いろいろ。
今ね、何歳なんだっていうことですよ。
あの頃の話を。
あの頃のね。
わしらー。
急にわしらー。
1969年10月10日リリースみたいですけどね。
69年ですよ。
69年ですね。
69年何してたんですか秀木くんは。
宇宙の塵だったんじゃないですか。
99年だもんな。
69年ってすごいですよね。何でしょうね。
杉蔵が生まれた年ですよ。
そうなんだ。
まじで。
杉蔵はこの1969って数字が気に入ってるって言ってましたもん自分で。
9と6と9がまぐわり合ってる感じが。
ロックの年だって言って。
ロックの年か。
ロックね。なるほど。
いやでも本当そういう年ですからね。
だから本当あの世代からさらに一回り古い年ってことですよね。
そうですね。
我々が見てた、アーティストが見てたアーティストですよね。
そうなりますよね。
よりもっと古いと言ってもいいのかなぐらいですよね。
ちょっと古いぐらいか。
その人たちも別にリアルタイムで見れてないですもんね。生まれたぐらいってことは。
ああそこだよね。
そうだ確かに確かに。
だからそうか。
その親が観てたぐらいの世代ですよね。
杉蔵のお父さんお母さんあたりが好きだったと言ってもおかしくないぐらいですよね。
杉蔵で例えるっていう。
杉蔵基準で。
杉蔵のお父さんお母さんがたは好きかもしんないですね。音楽家族なんであれば。
いやあれはだって。
もうちょっとクラシックなものか。
公共楽団の。
クラシックなものか。
ロックなんかクソだって言うでしょ。
禁止されてる方ですね。
僕らからするとすごい時代のバンドアルバムですけど。
キングクリムゾン今回やるっていうところで、キングクリムゾンどれくらい聴いてます?みたいなところから話していければって感じですけど。
秀樹君はどうですかキングクリムゾンは。
こうやってね特集というかね、名番を語ると言っておきながらキングクリムゾンに関して言うと。
君はジョジョの方が馴染みが深くて。
確かに。
結果だけが残るっていう方のキングクリムゾンなんじゃない?
時間を吹き飛ばしますから。
ちょっと先を見ちゃうとエピタ風。
本当にキングクリムゾンって言うと確かにそっちになっちゃうぐらいな感じですよ。
一応ね有名曲とか聴いてますけど。
正直ねキングクリムゾンちょっと複雑じゃないですか。
存在自体がめちゃくちゃ曲の複雑。
曲の複雑性はもちろんログレッシブ、ロックといえばもうクリムゾンって感じですけど。
てかもうバンドの構成とか編成とかも、それ自体がログレッシブじゃないですか。
歴史が長いからね。
バンドの編成。
だって一気に言えば50年とかやってんだよ。
そうですよね。
バンドの編成自体がプログレッシブってもうすごくないですか本当に。
プログレッシブヒストリーだよね。
本当にどんだけ複雑な。
だから正直ねこの全貌を理解するにはなかなか至れてないですね。
有名どころのアルバムをやっぱりいくつか。
レッドトコが太陽と旋律でしたっけ。
あの辺のやつとかは結構これなんですけど。
ぐらいな感じなんですけど今回まぁね。
これやるんだからやっぱりちょっと久しぶりにこのアルバムも聞こえまくって。
ここ最近過ごしてます。
宮殿を。
宮殿をもうひたすら聴いてましたね。
そんな感じですね。
なるほど。
僕も似たような感じですけど。
僕は結構2000年代の半ばあたり。
自分の20代中盤あたりに結構そのビートルズを中心にすごい60年代近辺の割とそのロッククラシックというか。
その辺にはまった時期があって。
その頃にやっぱり行き着くというか。
聴いてましたね。
この宮殿から入ってその後のアルバムも。
最初はやっぱり。
ちゃんとなんか。
そうなんだそうなんだ。
ちゃんと当時レンタルして。
レンタル。
聴いてましたね。太陽と旋律、レッド。
ただ聴いてはいたけどやっぱ情報的にそんなに詳しくないというか。
なのでやっぱりプレイ、再生はしてたけど。
なんか曲としてこの曲はこうで、なんかこの曲はこうでみたいな。
そういう理解をそんなにしてないっていうか。
有名な曲はもちろんなんか曲として認識はしてるけど。
ただすごいなんかバンドとして肌が合うなみたいな感じは。
っていう感じですね。
なるほどね。
なんで、まあやっぱ代表的なのはそれなりに聴いてたけど、情報としてはそんなに詳しくないみたいなところですね。
まあね、うちら世代がそんな詳しいわけないもん。
ありますよね。リアルタイムじゃないし。
ビムゾン専門家みたいな感じだったら結構ビビりますよね。
ビムゾンがめちゃくちゃ知ってますよって。
え、なんでってなるじゃないですか。逆に。
そこは本当にもう能動的にめちゃくちゃ研究してたらそうなるかなぐらいな感じですよね。
自然とはやっぱ。
自然とは入ってこないですからね。
同世代で全てのアルバムを聴き尽くしてますみたいな人なかなかいないんじゃないかなって気がするんですよね。
強者ですよね。
でもいるのかな、やっぱりそういう人も。
全てのアルバムを聴き尽くして。
ビムゾンさんはその辺でいくとどこまで見尽くしてますか?
一通りは聴いてると思うんですけどね。聴き尽くしてますとかと言われたら。
しゃぶり尽くしてまでは。
クリムゾンとかはどこからどう手をつけていいか正直わからなかったっていうのがありますね。
いっぱいあるもんね、アルバムとしても。
とりあえずやっぱり何にも知らない状態だとやっぱりこの顔のジャケットが有名だから、
これは聴こうって思って聴くなっていうところがあるんですけど。
道標みたいなものがないとどうしていいかわかんないっていうところもありますよね。
なんか存在としてよくわかんないじゃないですか。
そうなんですよ。
どういう人たちなの?みたいなのもよくわかんないし。
メンバーもね、そもそもだってどんどん変わってるし。
一つとして同じメンバーで撮ったアルバムがないバンドですからね。
すごいですね。
なんじゃそりゃってなるじゃないですか。
普通バンドって同じ人たちでやるもんじゃないのって思ってるこっちからすると、
ロバート・フリップ以外のメンバーは全部変わってますよって言われたら、
それなんじゃいとなる。なんだそれってなっちゃうからね。
ある意味ナインチネイルズみたいな感じっていうか。
ある意味そうですかね。
結果的にというか、そういうことですよね。
ロバート・フリッププロジェクトみたいな。
結果的にね。
本人たちのそういう認識ではないとは思うけど。
本人たちとしてはもうバンドとしてなんだろうけど。
基本的にはそうですね、ロバート・フリップ音帯の。
この人だけがずっといるっていう。
そうっすよね。
この人のバンドって感じですよね。
レヌゾーさん的なキングクリムゾンの好き度というか、その辺はどうですか。
好き度。好き度ね。
好き具合はどれくらいのところに位置してるんですか。
プログレーシブロック自体はわりと好きなので。
ジャンルというか。
そうですよね。
好き度、でもなんか好き度。
なんかあれっすよね、あんまり感情比率を許さないバンドっていうか。
なるほど。
確かになんかそうですね。
その一番有名なクリムゾンキングの宮殿っていうこのアルバムはすごく、
表情的だったりエモーショナルだったりして、やっぱり聴きやすいし入り込みやすいんですけど、
キングクリムゾンっていうバンドを全体で見ると、
なんかすげえ無機質な感じがするというか、
だからなんか入っていきづらいなみたいな。
感情移入しづらいなっていうのはすごいありますよね。
それがすごい個性になってるから、このロックの歴史の中で圧倒的な個性を築いてるんですけど、
でもなんかわかんねえよなっていう。
やたら難解なバンドですよね、これは本当に。
そうですね。
敷居が高いというかなんか取っ付きづらいというか。
取っ付きづらいと思いますよ。
だからやっぱりロックに興味を持って、その源流をね、
源流に触ろうじゃないかと、黎明期のそういうバンドに触れようと思った時に、
いろいろあると思うんですけど、ビートルズとかレッドゼッペリンとかピンクフロイドとか、
その頃にすごい流星を誇ったバンドを聞いていくんだけど、やっぱりキングクリムゾンは一番わかりにくいですよね。
なんじゃろこれみんな。
そうですね。
プログレッシブロックって言いますけど、
プログレッシブロックの中で有名なバンドの中でもやっぱりわかりづらいじゃないですか。
なんだろうこれみたいな。
何やってんだろうっていうのがよくわかんないですよね。
そもそも何をやりたいんだろうっていうのがよくわかんないというか。
なんかどっから来てるのかわかんないんですよね、キングクリムゾンって。
なんかルーツがよくわからんみたいな。
これもロバート・フリップのギタースタイルに通ずるんですけど、
あの人のギタースタイル、もうわかんないですよ、なんかどっから来たのみたいな。
彼のルーツというか影響を受けた、衝撃を受けた人はジミヘンドリックスとか、
あとビートルズらしいんですけど、そこに衝撃を受けてロックをやろうと。
でも全然そんな匂いしないじゃないですか。
実はこれなのって。
全然ジミヘンじゃないし、ビートルズでもなくないみたいな。
だからよくわかんないんですよ、どっから来たのかわかんないし。
何をしようとしてるのもわかんないっていう。
音楽性で5位すごいなと思いますけどね、かなり。
音楽性もそうだしデビューアルバムじゃないですか。
デビューアルバムもそうだし。
デビューアルバムはやっぱ5位に入るっていうのは。
すごいっすよね。
結構なインパクトだと思いますよ。
で、あのジャケットでね。
あの何かな、あれは何だろうな。
あれは、あのジャケットは秀樹くんがモデルになってるっていう噂を。
なんかその話すごいあったよね。
昔してたよね、なんか見てるよねみたいな話を。
なんでそういうことになったんだ。
なんか今さ、ヤフーニュースでさ、
秀樹に神が降りた瞬間を生み出した6回の伝説アルバム、クリムゾンキングの宮殿って書いてあるんだけど。
え、ちょっとまじっすか。
僕もそれで見ました、その回答。
ちょっとちょっとそれすごすぎじゃないですか。
それあれですよね。
最初秀樹がこれ。
そうそうそう。
あーなるほど。
びっくりしたわ、ちょっと今見てなんか。
この話してるときになんかこれ見てすごくない?
いやー、実は収益者オンラインの取材受けてまして、つって。
先週。
秀樹くん?みたいな。
いや僕もそれ見てめっちゃびっくりしましたね。
すごいねこのタイミング。すごすぎない?この。
ビビったわ今。
俺が今話してるこの人がなんか、クリムゾンとなんかすげえ関わりあったのかみたいな。
さっき対して聞いてませんよみたいに言ってたのにみたいな。
めちゃくちゃヤフーニュースに取り上げられてた。
やば。
秀樹くんに神が降りた瞬間を見た瞬間。
えーってなるじゃないですか、そんなの。
やーばい。
いやいやいや。
びっくりしたわ。
すごいなーこれ。
最上秀樹ね。
いやー、なるほどね。
あのジャケットはメンバーであるピート・シンフィールドの友人のデザイナーの作品みたいで。
鏡を覗きながら描いた自画像。発展させたやつらしくて。
その人の自画像の?
そうそう。バリー・ゴッド・バーっていう人の。
でもそれを残してこのアルバムが発売された後の70年2月に心臓発作で24歳で亡くなってるみたいだけどね。
あーそうなんだ。
だからアルバムジャケットはもうこれしかやってないっていう。
あーすごいですね。
いやー、なんかすごい伝説。
この作風でもっといっぱい出してたな。
これが唯一のアルバムジャケットとしては残したものっていうのがまたすごいね。
なるほど。
ロックの歴史において最も有名なジャケットの一つですよね。
絶対一回は見たことあるでしょうっていう。
何かっていうのは認識してなくても見たことはあるでしょうって感じですね。
見たことはあるよね。
このジャケットで流れてくる曲があれだからそれはインパクトすごいなっていう。
そうだよね。
でも一曲目はいいけど他はって感じはあるけどね。
いやそれ、それですよ。
それもまた面白いというかね、味わい深いって感じではあるけど。
キングクリムゾン、バンドとしてはメンバーがいろいろ変わってるよって話は途中ありましたけど、
このアルバムに関してはロバート・フリップがギターでいて、
他のメンバーでいくとグレック・レイク。
この人がベースボーカルですね。
で、イアン・マクドナルド。
この人がいろんな楽器をやってるって感じですね。
キーボードとか、メロトロンとか。
結構作曲的にはかなり貢献してる人みたいですね、イアン・マクドナルド。
で、マイケル・ジャイルズ。
ドラム。
で、ピート・シンフィールド。
サクシー。
と、照明。
照明って。
結構ストラボとかいろいろやってたらしいです。
お前暇だからやれよって言われて。
いや結構ね、サクシーのメンバーがいるっていうのすごい衝撃を受けたんですよね。
いやそれ衝撃だよね、確かに確かにそれ。
その手があったかみたいななんか。
その手があったかと。
いやなかなか斬新じゃないですか、サクシーがメンバーとしているって。
あの、我々のなんだろうな、既存の価値観というかね、あれの中にはなかなかその発想はなかったなというか。
ないっすよね。
今の。
ないけど、わりとその後別にスタンダードになってるわけではないんだって感じだよね。
そうだね。
あれくらいじゃないの、あの神飛行機の。
あーはいはいはいはい。
ジューク、ジューク、ジューク、ジューク。
あー確かに確かに。
ミツルじゃない?ミツルメンバーじゃなかったあれ、わかんないけど。
そうだった気がする。そうだった気がする。
いやすごいね、確かにあるわ。
クリムゾン以来のキングクリムゾンからジューク。
キングクリムゾンからジューク!?
ジュークはキングクリムゾンから影響を受けてた。
いやすごいな。
キングクリムゾンの影響だったのか、ミツルは。
影響なのかわかんないけどね。
同じ、というかサクシーがメンバーにいるっての。
まあでも世界観すごいですからね、やっぱ。
なるほど、いやだからすごいよ、そういうことだよね。
そういうことだよね。
サクシーのメンバーがいるっていう世界観がやっぱこのアルバムには貫かれてるなって感じはあるし。
サクシーというより多分プロデュースだと思うんですよ、全体の。
なるほど。
このアルバムってロバート・フリップじゃないと思うんだよね、これって。
はい、そう思います。
音楽性にしても世界観にしても多分ピート・シンフィールドの世界観なんですよ。
なるほど。
抜けますからね、すぐ。
そうそうそう。
そうか。
ロバート・フリップがもうなんかやめろってやったんじゃないかな。
その辺でいろんなのがあったんでしょうね。
想像なんかつきますよね、不思議と。
あんま詳しくないながら想像がつくっていう。
そう、やっぱね。
なんか難しそうだもんな。
難しそうじゃないですか、もうほんとこのバンドってもうなんかね。
ロバート・フリップっていう人の人間性の難しさだと思うんですけど。
なんでお前がよーみたいな。
エロそうにしやがってみたいな。
わかんないけど。
ロバート・フリップがやりたいことが多分強かったんでしょうね、このバンドにおいてはっていう。
そうですね。
まあそんなね、このアルバム。
まあでもやっぱ一曲目じゃないですか、このアルバムは。
なのでまあこっからね、曲を入っていきたいと思いますけど。
21世紀のスキッツ・ウィドマン。
まあロック歴史に残る最大の名曲の一つというかね。
これを聴いてないロックファンは何がロックだと。
これは聴けと。
ロックが好きなのはこれを聴けっていう一曲ですよね。
これはやっぱ結構衝撃でしたね、初めて聴いたとき。
衝撃。
いろいろ衝撃でしたね。
衝撃ですね、これは。
まあでも本当有名な曲というか、結構いろんなところで使われてるかなって気もするし。
聴いたことある人は多いと思いますけどね。
ロックというものの一つのアイコンになってしまったぐらいインパクトのある曲ですよね。
この曲とあのジャケットがセットでイメージ付けられてる感じがすごい強いですよね。
この曲のインパクトにびっくりした人の顔みたいな感じするじゃないですか。
確かに確かに。
このジャケットをまず見て、CDを見ながら再生して、「なんだこれは?」つって始まって。
この曲を聴いた人類って感じだよね。
そうそうそうそう。
それくらいのインパクト。
そのイントロのリフがすごいもんね。
最初聴いたとき、すごい昭和感を感じたんだよな。
なんか謎に昭和っぽいなみたいな感じの感覚。
昭和の曲だからな。
なぜかね。
言えば昭和です。
実際昭和の曲なんだよね。
なんかその印象がすごかったんですね。
こういう感じなんだみたいな。本当に初めて聴いたときね。
昔。
初めて聴いたときに、キングクリノゾンっていうプログレッシブバンドのすごい有名なやつ。
あ、このジャケット見たことある。
そうだね。
で、最初に初めて本当に聴いたときに、
昭和っぽいなっていう。
昭和っぽいって何か。
もうちょっと付け加えるとどういうことなの?
なんだろうね。サックスの音とかが入ってるから。
自分がその頃、ロックバンドってギターゴリゴリの音で弾いてみたいな。
そういうものが好きだったし、そういうのを求めてたし。
なんだろうね。そういうところから、そこにサックスの音とかそういうのが入ってて、歌謡曲みたいな感じの。
そういう印象を第一印象としては持ったんですよね。
まあ、この曲に限らずだけど、本当にいろんな音が入ってるもんね。
いろんな音はめちゃくちゃフルートの音だったりとか。
これもだから、あのリフギターに合わせてサックスユニゾンして左右で入ってたりするから、
そういうところの質感は確かに結構印象に。
そういうところの、まあでもやっぱ、なんじゃこりゃーとはなりましたけどね。
なんじゃこりゃーだよね。
なんじゃこりゃー。
不穏すぎる。
不穏だよね。
めちゃくちゃ不穏。
なんかそのなんじゃこりゃ感が全てというか。
まあそのイントロのリフのインパクトもそうだし、なんかボーカルがやったら歪んでんなっていう。
その後のあれですもんね。ボーカルが入ってくるところの。
じゃー、じゃー、ジャー、ジャー、ジャー、ジャー。
あのやっぱジャー、ジャー、ジャーじゃないすか。あれね、あのギターの。あれすごい。
あれも不穏だよね、あのコードも。
あれめっちゃトゥールとかそういう、その辺、 グラッジとかラッタララスとか、
なんかね、すごいトゥールとかに影響を 感じるなーっていうところありますね。あの感じは。
この辺が源流なんだろうなーっていう。
なかなかまぁ、このイントロからのAメロ、 すごい。
けどやっぱ感想がめちゃめちゃ衝撃的でしたね。 この曲といえばっていうところですけど。
でーでーでーでーでーでーでーでーでーでーでー。
でれでててててててててて。 あーそこからですよねー。
あの辺からもう ちょっと
異常な状態になっちゃいますよね うーんすごいねあれは
てれててれれてれててれれれてれててれれれてれててれれれ
あれがまあまさにプログレッシブロックっていうか その
リズム&ブルースから派生して その
エルビス・フレスリーなりビートルズなりが発展させた ロックンロールというものがあって
でそれをなんかもう一個 また別のステージに持って行ったなっていうのがこの
アルバムのこの曲のその部分なんですかね
なんか今までなかった 要素をなんかぶち込んじゃったみたいな
うん クラシックだったりとかその
現代音楽とか ジャズとか
そういうのもなんかロックって取り込んじゃうんだみたいなインパクトですかね ジャズ的な要素とかもかなりめちゃくちゃ強いじゃないですか
ロックにそれを取り込んじゃった
ロックってその雑色性の音楽だと思ってるんですけど あらゆる音楽の要素を取り込んでそれをなんかロックとして
やってしまうみたいな どんな音楽のどんなジャンルのどんな音楽の要素でもなんか
貪欲に取り込んでそれをなんかロックとしてやっちゃうじゃないですかロックって
でそれはやっぱプレスリーもそうだしビートルズもそれをやったんですけど クリムゾンはその人たちがやってない分野の音楽的要素を取り込んで
ロックとしてやってしまったんですよねっていう クラシックとかジャズとかあってあんまビートルズってやってないじゃないですかみたいな
ビートルズがやってなかったことをやっちゃったみたいな感じ
それがなんか新しい この時点での新しい時代のロックとロックというか新しい時代の音楽としてすごく響いて
それがなんか広く一般的に受け入れられた ものなのかなーっていう感じがしますよね
それがもうこの顔につながる この顔につながる
えーなにこれっていうさ こんなの聞いたことないって言う
びっくりしたっていう顔じゃないですかもうこれ
これこのまあ間奏めちゃくちゃ長いですけど
最初の方はねギターとサックスでユニゾンしてやってるけど 途中
ドゥルルルドゥルルドゥルルドゥルルドゥルルドゥル ドゥルルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルとか
あの辺とかになるともうベースとドラムを ユニゾンしてくるじゃないですか
あの辺とかマジすごいよねホントに あの辺すごいっすよね
ホロるるるっ てるってるってる
てるてる てるとるとるとるとるとるてる
狂ってる
あれとか
あれとかすごいっすよね
今思うと
今の時代だと結構もうコンピューターで合わせられるじゃないですかその細かく
この時代のレコーディング技術でなんかこれやってるのってめちゃくちゃ凄いなって思うんですよね。
凄いっすね。
ここが、ここが分かんないんですよ。これがどこから来たのかが分かんないんですよ。
これって、この部分ってめちゃくちゃ即興っぽいんですよ。
インプロビゼーションじゃないのっていう。
でも各パート全部ぴったり合ってるじゃないですか。
これって何をやったらそうなるんですかっていうのが全く分かんないんですよ。
そこだよね、このクリムソンのこのアルバムって。
それって何?どういう発想でそれができてるんですかっていうのが全く分かんない。
これが本当に分かんなくて。
本当なんかジャズとかフュージョンとかの感じですよね。
即興演奏っぽいんだけど、もうぴったり合ってるんだよね。
合ってるってことは一つ知ってるわけで、ある程度のルールがあるわけですよ。こうやろうっていう。
あるはずなのに聴いた印象としても即興でやってるっていう。そこが分かんないんですよ。
それがなかったんですよ今まで。
ジミヘンドリックスだったらもっと即興っぽいしみたいな。
ある程度リズムが刻んでて、そこにヘンドリックスのギターがすごい自由にやるっていうのはそれは分かるみたいな。
ビートルズはもうちょっと一つ一つ取れてるよねっていう。
即興をやるにしてもある程度分かった上でやってますよねみたいな。
クリムソンはなんか分かんないんですよそこが。どっちなんみたいな。
統制取れてるんだけどやたら即興っぽいし。
即興でやってたらこんなにぴったりいくわけないから。
じゃあ誰が統率取ってたんだみたいな。
これがなんか分かんないですよ。
どうやってやったらこれができるんだろうっていうのが分かんないですよね。
そこが面白いところなんですけど。
これを作ってる過程とかも確かに。
過程が気になるよね。
どうなんだろう。ロバート・フリップが指示してるのか。
これが分かんないんだよね。この時点ではそれが分かんない。
なんか一応、いやーでもどうなんだろう。
多分ロバート・フリップだとは思うんですけど。
あの辺の細かいフレーズの感じはロバート・フリップっぽい気はしますけどね。
この反応における。
フレーズの反応。
あれ分かんない。本当にね。
やっぱこの時代のミュージシャンってイカれてるんだよ。
こいつら頭おかしいんだよ。
本当におかしいですね。
本当にスキッツオイドマンだよ。
どこに合わせてんだお前らみたいなさ。
誰が主導権とってどいつに合わせて展開させててんのかってのが見えてこないんですよ。
このアルバムのこの曲って。
あの辺、ベースもドラムもかなりすごいよね。
やばいよ。ドラムほんとやばいからねこれ。
どうなってんのっていうライトシンバルの刻みもやたら細かいしね。
口で再現できないもん。
出てた出てた出てた出てた出てた。
めちゃくちゃ無理矢理早く詰め込んでる感じもあるんだけど、ちゃんとこうね。
ちゃんと緻密にリズムキープされてるしみたいな。
すごいっすよね。
いやーこの間奏はもう本当に象徴ですね。
この間奏からあのイントロに戻るところがめっちゃ好きなんですよね。
そこ超好き。
いいよねあれ。
もうマジ最高っすね。
戻ってくる。
あそこめちゃくちゃ気持ちよくないっすか。
あれすごいっすよねほんと。
そうそう。
いやいやいやなんだよそれって感じですよね。
そこで。
あれは確かにほんとさ、ドゥーンだね。
ドゥーンだよね。
ドゥーン。
またそれでチャーチャーチャーチャー。
その後もう一回あのダータラタダタにもう一回来るじゃないですか。
ほんと一番最後のラストのラストの。
そこでなんかすごいハモリの方のメロディーが結構強調されてくるあたり。
結構最後の最後でなんかだいぶ熱くなってるなみたいな感じの。
あのその熱を感じるところがねすごいめちゃくちゃいいですね。
そうだね。上の方がこうなんか強調されて。
そうそうそうそう。だいぶそっちを強調してくるんだみたいな。
その辺めっちゃ好きですね。
なんかやっぱ曲の構成とかもグラッチとかそういうのになんか通ずるものがあるっていうかなんつーのかな。
それはだってさ、それはもうだってトゥールがこれを参考にというか。
もうトゥールはね現代的なクリムズのやりたかったバンドでしょっていう。
アップデートした現代の。
だからもうこの辺がもう原点なわけですよね、そのあたりの。
トゥールに限らずねもうこの曲はもういろんな教科書というか、いろんなバンドに与えている影響はすごいと思うんで。
めちゃくちゃ大きいですよね。
日本のバンドでもサカナクションとかびっきりやってますからね。
やってるなーっていう。
アルクアラウンドの間奏とか完全にスギッゾイドマンですからね。
アルクアラウンド。
あーみたいな、あーみたいな。
なんかこの間奏のあたりとかなんかすごいザゼンボーイズとかにも。
あーザゼンボーイズもそうだね、ザゼンボーイズもそうだね。
なんかよく合わせられるなーみたいな感じで。
そうそうそうそう。
その即興と即興間奏と作り込んだそこの融合みたいな。
即興っぽいけど合ってるじゃんみたいな。
合ってるけどなんか即興っぽいじゃん。
っていうのをやっぱ最初にやったバンドですよね、キングクリムソンって。
みんななんか衝撃受けてやっぱそこに憧れてというか。
まあこれはほんとでかいよね、影響。
hideもあのライブでブルースカイコンプレックスをやったときに。
あーそうだね。
その前奏にこのでーででででででーってリフだけやってるよね。
これ組み込んでますもんね。
みんな大好きというか、基本というか。
その作り込まれた構築力というか、構成力みたいなものと即興演奏。
即興演奏の瞬発力というか、それがなんかハイブリッドで融合した曲っていうのが
この21世紀の精神異常者っていうこの曲なのかなっていう感じがしますね。