1. 名盤ラジオ
  2. #61-5 ラルクが成し得た奇跡!..
2024-05-24 1:14:25

#61-5 ラルクが成し得た奇跡!「White Feathers」~『Tierra』総括!完成度の高さと転機のきっかけ

L'Arc~en~Ciel『Tierra』特集⑤(最終回)!奇跡の瞬間「White Feathers」、そして『Tierra』総括!なぜこれほど完成度が高いのか?そしてこのアルバムが転機となった理由とは? (※1.5倍速再生推奨) ※前回まではこちら L'Arc~en~Ciel『Tierra』特集!~過渡期の傑作!マニアックさと大衆性のバランスが抜群!【名盤ラジオ #61-1】 https://youtu.be/3xGI8_4wRxM 「In the Air」「All Dead」好きな2曲を語る!~『Tierra』特有のバンドサウンド?【名盤ラジオ #61-2】 https://youtu.be/nt-vT1ZR8pM 音楽的表現と歌詞で彩る『Tierra』の世界~「Blame」「Wind of Gold」主人公登場!「Blurry Eyes」【名盤ラジオ #61-3】 https://youtu.be/SsPqaTmpCp0 ラスボス感!「Inner Core」の魅力を語る~『Tierra』で重要なsakuraの要素とは?【名盤ラジオ #61-4】 https://youtu.be/aPjVZdRAoXs ※こちらもおすすめ! L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR 2024 UNDERGROUND ライブ感想①~初めてのラルクLIVE、どうだった?曲順に沿って語る!【名盤ラジオ 番外編#46-1】 https://youtu.be/7au7U5UthlM -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- ※その他のラルク特集はこちら 『True』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkqwu2i0tznrb_e2ExZLdEo 『HEART』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnm8HRYNBHVwnBYl07IWjNL6 『ark』『ray』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkIxAMsDLpb49bwW0l6V-Ux 『REAL』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnk7-Hxk6YTfGIXKDX6h78iP 『DUNE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmWy49Y5UZuGCH9OZVl1ZWy 【L'Arc~en~Ciel】衝撃30周年ドキュメンタリーの感想!なぜラルクは喋らない?メンバーの意図は?~ロックバンドの難しさよ…【名盤ラジオ 番外編#28】 https://youtu.be/qX-WQxjN6EU 『1999 GRAND CROSS CONCLUSION』感想&ラルク雑談①~1999年の時代背景と登場シーンから見るバンドのキャラクター【名盤ラジオ 番外編#45-1】 https://youtu.be/BNjnls7jMwc ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、ラルクンCLのTierraを取り上げて話をしております。
タクヤです。よろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは。お仕事お疲れ様です。エルゾーでございます。
おはよう、おやすみ、ひできです。よろしくお願いします。
Tierra界ですけど、だいぶね、続いてますね。
はい。今回、何回目ですか?これで。5回目くらいですかね。
というところでね、はい。いよいよ終盤に差し掛かってきておりますが、
次が究極目。瞳に映るもの。
はい。
ということで。
これはね、まただいぶガラッと変わった感じの曲ですが。
そうですね。
すごい落ち着いた曲なんですけど。
ピアノから。
この曲で特筆すべきところというか、やっぱりハイドのボーカル。
あの人、低音の響きが美しいんですよ。
音程的にも低いところが結構出るし、やっぱり声質的にも低音がものすごい出てるんですよね、ハイドって。
この時期において。
そういうハイドの低音の魅力がすごい堪能できる一曲だなと僕は思ってるんですけども。
なるほど。
これができるボーカルってね、いないんですよ。なかなか。
しかもこの時期ってね、キャリアにおいて割と初期じゃないですか。
めちゃくちゃ初期じゃないですか。デビューアルバムなんで。
この初期において、ボーカルとして歌い手としてこんだけ低音が出せるボーカルってね、ほぼいないですよ。
その低音の深みが堪能できる曲がここで来たなと。
低音って難しいですよね。
めちゃくちゃ難しいんですよ、低音って。
音程的に低いところを出すのも難しいし、やっぱり音質として低音がちゃんと出てる。
03:06
音として太さがあるっていうので、回すとできないんですよ、これ。
このキャリアの初期の段階においてハイドってそれできてるんですよね。
それがとんでもないなっていうのは一つありまして。
もうボーカリストってことですよね、真の。
なんか感性してますよね、ハイドって初期から。
ハイドってわりと多分みなさん聴いてて思うんですけど、最初期から完成されてしまってるっていう。
完成されてるボーカルだなって多分みんな思うんですよ、聴いて。
それっていうのはね、低音がちゃんと出てるっていうのはめちゃくちゃあるんですね。
そうですね、底の部分。
音として太いんだよね、ハイドの声って。
確かに。
これがね、初期段階でもそれができてる、それが成り立ってるボーカルってほぼいないんですよ。
どのジャンルのボーカルにおいてもやっぱね、初期においてはちょっと細いなって感じちゃうんですけど。
確かに。
ハイドってほぼないんですよね、それが。
で、この曲でもそういう低音の深みみたいなものをちゃんと表現できてるし。
それがすごいなっていう。
この歌って曲なんて本当、演奏も最小限だから歌がほんとごまかし聞かないっていう感じ。
確かにね。
もう歌しかないじゃないですか、これって。
ボーカルが引っ張るしかないっていう曲。
それをなんかものすごいどっしりと表現できるっていうのは、ベテランのシンガーだよねっていう。
これできるのって。
あのルックスでこの歌ってなかなかすごいっすよね。
すごいよね。
女性的な感じの。
すごい。
ちょっと超越した感じがありますね。
演奏もほとんどピアノとリングス的なことなのかな。
その演奏においてバンドサウンドじゃないじゃないですか、これって。
それをなんかやってしまう、さらっとやってしまうっていうのもやっぱりラルクの個性だと思うしね。
それを成り立たせてるのはやっぱハイドのボーカル力っていうのはものすごい感じる1曲ですね、ここにおいて。
06:10
この曲は最後の方で結構ピアノが何ていうか。
盛り上がりの最後ね。
それで終わるっていう作りもなかなか。
これもすごいっすよね。
最後において破綻していくというか。
すごい綺麗に成り立ってた曲が最後においてぶっ壊れていくんですよ。
それで終わっていくっていう。
続きがあるみたいな感じも意味してたりするのかなっていう。
やっぱ流れを結構意識してるんすかね、アルバムの。
あると思うなぁ、やっぱ。
ちょっと序章的な感じもあるもんね、次の曲の。
これが完全なエンディングではありませんっていうことだよね。
なるほどね、そうだね。そういう感じだね、確かに。
なんかこの曲で、わりとじゃあシメレス静かに終わりますみたいな。
ではない。ではありませんという。
そういう合図みたいなね。
そう、それは確かにしますけど。
やっぱすごい綺麗に成り立ってる曲で、でも最後にああやって崩れていくっていうのはすごいロック的なデカラスを感じますし。
グッと来ますよね。
これがデカランスだよみたいな。
そうですね。
感じますし。
後々のラルクではこういう曲ないし。
確かに。
この時期ならではなのかなって思うけど。
そこがやっぱりかっこいいんだよね。
っていうところからね。
10曲目オーラスですけど。
ホワイトフェザーズ。
お待ちかねの曲ですけど。
これが最後ですね。
これは何ですかこの曲は。
これはちょっと最高ですね。やばいですね。
これもうちょっとね。
異次元にしてますよ。
異次元ですよ。まさに。
大曲ですよね。
やっぱおかしいよねこの曲。
ちょっと本当そうですね。
特別感が本当にすごい。
09:01
これはいいですね本当に。
ホワイトフェザーズって作曲は誰なんですか。
ケンですね。
ケンか。
やはりケンなのか。
やはりケンか。
これはケンですね。
やはりケンなんだな。
そうか。
やっぱりケンなんだよ。
このラルク&シエルというバンドの測り知れなさってやっぱケンなんだよなっていうのは思うよね。
そうですね。
それぞれやっぱすごい個性的だし、ハイドはハイドだし、テツはテツの良さもあるけど、やっぱケンは本当にケンっていうか。
あの人だけ分かんないんだよな。
そうですね。
分かんないんだあの人。
心の存在って感じありますよね。
見ててある程度こういう人なんだろうみたいなの分かるんですよ。
どのバンドにおいてもそうなんだけど、この人はこういう感じなんだなって。
なんとなく分かるじゃないですか。
やっぱテツはポップな人なんだなとか、ハイドってすごいアートな人なんだなとかって、
なんとなく分かるんだけど、ケンって測り知れないんですよねあの人。
こいつ何考えてるんだろうみたいな。
それが分かんないみたいな。
ラルクの測り知れなさとか捉え所のなさっていうのはケンだなっていうのはすごい思いますよね。
そうですね。
実際すごい奥深いから、そこの捉え所のなさというか難しさがありますかね。
難しい。なんかね、あの人ってすげえポップな曲が好きなのかとか、ポピュラリティのある曲が好きなのかとかって思ったりするんですけど、
でもそうじゃないよなみたいな。
でもすごいマニアックな曲好きなのかとか、マニアックなそういうバンドが好きなのかって思うと、え、でもそうでもないのかなとか。
たぶんそういうバンドが好きなんだけど、ポップなバンドも好きなんだなっていう、なんか両方、異常に両極端なんだよねあの人。
めちゃくちゃプログレッシブな感じなのかと思いすぎだよな。
そうそうそうそう。
意外とスープレートなの。
意外とポピュラリティなの。
かと思えばグランジー的なオルタナリティな感じとか。
12:02
めっちゃ幅広いですよね。
なんか全部を内包してますよね、あなたみたいなのが。
変なんだよな。
そうですね。
その辺が結構やっぱ共感する部分っていうか。
いやーほんとそうですね。
あるかなーっていっては。
音楽的にはほんとにもう、めちゃくちゃハマるというか、めっちゃレスペクトだよね。
いやーあの人ほんとにね、わかんないんだよな、ケンって。
ツイッターばっかやってんじゃん。
今は。
ツイッターばっかやっててなー。
曲かけようみたいな。
今はねー。
そういうところがやっぱ面白いんだよな、あいつは。
人間的に。
人間的に。
あの人ほんとわかり知れないし、ラルクアンシールのこの虹色の無限性というか、それはやっぱケンなんだよなって思うんですよね。
そうですね。
あの人ほんとわかんねぇ。
わかんねぇからこそ面白いんだよな、あいつがみたいなのが。
ほんとすごいっすよ。
それがなんか曲として再現されてるのがこれだよねっていう。
確かにね。
ホワイトフェザーズってだって、これも変な曲じゃないですか。
これもほんとそうだと思います。
プログレッシブだし、ものすごい複雑だし。
なかなか複雑ですよね。
めちゃくちゃ複雑なんですよ、これって。
でもものすごいパッと聴いて刺さってくるというか、すんなり入ってくるポピュラリティもあるじゃん。
そうなんですよね。めっちゃ大曲な割にキャッチだし、サラッとあっという間に最後まで聴けちゃうっていうか。
サラッと聴いてもいいじゃん。
そうですね。
やっぱ入りのイントロが結構キャッチな感じがあるから、そこのデカいと思いますね。
あのオクターブ双方の。
脳が騙されるのかな。
いい曲始まったぞ。
いい曲始まったっていう感じが。
それはほんとね、あると思うよ。
それデカいよやっぱ。
ただヌルッと入ってる感じじゃないじゃん、これってやっぱ。
結構主役級のやつ来たなみたいな感じ。
出だしこうさ、タンタンとさ、タンタンタンタンってこうなんか、はめて入って、壮大なのが始まるのかなみたいなワクワクしたら、テテテテンみたいなね。
15:16
ゲームに入ってこうなんか、盛り上げてね。
そう、期待高めてね。
うーん。リロ食べてなかったの。
そうそう!
アレのやっぱボソボソさ。
そっからテテテテテててて!
そうなんですよ。
そこでもう、
あれこそがさ、ヴィジュアル系じゃんみたいな
ヴィジュアル系がさ、表現したいのはこれじゃんみたいな事なんですよ
なんかボソボソいて
ワイトウェザースっていってもそっからオクターブの
呟いてからのオクターブ
確かに
もうさ、もう、もうね、どうでもいいよと、そんなさ、PCR系がどうとか、どうでもいいよ、この気持ちよさを感じろよっていうね、あれだよね。
確かに、確かに。
そうっすね。
それをなんかこの、ボソボソって言うと、ホワイトフェザースっていうところと、そのギターが高らかに鳴り響かない。
あのキャップでもうね、最初で停止してしまってるという、この凄さだよ。
そうっすね、でそのラルクのシングルに入りがちな、あのキーボードの音も後ろに入ってるじゃない。
もう何これ、もう…
もうね、我々はNOがもうね、そういう曲だと認識しますからね。
ほんとね、この冒頭で脳がぶっ壊れるんだよね、ここで。
いや、ほんとにほんとに。
フェザースっていうのが、この呟きから高らかに鳴り響くギターの音。
で、さらにここに入ってくるピアノ、ティーモードの、この序章的な音。
いやもう、やめてくださいよ、と。
まだ始まったばっかですよ。
まだ始まったところで僕は、歌も入ってないところで、もう俺は死んでしまうよ、俺は、っていう。
このイントロで。
このイントロほんとすごいよ。
すごいすごい。
で、ものすごいキャッチーかというと、別にシングル的なキャッチーさではないんだよね。
18:04
じゃあ誰にでも刺さるかというか、すんなり入ってくるものなのかというと、そうでもないっていうか、やっぱりロック的なんですよ、これが。
そうですね。
あのオクターブのやつもかっこいいですもんね、ギターの。
そう。
かっこいいし、なんか切なさもあるし、なんかね、絶妙なんですよ。
絶妙なんだよ、ほんと絶妙。あれはほんともうなんかね、奇跡の瞬間ですよね、ほんとに。
わかるわかるわかる。
どのロックバンド、どのジャンルのロックバンドも、ああいう瞬間をやりたくて、ロックをやってて。
あれを目指したいんだよなっていう。
あれを目指してて、でもできないみたいな中で、ラルク・ワンシエルのこのティエラのホワイトフェイサーズのあの一瞬でそれが成し得てしまったみたいな、どれくらいの奇跡の一瞬なんですよね、あれって。
わかるわかる、ほんとそう。
あのオクターブのあれはほんとそうですよね。
あれでしょ。
あれはほんと一瞬の輝きみたいな。でそっからね、スンってAメロに入る。
そうそうスンって。
あれでしょ、俺が表現したくて、お前が表現したくて、俺たちが感じたかったのってあれでしょみたいなのが、あの数秒で表現されてしまってるんですよ。
あの絶妙な感じなんですよね。
明るすぎないし暗すぎない。
あの感じ。
あの感じなんですよ。でもすごく開放感もあるし。
いいそう、開放感あって。
なんか魂が解き放たれるじゃないですか、あの音を聞いた瞬間に。
あの瞬間を全てのロックバンドは表現したいんだよ、みたいな。
それがね、あそこの数秒において表現されてしまったっていう感じですよね。
あれは特別なイントロですよね、ほんと。
でもあそこだけでもぶっ倒れそうになるもんね。
そうっすね、つまみにもうね。
歌も入ってないんだよ、あれ。
歌も入ってない。
歌も入ってない。
でもこれなんだよ、ロックってこれなんだよ、みたいな。
ですね。
ほんと、たぶんラルクのメンバーも意図してない部分で成し得てしまった奇跡だよね、あれって。
21:05
確かに。
世界のロックにおいてもああいう瞬間ってないもんねっていう。
あの開放感、あれはほんとに特別なものを感じますね。
特別だよね。
それぐらいの奇跡の一瞬があそこで起きてしまったっていう気がしますよね。
そっからスンってなってAメロに入っていくのがまたいいんだよ。
はいはいはいはい。
白い風が舞い落ちるって。
そうなんすよね。
めちゃめちゃどっしり来るじゃん、みたいな。
Aメロすごいですよね、ほんとに。
Aメロいいよね。
あそこの言葉のチョイスというか、
彼は絵を描くって言ってるんですけど、
やっぱりラルク・アンシエルの音楽って音楽で絵を描いてるっていうのがすごい感じるんですよね、ビジョンとして。
これがもうここでまさに語られてるというか。
なるほど。
いやほんとに。
ものすごい絵画的じゃないですか、ハイドの歌詞にしても、ラルクの音楽にしても、すごい映像的なんですよね。
それがまさにここでね、はっきりと提示されてるっていうのがグッときますし。
絵を描くっていうのもほんとハイド自身的っていうか、
ハイドもね、
歌詞書くときには最初に絵描くって言ってるよね。
だからほんと自身の感じを投影してるなっていう感じもするし。
同じ感じでは。
ハイドってめちゃくちゃ画家なんだよね、あの人って。
だから言葉において絵を描いてるし、音楽において絵を描いてる人なんですよね。
めちゃくちゃ映像的だし、誰が聞いてもたぶん情景が思い浮かんじゃうよねっていう歌詞を書くんだよな。
そうなんですよね。
ハイドの部屋には白い羽が舞い落ちてるんですよね。
舞い落ちてるんですよ。
ほんとそういうイメージなんだよね。
24:02
その中でこう、ハイド。
ビビってなるな。
ほんと白い羽が舞い落ちる部屋の中で彼は絵を描くっていう。
で、その彼っていうのはハイドでしょみたいな。
そうそうそう。
で、眺めのいい窓は閉ざしたまま。
鳥の絵王っていう。
鳥の絵王なんだよな。
鳥の絵王なんだよな。やっぱらるくってさ。
鳥の絵じゃん。
そうですね。確かに確かに。
ほんと歌詞はね、ほんとすごいのが、これ鳥の絵なんですよね。
鳥がだから、あくまでも絵なんですよね。この世界においては。
そうなんですよ。
鳥の絵なんですよ。
ものすごくそのイマジネーションの羽ばたきの自由さと、
そこにとらわれる不自由さと、それを両方体現してるものなんじゃないかなって思うんですよね。
鳥って言葉にしてしまうというか、形にしてしまう不自由さもここに表現したいというか、体現したいっていうハイドの思い。
言葉にならないものも表現したいっていうのが滲み出るみたいな。
なるほどな。
滲み出ますね。
鳥って結構ね、自由の象徴じゃないけど結構ユニーズとして。
自由の象徴としての鳥も描いてるし、不自由さの象徴としての鳥も描いてる。
鳥かごの中にも壊れちゃったというかね。
それって芸術の本質というか、形にすることで固定化されてしまう感情というか、
それをも描きたいみたいな、それが滲み出てるのがすごい共感するというか、グッとくるんですよ。
そうなんですよね。
だからここで鳥の上をって言ってるところで、この中で出てくる鳥は絵の中のあくまでも絵なのかっていう。
閉ざされたところなのかっていう。
なるほどね。
なんていうのかな、その現実と1個内側にいる存在なのかっていう。
羽ばたけないっちゃ羽ばたけないというかなんていうかね。
27:01
あくまでもその中で。
その1個内側に閉じ込められてる存在なのかっていう。
なるほど。
その主人公の1個内側にいる。
インナーコアでしょ。
ここで出てくる。
それが直接的じゃなく、示唆されてるっていうところなんですよね。この数行で。
それを同時に表現したいというか、しようとしてるもがきみたいなのがグッとくるんですよ。
もがきですね。
この歌詞は本当すごい詩的というか物語調だから。
すごいよこれ。
これはすごいですよね、この歌詞。
2次元的、3次元的、4次元的というか、物語的にも取り入れてスッて入ってくるとこだし、
メタ視点的にも鳥ってそういうメタファー。
自由であり不自由でありっていうのを同時に表現するものとして、この表現を選んでるんだっていう感じがするんですよね。
俺がなんかすげえなっていう。
部屋の隅には足をつながれた鳥が必死に羽ばたき、彼はそれを悲しげに見つめては彼女に思いを馳せてって、
すごいんですよ、2次元的であり3次元的であり、やっぱメタ視点がちゃんと入ってて、
同時に表現しようとしてるところが奇跡的なんだよね、これって。
そうですね。
やっぱ足をつながれてるんですよ、鳥は。
囚われてる。でもそれが必死に羽ばたいてるって、そこから逃れたいというか、もっと自由になりたいっていうのも表現してるし。
で、それを悲しげに見つめてるって、どんだけの視点なんだお前は。
そうなんですよね。
全部見えてんだよね、ここにおいてハイドは。
交差してるんですよね。その鳥は自分で描いてるんだけど、それは自分自身でもあるっていう。
そうそうそうそうそうなんだよ。自分自身もがく自分を見てる自分。全部見えてるっていう感じなんだよね。
それで最後の最後に彼女に思いを馳せてっていう、そこでまたこうね、登場させて。
これがまたね。
30:01
これがまたね。
すごくその自己言及的に押し入ってしまう。
事故の認識とか、自己言及的なものが、やっぱりそのね、彼女に思いを馳せてって三人称になるんですよ、ここで。
彼女に行くわけで。
ここで他者とのコミュニケーションというか、他者に思いが向かうことで解き放たれていくんですよ。
そこで救われていくんですよ。
そうそう、救いとあとその彼の葛藤がまたね、感じられるっていう。
それがもう歌詞とこのメロディーで見事に表現されてるんですよ。
ここでものすごい閉塞感があるじゃないですか、言ってみればAメロにおいては。
ここで一気に彼女に思いを馳せてっていう第三者が入ることによって、
彼女に思いを馳せてってものすごい解放されていくんですよ。
で、そこからWill you please step to the way to the skyってものすごい広がっていくっていうのが、
これがなんかやっぱ救いとして響くし、たぶん誰に対しても響くんだよな、これっていうのが。
ものすごいなんかコミュニケーションの歌なんだよな、たぶん。
本質的に見ると。他者とのコミュニケーションの歌。
そうですね。そこがうまくいかないか、うまくいくかっていうところの葛藤を描いてる曲なんだろうなって思うんですよね。
葛藤ですね。
すぐそばに今いるのにって。
そうそうそうそう。もうその感じね。
すごい生き生きするじゃないですか。
すぐそばにいるのに指先さえ触れられないっていう。
単純に救われるだけではない。
そこがなんか人間の本質をものすごい表すよねっていうのを一曲でメロディーと歌詞がリンクしてものすごい表現してるんだよな、この曲っていうのが。
どうてつもないんですよ、これ。
その今話してたところからの先も行ってしまうと、もうそのいくつもの夜を越えてね、彼は思い窓を開けて風の中舞い上がっていくんですけど、羽は広がずに落ちていくと。
33:08
で、少しの歪みの後に全てを知ると叶わぬことを。
いやー、これがもうたまんないんだよな。
そういう物語で進んでいく歌詞ですから。
あの曲調でね。
いいですよね。羽は広がらず落ちていくっていう。すごい落ちていく感じ。
ギターソロが。
あれはね、たぶん少しの歪みを表してると思うんですよね。
そうだね。
あれ結構ね。
あそこでちょっと混沌を出してる。
混沌ですよね。
だから綺麗なソロじゃないんですよね、あそこ。
あそこでメロディーを弾いちゃうとダメなんだよね。
ダメなんだ。
あのちょっとすごいノイズ的な。
っていうのが、それがジャストなんですよ。
そう、あれはね、あそこはそれが必要なんですよ。
あそこは確かに混沌ですね、確かに。
あそこのところでいいんだよね。
あれはね、やばいよね。
あれすごいよ、ほんとにほんとに。
そのね、落ちていくのところでスネアのロールで入れるじゃないですか。
それがね、長いんですよね。長い。
長いですね。
普通入れるより長いんだよね、結構。
6連符のスネアがザラララって入れるのが。
それがまたね、なんかね、落ちていく感が結構出てるな。
はいはいはいはい。
転落していく感じ。
ザラララって。
で、なんかね、普通に入れるよりもね、長いんですよ、ちょっと。
普通にやったらもうちょい短いんだけどっていう、そこはね。
この辺で終わるだろうより、4小節8小節ちょっと長いみたいな。
ちょっと長い、ちょっと長い。
やるよね。
それがね、いいんですよね、その。
それがなんか、今歌詞と照らし合わせていくと、なんか落ちていく感じにすごい合ってる。
リンクしてるんだよなー、知ってると思いますねー。
それがなんか、歌詞を今改めてちゃんと考えながら聞くと、そうなんだなーっていうところがすごい。
すごいスネアそこ、そうなってる。
36:03
その後にねー、ポコポコポコポコってなんかスノードロップみたいな。
スノードロップみたいなドラムみたいな感じ。
トゥクトゥクトゥク、トゥクトゥクトゥクみたいな。
だからね、カオスタイムがちょっとあって。
カオスタイムが来るんだよねー。
で、そっからまた来るじゃないですか。
でも。
うーん そのカオスなギターの終わりのところからの
ああああああってなってくるじゃないですかその後なんかちょっとね 盛り上がる
あそこに入るところでドラムもね、結構 何かドラムを語る
僕ね、めちゃくちゃドラムを ドラムを語りたがるな君は
圧巻の感じのね、結構そこは、ぜひそこも、 これでも勝手ぐらい盛り上げてますからね、そこ。
いいね。 そこもいいよね。 その後の続くとこもいいよね。
うん。 そっからあのサビに戻るところもやばいよね。
あそこもやばいよね。 あそこの盛り上がりすごいですね、間奏からの。
あそこの盛り上がりやばいよね。 やばい、やばい。
そこのね、さっきのなんかすごい。 そこに行く前にその、
ワイフェザーってタイトルを回収するじゃないですか。
ここで解禁するっていうのもね。 あそこ、あれたまらなくない?しかも。
ワイフェザーって。 ワイフェザーって。
あれもいいっすよね。 ここで出たーって。
いやーホワイトフェザー来たーみたいな。 戦回収みたいな。
そうそうそうそう。 タイトル回収みたいなさ。
ここでタイトル来たーって。 タイトル来たー。
ワイフェザーっていうのが。 そうですね。
あれがもう、この曲ね、もう絶頂ポイントがありすぎて。
ありすぎる。細かなね、なんか。 細かな。
回収ポイントがめっちゃいっぱいあるから。 めちゃめちゃあるんすよね、もう。
ほんと全部がそういうポイントだよなっていう感じなんですけど。
ワイフェザー。
ここはなんかほんと結構、なんかもう盛り上がりの絶頂に近い。
39:06
ここはね、ほんと。 ここは絶頂じゃないすか。
登ってくところだからね。 登ってくところだよねー。
いやー。
ここはなんか。
でもあの、ね。
U2のジージーとかの、ディレイをかませながらこう。
ここだけ、他のとことちょっと違って、
ドラムもなんかこう、シンバルの、ライドシンバルのカップのところを叩いて、
キンキンキンキンキンって。
はいはいはいはい。やってるよね。
ここだけそれにまた変えてるんですよね。
この盛り上げるとこで。
でなんかハイハットもその時に左手で叩いてて、
16分的な感じで刻みながらそういうカップ奏法みたいなので盛り上げるっていう、なんかね。
すごいですね、ここは。
かなりなんか割と絶頂迎えた後にもう一回絶頂迎える。
そうなんですよね。
なんか、ね。予兆を整えるじゃないですか。こうテカテカテカテカテカテカテカテカテカテカ。
整え。
で、そっからこのね、少しのゆがみの後に
すべてを知る
で、もうだんだんこう来るじゃないですか
叶わぬことを
Where are you?
ってもうあの絶頂
あそこすごいっすよね
まだ行きますか?みたいになりますからね
あれほんとね
聞いててね、気絶しそうになるんだよね
腰が砕けても
しかもそこがなんかね
少しのゆがみの後に
すべてを知る
叶わぬことをなんですよ
そう、叶わぬことをなんですよね
叶わぬことをなんですよ
そうなんですよ
そこで絶頂が来るんですよ
そう
これがもうすべてじゃないですか
この儚さと切なさと
心強さと
心強くはないんだけど
これがね、もう
これですよ、もはや
もはやすべてですよ、これが
いや、すごいと思います、ほんと
これをこの時点で表現してるのは
42:04
絶頂に至る
このワードチョイスとして
叶わぬことをなんですよ
これがね、もう
最高なんですよ
この切なさと
これはすごいですよね、ほんとだから
一等しさと
なんていうんだろうな
人間という存在、人という存在
って結局分かり合えないんだよ、みたいな
そうそう
叶わないんだよ
それをね、描いてるんですよ、これは
本質的に叶わないっていうのを
高らかに歌い上げてるっていうのが
もうたまらないんですよ、ロック的に
叶わないんだよ、何も
言ってみればね、人間って
叶ったならばそれはもう奇跡であって
それをなんかこの高らかなメロディで
歌い上げてるところが
ラルク・ヴァンシエルの全てだなって
僕は思っちゃうんですよね
そこにどうしようもなく共感してしまうというか
そうですね
そこに共感するし、それが美しいしっていう
それが美しいんだよ
尊いというかね
だけどそれを求めるっていうことが尊いっていうかね
そうなんですよ
まさにそう
叶わぬことは知ってるんだけど
それを求めるのが人間であって
それが美しいっていうのを
この音とメロディとして
ここで表現され尽くしてるんですよ、これって
そうなんですよね
そこに本当に感動してしまうというか
泣いちゃうんだよね、この曲聴いてると
泣いちゃいますね
どうしようもなく泣けてくるんだよね、この曲って
本当これ歌詞のメッセージ性すごいですよね
すごい
すごいすごい本当に
これは本当ひと際物語調だなって思う
他の歌詞もだいぶそうだと思うけど
これはひと際さらにそうというか
これでも
っていうさ
Will you please tell me the way to the sky?
45:00
っていう
空へと至る道を教えてくれっていう
この
これなんだよっていう
すぐそばにいるのに指先さえ触れられないっていう
この切なさ
この切なさ、この絶望知ってなお
空に向かって手を伸ばすのをやめられない
この人間の何か
やっぱりあなたを求めてしまう
他者を求めてしまうこの切なさと絶望と
でもその美しさとっていうのを
ここで何もかも表現されてんだよっていうのが
これなんだよ
これすごいよ本当に
すごいっすね
そっからすぐそばにあるのに
Will you please tell me the way to the sky?
でも指先さえ触れられないんですよ
この絶望と切なさ
人間ってやっぱ一人なんですよみたいな
どれだけ求めたって触れられない
そっからこの
あの鳥のようにこの地につながれているっていう
そっから
空は何も変わらずそこにいたって
なんじゃこれって感じですよね
でもそう
空は変わらずそこにいたんですよっていう
いやこれもう究極だよね本当に
究極ですね
この瞬間がなんかロックの
あらゆるロックが表現したい
このエモーションの究極が
ここに割と集約されてんじゃないかなって思っちゃいますね
なんかすごいな
この大地から見た空みたいなのが
一番最後に出てくるっていうね
その感じがすごいね
ずーっとすごいよね
統一感というか快感がね
大地にバターンと
これなんていうんですかね
倒れ込んだんだけど上を見上げたら
あーっていう感じの
私はこの日本語の歌詞の部分と
英語の歌詞の部分が掛け合いになってるけど
そこの葛藤っていうかなんか
せめぎ合いみたいな
すぐそばにあるのに指先さえ触れられない
48:00
あの鳥のようにこの地に繋がれている
ああ空は何も変わらずそこにいたっていうのと
ひたすらWill you please tell me the way to the skyっていうのを
もうひたすら
繰り返すじゃん
これねすげえよほんと
ここになんか全てのエモーションが集約されてるというか
あの掛け合いもやばいっすよね
やばいよね
いいっすよねほんと
Will you tell me the way to the sky
すぐそばに
こっちのハイドのファルセットと
すごい力強く歌うところとか
パワルガワルくるんですよね
指先さえ触れられないっていう
あの鳥のようにこの地に繋がれている
っていうこの高まりと
あとWill you tell me the way to the skyっていうこの掛け合いと
すごいっすよ
でも最終的に
最終的にああ空は何も変わらずそこにいたっていう
メロディ的にも
割と落ち着いたとこに落ち着くじゃないですかみたいな
どこにいたっていう
なんかそれがまたね
すごいんだよなこれ
そっからまたあのイントロのオクターブのギターが入ってくる
そこで
そこに行くかいみたいな
最後そこに落ち着いた上でそこに行くかいみたいな
うわーってきますよね
焦点するっていう
なんだこれって感じですよねこの曲は
エンディングすごいな本当に
オクターブのギター入ってきた後の
これ以上の終わりはないですね
いやもうこれ以上ないよね
本当に歌詞の表現と音の表現とがもう
完璧にマッチしてしまってるし
そこで表現しようとしてるエモーションがやっぱロックを好む人間にとっては
51:07
共通してなんかこれこれだよみたいな感じ
ロマンティシズムと
でもそれが叶わない現実性とリアリティという
全てを内包してるのがなんかここで出せるよなっていうのを感じるんですよね
でもそれがそのものすごい美しい音楽として
高らかに鳴らされてるっていうところにまた感動するんですよね
最後やっぱりタクが言ったけど
カーンっていってタタララララっていう
高らかに終わっていくじゃないですか
それがなんかすごい人間参加というか
あらゆる絶望も内包してでも人生は素晴らしいもの
素晴らしいものだよっていうのを音楽として表現してるんじゃないかなって思うんですけどね
これはやばいですね
ホワイトフェザース
ヘッドフェザーはやばいよ
こんなのないよ
これはないよ本当に
この曲は本当にマジでやばいですね
全体的にそんなにキャッチーでもないしわかりやすい曲でもないんだけど
すんなり入ってくんだよね
すんなり入ってきますよね
8分くらいある曲
めちゃくちゃ長い曲なんだよ
8分くらいあるんだよこれ
聴き終わるとあっという間だったなって感じはあるんですよね
聴き終わったときのやばいよね
すごいものを聴いてしまった感っていうか
最終的にポジティブな気持ちで終わるというか
決してドヨーンってならないじゃないですか
ドヨーンってならないですね
俺がすげえよなとも思うし
物語的には結構ドヨーンとしてるはずなんだけど
だけど希望につながってるっていう
繰り返し何週も聴けちゃうなっていう感じ
最後はやっぱり
人間のなんだかんだじゃなくて
54:00
空は何も変わらずそこにいたっていうフレーズで終わってるっていうのはすごいよね
確かに確かに
これもうなんだろうな
やっぱね
自分の感情をたぶん託せると思うんだよね
はっきり提示してないんで
表現として
自分がネガティブだと思ったら
ネガティブなものを投影できるかもしれないし
ポジティブに思いたいと思ったらポジティブなものを投影できる
どっちとも取れる一説ですよね
空は何も変わらずそこにいたっていうのは
それをここに持ってきたっていうのはすごい
深い本当に
結局どうあれ空は何も変わらないっていう
これが希望になるかもしれないし
剣作曲ですけど
ライブではこのレコーディング前からもやってたみたいで
なのでライブで結構温めてアレンジとかはやってきた
なるほどね
っていうのがあって
このテイラーのレコーディングのとこで
もっと短くする案もあったらしいんですよね
さっき言ってたけど8分くらいある長い曲なんでね
だけど最終的にはライブでやってた長さのままにしたと
A段ですね
素晴らしい
絶対そのほうが良かった
絶対ですよ
これ短くしたらダメですよ
ですよね
さらにこのレコーディング期間時間もいろいろあったから
もともと作った当初で思いつかなかったアイディアも
いろいろ詰め込めたっていう
のでこの完成形のCDのやつになってるという感じみたいです
時間もあったからこそ
そこがね細かいところにはいろいろ生きてるんだろうなって感じは
ありますねそれ発見からすると
だから最後に8分この曲を持ってこられるとやっぱ満足度
高まりますよね
それはめっちゃでかいと思う
お腹いっぱいちゃんと満腹にしてもらって
57:00
気持ちよくアルバムを終えられるっていう
だからね本当に
総括的な話になりますけど
以前からね話出てる通り
このティエラはやっぱアルバムとしての完成度というか
それがやっぱすごい高いっていうのが
ラルクの他のアルバムとも比べて
何か言える特色なのかなって思いますけど
やっぱラルクのアルバムって
ここで言うところはどっちかっていうとそのトゥルー以降
リアルまでみたいなところですけど
その時期ってやっぱりシングルアーティストみたいな感じで
その制作過程についてもシングル用の作曲をしてリリースして
それが溜まってきたらもう少し曲を作って足してアルバムにしようみたいな
本当ざっくりというか結構乱暴に言うとそんな感じ
と思うんですよその頃のラルクって
一方でルナシーとかバクチクっていうのはアルバム主体でそもそもあって
次のアルバム用に曲作りをして持ち寄って
それがある程度形になったところから
じゃあどれをシングルにその中でしようって選んで出すっていう感じ
なのでそもそも結構アプローチが違うっていうのがまずあるっていうところなんですけど
このティエラは多分その今言った中でのルナシーバクチクに近いアプローチで作られてるアルバム
だなっていうのがねやっぱあるんですよね
それを表すのも途中でもちょっと触れたところではありますけど
ブルーリアイズはアイアップになってますけどアニメの
に決まってることもそうだしそれを元にシングルカットするっていうこと自体メンバーが知らなかったっていう話もあるんで
つまりだからこの曲作ってアルバムを作りますって言って曲をやってるところで
どれをシングルにするとかっていうところはメンバーの意思の中になかったっていうことからすると
純粋にアルバム作ってこのティエラが作られてるっていう
そういうことになるのかなと思うので
1:00:00
だから結果的にアルバムとしてすごいトータライズされてるとか流れがいいとかっていうのは
必然というかねそういう結果なのかなと思うんですよね
なのでやっぱティエラはねそこありますよねアルバムに比べてもアルバムとしてなんかすごくいいっていう
そうですねこれ以降ラルクはそういうことやらないんだよねあんまり
結局その具合がめちゃくちゃバランスがいいんですよね
ラルクってやっぱりねめちゃくちゃポップだし
やっぱあれだけ売れてるわけだしそういうポテンシャル持ってるバンドなんで
でもそれがなんかアルバムアルバムとして作ろうみたいな
そっちの方向性でいくとなんかこういうものができるんだみたいなのが
デューンとかティエラでなんか表現されてるなーっていう感じはしますね
そうですね
そこがねだからそのアルバムとしてはそういう感じでデューンとかこのティエラは
ある種の完成度としては高いわけなんですけど
このティエラについてはメジャーソニーと契約して1枚目のところですけど
最初のほうの回で触れてる通りあんまりそのねソニーと一卒ができてなくて
うまくプロモーションもできなかったみたいなんですよね
なのでティエラも7位だしオリコンのね
7位だしあとはあんなに売れそうなブルーリーアイズも22位らしいんですよね
あーはいはいはいはい
セールス的にはそんな良くないんだよな
そんな感じだしで以前の回でも言ったけど
NKホールのライブもソールドアウトしなかったみたいなところもあるので
その辺が転機になってやっぱりメンバーでもっと主導権をね取って
やっていかないといけないみたいなターニングポイントになってる時期でもあるというところだし
今後そのラルクがトゥルーの前とかですけど
まず売れなきゃ自分たちのやりたいことができないってなってね方向転換していくところありますけど
そういうところのきっかけになっているのがやっぱりここなんだろうなっていう
1:03:05
それはそうだろうねやっぱりこれを出してそこまでチャートアクションとか
一般的なリアクションはかんばしくなかったわけで
じゃあもっとこっちに目を向けさせてやろうじゃないかと
やった結果がこれ以降のラルク・アンシエルだと思うんですけど
まあ良し悪しだよなとは思うんですけどね
やっぱりすごいロックを求める人というか
救われない孤独な暗い魂を救ってくれる存在としてのロックを求めるものとしては
やっぱりラルクってもっとポピュラリティの方に行っちゃってるんですよねこれ以降
そこには共感できないってなっちゃう人もいると思うし
でもめちゃくちゃ売れるんですよ
プストノート的にはめちゃくちゃすごいスキルもセンスもある人たちなんで
そっちに振ったんだよなっていうラルクはねっていう
それは良し悪しですよね
めちゃくちゃ誰とも共感できないこの感じを共感できるものとして
ロックを求める人にとってはやっぱり離れていっちゃうんだよねラルクって
でもだからこそあれだけ売れたわけだし
そのちょうどいい具合というか
そうですね
なんか救われないこの暗い魂を救ってくれる存在としてあったラルク&シエル
っていうのがデューンとティエラなんだよね
だから俺はこれが好きだよみたいな
これ以降はもっとみんなのものになっていくじゃんみたいな
僕だけのものとしてはラルクが好きだなみたいな
みんなのものになっていくものも好きなんだけど
刺さり方が違うというか
それはやっぱビジュアル系という
あのムーブメントそのものがそうだよねっていうのも思うし
あまりにも広く受け入れられすぎたというか
1:06:05
ロックってそんな受け入れられるものじゃないですよみたいな
本当はみたいな
そういうあんまり皆さんわかんないけど僕はわかりますよみたいな
エモーションを表現しているのがデューン、ティエラですよね
ラルクはみたいなのは思いますね
だからもうこれが好きで好きで好きでたまんないんですよ
このアルバム
涙が出てくるし亀裂するとなるもんこれ
ジャストで表現されてるじゃんみたいなのが
本当ジャストは本当そうですよね
インディーズのデューンよりはメジャーにはなってるし
とはいえそこまで
セールスをメンバー本人たちが意識して作ったわけでもないっていうところだから
本当に狭間でもあるし
でもそこで最終的にというか結果的にはセールスが振るわなかったから今後のラルクの方向性を変える
大きく変えることになって一枚でもあるけど
だけどその要因になってる時間をかけられたっていう部分においては本当にその完成度が上がる要因になってたと思うし
しかも10曲なんで1曲1曲の完成度が高いんですよね
めちゃくちゃ高いっすよね
それもでかいなって思いますね
10曲ぐらいがいいっすねアルバム
それすごいめっちゃ思いますね
イヤだとかほんとねやめてくれよって思うぐらい
殴りかかってくるんですよいい曲たちが
これが16曲とか18曲になると割と捨て曲が入ってくるみたい
そうですね薄まっちゃうんですよね
薄まっちゃうからね
じゃあ10曲ぐらいあると濃厚ですよね
その辺もなんかティエラはすごいめちゃくちゃハマってくるなっていう
ジャストな感じがありますよね
これ以降すごいラルクってものすごい多くの人の思いを背負っていくバンドになってくるんだよね
それはなんかすごいやっぱ尊いことだと思うし
このバンドしかできないことだしそれって
1:09:03
でもそういうバンドが僕だけのこの気持ちを表現してくれてたなっていうところで
デューンティエラはなんかすごい愛しいアルバムですね
あれだけ日本の代表するバンドがすごいパーソナルなものをやっててくれたなっていうところで
俺はこれ好きだなっていう
もっともっと売れていく姿はやっぱり頼もしいし
今やっぱラルクやってるわけで
この国を代表するロックバンドとしてやってくれてる
いろんな人の思いを抱えながらやってくれてる姿ってすごい楽しいですよね
ラルクはかっこいいなと思うし
デューンとかティエラみたいなアルバムを作ってくれてもいいんですよって個人的には思うんですけど
それはやらないだろうなと思いますし
でもラルクアンシェルが活動してくれてたらやっぱ楽しいよねみんなみたいな
思いますね
という感じのアルバムですけど
本当にラルクが今も活動してるっていうことが嬉しいですね
この先も注目していきたいと思います
ライブも行かせていただきましたけどやっぱり
すごい多くの人が喜ぶロックっていうのを再現してて
すげーバンドだな懐の深いバンドだなと思いましたね
じゃあティエラ特集はそんな感じで
次のアルバムも決めていきたいと思いますけど
次のアルバムは
次のアルバムは
次回はえぬぞうさんが選ぶ
いいんですか僕が選んでいいんですか
お願いします
どうぞどうぞ
タイミング的にも60周年
すでさん60周年ですか
そこですね
時期的にもね
5月といえば
いいですか
そうしましょう
どうなりますかね
私の敬愛する松本秀人の
松本秀人のサイエンスやるか
1:12:01
やりましょう
やっちゃいますかねついに
温存してたら
リマスター出るしみたいなことで
そうですねそうですね
では秀野のサイエンスでいきましょう
これはついについに
開けてしまった
とっといたやつをね
ですね
これはね
熱い
リマスターも出るしね
リマスター出すって
松本秀人
伊田ちゃんが出すってみたいなね
そうですね
ですね
いやいやいや
これはもう
どうなっても熱い回になると思うんで
そうですね
僕らも楽しみに
予習していきたいと思いますね
また春に会いましょうつって
春に会いましょうね
そうですね
そういうことですね
またね
この時期きたなって感じしますけど
やっていきましょう
秀いきますよ
メーバーラジオ
いやもう秀
お前はなんで今いねんだみたいな
思いますけど
そうですね本当に
秀やりましょう
秀を楽しみましょう
うん
はい
じゃあ次回は
秀のサイエンスで
いたしていただきましょう
はい
ということでまた次回も
よろしくお願いします
今回は
ラルク・ティエラということでやってきましたが
そちらもありがとうございました
ラルク・アンシエル最高でした
ティエラ
ということで
長丁場ありがとうございました
また次回もよろしくお願いします
ありがとうございました
バイバイ
メーバーラジオ
01:14:25

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