チャウダーさんの理解
おはようございますみこです。このチャンネルでは産業カウンセラーの私が音声配信でカウンセリングをもっと身近に広めたい
40代1オペ3人子育てしながら理想の働き方を切り開くための学びと成長の記録をお届けしております。
本日はチャウダーさんというキャラクターにスポットを当てて、2回目の放送になります。
チャウダーさんというのがどういった方かって言いますと、
事柄があった時に黙ってしまう方、黙って階のように閉じこもってしまう方のことを指しています。
チャウダーというのはクラムチャウダーから来ておりまして、その略になっています。
前回、82回目の放送でチャウダーさんの心の内ってこういうことなんですよねっていう解説の配信をさせてもらったんですけど、
それはチャウダーさん本人のことについてお話をさせてもらったんですが、今回は身近にチャウダーさんがいらっしゃる方向けに配信を撮ってみました。
やっぱりいらっしゃいますよね、身近にチャウダーさんの黙ってしまってどう対処したらいいかわからないとか、
あとなんで黙ってるんだろう、なんで何も言ってくれないんだろうって思われている方もいらっしゃると思いますし、
そういった方がどういう心持ちで接したらいいのかなっていうお話をさせていただこうと思います。
まずですね、復習から入るんですけど、チャウダーさんが沈黙する理由っていうところは、
やっぱり心が優しい優しさであったりとか、誠実さとかそういったものの裏返しになるんですよね。
例えば、もしなんか怒りの感情が心の内にある場合は、その怒りを相手にぶつけたくないとか、
あと自分がこう発言すること、説明したりすることを相手が理解されなかった場合、それはすごく傷ついてしまうので、
だったらもう伝えない方がいいという判断をされていたりとか、
あと何を言ったらいいかわからないという場合もあるでしょうし、
まあそういったいろいろな理由で黙られてるっていうことだと思うんですよね。
感情を相手にぶつけないっていうのは立派な自己防衛でもありますし、
あとは逆にちゃんと考えてから言いたいですということで、それも誠実さだったりもするんですよね。
ただその相手方、黙られてしまってる相手方としては、
やっぱりそれが見えていないとなんで黙ってるんだろう、ちゃんと言ってよっていうふうに思われる方も多数いらっしゃるんじゃ。
ないかなと思うので、身近にチャウダーさんがいらっしゃる方がどう考えたらいいかっていうのを3つお話ししたいと思います。
まず一つ目、これはすぐに答えを求めないです。
まずチャウダーさんは感情がすごく繊細なんですよね。
その感情を整理するのに時間がすごくかかります。
で、その感情整理している時間に黙っているので、その沈黙している時にどうしたのとか怒ってるのとかって詰められてしまうと、余計に殻に閉じこもってしまいます。
で、この時大事なのはきっと何かあるよねってこっちが察したとしても、すぐに言葉を求めない方がいいです。
寄り添うための方法
で、その代わりに落ち着いたら聞かせてねとか、いつでも話せるとか、そういう待つ姿勢とか、
あのちょっとドアが開いてるよっていうところを見せることで安心につながるので、すぐに答えを求めないというところが大事になってきます。
続いて2つ目が本人の気持ちを翻訳しようとしない。
ついつい黙っている方を前にすると、こう思ってるんでしょうとか、先回りしたくなる方も多いんですよね。
で、それはチャウダーさんにとっては解釈されすぎるっていうところは怖さにもつながってしまうので、やめた方がいいことになります。
で、じゃあどうしたらいいかというと、今話すのは難しいかもしれないけど、話したくなったら聞くからねっていう姿勢を見せる。
やっぱりさっきと同じで受け止める姿勢、その姿勢だけを伝えるっていうことは結構大事で、
あの話してもいいかもなーっていう気持ちが生まれやすくなるので、本人の気持ちを翻訳しようとしないということも重要になってきます。
で、最後3つ目。これは感情を表現してもいい空気を作るです。
で、このチャウダーさんが沈黙をこう選ぶ背景には、感情を出すのが面倒とか、
あと感情は出したらいけないもの、悪っていう思い込みがあることも多いですね。
これはまあ過去の経験であるとか育った環境も影響していると思うんですね。
なので、例えばこうなんかイライラしている自分に気づいたとか、そういうふうに気持ちをさらっと言葉にする習慣があると、
チャウダーさんにとっても感情を出していいんだなーっていう安心感になったりしますし、
あとはそうですね、やっぱりその感情を出した後の反応を見てやっぱり感情が出せなくなるっていうこともあると思うので、
気軽に感情を出してもいいんだなーっていう気軽な雰囲気を作る、過剰に反応しないっていうところはすごく大事だと思うので、
そういうのを気に気をつけてみられるのがいいんじゃないかなと思います。
はい、ということで今回3つご紹介させてもらったんですけど、やっぱり何より大事なのは、
あのチャウダーさんのことを理解するというところかなと思うんですよね。
あの沈黙とか話さないっていうことは、相手に対しての拒絶ではないんですよね。
それを理解しとくっていうことは、あの心の持ちようで大事だと思いますので、
チャウダーさんの沈黙自体は相手を遠ざけるっていうものではなくて、
距離をとって自分の気持ちを守っている時間なので、この時間は守ってあげる必要があるんですよね。
なので安心して戻ってこれる空気感、これが作れたら一番いいんじゃないかなと思いますので、
まずはチャウダーさんがどういう意味で沈黙をされているのか、
そしてむやみにこう話させようとしない、焦らない、
あの安心な場を作るっていうことがとても大事だと思います。
はい、では最後まで聞いていただいてありがとうございました。
