1. メタモヤモヤ
  2. 楽しいと感じないほど楽しい
2025-06-07 35:44

楽しいと感じないほど楽しい

サマリー

このエピソードでは、制作過程の楽しさと世界とのつながりについて探求されています。特に、建築における制作段階の長さがクリエイターにとっての喜びや世界との関係性をどのように生むのかが議論されています。また、建築家のスタディ段階における模型作成や検討方法の楽しさについても語られています。非効率的に見える行動が建築家にとってどのような意味を持つのか、創造性と責任感のバランスについても考察されています。制作過程には、楽しさを超えた深い楽しさが潜んでいるとされ、コンセプトやディテールにこだわることの重要性が述べられています。さらに、クリエイティブな制作における様々な楽しさと建築のスケール感についても触れられています。

制作過程の楽しさ
フェスティナレンテ、この放送はSWC、スロースウィズクリエイターズ、コミュニティメンバーのマスコットがお送りします。
今日のテーマは、楽しいと感じないほど楽しい、ということについて話していきたいと思います。
今日土曜日なんで長くなります。
はい、ここ最近ですね。もうちょっと前からですけども、
庭の話がSWCと共通点だったり、ちょっと違う部分もあるよね、という話を両田さんとかもされてたんですけども、
そういう庭の話が結構話題に上がっていて、僕自身は庭の話を多分おそらく本で見たとしても読めないと思うんで、
オーディブルもまた出るという話を聞いたので、その時はもちろん聞いてみようと思うんですけども、
まず本を買ったとして多分絶対読めないというのも分かって、買うことを僕はもうやめているので、本を。
オーディブルで聞くはできるけど、本、厚い本多分何ページ以上読めないというのが分かったので、もうやめてるんですけども。
だからYouTubeとかから、宇野さんの話とか対談とかからね、そういう情報を入れたりはしてたんですけど、
それでも庭というものについては、はっきりは全然分かっていなくて、そういった時に、まずワーパパさんが庭の話をしてくださったり、
ノートで白井さんが庭の話について書いてくださったり、両太郎さんも庭の話をしてくださったりして、
なんとなく庭というものがちょっとずつ分かってきた気がしていました。
ただ、前、その両太郎さんのスタンドFMの放送の中で、
制作している過程で、そこに楽しさを感じて、それが世界とのつながりを感じるっていうのが、庭というものなんだよという話。
ちょっとニュアンスが入りますけど、という話をしていて、それ以上、例えば完成して、じゃあ発表するってなって、例えばSNSで発表して、
その段階から、承認の段階に来ていて、承認請求とかってことだと思うんですけど、
誰かに見てほしいとか、誰かから評価されたいという段階の喜びとか楽しさに変わっていくので、そこからは違うんだよって話を聞いて、
なるほどなって思うのと同時に、制作している時に世界とつながるって、誰かに、
それ以降の伝えるという段階の時って、誰かにこういうものを作ったんですよって宣言というか、そういうことを言うことによって、
世の中に知ってもらえるから、そうじゃない、その前の段階って、例えばコツコツ作ってたとしても、
何かこうSNSとかで例えば発表しなければ、世界とつながるって感覚になるのかなっていうのは思ったんですよ。
そこだけだったら、そこはちょっと疑問がありつつも思っていました。
建築の制作過程
両太郎さんのスライフにコメントした時に、両太郎さんが、建築の方って結構その制作の段階で楽しさとかを感じやすい人が多いのかなというふうに思いましたか、
どうですかみたいなことを聞かれて、確かにそうだなって僕は思って、そうですねというふうに答えたんですけど、
建築って数あるいろんなクリエイティブなものの中で、多分時間軸一番長い、
一番でもないかもしれないけど、長いものなんですよね、かなり。というのも家を一気に設計して完成するまでに短くても、
もっと短く作れるところもありますけど、間隔として1年はかかるので、
設計からね、完成するまでって、
そう考えると、1年間制作してるっていうふうにも言えますよね。
なので、そこにはいろんな段階があるんで、その話もちょっとしようと思うんですけども、
制作が長いからこそそこに楽しさを感じているとか、日本の話でいうと世界と繋がっているという感覚を
癒やすいんじゃないかということを多分イメージしたから、そういうふうな話を聞いて質問してくださったと思うんですよね。
ただ、今話した通り、世界と繋がるって、制作の段階で世界と繋がるっていうことが僕にはちょっとよくわからなかったので、
なのでAIに聞いてみました。
これはAIが話していることなので、それも正しいかは僕はわからないんですけど、
ただちょっとしっくりというか、なるほどなって思えたので、
まずその話を、AIが、ChatGPTが話したことを書きます。
まず、宇野さんのその2話について、自分のためにコツコツ作り続ける空間、
証人のためではなく、制作自体が喜びであり、世界との静かな繋がりっていうのが2話というふうに話しています。
で、なぜ発表しなくても世界と繋がることが繋がっているのか、これは少し抽象的な話ですが、以下のような観点があります。
すみません、もう、ChatGPTが言ったことを今話しています。
① 制作は世界との応答だから。
私たちが何かを作るとき、それは必ず何かとの出会いや、違和感、問いかけから始まります。
誰かの言葉に反応した。見た景色に心が動いた。社会の状況に違和感を感じた。
これらは世界からの呼びかけに応じて何かを生み出すという行為であり、すでにその時点で世界と対話しているんです。
つまり発表は対話の一形態にしすぎなくて、制作そのものがすでに対話なんです。
② 制作行為は世界を再構築することでもある。
例えばあなたが木を削って椅子を作るとします。誰にも見せないとしても、木という自然物に手を加え、世界の一部を変えている。
これはある意味、世界と共同制作しているとも言えます。
そう考えると完成品を誰かに見せることよりも、木との対話、時間との対話、自分の感覚との対話、こうした関係性の中で制作すること自体がすでに繋がりなんだとも言えます。
③ 分かってもらえるかもという祈りのような信頼。
例えば誰にも見せないにしても、私たちは心のどこかで、いつか誰かには届くかもしれないという未来の他者への信頼を持っています。
これは仏教でいう縁起にも近い感覚で、すべては繋がっているという見方でもあります。
だから発表しないイコール孤立ではない。 逆に言えば発表すれば世界と繋がれるわけでもありません。
バズったら満たされるかも、一瞬だけ。 フォロワーが増えたら孤独は消えるのか、むしろ深まることも。
デジタルとリアルの関係
だからこそ宇野さんは本当の繋がりは庭にある。 つまり自分と世界が静かに繋がっているという感覚を生む場としての庭が重要だと言っているなと思います。
まとめ…
まとめいいですね、はい。というふうに言っていて、なるほどなと思いました。
確かに発表することの方が僕はより繋がるんじゃないかと思ってたんですよね。
それはまあ確かに人と知ってもらえるということでは繋がれるのかもしれないけど、世界とっていうふうに、世界と繋がるって考えると発表することよりも
もしかしたら確かにこのシャトーGPTが言っているように、製作の段階で製作が世界との応答、問いに対して答えているということだったりだとか
世界を再構築することであったりとか、 わかってもらえるかもっていうよりも祈りのような信頼とかっていうのが確かになって
いうふうに思いました。 だとすると確かにこの製作の段階で世界と繋がるというのは確かにあるなぁと思いました。
建築においてはさっきも話した通り長いからよりそう感じるのかなと思いました。 僕は建築家なのでどういう段階でどういうふうに
世界と繋がるか、まあその前になぁ その前にこれを考えた時にこれはじゃあアナログというかフィジカルというか何て言うんだろう
実際にものがあるもの。 実際にリアルな
実際にリアルなものがあることにおいてはこの今のことってすごく理解できるんだけど
これはデジタルのクリエイティブ作るものに対しても言えるのかなっていうのがちょっと疑問が思ったんですけども
でも多分おそらくこれデジタルだからとか リアルだからとかデジタルだからっていうのが多分ない
デジタルでもこういう世界との応答は起きるし世界を再構築することにもなると思うし
祈りのような信頼っていうことにもなるなっていうふうに 思ったんですけどこの理解もなかなかちょっと難しい
ことだなって思いながらそういうふうに思っていました。 で建築の話になるんですけど建築は確かに制作する段階って多いんですけど
すごく分類というか分けるといろんな
制作の段階で楽しみを感じているところがあるなとも思ったんですよ 建築家の人によってもどこに楽しさを感じているかってすごい色々あると思うんですけど
そのことについてせっかく建築をやっているのでちょっと説明していきたいと思います
これは作品発表するところも入っちゃうんでそこはちょっと庭とは違くなってしまうかもしれないですけど
建築という分野において分類してちょっと話をしていきたいと思います
まずコンセプトですねコンセプトはまあ その目指すとか
あとは目的みたいなものっていう考え方かな 抽象的な概念というかそうだと思うんですけども
それのものを指しています 結構コンセプトに時間をかけることっても多くて
建物を建てる、設計するということは 実際に建物ができるということは
必ず周辺に、周囲に対しての 影響力があるんですよね
まあその普段歩いててねそれこそ一軒 あそこに新しい
例えば飲食店とかあったら思ったりすると思うんですけど あそこに何々屋ができたよとか言ったらじゃあ今度行ってみようかなみたいな
影響ってわかりやすいのでそういうのはあるんですけど そうじゃなくても住宅一軒にしてもそこに住宅が
家ができることによって そこで絶対周りの環境というか周りに何かしらの影響を
与えていると思うんですよねそれはまあ見た時に まあ一番わかりやすく言えばねそこによって今まで見えてた景色見えなくなっちゃったよ
とかねこれネガティブで言えばね 必ずそういう直接わかりやすい影響じゃなくてもそこにあるということによって人間に
必ず影響を与えているので だからこそそのどうあるべきか建物がっていうのをすごく
考えるっていうのは重要で まさかさらに言えばそこに立つことによってそう必ず
いい影響である悪影響であれ与えるからこそどうあるべきか まあそれは形というものもあるしボリュームって言われているのは大きさ
的なものもあるんですよね そこをどう考えていくかっていうのが割とコンセプトで考えていったりとか
あとはまあその人の生活であったりだとか まあでも特にやっぱりその場所かな場所に対してどう答えるかっていうのを僕は結構
考えますしまあそういう建築家の方多いと思いますね もちろんクライアントあっての建物なのでクライアントがの要望というのを満たし
つつ この場所にどうあるべきかというのを
考えます それはある種
僕はなんか結構考えるのはまあ昔アウラとかって話しましたけど これはその今の時代にたまたまたっているものなんだけど例えば100年前とか
もっと言えば 200年300年前とかにもっと昔でもいいか1000年前とか
そのぐらい前とかだとしてその場所にあっても違和感がないものにしたいなって 思うんですよね
で だから別に周りとの調和っていうのは建築家の人考えたりもすることあるんですよ例えば
周辺ねその高さをある程度他の周りの周辺の高さと同じぐらいに揃えたり それは建築の法律的な部分もあるけどそれよりもどう馴染ませるか
その違和感をなくすとかそういった部分で見ることもあるんですけど ただ作られた建物木造の建物とか住宅とかってそんなに今日本っていうのは寿命が長くない
ので だからそんなたとえ100年もいかないものようなものが周りにたくさん多いわけですよね
今建っている住宅なんて そういったものを参考にというかそこに馴染ませるとかっていうのを僕は考えてもあんまり意味が
なくてそれこそこう その文脈から全く関係ない
なんとか風とかっていう家がバンバンバンバンできていってフェイク素材使った家がバンバンバンバン できているんだから
そういうものに対してポジティブに捉えてもあまり意味がないというかポジティブというかな 考える意味があまりないのでそれよりも100年前にこの建物がここにあるということを
想像する1,000年前にここに建物があるということを想像して その時にこの形は正しいのかこのボリューム大きさは正しいのかということを考えるとか
そういったことをコンセプトの段階で考えていって それがじゃあその時想像した時にもこれが合ってるかな
合ってるってそこにあった時に100年前1,000年前にあった時にも正しいかということを
スタディ段階の楽しさ
まあそんなものはわかんないですけどね正直ね それをでも考えることが割とコンセプトで僕はやることだと思っていてそこはすごく
僕も楽しい部分なんですよね ある種回答方法を見つけたこの場所の最適解というか
場所で100点であろうと思うものを見つけたってそう思える 実際100点なんてことはありえないけど
それに近いものだと思ったり気づきとか発見がある時のその楽しさもあったりします 次の段階がスタディと言われるものでスタディって何かというと
例えば模型を作ったり検討ですね簡単に言えば 日本語で言えば簡単には検討で
建築家の方々はそこで模型を作ったりスケッチを書いたり 絵を描いたりですねあと cg で検討したりっていうような大きく分ければこの3つの
パターン あと文字っていうのもありますねテキストで考えるっていうのもあるので
それがスタディの段階だからコンセプトがある程度決まっていった段階でじゃあ 実際に形にコンセプトではね
ちょっと形の話もちょっと知ってましたけどもっと抽象的でここにどうあるべきか というものの概念だから形じゃなくても
それを言葉とかイメージとかでも全然よくてそれが浮かぶまでっていう感覚ですね そのスタディという段階ではそれを形にしていくというもので
どう形にしていくかって考えていくんですけども その時になんかまあ
超有名な建築家でも まあ人
うんと家1件の設計をする時に100ぐらい模型作る人いるんですよ で今有名な建築家であればあるほど模型をたくさん作っている人未だに多いですね正直
これ何なんだろうなっていうのは結構思ったりもするんですよ なんで模型で検討するんだろうっていう話はまあ建築の業界でも
話すなんだろうな それを議題に話をする人も結構多くて
模型って結局小さなスケール 100分の1とか50分の1とか実際にあるものの倍率を変えた小さいものなんですけども
それで模型いっぱい作ってみて検討するっていうのは非効率的なんですよねめちゃくちゃ なぜかというと
建築って一見建築家って言ってもたくさんの建築家がいて建設の会 会社って言ってもたくさんあって
例えば僕の知っているところだと模型はまず作らないし cg で検討もしないし cg も見せないし
図面だけですね図面と言葉で説明するっていう建築の会社もあります まあそれが良いか悪いかということはとりあえずに関係なく実際にあります
で一方で cg で検討する人もいます さっき言ってスタディの話なのでもスタディの話すると
図面で検討 図面やスケッチのみで検討する人もいます
cg と図面を使って検討する人もいます 模型と図面や図面と英語を使って検討する人がいますって言って様々なんですよね
でまあやっぱり長い時間かかることなのでより 時間じゃないけど効率的に作ることっていうのは
その収益にかかってくるんですよね
実際こう 生産的にはやっぱり短い期間で作ってもらった方がありがたいですよねいろんなことが
すごく 早くできるというものもあるしいろいろなメリットがあるからですね
って思うから し実際にねこうかかっている時間が長ければ長いほどそれはそれに見合った金額を
払わなきゃいけないそれはおかしいわけじゃないですか 建築家が
そうやって時間をかけていて
そこが多分最大の問題になってるんですよ すごい建築家であればあるほど非効率的なことをしているわけですよ
建築プロセスの効率性
模型をたくさん作ったり今言ったように100個模型作ったりとか平気でしちゃったりする人が結構いるので
そこが結構問題になっていて100個作っているその時間をかけているからじゃあその人に設計費高くなっているかというとそうでもなくて
いろんな算出方法あるんですよね設計費って ただ結構やっぱり主流で未だに多いのは創世工費の10%っていうのが割と設計師
というか建築家の人が多くやります10%っていうのは割合は結構変わったりするんですけど 平均的に10%っていうのが
目安としてありますね じゃあ創世工費の10%って考えた時にどう利益を最大化するって考えたら
効率的に普通に考えていくとそれは時間を短くやっていった方がいいですよねどう考えたって
だって長くかけたって短い検討だってだってもらえるお金は同じわけですから それでもね
そこの時間をめちゃくちゃかけるのが 僕が尊敬する建築家の皆さんなんですよね
だからある種アーティストに近いのかもしれないですけど 利益度外しでも建物を建築
家としてその設計をしていきたいという思いが強くて だから僕はそういう人たちをすごく尊敬しているし
そういう人たちが活躍できる社会になってほしいっていう強い思いがあるんですよ だけど今話したように創世工費の10%とかっていうもので
考えてしまうと どう考えたって短い方がいい
そのなんていうのかな 経営的に経営者として考えていけばそれは効率的効率よく
時間を短くすることの方が利益が利益率が上がるので それはそう考えるよねっていうすごく合理的な理由で
だからそれをわかって今さっき話した通り できるだけ検討今スタディですね
段階で短くしようっていう人がというふうな建設会社もめちゃくちゃ多いです まあそれが
それがさらにこうどんどん効率化を図っていくことで ユニットで考えたりとかパズルを組み合わせるようにそのプランから選ぶっていう
ものが普及していくっていうのは必然的な話だなと思っています ただ一方で
そのことを理解しているはず 建築家の方ってね僕を除いてみんな頭いいんで基本的に
あの僕が多分一番頭良くないと思うんですけど 正直一番でもないか
その 自分ひげとかじゃなくてリアルにもっと論理的に考えたりとか
SWCの皆さんもしかして建築家の像を僕がSWCにいる建築家
多分SWCで今活動している建築家の人は僕だけだからそうイメージしてしまうかも しれないんですけどもっともっと頭いいですからね建築家の人
でその建築家が 今の話したことを理解していないはずはないんですけどそれでも選ぶのは
結局そういう非効率的な模型100個作るみたいなことをするんですよ で何でそれをするかといえばそこに楽しさを感じていたりとか
最初に話したコンセプトの話時にも話しましたけどここに建物が立つということは必ず何か影響を与える人にも与える
動物にも当たる環境にも与えるということをやっぱ思っているからその責任感とかも あると思いますし
あとは純粋に楽しいということもあると思うんだけど そういうのがありますちょっと脱線しちゃいましたが
そういう段階でスタディっていうのがあります 模型を作るにしても面白いのが白模型というよりスチレンボードという
なんて言うんだろうな 白いプラスチック
ポスチロールのもっと細かい版みたいなものがあってそれだとカッターで切れるので それで検討する人がいたりとか
スチレンボードですね あとスタイロフォームっていう 断熱材とかにも入っている緑とか青色の
それも発泡スチロールなんですけど細かく色がついて 細かい発泡スチロールみたいなイメージで
緑だったり青みたいな色が多いんですけど それを削っていって
作る削っていくというかね電熱の線みたいなのがあって それを通していくとそれで切れたりするのでそこで切り分けて模型を作る
みたいなタイプとあとは軸組みって言って バルサ材って言うんですけど細い木の棒みたいなのがあってそれを切って
まあその 接着剤というかね
いろいろあるんですけどそういうすぐに乾燥するような強めの接着剤で組み立てて いくっていうやり方と
その3つが多分主流であって模型を検討し方で 白模型と言われる今のスチレンボードという白い板を
発泡スチロールみたいなのを切っていくっていうのは
結構多いかな それが多いと多分一番多いと思うんですけど
それも 今の3つを分けるとその作り方によっても建築ってできていくものが結構僕は違うなと思っていて
それもまた面白いですね さらにCGだけで検討するというやり方であったりスケッチも使いながらだと思うんですけど
多種多様な検討方法があります ちょっと長いな長くなったから
まあでもこのコンセプトスタディの段階っていうのは結構楽しさを感じやすいのかな というふうに思っています
次その製作の段階で あるとすればちょっとディテールですね
ディテールって何かというともうこれは形に結構なってきて 外形とかそういうのはわかっていくんですけど
細かい詳細ですね詳細の部分を詰めていくということがあって おさまりとかっても言うんですけど
例えば立て具って言われる扉とかですね 一つとってもその枠をじゃあどうするかすごく薄くするのか
素材は何にするのか 厚みをあえて出すのか その時の木の素材は何にするかとか
木ではなくてそもそもアルミとかそういった鉄系の枠で作るかとか すごいいろんな選択肢から形の詳細を決めるんですよね
それが図面を描いていく段階とかで結構やっていくことなんですが それも結構製作で楽しさを感じる段階かなというふうに思います
僕もっといっぱい色々描いたんですけど 実際描いた中にあったのがクライアントとの価格反応
話している中で気づくこととかという面白さとか プレゼンテーションという話
接種にどういうふうに伝えるかという話だったりとか 現場での価格反応 職人さんとコラボレーションすることによる楽しさだったりとか
あとはトラブルの中の応用力だったりとかみたいなことあるんですけど よく考えればこの今話したコンセプト・スタディ・ディテールという以外は
楽しいと感じない楽しさ
全部その人を介在させる他者を介在させているので ある種その庭という意味ではちょっと違う
庭の製作の意味とは少し変わってくるのかなというふうに思いました なので
ただそういう楽しさもあるというのはあります 建築写真といって建築写真家という方がいるので
完成した後にその人が撮ってくれるので その時に見る 出来上がった時のもののイメージとどう合ってくるかとか そこのへの違いがあったりとか
それをどう見ていくかとか いろんなそういう段階もあるんですけど 製作という意味ではやっぱり
今話したコンセプト・スタディ・ディテールというのが 楽しさを感じやすい 庭という概念で
その3つは結構言えるのかなと思いました すいませんね 長くなります そういうのがあって
僕はテーマに戻ります 楽しいと感じないほど楽しいという話を
テーマにしているんですけども これどういうことかというと 今まで今話したコンセプト・スタディ・ディテールというのが
一般的な建築の製作の楽しさであり 面白さであり それが世界との繋がりであったり
それが庭に繋がるようなことだと思うんですけど その話はそういうのが一般的にあるよって話で終わります
で テーマの楽しいと感じないほど楽しいということに ちょっと戻るんですけども
これ何かというと この間パンダさんが主催していただいた
SWC飲み会をやった時に話をしていて 深夜ですね もう深夜何時かな 2時とかそのぐらいの段階の時に
ZocoさんとYufuリズムさんが質問 結構何て言うんだろうな
どういう時にマスコットズーとかを作っている時に その楽しさを感じるのかみたいなこと
みたいなやつね ちょっとお酒飲んでる部分もあるから ちゃんとした言葉としては覚えてないですが
そういう話をされていて
僕が答えたのは まさにマスコットズーというね 毎日実装作っていることの話なんですけども
楽しさとか感じてないんですよねって話したんですよ ただ日常の習慣として歯磨きをするのと一緒なんですよ
やらないことが逆に違和感があるだけじゃ すごい楽しいとかどうかとかってもう感じてないんですよね
みたいな話をして お答えしたんですけど
なんかそれがね 僕はあんまりほんとはしっくりきてなくて そういうふうに答えてしまうと何も感じてなくて
ただ種作っている流れ作業のように 日常の習慣化したものっていうふうに
制作の楽しさ
捉えられるっていうか そう捉えるのが普通だと思うんで なっちゃうなというふうに思って
でもねなんかこれ違うなと思っていて それが今日のテーマになるんですけど
楽しいと感じないほど楽しいって感じてるんですよね 僕は楽しいって思うなんてまだ楽しいって感じてないんじゃないかなっていう気もしたんですよ
だから本当にそうかは僕も実際よくわかってないけど だけど
すっげー楽しいって本当は思っているような気がしていて その椅子を作るということを考えるということがですね
それはもう楽しいと感じないほど楽しいって感じてるんだなっていう感覚っていうか このことの方が正しいような気がして
僕も本当にそうかというとちょっとわからない部分もあるけど そうなんじゃないかという気がしていて
なのでその話をね テーマに従わりにちょっとしかその話しないですけど
そういうふうに思いました これが制作の楽しさかなと思いました
例えば建築家の人に 僕も建築家ですけど どういうところに楽しさを感じますかって言って
その制作の段階でって話した時に コンセプトを考えている時が楽しいですよって
そういう人もいるかという人もいたりとか スタディやってる時 検討している時が一番そこでいろんな発見とかあったりとか
これがもう最適な答えだ 自分の中で自信が持てるものが出たそのビビッと来たタイミングがめっちゃ楽しいんだとか
あとはそのディテール考えてた時に この収まりだったら本当に
本当に収まりってちっちゃな話ではあるんですけど でもその神は細部に宿るじゃないけど その小さなものが
そこで自分の中でビビッと来た時に それもねもちろんミニマムに作ればいいっていうものでは僕はないと思うけど
まあ建築家の人は割と多いですけど 割と多いっていうのもな
一般ってなんだって話があんまそういう話したくないけど ミニマムにシンプルに作るということは
ノイズをなくすことなのでできるだけそのコンセプトとかに 一番近いその純粋な状態で
完成させることになるので だからこそシンプルやミニマムに作るということはやっぱり
考えることだし そういうやる方も多いんだなというふうに思っています
まあその方がね だけどまあやっぱりそう考えると確かにコンセプトの段階の話とかもよく考えると
世界とのつながりを考えているし スタディの段階でもそうだし
ディテールの段階でもそうなんだなというふうに思いましたね 今日の話 前半の最初の方に話した話
でもそれを聞かれた時にそう答えられるかもしれないけど その答えている言葉がすべてではなくて
ないし
難しいな そう だからとは思うんだけど
本当に楽しいと思うことは結構楽しいと思ってないくて より楽しいと思っている気がしている
そういう人が多いんじゃないかな 多いかもわからないけどそういう人もいるんじゃないかなというふうに思いました
結構今長く話しましたけど 今のは建築においてなので他のねクリエイティブ
クリエイターとかにおいてはもっと他にあるんだと思うんですけども あとあれかな
領太郎さんがそうにおっしゃったのは建築っていうのはリアルなものとしても大きい 実際に大きいじゃないですか
他の例えばプロダクトデザイナーとかが作るものとかって
実際にできるものであるけども大きさがある程度手で持てたりとかっていう範囲とか がある程度決まってくるけど
住宅だったりとか美術館だったりだとか 公共的な施設だったりってすごく大きなスケール大きなものになるので
だからこそその制作っていうのがよりすごくあれになってくるっていうのはある ただねやっぱりね
今話した僕が思うその3つの制作の部分楽しさって 本当に建築の設計の中においては一瞬のことで
そこに楽しさを感じたからってそれだけで建築家をやるっていうのもね なかなか実際は難しいです
正直いろんなこと決めることがたくさんあるし いろんなこと調べなきゃできないしとかっていうのがたくさんあるので
それはね難しいでもそれでもやっぱりそこに楽しさを感じているから 建築家を続けている人多いんじゃないかなっていう
クリエイティブな制約
建築家をやっている人多いんじゃないかなというふうに 思いました
でそれは楽しいと感じないほど楽しいと思っている人が
建築を続けている人が結構いるのかもしれない みたいなことを思ったよという話です
はいすごい今日長くすごい長くなりましたけども 土曜日なんで許してください
はい今日も最後まで聞いてくださりありがとうございました それでは皆さんスロースロースロース
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