1. 名盤ラジオ
  2. #38-1 BUCK-TICK『SEXY STREAM..
2023-01-15 45:55

#38-1 BUCK-TICK『SEXY STREAM LINER』特集!異色作誕生の背景&とっつきにくさの理由とは

BUCK-TICK『SEXY STREAM LINER』特集スタート!第1回目は、BUCK-TICK史上最大の異色作といわれるこのアルバムが誕生した流れや時代背景、特徴、とっつきにくさを感じる理由について語っています。



『SEXY STREAM LINER』/BUCK-TICK

1. タナトス

2. SEXY STREAM LINER

3. ヒロイン-angel dust mix-

4. 無知の涙

5. リザードスキンの少女

6. 螺旋 虫

7. 蝶蝶

8. 囁き

9. 迦陵頻伽-Kalavinka-

10. MY FUCKIN’ VALENTINE

11. Schiz’o幻想

12. キミガシン..ダラ


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005FEQC/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/0XDbCM2Oz09uXZ7XrpAjQu?si=G2rL5bRKRva4H2MG4T08mQ


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/sexy-stream-liner/1458563278


■『名盤ラジオ』とは?

3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについてお酒を飲みながら色々と語っていきます。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
おもえぬぞうです。
こんばんは、ひできです。よろしくお願いします。
名盤ラジオ、今回取り上げるのが38枚目の名盤。
久々のBUCK-TICKですけど
セクシーストリームライナーです。
久しぶりですね、BUCK-TICK。
久々ですよ。
ですね。
このセクシーストリームライナーは、1997年12月10日リリースですね。
この名盤ラジオとしてのBUCK-TICKは、これまで1991年の狂った太陽に始まり
ダーカーズ&ダークネス、シックスナイン、コスモスと順を追ってやってきてるわけですけど、その続きですね。
そうですね。
ちゃんと時系列でやってきてる、時系列で。
唯一のバンドですかね。
そうですね。ちゃんと時系列で飛ばさずに来てますからね。
そうですね。ここまで数も多く、ちゃんと時系列でっていうところだから。
でもその変化がやっぱ面白いっていうのはあるから、時系列でやる意味もあるよねって感じですよね。
そうですね。
BUCK-TICKに関しては。
それをまさに痛感してますよ。
ですよね。
なのでまぁちょっと久々のBUCK-TICKっていうこともあるので、前作コスモスまでの流れで振り返っていこうと思うんですけど、
まず91年の狂った太陽、ここはもうこれがBUCK-TICKっていうようなところを。
そうですね。BUCK-TICKのやっと家が建ちましたっていうところですね。
家がね。大きな家がね。
大きなBUCK-TICKという家が建ってそれをお披露目したという。
それ以前はやっぱちょっとボーイのフォロワー的なところもあり、
そんな感じは確かに一緒としてありますね。
かなりキラキラした感じが初期は、超初期はあり、その後ちょっとダーク要素とかは悪の花ぐらいから入ってきてたりもするけど、
タブーの時もそうだけど。
そうですね。
そうだけど、ちょっとやっぱりその中でもっていうところはあったけど、この狂った太陽でだいぶもう本当に確立したなっていう。
03:02
これが一つのBUCK-TICKのスタイルだみたいなのが。
そうですね。
提示されたのがこのアルバムなんですかねっていう。
ここから音もめちゃめちゃ良くなったしな。
確かに。これ以前と音は確かに変わりましたよね。
本当にその曲作りのところのアプローチとかも変わったっていうところもあるんで、まさにいろいろ本当にこっからっていうところなんだろうなっていう。
やっともうスタイル出来上がったっていう感じなんですよね。
初期BUCK-TICKのその転機であり、一つのスタイルを確立したアルバムですかね、この辺は。
そうですね。
なので、家を建てたと。
お家を建てましたと。
お家を建てましたと。
やっと出来たっていう。
やっと出来たっていう。
で、次が93年、DARKER THAN DARKNESSですけど。
ここでね、もうタイトルがね、DARKER THAN DARKNESSですから。
お家を建てたと思ったら。
突然彼らは地下室を掘り始めたということですよね。
そういうことですよね。
いやもう本当大好きだけどな、DARKER THAN DARKNESS。
DARKER THAN DARKNESSめちゃくちゃいいっすよね。
めっちゃいいよね。
本当に最高だなと思いますよね。
やっぱりね、お家を新築で建てたら、インテリアをおしゃれにするとかさ、
お部屋をきらびやかに飾っていくのが普通なんですけど、彼らは地下室を掘り始めてしまったっていう。
まず取り掛かったのは地下室を掘り始めて。
とりあえず地面を掘っていこうっていう。
お家ができた。よし、地下を掘ろうと。地面を掘ろうと。
そんなイカれた奴らですね。
そうですね。
で、次が95年6・9。
どんだけ下潜ったのっていう。
地下トンネルを掘り始めてる。
地下トンネルをね。
地下トンネルだよね、これ。
地下室を掘り始めたら、地下室を豪華にし始めたみたいな。
地下室もそこで快適な生活できる。
そっち行って。
でもトンネル掘ってって、ネズミとかもいっぱい住み着いちゃってる。
そうですね。限りなくね。
そうですよ。地上のリビングとかさ、
06:01
キッチンとかダイニングとかを飾り立てるより前にネズミと仲良くし始めたみたいな。
地下トンネル掘って?
友達が欲しいとか言い出してね。
友達が欲しいとか言い出してね。
ひたすら掘ってったんですね。
友達が欲しいとか言い出してネズミと仲良くしだしたみたいな。
そんな頭のおかしい方たちですね。
笑いたかったら笑えって。
俺はネズミと仲良くしてんだよって。笑いたかったら笑えって言うね。
どっちだ?どっちだ?こっちだ?って言いながらどんどん地下の方に潜っていくという。
そっちはあかんでって言う。
そっちはないんだよっていうところですよね。
そうですね。っていう、もうそこのそこまで行って。
その後ね、さすがにちょっと反動というか。
何かに気づいたのか。
全て誤解だと気づいちゃったのかな。
これは誤解だと。
その後が96年。コスモスですね。ここで。
コスモス。やっぱりね。
そうですね。リビングの方にたまには戻ってこないと。
そうそうそう。やっぱ秩序を取り戻さなきゃいけないんですよ。
カオスを極めた先には。
そうですね。ちょっと外観も気にしておかないとな。
この家は人が住んでるのかなって思われちゃいますからね。
ちょっとお庭もみたいな。
そうそう。ちゃんと住んでますよっていうのを。
ちゃんとお客さんたまには来てくれるようにしないといけないですからね。
そうそうそう。
っていうコスモス全開ですけど。
これがいわゆる爆竹の中ではポップ路線って言われてたりもしますし。
雑誌とかでは原点回帰とかそういう書かれ方もしてましたし。
一部ではその後妥協したポップ生とかもね。
音楽と人の市川さんとかも言われてたりっていうところで。
これが結局商業的には不審だったっていうところもあって。
妥協してポップのほうに行ってみたら大して売れねえじゃねえかって。
たまにはリビングに戻って過ごしたいけど誰も訪れてこねえ。
誰も訪れてこねえぞ。
09:03
誰も来ねえじゃねえかよ。
そういうことだよね。
なんで馬鹿野郎。
せっかく新城のほう出てきたんだけど。
待ってたけど来ねえじゃねえか誰も。
誰も来ねえじゃねえか。
そもそも友達がいねえんだよって。
ネズミしかおらんねえって。
いねえの?
っていうところなんですね。
っていうところまで行ったっていうのが前回までですね。
すごいなこのストーリーが。
こうやって見るとやっぱ面白いし。
面白いですね。
ちゃんと流れやりますね。
流れやりますよね。
やっぱ必然的にこういうふうに流れるんですよね。きっとね。
せっかくリビーと飾り付けたよ。
誰も来ねえじゃねえかよ。
ちくしょう。
ちくしょう。
やばい。
その先進状態でこの次のアルバムが出てるっていう。
そうなのかな。
そういうことだね。
1個ポイントなのはレコード会社を移籍してるんですよね。
そのコスモスを最後にして。
なるほどなるほど。
やっぱ誰も来てくれへんのか。
ちょっとねやっぱりリフォームとか業者変えないといけない。
業者変えないと。
リフォーム業者が悪いんじゃいっつって。
そうですね。だからデビューからずっと続いてたビクターからここでマーキュリーに変わって。
ちょっとやっぱ管理会社が良くなかった。
管理会社。
いや管理会社からしたらお前らすげえな。
勝手に近ぼったら怒られますよね。
そうだよね。
でもあれですよ。コスモスの前年には事務所も独立してるんで。
勝手にやってもある程度その辺の事務所が独立してるんですよ。
そう。
なるほどね。
やっぱ友達がネズミしかおらんのだからもう好き勝手やったるわっていうことですね。
そうですね。
12:00
この辺は今言ったとおり、
ネズミの状況が悪いんですよね。
この辺は今言ったとおり、事務所も独立してるし、
コスモスの後はレコード会社も移籍するっていうところで、
結構バクシックとしては環境面がかなり変わってるっていうのが一つポイントなのかなっていうところがありますね。
実際のところ。
コスモスからは1年半ぐらいで出てるってことですね。
そうですね。1年半ぐらい。
そのコスモスの後、実際何をやってたかっていうと、
コスモスリリースしてからはツアーをやってっていう。
毎回アルバム出したらツアーやりますけど。
ツアーやって、96年はだからツアーやった後、
96年の12月、撮影で訪れたネパールで、
桜井さんが腹痛に襲われ、急性腹膜…。
やばい病気ですよね。
結構ほんとやばかったらしくて。
命の危険があったぐらいのやばい病気ですよね。
ほんと1ヶ月西洋してたとかですね、日本で。
なんとか日本に帰ってきて治療して。
そもそも日本に帰るのも自分はもう看護師に入ってるんじゃないかみたいな。
思ったぐらい。
運ばれてる時に。
隣のベッドかなんかの人が亡くなられて、家族が泣いてるのを見て、自分もみたいな。
そういうかなりやばい体型を。
それが12月でその後1ヶ月西洋してるってことだから、97年の初めぐらいはそんな感じってことですよね。
これちょっとなんか面白いっていうか、面白いって言ったらあれだったけど。
ちょうど同じ時期、97年の1月、2月ぐらい。
日でも頭蓋骨骨折して西洋してるんですよね。
なるほど。
全然関係ないけど。
ロックスターたちが病院で。
ちょうど同じぐらいの時期に入院してるっていう。
その絵面を想像してしまうと。
あれですかね。
ヒデの方はパブリック的には地球と喧嘩してっていう。
15:01
地球と喧嘩して。
で、実は弟に。
実はそうだった。
映画の中で描かれてたけどね。
あれも布団がひょう柄で面白かったですよね。
こんな布団あるかいって。
こんな布団あるかいって。
病院でね。
入院して。
ひょう柄の布団。
それが同時期ぐらいだったんだ。
そうですね。
なるほどな。
そうですね。
河村隆一がソロでデビューするぐらいです。
ちなみに。
I love youって歌ってる頃は。
そうそうそうそう。
そうやって横で並べると面白いですね。
なるほど。
で、その後、結局その97年。
あっちゃんも当然復活して。
11月12日に先行シングルのヒロインが出て。
その1ヶ月後の12月10日にセクシースリムライナーアルバム出てるという感じなので。
97年もそんな感じですね。
ヒロインが先行シングルなんですね。
そうですね。
97年、今さっき河村隆一の話しましたけど。
杉蔵のトゥルース。僕らも取り上げましたけど。
このセクシーストリームライナーも特徴で言うとかなりデジタルというか。
ドラムベースとかそういう系のを大胆に取り入れたみたいなのがよく言われる特徴ですけど。
その辺でいくと杉蔵のトゥルースも割とそういうサウンド的には感じで。
同じ時代、同じ年でちょっと近いものはあるのかなっていうのは改めて思いますよね。
トゥルースって97年?
97年ですね。
じゃあ同時期なんだ。
ほんとかなり近いですよ。
面白いですね。その時に。
97年のそこってプロディジーのファット・オブ・ザ・ランドも97年なんだよね。
あれこそがブレイク・ビーズドラムベースっていうのをロックとの融合で。
それで世界的なメガセールスを記録したのがプロディジーのファット・オブ・ザ・ランドで。
そこの97年って結構ターニングポイントじゃないですけど、結構大きい年なんですね。洋楽方角見ても。
18:04
音楽史的にちょっとそういうのに向かっていってた動きがあったってことですね。そこまでに。
97年に全部出てるってことはちょっとその前ぐらいから地形の動きをしててたってことですもんね。
やっぱり今井さんと杉澤は結構ルーツ的にも割と近い2人なのかなっていう。
どっちもあれだよね。IMOが好きで。
そんなにすごいロックじゃないんですよね。もともとが。
もともとがそうっすよね。テクノ、シンセサイザーの音とかそういうのに惹かれて音楽とかロックの方に入ってた人だから。
そのトラディショナルなロックンロールから入ってる人じゃないんだよね。
なるほどなるほど。根底のマインドがちょっとそのあたりが。
ロックってもともとリズム&ブルースとかさ、そっちからの派生としてのロックという音楽があるんだけど、杉澤とか今井さんとかそっちからの人じゃないルーツが。
ホントYMOだったり。そっから入ってる人だから、そこが同じ年に花開いたじゃないですか。
そうですね。
そこが本当にベースにあって音楽活動をしてきて、色々な状況が。
シーンの動きとかもあって。
国内的にもそうだし海外的にもプロディジーが世界的なメガセールスを記録したのがその年だっていうのは面白いですね。
だからそういう感度が高い2人がね。
やっぱそうっすよね。
たまたまではなくてなんか多分あるなって感じしますね。
そのプロディジーのリアム・ハウレットにしても今井さんにしても杉澤にしても同世代の人間だろうし、
同じようなものから影響を受けて、同じようなアウトプットをしていった結果がそこで花開いたのかなって感じはしますね。
それは我々大好きな松本さんにしてもそうだし。
その辺なんか面白いですよね。やっぱ時代性というか。
なんかその人たちがちょっと聴いてきた音楽だったり、
やっぱ国民の動きだったり。
国内海外問わずなんかその辺はなんか別に差がなかったんだろうなって感じは。
21:01
そうですね本当。
その中でもね結構実際にアウトプットされてる音としてはなんかやっぱり違いが出てるってのはなんか面白いところだったりしますけどね。
杉澤のトゥルースってその中でもやっぱソロなんで、そこがやっぱああいう形になるなと思うけど、
バクチェクのセクシーストリームライナーってバクチェクってやっぱバンドなんで、
その中でもやっぱバンド形式でそういうのを取り入れるとこうなるのかみたいな。
やっぱそういう音になってますもんね。
おのおのアプローチの違いというか、置かれてる環境の違いもあるだろうし、
その辺からおのおのアーティストの個性としてアウトプットされてるのはなんか面白いところですよね。
面白いですね。なんか必然な感じもするし、すごいですね。
その対比はなかなかすごい面白い。
結構このセクシーストリームライナーの音としてはやっぱすごいですもんね。
びっくりっていうか、自分は順番に聴いてきて、やっぱ感想としてはデジタルになったなと思います。
そうだよね。
ありますね。でも自然ではあったっていう感じもあって、なんだろうな。
次こうなるかっていうのが。
なんだろう、なんかすごい超びっくりした劇的変化っていうほどの自分の中で拒否感はあんまなくて、
自然に受け入れられたけどすげえ変わったなっていう感じはもちろんあって。
そのドラムンベース、ブレイクビーツドラムンベースとポップミュージックとの融合的なところで、
コーネディアスっていう、小山田圭吾のスターフルーツサーフライダーっていう、
めちゃくちゃドラムンベースを取り入れつつ、J-POPのヒットチャートにも認められた。
その楽曲も97年で。
世の中的にもブレイクビーツみたいなドラムンベースとか、そういうの流行ったんですかね。
その時期だね。
90年代後半は結構そういう感じだったもんなっていう。
デジタル、エレクトロミュージックとロックの融合。
その辺でいくとナインチネイルズは結構早いなって感じするんだけど。
ワードスパイラルが94年だっけ。
そうですね。
24:00
94、5年とかだから。
その辺、微妙なジャンル的な話になっちゃうかもしれないけど、
インダストリアルとその辺のドラムンベース、ブレイクビーツとか、またちょっと違うところはありますか。
若干違うよね。
インダストリアルの方がもうちょっと原始的じゃないけど。
そうそう、わかるわかる。
原始的なリズムとメタルの融合がインダストリアルで。
そうですね。
ブレイクビーツドラムンベースはもっと発展した感じだよね。
発展してますね。
リズム的に。
もうちょっと多分ルーツでいくとテクノとかにあるんだろうなみたいな。
インダストリアルとかメタルにあるんだろうけど。
メタルの方に。
メタルを機械化していったっていう感じですよね。
そうそう。
だからそれで言うとヒデのジルチとかはインダストリアル系なんですよね。
デジタルもちゃんと融合させてるけど。
だけどバクチェックとか杉蔵とかはそっちっていうかドラムベース、ブレイクビーツ系。
ルーツ的にテクノよりってことだよね。
そっちの方が。
ヒデの方がロックバンドよりってことだよね。
やっぱアメリカとヨーロッパっていうかヨーロッパよりな感じなんでしょうね。
その辺も面白いですねまた。
でもその中でもさっきも言った通りバクチェックはやっぱりアウトプットとしてはバンド形式でレコーディングもされるし、
そういう表現されるんで、その中でもやっぱり僕らからすると聞きやすい感じにはなりますよね。
そうですね。
そうそうそうそう。
バンドスタイルだから。
やっぱりそうなんだよね。
受け止め方としてはバンドサウンドとして受け止めてるところはありますね。
完全なブレイクビーツとかそういうのに。
完全にそれを取り入れてるんだけど、結局アウトプットとしてはバンドでやるわけだから、そこは我々に馴染み深いっていうか。
あなたも割と自然に入ってきたのはその辺なのかなって気がしますね。
そうだよね。
我々はバンドとして受け止めてる。
我々はロックバンドが好きでとかっていうところで、そういうのも聞きつつっていうところで、
プロディジーとかさ、あとエイフェックスインとかさ、あれってバンドじゃないじゃん。
完全にテクノからのアプローチでロックに寄ってきてるっていうところだから、それに比べると爆竹とかの方が聞きやすいんだよね。
27:06
確かにそれはそうですね、まさに。
スギゾーは一人でやってる分、もうちょっとそっちの方に寄ってるというか。
そうそうそうそう。スギゾーはもうちょっと若干そっち寄りなんだよな、テクノ寄りというか。
完全にそっちの人じゃなくて、もともとバンドの人ではあるんで、こっちには近いんだけど若干そっちに寄ってるっていうか。
こっちとかそっちとかよくわかんないけど。
ルナシーが好きで聞いてる人からするとめちゃくちゃわかりにくいんだよね。
そうそうそうそう。ですね。
そっちとかこっちとか。
微妙なニュアンスをね。
メモリが右と左で本当に微妙な、スギゾーはこの辺みたいな、爆竹はこの辺みたいなのがすごい頭の中で。
聞いてる方には申し訳ないっすよ。
そっちとかこっちとか。
その微妙なニュアンスの違いはわかりますね。
若干バンド寄りとか。
若干右側寄りとか。
若干バンドじゃない寄りとか。
バンド寄りバンドじゃない寄りのメモリがあって本当にちょっとその辺の。
個人で言うともっとリアム・ハウレットとかトレント・レズナとかの方に近いかもしれないですけど、
表現のアウトプットとして爆竹って出してるわけだから、そこでちょっとバンドに寄ってる感じが我々には聞きやすいみたいな。
まさにそうですよね。聞きやすいみたいにね。
そういうことだよね。まさにそうっすね。
スギゾーで言うとルナシーでアウトプットするとバンドに寄るから多分聞きやすいんだよね。
そうですね。
ソロで出すとちょっとテクノの方に寄っちゃうから。
そうなんですよ。
分かりにくいみたいな。
でもルナシーではやってくんないっていう。
そうそうそう。
スギゾーってなんか割と完全にデジタルに寄ってなくて、生楽器だったりとか、そういう要素がやっぱりスギゾーは入ってきてる。
確かに確かに。バイオリンとかね。クラシックの人でもあるからね。
そうだね。クラシックの要素か、そこは確かに。
クラシックもあるし、もともとビートルズとかプリンスとかが好きっていうのも。
確かに確かに。
だから完全にデジタル化してないんですよね。
30:03
そっち寄りじゃないって。
そっち寄りじゃないって。
そっちあっちって。
そこの本当にすごいですよね。
そっちあっちってなんだよな。
ありますよね、その度合いが。そうなんですよね。
だからやっぱセクシーストリームライナーは。
絶妙ですよね。
ずっと入ってきましたけどね、個人的には。
でもやっぱりレイ君はドラマーだからあれだけど、リズムの部分がね、このアルバムはやっぱり特徴的じゃない。
そこはどう?
リズムはね、好きですね。面白いんですよね。
また1曲目、多分順を追って話していくと思うんですけど、そこもどこまでどういう風にレコーディングしてるのかなとかも結構気になるんですけど。
生のドラムとデジタルな感じとの混ざり具合はすごい自然にいい感じですね。
生で叩いてるのかわかんないですけどね、サンプリングして打ち込みで最終的には作ってるのかもしれないけど。
基本そのループのドラムパターンというか、そういうのに同期させてドラムに叩いてる。
自分で叩いてるっぽいけどね、なんかインタビューとか読むと。
なんかそもそも叩く前のカウントの時点でNGがされてる。
あー、なんかそれ。
ありましたよね、そんな話。
デジタルな打ち込みのサウンドに合わせて叩くのは大変っていうのは確かにありますよね。
全くそのズレが許されないわけだからね。
そうですね。
リズム的には気持ちいい曲が本当に多いですね。
多いし、普通にこうフィジカルなドラムっていうか生のドラムだと出てこないフレーズみたいなのもあったりもするし、
なんかそういう意味で聴いてて気持ちいいし面白い、興味深いっていう感じのフレーズが多いアルバムですよね。
うんうん。
アニーも一緒にループに乗って叩くとドラムの解釈もまた広がったって。
あー、それは本当そうだと思う。
通常だと出てこない発想が出てくるっていうのは結構あるんですよね。
33:04
あとは、いまいさんはインタビューでこのアルバムの気に入ってるところ聞かれて、気に入ってるのは気持ち悪いところって。
気持ちいいんだけど気持ち悪いって。
気持ちいいんだけど気持ち悪い。
それに対してあっちゃんが、俺も気持ち悪さが気に入ってるって言ってて。
ぷるぷるぬるぬるしててって。
それすごいわかる。ぷるぷるぬるぬるしててってすごいわかる気がしますね、このアルバム。
なんかさ、セクシーストリームライナーっていうタイトルからして、ストリームライナーってあれですよね、電車っていうか。
流線系で。
やっぱそういうツルッとした新幹線みたいなやつを、未来的な新幹線みたいなのを想像しちゃう。ツルツル感はなんかそういう。
そもそも気持ち悪いところが気持ちいいみたいなのは爆竹全体的にそうだろって感じはしますけど。
確かにそうですね。
これに限らず、全体的に気持ち悪いのが快感っていうのは、爆竹っていうバンドにそれはずっとそうだろって感じはします。
なんかブヨブヨした音も確かに結構入ってますもんね。
なんかぬるぬるしてるってのはわかるんだよな。
ぬるっとした感じは確かにある。
機械的なんだけどなんかぬるぬるしてるって。
あーそうだね。
確かに確かに確かに。
なんか結構締めてるんだけど何みたいな。
機械的なのにぬるっとしてるはやっぱり、ブレイクビーツとかそういうのをバンドでやったからやっぱりぬるっとした感じが出たのはその辺なんですかね。
タイトル的なところで言うとやっぱセクシーストリームライナーってめちゃくちゃかっこいいよね。
かっこいいっすね。かっこいいっすね。
いいっすよね。ほんとセンスいいタイトルだなって思いますね。
そこでなんか個人的にそのリアルタイムの印象的にその、バクチクって結構悪の花とかさ、
結構そのデカダンスななんかすごいダークな感じの大ハイ的なイメージがあったんだけど、
結構その自分がそのロックをすごい意識的に聴き始めた時期にすごいそのフィーチャーされてたのがこのセクシーストリームライナーで、
それを見た時になんかすごいスタイリッシュなかっこいい感じがあって、
36:02
そこでちょっとイメージがちょっと変わったっていうかバクチクの。
確かにそうですね。
悪の花みたいなデカダンな感じからちょっとこうなんかセクシーストリームライナーってなんかめちゃめちゃスタイリッシュでかっこいいみたいな最先端みたいな。
いやなんかほんとそういう感じはめちゃくちゃしますね。
結構なんか印象深いんですよねこのアルバム。
そうですね。当時の雑誌とかですごいよく覚えてますけど、確かにそういう感じはありましたね。
まあそれゆえにちょっととっつきにくさがすごいあったけどなっていうのも中学生からすると。
俺らは多分3人ともそうだけどロックバンドから入ってる人だから、やっぱなんかちょっととっつきにくさあるんですよね。
ブレイクビーツとかドラムベースとか言われるとなんかんーってなっちゃうんだけど。
今は聴いてるからめちゃくちゃスッと入ってくるんですけど、当時は快適な音が入ってるのがもう嫌だとかありましたよね。
バンドで再現できるじゃんみたいなね。
もうそれが史上主義だった時期もあったから、生の人間が生で演奏する音以外が入ってたら嫌だみたいな。
キーボードのメンバーいないのにキーボードの音が入ってんのが嫌だみたいな。
分かる分かる。めっちゃ分かるわ。
そういう時期あったから。
シンセサイザーがありがたいみたいな。
その時期だと確かに結構。
ちょっとハードルが高い。
ハードルが高いっていうのは面白いです。
ハードルが高い感じはありましたね。
でもそのとっつきにくさの大きな要因は、今井さんのルックスもあったけどな。
めっちゃ怖いんですよね。
その時はどういうビジュアルだった?
ヤバいよもうあれ。
今井史上一番ヤバいんじゃねえかぐらいのルックス。
そう。
マッドサイエンティストですよねあれ。
マッドサイエンティスト。
あれもう頭狂ってるよ。
あれヤバいっすよねもう。
あれほんととっつきにくいところじゃないっすよもう。
マッドサイエンティスト。
怖って。
いや怖すぎるよなあれな。
雑誌を閉じますよあれ。
そんなになの。
いやだってさ。
あれヤバいっすよ。
だってマリリンマンソンより怖いよ。はっきり言って。
怖い怖い。
あんなダンジョンないっすよね。
マリリンマンソンより怖いかなり。
マリリンマンソンはさなんかこうアメリカ人がさこうやってるみたいなさちょっと部外者的な視点も入るけどさ。
39:05
あーまあ確かに。
イマヒサシってさその同じ日本人がこれやっちゃうんだみたいなさ。
いやこいつ頭おかしいだろっていう。
より肌感覚としてこう身近にこうヤバさがわかるっていう。
身近なやつがいやこれアカンだろっていうことをやってるみたいな。
いや怖すぎるのよ。
あの髪型なんて表現したらいいんですかね。
どういう髪型なんですか。なんか長いんですか髪の毛は。
そんな長くはないけど。
短いけど爆発してるみたいな感じ。
表現しようがないな。
名状しがたき髪型ですよ。名状しがたきルックスですよ。
えー色とかはなんか。
黒かな色だけで言うと。
色で言うと黒なのが怖いんだよ。
そうそう確かに確かに。
こんなぶっ飛んでるのが黒髪なのが怖いんだよ。
えーちょっと見たいなー。
ある種その爆竹って結構ルックス的にもインパクトの大きいバンドだし。
インパクトの大きいバンドだけどその桜井篤さんっていうのは割と結構一貫してる部分はあるんですよね。
魔王みたいな。
魔王感は確かに。
そこがこうパブリックイメージとしては定着しているところもあるし。
そこはとっつきにくさにもありつつその安定感にもありつつ知ってる人に安定感にもなりつつなんですけど。
イマイさんのルックスはもう知ってる人にぶっ飛びすぎてるんだよね。
分かってる奴にもイマイさんはその都度ごとにぶっ飛びすぎるからさ。
今LINEを送ったんで見てみて。
ほんと?
いやー見ましたねこれは。
これやばいでしょ。
すごいことになってるね。
なにこれ。
これは怖すぎるでしょ。
何も知らずにこれ見たら。
構成じゃないのこの中。
頭に入ってるけど模様が。
この自分がテクテク街を歩いててさ。
この人を見かけたら目線そらすでしょ。
そらしますね。
あかん奴がいる。
これはちょっと。
あかんわっていう。
避けますね。
これよこれ。
これすごいわ。
怖いわ。
42:01
このこいつだって話しても分かんねえだろ多分。
意思疎通できねえもんな多分な。
そういう怖さがあるよね。
やーいますねこれは。
これはちょっとね。
この番組はちょっとやべえやめとこうってなるよね。
小学生とか中学生にはもう怖すぎてこう。
怖すぎて。
やべえこれ。
これあかんわってなるんですよ。
っていう感じですね。
なるほど。
これはすごい。
ちょっとそういう系のバンドっていうか、
Xジャパンとかブラシーとかに比べてもちょっとハードル高いんだよね。
タクシー君、怖すぎて。
これはほんと特にですけどね、これは。
この時か、目のところがラインで真っ黒になってるあれ。
あれかどっちかですね。
あれがほんと今久し以上、ほんと怖いベスト1、2じゃないかな。
目のところ黒くなってるの怖いね。
あれやばいよね。
やばいやばい。
マリリンマンソンのメンバーだろっていうやつでしょ。
全く違和感ないですね。
違和感ないし、その中にいてもひときわやばい。
あの中にいても一番やべえやつだよね。
それはすごい。
いや怖すぎんだよな。
その辺の振り切り方が面白いんですけどね。
ほんとに最高ですね。
ヒデとかJがこれ見てどう思ってたのかとか面白いよね。
確かに確かに。
イマイ君やべえだろみたいな。
めっちゃ爆笑しそうですよね。
爆笑してそう。
イマイ君見た?みたいな。
いやーあれやばいっすよみたいな。
やっちゃいましたね。
あの人頭おかしいっすよみたいな。
言ってそうなのが面白いっすね。
いやーというセクシーストリームライナー。
という。
まずは今回セクシーストリームライナー会初回ということで、
コスモスの流れからどうここに行き着いたのかっていうところと、
45:00
あとこの全体的なサウンド面と、
あと当時のルックスのヤバさみたいなところを話してきましたけど、
ひとまず初回はそんな感じで。
なんかアルバムについては語ってない気がしますけどね。
次回からですね。
そこは曲に合わせて話していきましょうということで。
いやー次回も楽しみですね。
次回ですね。
次回は1曲目からそれぞれ話していきますんで。
中身はそこで話していきましょう。
ということで、次回に続いていきます。
次回へ続きます。
45:55

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