1. 小松正史『耳の保養』
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2024-12-16 04:29

【音論】誕生日に感じる、いのちの音。

誕生日にいつも感じる音があります。それは体内にある2つの音。それらの音を身体的に感じることで、命の尊さと一期一会の感触を実感します。
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今日のテーマは、【誕生日にいつも感じる音】についてです。
私ごとでございますが、今日1月14日は、小松正史の誕生日でございます。自分で手を叩いてしまいますが、というね、自分というより、これ親に対してというか、特に母親に対してね、リスペクトをいつもね、感じる、そういう日なんですね。
で、4時42分に朝、生まれたみたいで、京都文和寺市のね、ある一角の病院で生まれて、それで、当日というか、その頃はめちゃくちゃ寒かったみたいでね、今の暖冬とは違って、よくね、父親が日記を書いてるんですけども、僕が生まれた後のところも日記をね、書いておりまして、見たところですね、おしめでね、なかなか、この1月の時に、洗う時にですね、
家に近くに川があるんですけども、そこでね、洗っている時に、手が本当に切れるように冷たかったっていう記述があって、だいぶ、親にはね、本当に迷惑と言いますか、いろいろしてもらったんだなっていうことをね、感じる、そんな、本当に自分にとってもね、自分の命も大事だけど、親に対する気持ちがね、年々こうね、増していくような、そんな感じがしますね。
で、その中でですね、誕生日にいつも感じる音っていうのがあるんですよ。これは命の音って言ってもいいかもしれないな、鼓動とかですね、呼吸、まあこれ自分の鼓動とか呼吸、感じることってあるんだけど、音で、自分の内面的な音というか、内面というとこう、心理学的ですけど、体の中ですよね、そこにある音っていうのを、普段は忙しかったり、意識がね、外ばっかり向いていまして、
感じることが少ないと思うんですね。例えばこう、1分間ね、自分のあの鼓動をね、手を当てて、心臓に手を当てて、あるいはこの手の脈のところにね、手を当てて感じてみるっていうことをね、する。それだけでも、命あるんだな、命が続いてるんだな、命が織りなす響きがあるんだなっていうふうに、そこを強く、言葉じゃなくて実感ですよね。
それを感じることができますし、それと同じような音の響きとしては、呼吸ですよね。呼吸って、これもまたね、自分の内側で鳴ってる音ですけれども、普段はね、外の音がうるさかったりとか、意識が自分の内面に向いてるわけじゃないので、聞くこと、感じることっていうのがめちゃくちゃ少ないわけですよ。
それを、やっぱりこう、今日も命があるっていうふうにね、思ったときに、呼吸の音を感じていく。自然とその感じるというのをね、していくとですね、今日も生きてるんだなっていうのをね、当たり前なのかもしれないけれども、やっぱりこれ当たり前じゃないわけですよ、命っていうのは。それがね、まあ今年ね、僕は53歳になりましたけど訪れる。
でも来年はその保証は全くないわけで、これ当たり前に連綿と続く命っていうね、そういう保証は一つもないわけですよね。そういう意味でね、歩いて、歩いてじゃない、生活していくとですね、当たり前が続いていくっていうことにはね、そういうふうに思いがちですけど、いや、そうじゃないんだなというね、今日生まれたのがこれからの人生の一番最初の日っていうことはよく言われますけど、やっぱり日々リセットして新鮮でいる必要があるわけですね。
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あるんじゃないかなっていうふうに思いますし、それがですね、とりわけ誕生日というのはね、そういうものを強く実感させる。しかも概念で実感するんじゃなくて、自分の呼吸とか響きとか意味を超越した単なる響きかもしれない。
でもそれこそがいろいろ感じる、深くね、自分の存在を実感する、そういう大きなポイントになるかなと思って、今日はですね、鼓動、呼吸について、これが一番誕生日にいつも感じる音としてね、紹介してみました。
最後、耳トレとしてはですね、朝起きる時、そして寝る前なんかは、より自分に対する意識とか内面に向きやすくなる時間帯ですので、僕は日々忙しい状態は続きますけどね、皆さんもそうだと思いますが、起きた時とか寝る前に鼓動、呼吸を感じること必要じゃないですかね。
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