メディアヌップ。こんばんは、ささきるです。 こんばんは、宮本です。
メディアヌップは、民族学や歴史や昔話のお話をするポッドキャストです。 はい、というわけで、
はい、今週も始まりました。 メディアヌップ。始まりましたね。
始まりましたね。 近況はいかがでしょうか? そうですね、近況としては、
そうですね。ささきるさんはどうですか? ちょっと一旦順番をお返させてください。
先週、東に4日間ぐらい行ってきまして、はい。 これはいつもは出張で行ってるんですけど、今回は子供を連れて、子供の夏休みということでね、行ってきたんですけどもね。
はい。 面白かった。面白かったというかね、私は会員向けにね、メディアヌップのNFTを持ってる人、これ今でも売ってますんで、これ聞いてる人で買いたい人はね、
1個3000円で売ってるんで、買ったらオリジナルのニュースレターというか、会員限定のニュースレターを読めるんですけども、会員限定ニュースレターでね、いつも、いつもというか、何かあった時に日記を書いてるんですけどもね。
はい。 いやー、楽しかったな、もう。
えー。 もう、なんていうかね、本当にね、毎日、毎日すごいいろんなことがあって。
いやー、すごいですね。なんかね、帰省先っていうかね、地元で楽しいっていいですね。
そう、まあ、それ結局息子連れて、夏休みだとはいえ、仕事的にも面白いことがあるし、
うーん。
まあ、いわゆる夏休みらしい面白いこともあるし、とかっていうことをね。
うーん。
もう、1日がね、1日に3個ぐらいイベントがあるんですよね、つまりなんか。
すごい。
まあ、そういうの詰め込んでやってきたんですけども、今回で言うとなんだろうな、風の丘でハナドロボーに気をつけてってゲームの体験会だったり。
おおー。
あとは、これも風の丘でイカイハンター試験っていう謎解きイベントやったりとかね。
へー。
まあ、いろいろあったんですけど。いろいろあったんですが、その中でもね、僕めちゃくちゃ、めちゃくちゃ衝撃を受けたのがあって。
はい。
あの、大平越子さんっていう方がいらっしゃって。
はい。
この人は昔話の語り手さんなんですけど。
うーん。
私がね、この間東京で日本民話の会のイベントに参加したと言ったと思うんですけども。
はいはいはい。
その時に初めてお会いした人で。
うん。
遠野と川崎の2つにお家があるっていう方で。
はい。
まあ、どっちもね、半々ぐらいで住んでるらしいんですけど。
その遠野市出身で、普段川崎に住んでいて。
その時は新宿での日本民話の会のイベントであって。
そしたらお互いに出身地が遠野だってことが分かり。
はい。
息統合しいというか、ぜひ今度夏休みに遠野のお家に遊びに来てくださいってお招きを受けて。
おー。
で、じゃあせっかくだから息子と一緒に行きますって言って約束して。
うん。
行ったんですよ。
で、その日どうやって過ごすかって全然聞いてなかったんですけど。
はい。
まあ、昔話の語り部さんだから昔話をしてくださるのかなと思ったんですけど。
うん。
それがね、予想以上でもう頭殴られたようなショックを受けて。
へー。
今日ちょっとその話してもいいですか。
はいはい。
まず、まずですね。
気になる。
まずですよ。
宮本さんって昔話聞いたことありますか?
昔話聞いたことあります。
誰から何の話聞きました?
あー誰から何の話。
例えばご両親とかおじいちゃんとか、あるいは絵本とか読むんですよ。
はい。
確かに誰から聞いたかってあんまりイメージないですね。
どっちかというと先生とかなのかな。
保育園の先生とかから桃太郎。
あーそういうことですそういうことです。
あ、いいんですよ。
まさにそういうことなんですよ。
はい。
保育園の先生からお昼寝の前に桃太郎の話を聞くとか。
はい。
カチカチ山の話を聞くとか。
そうですね。
うん。
一寸ぼうし。
まさに。
かぐや姫、はい。
なんかそういうのを聞きますね。
日本五大昔話みたいなね。
はいはい。
ペンになんか言われたりするんですけど。
はい。
まさにそういうものを先生はおそらくね、絵本とか児童書みたいなものに書いてあるやつを見ながら朗読してくれるみたいな感じで昔話を聞くと思うんですよ。
はい。
これがおそらくほとんどの人が体験してる昔話で。
うん。
でちょっとあの東野とかはちょっと特殊事情があって。
はい。
その民話の語り部さん、昔話の語り部さんっていうのがいらっしゃって。
うん。
その方がイベントとか、あるいはホテルの出し物みたいなものとかで人集めてなんか昔話を語るっていうイベントありますよね。
はいはい、なんかあるのは認識してます。
あれは見たことないですよね。
見たことないです。体験したことない。
そうあれはね、何て言うんだろうな、たまに開催されているっていうか、特に観光のハイシーズンなんかに東野にね、外から旅行いらっしゃった方なんかに、いわゆるこう日本のというかね、話としては東野の昔話なんですけども、昔あったようないろりばたでおばあさんから昔話を聞くみたいなものを体験として提供してる販売してるみたいなものだと思うんですけども。
僕それ子供のときにね、小学校のときに一回聞いたことあったんですけど、まあね、そのときはね、まあ眠かったですよ。言ったらあれなんですけども、まああんまり面白くなかったというか眠かったというかね。
それはね、いろんな理由が多分あって、方言は聞き取れました、あの子供だけど。
すごいっすね、けど、確かに子供でも聞き取れない人いるかもしれない。
いや、絶対そうだと思います。なんか何言ってんだろうみたいな感じしますね。
そうね、まず東野医学から来た人は何言ってるかわからなくて眠くなるってのがあると思うんですけど、僕は何言ってるかわかった上で、この話別に面白くないんじゃないみたいな。
いや、例えば、当時ね、少年ジャンプだとかコロコロコミックだとか、物語で刺激的なことをしてる作品、現代的な作品であってると、なんかおじいさんが山で何かおむすび落としてコロコロ言ってみたいな。
なんか別にそれ面白くないなみたいな。
そうですよね、確かに。
なんかね、そういうのもあって、あれはあくまでも、今はなくなってしまった風習を再現してるのを見るっていうエンターテイメントだと思ったんですよ。
例えば今、現代の人がアフリカに旅行に行って、もうアフリカの人って誰も民族衣装着てないのに、旅行客が来た時だけ着て、民族舞踊を踊るみたいな。
帰ったらみんなジーンズに履き替えるみたいな。
なんかそんなような昔あったと言われる昔話を聞くだけのことかと思ったんですけども。
はい。
それはそれでね、やってる方がいて聞きたい方がいて、なんだあれすんもんじゃないとか、大人になって聞いたら多分熱中して聞く部分もあったと思うんですけども。
ただ今回僕が聞いた昔話は、もうナチュラル本昔話っていうか。
ナチュラル本昔話。
天然のっていうか本物の昔話だったんですよね。
その本物のっていうのがどういう意味かっていうと、
その江津子さん家に呼ばれて、江津子さん家がね、小民家を移築したいろりの家、かやぶき屋根のお家が、本宅のお住まいとは別にゲストハウスとして持ってたんですよ。
普段は現代的なお家に住んでるんだけど、昔回しするときとか、遠くからお客さんが来たときに乙女するようなゲストハウスとしてかやぶき屋根があって、
そこがお客さん用のリビングになってるから、そこに通されて、最初雑談しながらね、いわゆるおもてなしの、その場でお庭で採った枝豆とか、朝どれしたばっかりのとうもろこし茹でたのとか、
そういうの美味しいんですよ。で、実はね、そっから昔話って始まってるんですよ。
えー。
あのね、なんか、俺が感じた昔話って、そっからなぜ始まってるかっていうと、やっぱりね、おもてなしでありコミュニケーションなんですよ。
例えば僕が、いやこれ違うんじゃないの、あんま面白くないんじゃないのって思った昔話って、お金を払って、園芸ホールじゃないけど、なんかそのステージに行って、
で、1対Nの状態、喋り手がいて聞き手がいるっていう、一方的な関係の中で、何かお話を聞くっていう関係なんですよね。
でも僕が体験した昔話って、その人と知り合って、ぜひ来てくださいってまぬかれて、でそのお客様用のリビング、まあそれはあの、小民家のね、いろりのそばだったんだけど、いろりじゃなくてもいいと思う、普通に現在の家でもいいと思うんだけど、
これ近所で取れたもので、別に高級なものじゃないんですけど、この時間帯に合わせて茹でたとかっていうね、そのおもてなしなんですよ。
で、ちょっと自己紹介して、今普段どこ住んでるんですかとかなんとかって言っていて、で実はね、この辺にはね、私が生まれたこの場所には、昔こんな話があってねって昔話が始まってくるんですよ。
つまりね、コミュニケーションであり、おもてなしなんですよ。
で、たぶんおそらく昔の人もね、あの例えば、冬の長い冬をね、娯楽のないとこで過ごすときに、誰かんちに集まるってことが普通にあるんですよ。
つまり、おのおの家で燃料焚いてたら、薪がもったいないから、みんな薪を持ち寄っておしゃべりをするんですよね。
で、そのときに、当然コミュニケーション発生して、で、誰かお話上手な人なんかが、いや、こないだねとかってなんか、で始まっていくあの感じ。
もうその感じだったんですよ。
はいはいはい。
ゾクッとして、あ、昔話ってこうやって始まるんだみたいな感じで。
へー、なるほど。
僕その時点で、あ、もうこれ本物きたわと思って。
へー、なんかその、そもそも導入、導入というか、その本当にお家に間抜かれて、そのおもてなしを受けてっていうこと自体が、なんかその本当に物語の始まりみたいな感じがしますもんね。
うん、する。
なんかそれも一種の。
うん。
で、ちょっとね、今ちょっと多少はしょったんだけど、あのお子さんとね、あ、お子さんというか子供か、俺の子供、11歳の小学校5年生の子供と言ったんだけど。
はい。
あのおばあちゃんというかその、まあおばあちゃんって年でもないんだけど、そのこんにちはとかってなんか言ってくれて。
うんうん。
昔話ってなんか聞いたことある?って言って。
えっと僕は桃太郎と浦島太郎とか知ってます?とかなんか言う。
うーん。
ちょうど今みたいな会話があって。
はい。
で、その後に割と最初ね、子供向けにっていうか、スラの話っていう、まあこれもなんか有名な話らしいんですけど。
へー。
僕は知らなかったけど、スラの話っていうエピソードを最初にしてくれたんだけど。
はい。
それはね、なんかそのカチカチ山とか、それに近いような。
うーん。