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【音を編む②】耳の鍛え方には2種類ある
2026-04-16 08:41

【音を編む②】耳の鍛え方には2種類ある

正解を求める「分析」だけでなく、音の響きを丸ごと受け止める「感性」を磨く。インプットの質を変えれば、響きが変わります。
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はい、おはようございます。小松でございます。
前回の話に続けてね、ちょっと立て続けに研究室から喋っていこうかなと思うんだけれども、
そうしたら音楽、とりあえず興味あると。
で、間口が広いけれども、とりあえずこう、
これから音楽とか音について何をやっていきたいかなみたいなね、
そういう時にどんなことをしていくかっていうことの、
イントロダクションの続きをちょっとやっていこうかなって思うんですよね。
新学期っていうこともあるからね。
で、そこですごくね、言いたいことたくさんあるんだけども、
結局、耳が大事ってことですよね。
耳をね、音を聞くっていうのは、
意識的に音を聞いたり無意識に聞いたりするんだけど、
目に見えない領域の環境資源を耳を介してね、
あるいは全身を介して脳に届けていくわけなんだけど、
とにかくね、抽象的で捉えづらくって、
有形物じゃないから目に見えないわけですよ。
そういうものをどうしたら掴むことができるかっていうことなんですよね。
これ非常に難しい話なんだけども、
一言で言うと、耳の解像度を上げるっていうことなんですね。
解像度の上げ方って二つあって、
一つは環境音を聞くっていうことですね。
遠くの音とか近くの音とか、高い音低い音とか、
自分の体内の音とか、
そういうのをサウンドスケープみたいなね、
耳トレみたいなことでたくさんやってはきてますけれども、
そういうふうに、まずは音楽の枠組みを外した音環境全体の立て付けを
まずは聞くっていうか捉えるっていうことがまず大事なんですよね。
そこは耳を開けるっていうこと、いろいろね、
ディープリスニングも含めてあるんだけれども、
とりあえずめちゃくちゃ大事なのは、
やっぱり分解能を高めるってことですよね。
聞こえた音は何の音っていうのは分かるんだけど、
どこから聞こえたか、どの長さなのか、どのような感じなのか、
間に何か音を遮るような物質があるのかどうか、
みたいな感じの捉え方をするっていうのが、
多分音を聞くっていうことのさらに次の段階にいくことなんですよね。
そういうふうに、ただ聞こえた音はいろんな情報を持ってますよね。
人工音なのか、動物の音なのか、
動物はどんな状態なのかっていうのが、
音だけである程度分かりますからね。
そういうところが一番の入り口かなと思うんですよね。
続いて何が大事かというと、楽曲、物を作る。
人間って一番クリエイティブな部分では、
音楽作るとかね、クリエイティブ作曲するとか、
音を人工的に作るっていうのがね、
やっぱり人間にとって他の動物ではなかなか難しい。
一部ね、ゾウさんとかいる場合なんかは、
勝手にゾウの鼻でボンボンガムランとか叩いたりして、
音が出てるっていうのはあるけど、
あれは偶発性のものじゃないですか。
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あれを聞いて美的だとかなんとかっていうのは、
人間側の話なんで、
芸術表現を深める形でゾウさんがガムランをね、
ドラを叩くみたいなことはほとんどないので、
ちょっと脱線しましたですけども、
人間が意図的に作った場合の、
音のクリエイティブな部分の話ですよね。
すると、例えば自分の好きな曲があるじゃないですか、
ヨネズさんとかね、ミスティス・グリーン・アップとかね、
あると思うんだけど、
それを別に音楽理論いらないから、
聴いて、まずは画用詩か何か白紙に図形で書くっていうのが
いいんじゃないでしょうかね。
例えばなんだけども、ヨネズさんの曲が4曲ね、
レモンっていう曲がありますよね。
あれ6分くらいあるかもしれない、長いな。
それをまず横軸にボーカル、
そしてパーカッションというかドラム、リズム体、
そしてキーボードとかね、バッキングには何があるかとかね、
ギター使ってないかな、あれは使ってなかった気がするんだけど、
そういう風に楽器のパートに合わせながら、
楽曲をまずは横縦で聴いて、
どんなものが使われているのかとかね、
どんな音色なのかっていうのを、
図形で書いてもいいし、
言語化して書いてもいいんじゃないかなみたいな、
そんな感じでちょっとね、
曲の構造を可視化するっていうことだよね。
それをやるとね、やっぱりJ-POPなり何なりの音楽の
解像度はね、めちゃくちゃ高まるんじゃないかなと思います。
僕なんかはちょっと、
はっきり言ってごめんなさいね、教えてる見て申し訳ないんだけど、
めんどくさいからしないけどね。
学生がやったのを見てなるほどとかは言うけど、
自分がやれって言われたら、
字は汚いわ、図形は書けないわっていうね、
言うだけね、いい人間だけのね、
とんでもない人間なんでしないですけども、
僕はピアノを弾くのが好きで、
それは置いておきまして、
というようにね、見えない音の領域の
やり方を見える形で、
可視化していくっていうことをやるんですよね。
これが耳を鍛える、
もうちょっと芯部に届くような感じの音の聞き方ですよね。
これもね、あんな感じで馬鹿にできないんですよね。
もう書けば書くほど、再現なくなりますから。
まあ本当、いろんな成り立ちとか、いろんな言語によって
書いていくっていうことをね、していくっていうのがめちゃくちゃ大事なんで、
そういうものを考えていくというかね、
形にしていくっていうことが、
第2段階であるんじゃないかなっていうことを
学生さんにさっき話をしてたんですけどね。
そうしていくと、もう一回同じ曲聴くじゃないですか。
何なら図形で曲の解釈するときになったら、
10回でも20回でも30回でも聴くでしょ。
それをやっていくんですよね。
するとね、10曲くらいしたらね、
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全然音の聴こえ方が変わりますよね。
パッと聴くだけで、
パート、何の楽器が使われているか、
あるいはDAWで言うとね、デジタルオーディオワークステーションで言うと、
何個くらいトラックがあるのかっていうのが、
細かいところは分からないけど、大まかなことぐらいは分かるんじゃないかな。
ボーカル、バッキングのキーボードが1、2、3種類、ギター、
そしてパーカッション、ドラムセットみたいなね。
たまに交換音が流れていたり、
サウンドスケープが流れていたりするみたいな感じね。
そんな感じで可視化しているっていうことがね、
結局は音を聴くっていう振動を高めていくっていうことになるわけなんですよね。
そういうふうな鍛え方をした後で、
今度はやっぱりね、今度作っていくってことをした方がいいんですよね。
人ってインプットとか解釈とか、
それしても、例えば英語なんか喋れないでしょ。
この人のイントネーションはこうで、こんな感じで、こんな意味があって、
こんな文法があって、SVOCとかね、SVOの式があるみたいなね。
そういうふうに分析してもいいんだけど、
それって受験入試の英語の話じゃないですか。
そうじゃなくて、自分で喋ってみないと、
しかも生身の英語を喋れることができる方と一緒に、
そのコール&レスポンスみたいな感じで喋ることによって、
初めて自分のクリエイティブっていうのが来てくるっていうか、
生きてくるっていう感じなんですよね。
だからね、インプットの解析をするっていうのはめちゃくちゃ大事。
ソルフェージュなんかもね、インプットとアウトプットのところあるじゃないですか。
ちなみにソルフェージュって、聞こえた音をそのまま忠実に記憶して、
自分でなんかの形で、だいたい声で出すっていうのが多いけど、
出していくわけじゃないですか。
インプット、解釈、アウトプットっていうのがあるわけですよね。
だからね、今言った環境音とか音楽を聞くっていう、
分析するっていうのはやっぱりインプットの段階なんですよね。
アウトプットまで行かないっていうところがあるので、
そこはやっぱりね、必要条件だけなんですよ。
だから十分条件まで含めて書くというか、出すためには、
曲とか曲的なものを実際に作っていくっていうことがめちゃくちゃ大事なんですよね。
さあどうするか。
これ結構シリーズものになってくるよね。
音楽をどう作るかみたいな感じですけどね。
そういうビギナーにとっての音の関わり方の第2弾をね、
今日はちょっとお伝えいたしました。
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