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スピーカー 1
メディアヌップ。 こんばんは、ささきるです。 こんばんは、みやもとです。 メディアヌップは、なんだっけ?
えっと、そうですよね。僕も、いつも隣で聞いてるんですけどね。 いや、えっとね、知ってはいるんですよ。民族とかね、歴史とか、メディアの話をするっていうふうに言うのは、僕も知ってたんですけども、
スピーカー 2
今日は、ちょっとそれとは違う話をしようと言ってたんで、はいはい。 それでね、ちょっと忘れたふりをしたんですけども。
スピーカー 1
すいません、すっかり。そうなんですよ、はい。 どうですか、最近、みやもとさんは。
スピーカー 2
僕、31歳になりました。8月15日の終戦の日が誕生日で。 おめでとうございます。 ありがとうございます。
そうなんです。 ついに。 はい、そうなんですよ。ついに31歳で、いつも、なんかちっちゃい時は、本当に誕生日の旅にホタルの墓っていうイメージがあったんですけど、
なんか、そういうことね。 そう、なんか今回、金曜ロードショーが何年ぶりとかって書いてて、じゃあ、最近は全然流れてなかったんだと思いましたね。
ホタルの墓、見たことあります? いや、僕、フルで見たことなくて、初めて録画して、今、見よう見ようと今、思ってるところです。なんか、ちょこちょこ、たぶんこう、見てるんですけど、はい。
じゃあ、初めて見たんじゃなくて、初めて見ようとして、今、とりあえず撮ってはいるってことですね。 初めて、今、フルで見ようとしてるっていう状態です。
あれはすごいですよ。 あれはすごいよ。 そうなんですね。
スピーカー 1
あれね、見る人が、見る人のね、感想で言うと、どんな作品でもそうだって言えばそうだけど、見る歳によって、
あの、どこ、誰にね、共感して見るかで全然見え方が違うみたいなのがよくあって、はいはい。 まあ、子供の時に見ると、主人公のね、聖太さんっていう男の子もいるんですけど、
まあ、あの人がね、主人公っぽいから、あの人の目線で物語が動くから、あの人で見ちゃうんだけど、だんだん大人になってくると、周りの大人ね、あのおばさんとかなんとかみたいな、
ちょっと見たりして、また違う見え方ができるな、みたいなことは放送のたびにね、よく出てくるんですけど、はい。 だからね、あの、早く見てください。
スピーカー 2
早く見ます。なんか、たぶんほんとにちょこちょこ、ところどころは必ず見てるんですよね。なんかすごいイメージはやっぱりあるんですけど、フルで見たことがないから、いや、すごい楽しみです。
そう、けどね、妻がなんかこう、一緒に見れないっていう、一緒に見れないっていうか、なんかこう、見れ、私は見れないって言ってて、なので、こう、一人でいる時に見ないとなーっていうので。
スピーカー 1
あれ、奥様は見たことあるんですか? そう、見たことあるって言ってました。フルで見たことあって。じゃあ、1回は見たことあって、2回目は見たくないって。
そうですね、見たくないって言ってましたね。で、なんか上手い言い方がありますよね。二度と見たくない傑作っていう。
スピーカー 2
確かに、すごいなんかね、批判的な言い方ですけど、なんか、たぶん妻としてはどちらかっていうと、こう、なんかもう没入しすぎるっていうか。
スピーカー 1
あの、お子さんがね、産まれるとまた、そういうのはあると思いますね。 きっとそうですよね。
スピーカー 2
いや、そうなんですよ。ついに、はい、そんな感じで31歳になりました。 いや、でもね、繰り返し見た方がいいですよ、あれは。
スピーカー 1
映像演出的に、これこういう意味だったのかみたいなのがね、山ほど仕掛けてあるからね。 1回見てわかんないんですよね。
スピーカー 2
はいはいはい、いいですね。 いや、笹木龍さんはどうですか?
スピーカー 1
僕は、夏休み、お盆ね、特に何もせいでずっと仕事をしてたんで、あれなんですけども、
メディアヌップで前話したお蕎麦屋さんがあったと思うんですけど、立ち食い蕎麦屋。
あの、福祉六区で、福祉六区行ったときに、久々に、こう、近所のね、美味しいお店が出てたのを見て、それでまたハマって、
で、東京戻ってきてからも、自転車でね、25分ぐらいの距離なんだけど、わざわざ行って、
で、食ったらやっぱりうまくて、で、うますぎて、店の人にすげえ話しかけまくって、
話しかけまくって、まあ仲良くなったみたいなことがあったんですけど、ちょっとね、僕が前回言った情報に誤りがあって、訂正しなきゃいけないことがあって、
はい。 あの、3色の揚げ玉があるって言ったんですよね。
うんうん。 天かすね。
はい。 で、それ前、緑色のやつを海苔って言って、赤色のやつを、赤色のやつ何って言ったんだっけな?
あ、唐辛子って言ったんだ。 ああ、はいはい。
でもね、違いました。赤色のやつが紅生姜で、緑色のやつが春菊だったんですよ。
へえ。 天菜じゃない?
スピーカー 2
すごいっすね。そっか、天かすでそんなに、もう具材みたいな天かすなんですか。あ、それらを揚げてるときの天かすってことか。
スピーカー 1
いや、えっとね、それらの、ないんですよ。紅生姜天とか、はい。
えっと、春菊天は提供してないんですよ。
スピーカー 2
あ、そうなんですね。
スピーカー 1
で、春菊、まあ、ちょっと細かく、春菊細かく切って、春菊の香りがする揚げ玉を作ってる。
スピーカー 2
あ、揚げ玉になってるんだ。
スピーカー 1
紅生姜を細かく切って、紅生姜の味がする揚げ玉を作ってるんですよ。
スピーカー 2
豪華です、豪華、贅沢なんだろうな。
スピーカー 1
で、それを色を選んで乗せられるんだけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まあ、その、慎吾喜そばっていうのは、赤、黄色、緑のね、その3色の揚げ玉があってて、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
それをどのように麺と一緒に、あるいはその、ついに溶かしながら食べるかによって、
春菊のあの草の香りと、
はいはいはい。
紅生姜のちょっと酸味のある感じとっていうのを味わいながら食べられるっていう、これ天才、天才なんですよ。
スピーカー 2
へー、なるほど。すごいっすね。
スピーカー 1
すごいね。
スピーカー 2
めっちゃいい。
スピーカー 1
めっちゃいいでしょ。
はい。
あの、で、まあ、それちょっと僕はね、あの、味わったことがなくて、見た目の写真で言っちゃって、ちょっと間違った情報を言っちゃったのを訂正しなきゃと思ってたんで。
はい。
ちょっと今訂正するんですけどね。
スピーカー 2
はい。
へー、いや、すごいおいしそうですね。いや、ほんとに前聞いたときもそうだったけど。
スピーカー 1
そう。で、さらに僕感銘を受けたことがあって、
はい。
その、藤見台っていうお店は1号店なんだけど、その1号店さんを今息子さんがやってて、
はい。
で、2号店を店長っていうか、そのお父さんがやられてるのね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、俺てっきり、あれのって、お父さんが創業して、で、なんか順調にいったから、なんか息子をアルバイトに引き入れて、
うーん、はいはい。
で、息子ちょっと店舗のオペレーションやっててよ、みたいな、ちょっとそういう関係が想像したんでね。
スピーカー 2
そう、そうできますね。
スピーカー 1
ところがね、対等なんですよ。
へー。
対等というかね、それはね、すごく親子関係がすごくこう、フラットで、
はい。
親子間なんだけど、すごく何でも言い合える関係で、
うーん。
まずそのお店オープンにするにしても、その息子さんの方が、あそこのお店の角、すごいいい場所空いてるよっていうのを、なんか空いてるのを見つけて、親父に、お父さんに言って、
はい。
その時に一念放棄して、じゃあ二人で蕎麦アイドルもやるか、とかって言って、
スピーカー 2
へー、あ、そうなんですね。
スピーカー 1
で、二人で創業したと。
共同での企業、はいはいはい。
そうそう。でね、煮干し油蕎麦とか、
うーん。
猫蕎麦とか、なんかいろんなことを開発してるのも、その息子さんもすごいアイディア出して、
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
で、そのお客さんと接客しながら、何食べたいかとか、こう見ながら、
うーん。
すいません、息子さんがね、まるでアルバイトのようにちょっと、なんとなくこうステロタイプに思っちゃったんですけども、
はいはい。
二人が多分共同創業者みたいな感じで、
へー。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、その親子関係、いいなって思ってね。
はいはいはい。
スピーカー 2
うん。
ほんとですね、す、素敵な関係ですね。
スピーカー 1
うん。で、ますますね、ますますファンになりましたね。
スピーカー 2
いやー、いいなー、行ってみたい。
スピーカー 1
いや、いつか、来年も、来年もっていうか、あ、ごめんこれ言いちゃダメだった。
スピーカー 2
なんかあるですね。
スピーカー 1
あ、なんかあの、これ後で、後でカットしますけど、
僕の目は確かだったっていう。
スピーカー 2
はい。
ほんとですね、すごい。しかもそれが近所にあるってめっちゃいいですね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
うーん。
なのでね、すごいよ、あのタベログのレビューとかもね、異様な厚さだもん、みんなの書いてることが。
へー。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。で、なんてお店でしたっけ?
富士見台のモリモリ。
スピーカー 1
富士見台のモリモリ。
あの、東京の辺境っていうかね、ちょっと田舎のほう、田舎ってあんまり使われないっていうかね、
あの、住宅地だから、それめがけて飲食店行くような場所じゃないんだけど。
うーん。
こんなとこにこんなすごいお店があったことでみんな感激して。
めっちゃおいしそう。
で、その見たことないメニューの組み合わせ。
うーん。
例えば、煮干し油肉そば玉ねぎトッピングとかね。
スピーカー 2
うまいんだよこれが。
スピーカー 1
へー。
まあ、みたいなことでしてね。
味にファンになるというかは、常にアイディアを働かせ続ける飲食店の経営スタイルとしてね、すごくファンになりました。
へー、いいですね。
スピーカー 2
そうですね。
あれロボットなんですよ。
そうですね、サイボーグみたいな感じですよね。
サイボーグっていうか、サイボーグっていうのはロボットなんだけど。
ロボット、そっかそっか。
スピーカー 1
ちょっと、みょうさん、本当に何も知りませんね。
スピーカー 2
本当に知らなかったですよね。
なんか人間側で妖怪と話ができる人みたいなイメージだったんですけど、
妖怪側でどちらかっていうと、人間と共存しようとしてるっていうか、
仲を取り戻してくれてるっていうか。
スピーカー 1
なるほど、鬼太郎が人間側の人だと思ってたんですね。
何しろ見た目が人間だからね。
スピーカー 2
そうなんですよ、見た目が人間だから。
なので、なんかそういうイメージで勝手に言ったんですか、
そうじゃないんだみたいなのすごい色々知ったりして、面白いなと思ってて。
で、なんかあの、でも笹切さんの息子さんもすごい鬼太郎を見てるっていう話は、
でもメディアループで聞いたのか。
そうですね。
スピーカー 1
髭の鬼太郎のね、あのテレビシリーズの最初。
テレビシリーズの最初って、これ何年って言ったらいいんだろう。
スピーカー 2
なんかでも白黒のやつ。
スピーカー 1
大昔のね、素白黒のやつ。
スピーカー 2
はい、見ました。
スピーカー 1
あれは確かね、アマゾンプライムで1話何百円、100円とか200円とかでかかるから、
見放題じゃなくなってたから。
ああ、そっか。
それはなんか全部見てないんだけど、
それ以降の、確かシーズン2からは全部サブスクにあったんで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
子供はね、全部見ましたね。
スピーカー 2
へえ、すごい。
全話。
すごいっすね。
スピーカー 1
全話見て。
結構な数ありますよね、だって。
あとは東京だと近くに調布に鬼太郎茶屋っていう、
はい。
あの調布は水木しけり先生が晩年を過ごした、
晩年っていうか、まあ長いこと、東京で長いこと漫画家してる間はずっと住んでた場所なんですけど、
そこに神田寺っていうお寺があって、
で、そこに鬼太郎茶屋っていうね、鬼太郎のいろんなグッズとか体験ができるとこあるんで、
そこに行って、
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
で、ちゃんちゃんコを買って、
はい。
で、家帰ってきたら下駄を履いてもらって、
おお。
リモコン下駄とちゃんちゃんコをやってたりとかして、
へえ、すごいちゃんちゃんコって。
一通りね、はまりましたよ、なんか。
はいはい。
スピーカー 2
いや、そうなんですよ。
すごい息子も影響を受けてて、
なので、鬼太郎の話もすごく気になるし、
でもなんかこう、最初それこそ、
僕たちそんなに子育てみたいな、子育て教育方針みたいなのが、
すごく強くあるわけじゃないんですけど、
やっぱり息子が何かをアニメとか、そういう何か動画とかを見てると、
すごく影響を受けやすいので、
なんかまさに鬼太郎の真似をし始めるっていうか、
タオルを首に巻いてちゃんちゃんコにして、
はいはいはい、いいですね。
スリッパ履いてリモコン下駄みたいにして、
スピーカー 1
リモコン下駄。
スピーカー 2
すごい飛ばしてきたりするみたいな。
でもその、今まであんまりそういう戦いものとかを見たことが多分息子はなかったので、
なんだろうな、急に僕が殴られたり負けられたりするっていうか、
でもまあすごい可愛らしくていいというか、
ですけど、なんかそういうのが始まってきた時に、
どういう、なんて言ったらいいんですかね、
僕たちが見せてるわけじゃないから、
基本本人が喜ぶものを見たらいいと思うんですけど、
なんかすごくこう、本人のこう、これから形成されていく感じのこう、
なんだろうな、なんかそういう性格とか動きとか、
そういうのにもすごく影響、これから鬼太郎がしていく感じも感じて、
スピーカー 1
え、そうなのかな、
スピーカー 2
わからない人なんだろう。
スピーカー 1
うちの息子、鬼太郎全話見て、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
リモコン下駄とか、シャンプーしてる時に妖怪アンテナとかやってましたけど、
はい。
特に影響を受けてるようには。
スピーカー 2
影響を受けてるとか、じゃあそんなことはないんですかね、
なんかね、でも言葉遣いとか、なんて言ったらいいんですかね、
なんかすごいそういうのがこう、そういうふうになっていくみたいなのを見て、
なんかでも、そこも含めてすごい面白いなと思って、
今その息子の様子を見てるんですけど。
スピーカー 1
いや、でも確かにあの、すごい正確に影響を与えるとは思わないけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
僕も子供の時に、鬼太郎第3期っていうのかな、
はい。
第3期が小学校の時にこう見てた感じで、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
4、5、6期とか大人になってるから見ない、見ないっていうか、見ないですよ普通に。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
で、子供ができた時に一緒に付き合って見るようになるぐらいのことなんだけど、
当時だからね、漫画もいっぱい流通してたから、
水木しげるのね、高段車版のね、
はい。
そういうのも読んだりとかで、鬼太郎的な世界、鬼太郎的な雰囲気みたいなものは、
子供時代通じてずっとあったんですよ。
はいはい。
で、今思うと、ああいうコンテンツって鬼太郎的な雰囲気を持った、
日本の土着的な風景とか妖怪とか、
あとその、完全懲悪でもないっていうか、
アニメだと一応ね、完全懲悪悪い妖怪が出てくるんだけど、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
漫画だとね、鬼太郎がね、誰の味方かよくわかんない。
あー、なるほど。
あとネズミ男もね、誰の味方かよくわかんない。
で、なんかどちらかと言えば、社会風刺になっていて、
人間の方が現代社会、忙しく働いている人間、サラリーマンとかさ、
教育熱心なママ達みたいな、そういうものが敵っていうか、悪者っぽくなったりするじゃん。
スピーカー 2
そうですね、なんか元の原因はとか、そんな感じはしますよね。
スピーカー 1
なるじゃない。
まあ多少積極性ところはあるんだけど、
それアニメの方がそうなんだ、漫画の方はそんな積極性くないんだけど、
なんかああいう土着的な妖怪的な民族的な、社会を裏側から見る的な漫画ってそんなになかったから、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
特に小学校の時とかは。
そういうものの味方みたいなものは、あの漫画を通じて染み付くものはありますよね。
だからその戦いが動向とかじゃなくて、世の中の味方っていうね。
スピーカー 2
いやでもそう思います。
なんかそういう意味では、なんかそういう話だったんだっていうのは本当に、
なんかまさにその鬼太郎って感じたポイントのもう一つで、
なんかやっぱりこう、人間がこうあの、
だから当時、まあそうか1998年とかのタイミングが、
ちょっと僕がどれぐらいの状態だったかわからないですけど、
やっぱりこうどんどん多分開発されていってたりとかしたのかなと思うようなタイミングだったの。
なんかこう鬼太郎の漫画の話の中でどっちかというと妖怪が住んでた場所が、
人間によって開発されて、荒らされて亡くなって、
なんかこうさらちになってそこにビルが建ってみたいな話とか。
あとあの、
スピーカー 1
それ平成たぬき合戦ポンポコンもそうだよ。ジブリの。
そうかそうか。
よくある話ではあるんですけどね。
スピーカー 2
息子は泥田坊っていう妖怪がすごい好きなんですけど。
スピーカー 1
僕や富川さんが何を面白がってるか、
そろそろわかっていただければ。
スピーカー 2
そろそろ、はい。やっとアニメを通じて。
すごい、今息子と一緒に感じてますね。
スピーカー 1
そういえばね、水木しげるといえばね、妖怪といえばね、
最近、自分の近くに住んでるとこにね、ロクト科学館っていうとこがあって、
ロクト科学館は、これは何市なんだろうな、東京のロクト科学館、ちょっと正解に。
科学、正解に。
多摩ロクト科学館だから、東京都西東京市にあるんですけど、
そこにプラネタリウムがあって、
星とかね、地学、いろんな岩石とか見れる、そういう科学館なんですけど、
そのプラネタリウムの特別上演で、
ヌリカベと出会った夜っていう演目をね、
先々週ぐらいかな、4日間ぐらいやってたんですよ。
これ何かっていうと、水木しげるって戦時中に赤道直下の島のところでいて、
で、その自分の部隊が全滅して、で、その生き延びて助けられるまでの間、
山の中さまよっている間にヌリカベに会ったっていう話があって、
それが漫画にもなってるんですね。
ヌリカベっていうのは夜、まあ夜ね、暗い中、昼間移動すると敵に見つかってね、
命の危険があるから、夜真っ暗になってから移動するんですよ。
で、その真っ暗になって、その前に進もうと言う時に、
もうこれ以上全然進めないっていう、まるでヌリカベのような、
まあヌリカベって土壁っていうかね、あの壁のことですけど、
ただの屋外の道なのに、この先全然進めないっていう、
その状態になったっていうか、現象に出会ったと。
まあそれをヌリカベっていう風に言ってるんだけど、
そのヌリカベに出会った夜っていうのは、
そのね、戦争中の部隊が全滅して夜中逃げてる時の、
まあその戦争中の話を漫画とかいろんなエッセイとかから語りを抜き出して、
だいたい40分か1時間ぐらいのエピソードに再構成したやつで、
それをプラネタリウムで上映するってのはどういうことかっていうと、
その日その時の空、水木しげるがその時に赤道直下で見ていた、
まったく同じ空を再現できるわけ。
スピーカー 2
へえ、そっか。
スピーカー 1
で真っ暗になるじゃん。本当に真っ暗になる。
非常灯も何もないっていうか足元の明かりすらもない。
真っ暗になって、そこで水木しげるが体験したであろうヌリカベがね、
真っ暗闇に出てくると。
へえ。
これ以上進めないっていうヌリカベを、
まあそのお話の中でみんなで体験するっていうのがあってね、
子供と2人でやってきたんですけど、
それね、めちゃめちゃ面白かったよね。
スピーカー 2
へえ、面白そうですね。
今でも調べたら本当だ、7月と8月、でも11月もやるみたいですね。
スピーカー 1
またあるんだ。
スピーカー 2
何日間かだけ、はい。
へえ。
スピーカー 1
いいですね。
それも大人になって、また妖怪のね、違う。
ヌリカベっていうと妖怪ですけど、
それはね、8月の半ばにやってるのは、
その戦後80年のいろんな記念の中で、
戦時中のそういう、いろんなドキュメンタリー、ノンフィクションのアレンジ版としてね、
フラネタリウムで上演するっていうプログラムがあったんですけど、
はいはい。
これもね、いいんだよね、やっぱりなんか。
いいっていうかね、やっぱ子供の時に水木しげる的なものにこう、
触れてるとね、やっぱそういうことにも関心が抜きましてね。
スピーカー 2
はいはいはい、いいですね。
だからあの、ヌリカベもあの、北郎の仲間、
ちょっとすいません、だから初心者、初心者言葉なのですごい許してほしいんですけど、
詳しい皆さん。
スピーカー 1
まあアニメ的には仲間じゃないですか。
スピーカー 2
そうなんですよ、アニメ的にはもうなんか、初期の仲間たちじゃないですか。
ヌリカベも一旦もめんもいてみたいな。
だから僕、確かにちょっと話がまた違うんですけど、
なんで小泣じじいと砂掛けばばはなんだろうっていう、
なんていうかこう、物語の中でこうチームを組むとして、
北郎と猫娘の関係性とかは、
なんかなんとなくこう、よくアニメとか他の漫画でもありそうな感じがする。
猫娘がヒロインなのかわからないですけど、
スピーカー 1
なんかこう、女性がヒロイン。
ヒロインはね、作品によっては、第3期だとユメ子ちゃんっていうのがいたりとか。
スピーカー 2
あー、そうですよね、確かに。
スピーカー 1
誰か別な人間の女の子がいるはず。
スピーカー 2
人間側にいたりしますよね、そうですよね。
確かに、だから、なんかまあ猫娘がいて、
で、猫娘なんか強い感じもする、こうひっかいて攻撃したりする。
でも、なんかその小泣じじいと砂掛けばばの、
なんでこんなにこう、戦うとき強いんだろうっていうか、
なんかこう地味な、技としては地味な感じがするし、
こう、他の妖怪の方が大きかったり派手だったりするのに、
なんでこの2人なんだろうみたいなのとかも、
なんかすごい、今気になってます。
あの、初めの方を見ながら。
スピーカー 1
たぶんね、そんな理由がないのは、
ゲゲの北郎で北郎の仲間になっている妖怪は、
柳田邦夫が妖怪談義っていう本の中で取り上げた妖怪なんですよ。
小泣じじいも砂掛けばばも妖怪談義の中に出てくるんですね。
だから物語上こういう人が必要だと。
例えばオッチョコチョイなやつと、勇敢なやつと、裏切り者と、可愛いやつと、
大体このぐらいの人数がいるとお話が進みますよねみたいな、
物語上の必要上から、あのメンバーが選ばれたのではなくて、
柳田邦夫をリスペクトで、
スピーカー 2
なるほど、妖怪談義か。
スピーカー 1
妖怪談義に出てくるものを中心的に出していった結果、
そこに小泣じじいもいるし、砂掛けばばもいるから。
だからなんかこいつらいる必要なくねえかみたいな。
そんな強くもなさそうなのに、なんでこのヒーロー側のやつにいるんだみたいな。
そういうことを今言ってると思うんだよね。
はい。
塗り壁もいったもみも形に特徴があるから、
猫娘も女の子だからいるのはわかると。
スピーカー 2
でもじじいとばばじゃねえかって言ってるでしょ、今。
そうなんですよ。
僕が言いたいのは。
何の意味があるんだろうみたいな。
いつかこう伏線みたいなのが回収されるのか、すごい伏線みたいに勝手に思ってたんですけど。
スピーカー 1
いや、そんなことはないけど、いろんな作品でいろんな大活躍をしたりしますよ。
特にね、砂掛けばばはね、名前がよくないよね、ばばって。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
女性だから、あの人。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
その女性らしさを活かしたストーリーがあるやつが、映画版か何かでね、いいのが。
はいはい。
ばばと侮ってたみんなをね、すいませんって思わせるようないいエピソードがありますから。
ただ俺の知る限り、じじいを、小泣きじじいがどうにかなる話は俺ちょっと知らないんだけど。