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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
今日はですね、楽譜のソフトが販売終了になってしまったっていうね、そんなお話をしたいなというふうに思うんですけども。
これ、音楽専門の話ではあるけれども、これ、みなさんがね、普段、WordとかExcel使ってるじゃないですか。
それが急にね、生産終了というか、これからもう出ませんよってなったら、めちゃくちゃパニックでしょ。
びっくりするぐらいに、明日からWord使えなくなったらどうするのみたいな、ありとあらゆる会社がね、もう本当にストップしちゃうみたいな、そんな重大なことだと思うんですけれども。
実はですね、楽譜のソフトでFinaleっていうのがあるんですね。
で、そのFinaleがですね、なんとシステムがね、アップデートするにしたがって、もうソフトがですね、開発がおぼつかなくなったというか、いろんな理由があるんでしょうけど、
ここでね、終了。ソフトを作るの終了。もうこれからアップデートしませんよっていうふうなことを急に表明されてしまったっていう、とんでも話みたいな感じ。
これ怖いよ、本当に。大丈夫なのかみたいなね。
そんなことなんですけど、この番組聴いてる人ね、音楽のソフトね、楽譜ソフト、制作ソフト使ったことある人いると思うんだけど、これ多分Finaleって日本で言うとですね、ほとんど8割から9割ぐらいじゃないでしょうかね。
Finale使ってると思うんですよ。それが急に止まるってやばいというところなんですけど、これね、開発が終了した理由っていくつかね、述べられてるんですけど、結局はですね、他のソフトに負けたというか、
僕シベリウス使ってるんですけどね、そっちとか他にも安くて良いソフト結構出てるんですよね、後発組なんですけど、それに取って変わられるというか、そんな状態になったのかなっていうのがまず本当の隠れた販売終了の意味かなというふうに僕は受け止めましたね。
一見ですね、会社のほうからですね、コードっていうソフトを扱う上でのいろいろなプログラミングのやり方があるんですけど、それがですね、OSね、オペレーションシステムがどんどん進化するにつれて、ものすごくコードが膨大化になったんだみたいなね、そういう原因とかですね。
あとは、新しいバージョンを作ったとしても、付加価値がもうユーザーに伝わらなくなった、届きようがなくなったっていうようなところがあって、あまり付加価値ないんだっていうようなことを自ら言っちゃってるとかですね。
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これ逆を言うと、このFinaleっていうソフトがかなり完成度高いからね、もうこれ以上伸びしろというか、もうMAXいってるから別に僕はいいとは思うんですけどね。いろんな理由を挙げてですね、MakeMusic社っていうんですね、ここの会社ね、それがですね、販売を終了して、ユーザーには他のソフト使ってねっていうふうに言ってるんですよね。これ本当にびっくりだよなというところなんですけど。
でね、これ皆さん使っておられるでしょ、ExcelとかWordとか。僕MacなのでMacユーザーなんでね、Wordっていうテキストを打つ文章を書くソフトは、これなんだっけ、Keynoteだったかな、Keynoteじゃないですね。なんだったっけな、すぐ忘れちゃうんだけど。
なんだったっけ、ページ図だね、ページ図を使ったりとか、あとPowerPointっていうね、マイクロソフト社のプレゼン用のソフトはあるじゃないですか。あれがMacではKeynoteなんですけど、普段僕それ使ってるので、万が一ね、Wordがなくなっても僕はやっていけるかなっていうか。
そもそもWordとかKeynoteじゃないわ、PowerPoか、PowerPoってめちゃくちゃ僕めんどくさい、使いづらいなって思うんですよね、本当に。Macユーザーだったら直感的に動かすことができるんで、僕はKeynote好きだし、ページ図大好きですからね、そっちのほうばっかり使ってるんですけど。
そんなふうにWindowsとMacの違いは確かにあるんでしょうけど、このソフトの話に戻すとですね、Windowsっぽいやつが多分フィナーレだと思うんですね。それでMacっぽいやつがシベリウスって思うんですけど。
僕、15年前ぐらいでしょうか、ソフトを楽譜作らないっていう小松ですけど、ちょっと残しておきたいなとか、僕の曲を弾いてみたいなっていうありがたいユーザーさんがいらっしゃるので、作り始めたのが2008年とか9年ぐらいだったと思うんですね。
それで楽譜集を4冊ぐらいと、今はピース版で1曲ずついろいろ出してますね。最近だと単鉄メロディとかね、そのあたりでちょこちょこ時間があればね。本当は作りたいんだよ、もう。本当に仕事忙しくてもね、もう愚痴ばっかり言っておりますが。
ぼちぼちと、僕は完全400曲楽譜化したいなというふうに思ってるんですけど、その時にね、どっちでしょうか迷ったんですよ。フィナーレかシベリウスかね。さあどっちかなって思って、ちょっと調べてみるとですね、フィナーレめちゃくちゃ使いづらいんですよね。
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ものすごくコマンドがあったりとか、細かいところがあったりとかして、ズボラな僕はですね、そんなそれ使いたくないなっていうね、いう感じだったです。なのでシベリウスを使い始めたんですけど、ここでシベリウスの宣伝するわけじゃないけどね、めちゃ使いやすいんですよね、シベリウスってね。
一番使いやすいのはですね、直感的に画譜面を作ることができるっていう細かい位置指定とかね、楽譜って結構位置を細かく指定したりすることってあるんですよね。しかもね、5000譜の中にいろいろな譜面を音符を入れる場合にすごいしんどいんですよ。かなりマニュアル運転しちゃうと。
その一方でシベリウスはものすごくね、パンと置くとピッて綺麗に収まってくれるんですよね。ここがやりやすいなと思って僕はシベリウスばっかり使ってるんですけど、要は直感的に早く作れるっていうのがシベリウスなので、その辺りを使ってるんですけど。
で、結果的に僕は直接たまたまですよ。たまたまシベリウス使ってたからフィナーレのね。フィナーレのフィナーレ。フィナーレ、ほんとフィナーレするよね。ちょっと今ね、親父ギャグ出ましたけどね。フィナーレしちゃうわけですよ、もう。名前が悪いよフィナーレってね、もう。終わるんだよみたいな。終了っていうね。
まあそういう感じ。すいません、フィナーレ使ってらっしゃるユーザーの方でこれ聞いてるともう本当にね、怒り浸透ですけどね。小松にね。この野郎何言ってんだみたいなね。そういう場合はフォロー外していただいたらいいんですけど。話はさておき。
まあそんな感じで、これをね、音楽のソフトの特別なことって思って聞いてるわけではないというか、伝えたいわけじゃないんですよね。これはやっぱりね、分散投資みたいなもんで、今使ってる道具とかソフトみたいなものをずっとね、癒着というかね、こう癒着と言い方変だな。なんだろうこう。もう使ってしまってるわけですよね。依存か。依存してるわけですよね。
その依存してるところで、やっぱりインディペンデントでやっぱり人は生きていかなくちゃならないですから、最後はね。そのあたりでやっぱり使ってるものに対して客観的にこれが万が一なくなった時でも別のソフトとか別の道具でうまく機能ができるんじゃないかなっていうふうに思って、いろいろ分散投資的にですね。
並行して道具は探したりとか、いつでも買えられるよっていうふうな気持ちでいないと本当フィナーレの状態になるから、フィナーレがフィナーレしちゃうわけですよ。本当にめちゃくちゃ怖いことだなと思って。
で、フィナーレ最後ね、まとめちゃうとですね、音楽業界フィナーレなんですよね。めちゃくちゃ音楽業界フィナーレ使ってるので、もうね、フィナーレで楽譜の世界が成り立ってますよね。楽譜の出版とかね、構成とか全部フィナーレなので、本当に職業的に使ってらっしゃる方は相当な影響があると思います。
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解決できないですからね。なので、このフィナーレフィナーレ事件で、日本のみならず世界の音楽の活動の仕事業界の方、もう下手したら半年とか1年ぐらい試行錯誤しなければならないっていうね、かなり深刻な話なので、これを我が物と我が身として捉えていく必要があるかなと思って、今日はですね、とんでも音楽ソフト終了話みたいな、そんな感じでお伝えしました。
それでは今日も良い一日を。小松でございました。