00:09
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和ふたふた生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、温かく優しい、そんな昭和の情景、心の思うまま、お話しできればと思っております。
どうぞお聞きください。
今日は昭和レトロのお話、とあるJAZZ Bar、昭和で、またカウンターの端である男が、ビンビールを一本あげて、ハイボールを飲んでいるようです。
薄めのハイボール、味わい深く、時折難しい顔して飲んでいます。
私、ミッキーがインタビューしてみましょう。
やあ、ミッキー。また会えたね。
ああ、今日のハイボール美味しいよ。
何考えてたかって?
自分のね、若い時の難しい時代があってね、いわゆる反抗期っていう、そう思える時代もあって、その頃の人にかけた迷惑のこととか、自分で悔やんで、
そして、その時に支えてくれた人へ感謝、そんな気持ちになっているところだよ。
ああ、そうだね、自分のこと話してもいいかな、ミッキー。
03:06
ありがとう、ミッキー。
僕はね、子供の頃からわんぱくに、そして比較的のびのびと親が環境を与えてくれてね、小学生、中学生と転校もあったけど、よく遊んで、ほどほどに勉強もして、高校進学までは普通に入場だったんだよね。
ただ、高校入った時にね、学校の教育方針が、その当時、管理教育、そんな状況下で、自分の勉強方針と学校の授業が自分に合わなかったんだよね。反発してね。
そうだね、真剣に高校辞めようっていう風に思えることもあったね。
ずいぶん親にも迷惑かけたし、恥ずかしい話だけど、自分の以前お話ししてた恩師にも親が相談いったりしてね、自分の友人にも色々自分のことを声かけてもらえるよ。
なんか、気配してくれてたみたいだね。結構ふさぎ込んだりしてね。
そうだね、もちろん怒りっぽくなったりやっつかたりもしたよ。今では、炎が出るくらい恥ずかしい思い出だけど。
学校の授業もまともに聞いてなかったから、定期テストは良くなかったね。
06:00
自分で反発してたから、独学で参考書買って、実力テスト、それに備える、勉強法に切り替えたよ。
全く独学状態だよ。
俺、そんなったけどね。
でも、そんな中でも支えになってたのが、一人親友ができてね。
自分の家からその友人の家に、夜に自転車を漕いで行くんだけども、風が強かったり、雨が降ったりしてても。
なんか、彼の家に行くのがホッとしてね。
友人の存在が大きかったから、乗り越えられたのは。
その彼とは、九州へサイクリングに行くことになったり、いろんな遊びも付き合ってくれたよ。感謝してる。
今でも連絡は取り合ってるよ。
そんなことの繰り返しで、高校の3年間は無事卒業できたね。
そして、大阪へ一人暮らしが始まるのだけれども、それまでの抑えられたような環境っていうのが、一気に糸が切れたように。
大阪では派手を伸ばした生活になったけどね。
もちろん一人暮らしには最初戸惑ったけれども、いろんな人との出会いでアルバイトもいろいろしたり、貴重な経験いっぱい積む頃ができて、いつの間にか繁校期は終わってた。
そんなことだよ。
繁校期の恥ずかしさ、それは人に迷惑かけたし、あの時に気がつかなかった親や友人、そして恩師の儚い、その人たちに今お酒飲んで、詫びていたところだよ。
09:28
遅いかもしれないけどね、ミッキー。
ミッキー、今日は一人ごとと思って、今回だけにこの話はしたいから、また違う話をしよう。ありがとう。
今日は昭和レトロ、ある男、Jがいつものジャズバー昭和で、あまり触れられたくないようなお話を私ミッキーにしてくれました。
誰もが成長する上で、そんな難しい時期もあったかもしれません。
今日は彼の一人ごとと思って、聞いてくださって本当にありがとうございます。
そして、こんなお話をお許しください。
夕焼け一人きり、今日は短くなりましたが、この辺りでお話を終わりたいと思います。
本当にお付き合い下さいましてありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。