1. 夕焼けひとりきり
  2. 母親の小包 from Radiotalk
2024-01-27 11:36

母親の小包 from Radiotalk

#昭和レトロ#思い出#思いやり#夕焼け#ミッキーロンリー
00:11
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和二月生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出。
明日の心配をせず駆け抜けた昭和の時代。
暖かく優しい、そんな昭和の情景。
心の思うまま、皆さんにお伝えできればと思っております。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
ある男が、大阪で一人暮らしを始めて、
風呂なし、郷土アパート、そんな慣れない生活を始めて、
少し落ち着いた頃、私、ミッキーが、
彼の状況、インタビューさせていただきたいと思います。
お付き合いください。
細い路地を、車がやっと入るかな、っていう坂道の上り切ったあたり、
右側に小さなアパートがあります。
ミニマイク、自転車。
以前、私、ミッキーが訪問させていただきました。
彼にもう一度会いたいと思って参りました。
大阪での暮らし、慣れたかどうか聞いてみます。
入ってみましょう。
郷土の玄関には、たくさんのスニーカー、サンダル、
オートバイのブーツもあります。
廊下を共有のスリッパを履いて、入ってみますね。
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あ、彼が階段の脇のピンク電話で、
小さいマイルウィスに座って電話しているようです。
電話が終わるのを、少し待ってみましょう。
元気かって?
元気だよ。
暮らし、慣れたかって?
慣れてるよ。
大丈夫、大丈夫。
お金、あるかって?
なんとかなってるって。
友達?
少しずつできてるよ。
どうやら、彼はピンク電話の横に10円玉いっぱいつんで、
実家の母親と話しているようですね。
もう少し待っています。
大丈夫、心配しないで。
ありがとう。
彼は電話を終わって、私に気がつき、
ミッキーさん、また来てくれたんだ。
どうぞ、入って入って。
彼は、一番奥の1階の自分の部屋に、私を招き入れてくれました。
座って、ミッキーさん、コーヒーでも飲んで。
彼は床に、あくらかくんで座りました。
目の前に、小包みが開けられた状態であります。
これ、ミッキーさん、母親が送ってくれてね。
たった今、着いたとこなんだ。
さっき、電話で、直に、俺の電話してたとこなんだ。
聞かれちゃったかな。
ちょっぴり恥ずかしいね。
見て見て、ミッキーさん。
06:00
肌着、シャツとパンツ、そして、お米。
これ、僕の好きな、とうもろこしの缶詰。
そして、みかんの缶詰。
なんだ、今、気がついたけど、大根、白菜まで入ってるよ。
どうしよう、一人で、鍋できないよ。
ミッキーさん、いる?
あと、カップうどんや、カレーの冷凍庫も入ってるよ。
よかったら、あとで持ってってね、ミッキーさん。少し。
あー、でもね、やっぱ母親って、僕の好みわかってるみたいだ。
日清焼きそばも入ってる。チキンラーメンもだ。
あー、助かるなあ。
ミッキーさん、僕ね、スイートコーンをフライパンで、
マーガリンでもバターでもいいんだけど、炒めて醤油かけて食べるの大好きなんだよね。
なんか、主食みたいになっちゃってるよ。恥ずかしいなあ。
うん。なんか、僕の好みわかってるみたいだ。
なんか、主食みたいになっちゃってるよ。恥ずかしいなあ。
うん。なんか、いいって言ってんだけど、こうやって、母親から送ってくる荷物も嬉しいね。
ミッキーさん、本当にね、自分、結構、親に迷惑かけてたからさ。
なんかね、始めたばかりの一人暮らしだけども、少しずつ恩返しができるような大人になって、経験積んで、
今度、名古屋帰るときは、大丈夫だよって、そんな風に思われるようにしなきゃね。
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まだまだ、これからだ。
ミッキーさん、僕、そこの郷土のところで、2人分に新焼きそば作ってくれよ。
待ってて。彼は焼きそばを作って、持ってきてくれました。
青のり、付属の青のりしか乗ってないんだけども、私、ミッキーは、彼がとっても美味しそうに食べてて、
私、ミッキーもこんな美味しい焼きそば、食べたことない。
そんな気持ちになってしまいました。
彼を応援したいと思います。
今日は、大阪で一人暮らしを始めた彼の部屋に、久しぶりに行きました。
少しずつ成長して大人ぶった姿に変わってました。
私も見習うところが多かったです。
そんな若い時の経験というか、自分の経験で、
どんだけでも身につくし、
おじさんとなった私も昔を思い出すのでした。
夕焼け一人きり。
今日は短くなりましたが、この辺りで終わります。
本当にお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
次回の番組、お楽しみに。
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