それは単なるエゴかもしれません。努力の反対語は怠惰ではありません。努力の反対語は感謝です。
自分の力などなく、周りの人によって生かされていると気づくことが感謝です。
自分の力で頑張って努力する人の力量は1。
一方で、100人にありがとうと手を合わせれば、ありがとうを言われた人が味方になってくれるので、力量は100になります。
1000人にありがとうを言えば、1000人の力を得ることができて、1000人のようにすごいことができる。
だとすれば、自分の努力はどうでもいいから、自分のエネルギーのすべてをありがとうに使ったほうが得、というのが私の結論です。