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スピーカー 2
いやいやいや、そんなことないです。
スピーカー 1
でもね、ポッドキャストのネタのためにアドバイスを求めてみるっていう振りをしてくださって、本当にありがとうございます。
スピーカー 2
すごいなんか、喋りだした僕は恥ずかしくなるような返しが、もう一回やってきたんですけど。
スピーカー 1
どういうのがいいかっていうか、自分の体験しか喋れないよね、そういうお店に行って何がいいか。
スピーカー 2
そうなんです、そうなんです。
なんかまさに、すごい、なんていうんですかね、たぶん種類は出せないと思うんですよ、おつまみとしても。
でもなんか、ここのこれとだけあったら、ビール何杯かいけるよねとか、ワイン何杯かいけるよねみたいな、
おつまみを3品、4品ぐらい出せるようなお店だといいなと思っていて、
今、夜のお店の名前は、ちょっと今のところその仲間たちから反対されてるんですけど、
その夜のお店はもう、僕、こんなに名前決めれない僕でももう決まっていて。
はい。
スピーカー 1
反対されてても、夜のお店は自分がやるから、自分が決められるってことね。
スピーカー 2
もうこれでいきたいと思ってるんですけど。
スピーカー 1
じゃあ、いいです。
スピーカー 2
夜のお店は、今、泥のすっぽんっていう名前で。
スピーカー 1
泥のすっぽん、また個性的な。
スピーカー 2
泥のすっぽんっていう名前でやりたいなと思っていて、今のところ雲泥の差は、比較ではないですけど、
雲泥の差の泥と、月とすっぽんのすっぽんを取った、泥のすっぽんでいきたいなと思っていて。
そういうあれね。
比較対象としては、毛の毛みたいな状態に、なるべくハードルを下げたお店でいきたいなと思っていて。
なので、普段はカフェとかお菓子屋さんのようにすごい綺麗な見た目をしてる内装・内観なんですけど、
夜はできれば、蝶蜻とのれんを出して、泥のすっぽんっていうテイストでやっていきたいなと思っていて。
スピーカー 1
泥とすっぽんじゃなくて、泥のすっぽん。
スピーカー 2
泥のすっぽんにしようと思いました。
あくまですっぽんの状態。
スピーカー 1
毛の毛でいいと。
スピーカー 2
毛の毛でいいっていう状態なんですよね。
前話した感じだと、僕はカレーのルーがハマってるっていうのもあったんですけど、
僕は本当にカレーのルーが…
それは絶対やったほうがいいよ。絶対自分が喋れる、語れるやつをやったほうがいいですよ。
カレーのルーがほんとにちょびっとあったら、僕はもうそれだけでずっと飲み続けられるのでいいなとか、
すごいおいしかったおつまみみたいなのを聞きたいなと思いました。
スピーカー 1
最近、煮干を食ってるんですよ。
だし取った後の煮干をアヒージョっぽくしてあって、
ニンニクと唐辛子とオリーブオイルで、
1回に使う煮干の量って、3、4杯分の味噌汁だったら、数本しか使わない。
1回1回それはしないんだけど、冷凍して取っておいて、
ある程度まとまった量になったら、アヒージョっぽく、
アヒージョっていうか、す揚げ、ニンニクの香りがついたす揚げにして、
塩ふって食べるんですけど、
スピーカー 2
めっちゃおいしそうですね。
スピーカー 1
これ、ただだから。
本当ですね。
だし取り終わった後、ただだから。
スピーカー 2
しかもだし取った後の状態でいいんですね。
スピーカー 1
いいのいいの。でももちろんそれでも味するし、
味するっていうか、魚の味ね、当然残ってるし、
何しろアヒージョだから。
オリーブオイルとニンニクと唐辛子の香りがすると、おいしいんで。
それはね、欠かさず、
欠かさずっていうか、煮干をしょっちゅう使うからよくやる。
それはね、下の下だよね。
もう使い終わった煮干を、
なんかもう油地獄で、下の下みたいな。
なんだけど、この下の下がうまいんだよね。
スピーカー 2
でもなんか下の下なんだけど、すごい綺麗な、
アヒージョになってる感じがめっちゃいいですね。
すごい綺麗な感じもするし。
スピーカー 1
今わかりました。だからつまみの中でもいろいろ思い浮かぶけど、
下の下みたいなやつを思い浮かべればいいのか。
こんなんで飲んでるよみたいな。
カレーの残りで飲んでる俺みたいなのを多分、
出汁とりわった煮干で飲んでるわ俺みたいな。
でもそこに、ウィットに飛んだ、
おいくろおいしく食べるアイディアがあるってことだと思って。
スピーカー 2
でも確かにいいですね、出汁。
出汁とった後の煮干もそうだけど、昆布とかもめちゃくちゃおいしいですもんね。
その後ただ醤油と、あれは何とで、ちょっと煮るなのか焼いてるのかですけど、あえて。
スピーカー 1
しそのみと一緒に佃煮にする。
スピーカー 2
はいはい、そうですね、佃煮にしてる。
スピーカー 1
昆布は2センチくらいの角に切って、醤油とみりんと、それだけだと甘いものになっちゃうから、
山椒を効かせるとか、しそのみを入れるみたいなスパイシーなやつを入れて、
ご飯と一緒に食べればご飯のおかずになるんだけど、
そんな甘くせずというか、そこまでしょっぱくせず、
スピーカー 1
おつまみにするんだったら塩分と糖分控えて、スパイスを逆に効かしてやる。
スピーカー 2
最高ですね、それ。
スピーカー 1
あとね、かつお節はどうしてるかって、結構かつお節は素直にふりかけにしちゃってますね。
おつまみにはしてないかつお節は。
スピーカー 2
はいはいはい、そうっすよね。結構そうだよな。
厚みのあるかつお節だったら、よく乾燥したチップスみたいに、
あれはかつお節ってかつおか、なってたりしますけどね、そうですよね。
かつお節だともうへにゃへにゃになってるから、それをあと火通してパラパラにしてとかってことですよね。
スピーカー 1
毛の毛か。
でもなんか、バーとかで落下性からどんどん落としていったりするバーとかあるじゃないですか。
スピーカー 2
それ、たびたび言う。
スピーカー 1
それ小説に出てくる、ジェイズバーだからそれは。
スピーカー 2
ああいうのとか何なんですかね、独自の文化なのかな、何なんだろう。
スピーカー 1
もしかして食べ物だけじゃなくて、その場所自体もそういうタフな感じにしたいですか。
スピーカー 2
いやどうなんですか、でもその日中はカフェやってるから、めっちゃめっちゃ掃除しないといけないかもしれない。
おっぱらいたちが集まった後、僕めっちゃ掃除して朝までにはちゃんとピカピカにしないといけなくなっちゃうから、
ちょっと場所的には難しいなと思ってて。
スピーカー 1
いや本当に多分宮本さんが選択しない、すごい毛の毛で言うと、
西村健太っていう詩小説家がいて、その詩小説家が毎晩毎晩家で晩酌をしてるんだけど、
その晩酌に食べてるものが、もう本当にしょぼくて面白いんだけど、
ハムエッグとかで飲むんですね、ハムエッグで宝錠柱を1本開けるみたいなことをする。
それって朝ごはんじゃんと思うんだけど、でもその中年男性、諸狼に差し掛かってる男性、
料理のできない男性、出前を取ることしかない男性が、深夜3時とか4時からお酒飲み始めるときに唯一作れるものがハムエッグしかないっていう、
スピーカー 2
このわびしさが面白いんですよ。
でもハムエッグめっちゃいいな。
スピーカー 1
今でも例えば定食屋さんとかでハムエッグ定食みたいなのがあって、
このハムエッグで定食とか出すの面白いとかって逆の逆で面白いのがあると思うんですけど、
もし泥のすっぽんのメニューにハムエッグってあって、ただしそのエッグは僕の言ってる焼き方。
究極の鶏の卵のステーキにハムを合わせるっていうのが、
ただのハムエッグかと思いきやこの焼き方はって思わせる。
一応ポイントがあって僕もハムエッグやるんだけど、
ハムエッグってだいたいみんなフライパンにサラダ油ひいて、
ハムを下に敷いて、そのように卵を割ったりするじゃないですか。
あれも間違いですよね。
僕のやる5分も10分も焼く焼き方だとハムカリカリになっちゃうんで、
卵は卵で焼く、ハムはハムで焼いて、ちゃんと合わせるんですよね。
スピーカー 2
最後合わせて。
最後一緒のサラダ合わせればいいんですよ。
そっかそうっすよね。
スピーカー 1
その時にすごい安い3パック4パックでセットの薄いハムを入れるのか、
スピーカー 1
ただこれね、一人分の量として多いんだよ。
缶詰まるまる一個と玉ねぎ半分だから多いんだよ。
スピーカー 2
そっか、そうですね。
スピーカー 1
これをなんかもっと一人で来たお客さん向けに、
缶詰をうまく使ったインパクトのある、
泥のすっぽんのようなものが何かできないかと。
まあツナ缶だったらサバ缶よりも中身の分量ちっちゃいよね。
でもツナ缶って結構今高いからな一貫。
その分で出すと単缶に結構反映されちゃう。
はいはいはい。
スピーカー 2
そうっすよね、缶詰出てきてちょっと高いおつまみだったらなんかショックですもんね。
缶詰ね、確かに。
でもそういうのいいですね。
なんかそういう、お店に行く必要があるのかがわからなくなってくるけど、
なんか本当に、こう一人飲み、こう家で一人飲みしてる感じとか、
出張中の、わかんないですけど、一人で出張してる時にホテルで一人でご飯食べなきゃいけないみたいな、
時の状態で飲んでるの一番なんかすごい幸せ感じますね。
スピーカー 1
俺そういう意味で究極のゲノゲノやつは、
あの魚肉ソーセージだね俺。
好きなんですよね、やっぱ子供の時に食った貧乏児から。
じゃあ今家で食うかって言うと逆に食わないけど、
なんかミヨモさん家の泥のすっぽんで魚肉ソーセージで飲むらしいよってなると逆に興味が。
浮いて食ってくる。
スピーカー 2
そうですよね、魚肉ソーセージいいですよね、確かに。
なんかやっぱ徳島に住んでた時は、なんか徳島はハムカツみたいな感じで、
フィッシュカツっていう、本当に魚のすり身にカレー粉とかが入ってた、入ってて、
で、それを揚げたものみたいなのをなんか徳島で、本当にこうよくスーパーの惣菜とかで売ってて、食べたりしてましたけど。
スピーカー 1
僕子供の時ってあの、ミヨモさんもそうかもしれない。
お祭りの屋台のホットドッグって、普通だったらソーセージが中に入ってて、
前にホットケーキ生地がついてて、ホットケーキ生地がついたソーセージを油で揚げて、
それケチャップとマスタードっていうのがホットドッグだと思うんですけど、
その中身が魚肉ソーセージじゃなかったです、小さくて。
スピーカー 2
そっか、確かに。なんか色、なんか思い浮かびますね。
スピーカー 1
薄いピンクの、魚肉ソーセージだったと思うんですけど、
その発想でいくと、魚肉ソーセージになんか衣をまとうみたいな感じだった。
魚肉ソーセージカツ。
スピーカー 2
カツ。
スピーカー 1
魚肉ソーセージに衣をつけてカツにするとか、
スピーカー 2
そうですね、確かに。
スピーカー 1
魚肉ソーセージをカツにしたやつをパンに挟んだホットドッグになってるとか。
ゲノゲみたいな。
スピーカー 2
ゲノゲですね。
確かに、でもそれでちょっとスパイスとかが気が利いてたりすると、
なんかすごいおいしそうな感じしますね。
スピーカー 1
いや、ゲノゲ、難しいね。
スピーカー 2
ゲノゲにお金を払わないといけないっていうのは、すごい難しいんですけどね。
お店で、どんな感じになるんでしょうね。
本当に最悪お客さんが来なかったら、本当に1人で、
そこで音楽を聴きながら飲んでるだけでいいっていう、一応スタンスでやるんですよね。
本当に、お店の営業時間じゃないときに開けてるだけなので、
特に売り上げをすごい求めてるわけじゃないし。
スピーカー 1
仕込みとかなんとかも手間かけたくない。
スピーカー 2
そうなんですよ。
そうすると、どんどん開けれなくなってくるんだろうなと思って。
スピーカー 1
じゃあ、漬物出すしかないじゃないですか。
スピーカー 2
いや、だから、あの漬物は本当にいいですよね。
たまたま妻が京都だから文脈も作れそうだし。
スピーカー 1
あれ、スグキって奥さん知ってました?
スピーカー 2
スグキ、まだ聞いてないですね。
やっぱ知ってるのかな。
スピーカー 1
いや、スグキは多分奥様は当然、ご存じだと思いますけど。
スピーカー 2
飲み物は、でもそうだな、確かに。
日本酒とかはたぶんそんなに、1、2本とか置くのかな。
ビールと焼酎とウイスキーと。
そういう本当、さらっと友達ん家に遊びに行っているのか、
確かに一人で飲んでるみたいな状態の。
スピーカー 1
そういう意味だと、あんまり工夫ないですけど、
僕が好きでよく行ってる西尾幸保のMJGっていう、
モダンジャケットギャラリーっていうレコードバーがあるんですけど。
ここはすごい飲み物がシンプルで。
ビンビールとハイボールとワイン、この3つしかなくて。
そうすると、おつもみどうします?って、
最初のチャージかな、チャージとして出てくるやつが、
チーズかナッツかおかき、この3種類しかない。
だから、3×3の9個の組み合わせしかない。
で、全部500円。
だから、何杯飲んだかだけで、パッと金を払って、
だいたいレコード関連のお店なんで、
表裏A面B面両方聞いて1時間とか。
で、ちょっと人が来ておしゃべりして、
すごく長いしても90分みたいな感じなんですよ。
30分に1杯飲むと、大体90分入れば2000円くらい払ってる。
3杯で2000円くらい払ってる、チャージ入れて。
1時間で帰れば1000円とか1500円くらいになっていて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、本当に今日チーズにしようとか、
今日ワインだからチーズにしようとか、
今日はビールとおかきにしよう、腹減ってるからとか。
そのぐらいしかないんだよね。
いいっすね。
それしかないっていうのが良くて、
全部頭の中でも計算しやすいし。
スピーカー 2
はいはいはい。いいですね。
しかも組み合わせがそれぐらいいいですね。
3×3、4×4。
そうですね、それぐらいのやついいな。
スピーカー 1
それはね、すごくよく行きますね。
だってね、よく考えたらさ、ビンビール出てくる時点でさ、
それ500円だったらあれ、儲けあんのかなみたいな。
スピーカー 2
いや、そうですね。いや、そもそも安いなと思いました。