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2024-12-14 46:23

#70-2 なじむサウンド…『人間失格』序盤曲!河村隆一が示す太宰治的世界観

河村隆一『人間失格』特集②!なじむサウンド「So Deep」から3曲目「愛欲のまなざし」まで、河村隆一が示す太宰治的世界観を語る! ※雑談形式なので敬意と愛情をもって敬称なしで話をしています (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら コンセプトアルバム『人間失格』を総括!~めぐり合わせ!素の河村隆一がここに…!【名盤ラジオ #70-3】 https://youtu.be/oobfInEX_mI ※前回まではこちら 北側を解禁!河村隆一『人間失格』特集~LUNA SEA終幕後のソロ活動を振り返る【名盤ラジオ #70-4】 https://youtu.be/FDfY6dAROqs ※河村隆一『Love』特集 なぜ河村隆一はあれほど売れたのか?LUNA SEAファンが語る『Love』特集!【名盤ラジオ #42-1】 https://youtu.be/_iVKRsFN3So 名曲「I love you」がこの胸を焦がしてゆく…続・「河村隆一」論!ヤバさと“普通”が同居する男!【名盤ラジオ #42-2】 https://youtu.be/atCmQN2CVnw 「音楽って何だろう」河村隆一の恐ろしさとは?~『Love』前半曲の楽しみ方を語る!【名盤ラジオ #42-3】 https://youtu.be/YZ2V__R-p0I 安直で何が悪い!河村隆一の魅力はそこにある~名曲登場「Glass」「Love is...」!~『Love』後半曲を語る【名盤ラジオ #42-4】 https://youtu.be/i6-D_VHVs0s 結局、河村隆一が最強~もしも自分が1998年のRYUICHIだったら?『Love』総括回!【名盤ラジオ #42-5】 https://youtu.be/0jkFrUw1c28 ※LUNA SEA 結成35周年ツアーライブ感想回 LUNA SEA 35周年ツアー-EPISODE 1-「BRAND NEW CHAOS」ライブ感想①~今やってこそ輝く『LUNACY』期の曲たち!【名盤ラジオ 番外編#47-1】 https://youtu.be/FKFHSGpZPBk LIVE後半戦&東京ドーム公演の“覚悟”とは?~LUNA SEA 35周年ツアー-EPISODE 1-「BRAND NEW CHAOS」ライブ感想②【名盤ラジオ 番外編#47-2】 https://youtu.be/gykInyWgS8E 「IMAGE or REAL」ライブ感想①~LUNA SEA 35周年ツアー EPISODE 2 東京ガーデンシアター公演の最速振り返り!【名盤ラジオ 番外編#52-1】 https://youtu.be/TafjOOEHhbc LIVE後半振り返り!そして感じた東京ドームへの覚悟…「IMAGE or REAL」ライブ感想②~LUNA SEA 35周年ツアー EPISODE 2【名盤ラジオ 番外編#52-2】 https://youtu.be/5hKCKAh7nts 「SEARCH FOR MY EDEN」ライブ感想①良席&レア曲セットリストに大興奮!~LUNA SEA 35周年ツアー EPISODE 2【名盤ラジオ 番外編#53-1】 https://youtu.be/jKrZn7v9eV0 ついに聴けたあの曲!生き様を見せ続けてくれてありがとう!「SEARCH FOR MY EDEN」ライブ感想②~LUNA SEA 35周年ツアー EPISODE 2【名盤ラジオ 番外編#53-2】 https://youtu.be/HExlCXd_ARI 前から○列目で貴重体験!LUNA SEA 35周年ツアー EPISODE 3「SHINING BRIGHTLY」ライブ感想【名盤ラジオ 番外編#58】 https://youtu.be/8vfBZhnpiSw 名盤ラジオ「洋楽館」オープン!チャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/@UCZ6QJk7faesblHPfTO9vcXw -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nineinch7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- ※過去のLUNA SEA特集↓ ■『LUNACY』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmfLxph5sMjwDvWHVx9SJjX ■『SHINE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmbhkgDfq7_46sJ51QFOTk8 ■『MOTHER』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmkcjCgEy4pedg_1PTxQ12X ■『STYLE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnm7MU7EBKUm6YurNRWHRPO ■『LUNA SEA』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlvT1hJPRdukHkodw9zBLaL ■『THE ONE』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnp6nx0Dom5NXIFM21C5nLa ■『A WILL』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnvyCVyQrxKKMG1mTolxP-B ■『SINGLES(Disc2) 』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlN33oEQMtxhFsbuUJhLQI_ ■『PYROMANIA』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnqi1DkIQEJC8tbDlMHByC2 ■『TRUTH?』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmY09xOEyi4dS-Hti0coLUV ■『LOVE』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlZpKYTS7iHpY5bZVbiXgbc ■『MOTHER(2023年)』特集 https://youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnkXm6qJPLKboXXnsgesCySK ■『STYLE(再録版)』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnnMUOUeGeXf8lEFrdcK8FfU 『人間失格』/河村隆一 1. So Deep 2. かけがえのない人 3. 愛欲のまなざし 4. 古の炎 5. liar's hymn 6. うたかた 7. Stop the time forever 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/4dTn7p6 ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/12zLKwLbgbl87th5C6aByN?si=h3h6weMERjKYCqm1yfbKEA ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/ningen-shikkaku/156881042 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、河村隆一の人間失格特集やっております。
たくやです。よろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは、エルソーです。
こんばんは、ひでき人間です。よろしくお願いします。
今回は、河村隆一の2002年に出ている、
人間失格というアルバム、
太宰治テーマ、コンセプトのアルバムですね。
お取り上げてますが、
前回いろいろね、河村隆一ソロの、
特にその終幕後のソロ、2001年のところと、
その後2002年、この人間失格に至った部分、話してきましたが、
今回からは、この人間失格、全7曲、曲を見ていこうという感じです。
で、1曲目ですが、1曲目が、So Deep。
So Deep。
1曲目は、
これは結構バンドっぽいサウンドじゃないですか、割と。
そうですよね。
多分、その河村隆一のこれまでのソロ、
1997年のやつ含めて、
2001年のやつも含めて、
多分ここで割とそういうの解禁してきたなっていう印象はあったと思います。
なるほど。解禁してきた感があるというところですか。
その解禁っていうのは本当、
あえて言ってる表現ですけど、
いわゆる濡らし的な部分は多分封印してたと思うので、
それをソロの隆一、河村隆一としても、ここでも出してると。
それは多分、らがいおさむっていうコンセプトに、
そういう世界観があってるっていうのがまず一つと、
あとは、その前の年の2001年のソロで、
シングルも5枚出して、アルバムも出してっていうところで、
テレビにもいっぱい出て、キャラクターもぶっ壊して、
っていう活動をもうやりきったっていうのがあるんで、
であるならば、そういう面を出してもいいだろうっていうタイミングだったんだろうなっていう。
03:06
ちょうどだからそこが合致したというか。
っていうので、これが、この曲ができてるのかなっていう気がしますね。
それを一発目に持ってきてるっていうところもね。
これすごい隆一の覚悟を感じるというか。
人間失格という作品に対する隆一の覚悟。
すごいいいですよね、この曲。
この曲は個人的にはめちゃくちゃ好きですね。
いいよね。
割とこの曲でやられたというか、
リアルタイムでね、聴いてて。
これはかなりグッときて、
割と本当に見直したというか。
やっぱ隆一って、ちゃんと隆一なんだなみたいなね。
変な言い方だけど。
当時の感情からすると本当にそんな感じですよ。
この曲は、バンドメンバーっていうか、
ソロの一緒にやってるメンバーってどんな人たちなんですかね。
そこの情報が自分は全然なくて。
この時ってどうなんだろう。
このドラムとか誰叩いてんだろうなとかちょっと気になって、
検索とかしてみたけどちょっとわかんなかったなって。
確かに。
これのメンバーってあんまわかんないな。
その後のやつだと、この曲はあの人がギター弾いてんだとか、
ドラムはこの人が叩いてんだみたいな情報があったりするんだけど、
割とあんまこのやつは。
深夜が叩いてたりとかってあるのかな隆一のソロで。
それはないの?
その後はあるけど、この時はないね。
それがあったらもっとちゃんと話題になってるはずだから。
まあそうだよね確かに。
この曲はドラムすごい激しくてかっこよくて。
好き方だよね。
この曲はやっぱりアレンジすごい良いですよね本当に。
良いですね。
荒々しいドラムとストリングスの感じとのそこが。
06:05
ドラムは本当に良い意味で荒々しいよね。
そうそう。すごい生々しいドラムを。
ドラムだし結構激しく叩いてるなっていう。
その辺本当に意図的だよね。
意図的な感じはする。
それがすごい綺麗な曲なんだけど、荒く。
ドラムで荒くすることで。
ギターとかはアルペジオとか綺麗なサウンドだし、ストリングスも入ってるしみたいな。
前編でだいぶストリングスっていうかバイオリン的なやつが。
出だしのイントロからもそうだけど。
あれがまたすごい良い味出してるっていうか。
知りやすさを。
サウンドが人間っぽいっていう感じですね。
ソロながらもバンドサウンドなんですよね、これって。
そこがやっぱりルナシーから入ってる自分としてはすごい馴染みやすいし。
それを河村隆一ソロでこういうサウンドをやってくれるんだっていうところでグッときちゃうというか。
やっぱりバンドサウンド恋しいでしょというか。
いいでしょというか。
それをソロでやってくれてるって嬉しいなって思います。
やっぱりスッと入ってきましたよね、聴いた時に。
一聴してスッと入ってきたよね。
スッと入ってきますよね。
分かる分かる。スッて入ってくるってめちゃくちゃいい表現だね。
だよね。
そう、それ。スッて入ってきた。
このアルバム、そうなんだよね。
なんか普通に結構長らく聴いてきたアルバムみたいな感じで聴いたっていうのはその辺はありました。
1曲目でこれだとめちゃくちゃなんか本当、あ、これはいいやつだみたいな。
馴染む、馴染むぞ。
馴染む。
馴染む、それね、それまさにそうだよね。
馴染む、馴染むぞ。
リオなんだよね。
リオの。
それがなんかこの1発目であるから、
なるほどと、このアルバムちょっとグッと引き込まれるっていうのはありますよね。
ありますね。
山村隆一ソロだけどバンドサウンドというか、
09:00
ルナシーを捨てきれてないよねっていうか、
やっぱルナシーは愛おしい存在だったでしょって、隆一みたいな。
っていうのがソロでもちゃんとここで見えるから、
馴染むぞってなるんですよね。
我々はね、ルナシーから入ってる人間としてはやっぱ馴染むんですよ。
我々はやっぱりジョナさんじゃなくてリオ側の。
リオ側。
リオ側として。
リオ目線で見ちゃうから。
リオ目線なんですけど。
山村隆一のそのソロから入った人からするとちょっとヘビーというかハードなサウンドかもしれないけど、
それが隆一の本質だなと思うし。
そうですね。
でも河村隆一ってバンドマンなんだよっていうさ、
そこは分かってよというか、ソロから入った人にも分かってよ。
これが河村隆一ですよっていうのは思いますよね。
それ結構思うんですよね。
やっぱ97年のソロとか、その辺だけを聴いてると、
なんかこの人ロックそんな好きじゃないんじゃないのみたいな。
ルナシー実はやってて窮屈だったんじゃないのとか、
ストレスだったんじゃないのみたいなのって、あれだけ聞くと思えるというか。
あれだけですよね。
あれだけ97年のが本当にやりたいことだったんだとしたら。
だけど、あれはやっぱり前回でも言ってたけど、
反動というか、あえて違うものをやらないといけないみたいなところから来てるのも少なからずあるんで。
ちゃんとやっぱり河村隆一含めて隆一ってすごいロックなんだよっていう。
根っこにちゃんとあるのはロックなんだよっていうのはすごい思うんですよね。
そうですね。
そういうのはやっぱその後のソロを聴いててもやっぱ思うところではあるんで。
ちゃんと出てるし。
なので、やっぱロックの人だよっていうのは。
もちろんアルファベットの隆一もそうだし、河村隆一としてもそうっていう本質は。
っていうのはね、やっぱ思いますね。
それがだからこの曲には結構そういうロック的な要素が割と表に出てる。
発揮された曲だなっていう感じですよね。
そうですね。
あとこの曲でちょっとあーと思ったのがなんか結構歌詞っていうかメロディーっていうか歌い方ですごい繰り返すなって。
12:18
繋がれて繋がれてって。
出たーと思って、隆一っぽいと思って。
そうだね。
隆一すごい、同じフレーズを2回とか繰り返す、すごいやりますよね。
それめっちゃ出てるなと思って、隆一節。
それをすごい感じるっていうのが。
それをね、よくぞ触れてくれたって思いますね。
まじでひできくんはそこを言うと思ってた。
いやーだってこれ、この曲すごいそうじゃん。
繋がれて繋がれて。
狂おしい狂おしいとか揺れて揺れて。
切なすぎる切なすぎる。
これですよ、隆一節。
なんか隆一それ好きなのかな、癖なのかちょっと。
あると思うよね、やっぱそういうの。
なんかそこちょっと結構特徴の一つなんじゃないかなってこれ聞いて改めて思いましたね。
印象的な言葉を繰り返す。
リフレイン。
そう、さらに印象的。
遠藤さんどうですか、その辺のリフレインの。
やっぱ音楽ってリフレインですよねっていう。
繰り返すからこそ。
そういうリフレインを繰り返すのがポピュラリティであるというか。
隆一はそこら辺を本能的に対得してますよねって感じますよね。
分かりやすさですよ、やっぱそこは。
ロック的にマニアックな人間だとリフレインを避けるんですけど。
そうっすね。
避けたくなるんですけど。
全部違うパターンでいきたいぐらいなパターンもありますからね。
そこをちゃんと同じフレーズでリフレインするっていうのが分かりやすさなんだよなっていう。
そこをちゃんと隆一はチョイスしてるっていう。
15:03
生来の分かりやすさを持ってるシンガーですよねっていう。
あともう一点ちょっと歌の部分で思ったのは、
フレーズの区切り方がすごい独特だなって思ったのが、
Bメロぐらいのところで、
僕を恐れてるゴマーって言うじゃないですか。
ゴマー。
ゴマーで伸ばすところで。
僕を恐れてるゴマーって。
足切れないライって。
すごい切り方独特だなと思って。
そこでそう伸ばす感じが。
この辺なんかすごいなって。
確かに。2回目はまだ自然だけどね。
ゴマーって言ってるよ。
ちゃんとマダーって区切ってるから。
2回目はね。
2回目はちゃんとそこはマダーは言うけど、ゴマーはちょっと。
あんま気にならなかったけどな。
そこめっちゃ気になったんだよ。
この後気になるようになっちゃうな。
これは。
ゴマーってひでっくん言ってたなって。
ちょっと悪い悪いそれは。
くらい。
ごまかしきれないくらい。
なぜそこで切ったっていうところはね。
あるんだけど。
いやー。
ごまかしきれないくらい僕を恐れてるんですよ。君は。
ごまかしきれないくらい僕を恐れてる。
じゃあそりゃ。
君の心は深く悲鳴上げてるか。
冷静に考えるとなかなか、なかなかの歌詞ですね。
責めてる歌詞ですね。
まあでもこれは結構その、なんていうのかな。
恋しつ?
この時の。
これはこの曲に限らずこのアルバム通してっていう感じですけど。
なんか独断その声がその低さをすごい出してるとかっていう感じでもなくて。
結構声だけ聞くと高くて甘い要素も強いと思うんですけど。
18:06
だけどなんかすごい冷たさとか鋭さみたいなものが出てて。
なんかそこが結構刺さるというか。
なるほど。
明確な違いはよくわかんないんですけど、その辺は2001年の深愛いとはやっぱ違う面が出てるなっていうのは思うんですよね。
そこは多分その世界観によってちゃんと出してるんだと思うんですけど、そういうところを使い分けてるというか。
そこがまただから、なんかしっくりくるというか馴染む要素が。
声質の部分。本当に程よいというかちょうどいい。好きだなって思える感じだなって僕は思いますね。
すごくちょうどいい。カムラリーチの良さが出てて、冷たさ鋭さみたいな部分もしっかり出てる声だなっていう見たい方ですね。
持ち味もすごい出てると思うしやっぱ。
この曲はシューシー鳴ってるバイオリンがすごい良いんですよね。
いい味出してるね。めちゃくちゃ。
サビの裏とかでもメロディ鳴らしてるじゃないですか。
あの辺がやっぱいいですよね。
いやー、わかるわかる。
めっちゃキュンとくるっていうか。
ああいう感じで入れてくるバイオリン。
いいよね。なんかその主旋律の歌とは全然違うところで歌ってる感じのバイオリン。
さよならシェルター的な感じの。
そうですね。
バイオリンっていいですね。なんかストリングスでもバイオリンなのかな。そこもちょっと違ったら恥ずかしいけど。
たぶんバイオリンだと違いますよ。チェロですよみたいな。
バイオリンだと思うけどね。
だと思うけど。
ストリングスね。
なんだろうな、単体で入ってくるバイオリンが結構いいっていうか。
そうだね、そうだね。
わかるわかる。
わかるでしょ。
21:00
わかる、めっちゃわかる。
単体のバイオリンいいよね。
いい。
これこのアウトロのバイオリンとかもめっちゃいいもん。
そうだね。結構最後の方はなかなか感情が入ってくるバイオリンっていうか。
そうそうそうそう。
最後がね、またいいんだよね。この歌もさ。
宇宙で駆け抜けてったーって。
この最後のこの、たーって。
それであのバイオリンのね、なんか。
いいね。
うお、めっちゃ主張してくるやんって言ってすぐ終わるっていうね。
あらかのなんか単品のバイオリンいいな。
ソロのね。
ね、ソロの。
なんか多重的な感じじゃないバイオリン。
そうそうそうそう。
ここが壮大なオーケストラっぽいあれになってるとかちょっとまた違ってる。
そうだよね。これがだから結構その、この惰罪的な時代を表せてる世界観な気はするよね。
はいはいはいはい。ゴージャスじゃないなんかもうこう。
そう、この単体的なバイオリン。
それが割とこの白黒な感じの世界観。
それをなんか思い起こさせますよね。
な気はする。
これなんかジャケットもなんか、これがジャケットなのかみたいな感じあるしね。
なんかお金足りなくてちょっと半分になっちゃったみたいな感じの。
これの方がお金かかりそうだけどね。
イレギュラーなことしないでくださいよっていう。
そう、イレギュラー。
これもなかなか見ない形だけどその半分の。
かっこいいですね。
これはちょっと自分は実物を見てない、見たことないからわかんないけど、
そういう半分だけ紙が入ってるっていう。
そうですね、実物あるけど。
なるほどね。
剥き出しのディスクを見せちゃうわけですね。
剥き出しですね。ほんと真っ黒。真っ黒なディスク。
何も書いてない。
24:01
それすごい。
ディスクには何も書いてないね。
だいたい型番とかそういうのが書いてある。
なんか数字とか。
何かしらなものがありそうだけど何も書いてないね。
これ箱から出したらちょっとわかんなくなっちゃうよ。
そうだね、これ。
ちょっとなんかポイッとして。
ちょっとポイッとしようものなら。
しようものなら。
だから結構ほんと世界観がね。
結構その辺も含めてこだわり抜いてる感じはありますね。
ほんとこのモノクロームな世界観だよね。
結構サウンドとマッチしてますね。
それはほんとそうだよね。
コンセプチャルっていうかそういう意味では。
1曲目がね、ソーディープ。
で、2曲目がかけがえのない人。
これはまたピアノ。
ピアノのね、優しい歌ですね。
このピアノもまたなんかすごい古めかしいピアノ。
なんかその音が。
なんかピアノの和音の感じが結構独特な感じだなと思って。
なんかちょっと和風っていうか京都っぽい感じっていうか。
京都っぽくないですか。
京都。
京都行こうみたいな感じにならないですか。
ちょっとこの。
京都っぽい。
なんかわかんないですけど、この和音って京都、京都なんか。
和風、和風だったよね多分。
和風、和風。
京都じゃなくてもいいのかもしれないですけどね。
和風といえば京都みたいな。
山岳的だな君は。
古い都。
古い都といえば京都。
古い都、こと、ことといえば京都。
いやでもめちゃくちゃわかる。京都っぽいよね。
多いですね。あの和音が、あの感じ。
そのねやっぱり空気感を感じますよ。
なんかちょっと映像浮かぶもんね。そういう古い家に住んでる感じの。
うんうん。京都の映像浮かぶね。
京都の。そうそう。そこが京都なんだろうな。
まあなんか歌詞に同化しを演じてとか出てくるわけ。
あーそうだね。
まあ結構その辺は。
27:05
中身的には。
これはまあもうそういう世界観でね。ほんとダザイ的な。
ダザイのあれなんだなっていう感じはありましたね。
なんかすごい優しい曲っぽいんだけどなんかそういう歌詞だからなんかなかなか実は。
切ないっていうかね。切ないっていうかちょっと。
まあ狂おしいよね。
これもストリングスは結構ねなかなか。
そうだねこの。やっぱ存在感大きいよねストリングス。
ありますね。
最初はピアノで始まりつつだけど最終的にはやっぱストリングス。
そうですね。
結構やっぱ生音ですよね全般的には。
それはやっぱそうだね。
あんまりデジタル感はないっていうか。
デジタル感はやっぱ出せないよね世界観的に。時代観的に。
人間失格って言われてめっちゃデジタルサウンド。
エキセントリックな。
いまいさしとかまでやりそうだけどね。
確かに。人間失格ってタイトルでめちゃくちゃデジタルサウンド。
やりそう。
この件はだいぶフィジカルな。
忠実な感じかなとは思いますけど世界観としては。
そうですね。
この辺はでもやっぱ歌詞的な部分は河村隆一がダザイ・オサムに触れて感じたものを結構出してるんだろうなっていうところはあったりしますけど。
そうですね。
その辺についてはえぐぬぞうさん的にはどうですか?ダザイに。
ダザイ側から見てっていうところをあえて。
えー?
なんかこの詩に感じるところは。
この詩に感じるところですか?
まあなんだろうな。パブリックイメージ的な人間失格というかダザイ・オサム的な表現にはのっとってるな。
30:01
という感じかな。でもそれよりなんか一歩踏み込んでもっと深いところには行ってないよなって僕的には思っちゃう。
なるほどなるほど。
そこがやっぱり隆一の良さだと思うんだよね。
一番わかりやすいとこつくのが隆一じゃないかなと。
はいはいはい。
うんうんうん。
って思いますね僕的には。
そこの入り口的なところであえて留めてるっていうか、まああえてなのかはちょっとわからないけど。
結局でもそこがポピュラリティなわけだからそこは外さないよっていうことですよね。
そこは外してないし、だからこそ数多くの人がハマる表現をやってるんじゃないかなと思いますね。
そこはでもいろんなものはそういうことかなとは思いますけどね。
ガチ。本当のガチの人からするとそこはまあ表面的だねっていうのが思うというか。
割といろんなものをコンセプトにしてやってる。
そういう作品があったとして。
まあそういうものかなとは思いますけどね。
だからこそルナシーがあれだけ成功したんですよ。
あんまりそのねボーカルフロントマンがその深いドロドロしたものを汲み取ってしまうと聞いてる側にとっては苦しくなっちゃうんですよ。
そこちょうどいい具合にリュウイチって露化するフィルターなんだよなって思うんですよね。
ボーカルがそれをやるからルナシーっていうあんなマニアックなバンドがちゃんと売れたし。
でやっぱりリュウイチのソロも記録的に売れたしっていう。
リュウイチはそこがねすげー上手いんですよ。
ガチガチのダザイフリーク、人間失格フリークからするとわりと表面的なとこじゃねえかって思っちゃったりするんですけど。
そこをちゃんと救って表現するっていう。
それがリュウイチの個性だと思うし、やっぱり売れた理由だと思うんですよね。
そこは外せない要素ではありますからね。
商品としてやってる中で。
33:00
どこまで計算してるのかちょっとわかんない部分ではありますけど、そこはいいバランスになってるんだろうなっていう結果的に気はしますけどね。
で、次が3曲目。
愛欲のまなざし。
これは結構ピアノ、バラード的な感じですね。
そうですね。
これもわりと深いところにさらにいってるなみたいな。
アルバムの流れ的には。
そうですね。
もう30秒くらいよくわかんない音で待たされるっていうね。
この辺がもうアルバムの世界観じゃないですか。やっぱりシンクル的じゃないというか。
これは確かに。
30秒くらい待たされる。
アルバムの中の世界観に入り込んでるなっていう。
いいぞいいぞっていう感じですよね。
いいよね。やっぱこういうのはいいですよ。
こういうのもっと欲しいっていう。
30秒くらいこの。
いやでもこれね、個人的にすげえなって思うな。愛欲のまなざしっていうタイトル。
やっぱ太宰治って愛欲の人だよねっていうのをちゃんと捉えてるっていうのは、やっぱりういちすげえなというか。
なかなか言ってもやっぱ愛欲なんですよ。肉欲なんですよっていう。
すごい文学的に太宰治にしても人間失格にしても文学的にすごい崇高なものに捉えられがちなんだけど。
いやそんな大したもんじゃねえよなっていうか。
愛欲であり肉欲なんだよね。そこに溺れたんですよ。太宰治って。
だからこそ破滅したんですよあの人って。それをりゅういちってちゃんとわかってるんじゃねえかと。
愛欲のまなざしっていうタイトルでこの楽曲を表現したならば、りゅういちそこわかってるんだっていう。
これがなんかアーティストとしての本能だと思うし、そこわかって表現してるんだなっていうのがりゅういちのすごさだなと思いますね。
愛欲のまなざしですもんね。
36:02
やっぱり芸術作品としてすごい崇高なものになってしまいがちなんですけど、音楽にしても文学にしても。
でも根っこにあるのはそんな大したものじゃねえよなというか、人間としての根源的な欲求というかね。
それが音楽にしても文学にしてもスキルによって芸術作品に昇華されることの尊さに感動するんですけど、
でも根っこにはそんな大したものじゃねえよなって。そこをりゅういちはちゃんと表現してるんじゃないかなって思う。
愛欲のまなざしって。
ちゃんと入れてきてる。
愛欲ですよ、もう全ては。愛欲ですよ。
このタイトルのこの曲がないとちょっとやっぱり人間失格っていうこのコンセプトアルバム、ちゃんとしっくりこないっていうのは確かにありますよね。
太宰治の人間失格を表現する上では、そういう愛欲とか肉欲とかすげえ原初的な欲求というか、ある意味くだらないものを表現しないと成り立たないと思うんですよね。
そこをりゅういちはちゃんとわかってんじゃないかなっていうのは。
ちゃんと入れてきてる。
ちょっとなんか聞いて、音を聞いて思いましたね。
ちなみに河村玲一はこの時のインタビューとかで言ってるんですけど、太宰治の人間失格っていう作品は10代の時に初めて読んでるらしいんですけど、
最初はその頃はすごくめめしくて嫌いだったらしいんですよね。
それすげえわかるよ。やっぱりりゅういちって結構強いんですよ、あの人って。
その人からすると、ダサい治の表現ってめめしくてくだらねえものに見えるんじゃないかなっていうのはすごい思うね。
10代の頃はそうだったんだけど、でもこの時は30過ぎの31、2ですね。
読み返すと、かなりわかる部分が多いと。
失格は失格なんだけど、友達でいてもわかってあげたくなる失格感だなみたいな。
39:06
っていう感じらしいですね。
失格、失格感ね。
この太宰の失格感は友達になってあげれそうだなっていう。
理解できるようになってきたってことですね。
確かにこれ10代で読むのと全然そこは違うだろうなってなりますよね。
それもね、わかりますよね、やっぱり読んでて。
はっきり言っちゃうと河村隆一のメンタリティと太宰治のメンタリティってさほど合わないでしょうって思うんですよ。
僕個人で言うと太宰治にめちゃくちゃ共感するというか、そっちにシンクロするんですよね。
河村隆一的な表現には僕はちょっとわかんないんですよ。
このアルバムもね、わかんないもん、はっきり言うと。
そこのなんかね、隆一がその太宰をわかろうとした表現なのかなというか。
本本的には隆一と太宰治って相入れないものがあると思うんですよ。
その隆一が太宰治に寄り添って、あの人のメンタリティをわかろうとしたっていう表現に僕は惹かれるみたいな。
太宰治ってめちゃくちゃめめめしいし、あいつ情けねぇ男なんだよね。
隆一ってね、そこまで情けなくないと思うんですよ、あの人。
結構すごい強いんだよ、あの人って。隆一はね。
強いと思いますね。
結構相反してるんじゃないかなと思うんですけど。
その隆一があのめめしいね、くだらねぇ太宰治のメンタリティをわかろうとしたみたいな。
そこになんか尊さを感じるというか。
そこをわかりたいと思ったんだよね、隆一っていうのは。
このアルバムを聴いてて感じた部分かなと思いますね。
そうですね。それはでも多分本当にそうなんじゃないかなって気はしますけどね。
さっきの、これは僕はちょっとインタビューを見てるぐらいですけど、
ダザイを今読んでも、友達でいてもわかってあげたくなる失格感みたいな感じの表現をしてるわけなんですけど、
42:04
それも自分として捉えてないですからね、あくまでも。
そうそうそうそう。
友達としてって言ってるから結局、自分の中でわかる。
大惨殺を。
そうそうそうそう。
確かに。
それはすごい感じますね。
隆一ってダザイオサムのメンタリティはわかんないと思うんですよ、あの人。強いから。
ダザイってクソ弱いんですよ、あの人。
そのクソ弱さをわかってあげたいと思った隆一の尊さがここで表現されてるんじゃないかなっていうのはすごい思うんですよね。
これだからこのアルバム自体が、それを受けて自分の中から出てきたものを表現したっていうことだと思うんですよね、あくまで。
なのでダザイオサムをそのまま表現しましたっていうことではないっていうアルバムの中で出されてるものは。
ダザイオサムの世界観に触発されて出てきた河村隆一のアウトプットっていう意味合いだと思うんですよね。
なのでここなかなか面白いですよね、ダザイオサムと河村隆一っていうところ。本当は相入れないものだなって思います。
相入れないと思うんだけどでもそこを理解したいというか。
そういう要素は多分隆一の中にもあるんですよね。だからこそ理解したいと思っただろうし、それを表現したいと思ったんだと思うんですけどね。
そうですね。役を演じる上で多分相当理解しようとしたプロセスがあって、そこで本当に色々触発されて出てきたものがあったんだと思うんですよね。
やっぱりアルバムコンセプトもタイトルもそういうアルバムを作っちゃうぐらい。
だからこそこのアルバムは面白いというか、河村隆一が河村隆一を演じてるわけではないっていうか。
ハンルなし的なものでいないといけない河村隆一っていうものから、そうである必要がなくなってる状態っていうか。
そういうコンセプトが持ち出されたことによってそうなってるっていう感じだと思いますけど。
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たまたまタイミングというか流れというかでそういう感じになったのか。
タイミングは本当そうですね。この映画の話がなければあんまなかっただろうから。これ自体は。
しかもソロ活動を再開してすぐの時にかといってこういうのができたかっていうわけでもないしね。
ちょうどその辺がちょうどマッチしたっていうところですよね。
そうですね。これはでも本当曲としてすごい良い曲だなっていうのは思いますね。
はい。じゃあ今回は3曲目、愛欲の眼差しまで語りましたので、また続きは次回やっていければと思います。ではでは。
はい。ありがとうございました。
次回へ続きます。
46:23

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