はい、ありがとうございます。
斎藤さんはそこで普段は研究員として働かれているっていうことですかね。
そうですね、昨年までは肌の測定する機械であったり、そういったエンジニア的な開発寄りな仕事をしていたんですけども、今年からはちょっと研究員とかっていうよりは、ポッドキャストですね。
ポッドキャストを活用したりしながら、研究員とか生活者との接点を作っていく、それをもっともっと未来につなげていくみたいなところを企画して推進していくような、そういった業務になりました。
そうなんですね、なるほど。じゃあ元々、この後また詳しく伺えればと思いますけど、ポッドキャストっていうのはどちらかというとメインの研究職の時間の合間というか、別の時間として立ち上げられて取り組まれてきたと思うんですけれども、今年からそれがどちらかというとメインになってきたという。
そうですね、これまで2021年の10月にボトムアップというか、ポッドキャストを配信させてくださいという形で、ちょっとトライアル的にやり続けてきたんですけども、今年からそれがいよいよ仕事みたいな形になってくるので、ちょっと今までよりはしっかりやらなければいけない。
そうなったんですね。
すごいですね、ご自身で発信したものが、ある意味会社に認められてお仕事として取り組めるようになったっていうのがある意味成功体験と言いますか。
そうですね、そういうふうに言っていただけることも多いんですけど、ただまだ本当に仕事じゃないから良かった部分もあったりとか、一緒に関わってくれているメンバーとかも含めてですね、モチベーションとかも。
それが仕事化されたときにどうなっていくかっていうところもありますし、どこを目指すかってところがこれから難しくなってくるなと。
なるほど。ある意味不死身ではありつつも、これからまた本越と言いますか、改めて気を引き締め直してみたいなタイミングではあるということですかね。
そうですね。
ありがとうございます。ちょっとその辺もこの後本日詳しく立ち上げの背景みたいなところも含めてお話伺えればと思います。本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、それでは早速本日のテーマに参りたいと思います。まずは資生堂さんのポッドキャスト番組、美のひらめきと出会う場所について教えてください。
はい。美のひらめきと出会う場所、資生堂エスパークっていう番組名で2021年の10月から配信しているんですけども、まず美のひらめきと出会う場所っていうのは先ほどから話をしているエスパークっていう施設のコンセプトなんですね。
それは研究所で働く社員たちであったり、そこで入ってきていただける生活者の方々だったり、そこで接客している美容部員であったり、そういった方々がここで自由に接点というか関わりが生まれて、そこからひらめきが生まれてっていうような、そういう場所を目指して作られていて、
美のひらめきと出会う場所っていうコンセプトで元々あったんですけど、そのキャッチコピーっていうんですかね。
施設のコピーというか、テーマとしてあったってことですね。
そのコンセプトをそのまま音声でやってみようっていうような形の番組になっていて、研究所で働いている研究員と、あと研究所で働いている美容部員とかスタッフとか、そういった方々が基本的には話している社内ラジオみたいなところで始めてはいるんですが、
研究所というか制度の外でも他の会社の方々であったり、大学の教授の方だったり、ポッドキャスターの方とかですね、そういったところともコラボレーションをさせていただいたりとか、どんどんどんどんあまりこことターゲットをあまり絞ってないっていうのは、よくも悪くもあって、
つながりたいと思ったらつながっていくみたいな、そんな感じでどんどん広げていったっていうような感じで、つながりをどんどんどんどん広げて、毎週配信を継続しているっていう番組になっています。
っていう中でいろいろある中で音声メディアであるポッドキャストっていう手段を選ばれたのって何か理由があるんですか。
えっとですね、ポッドキャストを選んだ理由というのは、やっぱり分かりやすいところで言えばコストが低く、要は自分でできる。
ポッドキャスト今無料で誰でも配信できるようになっていますし、マイクとパソコンと編集が必要であれば編集ソフトがあれば、
それでちょっと撮って配信するっていうのが簡単にできるというところでまずコストが低い。
あと企業で配信する上ではやっぱりその安全安心っていうかその炎上するリスクが低いっていう極めてリスクが低い。
あんまり注目されにくいっていうのもありますけど、やっぱりリスクが低いのであんまり問題にはなりませんよってところでちょっと会社に
提案する上では非常にそこはメリットにはなるかなと思っているのと、いろいろ話しだすとちょっと長いんですけど。
そのリスクが低いからやっぱり話しやすいっていうのもありますよね。
YouTubeとかだとやっぱり身構えちゃうし、さっき言ったように企業メッセージを言わないっていうことがすごく大事だなってこれからの時代大事なんじゃないかなって思ってる中で
カメラ向けられた時に下手なこと言いにくいよねっていうところもあるし、それがやっぱりマイクの前で編集もできるんでっていう形で話すとすごく心理的にも話しやすい環境だなと思うし、
そういった状態で話されている話っていうのはやっぱり本音が出やすいし、実際音声コンテンツの方が映像メディアで見るよりも本音感じやすい。
嘘だとなんかわかっちゃいますよねみたいな。なんかこの人言わされてるな、もしくはちょっとこういうこと言わなきゃいけないよねって思って言ってるなみたいな。
そういうのが出ちゃうので、よくも悪くも。やっぱりそこは音声の魅力だなと思っていて、そこからまたさらに付随するところだと思うんですけど、やっぱりその人っていうところがすごく感じられるメディアだなっていうのがやっぱり
一番大事なところかもしれないですけど、さっきも言ったようにその人の声でその人が本当に思ってることっていうのが伝わりやすいし、それが耳だけで聞いてるとすごく近くで話をしているようにも感じるし、
またこのデジタル化がこう進んで、AIがすごい進化が著しくて、そういった中でなんか人間の価値とか人間の意味とか、私たちは何のためにみたいな、そういったふうに考えてしまうことが増えていく時代、増えていく流れがやっぱあると思うんですけど、
そういった中でやっぱり人が感じられるその声っていうのがますます価値が高まってくるというか、なんていうかもう今はやっぱりタイパとかショート動画とかそういったところに対するビジュアルのコンテンツとかに注目が集まっていると思いますし、今後もどんどんどんどんそういったところが広まっていくと思うんですけど、
でもやっぱり大事なところといったら音声のその人みたいなところに絶対戻ってくるというか、そこはなくてはならない場所だなっていうのは、そこは確信しているというふうにちょっと思っているので、長い目で見れば絶対間違ってないというか、企業としてもその個人のエネルギーを割くっていう意味でも間違ってないと思えるからやり続けられるなと思ってて、
だから昔からそこに力を入れていましたよみたいなところが言えるようになりたいなっていうのもあって、とりあえずもう音声配信を始めさせてくださいって形で始めてやってるっていう感じですね。