第11回配信しました!
今回は藤子・F・不二雄先生のお話です。書籍や雑誌に掲載されたインタビュー記事の中から、先生の作品づくりに対するコメントを紹介しています。多くの作品を残した先生の、すこしふしぎな世界への想いが見えてきます
【今回登場した作品】 オバケのQ太郎/パーマン/21エモン/ドラえもん/エスパー魔美
☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています
同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!
こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです
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00:03
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、すこしふしぎナイト、今回11回目ですね。始めていきましょう。
はい。
それでね、前回、特別編としてね、のび太の恐竜の回を出させてもらったんですけども、
はい、みなさんのいろいろね、お便りいただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
で、早速ね、聞いていただいた感想のお便りなんかもいただいてますので、
はい。
オープニングでまたご紹介させていただこうと思います。
はい。
それでは、さっぱさんお願いします。
はい。
ラジオネーム・ケリーさんからいただきました。
こんにちは、ケリーです。のび太の恐竜の回を聞きましたよ。
僕は、映画館で見たのが最初で、続いて大長編コミック、最後に10巻の短編の順でした。
大長編と同じ話が掲載されていて、始めは?でした。
他にもいろいろとドラえもんを読むと、大長編の元となる短編があるんだなぁと気づくようになり、
短編と大長編を読み比べて楽しんでいました。
コミックを買うようになったのは、短編より大長編の方が先でした。
関数が大長編の方が少なかったから、子供の時は集めやすかったからでした。
コミック化された当初は、発表順通り発刊されておらず、
一部はずいぶん遅く発刊されたので、それまでは欠版みたいな感じで抜けていました。
7つの僕には不思議でした。涙浮かべて見上げたものです。
ではまたメールしますね、といただきました。ありがとうございます。
ありがとうございます、ケリーさん。
大長編の思い出で送ってくださいましたね。
伸びたの恐竜が元々10巻に短編で入ってますよっていう話から。
書いてもらっている通り、以降も既に発表した作品を下敷きに、
これこの話かなみたいな関連性のある短い話って結構あったりするんですよ。
そこら辺の読み比べとかもしてみると楽しいですよね。
あとそのメールに最後に書いてあった、
一部は遅く発刊されて、欠版みたいになってたって書いてあるじゃないですか。
これね、普通コミックスって1巻から順番に1、2、3って発売されるじゃないですか。
ちょっと事情が違って、実は4巻が一番初めに出てるんですよ、この大長編シリーズって。
あ、4巻。
この単行本になった初めが1983年かなんかで、
その時点の最新巻が第4作目だったんですよね、海底祈願状っていう。
03:00
だから4って書いたナンバリングされたやつがまず発売されてから、
次の年は5、6って出るじゃないですか。
間に1巻、2巻とか3巻とか埋めるような形で収まっていって、
最終的に1、2、3、4、5、6って揃ったのが、たぶん2年か3年くらい経ってから、
ようやく投資番号が揃ったみたいな感じな事情なんですよ。
初めに4巻が出て、5巻が出て、1巻が出て、6巻が出て、2巻が出てみたいな感じで追いついてきたみたいな感じになってて。
なるほど。
事情知ってるとわかるけど、それは子供の時は意味わかんないですよね、これね。
そうでしょうね。
なんでやろうって。
最後に7つの僕には不思議でしたとかね、涙をかべて見上げたものですっていうのは、
歌の歌詞をまた入れてきてくれてるんですよね、少年期のね。
たまにこうやっていろいろね、サービスで仕込んでくれますんで、
そういうのを見つけるのもお便りの楽しみになってますね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
というわけでね、今回どんなお話ししようかなと思ってちょっと考えてたんですけども、
今月8月ちょっとパワーアップ期間ですとか言いながら、
大長編とか映画のドラえもんをずっと取り上げ続けてきたりとかしたんですけども、
この少し不思議な絵と始めてから、
だいたいずっとF先生の作品といえばっていうことで、
初めはね、ドラえもんの話ということでいろいろさせてもらってて、
ほぼドラえもんやったんですよ、今まで。
なので、まあまあそろそろね、ちょこちょこっと別の話にもね、
触れていきたいなっていう気持ちもあって、
で、ちょうど10回出たっていうことで、
11回目はまたね、ちょっとF先生の話をね、してみたいなと思ってるんですよ。
いろいろドラえもん以外にも手がけた作品を簡単に紹介しながら、
当時はこういう思いを抱きながらね、
こういう作品を描いていました、みたいなインタビューみたいなのが残ってたりするんで、
そういう作品作りにかける思いじゃないけど、
みたいなのが残されてる本とか雑誌とかからね、
ちょっと読み取れるようなやつがあったので、
ちょっとそういうのを紹介してみようかなと思って、
この後のお話をさせていただきます。
というわけで、この後本編いきますのでよろしくお願いします。
お願いします。
少し不思議ナイト。
この番組では藤子F・藤代先生の少し不思議な物語について楽しくおしゃべりします。
06:07
はい、というわけで話し始めていきますね。
はい。
久しぶりにね、作品の話というよりかはF先生の話したいなと思って、
ちょっといろいろ読んだりとかしてたんですよ。
はい。
で、結構F先生にフィーチャーした雑誌とか本とかって出てたりするんですよね。
はい。
そしたらね、このいろいろ発表した作品の中にこういうことを思いながら書きましたみたいなね、
という話が後から語ってるのがね、インタビューに載ってたりとかしたんで、
面白いなと思って読んでたんですよ。
はい。
で、以前取り上げた話のおさらいというか振り返りみたいな感じになるんですけど、
藤子F・藤代先生ね、藤本博先生は17歳でデビューしてるんですよ。
高校生のときにね。
で、亡くなったのが62歳なので、46年間漫画家として活躍されてたと。
で、相方というかコンビ組んでたアビコ・モトさんっていうね、後の藤子藤代Aさんですけど、
彼と一緒にコンビでね、学生時代から漫画を書いてあって、
で、ちょっと自分たちだけで書いた漫画だしみたいなね、
いろんなペンネームを使い分けて小説とか漫画とかイラストとか、
独先講覧なんかも自分たちでデッチ上げて作った漫画だしみたいなのを作ったりとか、
そういうことをしながら将来漫画家になることを目指してる少年だったと。
で、やがて上京してね、手塚治虫先生が入居してた後の部屋に、
時はそうっていうアパートに入ってね、
石上正太郎先生とか赤塚不二夫先生とか、
同時期に若手としてね、切磋琢磨してた仲間たちと一緒に漫画を書いてる生活が続いたと。
その後、アニメ制作会社スタジオゼロというのを立ち上げて、そこのメンバーと。
そこでアニメとかも作るようになったんですよね。
そこの漫画部門で制作して、大ヒットを飛ばしたっていうのがおばけの急だろうっていう作品なんですよね。
そこでおば急ブームっていうのが起こって、後の藤子不二夫ブームに繋がっていくみたいなところもあるんですけど。
09:00
このおば急っていうのがね、僕言ったら、世代化って言われたらちょっと違うんですよね。
僕らよりも全然前の世代。
ドラえもんとかで一世風靡とか前の話なので。
この機会というか、いずれもちろん取り上げる予定もあるので、
ドラえもん以外の話もちょっとしていこうかなと思いながら調べたりとか、漫画読んだりとかしてたんですよ。
どんな内容かって言ったら、あんまりでも知らないですよね、札幌さんはね、おば急って。
あんまり知らないですね。
映画なんとなくわかるぐらいよね、その急ちゃんの映画。
白い端本、頭に毛生えてるやつ。
そうそう。なんていうのかな、大きな口で目もでかくて。
卵から生まれたおばけが、日本のごく普通のありふれた一般家庭の中にやってきて一緒に過ごすみたいな。
急ちゃんが間の抜けた感じというかね、おちょこちょいで、食いしん坊で、犬が怖くてみたいな。
そこに一緒に住んでる少年のしょうちゃんっていう男の子と一緒に過ごして、
いわゆる日常の中に非日常が紛れ込んでいろいろトタバタするみたいな日常系ギャグですよね。
これなんか仲間にはね、仲間っていうかその登場キャラクターの中には急ちゃんって急じゃないですか、アルファベットの急。
で、ぴーちゃんとか大二郎くんとかゆう子さんとかいっぱい急ちゃんの急になぞられていろんなおばけが出てきたりするんですよね。
面白いのが、ドロンパっていう子がいるんやけど、彼はね、アメリカ出身らしくっておばけやのに。
みーはアメリカのおばけだみたいなこと言って。
それだけでギャグみたいになってんねんけど。
そんな感じで、おばけの急太郎って話があるんですよ。
で、始まりはスタジオゼロっていうね、さっき言ったいろんな漫画家の仲間とかが一緒にやってたので、
キャラクターデザインとかがいろいろ分担してたらしいんですよ。
それこそ石ノ森翔太郎先生とか藤子Aの方ね、Aの阿美子先生とかも手がけてたり、合作みたいな感じのイメージでやってたので、
それが大ヒットしたと。
で、これ調べたらね、1960年代、70年代、80年代って3回もアニメ化されてるんですよ。
すごいなって。
12:00
すごいですね。
それほどやっぱりフィーバーというか、オバキューフィーバーっていうのはすごかったんやなっていうね。
その後にね、これは知ってると思う。パーマンって知ってます?
はい。
パーマンね。
少年、これもね、小学生やけど主人公は三尾くんっていう少年やけど、
彼が言ったら突然やってきたこの宇宙人のね、バドマンっていう大人の宇宙人がいるんやけど、
に言ったらパーマンセットっていうのを託されて、それを使うとすごい空を飛んだりとか、怪力が出たりとか、ヒーローになれると。
それで人助けしたりとか、あとは小学校は通わなかったから、小学生としての姿もあって、ヒーローとしての姿があって、
仲間にパーマン1号、2号、3号、4号っているわけですよ。色違いでね。
チームでいろんな作戦立てて、悪いやつやっつけたりとか、みたいな話が出てくるっていう感じなんですけど、
これは言ったらあれですよね。普通の生活というか、小学生の暮らしの中にそういう特殊能力というか、
をブレンドしたりみたいなところが面白さに繋がっているみたいなところですよね。
これ1号は三尾くんじゃないですか。2号がお猿さんなの知ってます?
前にゆうすけさんから聞きましたよ、それ。
そうそうそう。チンパンジーのブービーって言ってね。
ウキウキキーとかって言って言葉は喋られへんねんけど。
なんかスーパーマンじゃないですか、宇宙人がパーマンセットを託してくれた。
彼らぐらい高度な文明から見たら、人だろうがチンパンジーだろうが一緒と。そういう理由らしいんですよね。
えー、でも会話ができんやん。
2号にしてマスコットキャラクターみたいなところもあるんで、結構かわいいシーンも出てくるんですよね。
やっぱりちょっと知恵が足りなくて土地踏んじゃったりとか、
お猿さんらしくちょっとかわいい感じの仕草したりとかね。
3号が女の子のパーコっていうピンクの子で、この子の正体はもう固くなりに後の2人には見せないっていう。
顔を見せてくれって言うんやけど、絶対もう見せないんですよね。
で、その子が私生活ではどんなことやってんのかっていうのも一個見どころっていう。
で、4号は大阪人なんですよ。
ちょっと小太りのジャイアン体型というか、キャラクター的に言うと。
15:01
パーやんっていう。
そうそう、大阪にいるから。
なるほどね。
そういう事件とかあると合流するっていう、みんなバラバラに過ごしてるからね。
あとはそのレアキャラクターでね、なんか5号がいるらしくて、それは赤ちゃんのね、パー号っていう2歳の子がいてて。
これあの、なんで幻になったかって言うと、そのパーマンも神級ってあるんですよ、その漫画にも。
で、あの、パーマンも神級ってあるんですよ。
神級ってあるんですよ、その漫画にも。
で、新しくなった方のパーマンでは、その設定としてもいなくなっちゃったりとかしてて。
9番にしか登場しないとか、なんかそういうやっぱり長く連載してるからこそ、ちょっとこの埋もれちゃった設定みたいな感じで、
5号のパー坊っていう赤ちゃんヒーローがいたとかっていうのもね、舞ったりするんですよね。
ちなみにこれパーマンってなんでパーマンって言うかわかります?
これ僕もね、へーって思ったのが、半人前なんですよ。今からヒーローになるから。
だからスーパーマンじゃなくてパーマンなんですって。
1人前になった時にスーパーマンを名乗れるというかね。
そういうことです。だから子どもたちとかね、地球で何人かパーマン広報を発掘してヒーロー活動をやらせるみたいな話らしいんですよね。
こうやって見てみるとね、ちょっとまたここら辺の作品も見てみたいなと思えてきますよね。
そうですね。
次に紹介するのがね、二十一英文って多分これあんまり知らん…知ってる?二十一英文って。
名前は多分何回か番組で出してると思うけど。
前のそれこそ藤子不条先生の話したときに同じようにちょっと紹介したんやけど、
二十一世紀が舞台なんですよ。
もちろん連載当時は昭和の時代やから、言ったら未来の街が舞台になってるお話っていう感じで。
これね、面白いのがパターンとしては日常の中に非日常が入ってくるっていうのがテーマやってずっと言ってるじゃないですか。
それの逆をやってみようっていう発想だったらしいんですよ。
だって当時から見て、二十一世紀って非日常じゃないですか。
そういうまだ見たことないような未来の世界の中に、今と同じような普通の暮らしが描かれてるっていう。
そういう逆のブレンドみたいなところで、ちょっとそういう世界を描いてみようみたいなことが思いにあったらしいんですよ。
18:02
この作品の主人公は二十一英文っていう子やねんけど、
代々、由緒正しく続いてるホテルの後取り息子なんですよね。
で、二十一世紀にどんなことが起こってるかって言ったら、
今ってほらいろんな国々で連合とか連盟とかこういろいろ結んでるじゃないですか。
交流が盛んやったり貿易やってたりとかっていうのが惑星間でも結ばれてて、
だから未来ではいろんな宇宙の他の星からお客さんが来るんですよね。
だからそのホテルにいろんな宇宙人の人とか泊まりに来たりとかね。
だからすごいヘンテコな人が来たりとか、
習慣の違う人が現れたりとかっていうところを描いてるみたいな話ですよね。
で、もう一つその二十一英文ね。
エモンって呼ばれてんねんけど、エモンは宇宙のパイロットになるのが夢なんですよ。
だから宇宙旅行に飛び出していく話があったりとか、
でも後取りやからそこの宇宙旅行に飛び出したりとか、
でも後取りやからそこの宇宙旅行に飛び出したりとか、
でも後取りやからそこの宇宙旅行に飛び出したりとか、
そこのホテルは通かないといけないからみたいな話が出てくるとかね。
そういう感じの二十一英文っていうお話があって、
意外とドラえもんは夢やから、
ドラえもんがあっての二十一英文かなと思うけど、
こっちのほうが先なんですよね。
で、ちょっとした情報で言うと、この二十一英文は二十一代目なんですよ。
だからお父さんは二十英文やね。
で、その上は十九英文なんですよね。
で、そのホテルがね、つずれ屋っていうホテルなんですけど、
これね、ドラえもんにチラッと出てくるんですよね、つずれ屋が。
だから多分ドラえもんの時代にも、その世界のどっかにつずれ屋っていうホテルがあって、
この英文の先祖というか、おじいちゃんなのか、
何英文やったかちょっと数字忘れたんやけど、
登場しててね。
そこでちょっとふんわりこの作品間のつながりをチラッと見せたりとかしてますね。
ここにゴンスケっていう藤子作品にはよく登場する芋掘りロボットが登場するんやけど、
顔見たらもしかしたらわかると思うんやけどね。
面白いキャラがいるんですよ。
田舎っぺの言葉で喋るね。
レギュラーキャラクターにね、にじゅうちえもんの中におって。
あとはモンガーっていう宇宙生物というか、
このにじゅうちえもんでいうマスコットキャラみたいな子がいて、
サンバカトリオとかっていってまとめて呼ばれたりとかね、この3人を。
21:06
もう一つはね、エスパーマミ。
知ってますか?
名前はわかってますよ。
やっぱりだいぶ知らない人も多くなってきてるなって感じですね。
これ結構僕の世代では普通に知ってるかな、エスパーマミって。
どんな話かっていうと、まず主人公女の子なんですよ。
マミちゃん。さくらマミちゃんって言って、
この子が赤毛の女の子で、
ソウソフとかやったかな、ソウソフソウホッソボとかの世代のところに
フランス人の人がおって、その覚醒伝で赤毛やと。
ある日、超能力に目覚めるんですよね。
だから、空を飛んだりとか、テレパシーで人の心を読んだりとか、
あとは事件が起こったらちょっと悪い予感がするみたいなのがキャッチできたりとかっていうので、
街で起こる事件とかをね、マミちゃんが解決していくっていう話やねんけど、
ちょっとこの頃になってくると、
お化け屋の頃からずっと続いてた日常生活ギャグみたいなところも、
ちょっとちょっと作品を重ねるにつれて、
折り返し時点に来たかなみたいなことをね、
作者の人が言ってあって、テイストがちょっと違うんですよね。
なるほど。
っていうのが、活躍するのが大人の世界なんですよ、基本的に。
はいはいはいはい。
子供らの話やったっていうのが多いっていうのがね、
今までの特徴なんやけど、
なので主人公の年齢がちょっと上げてあるんですよね。
中学生なんですよ、マミちゃんは。
はいはいはいはい。
だから、起こる事件とかも普通にこの大人の犯罪者とかの話やったりするし、
言ったら昔のね、そのパパが子供の時の話をしてくれたりとか、
活躍する舞台が違ったりとかね。
うんうん。
あとはそのパーマンとかにも近い書き方はあったんやけど、
はい。
ヒーローというか、事件を解決する主人公と普通の女子中学生としての二重生活が書いてあったりとか、
本当に正しいことは何なんだろうみたいに思い悩んだりとか、
自分だけがそういう力を持ってしまったために初めは嬉しいねんけど、
重圧というかね。
はいはいはいはい。
お背負ってちょっと悩んだりとか。
うんうんうん。
で、パートナーに高畑さんっていう同級生の男の子が出てくるんですよね。
うん。
で、家で飼ってるコンポコっていうペットがね、桜家のペットが、
はい。
24:00
狐みたいな、狸みたいな犬。
マミちゃんと高畑さんとコンポコが3人組みたいな感じになってて、
はい。
で、その高畑くんが修才なんて本で。
はいはい。
頭が良くて。
はい。
うん。
だから割と理論的にいろんな物事言ってくれて助けてくれたりとか、
はい。
そこで意見が合わへんくてぶつかることもあったりするし、
うん。
で、面白いのがこの高畑くんが、やっぱりちょっと年齢層が上げてあるっていうのもあって、
はい。
マミちゃんのことを完全に異性として意識するシーンとかも出てきたり。
はー、はいはいはいはい。
なるほど。
だからなんかその藤子作品の中でも、
はい。
ちょっと一味二味違うというかね、読みごたえが違うみたいな感じですよね。
はい。
うん。
もちろんここで紹介した以外にもたくさんね、その藤子作品ってF先生の作品ってあるんやけども、
はい。
この辺りをね、ちょっと紹介今回させてもらったっていうのは今後も取り上げていきたいっていうところに含めて、
はい。
僕がね、その今回読んだ本というかの中に面白いちょっと話が載ってたんですよ。
はい。
藤子F藤代の世界っていう本があって、
はい。
すごい完全版作品データみたいないっぱい載ってる本なんですけどね。
はい。
その中に書いてあったインタビューちょっと引用しますけども、
はい。
ありそうもない話をありそうに描きたいっていうタイトルなんですね。
うんうんうん。
まあ言ったら、その少し不思議な話なんですよ。よく僕が言ってる。
はい。
で、ここに書いてるのがね、そのおばけの九太郎についてまず触れてて、
うん。
おばけの九太郎は僕の、正確には僕らのね、いろんな人で書いてるから。
はい。
僕らの作品系列の一つの中で、その日常性と非日常性のドッキングっていうのを確立した最初の一本だと。
うーん。
そっからまあいろんな、後に続くいろんな作品がもう登場してるから。
はい。
でね、えっと、まあ言ったらごくありふれた過程の中に、
まあ非日常そのもののね、おばけっていう存在がまあやってきて引き起こすと。
うん。
波乱を引き起こすと。
うん。
で、先生が言うにはね、
はい。
その非日常を日常化するっていうのが楽しいというか、それがまあ作品のね、作り方らしくて書いてあるのがね。
うん。
例えばさ、そのおばけをやったら、おばけって本当に非日常じゃないですか。
はい。
世界には基本的にはまあないというか。
が、いかに普通に増居してるシーンっていうか、世界を描くかみたいな。
うんうんうんうん。
なんかドラえもんが普通にのび太の家にね、こう、いてるような作品とかも、
うん。
27:00
すごい自然に見えるじゃないですか。
うん。
うん。
どうかさせるというか。
はい。
そこをうまいことなんていうか、こう、増居させる、ドッキングさせるっていうのが、
増居させるっていうのことを言ってて。
うーん。
まあ、ここんとおざいろんなその面白い話あるじゃないですか。おとぎ話とか。
はい。
昔話とか。
うん。
世界中に。
うんうん。
僕はそういうのがすごく好きで、でもそういう話って。
はい。
おじいさんとおばあさんがいましたとかって言って。
うん。
すごいこう、ファンタジーなんですよね。
うん。
だから、なんかこう、老後のことを考えてとか、そういうリアルな話は出てこないと。
はいはいはいはい。
で、お話っていうのは。
うん。
なんかそうやって、この、リアルじゃないというかね。
うん。
こう、現実から飛躍してるからこそ面白いんだっていう風に思ってるんですって、先生は。
うんうんうん。
うん。
だから、そこの、この、現実からかけ離れてるからこそ面白いっていう部分を。
はい。
日常にうまく溶け込ませる。
うん。
うん。
っていうのが、作品作りとしてあったっていう風に書いてあった。
なるほどと思ったわけですよ。
はい。
例えば、パーマンね。
さっきのパーマンで言ったら。
はい。
やったら、スーパーヒーローじゃないですか。
うん。
が、小学生っていう設定とかね。
うん。
うん。
エスパーマミーやったら。
はい。
あの、超能力ですよね。
うん。
で、この物を動かしたりとか。
うん。
テレパシーで会話したりとかっていうのが。
はい。
普通の中学生の女の子がやってるとかね。
うん。
うん。
っていう風なね、その、混ぜ込み方っていうのが。
はい。
こう、少し不思議の世界をね。
うん。
作り出してる、なんていうかこう、仕掛けというか。
うん。
面白さの中に。
はい。
あと、さっきいくつか紹介しましたね。
おばけ、21エモン、パワーマン、エスパーマミーっていって。
はい。
結構いろんなテーマがあるじゃないですか。
はい。
おばけ、宇宙とか、超能力者とか。
うん。
これやっぱ作品が発表された時代とかの流行りじゃないけども。
はい。
時代背景なんかも結構ね、まあ、反映されてるみたいでね。
うーん。
例えばその、21エモン、パワーマン、エスパーマミーって言って。
はい。
結構いろんなテーマがあるじゃないですか。
はい。
21エモンって、宇宙の話とか未来の話やって言ったじゃないですか。
はい。
この時、現実では何が起こってたかって言ったら。
うん。
あのね、アメリカとソ連で宇宙開発を競ってたんですよ。
あー、はいはいはいはい。
そうそうそう。
で、あの、アポロ11号がね、月に行ったりとかっていうことで、
もう世界中でこの宇宙ブームが起こってて。
はい。
まあ、宇宙をテーマにした作品とかっていうのがいっぱい生まれてたと思う。
うん。
30:00
その中で、藤子作品も、その、宇宙について、
うん。
憧れる子供たちに向けて、こういう話を出していこうっていうことで、
まあ、21エモンっていう話を書きましたとか。
ふーん。
エスパマミーで言ったら。
はい。
これもね、あのね、オカルトブームというか、
超能力ブームか。
はい。
っていうのがあってね。
うん。
なんか、ノストラダムスの大予言とか。
あー、はいはい。
うん。
あとはあの、ユリーゲラーっていう人のスプーン曲げとかね。
うん。
そういう超能力ブームとか、
そのオカルト系のテレビ番組とかも山ほどあったんですよね。
はいはいはいはい。
うん。
なるほど。
そうそう。だから、その時に、
世の中でどんなことが起こってて、
うん。
こういう作品ができてたっていうのをちょっと気づくと、
うん。
ちょっと面白く読めますよね、なんか。
ふーん。
ふーん。こういう話がね、やっぱり読めるっていうのは、
こういう残ってる本のインタビューとか、
はい。
こう発見していったら、
まだまだこう知ってるつもりでも知らなかった発見みたいなのが、
あるんじゃないかなって思いますよね、すごく。
はい。
ふーん。
なんでね、例えば、
たぶん聞いてくださってる人たちの中でも、
はい。
全然ほら、その、僕らよりも詳しい方いらっしゃるじゃないですか。
こういう本とかね、こういう面白いこと書いてるよみたいなことがね、
もしあったらね、
はい。
教えてほしいなってすごい思ってて。
ふーん。
だから作品を見た時のなんていうか、この見方も変わるなっていうね。
はい。
そんな感じで、いろんな本を読みながらね、
はい。
当時のことを語ってる先生の、
うん。
お話をね、見たら分かったことって結構あるんですけど、
はい。
ちょっとね、今僕が読んでる、
この大人のための藤子 F 藤代特集っていう雑誌があるんですけどね、
はい。
そこにね、面白いのがあったんですよ。
数字から読み解く偉大な仕事の全貌とかっていうのがあって、
ほう。
いろんな数字が書いてるんですよ。
はい。
こういうのがあるんですよね。
ほう。
冒頭に言ったプロとしての活動期間っていうのは、
はい。
46年。
うん。
1951年に17歳でデビューして、
うん。
1996年に62歳で亡くなるまで休むことなく発表をし続けたと。
ふーん。
えっとね、他のでね、これ面白いなと思ったのが、
はい。
作品タイトル数、先生のね、
はい。
約270本。
はい。
おばけのキュウタロウパーマンとかの、
うん。
雑誌がこうバラバラやったっていうのはもう1とカウントして、
それでも270があったと。
はいはいはいはい。
うーん。
あとね、掲載媒体数。
はい。
ね、約100誌あって。
おー。
すごいね。漫画雑誌だけじゃなくて、
はい。
小説雑誌とかSF雑誌とかも含まれてると。
33:01
あーはいはいはい。
その中の1つの雑誌のうち、
少年チャンピオンと少年キング2だけはなかったみたいなことも書いてある。
へー。
うーん。
いっぱいね、手掛けてあるけど、
掲載のなかった雑誌もあったとね。
はい。
えっとあとは、アニメ化の作品数は14作。
うん。
14作アニメ化されてますと。
おー。
テレビで放映された作品に限って14作。
うん。
で、テレビ以外で言うと、いわゆるOVA、
はい。
アニメのビデオか。
で、その、SF短編シリーズとかも出てますよーとかね。
はい。
あと、アニメの最高視聴率、
36.7%。
おー。
すごいね、これね。
すごいですよね、この数字って。
うーん。
えっとね、この数字は初代のおばけのキュウタロウが記録した数字と。
あー。
うーん。
で、えっと、初代パーマン。
パーマンも何回かアニメ化されてるんで、
はい。
初代のパーマンは35.6%。
おー。
で、テレビ朝日でやってるドラえもんは最高31.2%。
うーん。
うん。
フジコアニメはのちなみ高視聴率を記録してますと。
はい。
あとはね、1ヶ月の最多締切回数やってる。
うーん。
ふふふ。
はい。
なんかまあ、何個もほら並行してね、手掛けてたっていうあれやけど、
うん。
21回やってる。
21回。
そう、1ヶ月の間で21回の締切をね、
はー。
乗り切ったことがありますと。
すごいですね、やっぱ。
すごいよね、ほんとに。
そして、えっと、生涯に書いた原稿の枚数がね、
はい。
約5万枚だそうです。
はー。
もうすごい果てしない数字ですよ、ほんとに。
はい。
で、まあ、これもね、注釈があって、
初期の頃は未確認の作品も多いので、
うん。
正確な枚数は把握できてないと。
うん。
で、えっと、ちなみに5万枚の原稿を
1日1枚ずつ仕上げていくと、
うん。
137年かかりますって書いてます。
ふふふ。
やべーなー。
すごいね、ほんとに、なんかこうやって、
はい。
まあ、一時代を築き上げたとか、
すごいんですとかって言うけど、
実際のデータで数字で出されると、
はい。
わーって圧倒されますね、なんか。
そうですね。
いやーね、62年間の中でね、
はい。
こんだけのことを成し遂げて、
今もね、ドラえもんとかに限っては、
はい。
あのー、後をね、継いだスタッフの方が、
へー。
制作を続けてるっていうのが、
いかにすごいことだなっていうのが、
これを見て改めてわかったというか。
はい。
うーん。だから、えっとー、
ずっとね、ドラえもん中心に売ってましたけど、
はい。
36:01
こうやっていろんな作品があるので、
そういう作品中心に、
はい。
で、だんだんだんだんちょっとマニアックなやつとかも
入れていきながら、
はい。
取り上げていこうかなっていう風に思ってますので、
はい。
またこれからのね、お話もちょっと楽しみに聞いていただけたらな
という風に思います。
はい。
今回はね、そのF先生の作品作りのちょっとね、
インタビューからこう見えてきたような話とかを
お届けしました。
はい。
はい、というわけで終わります。
はい。
今回どうでしたか。
結構リアルな数字とかも出してきましたけども、
すごいですよね、こうやって見るとね。
いや、もうなんか数字のすごさが
うん。
もうすごすぎて、もうちょっともう分かんなくなってきました。
桁というか規模が大きすぎるというかね。
はい。
なんかドラえもんね、始まってから
うん。
もうすごいドラえもんフィーバーあったから
すごいいろんな記録を叩き出してるけど、
はい。
ね、それ以外の話をしても
うん。
すごいよなと本当に思いますわ。
はい。
いやーね、いろいろできる話があると思うんでね。
はい。
これから先もね、楽しみですね。
僕自身も。
はい。
というわけで終わっていきましょうか。
はい。
少し不思議ないと、この番組では
皆様からのお便り、感想、
あとはF作品に対する愛とか、
はい。
今回ね、先生の話をしたんでね、
先生に対する愛とかもね、
はい。
どんどんどんどん送って一緒にね、楽しく盛り上がっていけたらな
という風に思ってますので、
はい。
ぜひぜひね、お送りください。
じゃあ手先の方、さっぱさんよろしくお願いします。
はい。
メールアドレスは
fushigi7110
at gmail.com
ツイッターのアカウント名は
少し不思議ないと
ハッシュタグは
次はひらがな
名はカタカナで検索してみてください。
はい。それから
メールフォームの方もご用意しています。
ツイッターをご利用の方は
ツイッターの公式アカウントの方にもありますし、
はい。
このエピソードの概要欄の方にもね、
はい。
文字で書けるところがあるので
そこにリンクも貼っておきますので、
そちらの方もぜひご活用ください。
はい。
というわけで少し不思議ないと
第11回こちらで終わらせていただきたいと思います。
次のお話でまたお会いしましょう。
それではさよなら。
またね。
38:59
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