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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。今日は音楽療法の最新事例について、少し取り上げてみたいなって思います。
この番組でですね、様々な音楽が人の心理や行動に大きく影響を与えるってことをしばしばお伝えしてきたんですけれども、
いろんなやり方があったとしても、音楽療法で具体的に3つぐらいの方向で進んでいまして、特にどんな分野が進んでいるのかっていうのを整理してみましょうかね。
結論から言いますと、音楽療法の具体的な効果、1つ目はストレスの軽減に役立つのではないかという活動ですね。
そして2つ目が痛みの緩和についての効果ですね。そして3番目が認知機能の向上というその効果があるんじゃないかということで、いろいろ言われております。
ただですね、これあのなんか万能だとかですね、この曲はこんな風に聞くとかね、そんな感じで古代広告、そういう宣伝をして音源を打ったりとかですね、特定の怪しい行動活動に伴うような感じで
さまざまな商品がね、あの開発されておりますけれども、これはね、かなり怪しいんじゃないかなっていうことでまずね、えっと心を止めておきたいなと思いますね。
それでストレス軽減っていうことなんですけどね、これ具体的に言うとですね、音楽を聞くことによってですね、ストレスホルモンっていうのが脳内でですね、生成される状態があるんですが、そのコルチゾールっていうそういうホルモンなんですけれども、
それのレベルが低下してですね、リラックス効果が得られるっていうような、まあそういうことがあるんですね。これあの僕もね、実際あの自分で演奏したりとかね、まあ配信をしたりする中で、自分自身がちょっとストレスがあるなぁとか、今日すごく疲れたから、なんか音楽で自分自身をね、あの癒していこうかなっていう気持ちの時、そういうところがね、よくあるんですけれども、
それでですね、最初はもうね、演奏するのがちょっと面倒くさかったりとか、もう嫌だなとは思ったりもすることもありますけど、弾いているうちにですね、どんどんとこう、スッとしてくるというか、もうそれで毎週ね、土曜日はよく演奏練習するんですけど、2時間ぐらい弾くとですね、
これ本当すっきりしたなっていう、もうなんとも言えない、じわーっとした、なんか長いことね、寝たようなね、そんな感じのね、もう熟睡した睡眠の感覚を感じるかのような、そんな感覚になることがあるんですね。
これおそらくなんですけどね、実際測ったことはないんですけどね、やっぱコルチゾールのね、レベルがすごく低減してるんじゃないかなということで、僕の場合ですけど、週に1回はしっかりとグランドピアノを没入する形でね、練習する、向き合うっていうことをね、することが多いというね、そういう効果がありますね。これストレス軽減の効果でございます。
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続いて、痛みの緩和っていうのがあるんですね。これ音楽っていうのが痛みの知覚を変えるっていう、そういう事例がよくあります。特に手術後の痛みや慢性痛などの緩和に効果があると言われてるんですね。これね、文献があるんですよ。
えっと、いつの時代からね、ちょっと今定かではないんですけれども、歯を抜く時ね、昔でも今でも歯を抜くっていう時あると思いますね。虫歯だったり何かね、歯の奥の方でこうね、炎症を起こしてる時っていう場合に、歯を抜かざるを得ない時っていうのがあると思いますね。
それで、現代だと麻酔で、その痛みっていうのを事前にね、緩くするために出されることが多いんですけどね。昔はこう、そういうものがなかったですからね。どうしたかというと、特に王様が歯を抜く時っていう、そういうね、シチュエーションの時にはですね、なんと歯を抜く瞬間にファンファーレでね、おそらくこれ感覚器だと思うんですけど、ファーンとかね、ファッパカバーンかわかんないんですけど、
かなりこうね、多重層をされるっていう、そういうことをね、されたみたいなんですね。すると、耳の方で、音の方に意識、注意が向けられますよね。なので、その痛みのね、歯を抜く瞬間の痛い、激痛だっていうのは、そこで緩和されるというような、そういう経験値が結構あるわけなんですけどね。
現代でも痛みの緩和ということで、特に最近だとね、手術室で、静かなアンビエントミュージックとか、リラックスするような曲っていうのがね、結構、お医者さんが自分で好んで演奏というかね、音源かける場合があるっていうことがね、あるようですけれども、それによって、
お医者さんもね、実は施術するときに、少しリラックスして、リラックスというかね、緊張感をね、和らげて手術をすると。それで、患者さんにとっても、その配慮というか、そういう波動っていうのは必ず伝わりますから、結果的にね、痛みだったり、手術の無事の経過っていうのが、展開されることがあると思うんですよね。
なので、こういうことってね、音は目に見えない、まあこれちょっと言い方悪いですけどね、激薬、麻薬とも言われてますよね。これをね、具体的に科学的に解明するっていうことは、ほぼほぼ不可能ではあるんですけれども、明らかにですね、不快感の症状をですね、緩和していくっていう事実があります。
これね、音響心理学、音楽療法っていうのは、もう事実をね、淡々と集めていくっていう、まあそういう学術的なアプローチがありますから、まあそういうことによって、痛みの緩和のために、音楽療法として音楽が使われていくということが、昔も今もね、共通してあるっていうことになりますよね。
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そして3番目ですね、認知機能の向上っていうのがありますね。これはアルツハイマーの病であるとか、まあ認知症の患者さんに対してですね、音楽療法が記憶力や認知機能の改善にね、役立つことがあるという、そういう研究がね、なされているわけなんですね。
これ実は僕が今から5、6年前からですね、シリーズとして出しております書籍ですね。ヤマハから出しております耳トレっていう書籍がありますけれども、これ最初の書籍ね、これ1分で聞こえが変わる耳トレっていう名前の書籍なんですけど、これCD、音源とですね、まあどんな風にその音源を聞くかっていうようなこの指示文があるんですけれどもね。
メニューというかね、それがセットとなって一般書として販売したらですね、かなり多くの方が試していただいて効果がある、よかったよっていうのをね、エビデンスというよりも、質的な反応としていただいてるっていう状況がございます。
これで精神科医の先生とかですね、認知機能に武田先生の知見も入っているわけなんですけれども、明らかにですね、認知機能というのがですね、音を聞くことによって、急激な悪化っていうのがですね、やや緩和されるんじゃないか、治るんじゃないですよ。
我々は老化っていうのはもうね、止めることのできない節理でございますからね、そういうのを止めることはできないんですけれども、音によってその症状を緩和していくとか、少し穏やかになっていくっていうのがありますから、やはりですね、音楽を認知改善の、改善というか認知機能を向上というよりもね、悪化、低下を防いでいくっていうようなね。
そんな役割にもなるんじゃないかなっていうふうに思います。
この耳取りをやった方がですね、今のね、生理的現象の老化は防ぐことができないんですけど、今残された状況で、特定の音楽あるいは音を聞くと、集中力、そして意識の部分がよりABになって、脳に活性化、刺激がすごく与えられてですね。
それで、脳っていうのはね、受動的な機関ですからね、自分で能動的に刺激を作り上げることはできないですからね、外からのより聴覚的な刺激によって、脳がね、脳の中でシナプス同士が結びついたりとか、活性化したりするっていうことがね、実証というか経験的に実証はされておりますので、
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音、音、あるいは音楽の力によって、まあそうした認知機能もある程度緩和されるんじゃないかな、悪化を、ある程度こうカーブを防ぎでいくのかなっていう、そんなことが言えると思いますね。
まあこうした感じで音楽療法っていうのはね、音楽の持つ力っていうのをね、ある程度科学的に活用することによって、真摯の健康とかですね、いろんなものをね、こう改善していく手段となるのかなということで、
僕の立ち位置としては、それを研究ももちろんするんですけど、実践して音楽を作ったり現場に立ち会うことなどして、やっていきたいなということで、皆様ですね、音楽をよりプラス積極的に使っていく、そんな活用方法をね、自分自身の活用方法を考えていただけますと良いかなと思いました。
ということで今日は音楽療法の3つの最新情報についてお伝えいたしました。それでは今日も音の良い1日をお過ごしください。
最後になりましたけれども、お知らせをさせていただきます。この9月にですね、関東方面で2つのイベントを開催します。
まずは、漢方音楽2というアルバムを出しまして、それのお披露目のイベントがですね、2024年9月7日の土曜日ですね、開演が13時からです。自由が丘オペラハウスというところで開催します。
これはですね、体質改善を促す漢方アルマ声優にですね、触れながら皆さんの心と身体に向き合う時間を提供していくというものがあります。
もう一つはですね、次の日の9月8日の日曜日になるんですけれども、開演が13時の30分です。漢方音楽と和太鼓というね、なかなか面白い組み合わせなんですが、
漢方音楽2のリリース記念イベントの2番目としてですね、つくば和太鼓の会のつくどんというものがありまして、それとこまつとのコラボレーションを行います。
なかなか普段ね、太鼓と合わすことも少ないので、なかなか珍しいイベントとしてですね、9月7日というか関東の方に伺いますので、よろしかったらですね、こちら詳細チャプターリンク貼っておきますので、ご覧いただきましてね、現場でお会いできますことを楽しみにしております。
以上、告知でございました。それでは失礼致します。