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この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。
毎週火曜日は国際政治学者の三牧聖子さんです。
三牧さん、おはようございます。 おはようございます。よろしくお願いします。
イランとアメリカの停戦交渉の停滞
アメリカとイランの戦闘終結に向けた覚書ですけれども、またなんかちょっと不穏な空気が漂い始めましたね。
日本時間の今日になってですね、イラン側が全ての交渉は打ち切りと。
さらにはホルムズ海峡に関して完全に封鎖するというようなことをですね、かなり強い態度に出てきたと。
この背景にイランがどうしてこういう態度に出たのかということで、これはイラン側の説明によるとですね、
現在イスラエルがそうした新イランの勢力ですね、ヒズボラをレバノンに拠点にしているということで、
レバノンをずっと停戦中も攻撃してきたんですが、非常に攻撃を強めていて、
制圧している範囲もどんどん広がっているんですね。
昨日、ボーフォート城という南部の拠点を攻略したと、そうしたネタニア省が非常に発表するということもあって、
イランとしてはレバノンも停戦しないと、アメリカと停戦交渉しないという姿勢をイランは強く打ち出してきたというところなんですね。
これ、せっかくアメリカとイランがようやく戦闘集結に向けて覚書の方も実現していくのかなというのが見え始めたときに、
イスラエルが攻撃してしまうという、アメリカとしてはイスラエルをブレーキ役になっていないんですか?
はい、まさにこのパターンがいつも繰り返されているんですね。
アメリカの世論、イランはもともとアメリカとイスラエルが攻撃してやめてくれるんだったらもうやめたいと、国を守るために戦争しているわけですよね。
アメリカの方も人々も、それは核の問題は大事かもしれないけど、核の問題を議論している限りイランと打決はできない。
だったらまずホルムズ海峡に関して交渉して、核の問題はその後に交渉しよう。
トランプ大統領もこういう姿勢を見せ始めていて、国民の間でも期待は高まっていた。
つまりアメリカとイランを見れば、ほどほのところでやめたいというところはほとんど一致しているわけなんですね。
しかし問題はイスラエルで、アメリカとイランの間で交渉、停戦、さらには終戦に向けた機運が高まると、
イスラエルがレバノンで攻撃を拡大して、そうするとイランが怒って、アメリカに対してイスラエルを抑えなければ交渉はできないという姿勢を打ち出して、
ここでやっぱりアメリカが問われるわけですよね。
本当に戦争をやめたいんだったら、ちゃんとイスラエルのネタニア不祥を抑えてくださいということになる。
アメリカ国民の間でも最近ですね、一体アメリカの大統領って誰なんだと。
戦争をしているのはトランプ大統領だけど、結局ネタニア不祥が戦争を続けたいと。
このネタニア不祥に引っ張られちゃってるじゃないかという批判も高まっていて、トランプ大統領の発言も揺れてるんですね。
イスラエルと共にイランと交渉しないで戦うっていうこともあれば、やっぱり戦争をやめる。
そこに大きな影響を貼ったイスラエルというような状況なんですね。
ちょっと音声が途切れてしまって申し訳ないんですけど、
トランプ大統領もネタニア不祥にあんまり物が言えないような感じなんですかね。
ただアメリカがイスラエルに行っている軍事支援というものは、イスラエルの兵器等の7割を占めていて、
実はアメリカは、こんなふうにアメリカの言うことを聞かないのであれば、軍事支援を止めるなど、いろいろな圧力のかけ方はあるはずなんですね。
ですのでなぜそうした圧力をかけないのか。
トランプ大統領個人も非常にシン・イスラエルの団体等と関係が深いので、
結局トランプ大統領はそういう個人的なつながりが立てなくて、アメリカの国益に反した戦争をしているのではないか。
そういう見方もアメリカにはありますね。
教皇レオ14世とトランプ大統領の対立
なるほど。そんな中でトランプ支援の批判というものも、国内の方でも広がってきているのかもしれませんが、
教皇レオ14世もトランプ大統領に対しては批判的ですよね。
教皇レオ14世はアメリカ初の教皇、アメリカ人として初めての教皇ですよね。
しかしトランプ大統領とは非常に違う考えを持っていて、
トランプ大統領がイランとの戦争は正しいんだと、
とりわけキリスト教の教えを出してきて正当化することには明確に反対してきましたし、
今回レオ14世が非常にカトリック、14億人世界にいるというカトリックに対して、
さらにはそれを超えた影響力を持つ愛直と呼ばれる文章を出して、
AIの問題に関して正面から向き合って様々なことを述べているんですね。
本当にAIって私たちの生活にも色々関わっていますよね。
そうですね。
とりわけAIが普及していくことで、今まで人間がやっていた労働がAIに置き換わられて、
すでにアメリカではAIの普及、AIに雇用が奪われて職を失うという人もどんどん出てきているんですね。
そうした現状にあってレオ14世は人間というものをまず中心に据えて、
効率がいいからってAIにどんどん置き換えるというようなことはしてはならないと、
人間の尊厳を謳ったんですね。
トランプ氏の支持層というところで言うと、
イスラエル側の支持層も大事なんでしょうけど、
レオ14世を敵に回すというのも、これはトランプ政権としてはやりたくはないですよね。
そうですね。
やはりアメリカ国内を見れば、トランプ大統領を支持していたようなキリスト教徒も、
やはりそれだけ影響力がある人がですね、
本当にトランプ大統領が行っている戦争、
そしてトランプ大統領、そうしたAI産業とも結びついて、
今アメリカにはどんどんそのAI産業のためのデータセンターを作る動きも進んでいるんですけれども、
データセンターって、例えばご自身の近所にデータセンターができるってなると、
環境の問題とかものすごく電力を食いますし、いろいろ不安を生まれますよね。
そうしたトランプ政権の政策に様々に、本当に倫理的な意味で反する、倫理的な意味で抗う主張を、
今レオ14世がしていますので、キリスト教徒の中でも自分の信仰に照らして、
本当にトランプ大統領を支持してていいんだろうかというですね、動きも生まれていると。
全てがレオ14世強行の影響とは言えませんが、
だんだんとりわけキリスト教徒の中でもカトリックの人たちは、
トランプ大統領の政策を疑問視する人もやはり増えていますね。
そしてちょっと時間が短くなりますけども、最後にイランの問題がまだ片付かない間に、
キューバへの攻撃の可能性
キューバの方にちょっと最近目を向ける動きがありますよね。
これも本当に懸念されるところで、つまりトランプ大統領としてはもうイラン戦争で大勝利を収めることはできないと、
ホルムズ海峡すら本当に開けられるかどうかわからないということになってきましたので、
やはり国民向けに、そして7月4日にはアメリカ独立宣言から250周年の重要な記念日もありますので、
キューバに電撃的な攻撃をして、アメリカは強いんだ、勝利したんだということで、
その記念日に臨みたいという思惑もあるようですね。
なるほど、ということはもう1ヶ月ぐらいになりましたけども、その間にさらなる攻撃なのか、何か動きがあるというふうに見ておいた方がいいんですかね。
一つのポイントとしては、7月4日の前に愚痴行動があるかどうか、そこは一つポイントだと思いますね。
なるほど、わかりました。
今木さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
一部途中、音声が乱れまして大変失礼いたしました。
この時間は国際政治学者の美牧聖子さんでした。