1. 名盤ラジオ
  2. #69-2 『Mechanical Animals』..
2024-10-27 49:47

#69-2 『Mechanical Animals』序盤曲を語る!マリリン・マンソンの快楽性!

マリリン・マンソン『Mechanical Animals』特集②!アルバム1曲目「Great Big White World」から4曲目「Rock Is Dead」までの序盤曲を語る! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 構成の巧さ光る!『Mechanical Animals』中盤の流れ~マンソンの余裕と個人の核心!【名盤ラジオ #69-3】 https://youtu.be/SWVNksPu3O4 『Mechanical Animals』終盤曲&総括!~バンドとして成し遂げた!一本の映画を観たような完成度【名盤ラジオ #69-4】 https://youtu.be/x6vy_g2f-2E ※前回まではこちら 入口に最適!『Mechanical Animals』特集~マリリン・マンソンのクレバーさとは?【名盤ラジオ #69-1】 https://youtu.be/tIhuznzaYCY -------------------- 名盤ラジオ、本チャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ◎名盤ラジオ メンバーシップ◎ ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- 『Mechanical Animals』/Marilyn Manson 1.Great Big White World 2.The Dope Show 3.Mechanical Animals 4.Rock Is Dead 5.Disassociative 6.The Speed of Pain 7.Posthuman 8.I Want to Disappear 9.I Don't Like the Drugs (But the Drugs Like Me) 10.New Model No. 15 11.User Friendly 12.Fundamentally Loathsome 13.The Last Day on Earth 14.Coma White 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/3MV0tl3 ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/69ACUmut0hbGOSonmU4kNS?si=MCEbRvpmTjyLLFfcDeGsfw ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/mechanical-animals/1440738173 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、マリリン・マンソンのメカニカル・アニマルズ特集やっております。
タクヤです。よろしくお願いします。
こんにちは、こんばんは、えのぞうです。
みなさん、こんばんは。
マサソソ、マサソソ、アト、ヒデキンです。よろしくお願いします。
はい、メカニカル・アニマルズ特集。
今回は、いよいよアルバムの中身、曲を見ていこうという感じです。
いよいよ、曲を見ていきますか、じゃあ。
じゃあ、1曲目ですね。
メカニカル・アニマルズの1曲目が、Great Big White World。
うーん。
まあ、この1曲目がね、最高ですよね。
ねえ。
この出だしの音といい。
もうこの出だしの音から、世界観がこうだいぶ滲み出てますもんね。
もう宇宙人ぽいじゃないですか、いきなり。
そうそうそう。この色だよね、もう。
この色。
ジャケットの。
もうGreat Big White Worldじゃないですか、この感じ。
このジャケットのほんとね。
Great Big White Worldって名前がすごいもんな、なんか。
うーん。
形容詞3つもつけちゃってるわ。
Great Big White。
詰め込んだよね。
詰め込んでるよ、形容詞を。
あーでも、なんか、やっぱそのGreat Big White Worldだなーって感じの。
このね、語順っていうかさ、これもGreat Big White Worldだからやっぱしっくりくるよね。
これが順番変わっちゃうとまたなんかね。
たしかに。
Great Big White Great Worldとかすごいなんか嫌いっすよ。
ダメだね、それだと。
ダメだよね。
しっくりこない。
Big Great White Worldも嫌ですよ、なんかBigからいきなり来てほしくないよねみたいな。
そうだね。
Greatから始まってほしいみたいなとこは。
そうだね。
Great Big White Worldだよね。
あーでもこれはやっぱいいなー。
なんか、なんて言ったらいいのかわかんないけど、なんかこの曲の良さを。
なんかもう質感がいいよね、質感が、全体の曲の。
なんかね、やっぱ、宇宙人的なやっぱ空気感なんだよなー。
そうだね。
03:02
これはやっぱ前のアルバムとはちょっとやっぱ違う空気感だなーっていう感じはありますよね。
前のアルバムはやっぱこういう色味というか、あれはやっぱすごい真っ黒な感じやっぱあるから、こういう白グレー系のカラーはあんまないもんね。
このアルバムさ、やっぱホワイトが結構なんかテーマ、カラーっていうか一つになってますよね。
コーマホワイトとかも後で曲あるしね。
で、やっぱマリリンマンソン自体も白いし。
確かに。
なんかその別の次の曲とかでも白い服着てたりとか、白い世界観が。
なんかやっぱ宇宙人的世界観って、マリリンマンソンってロサンゼルスっていうか、あの辺なわけですよね。
活動地域というか。
まあ出身はフロリダとかあっちの方だけど、この時の活動拠点はLAだろうね。
なんかやっぱね、宇宙人的な世界観はなんかその辺すごい、あの辺の地域と神話性があるなっていうかなんか。
遠藤さんはどうですか?Great Big White World。
この曲もうめちゃくちゃ好きなんですよ。
やっぱこの曲のこの空気感がこのアルバムを象徴してると思うし。
それがそのやっぱ前作までのアルバムとは一線を隠してる部分だなと思うんですよね。
やっぱアンチクライストスーパースターはトレントレスターのサウンドメイキング術がものすごい支配的で、
すごい閉塞感があるし、トレントの表現だから。
なんか息苦しいんですよね。
それであるからこそその表現としてのシリアスさとか、もうB級じゃないんだというのが前作のアンチクライストスーパースターの表現だと思うんですけど。
このGreat Big White Worldはマリリン・マンソンの趣味なんだろうなみたいなのがすごい感じるな個人的にっていう。
これってもう言ってしまえばデビッド・ウォーイのジギスターだそうなんですよ。
06:08
すごく宇宙的なとか、音楽的にはブルースとかアコースティックな部分を取り入れつつも、
グラムロックとして新しい表現をしようとしてたデビッド・ウォーイにものすごい重なるっていう。
それをマリリン・マンソンはここで自分なりにやろうとしてたんだなっていうのをすごい感じるんですよね。
それがなんかすごいオリジナルに響くんですよね。だからこそそれがすごいかっこいいというか。
もうこの冒頭の曲のこの音の質感とか、ソングライティング術とかにめちゃくちゃグッとくるというか共感する部分めちゃくちゃありますね。
めっちゃいいですよね。
音としてはハードかもしれないんだけど、その表現しようとする本質においてはメロウなとか、繊細なものを表現しようとしてるんだ。
マリリン・マンソンってっていうのがここもう1曲目にして見えるというか。
ハードいっぺんとじゃないんだね、君はみたいなのが、このアルバムはそれをやろうとしてるっていうのが見えるのが個人的にはグッとくるっていう。
割とそうですよね。最初の部分というか、しばらくおとなしめな感じから始まります。
多分剥き出しのブライアン・ワーナーがやりたかったことがここでようやく表現できたんじゃないですかっていうのを感じますね。
やっぱアンチクライストスーパースターはトレントレズナーのサウンドメイクがめちゃくちゃ全面に出てるし、それがいい方向に働いてると思うんですけど。
ブライアン・ワーナー少年がやりたかったので、こういう繊細さじゃないですかっていうのがここで見える。
個人的にはそういうのを感じ取れるので、ものすごいグッとくるところですね。
サビとかもすごいいいっすよね。サビにくるとズバーって音の洪水的な感じになるじゃないですか。
で、言いつつ、結構ボーカルは感情を少し抑え気味なのかなっていうかな。
09:01
ファーなんとかーとか叫ばないじゃないですか。あんまりここでいきなり。
その感じがいいっすね。じんわり盛り上がってくる感じっていうか。
これはいいね。
たくやさん的にはどうですかこの曲は。
いやーもうめっちゃ好きですよこれは。
もうこれは間奏が大好きですね。間奏が。
あの、タタタタタってなるね。
あそこの、タタタタタって。
あそこがいいっすね。
この曲はもうね、なんといっても大学時代に遠藤さんとマリリンマンソンバンドをやった時の思い出がめちゃくちゃありますね。
コピーでやりました。
コピーでね。あれ、これ1曲目とかにやりましたよね、たぶん。
ライブの。
だから、これギターなんとなく覚えてるなーみたいな。
あーこの辺弾いたなーって毎回思う。
結構弾いてて楽しいギターのアレンジですし、そういうのも含めてすごい好きな曲だなーって。
俺はもうね、これコピーしたのは僕のたっての希望でやった1曲。
俺はもうこれがやりたい。
マリリンマンソンやるならこれだろうということですよ。
そうですね。
いやーその音源とか聞いてみたいなー。
残ってないの?
いやーないなー。
すげー聞きたいよそれ。
なんか当時も聞いた記憶がないんで。
ないっすね、手元に。
いやーこれ結構サビのとこでズバーってこう…
ズバーってね。
行ってね、動き回ってる姿は結構思い浮かぶけど。
いやこの曲とか今でもなんかやりたいもんね、コピー。
結構なんかグランジっぽい感じの曲っちゃ曲かもしんない。
12:01
なんか宇宙人がやってるグランジみたいな感じ。
これはね、オープニングとしてはもう最高ですよね、このアルバムのオープニングとしては。
うわーこれでまずね、世界観をだいぶちゃんと作り上げてますよね、いきなりね。
ところで次の曲にいっていいですかね。
はいはいはい。
で、次が2曲目。
The Top Show。
これがリードシングルですけど。
はいはい。
この曲はどうですかね。
これはマリリンマンソン的にはかなり売れた曲なんですかね、マンソンの中でも。
いやこれがマンソン史上一番売れた曲ですよ。
一番売れた曲なんですね、なるほど。
いやこれいいっすね。めっちゃクセになるというか。
これはね、PVがめちゃくちゃかっこいいというか。
このアルバムの宇宙人何でしたっけ、この名前。
オメガ。
オメガか。
あいつがね、あいつが動き出しますからね。
これが動き出すっていうね、そうですね。
このPVの印象はだいぶあるよね、この曲は。
めっちゃある。
やっぱそのPVのね、かっこよさはかなり重要ポイントですね、この曲は。
オメガっていう、このジャケットにもなってるキャラクターと、
あとアルファっていう、これはもっとマリリンマンソン自身を投影したようなキャラクター。
この2つの人物がいて、その2つのキャラクターが織りなすストーリーでこのアルバム全体が構成されてるみたいな。
オメガとアルファ。
オメガ視点が7曲で、アルファ視点が7曲みたいな。
結構その辺の作りが凝ってますね、なかなか。
凝ってるよね、マリリンマンソンはその辺がもう。
なんかアンチクライストスーパースターもあれ、3つぐらいに分かれてるよね。
分かれてるよね、あれ。分かれてるんだもんね。
なんかその辺とかもすごいよね、ちゃんと。
なんかそういうのをしっかり作り込んでるなっていうところ。
その辺が本当にね、かなり文学的な要素とかは。
15:00
文学的、文学的。
実際作品にもすごい出てるっていうことなんだと思うんだよね。
その詩の中身とかをちゃんと全部理解してるわけじゃないんで、あんまり。
ここについて深くないけど。
歌詞もマリリンマンソン結構難しいからなぁ。
なんか見てもね、確かに理解しきれないところは結構あるんですよね。
アルファ視点とオメガ視点ってM-NOさんは分かります?この全14曲。
全然分かんない。
一応で分かれてるらしいんですよね。
そうらしいですよね。
この曲はどっち視点みたいなの?1曲ずつ分かれる?
一応あるらしいくて。
そういう視点であんまり聞いてないから僕もよく分かんないんですけど。
確かにね。それでもちゃんと理解したら、理解できたらなかなかすごいよね。
まあそういう理解ができなくても全然かっこいいからね。
なんか割と自分的にはそれで十分っていう感じもあるんで。
オープショーはオメガ視点なんだろうね、きっと。
そうね。オメガ、登場するからね。
オープショーはね、このアルバム聞いた上では個人的には最初は分かんなかったというか。
なんじゃこれみたいな。
やっぱり早い曲がいいんですよ。当時の。
中学生、高校生くらいの。
結局盛んな頃はもう速さイコール正義みたいな感じのところありますからね。
そういう感覚があった上でこの。
こんななんかまったりしたな。こんなくだらねえ曲が。
めっちゃまったりしますからね。
なんだこのクソクソみたいなだらだらした曲は。
なんでこんなクソみたいな曲が2曲目にあんだって思ったんですよ、音を聞いた時点では。
でもPVを見るとめちゃくちゃかっこいいんですよ、これ。
PVかっこいいですよね。
やっぱビジュアルと合わせてなんだこの人ってっていうのを実感しましたね、この曲で。
音を聞いただけでは面白くねえもん、これ。
軽い感じですもんね。
だらだらしてんなって思ったんですけど、やっぱりビジュアルと合わせてみるとめちゃくちゃかっこよくて、これこそがロックスターじゃねえかっていう。
18:09
この時代的に言えばカートコ版的な価値観というか、飾らないリアルなロックが聞いてる人にもリアルに感じると思うし、それが現実。
ロックのリアルさっていうのを感じられる表現だと思うんですけど、その時代において飾り立てるロックというか、グラムロックじゃないですか、これって。
それを提示したマリリン・マンソンのすごさというか、やっぱり挑戦的だと思うし、それをやって認めさせたこの時代のマリリン・マンソンってやっぱりかっけえなって思うんですよね。
PVの中でバンドが入ってくる演奏シーンみたいなところがめっちゃかっこいいですもんね。
あれがロックじゃねえかって思うんだよね。
あそこのかっこよさやばいですよね。
あれのかっこよさってこの時代においては偽物に移りかねないものだと思うんですけど、もっとボロボロのジーパンを履いてTシャツを着てロックを鳴らすっていうのがリアルなこの時代のロックだったんだけど、
マリリン・マンソンはそこじゃないものを見せてた。そういうものを鳴らしてたっていうのがやっぱりすげえなって思うところだし、日本のビジュアル系に通じるところがあるというか。
飾り立ててもロックの本質をついてるならばそれはロックとして鳴るでしょうっていう。
それをやってたのがマリリン・マンソンのかっこよさだなって思うんですけどね。
そうですね。
EVもなかなか面白いですけどね。最初宇宙からオメガが降り立ったみたいな感じの。
現れるよね。
現れて。
現れるよね、突然。
で、なんか囚われて。
それはこのアルバムのコンセプトというかストーリーに沿った表現ですよね。
オメガが地球にやってきてっていうストーリーなわけですかね。
で、ロックスターとして売り出されていくっていうような。
途中なんかね、めっちゃあれだよね、仕掛け人みたいな人が。
車の中で。
どうだみたいな。
めっちゃ仕掛け人だよな、あの人。
それであんなかっこよくなるんだもんね。
あのロックスターになっちゃうわけですよね。
21:06
あれでバンドが出てきますけど、そのオメガに。
あのバンドがメカニカルアニマルズっていうバンド名なんですよね。
そうなんですよね。
オメガがメカニカルアニマルズっていうバンドを率いてるっていう。
そうですね。
オメガwithメカニカルアニマルズって。
そういうことですね。
っていうことですよね。
これを実際に見せるっていうのがすごいよね。
それだけこのアルバムってコンセプチュアルというか、
すごいストーリーを語るアルバムなんだろうなって感じますよね。
そうですね。
そのPVの中でちょっと仕掛け人的な感じの人が出てくるあたりで、
出てくるオメガがちょっと結構個人的に好きで。
なんか謎の変なよくわかんないマスクみたいなのつけてるシーンわかります?
2つに分かれた。
わかるわかる。
リムジンの中でだろ。
リムジンの中で謎のマスクみたいなやつつけてるじゃないですか。
あれのつけてるマリリンマンソンっていうかオメガが、
すっごいなんかトゥールっぽくて、
好きなんですよね。
トゥールのPVに出てきそうなやつだなっていう。
わかるわかる。
あそこがすごい好きですね。
謎のマスク。
あれが多分あの時点のマリリンマンソン感じてたリアルな感覚なんですよ。
ものすごくカリカチュアライズされた、
ギガ化されたものとして表現してるんだけど、
マリリンマンソンってあの時点であれがリアルな感覚なんだろうと。
そのショービズの世界に囚われてしまったみたいな感覚が、
あの人のあの時点の感覚ではすごいリアルなんですよね。
それを割とエンターテイメントとしてあそこで見せてるんですけど、
結構深刻な表現だと思うんですよね。
それがこのメカニカルアニマルズってアルバムで貫かれてると思うんですよ。
ショービズの世界に囚われてしまう恐怖とか、
そこにアジャストしていこうっていう、
あの人の悪語とかっていうのが表現されてんじゃないかなって思うんですけどね。
24:01
テーマとしても、
名声を得ることとその罠みたいなところと、
それによる薬物乱用みたいな。
その辺がアルバム全体としてのテーマになってるらしいですからね。
まさにですよね。
結局歌ってるのは空虚について歌ってるみたいな。
そういう感じらしいんで、その辺が描かれているという感じかな。
これはね、やっぱPVありきな曲というか。
そういう印象が特に強いな、これは。
曲も今聴くとすごいクセになる曲だなっていう感じですね。
今聴くとほんとそうだよね。
気持ちいい。
サビとかもすごいかっこよさがわかるんだけど。
このダラッとした感じがまたいいっていう感じがね。
でも僕も昔はあんまその良さがわかってなかったな。
なんでこれが2曲目だろうみたいな。
今まで一番売れてる曲って2曲目に。
そういう情報も別に持ってなかったけど、大学の頃とかは。
なんか2曲目になんでこれがあるんだろうみたいな。
っていうのは思ってたかな。
2曲目は結構勢いがある曲っていうね。
なんかそういう様式美的なところあるからね。
でも今はなんか全然、これがすごい世界観作ってる曲だし、
そういうPVもあるしっていうところでの2曲目で、
実際なんか音も今は全然聴いてかっこいいと思うし。
めちゃくちゃいいと思う。
今はほんとめちゃくちゃ好きですね。
このダルンとしたリズムがすごい好き。
それがクセになるっていうのはほんとすごいわかるし、
売れたっていうのもわかるなっていう感じは今はする。
じゃあ次が、次3曲目ですけど、
メカニカルアニマルズ、タイトル曲です。
これもやばいよね、この曲も。
これもまたもうめちゃくちゃ大好きですよね。
入りからもう来たって感じがあるからね、めちゃくちゃこれは。
27:04
俺もう今に至るまでこっちがリードシングルだと思うもん。
そうですよね。
ドープショーが、ドープショーみたいな。
あれが一番売れたって、何を聞いてんだお前らみたいな。
わかりますね。
あんな退屈な曲よりこっちの方がいいじゃんって思ってますけど、個人的にはね。
これがやっぱメカニカルアニマルズなんですよ。
すごいマリリン・マンソンの持ってる派手さとか、
どうそのロック的なマニアックさとか激しさみたいなのが、
この曲ですごい表現されてませんかって思うんですよね。
もう乗っけからかっこいいじゃないですか。
かっこいい。
きらびやかじゃないですか。
これがグラムロックでしょみたいな。
グラムロックであり、この時代のヘビーロック。
ヘビーなんだけどきらびやかっていう。
そこを両方を体現してる曲じゃないですか。
これが、みたいな。思うんですけどね。
それでいてものすごい切なさもあるじゃないですか。
途中でアコースティックなパートもあるじゃないですか。
最高っすね。
大サビの後であるじゃないですか。
これじゃないですか。
これが90年代ロックじゃないですか。
この切なさとヘビーさと全部相混ざった、
この表現が90年代ロックじゃないか。
僕は結構思いますね。
だからこそこれが好き。
これがタイトルナンバーとしてあるっていうのは、
やっぱりちゃんとわかってるじゃないですか。
マリリン・バーソンって思いますし。
いいですね。
これはいい。
ものすごくメリハリがはっきりしてて。
確かにアビの後に静かになるみたいなとこすごいですよね。
あそこであれを入れてくるっていう。
このアコースティックっぽくなるところが、
すごいデビッド・ボーイ的というか、
デビッド・ボーイのジギー・スター・ダストとか、
スペース・オーディティーみたいな、
そこをやりたかったんだねみたいなのを感じるんですよね。
30:00
で、そっからもう一回、
すごい行くじゃないですか。
それがなんか、やっぱデビッド・ボーイが
ジギー・スター・ダストでやりたかったことでやってたことの、
90年代の再現版というか。
それをすごい感じるんですよね。
最後の方とかもすごいですよね。
めっちゃ盛り上がってるっていうか。
めっちゃ盛り上がるんだけど、
サウンド的にはすごい盛り上がるんだけど、
ボーカル的にはね、
プレイングス・サイキンでは、
それをひたすら繰り返すっていう。
サウンド的な派手さと、
マリリン・マンソンの個人が表現したかった内緒的なものとの、
その両方が割と表現されてる部分なのかなと思うんですよね。
そこにものすごい共感するんですよ。
メンタル的には内緒的なものを表現してほしいし、
シリアスなものを表現してほしいんだけど、
ロック的な楽しさもあってほしいっていうか、
そこの快楽性もあってほしいっていう。
それをやってたのが、
メカニカル・アニマルズの頃のマリリン・マンソンだよなって思うんですよね。
快楽性ありますよね、このイントロとか。
イントロ最高ですよね。
すごい深く考察しようと思えばできると思うんだけど、
そういうのも全くなく、
単純にロックソングとして聴いて気持ちいいじゃないかっていう。
それをやってる凄さだよね。
めちゃくちゃいいですね。
そこもやっぱり、この人は音楽的に幅広いんだっていうか、
そこが表現されてるのがこのアルバムだと思うし、
そこってトレント・レズナーに頼り切ったアンチ・クライスとスーパースターでは
表現しきれなかった部分だと思うんですよね。
ここでトレントから離れて、このアルバムで
マリリン・マンソンの音楽性の幅広さが見えたっていうのはやっぱり
すごいと思うし、そこを表現したかったんだろうなと思うし。
そのドープショーでやってたバージョンが
メカニカル・アニマルズっていう、その辺の設定とかも本当に凄いですね。
バンドのテーマソングみたいなのをここで出してきてるっていうことですかね。
33:00
ドープショーの後にっていう意味。
自殺を演じる少年ってね。
自殺を演じる少年ってね。
自殺を演じる少年ってね。
かっこいいよね。
おすすめ。
プレイング・ザ・スーサイド・キング。
ジャスター・ボーイ。
これがなんかね、ジャスター・ボーイ、プレイング・ザ・スーサイド・キングってなんか
雰囲気に引き裂かれてんだなお前みたいな。
お前はただの少年に過ぎないんだけど、
でもその少年っていうのは自殺の王を演じてる少年っていう。
そこのものすごい存在な存在と身近な存在とっていうところに
意識が引き裂かれてますよねみたいなのが、ここでこのフレーズですごい感じるんですよね。
それをちゃんと表現してたっていうところがやっぱりリミマーションの表現者としての誠実さなんだろうなと思いますし。
これはタイトル曲だけあってね、やっぱいいですね。
聴きどころがいっぱいある。
いろんな部分で聴きどころがあるんじゃないかなと思いますよ。
サウンド的にも歌詞的にも。
結構なんか深く掘ろうと思えば掘れる曲なんじゃないかなと思いますよ。
じゃあ次が4曲目ですけど、ロック・インフルエンスの
これもまあ有名というか代表曲のひとつですかね。
そうですね。
マトリックスのエンディングで。
これがやっぱ一番わかりやすいマリー・マンソンの曲かな個人的には。
例えば1曲を誰か全くマリー・マンソンを知らない人に聴かせるって言われたら、これを自分だったら選ぶかなみたいな。
いきなりなんかビューティフル・ピープルとかもなーっていうのもあるし。
いやービューティフル・ピープルもいいじゃん。
いいけどね。
大多数の人に受け入れられやすい、一番最初にこれを聴いたらいいんじゃないっていうところでいくと、やっぱこれとかもめちゃくちゃわかりやすい曲だから。
これは確かにそういう意味ではそうですね。
万人受け入れられやすい曲だなって思いますね。
この曲はやっぱロックの楽しさというか、
やっぱとにかくアレンジに必要なアレンジをしていくというのもいいかなと。
そうそうそう。
36:01
アレンジをしたってことはね、これがなかなか簡単じゃないですか。
例えばまぁある程度アレンジをしたら、
すごくユーチューバーになるんじゃないかなと思うんですけど。
気持ちいいもん。
この曲はやっぱロックの楽しさというか、快楽性が詰まった曲ですよね。
そうですね。
あんまなんか深いこと考えなくても、これ聞いたら楽しいでしょっていう。
そこをちゃんとやるのがマリリー・マンソンだと思うし。
やっぱ前作のアンチクライストスーパースターっていう、わりとシリアスな表現の中でも、Beautiful Peopleっていう快楽性の高い曲をちゃんとやるというか。
それがこのメカニカルアニマルズではロック・イズ・デッドだと思うし。
で、このロック・イズ・デッドはすごいシングル。シングルになってるっけ?なってねえのかな?
シングルカットされてるんじゃないですかね。
シングルカットされてる。あと、あれっしょ、なんかサントラに入ってる曲?
マトリックス。
マトリックスか。そういう意味でやっぱパブリック、一般的に広がる可能性のある曲ですし、広まった曲だよねって思います。
そうですね。これは聞いたことあるって人多いと思いますね。
やっぱりこの曲とか、Beautiful Peopleもそうだけど、マリリン・マンソンってすごい優れたリフメーカーだよねって思うんですよね。
そのリフを作ってるのが誰かはわかんないんですけど。
そうですね。
TVラミジェルズかもしんないんだけど。
そうですね。
それを曲として成立させるのはマリリン・マンソンだと思うし。
そうですね。マリリン・マンソンの個性的な部分な感じしますね。
このリズムとハードさの融合みたいなの、結構斬新な気がするんですよね。
あんまり他ではこの感じでかっこよく仕上げられる人ってあんまりいないなっていう気がするっていう。
なんか下手したらめっちゃダサくなるじゃないですか、この感じ。
なんかこのリズムと。
ダサいんですよ。
39:00
ダサいんですよ。はっきり言うとダサいんですよ。
そのダサいのをかっこいいロックとして鳴らせるのがマリリン・マンソンの才能なんですよ。
そうなんですよね。それできる人あんまりいないんじゃないかなっていうのが結構。
Beautiful Peopleとかも結構あれもすごいあの曲めっちゃいいじゃないですか、いいんですけど。
それをこんなにキャッチーかつかっこよくカードにできるってすごいですよね、そこを仕上げられるところが。
それがやっぱレッドゼッペリンとかザフーとか、そういう割とプリミティブなロック、ハードロックに通じるものを
現代版にというか90年代の当時の最新のロックとしてアップデートできたのがマリリン・マンソンなんですよ。
そうですね、確かにそこのアップデートできてますよね。
この適度なデジタル感みたいな感じのところが入ってきて。
でもリズムアプローチみたいなところがすごい古めかしいというか、その辺のバランスがめちゃくちゃすごいなって感じですね。
そこを忠実にやってたのがマリリン・マンソンだと思うんですよね。
レッドゼッペリンとかキスとかザフーとか、その辺のロックのプリミティブなグルーヴみたいなのを、
グラムロック調な味付けをして90年代に再現してたのがマリリン・マンソンなんですよね。
これをヒットさせるって本当すごいですね、マジで。
だって、いきなりデッデタッド、デッデタッド、デッデタッドみたいなリズムトラック持ってこられて、
これをかっこよくしろって言われたらなかなかできないじゃないですか。そこがすごい。
それを90年代的にやってたのがレイジー・アゲンス・ザ・マシーンだし、コーンだと思うんですよ。
マリリン・マンソンってちょっとレイドバックしたようなグルーヴだと思うんですよね。
だからこそハマった。
この辺の時期でこういうリズム感の曲をやってたのは他にあんまりいない気がするっていう。
だからすごい個性的だなっていう感じしますね。
ドープショーとかもそうかもしれないですけど。
42:04
ロック・イズ・デッドはでも自分的にはそんなに、
すごいリズムにこんなのを乗っけてみたいなとかはあんまり思ったこともなかったなって正直今聞いて。
純粋にかっけえっていう。
かっこいいものとしてすんなり入ってくるっていうところはすごい。
今言われて、確かにリズムだけ切り取ると変だなみたいなのは今聞いて。
ちょっとダサいでしょ。ドッコタッコドッコタッコと。
これでさ、かっこよくしろよって言われてもなかなか難しい。
だけどそれをめちゃくちゃかっこよくポップに。
ポップっていうかキャッチーにというか、すごい。
上物主体で聴いてるからだろうな、そこは。
これについては。
これはマリリン・マンソンの結構特徴的な曲の一つなんじゃないかなと思います。
なるほどね。
そうやって見ていくとなかなか面白いね。マリリン・マンソンのその。
バンドだからね、マリリン・マンソンって。
メンバーの特色だったりするのかもみたいなところも含めて。
その辺はなかなかあんまないからね、情報が。
その雰囲気を出してるのが、そのリズムのアイディアとか出してるのが誰なのかっていうのもちょっとわかんないけどね。
マンソン自身なのか別のメンバー。
曲にはあんま関わってないもんね、マリリン・マンソンってそのクレジット的には。
これだからBeautiful Peopleと同じ系譜の曲だとは思うんだよね。
なんか入ってる要素的にはっていうところでいくと。
なんか両方結構ヒットしてるというか、マリリン・マンソンの代表曲になってるから、なんかやっぱ特徴的な曲なんだろうな。
てか実際他にこういうのないしっていうのはね、結構思いますね。
なるほど。
リズム的な感じで考えると。
Beautiful Peopleはティギー・ラミレスが作曲で。
ロック・イズ・デッドは誰なんだろう。
ロック・イズ・デッドもティギー・ラミレスと。
あとあれだね、あのキーボードのマドンナ。
あーマドンナね。ティギーが割とそういう。
ティギーだろうね基本は。
45:00
まあメカニカル・アニマルズはもう基本ティギー・ラミレスが全曲に名前が載ってる作曲。
まあ1曲除いて。
作曲のところにやっぱマンソン名前ほぼないからね、1曲だけ。
なのでまあ曲のところはそのティギー中心にバンドで作ってっていうところなんだろうね。
その辺はやっぱもうバンドなんですね。マリリン・マンソンっていう。
マリリン・マンソンっていうのはバンドですからね。
そうなんですよね。マリリン・マンソンのマリリン・マンソンなんですよね。
そう。マリリン・マンソンのマリリン・マンソンみたいなのがあったよね。
マリリン・マンソンからマリリン・マンソンを脱退っていうニュースが。
なんかコピーペネーターみたいなやつあるよね。
コピーペネーターのね、ロックバンドのマリリン・マンソンのボーカルのマリリン・マンソン。
マリリン・マンソンから脱退すると表明した。
俺たちマリリン・マンソン、マリリン・マンソンがいなくなってもマリリン・マンソンだみたいな。
なかなかその辺のナインティネイルズとちょうど逆みたいな感じが面白い。
なるほど、確かに。
ナインティネイルズはめっちゃバンド名っぽい名前だけど、実はソロプロジェクトみたいな。
マリリン・マンソンめっちゃソロシンガーっぽい名前でありながらバンドっていうね。
めちゃくちゃソロシンガーっぽい名前ですからね。
もう人物名だからね。
思いっきりね。
実際マリリン・マンソン、メンバーの名前もそうなっちゃってるからめちゃくちゃややこしい。
マリリン・マンソンのマリリン・マンソンだもんね。
ボンジョビのボンジョビみたいな。
ボンジョビのジョン・ボンジョビ。
ロック・イズ・デッドはね、ロック好きならこれはもう上がるでしょうと。
ロック・イズ・デッドと言ってるけど。
ロック・イズ・デッドはザンデッドですから死よりも死んでるって言ってるけど。
ロック好きは好きでしょ、でも。
死ぬより死んでるってもうすごいいいプリンス。
そうだね。
それがやっぱかっこいいっすよね。
48:00
死にきってるって。
かっこいい。
実際やっぱその後ロックは死ぬんだもん。
完全に死ぬ。死ぬどころかもう死にすぎてるみたいなことですよね。
レディオヘッドがキッドエイやる時点でロックは死んでるんだからさ。
それはわかってんだろ、マリリン・マンソンはこの時点で。
ロックなんかクソ音楽だよ。ここで死んでんだよっていうのを
一番ロックな曲で鳴らすんだよ、マリリン・マンソンはここで。
その皮肉。その皮肉性とそのかっこよさですよね。
ロックなんかここで死ぬよっていうね。死よりも死んでるよっていう。
これ以降ロックは死にますからね。
ゴミゴミになるんですよロックって、これ以降。
それをこのロックで表現すると。
そこのかっこよさだよね。
じゃあロック・イズ・ゼットまでましたということで4曲目までですね。
来ましたので5曲目続きからは次回やっていきたいと思います。
次回へ続きます。
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