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はい、次に、脳科学的な観点で感謝を説明します。
ここからは、感謝が脳にどのような影響を与えるかお話しします。
量子力学の実験で、量子は意識を向けられると形を変えるということがわかっています。
驚くべきことに、この現象と似たようなことが私たちの脳内でも起こっているんです。
まず、私たちの脳は、できるだけ省エネで動くようにできています。
なぜ省エネで動くのかというと、脳は体重の2%ほどの重さしかないのに、
1日に使うエネルギーの2割も消費するからです。
つまり、重さの割に多くのエネルギーを消費するため、エネルギー不足にならないように、
できるだけ省エネに動いてエネルギーを節約しているわけです。
では、どうやって省エネに動いているのか?
それは、脳に入ってくる情報の一部をシャットアウトするということを行っているんです。
そのシャットアウトの役割を担っているのが脳内にある、
盲腰帯不活系、ラスという部分です。
例えば、あなたが友人と待ち合わせに遅れそうで急いでいるとき、
街中にある時計を見て時刻をチェックしたとします。
その後、待ち合わせに間に合って一息ついたときに、
街中で見た時計のデザインを思い出せるか?
と聞いたら、あなたは思い出せますか?
もっと言えば、その時計がどこにあったのか、
時計の後ろにはどんな背景が広がっていたのか、思い出せるでしょうか?
これは、昨日の晩ご飯は何を食べた?
と聞かれて、じっくり考え込んでしまう現象に似ています。
これらが思い出せないのは、
盲腰帯不活系がエネルギーを節約するために必要のない情報を、
潜在的に、無意識のうちにシャットアウトしているからです。
つまり、私たちの脳内では、意識を向けなければ、
そもそも記憶として形するは作られないということなんです。
次に、ありがとうが脳に与える影響について考えていきましょう。
では、なぜありがとうということがいいのか?
脳科学的な観点から結論をお話しします。
それは、ありがとうということで身近にあふれた幸せに気づけるからです。
例えば、ありがとうを口に出そうとすると、
ありがとうと言えるシチュエーションを探し始めますよね。
すると、普段は当たり前すぎて、
妄様体不活形にシャットアウトされていた小さな幸せに気づけるようになるんです。
例えば、今日も目が覚めたこと、
食べ物がしっかり食べられること、
呼吸ができること、
文字が読めること、
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音が聞こえることなど、
そもそも生きていることすら当たり前ではないと思えてきます。
こうして今まで見えていなかった小さな幸せに目を向けられるようになると、
見えてくる世界の温度感が今までとはまるっきり違ってきて、
物事を柔らかく愛にあふれた見方ができるようになるんです。
逆にネガティブなことから抜け出せない人は、
ネガティブなことを見ようとしているために、
あたかも現実がネガティブな出来事で
満たされているように見えてしまいます。
つまり、感謝を持つことができれば、
何かを手に入れなくても現実を変えられるということなんです。
それができれば、心に余裕も生まれ、
夢や目標にまっすぐ向き合えたり、
ありのままの自分を受け入れられるようになったりして、
幸せや願望の実現につながるんです。
量子力学の観点から、
感謝を持つことで周波数が高くなるとお伝えしましたが、
ここからは引き寄せに効果を発揮する予備知識をお話しします。
それは、量子は観測されることで形を変えるということです。
量子は意識を向けられると形を変えることがある、
という実験についてお話しします。
その実験とは、
20世紀で最も美しい実験に選ばれた
二重スリット実験と呼ばれるものです。
実験の内容を簡単に説明します。
まず、2枚の壁を用意して、
手前の壁に2つの隙間を作っておきます。
そして、その隙間をめがけて、
小さな粒が噴射されるスプレーをふりかけます。
すると、奥の壁には、
隙間と同じ形をした粒が多数集まった2本の線ができました。
では次に、
小さな粒が噴射されるスプレーを、
強い電球の光に変えたとき、
奥の壁にはどんな模様ができるでしょうか?
先ほどと同じように2本の線ができていると思うかもしれませんが、
実は違うんです。
不思議と縞模様ができるんです。
なぜ縞模様ができるかというと、
そもそも光というのは、
量子の波の性質を持っているからです。
そしてその波が波紋のように広がり、
強く光ったり打ち消しあったりすることで、
縞模様ができるんです。
ここまでまとめると、
小さな粒が噴射されるスプレーでは、
2本の線ができて、
電球の光では波としての性質を持っているため、
縞模様ができるということです。
では次に、
原子を構成する1つの電子の粒を、
1発ずつ手前の壁の隙間をめがけて打ちます。
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すると奥の壁には、
どんな模様が現れると思いますか?
電子の粒なので、
小さな粒が噴射されるスプレーの時と同じように、
2本の線ができると思うかもしれません。
ですが不思議なことに、
電子の粒は縞模様を作り出すんです。
鋭い方なら、
電子は粒だけど、
波の性質を持つのかな?
と思うかもしれません。
あるいは、
最初は粒だったけど、
途中で波に変わったのか?
と考えるかもしれません。
では今度は、
電子の粒の動きを確かめるために、
電子の粒が通過したら分かるようなセンサーを、
手前の壁に取り付けます。
この状態でもう一度電子の粒を、
手前の壁の隙間に向かって打ちます。
すると驚くべきことに、
奥の壁には2本の線が描かれていました。
つまり電子の粒は、
波として縞模様を描いていたのに、
見られていると気づいた時点で形を変えて、
粒の性質になり、
2本の線を描いたのです。
これが20世紀で最も美しい実験に選ばれた、
二重スリット実験の概要です。
この実験の意味することを考えましょう。
私があなたにこの話をした理由は、
この小さな粒でできている世界は、
あなたの見方によって大きく変わる、
ということを伝えたかったのです。
そして先ほど、
量子力学と能科学を用いて説明したように、
ありがとうということで、
あなた自身やこの世界の見方を、
180度変えることができます。
だからこそ、
ぜひあなたの日常に、
ありがとうを取り入れてください。
感謝を実践する方法は、
とてもシンプルです。
ありがとうと口に出すこと、
それだけです。
何度もしつこく言いますが、
ありがとうと口に出すことを意識していると、
日常の些細な幸せに気づけるようになり、
物事の見方がガラリと変わります。
ですから、
どんな小さなことでもいいので、
ありがとうと口に出せるシチュエーションを探して、
実際に感謝の言葉を口にするように意識しましょう。
そして、
無謀だと思える夢や目標でもいいので、
あなたが成功した姿を具体的に強く思い描いて、
その未来を観測してください。
ありがとうと口に出すことが習慣化されているとき、
あなた自身も周波数が高い状態になるので、
願いも引き寄せやすくなります。
ここまで聞いてくださったあなたに、
もう一つ感謝によって起こる特別な効果をお伝えしたいと思います。
それは、
ありがとうということで自分を大好きになれるということです。
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なぜありがとうと口に出すことで自分を大好きになれるのか。
それは、
ありがとうという温かい言葉が潜在意識に届くからです。
もう少し詳しく言うと、
潜在意識は主語がわからないため、
たとえ誰かに感謝していたとしても、
自分に感謝しているように受け取ってくれるんです。
たとえば旦那が家事をしてくれたことに対して、
洗い物してくれてありがとうと感謝したとします。
他にも仕事を手伝ってくれた同僚に、
手伝ってくれてありがとうと感謝する場面を想像してみてください。
このとき潜在意識は主語を区別しないために、
ありがとうという高い周波数や、
その言葉を発したときの温かい気持ちが、
すべて自分に返ってくるんです。
その結果感謝された潜在意識は嬉しくなり、
どんどん感謝されるような現象を送ってくれるようになります。
またありがとうと口に出すために、
相手のいいところを積極的に見つけられるようにもなります。
それは愛のある生活であり、
自分も周囲の人も幸せにしてくれます。
ありがとうという言葉の不思議な力。
ありがとうという言葉の良さには、
科学的な理由がありますが、
理屈では説明できないような効果もあるんです。
それは実践した人にしかわからない、
愛のある温かい感覚です。
あなたにもその感覚を味わってほしいので、
ぜひありがとうを日常に取り入れてみてください。
すると我慢していて退屈だった毎日も、
みるみるうちに輝き始め、幸せになれることでしょう。
叶えたい夢や目標も必ず引き寄せられ、
充実した毎日を過ごせるようになります。
ありがとうを口に出すだけなら簡単ですよね。
もし良い効果があったら、
ぜひコメントでシェアしてください。
あなたのその言葉が、
あなたの周囲の方にも共振現象を起こし、
さらに良いことを引き寄せることを願っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
尚人でした。