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2023-09-18 1:05:09

音楽酒場 #09-1 X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集①共同プロデューサーが語る大曲誕生秘話!分割問題の真相~初めて聴いたメンバーの反応は?

「ART OF LIFE」30周年特集スタート!この曲の共同プロデューサーであり、YOSHIKIと二人でデモテープを制作した津田直士さんに色々と語っていただきました!今だから話せる「ART OF LIFE」分割問題の真相は!?初めて30分の大曲を聴いたX JAPANの各メンバーの反応は!? -------------- 「ART OF LIFE」のコード譜を掲載!「夢と夕陽-2」はこちら https://www.tsudamia.jp/product-page/%E5%A4%A2%E3%81%A8%E5%A4%95%E9%99%BD-%EF%BC%92 その他のご著書はこちら https://www.tsudamia.jp/tsuda-book -------------- 津田直士さん(元X制作ディレクター・共同プロデューサー) ニコ生 https://ch.nicovideo.jp/tsudanaoshi YouTube https://www.youtube.com/channel/UCH_sPE_hqEgr3IDyvjS8Yqw Twitter https://twitter.com/tsudanaoshi 著書「すべての始まり―エックスという青春」 https://amzn.to/3Kxgcqf ※続きはこちら 壮絶、怒号…でも幸せだった!制作過程&レコーディング秘話~X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集②【音楽酒場 #09-2】 https://youtu.be/z1S7RCy3ppg 300年残るYOSHIKIの芸術!そして津田さんとの別れ…X JAPAN「ART OF LIFE」30周年特集③【音楽酒場 #09-3】 https://youtu.be/9DDf4ttcd2o ★名盤ラジオの『ART OF LIFE』特集 XからX JAPANへ~『ART OF LIFE』はなぜ完成まであれほど時間がかかったのか?【名盤ラジオ #18-1】 https://youtu.be/IccMJa_7AlM どこよりも熱い「ART OF LIFE」解説!HIDEの偉大さとYOSHIKIとの絆に涙…①イントロ~ピアノソロ前まで【名盤ラジオ #18-2】 https://youtu.be/45ZRj0-uSEU ピアノソロなしの「ART OF LIFE」ってどうなの?この曲の本質を語り尽くす!②ピアノソロ後~エンディング【名盤ラジオ #18-3】 https://youtu.be/owUJ8Ui0vcI 「ART OF LIFE」の必然と代償~その後のX JAPANに与えた影響とは【名盤ラジオ #18-4】 https://youtu.be/gtu86G4Ig-4 その他の音楽酒場コンテンツ↓ 1991年のエックスに何が起きていたのか?津田さんだけが知っているYOSHIKI、TAIJIの変化【音楽酒場 #05】 https://youtu.be/ao5UocPI6FA 残り半年!2023年にX JAPANは動くのか?ニューアルバム、いつ出る?THE LAST ROCKSTARSは!?【音楽酒場 #06】 https://youtu.be/_AZvQmOV8KQ 【祝・ドラムマガジン表紙!】ドラマーYOSHIKIを語り尽くす!~津田さんしか知らないYOSHIKIのドラムエピソード満載!【音楽酒場 #01】 https://youtu.be/88mQFSgCskk 大注目!「XY×YOSHIKI」を語ろう!~このプロジェクトは何がすごい?どう楽しむ!?【音楽酒場 #02】 https://youtu.be/dHX1FrMZhWo 今、明かされる!「ART OF LIFE」「紅」「ENDLESS RAIN」X名曲誕生秘話!~津田さんへ質問!エヌゾーリベンジ回【音楽酒場 #03】 https://youtu.be/TFzvh9OBAlc こちらもどうぞ↓ 津田直士さんと語るYOSHIKI&THE LAST ROCKSTARS!津田流プロデュースの真髄と、Xの現場を離れることを決意した理由とは…【名盤ラジオ 番外編#24-1】 https://youtu.be/VbjdtNQ_2y0 津田さんが語る“灰皿事件”の裏話~HIDE・TAIJI、超リアルな素顔のエピソード!すべてはここから…今だからこそエックス!【名盤ラジオ 番外編#24-2】 https://youtu.be/8mLDZj-9JWI 津田さんを唸らせる質問の数々!YOSHIKI&HIDEの感動エピソードに思わず涙が…「津田さん、X JAPANを何とかしてください!」【名盤ラジオ 番外編#24-3】 https://youtu.be/uhuXK4PTNgw 【X JAPAN関連】 ■『BLUE BLOOD』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnm68a6JI1ulwlXFKz20Y_qV ■『JEALOUSY』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnAE1eBTnXUnKMulvwcIHXg ■『ART OF LIFE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnk9owN0afKuydLlcJ4kgEfJ ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら色々と語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
音楽酒場へようこそ。このコーナーでは、名盤ラジオの3人と音楽家の津田直史さんが、
X JAPANや吉木を中心に、広く音楽について、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
こんばんは、たくやです。よろしくお願いします。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。えぬぞうでございます。
こんばんは、津田直史です。
はい。今日はね、残念ながら秀木くんが欠席でして、この3人で音楽酒場やっていきたいと思います。
ね。はい。
ということで、まあ音楽酒場なんで、まずは乾杯からですかね。
ああ、いいですね。
ああ。
じゃあ、聴いてる皆さんも乾杯していただいて。
じゃあ、いきます。乾杯!
乾杯!
乾杯!
いやー、ということでね、もういよいよやってきましたよ、もう目前。
ほんとだ。
アート・オブ・ライフ30周年。もう今度の8月25日ですからね。
近頃です。
ちょうど30年。
30年か。
30年。
すごいね。
なんかもう30年ってのもすごいし、そのアート・オブ・ライフを実際に吉木と作ってた津田直史さんとこうやって今一緒に話してるっていうのがもう信じられないですけどね。
そうだよね。
僕らからすると。ねえ、えぬぞうさん。
本当に作ってたん?
本当だよね。30年前の僕に今の自分の環境を見せてあげたいと思う時があるもんね。
そうすると、途中の痛いこともあるけど、それももう20年以上経ったとして、今の自分の状態とたまに吉木と会う感じとか、今の吉木とか今のXの状態、世界のね。
もう単純に俺は喜ぶと思うんだよね。
特にアート・オブ・ライフを作ってた頃にアート・オブ・ライフが世界で聞かれてるっていうのを伝えたらどんなに嬉しいだろうとは思う。
いやー、えぬぞうさんはアート・オブ・ライフリアルタイムって話してましたけど、まさか30年後にこうなってるとはっていう。
そんな津田さん、一緒にそのXと共にアート・オブ・ライフを作ってた津田さんに親父と言ったりも思わなかったですけどね。
いやー。
いやいやいや、まあすごいですよね。
改めてね、アート・オブ・ライフのブックレット、普通に1ページ目開くと津田さんの文章が載ってますからね。
03:05
いやー、本当にこの人とっていう感じですよ。
一番だってXのリアルタイムで触れたのはアート・オブ・ライフだもんなー。
そうなんだ。
僕はそうですね。リアルタイムはそうですね。
だからかなんか俺、名番ラジオのアート・オブ・ライフ会を聞かせてもらって、ちょっと結構唸ったっすよ。
内容が素晴らしくて、まず熱い。
すっごい3人が熱いというのと、それから見事にファンとはこうあるべしみたいな。
ファンの鏡みたいな感じ。
それからあと鋭いね、言ってることがものすごく鋭くて舌を撒いたっていう。
本当の本当に。で、一番面白いのが、俺N像があんなに英語が堪能で全部唄えて英語の歌詞も完全把握してて。
そんな能力ある人だったの?と思ってN像にインタビューすることにしてました。
なんであんなに英語ペラペラ喋るっていうのに歌もよくわかったの?どういう能力を隠してるの?
あれは普通の義務教育の賜物ですよ。
でもなんかあれなの?ちょっとネイティブ入ってるとかっていう感じなの?
いや全然入ってないですね。
日本の義務教育は素晴らしいってことですね。
いやでもさ、あれだけ歌詞わかっててで歌えて、それでその例えばさ、それぞれの例えば、後でゆっくり順番になるんだろうけど、
例えばピアノソロってね、感動してる有様とか、最後のサビの歌詞の解釈とか、ものすごい深くわかってるから、
なんかちょっと3人素晴らしいんだけど、今回のアートブライフ会はちょっとN像をさらに見直したっていうところはあるかなぁ。
ありがとうございます。
で、4になる、ナンバーっていうか4になると、今度はまたそのアートブライフのもたらした影響的になると、
今度はタクヤさんのそのなんていうの、その敬願っていうのかな、鋭い感じ。
ましてや特にそのヒデちゃんのことについて話してる、いったいイナちゃんがとか、あの辺は誰も言ってないじゃないの?
ああいう目の付けどころというか。
見つかるね。
すごい。だからとにかくすごいわけよ。素晴らしいのよ、3人の会話が。
素晴らしいから、俺はちょっとなんていうのかな、参加したいと思って、だから今日楽しみにしてた。
06:04
いやー、そうですね。今回はね、もうそのアートブライフ30周年大特集ってことで、この音楽酒場もやっているわけですけど。
めいわんラジオ的には1年半前ぐらいですね、今津田さんおっしゃっていたアートブライフ会やったのが。
それを聞いていただいたということで。今回も流れ的には割と同じような感じになるかもしれないですけど。
いいです。そのほうが僕も会話しやすいです。
そこにね、津田さんのツッコミというか、本当はどうだったの?みたいなところも話しつつ。
いいですね。
僕らも質問しつつっていう感じで進めていければという感じですかね。
で、まずはX、もうこの時ジャパンですけど、アートブライフをリリースするまでっていうところで。
この曲はやっぱりその曲自体もすごいんですけど、どうやって作られたか、どうレコーディングされたのかっていうエピソードもものすごいので。
やっぱりこの辺から話を進めたいなっていう感じですね。
で、この曲の誕生みたいなところからですかね。
そうだね。誕生となるといきなり大問題について俺が切り込むことになるんですよ。だからそれが最初に来るのかなっていう。
なるほど。
でもそれは後に撮っておこうかな。そうだね。最初はなんとなく柔らかくやらせておいて、後で言いますけど。
とにかくね、番組で配信で言われてた通りですよ。
皆さんが。今日は吉木が倒れた。11月にね、倒れた。渋孔の前で倒れた。
89年。
そうそうそうそう。で、あれからなんかアートブライフが生まれるんだけど、ちょうど同じ11月のよっちゃんの誕生日から少し経った頃に僕はSay Anythingを呼ばれて聞きに行ってるから、
割とその時期って、結構その倒れる前後って言い方の方がね、安全だと思うんだけど、結構創作意欲が炸裂してるんですよ。よっちゃんのその頃ね。
で、アートライフももうできて、なんかサビができてみたいな感じなんで。
で、考えたら、その頃って、要はなんていうのかな、本当にものすごいハードスケジュールでツアーをこなしていたのに、もうなんていうか、西洋するしかなくなっちゃったんじゃない?
09:03
とにかく体を休めなきゃいけないってなっちゃったから、そういう時期にアートブライフのサビができたっていうのはものすごく象徴的な感じがするんですよ。
それはいずれそのロンドンで、オーケストラのレコーディングをしてる時のエピソードもまた言いますけど、その時に。
ここにも繋がる、やっぱりなんていうのかな、病ですからね、倒れたっていうことは。で、病と戦ってる状態で、やっぱりその曲を生むっていうのと、アートブライフ、つまり吉木が自分の人生を振り返るっていうのが重なりますね。
その例えば、ものすごい幼少期の頃は全息に悩まされてたわけだし、WE ARE Xでお母様のセリフで、この子は大人になれないかもしれないっていうセリフが有名ですけど、それぐらいやっぱり親が心配するぐらいの体だったわけだし、
で、やっぱりなんていうのかな、Xの活動していてもね、そうやって倒れてしまうっていうことを、それから生と死っていうのをすごく真剣に考える人だったから、やっぱりお父様の死とか、そういうところになってくると、病室とかそういうものってものすごく神話性があるのかな。
だからそういう中であの曲が生まれるっていうのは何かね、必然性を感じるんですよね。突き詰めたところで。
ヨッチャーの場合って本当に、自分の人生をそのまま曲にするタイプなんで、すごいと思いますね。まずサビがすごい。
でも聖人石みたいに僕はサビを聞くタイミングはあるタイミングであるんですけど、そのサビを聞くタイミングっていうのはすごい大事で、聞かされる。
そういうのがあって、いろいろ後でゆっくり話すから、この大問題はゆっくり話すけれども、春先になった頃に30分の曲ができたんだと。
30分の曲ができたんだけどどう思うっていうのを僕は再三聞かれるんですよね。
で、いいじゃん。いいじゃんっていう感じ。要するにヨッチャーが30分の曲を生んだんだったら、その生命力がすごいわけだから楽しみだねってなるわけ。春にね。
ここがちょっと話の焦点だけど、それは後に話すとして。で、夏になって津田さんいよいよこれ形にしたいんだけどって言って、
それで僕と吉木と2人でクーラーの効いた小さなスタジオに録音機材全部持ち込んで、コンピューター的なものを持ち込んで、それで撮るわけですよ、デモテープを。
これも本当に日々2人だけでそこに閉じこもってどんどん作っていくわけ。イメージで言うと、その時の僕は本当に吉木が秀ちゃんだったら、僕は稲ちゃんの役みたいな。
そんな感じなんだけど、ただ吉木の場合全部譜面がある。譜面があって、それ僕の宝物なんだけど、いまだに持ってるんだけど、譜面を元にしてどんどん打ち込んでいくわけですよ。
12:12
っていうのが90年の夏っていう感じ。
なるほど。始まりがだから89年の11月倒れた前後っていう感じっていうところなんですかね。
そうだね。たぶん後だと思うんだけど、形になったのは。
病室でみたいなのは確かそういう発言もあったと思う。
あったでしょ。
はい。でもなんかそれでちょっと思ったのが、津田さんの新刊にもセイエンニッシングのところで、その12月にこういう曲できたんだけどって言って聴かせてもらったっていうようなのがあったと思うんですけど、
割とやっぱ同じ時期だったんだなっていうのが思って。
で、セイエンニッシングってやっぱアートブライフと関連があるというか、続いていく感じがあるじゃないですか、やっぱり。
だからそうするとなんか双子みたいな、もしかしたらなんかそういうふうにも捉えられるのかなーってちょっと思ったんですよね。
そうだね。俺はね、結構その辺は35年ぐらいね、ヨシキとの関係があって、ある部分の絆すごい太いし強いし、あとはなんていうのかな、僕が知ってる誰も知らないヨシキみたいなのもいっぱいあるんだけど、
大切なことだけは会話しないっていう不思議な関係なんで、聞いてないことが結構あるから、俺そのうちに全部聞いてみようかなと思って。
そのうちに対談でもして全部聞いちゃおうかなと思うぐらい最近増えてるんですよ。なんかもうこれだけ経ったら聞こうかなみたいな。
っていうのは、たまによっちゃんがポロリとね、なんか自分の配信番組でポロリと言って、これそうだったの?とか最近増えてるんですよ、たまたま。
いや、もっと言っちゃうとね、配信番組の前に、数年前にディズニープラスでヨシキミュージックヒストリーっていうのがあって、僕は別途そのインタビューを受けて、いろいろ聞かれたからいっぱい喋ったのね。
その聞き手の人は制作会社の人なんだけど。で、喋った。で、それにアンサーする感じでヨシキのインタビューがその番組で実際にあって、それを見たときにえ?と思ったことがあって。
そんな感じなんだっていう、なんて言うんだろう。だから俺の方が、俺とよっちゃんの話で大体俺の方がヨシキのことをものすごくね、重くイメージして記憶にしていて、よっちゃんはそれをさらりと軽く言うっていうことが最近多くて。
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だから、で、一方でなんかそのエンドレスレインから始まったね、そのやっぱりメジャーバラードの存在とか、あるいはそのピアノを中心としたクラシカルに代表されるああいうヨシキ世界、ヨシキの音楽世界っていうのを結構、意外と俺がなんかなんていうのかな。
ある役割を果たしてたんだっていうのは、自分の意識より最近ヨシキの口から語られることの方が重い、重いっていうか。
自分で言うと変だけど。そういうのが最近増えてるから、聞きたくなっちゃったんですよ、いろんなことを。
そうなるとアートブライフとセイニシングって言われちゃうと、その辺は俺、ちょっと謎があって。
聞きたいことはありますね。ヨシキに聞かないとわかんないことがある。
例えばアートブライフっていうと、俺はどっちかというとサイレンジラシーが浮かぶのね。
要するにその曲の複雑さと、それから一気に全部が聴いて一気に、ジェットコースターみたいに一気に終わるところとか、
あとやっぱりそのシンコッチョ、ヨシキの音楽性が花開いてる感じとか。でもちゃんと違うじゃない。
はい。
全く違う。だから結局、セイニシングとかサイレンジラシーがあの時期にあって、
よっちちゃんはそれぞれの曲をどう見てたの?どういう感じだったの?っていうのを聞きたいなと思っちゃう。
うんうんうん。
だよねー。
なるほど。
その対談企画を明晩ラジオでやりましょう。
やばい。やばい。
結構だってね、津田さんはなんか自分はそんなだよとか言うけど、
うちでは結構さ、ヨシキは津田さんを今求めてますよみたいな言ってたじゃん。
はいはい。いやもうそれはそうだと思ってます。
割とやっぱそうじゃんっていうのがなんか、やっぱそうじゃんみたいなのがあるんで、
その企画をね、ここでやりましょう。
中立地でやるっていう。
そうそうそうそう。中立地でやる。
結構中立地なのかな。
ヨシキチャンネルでやるとね、ヨシキのフィールドだし。
そうですね。
津田さんのチャンネルでやると津田さんのフィールドなんでね。
そうですね。
中立のこの、ここでやるっていう。
その前に明晩ラジオの3部作グルグラットとジェラシーとアートブライフはヨシキに聞かせるべきだと思うよ。
これヨシキ聞いたら喜ぶと思うよ。
本当ですか。
アートブライフなんかヨシキ喜ぶよ。これだけ深く理解しながらファンらしく厚く嬉しそうに
すげえすげえって言っててもこんなの本人聞いてどんだけ嬉しいかって俺はそう思いながら聞いたからね、今回ね。
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なるほど。じゃあ聞けって言ってもらってください。
でもね、聞かれるとビビっちゃいますけどね。
そうですね。
でも音符、愛はあると思うんですけど。
いやもう間違いない。ファンとしては最高だと思う。
そのデモテープの下りを僕は聞いた感じで1個思ったのが、僕も前なんか聞いたことがあるんだけど、
なんかそのデモテープがちょっと勝手に出回ってるみたいなのを聞いたことがあるんですよ。
もちろんそのデモテープってやっぱり僕とヨシキで作った大切な音源だから、
それが出回ってるのはちょっと俺はものすごく許せないっていうか、
まあ許せないっていうのはあるよ、誰が勝手にしたんだろうと思っている。
僕ってなんていうのかな、その人法意識が高いっていうよりもなんかそのメンバーのことをものすごく深く考えてきている人なんで、
実は僕結構お宝って当時の資料いっぱい持ってるんですけど、
いわゆるこのねアートブライフのデモ音源なんて僕がヨシキと作った大切な宝物みたいなもんだけど、
それの当時はDATだったんだけど、DATのテープからあらゆる僕が持っていて何かのミスで外に出たら大変だってものを全部箱に入れて、
でソニーミュージックとの契約が消えたときに僕はその当時の事務所に全部ダンボール渡してるんですよ。
つまり僕の持っているものは、これは僕にとっては心の宝物なんだけど全部渡しますって。
要するになんていうかな、自己が嫌だったんで。そこまで徹底してやったんですよ。
その中に今思うとしまったと思うとてつもないお宝もあるんだけど、それはもう一生人に言わないだろう。
とても大切な宝物もあるんだけど、それも全部渡しちゃったんですよね、その事務所にね。
それは俺のそういう気持ちをちゃんとわかってほしかったし、そういう一個一個はどこかでよしきと僕の、
今のよしきの信頼感に繋がってると思うんだけど、ただそこまで俺がやっているのに、
誰かどういう経路かわかんないけどそれが平気で外に出るっていうのはものすごく俺は悔しかったよね。
そこはものすごいわかりますよね。
でも出てしまったのはしょうがなくて、それをファンの人が聞くっていうのはもうしょうがないし、
聞いたことから推測されるギターソロの話とかはなかなか逆に面白く聞いたんで、なるほどなと思うか。
けど実は俺はちゃんとは聞いてないけど、世の中にそんなデモテープなんて一個しかないだろうから、
それは間違いなく僕が制作したというか、僕が打ち込んでたものなんで、
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なんていうかなんとも言えない気持ちになるっていうか、そのデモテープに関して聞かれたら全部答えられました。
だって僕だもん、作ったのは。
あれはでもちょっと聞いて衝撃でしたけどね。
本当?
いやもうそのまんまだっていう。
こんなにできてたの?っていう。
そうなんだよね。
それが、だって90年の夏ですよね。
で、リリースされたのが93年8月。
そこにやっぱすごくびっくりしたんですよね。
なので、その配信の時にも言ってましたけども、よしきの頭の中にはその時点でもう完成形ができてて、
で、いろいろあってリリースまでそこまで時間がかかったっていう。
まさにその通りですね。
そこがやっぱポイントなのかなっていうのは思うんですよね、このアート・オブ・ライフについては。
そうだから、よしきと閉じこもってね、そのデモテープ作った。
それが僕が単なる技術屋さんだったらありえないんだけど、
僕は同時によしきの曲を理解して、その熱を外側に伝える仕事をしていたわけなんで、
いや僕はそれを作ってる最中も完成した時もものすごい気持ちになりましたよ。
いやーそうですよね、あれはもう。
だってね、それが90年の夏っていうことは1年前は89年の夏、
2年前は88年の夏、つまりエンドレス園ができた音楽合宿の。
2年半前、88年の頃は世の中は誰もよしきが音楽のすごい才能があるって知らなかった。
たった2年半前に誰も知らなかった。
音楽協会でよしきという人間がすごい音楽を生み出す才能があるって誰も知らなかった。
僕は一人で気づいてたんですから、それからたった2年半ですよ。
バッハ、ベトベンのように曲をゼロから生む、そんな才能があるってことを気がついたのは、
そのアートブライフのデモテープを作る2年半前で、それからどんどん音楽を形にしていって、
やっと世の中にエンドレス園を含めて、ブルーブラッドのね、
全ての楽曲でちょっとすごいんじゃない?ってなった1年後ですよね。
そのぐらい短い中でアートブライフのデモテープをどんどん作っていく途中で僕は気づくんですよ。
それはエンドレス園のことも含めて、僕はね、やっぱり僕はもともと自分が作曲もするし、
プロとしてミュージシャンやってたし、あるいはアレンジャープロデューサーとして
レコード会社に入ることなくやろうと思っていた途中でレコード会社に誘われて園に入ったから、
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相当音楽に関しては詳しいから、自分の持っているものを全部を吉木に注ぎ込んでたんですよ。
聞かれれば全部答えたし。だから僕の中で、
僕の大切な音楽、宝物みたいなのをどんどん吉木に伝えていた過去があって、
で、アートブライフのデモテープ作ってる時に驚いたんですよね。
吉木が俺の知らない領域にもいる?
こんなに芸術の人になっちゃったのか。
驚いたのが、僕にとっては衝撃だったんですよ。
だからその3人がメンバーラジオのアートブライフ会で絶賛するというか、驚きながら叫びながら、
叫ぶように話す、あの感じが僕はすごく嬉しいんだけど、
あれを目の当たりにしたんですよ。デモテープ作ってる時にね。
アートブライフってあの曲に関して、反対する人っていなかったんですか?あれって。
どういう反対?
まあ1曲30分のあるじゃないですか。
ああ、そっちの話はもう有名で、基本的に吉木にしてみるとみんなに反対されたって感じです。
ちょうどBohemian Rhapsodyのクリーンのメンバーと同じような感じは受けてました。
やっぱそうですよね。それを実際作品として世に出てるじゃないですか。
そこを突き通せたのってどういうあれなんですか。やっぱり吉木の意思なのか。
でもやっぱ誰かがこれ行こうって言わなきゃやっぱりゴーは出ないじゃないですか。
えっとね、だから問題にぶち当たるんですけど、
その30分の曲ができたんだけどっていうのを俺何回も聞いたんですよ、春。
でその、できたんだけども何もやろうよしかないわけですよ。
よっちゃんが生んだ作品だから。
でも吉木は何度も聞くのはやっぱり他の俺以外の人に聞いた時に30分は長すぎるとか、
あるいはそのどうなのっていう意見を結構聞いたんで、吉木としてはちょっと悔しかったっていうか嫌だったんでしょうね。
なんでそう言われるのかって。
メンバーとか僕は当たり前にOKなんだけど、それ以外の人に結構どうなんだろうって言われてたみたいなんですよ。
ですよね、絶対そうですよね。
でもなんていうのかな、その大切なことは言葉にしない的な阿吽の呼吸で言うと、
当たり前にデモテープを作るわけで2人でこう思って、
その作り始める間に吉木がその30分をやっていいのかどうかなんて俺に聞いたことはないわけで、
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どっかで吉木が30分の曲を生んだんだったら、とにかくそれを形にしようしか俺にはないって吉木も知ってるわけですよね。
ところがそういうのは当然俺が一番それを当たり前だと思う人のはずなのに、
一部ですごい話があって、千田直樹はその曲を分割するべきだって主張したっていう説があって、
それがウィキペディアにもあって、
俺がニコ生でそれに対してそんなことはないって言ったんで、
ウィキペディアにはニコ生で千田直樹はそれにそうじゃないと言ったってなってるんだけど、
なんと過去のインタビュー本で吉木がそれを言ってるっていう痕跡があるんですよ。
つまり吉木が、千田さんが分割っていうことを分けたほうがいいんじゃないって言ってるっていう発言をした。
そうすると吉木が言ったのが正しいってことなんだけど、これはね、その取り方が間違えてるんですよ。
これを話すのは今日ここが初めてです。
まだ全然言ってないです。
ちなみにそのインタビュー本は僕も持ってます。
それを読んでそういう印象だったんですよ、それを読むと。
まあ言葉としてはそうですね。
その分割すべきだと言ったっていうウィキペディアの記事が間違っているんですけど、
それを読んだ後でそのインタビュー本を読むとそう見えちゃうんですけど、
でもそれは目の錯覚と同じように錯覚で全然そんなことないんですよ。
それは事実と間違ってるんですよ。
で、真相は何かっていうと、
俺が最初に吉木から音で聴かされたのはサビだけなんですよね。
サビは明確に聴いていて、とてつもない名曲がまた生まれたと。
で、この曲はこのサビ、だからサビっていうかもうバラードなんだよねって言ったら、
この曲はバラードだけじゃなくていろんな要素がある曲になる予定なんだって言った。
その時に僕がこの曲はバラードとして圧倒的に成立して素晴らしいからバラードでいいんじゃないのって言った。
それ間違いないんですよ。
だけどその時に吉木の言ってるこの曲は単なるバラードじゃないって言っても僕には分からないわけ、それが何なのか。
そしたらその他のパートも聴かせてくれて、それがそれぞれすごい素晴らしいから、
それぞれ別の曲でいいんじゃないの?と思ったわけだから、そのくらい素晴らしいじゃんとは言ったんですよ。
でもその時は30分とは聞いてないし、結局必然性が僕に届かない。
曲の流れみたいなのが聞けないわけだから、必然性が命だから、まだ必然性が僕に届かないわけですよ。
で、やがて吉木の表現が30分の曲ができたっていう風に変わって、その瞬間にもう僕はそこに曲の必然性が全部できたってことを察知するわけです。
なるほど。
そうするともう変わる、変わる。
だから30分の曲ができたっていうのを俺が聞かれたときに、それを分割するべきだなんて言うわけがないんですよ、僕の中では。
30:06
吉木にとって30分だったらそれが一つの生き物だから。
だからそのウィキペディアの記事を見たとき僕は憤慨したんですよね。そんなこと言うわけないじゃん。
一番吉木の理解者がわざわざそれを分割するなんて言うわけないじゃんっていうね。
そして一番大事なのは30分の曲っていうのに対しては否定的な意見が結構あったんですよ。
っていうかいっぱいあったんですよ。それで吉木は未だに言うんですよ。
これは数年前のニコ生でも言ってた。
でもそのときにいろいろ反対されるっていうのに津田なんて絶対名前出てこないですよ。だって僕は反対してないから。
それは要するに業界の人に反対されたっていうのが事実としてあるんですよ。
絶対そうですよね。普通は反対しますもんね。
そこはやっぱり津田さん的にはゴーサインでしかなかったと。
ゴーサインっていうのも全然違う。当たり前の話。
吉木が30分の曲を歌ったら楽しみなだけで、ただその代わり早く聴きたいからどうやって聴くかっていう。
それの答えが、もう音を一回デモテープで作っちゃえばいいんだなっていうことになった。
なるほどね。そこに繋がってるんですね。
ずるいな、ずるいな。
だから当たり前の話で、じゃあ津田さんすぐ作ろうってなるわけですよ。
じゃあ作ろうって思い出しにマニピュレーターがたまに、津田さん作ろう、津田さんだって持ってるじゃんって打ち込みできるじゃん。
じゃあ作ろうっていう。疑問もなく作っていくわけですよ。
超羨ましいっすね。
でもその辺は、そのインタビュー見ても感じますけどね。
わかるでしょ、その違いが。
その前の聴かせたっていうところは、津田さんってちゃんと言ってるけど、
その後の、もし俺が30分の曲を作ったらどうするっていうのは、レコード会社の人にっていうふうに言ってるんですよね。
分けてるんですよ。公式は俺のことレコード会社の人間って言ったことないんで。
あー、なるほどな、忘れそうだよな。
やっぱこの原文見ると、その時系列ですね。
全パートの主旋律を聴かせたのっていうのが、どのタイミングで聴かせたのかっていうのが、
これだとちょっとわかりにくいので、そこのやっぱ捉え方が違うんだなっていうのは思いますね。
そう、だから時系列の問題だけですね。この記事自体も勘違いしちゃうって読んだらね。
洋式の言ってくるのも全部正しいんだけど。
その30分で聴かせた時系列の問題だけですね。
そこが多分大きいですね。
そうですね。
いやー、なかなかすごい話になってますけど。
でもじゃあスタジオに入って作り始めたって時は、もうそうですよね?
33:04
うん。
もう、こんなにすごい話になってますけど。
でもさすがに、スタジオに入って作り始めたって時は、もうそうですよね。
いやー、それがすごいですね。
作り始めたって時はもうそこに1ミリの疑問もなくて、これをどう形にしようって2人一生懸命作るわけですよ。
はい。
で、それはもう本気オブ本気オブ本気オブモードでよっちゃんは作ってるわけですよ。
僕はそれを絶対間違いがないように完璧に音にしようとするわけですよ。
それがどんだけ本気かっていうのの答えが、まさに銘板ラジオのあの番組で語られている通り、
途中のピアノソロの一番基本があるプレイはその時にできてますから。
ああ、はい。
ああ、そうですよね。
それを形にしたのがあのデモテープなんで、とてつもなく完成されてるんですよね。
うーん。
いや本当あのデモテープと思われる音源はもう本当にびっくりしましたね。
さっきも言いましたけど。
そうだよねー。
いやこれ、これを、しかもそのまあ打ち込みですこれをやったって考えるともうなんかゾッとするっていうか。
うーん。
あの本当に懐かしいですよ。順番に最初イントロからやるでしょ。
そのC、Bの繰り返しなんだけどコードで言うと、そのC、Bって繰り返していて、
そのうちにメロディーがね、タタタタンって出てくる。
そのあたりはなんかお馴染みって感じなんですよ。
ああよっちゃん節だなって始まるんですよ僕の中で打ち込んでいく途中にね。
ああよっちゃんらしいなって。
で、いわゆるその静かな方の歌が入るでしょ最初に。
はいはいはい。
そこもなんかマイナー系でバラーディな感じで言うと久しぶりだなみたいな風に俺は聞いてるわけ。
で、すごく加工進行で美しいな世界ができてるなみたいな感じで。
で、その途中で急にG、Bってタラララララランってものすごく一瞬明るくなりながら切なくなるこの感じ。
こういうのなんか最近なかったからいいななんて思いながらやってる。
で、途中からドラムが入るような状態になるじゃない。
はいはいはい。
で、ものすごい世界が広がっていくなと。
これはちょっとなんていうか、やっぱり単なる組曲じゃないんだなと。
なんか一つの塊になってるからそれは生命力が強いなと思いながら気持ちよくだんだん打ち込んでいったわけ。
そっからですよ、速くなるじゃん。
速くなってから止まらなくなるんですよ。
打ち込みしながら、これすごいんじゃないの?ってなってくわけ。
36:02
で、リフのところもいきなり、いわゆるXだなって感じのリフがあって。
Aメロもなんとなく吉木らしい曲だなってなるんだけど、もうすぐその後でいきなりリフが始まるじゃない。
ーレルレルレルレルレレー
ーザカタイスタバターザクターター
で、そのね、曜日、8の夜3時にちょうど3人が行ってた
Hideちゃんの2カ所のギターソロ以外はヨ ちゃんが作ったんだって。
まさにその8部で展開されるメロディーみたいなのも、あれって思った。
なんていうのかな、クラシックとロックのちょうど中間みたいな感じ。
それが割と俺の中でちょっと新鮮だったんだよね。この曲は今までのどの曲とも課題が違うなと思ったのね。
それが次の、タラララララララランな時に、えぇ!?と思って、こんなのが出てくるんだ!と思って。
これちょっとすごい新しいかも!と思ったのね。
だからそういうふうにどんどんどんどん加速していくわけ。その加速が、驚きとか、これすごいんじゃない?って加速が、要はリアルタイムで打ち込んでいて、
打ち込んでいて、途中で、さっさとちょっとここまででしょ?また明日ね?って言って、ようちょ書いてる。俺はデータ整理して頭からまた聞いてみるみたいな。
ガウディーのあれじゃないけど、少しずつだんだん増えていくわけ。長さが伸びていくわけ。毎日少しずつ伸びていく。
これが途中からあれ?これちょっとヤバいんじゃないの?って思い始めるわけ。だんだんそれが加速していくわけ。これ何なの?ちょっとヤバいかも。
で、俺はそんなの、あんまり良識に言わないのよ。あんまり言葉にしないので。
これヤバくない?とか言わないですか。
軽くは言わない。軽くの軽い会話したくないんで。
だんだん驚いていくわけ。どういう感じなの?
最初のギターソロのところは何もない。ただコードだけになってて、これはギターソロなんだということで。
これでどんどん加速していって、何じゃこれは?みたいなのを加速していって、
サビを改めてちゃんと聴いた段階で、俺はちょっとドギモ抜かれた時、改めてちゃんと録るとヤバいんですよ。
そのレベルの高さというか、なんていうのかな?
このサビはやっぱり、俺がメジャーバラードを進めて書いて、
え、じゃあこんな感じ?って言って、エンドレスでも書いたって、数ヶ月前によっちゃんの配信で言ってたから、
39:07
そんなにさらりと書いたんだ、あの人っていうのは俺もびっくりなんだけど。
結局、セイニッシングだって、最近知ったのは、これまさにタクヤさんから教えてもらったんだけど、
割とセイニッシングに関しても、ヨシキは半信半疑で、俺がすごく感動していて、じゃあいいのかな?と思ったって言ってるくらいだから、
やっぱりよっちゃんの中で、ここぞっていうマイナーっていうのがやっぱりあったんだね、この頃はまだね。
だからやっぱりマイナーな、要するにバラード的なこのサビがヤバいと思ったの。
でもやっぱりこの人は、こういうところに自分がものすごい入るんだな、みたいな情念みたいなのを感じて、
とにかくこのサビすごいじゃんって、俺はさすがに言って、そしたらその後からすごい展開になってるわけじゃん、みんなも好きな。
ちなみに、アート・オブ・ライフのサビがどこかっていう話は、エヴァンラジオの配信の中でもありましたけど、あそこでいいんですよね。
間違いなくあそこがサビで、あのくだりも聞きながら笑っちゃったんだけど、ごめんねって思ったんだけど、確かにそれ誰も言わないもんね。
文字だけで読んでたらわかんないんですよね。
文献がないからね、これはね。でも酷い話があって、俺のね、自分が作った譜面があるんですよ。
アート・オブ・ライフの。それはもう要するに制作進行上どうしても必要なのが俺が作ったの。
これちょっと共有しようか、途中までなんだけど。
これわかりやすいでしょ。6番なんてリズムいい。
ちなみにあれですね。これは津田さんの著書の「夢と夕日2」に掲載されてるやつですね。
これを見て、俺のXと俺の関係を表して受けるのが、これノーチェックっていうか誰も何も文句言わない。よっちゃんも何も言わないわけ。
でもレコーディングのときは俺はこれと洋式の譜面の両方とも使ってるんだけど、多分洋式にしてみると解釈違うのね。
解釈違うので俺はこれでやり通してるわけ。いろんな関係者とか。
あと、メンバーそれぞれのレコーディングをするとき、俺これを見て、このシートを元にして確認してやり取りしてるわけ。
だから言い方としては、3人がCメロって呼んでたメジャーの部分にBメロって書いてあるんです。
42:08
これは俺の解釈。俺にとってBメロだからもういいのよって感じの。だからこれ完全に俺の解釈なの。ひどいでしょ。
無断で俺はこういうふうにしてたの。
全然全然。むしろもう公式だと思いますけど。
公式って言っても別に洋式これでいいなんて俺確認してないっていう。そのぐらい俺は乱暴に突っ走ってたんだけど。
これで見ると当然コーラスってサビのことだよね。コーラスはAマイナーのね。
これをサビと呼んでたよっちゃんと僕は。だからこれがサビだからその前の一つの盛り上がりとして大切なメジャーのところを俺はBメロって呼んでたの。勝手に。
でも多分Bメロって言ってたと思う。洋式には。だけど洋式にとってはそれはどうでもよくて。
だからむしろAメロは間違いなくAメロだけど、俺がBメロって言ってたけどBメロじゃないかもしれないんだけどね。
メジャーのところは。でも俺にとってBメロだからBメロっていう。
まあそうですよね。名前ですからね。
名前とりあえず。みたいなところがあるんですよ。
ここCなんですねコードが。ここやっぱ一番開けてきますからね。
そうそうそう。
なるほど。こうやってコード譜で見るとすごいよくいろいろわかりますね。
これはもうこれでやってたから間違いがないです。
なるほど。えんずおさんはこれを見てどうですか。
いやーこのコーラスのところのサビを今ギターで弾いてんだけど。
なるほど。
ここだよなーと思って。
この続きがやばいよね。コード譜2あたりはもう多分この音楽的にものすごく深いから、このコード譜を見るといろいろわかってくるっていう感じだよね。
いやーなんか2人がちゃんとバンドやってて音楽わかってるから楽しいんだよね。
この21なんか面白いでしょ。4分の3と4分の4。
あーここはもう本当すごいっすよね。
ここだから視覚的に俺を見てすぐわかるように21っていうところにダタっていう8分のダタってキメを入れて書いてあるよね。
いやーここめちゃくちゃかっこいいですね。本当に。
かっこいいよね。
かっこいいですね。
で、この多分22だと思いますけど2バスになってくるとこですよね、この22が。
そう。タカタカタカタって。
45:01
いやーここめちゃくちゃいいっすね。
タカタカタ・タカタカタ・・・
ですよね。
いやーこうめっちゃ好きですね。
カッコいいよね。
あそこは弾いててもね気持ちいいですよ。
タカタカタ・・・
で、23番がそのねばなじょの番組のとこ行ってたギターソロをひでちゃんが作ったっていうね。
はいはいはい。
いやーここ、あのそのデモテープらしきやつだとないんすよね。
ないない。
でもないんですけど、聞いてるとあのギターソロが鳴るんすよ、頭の中で。
そうだね。
いやーもうちょっとそこすごい感動して。
いやもう、なんかもうそこめちゃくちゃ泣けるんすよね。
あそこ、あそこの。
開けてたんだっていう。
これね、このギターソロの1、2、3小節目Dmになってるでしょ。
ギターソロの3小節目がDmでしょ。
このDmで聞いてる人は完全にDmになるんですよ。
キーがDmっていう、体がDmになるわけ。要するにDmのキーになるわけ。
でその前の21、22っていうのは実はこれキーがAmなんですよ。
そこから自然に転調してDmになるのね。
ここがすごく面白くて、それはヨシキもヒデちゃんも明確な転調をどこでどう転調するかっていうのが、
曖昧っていうかそこをはっきり会話しないままそのまま投げて、
ヒデちゃんのメロディによって聞いてる人は途中からだんだんDmになるんですよ。
音楽的な深い話は。
それが例えばね、これってものすごく深い話なんだけど、
そのメロディによってもっと早くDmになったりもっと後ろになったりする可能性があって、
これはヒデちゃんがどう感じたかで、これ3小節目でDmのキーに転調してるんです、これ。
あー、はいはいはいはい。
だから面白いのは、例えばデモテープを作ってる時に、
俺がどこで転調してたかって多分ここじゃないんだよね。
でもそれが見事にちゃんと。
あー、はいはいはい、なるほど。
これ本当に音楽的な深い話なんだけど、そういう楽しみ方もあって。
ヒデがここでDmって。
48:00
まあでも、もうその辺りでDmのキーに移ってるべきなんだけど、
どの辺からどういう風にDmになるかっていうところがね、曖昧なままなんだよね。
元のコード的に曖昧だったところを、ヒデがメロディで決定付けたっていうか、
っていうことなんですかね。
ここでいきなり行きますもんね。
ドラドラドラドラドラーっていうのが。
そうそうそう。
これヒデのセンスっていう。
ちょっとヒデっぽいですよね、あれ。
そうだね。
なるほど。
なんかこう、ナイフな感じっていうか。
うーん。
それはもう、ほんとなんか、この曲を解剖してるじゃないですけど、
なんかそういう感じで、そこそこなんだみたいなのは面白いですね。
その2段目のとこのBb、Gb、C、Aのところが、だからルルルルルルルって速いですね。
あれもめっちゃヒデちゃうんですね。
はいはいはいはい。
あー、あれもヒデのセンスなんだ。
ちょっと聴いてるだけだとわからないですからね。
やっぱこの感じあある意識だなとか思ったりするんですけどね。
うーん。
あとなんか、24番はタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ。
あー、はいはいはいはい。
その辺になると確かにどっちなんだろうっていう感じですけど。
ギターソロは2つあって、1つ目も2つ目も、入りがやっぱすごいロック的な感じで入るから、
そこがやっぱ、「あぁ確かに!」って感じなんですよね。
そこがやっぱなんか、なんかそのヒデが託されたっていうところのなんか、
それを受けてのヒデのこのアンサーって感じのフレーズだなぁと思うとめちゃくちゃもうグッとくるんですよね。
そうなんだよね。
僕はその個人的に、結構ギターソロってこの曲の顔的な、もう本当メインに出るぐらいのなんかすごい花がある部分なんで、
これを他人に任せるわけはないと思ってたんですよ、僕は。
あー、なるほど。
絶対ヨシキがやってるだろうって思ったんで、そこをなんかヒデに託してたんだっていうところで、すごい感動しちゃいましたね。
なるほど。
俺も絶対、音聴いた時点ではもうヨシキがほぼほぼ作ってるんだろうなって思ったんで、
意外とヒデに任せてる部分があったんだっていうところにすごい感動しましたね。
51:04
なんか、やっぱりじゃあこのデモテープを作ってる時にどうだったかっていうと、もう明らかんと当たり前にここはギターソロでっていうのをもうすぐに。
空いてたと。
全く譜面にしないんで、よっちゃんの声とかがね。
えー、そうなんだ。
譜面にしないんですけど、メロディーの譜面が全くないわけ。コードだけなんで。
そこはもう空いてて、それはもう任せるって感じで、明確で。
すごいですね。感動したですね、そこに。そこに感動するなぁ。
なので、えぬどさん、そのデモらしき音源。
はいはい、あーはいはいはい。
それはね、
聴きました。
聴きました?
はい、聴きました。
ギターソロ空いてますよね?
空いてる空いてる。完全に空いてる。
だからね、そこがだからやっぱ空けてたんだなっていうとこですよね。
これがなんかほんとすごいというか。
うん、すごいっすよね。
従来全部作ってるのに。
従来のイメージではなかった部分なので、そこは。
ここまでヴィジェに任せてたんだっていうのはほんと感動ですね。
そこに意気でもめちゃくちゃもう、応えるじゃないですか。
そこがもうね、泣けてきちゃうんだよなぁって。
泣けますよね。
なんでそんなお互いにこうしあってんだみたいなさ。
そうそう、そう。
なんだよーみたいな。
そこ、もうほんと絆ですよね。
すごい。すごいっすよ。
やっぱそのくだりをメンバーラジオの聞いたときに俺は結構感動したんだよね。
そういうふうに受け取るんだなっていう。
嬉しいよね、こちら側としては。そう思ってもらえるのが嬉しいよね。
っていうか鋭いよね。やっぱりそこで吉木とヴィジェに何かそういうのがあるんだなっていうのがやっぱり伝わっちゃうんだなっていう。
それは吉木の真相心理ぐらいの感じの全部わかるんだなっていうね。
デモテープが全部出来上がって、あるときみんなに聞いてもらうんですよ、メンバーに。
その場所の風景も全部覚えてるし、聞かせる前の会話も全部俺の中で鮮やかに記憶に残ってるんだけど。
一気に聞き終わった後のメンバーの雰囲気も覚えてるんだけど。
それはもう5人全員が集まってるんですか。
54:01
そう。
それ90年の秋ぐらいってことですかね。
まだ夏っこいよね。
まだアメリカ行くその前ってことですよね。
全然前だよ。だからデモテープが終わってきたらすぐに聞いてもらったんだけど。
あーなるほど。
メンバー全員で聞いて終わったときの雰囲気がね。
どういう雰囲気なんですか、それって。それってどんななんですか。
確かに。
なんて言ったらいいんだろう。とにかく、まずものすごいみんな真剣だよね。当たり前だけどすごい真剣で。
なんて言うのかな。
いや、これ誤解させてほしくないんだけど、
なるほどって感じね。
なるほどっていうのが一番近いかな。
あー、リアルだ。
リアルです。
つまり、当然みんなそれぞれ圧倒された感動はしてると思うんだけど、どちらかというと、
どんなにヨシキがね、全部作ろうが、やっぱりXなわけですよ。
要するにヨッちゃんが全部作ってはいるけど、それぞれのメンバーに任されてるところは当然いっぱいあるわけだし、
それを表現するのはメンバー、残りの4人だから、
はい。
まあ、4人にしてみると1回ガイドラインを聞いたみたいな感じだから、
ただ長い上にものすごい複雑だっていうのは間違いなくみんなわかるわけですよね。
そうすると、なるほどーって感じだよね。
で、しかもなんか、5人のメンバーの歴史でいうと、
自分たちがヘッドアレンジ、アレンジって言って、実際みんなスタジオで音出る状態で、
で、作った人間がリードしてみんなに譜面を渡さない、説明するような軽くわかりやすく録った音を、
あらかじめ渡してるのにして、ちょっと出してみようかって。
まあちょっと出してみようかって、やりながら形にしていくのが基本だったから、
最初にその音を聞くと、完成されてる音を聞くと、
これがまずちょっとかなり新しいわけだったんだよね。
確かになるほど。
で、「はぁー…。」っていう感じだったね。
これはもうめちゃくちゃリアルというか、そういう反応ですよね。
普通のロックバンドじゃないですもんね。こんな曲はみたいな。
ちなみにその時には、タイトルがアート・オブ・ライフっていうのはあったんですか?
あったと思う。
なるほど。
俺の認識はもうアート・オブ・ライフだったね。
はいはいはい。もうその早い段階からってことですよね。
57:04
デモテープ作ってる段階から。
そうだね。記憶間違いだったりするのかな、こんなの。
わかんない。俺はアート・オブ・ライフだと思った気がする。
でもあの、としが、まあこれもインタビューで、そのフルズメイトのやつで答えてますけど、
タイトルがアート・オブ・ライフって聞いた時から、
あ、これはもうダメだっていう。
まあダメっていうか、すごいもの、これはすごいことになるなって感じたってことだと思うんですけど。
っていう発言はしてましたから。
タイトルはすごい表してるんだろうなっていう。
それがメンバーにも伝わるんだろうなっていう。
四式のアート・オブ・ライフっていうことで言うと。
普通のその1ロックバンドが表現する半中も遥かに超えてしまってるというか。
こういうのは何かあります?
30分っていうね。
なんかちょっと変わってるよね。
そのサイレンジラシーだってみんなでせーのって確認したりしてたわけだから、
アート・オブ・ライフだけはまず音がある。
しかも音をこっちこもって四式一人じゃなくて、俺も一緒に2人でやってたと。
それからどんどんレコーディングを進めていくときもね、
それはジェラシーのレコーディングをするときにLAでやってるときもいろいろ進行していくわけ。
本ちゃんやらなくても。
そういうときも、あるいはタイちゃんがいなくなってヒーちゃんが登場してからの本ちゃんのレコーディングも全部、
必ず俺がメンバーと会話すんだ。
それぞれのメンバーと会話するのは俺なのよ。
実際の細かい作業は。
だからなんか半分、俺が何役だったんだろうねって感じ?
なんか必ず俺が全部こう、間に立ってたんだよね。
チキ社みたいな感じですかね?
いや、違うね。やっぱり典型的なちゃんとしたいわゆる制作ディレクターまたはサウンドプロデューサーなんだけど、
なんて言うんだろう、その理由は簡単で複雑すぎて音楽的な知識が相当ないとできないのよ、これ、進行が。
まあ、そうでしょうね。
もちろんヨシキが直接だったらできるんだけど、忙しいんだよヨシキが。
そうするとどんどん先に進行するときは俺がやるわけよ。
この譜面でわかると俺が全部頭に入ってるから早いわけですね。
ここはこうだとか、混乱するからみんな。
その時にここはこうでっていうのは僕が押さえてればなんとかなるから。
っていうのがちょっと他の曲と変わってたね。
なるほど。
だって、俺が最初にすごいと思ったのはこの28にシューベルトって書いてあるんだけど、
シューベルトっていう、俺の勝手につけたのが間違えていて、シューベルトのフレーズも入ってるんだけど、ここはほぼ99%ヨシキなのね。
1:00:05
で、俺が最初に聴いたときに、あまりにもクラシックなのだからシューベルトだって勘違いしてたからそのままシューベルトになってるってことさ。
だからいかに俺の主観のすべりなのかって感じなんだけど。
これは、あの…。
あの、あそこからすごいことになってるんだけど。
で、このあたりがすごいんだけど。
この行動進行とこのメロディって、俺がてっきりシューベルトのどっかから持ってきたんだなって勘違いしたぐらいに、ものすごいクラシカルだね。
で、クラシカルだし、その、なんていうんだろう、その多層的っていうか、ものすごい複雑にメロディーが絡んでいくから、
いつの間にこんなのを吉木が作れるようになったのかっていうのは、ものすごい驚きだったの。このシューベルトって書いてあるところね。
で、これを打ち込んでるときに、これギターでやるのできるのかなと思ったのを覚えたんだよ。
だから、このあたりから俺は完全に、吉木はなんかもうその、なんていうのかな、よっちゃん自身はよく自分ではそれやるんだけど、
自分に到底できないような課題を先に自分で投げかけて、それに向かって自分が努力するっていう変なことをあの人はやるんだけど、
もうまさにこれやっていて、実際にこれ、メンバーも吉木も果たして演奏できるの?みたいなのを先に作っちゃってるわけだよね。
心に浮かんだ、頭の中にこう響いてる音をそのまま不明にしちゃってるわけ。
それがちょっと俺には衝撃で、これはちょっと吉木はすごいとこに行っちゃってるなと思ったのね。
そんなのを聴かされた秀ちゃんとパタちゃんはどうよって感じで。
これギターなの?みたいな。
勘弁してくれよって思ってたのが。
まあみんなそれぞれそうかもしれないですけど、これやるの?っていう。
俺これやるの?みたいな。
これはちょっと…。
各パートで。
みんな聴いた時どう思ったのかな?みたいなね。
ポカーンって。
そうだね、なんかなんとも言えない雰囲気だったかな。
ただすごいなと思うのは、曲の持ってる生命力とか命みたいなのは、やっぱり完全にもうアウノックでみんな分かっちゃってるわけ。
だからそこはね、会話必要なくて、要するになんていうの、びっくりするとか圧敬に取られるとかすげえじゃんとかどれでもないのは何でかっていうと、
1:03:04
もう分かったと。すげえのが分かったみたいな。
それは4人のメンバーは結局その、吉木がどんどん来るんじゃなくて、自分もそうなんだけど、とてつもなくすごいものには命があるって最初から分かってる人なんで。
だからそこはもう聴いてもそれがもう多分大部分なんだけど、オッケーすげえやと。
で、すげえやと言う必要はなくて、命がすげえなっていうのは分かってるわけ。
だからどっちかというと、「なるほど」っていうのに一番近い感じがしたっていうのは、結局分かったと。
これがずっと作っていたのか。で、「なるほどな」ってすごくこれで30分の曲の意味が分かったみたいな納得してる感じで、あとはさてこれどうするっていう。
はいはいはい。そういうことですね。
うん。その雰囲気が、「なるほど」っていう言葉が一番近い感じだったかなっていう。
なんか伝わってきますね。雰囲気が。
うん。よかったー。伝わったね。
いやー、もうアートブライフ話ヤバいですね。
ヤバいでしょ。
はい。ちょっとね、これはもうこの先どこまで続くんだって感じですけども。
はい。一旦ちょっと次に続きますって感じで。
はい。第一弾ここで一旦終わりたいと思いますが。
わかりました。
あと何回になるかなっていう感じです。
結局一回じゃ終わらねーのかー。
一応終わんないっすね、これは。
はい。でもすごいね、めちゃくちゃすごい話ばっかりだから聞いてる方もね、ちょっともう早く次聞かせろって感じだと思います。
嬉しいな、よかった。
ということで、また次回に続いていきます。
次回は1ヶ月後です。さよなら。
次回へ続きます。
01:05:09

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