1. 名盤ラジオ
  2. #32-1 レイジ・アゲインスト・..
2022-10-26 39:09

#32-1 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン特集~名は体を表す!その特殊性とレッチリとの違い

今回から『Rage Against the Machine』/Rage Against the Machine(1992年)特集スタート。第1回目はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンというバンドの特殊性や時代背景、各メンバーの特徴など全体的なところを語りました。同じ4人編成、ボーカルのラップが特徴のレッチリとの違いは!?

(※1.5倍速再生推奨)


『Rage Against the Machine』/Rage Against the Machine

1. Bombtrack

2. Killing in the Name

3. Take the Power Back

4. Settle for Nothing

5. Bullet in the Head

6. Know Your Enemy

7. Wake Up

8. Fistful of Steel

9. Township Rebellion

10. Freedom


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/B016W63SAY/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/4LaRYkT4oy47wEuQgkLBul?si=FnYGWhcDSmGEGxbt9cP9FA


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/rage-against-the-machine/191450810


■『名盤ラジオ』とは?

3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:03
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。
この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていく番組です。
今回もよろしくお願いします、たくやです。
こんばんは、えぬぞうです。
こんばんは、ひできです。よろしくお願いします。
さて、名盤ラジオ、今回が32枚目のアルバムということになりますけど、
取り上げるのが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのファーストアルバム、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンですね。
いやー。
これは名盤ですね。
来ましたね、レイジ、ついに。今までレイジも語りたかったけど、語ってこなかったですけど。
いよいよレイジも語りましょうかね。
また洋楽に戻ってきましたね、こうやって。
そうですね。
れっちりに続いてこの間のって感じですけど。
そうですね。
だいぶしばらく、ひで・るなし・ばくちゅくあたりをやってたんで。
ここのところはちょっとまた洋楽の方にね、戻ってきていると。
僕らはそっちのルーツというか、そっちのアイデンティティもあるので。
そうですね。
そっちも語っていきたいよという感じですね。
こっちもちょっとだいぶね、影響を受けてというか。
まあね、たかんな時期に聴いてた音楽だから。
そうですね。
ということで、レイジ・アゲインスト・マシーンですね、今日は。
で、まあレイジと言ったらファーストかなっていうところで、今回ファーストですけど。
全部名盤。
いやーそうですね。
オリジナルアルバム3枚とカバーアルバム1枚。
なんかめっちゃコースつけがたいですね、個人的には。
なんか好きな時期がいろいろこう変わってくるというかなんか。
3rdが結構好きだった時期もあるし、なんか2ndもすごい好きだった時期もあるし。
どれもそんな大きくは変わらないっていうか。
なんか3rdは結構派手な音っていうか音が結構なんですかね。
なんか贅沢な音というか。
贅沢な音。
なんて言ったらいいですかね。高級な音になってる感じがある。
宣伝されてる感じがあるよね。
まあそうですね。
ファーストはやっぱ一番その辺がこう。
ファーストは荒削りだし。
やっぱ音もなんていうかちょっとやっぱどっちかっていうとインディーズっぽい音だし。
03:02
そうですね。プリミティブな感じというか。
本質的な感じがするというか。
それがもうちょっとやっぱ宣伝されてく。
まあそりゃそうだよね。
91年に結成して92年にファーストアルバム出てるわけでしょ。
そうですね。
デビューで。
そりゃもうすごいですね。
生々しい音というかライブ感がある音ですよね。
まだ音質的にねインディーズって言われてもなんか。
そうですね。
なるほどっていうくらいのそんなに金かかってねえだろうっていう感じはしますけど。
そうですね。
そこがまたいいみたいな。
確かにそのイビルエンパイアとかバトルオブロサンゼルスの方がちょっと金かけられるようになったなみたいなのはありますよね。
やっぱバトルオブロサンゼルスは金かかってる感は音にちょっとありますよね。
ゴージャスな音になってる。
ゴージャスになってるよね。
イビルエンパイアはやっぱその中間ぐらいの感じですよね。
オリジナルアルバム3枚しかないからなんか。
そうですね。
如実になんかわかるその辺が。
こう段階を経てってる感じが。
そうそう。
売れたんだなみたいな。
メジャー感がほんと3枚目だった。
セカンドはまあなんすかね音楽的にもうちょっとこう面白いところを。
そうですね。
勉強してった感じは。
ちょっと幅を出したというか。
そうですね。
ファーストはやっぱ初期衝動って感じしますよね。
もう完全にそうだ。
アドロックタンクっていう。
やりたいことがこれなんだっていうのをやってる感じですよね。
このファーストがリリースで言うと1992年の11月3日ですかね。
これがどういう年だったかというかどういう時期だったかっていうと。
91年っていうのがいろいろロックの転換期みたいなところで言われる年かもしれないですけど。
有名なのがニルバーナのネバーマインドですよね。
あとブラッドシュガー・セックスマジック・レッチリのこの辺の名番が出てる年。
他にもね91年っていうのはもうめちゃめちゃいっぱい名番と言われるアルバムが出てる年ですけど。
その次の年ですね92年っていうのは。
その年に出てるアルバムで言うとナインチネイルズのブロークン。
06:01
あとはトゥール、レイジとも関わりあったりしますけどトゥールのオーピエットがこのレイジのファーストの半年前に出てますね。
なるほど。
デビューはトゥールの方が早いんですね。
一応デビューしてんのか。
トゥールさん。
そうですね。
そういうことになりますかね。
92年はそういう年ですね。
なるほどね。
まあだから結構早いっちゃ早いんですよね。
そうっすよね90年代初頭。
グランジ、ネバーマインドでブレイクしてっていう頃か。
グランジオルタナティブの前世紀というか。
まだニューメタル、ラップメタルには入ってないくらいですよね。
オルタナの頃ですよね。
結構その時には斬新だったんですかねやっぱり。
このレッチリがかなりそのラップスタイルを取り入れるっていうのはやってるけど斬新ですよね。
ゴリゴリにこうラップを。
レッチリよりそうですねゴリゴリにラップしてて演奏もだいぶハードロックのメタル的な。
ロックにラップを完全に融合したっていうスタイルの先駆けみたいなとこあるよねレイジは。
そうですね。
当時のレッチリで言うとブラッドシュガーセックスマジックがその前の年に出てますけど、
彼らはラップはラップでもサウンドで言うともうちょっとファンクというか。
そうだね。
その辺の違いがやっぱありますよね。
レッチリはファンクなんだけど、やってるのは白人だから。
白人のグルーヴのファンクなんだよね。
なるほどなるほど。
レイジはバックはハードロックなんだけどボーカルが白人のラップじゃないラップっていうか。
確かに確かに。
その辺のグルーヴの違いは結構明確ですよね。
確かに確かに。
言われてみると確かにそうだなっていう。
もっと後のラップメタルとかニューメタルになるともうちょっとヒップホップ感が強くなってくるんですけど、
オンとかリンプとかの辺はやってるのは白人なんだけど、スタイル的にはヒップホップのスタイルが結構強くなってくるんですけど、
09:01
レイジはまたなんかちょっと独特ですよね。
確かにそう言われてみると確かに。
確かにもうちょっと後の年代というか2000年とかに近くなってくるとやっぱヒップホップ要素が他のバンドとか強くなってくるなっていうところがあるので、
そういう意味ではレイジのサウンド、そのラップに周りのサウンドとしては結構特殊な立ち位置なのかなって。
意外とない。
そうですね確かに。
なるほどな。だからあんまり自分はそんなにそのラップっぽい音楽ってなんかそんなに聞いてるわけじゃないけど、
そこはなんか、ただなんかレイジはすごい全然聞けるなっていうのがあって、すごい好きなんですけど、
その辺はやっぱりサウンドのそういう違いが結構あったりするのかなって今すごい腑に落ちた感じがしますね。
レイジはまあ本当独特だよね。演奏は全然ゴリゴリなハードロックだったりするし。
そうですね。
持ってるボーカルがね、その白人のラップじゃないラップでバキバキのラップっていうか。
なんかその辺の絶妙な融合さが結構聞きやすさだったりするんですよね。
確かにな。
やっぱザックのラップってかっこいいですよね。
かっこいいですね。
これはもうね、
あのハイトーンでこう、
声質っていうかなんか高いもんね結構。
あの声質であの熱い感じでラップを歌うというか。
かっこいいよね。
感情をもう全面に出してくるじゃないですか。
もうむき出しな感じが。
むき出しな。
かっこいいですよね。
で、あのこう重厚なサウンドの中でそのハイトーンのラップがすごい際立つというか。
もうね、名前がかっこいいもんな。
ザックデラロッチャ。
ザックデラロッチャってもうかっこよすぎるよね、名前が。
かっこいいよね。
ザックデラロッチャってかっこいいよね。
かっこいいですよね。
最初聞いた時もなんてかっこいいんだと思って。
それであれかって。
ビジュアル的にもなんかすごいザック・デラロチャって感じですね。
確かに。
めちゃくちゃなんかその頃のミクスチャーの感じをなんか体現してるっていうか。
12:03
そうですね。
なんだろうなぁ、この見た目からして本当。
見た目もそうだしね、なんかカッコイイっすよね。
でも本当カリスマっていうかなんか特別な感じをありますよねやっぱ。
本物感はありますよね。
なんかそのバンドのアティテュードっていうかあり方としてもなんか他のバンドとはちょっと違うっていうか。
バキバキの反対性だしみたいな。
すごいっすよね。
政治的なね。
バキバキの反対性ですよね。
主張も強いバンドだから。
その頃の他のバンドはね、もっと自分の自意識とか。
精神世界の話をしてる。
そうですね。
そういうとこを吐き出す感じの。
0時は全然違うもんね。
社会的なバンド、政治的なバンドですからね。
なんか演説してるみたいな感じですね。
そうそう。
結構ヤバいっちゃヤバいバンドだよ。
ヤバいっすよね。
危険な存在として認識されそうな。
そうそうそう。
国家レベルで。
そうそう、一時期も放送禁止になってたんですね。
ホワイトハウスの前でなんかゲリラライブやって、逮捕されるぞみたいなさ。
あいつらの曲は全部放送禁止だと。
ガチですよね、ほんとに。
なかなか日本でないよね、そこまでのメジャーなバンドでは。
日本ではもうメジャーでは絶対できないんじゃない?
日本のバンドはそういうのあんまないもんね、政治的な主張が。
そうですね。
で、なんかこう、やっぱ向こうみたいにいろんな人種がいて差別があってとか。
そうそうそうそう。
そういう背景が日本って全然少ないというか、向こうに比べるとね。
あんまりそういうのが響く層があんまりっていうのは。
ないよね。
そう、だからそういう人もあんま出てこないのかなっていうところですね。
出てこないし、多分あんまり響かないんじゃないかな。
あるにはあるっちゃあるんだけど、今はの清志郎とか、
泉谷しげるとか、その辺はなんか割とそういうのもあるけど、
80年代、90年代以降のバンドでそういうバンドってあんまないですよね、日本は。
うなしーの杉蔵さんは結構政治的な発言とかするタイプだけど。
15:01
確かに確かに。
あんまなんかそういうの好まないよね、日本人のリスナーがあんま好まないですよ。
そうだと思いますね。
それはなんかわかる気はしますね。
なんかミュージシャンが政治的な発言をするんじゃねえみたいな。
そういう風潮あるよね、日本は。
そうですね。
ありますね、確かに。
そういう発言ちょっとすると叩かれる感じの。
そうそうそう。
しかもそんだけメッセージ性とかそういうのが強烈な中で、めちゃくちゃサウンドがかっこいいっていう。
ここがほんとすごいですよね。
そこを両立してないと成り立たないっていうか。
そこがだから強烈なほんとインパクトのバンドになってる。
そうですね。
音かっこ悪かったらちょっとやっぱ説得力もだいぶ。
そうですね、そもそもその人気として。
少なくとも僕らは多分メッセージ性っていうよりは音がかっこよくて好きになってるっていうとこだと思うんで。
まずね、やっぱ日本人の人の大半は多分そのサウンドとか本当に音楽的にかっこいいっていうとこですよね。
そうですね。
知れば知るほどすげえなって行動となっていくっていうか。
アメリカとかだとどうなんですかね。
主張に対してすごいそこに賛同する人は好きなんでしょうけど、そことそのサウンドの好きさのバランスというか。
レイジだってかなり売れてるわけですよね。
結局売れたっていうのはそこだと思うんですよね、サウンドの。
サウンドはかっこいいっていうことになるんでしょうね。やっぱり純粋に。
めちゃくちゃかっこいいじゃん。
めちゃくちゃかっこいいですね。
単純に音としてかっこいいし、やっぱ斬新なスタイルでもあるし。
結局そこが受け入れられてのセールスだと思うんですけど。
そうですね。
ちゃんと聞くとすごいこと歌ってんなみたいな。
ハイディはサウンドだけど。
ものすごい熱狂的に支持されるのはそういうメッセージ性だったりするのかもしれないですけど。
あれだけ売れちゃったっていうのは音のかっこよさだよなっていう。
そうですよね。
結構そんなに歌詞について詳しく知ってるわけじゃないけど、
18:01
割とその白人批判とかもしてたりすると思いますけど、
まあ、白人の人たちだって買って聞いてるわけですよね。もちろんそれだけ売れるってことは。
ライブではもうみんなこうあれですよね。
いろんな人たちがもう白人も黒人も入り乱れて暴れてるっていう。
やっぱみんな何ですかね、こう体制に対する不満みたいなところが。
イギリスとかもそうだもんね、結構。
タンクとかピストルズとかクラッシュもそうだし。
まあ確かに。
現状に対する不満。
そうですね。
その現状に対する不満を重ね合わせて。
そういうことですよね。
それをこうめちゃくちゃかっこいい音で、ものすごいシリアスに叩きつけてくれるっていうのは、
俺たちの心情を代弁してくれてるみたいな。
すごい共感する部分はあるのかもしれないですよね。
しかも本当、曲の展開とかも結構爆発するところとかちゃんとうまくいってるじゃないですか。
その辺もこう、より聞いてる側がこう上がりますよね。
上がるよね、単純にやっぱ上がったね。
単純にもうライブでも暴れちゃうよねっていう感じの。
まあでも本当に一貫して怒りというか。
で、もうバンド名がもうそのまんまですけど、なんかもう聞いてて怒りが伝わってくるというか。
それがすごいですよね。
それがやっぱり、その感情ってやっぱ人間に誰しもが持ってるものだから、
そこをやっぱさっきの話じゃないけど重ねてっていうところで、
何かしらの怒り、自分の中での何かしらの怒りに対して重ねてみたいな。
そうですね。
そういうちょっとカタルシス的な。
その時代のバンドって、ニルバーナとかもそうだけど、
なんか内面的であれ、社会的であれ、なんかこう愚屈したものを爆発させるというか、
音に乗っけて叩きつけるバンドが、それが上手いバンドが支持されてるっていうのは感じますよね。
90年代は特になんかそういう、なんかシリアスさというか切実さがすごい強いですよね。
21:04
そうですね、確かに。
なんかその辺でやっぱ名曲って言われてるやつ、
例えばスマパンのTodayとかもそうですけど、
ああいうなんかもう死んでしまいそうだみたいな感じのギリギリのところもやっぱ共感を生むんだろうし、
そういう結構内面的な部分もやっぱりリスナーの共感重ねてっていうところですけど、
レイジは本当にその怒りの部分に振り切ってるというか、感情の中で。
そうだね、もうなんか幅広さっていうよりはもうそこに焦点を当ててもうぶん殴るみたいな感じですよね。
これは本当わかりやすいし、そのバンド名つけてる時点で勝ちだなっていう。
めちゃくちゃなんかムカついてたんだろうね、いろいろ。
レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンすごいですよね。
そのバンド名もかっこよすぎるよね。
かっこいいかっこいい。
そんなバンド名あるかと思ったもん最初に。
マシーンってその機械とかそれもあるし、政党とかの幹部組織的な意味もあるし、
そこに対してのそういったものに対する怒りっていう。
そうですよね、このマシーンは深いですよね。
単純なその機械だけではなくて、いろんなものを含んでる。
いろいろな意味合いありますよね。
システムというか。
そうそう、システム的なマシーンの意味もあるし、政治組織の幹部に対するっていうのもあるし、
あとそのロックに、ロックの機械?
ロックのその機械を使ったロック。
音に対する怒りみたいな。
機械で作った楽曲とかそういうものに対して。
俺はあくまでも生演奏でこだわる。
そうそうそうそう、生身で。
生身で立ち向かうぞみたいな。
なんかトム・モレロのサウンドは結構そんな感じですよね。
もう人間がやる演奏でこう機械にこう。
マシーンに負けないようなというか。
単純にもう生身でギターだけを演奏してるんだけど、別にシンセとかに負けないぞっていうかさ。
そこに対抗するみたいな意味もあるしみたいな。
24:01
深いなあ。
いろいろな意味ですごい。
いいね、名前つけたなって思った。
名はタイを表すじゃないけど、本当に。
そういうアティキュートのバンドなんだっていうのは。
なんか名前見るだけでわかるよね。
これはなんかちょっと見かけた情報ですけど、ザックのレイジの前にやってたバンドの未発表曲のタイトルだった。
えー、そうなんだ。
見かけましたけどね。
ザック発案なのかも。
ザック発案なのかもしんないね、じゃあ。
さっきちょっと話んでたけど、トム・モレロ、ギター。
彼もまたザックと並んで、このレイジ・アゲインスト・マシーンの中核というか。
語る上では。
語る上ではっていうギタリストですけど。
なんだろう、革命的なギタリストですよね。
音楽面での革命をしてますね、この人は。
そもそもとんでもなく頭がいいっていう。
そうですね。
ハーバード大主席。
ハーバード主席で卒業。
ハーバード主席って頭おかしいだろ。
やばいですよね、もう。
めちゃめちゃ。
エリート。
めちゃめちゃエリートじゃないですか、頭良すぎじゃないですか。
この後政治家の秘書をしばらくやってる。
そんなだよね。
なんでロックバンドやってんだよみたいな。
オムモレルはすごいですよね、それで大学がそれですけど。
その前の高校があれですよね、トゥールのアダム・ジョーンズと一緒。
同級生ってもうおかしいですよね。
だからもうさ。
なんかいろいろおかしい。
意味がわからないんだよね、もう。
なんかその地区どうなってんの。
そうそうそうそう。
その地区どうなってんだって感じだよね。
オムモレルとアダム・ジョーンズってやばいですよね。
あの90年代のその辺のロックの一番イカれてる
2つのバンドの主要人物が同級生なの?みたいな。
一緒にバンドやってたらしいですからね、その時ちょっと。
すごいね、どんなバンドだよって感じ。
すごいな。また全然正反対というかキャラも。
27:03
一緒にやったらなんか分裂したいしそうだよ。
そうですね。
いやーまあだいぶ変態的なプレイですよね、オムモレルはもう。
で、なんかテレキャスをすごい高い位置で弾いてる感じですよね、ギターの位置が。
ギターの位置高いね。
あのもう、その見た目の感じもすごいなんだろうな、独特なかっこよさっていうか。
なんかそれ見てテレキャスすごいかっこいいなって思ったんですよね。
あのなんか、ギターを高い、とんでもなく高い位置で考えるのがかっこいいなって見えたのはなんかトム・モレロだなって感じがします。
そうですね。
うちら的にはなんか低い方がかっこいいみたいな。
そうですね。
あります。ありますよね。
中学校、高校ぐらいの頃だったらもう低ければ低いほどいいと思うんですよね。
すっごい長いストラップつけてますね。
そうそう。特にビジュアル出身の我々としては。
低い方が低くできるかっていう。
低ければ低いほどいい。
膝より下の方がかっこいいんだよみたいなさ。
それもう2位じゃないですか。
さずなの?
さずなのね。
あれ低すぎたよな。あれは低すぎた。
めちゃくちゃ面白いな。
2位って。
2位。
まあ程よくね、低く。
Jとかぐらいがかっこいいよねみたいなさ。
楽器の位置細かくあるんだよね。かっこいいポジションが。
結構やっぱそこありますよね。
あるあるある。
ギターの位置とかベースの位置1つ取っても本当全然違いますもんね。スタイルかっこよさ。
低い方がジミー・ペイジとかもさ、レスポールを構えてるのがかっこいいみたいなさ。
パタとか。
そう、同じ感じですよね。
ジミー・ペイジは当時にしてはかなり低い方ですね。
めちゃくちゃ低いよね、あれ。
あの時代で。
あの低さだと割とペチペチしてんだよ。
ペコペコってなってますからね。
テクニカルなことできねえんだよっていう。
30:03
ジミー・ペイジはそんなにうまくはないんだけどさ。
それが胸の位置で構えるのがかっこいいみたいなのは、うちらの世代だと結構トム・モレロは大きいですよね。
そうですね。
めっちゃ上ですもんね、あれ。上すぎないやつぐらい上ですよね。
上すぎて逆に弾きづらいだろうみたいな。
上すぎて弾きづらいレベルで。
トム・モレロも高ければ高いほどいいぐらいの上げ方じゃないですか。
首ぐらいだよね、あれ。
首のすぐ下ぐらいまで。
それでこう動くじゃないですか、めっちゃ。
座って弾いてもさ、あの位置にはギター来ねえよぐらい。
座って足につかないじゃないですか。
それぐらい高いもんね、あれ。
でも結構プレイは抱え込むようにスクラッチとかするから、やっぱ必要なのかもしれない。
あれ確かにそうだね。
本当に抱きかかえるようにね。
そうだ。
あのスイッチめっちゃカチャカチャやるから、あの高さにしないと。
スイッチングスクラッチ。
必要性に駆られてっていうところですよね。
あれは低く持ってたらできないだろうなって。
確かにね。
手届かないもんね。
まああのサウンドは革新的というか、後に与えた影響も凄まじく大きいだろうし。
高いっすよね。
ギターの可能性を広げたギタリストの一人でしょうね、ロックの歴史において。
ジミー・ヘンドリックスとかジミー・ベイジーとかと並んで記憶されるようなギタリストですよね、あの人。
ワウとワーミンをめちゃくちゃすごく上手くというか。
ああいう使い方した人いないもんね、それは。
まあでも、そういう飛び道具的なのが結構言われますけど、トム・モレの代名詞として。
結構でも普通のフットキーの音というか、普通のリフの弾いてる音とかもかなり凶暴ですよね。
いやー凶暴ね。リフのセンスがやっぱり抜群にいいっすよね。
リフのセンスもいいし。
めちゃくちゃ凶暴でありつつリズムはめちゃくちゃタイト。
タイトですね。
めちゃくちゃ上手いっていうのはわかるよね。
33:03
大体ドラムのブラッド・ウィルクが結構すごい走っちゃったりして、それをトム・モレロがギターのとこでリズムを戻すんですよね。
ああ戻すみたいなね。
めっちゃイントロで走って、ギターだけになるところですごいトム・モレロが元に戻すっていう。
やっぱハーバードだからカッチリしてるんだよね。
そのあたりちゃんとこう。
そうですね、ドラム・ブラッド・ウィルク。
ドラムもね、めちゃくちゃ激しいですからねこの人。
感情を全部ぶつけてる感じのドラム。
テクニック的にはどうなんですか?
テクニック的にはめちゃくちゃ細かいテクニックがあるかっていうとそうじゃないんですけど、
でもやっぱなんかヘビーなグルーヴみたいなののセンスがめちゃくちゃいいなっていう感じですね。
グルーヴ感。
グルーヴ感めちゃくちゃいいんですよね。
でもほんと走るしもたるしみたいななんかやっぱ。
あれがラズ・ルリ・ヒディカンス。
まさに自分が好きな系譜のドラマ。
人間的な。
人間的な、人間味がめちゃくちゃあるっていう。
で感情をほんとにこう叩きつけてる感じ。
でセンスもいいっていう。
レイジにめっちゃ合ってるドラマーだと思うんですよね。
あんまレイジですごい細かいテクニシャン入ってもちょっと合わないなって感じがある感じですよね。
やっぱすごいシンプルにこうヘビーなグルーヴを乗せる人。
なんかね、手数が多くても違うもんね。
手数多くても違うと思うんですよね。
ベースとドラムのあの2人のグルーヴ感。
そこはいい気がするよね。
あれぐらいでちょうどいいと思うな。
ベースがティム・コマー・フォード。
そうだね。
ティムね。
まあやっぱザックとトム・モレロはだいぶ2人が飛びどむっていうか相当強烈な。
そこにドラムとベースめちゃくちゃこうテクニシャンが入っちゃうともうなんかちょっと胸焼けしそうな感じになるじゃないですか。
まあいいバランスってことですよね。
いいバランスですよね。
その中個々のテクニックっていうよりはバンドのグルーヴ感で乗せるバンドだしね。
そうですね、ほんと。めっちゃこうアンサンブルというかなんかもうギター・ベース・ドラムのアンサンブルは相当完璧な感じですよね。
36:02
相当かっこいいよね。
すごいよね。
めっちゃバンド、バンドだよね。バンドとしてのグルーヴ感で乗せるバンドだよね。
バンドとしてのグルーヴ感ですよね。一個の生き物みたいな感じで。
あそこにイング・ベイ・マルムスティーンとかが入っちゃうとか。全然ダメなんだよ。
全然キャラクターが。
そういうことじゃないんだよっていう。
でもほんとすごいフィジカルなバンドですけど、またレッチリとかとも全然キャラが違うからな。
同じフィジカル系ですけど。
フィジカルな感じだけどやっぱ違うよね、グルーヴ感が。
全然やっぱ違いますよね。どっちもグルーヴ感すごいけど、全然その質が違うというか。
確かに比較すると結構面白いかもしれないですね。
面白いですよね。
レッチリはなんかやっぱ白人のリズムなんでね、ファンクとかやってるんだけど。
白人のリズムに憧れた白人のグルーヴというか。
そうですね。
レイジはまた白人じゃない人が白人のリズムをやってるっていうか。
そうですね。もともとあるところにロックが入ってきたっていう感じの。
なんかちょっと根底にあるものが。
やっぱかっこいいっすね。
かっこいいっすよね。
すごいプリミティブな感じが。
そうなんですよね。
割とクラシックロックっぽい感じがいいっすよね。
そうですね。
レッドゼッペリンとか、クラッシュとか、なんかピストルズとか。
そういうなんか生々しい、生々しさを90年代にアップデートしたようなロックですよね。
確かに確かに。
特にそのファーストアルバムがそういう感じですというところですよね。
特にパンキッシュな感じがしますよね。
そうですね。
はい、じゃあまあそんなファーストアルバム、RAGE AGAINST THE MACHINE、
次回からはその1曲ずつ語っていくというところで、
今回はそのRAGEの全体的なところを話してきましたということで、
また次回に続いていきます。
次回へ続きます。
39:09

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