京都鉄道博物館の紹介
いかがお過ごしでしょうか、小松でございます。
今日はですね、公共空間のサウンドデザインということで、京都地域第2弾をお伝えしましょうかね。
今日は京都鉄道博物館の展示設計の分析ということで、こちらはね、昨日に引き続きサウンドデザインをフィールドワークをやった結果をお伝えしたいと思います。
水族館の、昨日のやつはね、ゼミ制と合わせて行ったんですけども、10名ちょっと。今度はお昼をそこで食べて、1人で行きました、鉄道博物館。
しかも僕はですね、ご存知の方はいらっしゃるかもしれないけど、鉄道すごく好きで。
鉄道の駅メロもね、京都単語鉄道を作ったぐらいですから、かなり小さい頃から造形が深いって自分で言うかって感じですけど、
そこの博物館、しかもちょっと珍しいことにですね、この鉄道博物館京都ね、2016年の4月29日に開業したんですよ。
京都にずっと僕住んでるんですよね、25年ぐらい市内に。
で、一度も行ったことないんですよ。9年間も行ってないのか、みたいなね、ちょっと家族でも驚きあったですけど、
えっ、行ってないの?鉄道好きなのに、みたいな。で、行く機会がありそうでなかったんですよね。
そういうことでなくないですかね。ということで小松が行った京都鉄道博物館ね、ちょっと紹介したいなというふうに思ってます。
で、その京都鉄道博物館なんですけど、ここはですね、単なる車両の保存展示ということよりもですね、
鉄道の歴史とか技術とか、さまざまな技術とか産業とか歴史とか社会の縮図というか、統合された結晶みたいなものの一つがですね、鉄道じゃないですか。
そのあたりをすごく体系的に示しているような博物館なんですね。
それで3階までありましたね。で、1階が動体展示というか、動体っていうのかな、中まで入れたりするような鉄道の車両そのものの展示がありまして、
その2階が先ほどお伝えしたような、歴史とか社会とか文化とか、そういうあたりを伝えているようなエリアがあったんですね。
ちなみに1階は車両もあるんだけど、鉄道の構造ですね。レールであるとか、車両とかパンタグラフとか、そのあたりの筐体っていうのかな、
マテリアルみたいなものの詳細をかなり細やかに伝えているような感じですね。
いろんなものがあるんですよね。鉄道っていうのは運行系のエリアというかその技術ですよね。信号機とかね、そのあたりとか、
あとエンジンとかモーターとかっていう駆動系のものとか、あとブレーキとかですね、
あと車両のシステムとか、踏切運行みたいなのがたくさんあってですね、そこのあたりを1つずつゾーニングでエリアごとにちょっと体験もできるような、
触ってみるとブレーキがかかるとか、何か車両の動きが見られるとかね、そういう感じの体系感、体系的な展示っていうのがここの一番特徴かなというふうに思いました。
3階はですね、食堂があったりとか、屋外に出られてすぐね、山陰本線とか東海道本線、新幹線が見れるので、鉄道オタクには目の前が鉄道博物館だけどリアルな鉄道も走ってるよみたいな、
そんな感じの空間ですね、すごくリアルが体感されるっていうような、そういう感じですね。それが本館なんですよ。話がちょっと前後して申し訳ないんだけど、あとね、プロムナードっていうのもあって、
これあの無料エリアなんですね。本館に入る前でもですね、新幹線とか昔の車両とかみたいなそういうものがありまして、ゼロKもいましたね。そういうプロムナード入り口までのエントランスの入る前でも車両が見れるんですよ。素晴らしいですよね、それね。
ただで見れるっていう。そして扇形の車庫ね、これSLが走ってますね。動いてます。SLが動体保存してるんですけども、そういう3つのエリアに分かれて、あと面白いのがですね、出口のところなんですけど、2乗駅っていうのがありまして、今もあるんだけど、
改築される前の旧2乗駅がそのまま移築されて保存されてるんですよ。僕は小さい時に宮津に住んでたんですけど、京都にちょっと行く度に2乗駅から降りることがあって、そこのエリアというかね、駅舎すごく僕ね何度も出入りしてたので懐かしいな。
ここ小さい時に行ったなっていうのが個人的にはすごくね、旅場をそそられるなっていう感じなんですね。そういうエリアの中でものすごくいろんな車両がね、ありました。話を元に戻してですね、どんな車両があるかというと、まあ蒸気機関車もあるし、新幹線もあるし、貨物もあったし、寝台列車ですね。
583系とか、あと来町、京都から金沢、大阪から金沢、富山まで走ってるような485系とか489系とかね、そういうものもありましたし、そこはね土日中入れるんですよ。電車の中にね。だからね、電車の中に入れるっていうのもね、全部が全部入れないんですけど魅力的ですね。
音の話じゃないんだけど、匂いがね、あるんですよね。中に入ると。新幹線の中もちょっと0系入れるんですけどね。プロムナウトのところね。なんか匂うんですよね。黒鉄の匂いというか、なんとも言えない黒鉄時代の香りっていうか、音からは離れてる話なんだけど、匂いね、僕敏感なんだよね。
人の匂いってすごくね、感じるところがあるんですけど、それがね鉄道ごとの匂いっていうのがあって、それをね、もしよかったら感じてもらえればいいんじゃないかなというふうに思っております。
ここをね、通った後ですね、艦内を移動して感じた音の状態なんですけれども、なんかね、あまり音はたくさん入れてないっていうところがいいかもしれないです。BGMはなかったですね。全部のところでなかったし、よく博物館の展示とかでボタンを押したら歴史が流れたりするところあるじゃないですか。
京都はここは今中城区にありまして、なんとかの天皇がなんとかこうだかみたいな、その時にちょっと和風みたいな曲があって、その音が艦内中流れてうるさいわこの野郎みたいな、そういうのはなかったですね。
ブレーキをかけるとか、そういうあたりの駆動音みたいなものは実際に自分で押してですね、そういう音が出ることはあるけれども、音楽じゃないので、そういうのがねめちゃくちゃ良かったですね。
だから必要最小限でしっかり見るというか、全部見るとね、やっぱり1日では見づらいな、やっぱり2日ぐらいかかっちゃうので、割とね、ポイントで狙って1500円するんですけどね、1回。
全部見ようと思わないことですね。結構移動の距離も長いし、大宮の鉄道博物館が東京にあるけど、それと比べると人が少ないです。土曜日でもそんな多くなかったですね。
なので、そういうあたりとしてはゆっくりと、例えば1回にもね、結構昔のEF66とか、DT51とかね、ディーゼル機関車とか電気機関車があるので、それがね、上からも見れるし、下からが良かったね。
下から覗くと、普段絶対見れないようなね、分解する時じゃないと見れない感じであるような、下から見えるモーター音とか車両、それがあるので、良いね、下から見るの最高だと思いますね。僕はすごい良かったですね。
そういう感じのところがあるので、より近づいて鉄道を感じることができる。触ると良くないんでね、触れないんですけどね。触るとちょっと摩耗したりね、腐ったりするので、そこは触れないんですけど、見ること、間近で見れますから、そこはね、すごい良い感じの状態だったなというふうに思います。
リアルな音と体験
ほんとなんか、一瞬で時間が経っちゃうというかね。ちょっとおもろいのは、例えば改札口がありますよね。改札口も、切符を買うところもあったりとかして、切符を疑似的に貰えるんですよね、自販で。
自動販売機じゃない、自動改札でやると透明なんですよね。自動改札の駆動がね。トゥトゥトゥっと動くんですよ。神がウイウイウイウイウイウイみたいなね、分かるかな。コレね、面白いですよ。横に見ると、すごい速さで動くんですよね、切符が。
よくつまらないなとかありますけど そういう感じでやったりとかして
ちなみに京都のオムロンって会社が自動改札 かなり日本の視野であるんだけども
すごい技術ですね とんでもないものだなと思って
昔は直近直近とかハサミで切符を切ってたと 僕は思い出しますけど
小学校とか中学校の時はそうだったかな そうじゃなくて
自動改札も今少ないよね 生の切符を入れること少ないですよね
ピーナーのタッチセンサーですからね
なのでそういうあたりはやっぱりいいな というふうに思いました
音については自然とそこの場所で出てる音 っていうのがすごい良かったです
今の自動改札もそうなんだけど
SLスティーム号の汽笛 特に土日だったかな
4時半頃に車両の蒸気機関車の車庫があるんだけど 見れるんですよね
動いてる姿とか石炭とか燃料を入れてる音も聞こえましたので 間近に行って
それがもう何とも言えない 別に録音してデザインしてじゃなくて
生音が筐体から出る生音の凄さみたいな やばいですねそれ本当にね
でもちょっとそれ全部見れなかったんですよね ちょっと時間がなかった
次の土曜日でちょっと別の会議があったんで すぐに別のとこ行っちゃったんですけど
今度はゆっくり行きたいなというね 土曜日の4時半頃はお勧めですよ鉄道博物館ね
あとね東海道新幹線 JR京都線とか営業の音が間近に聞けるので
リアルな音が暗奏音とか背景で聞こえながら見れるっていうの
これが一体感で最高よね ここ一番今日伝えたかったところよね
ただ止まってるね もう二度と動かない車両があることはある
あるんだけどリアルなものも走ってて見えるし音も聞こえるんで
なんかねなんていうのかな 言葉で言うとどうなんだろう
歴史がこううまく連綿と続いてるよというか バトンを渡してるっていうのかな
そういうのがねやっぱりあるので リアルな音ってやっぱ凄まじいよね
昨日の水族館の話だとリアルな音が出ないから 録音してそれを再生するって話したんだけど
ここはリアルな音が実際にあって そして鉄道が見れる
感じられるっていうところが良かったなっていうふうに思いました
ということでここにBGM入れるとなるとどうなんだろうな 入れなくていいんじゃないですかね
京都鉄道博物館の訪問
なので実際の音を感じながら聞くっていうか
あと子供さんが水族館にしても 京都鉄道博物館にしてもいらっしゃるので
そこで騒いだりとか暴れたりとかしてるんだけども
それを大人の世代の我々が聞いてどう感じるかですよね
子育てした人しない人それぞれの思いがあったり 個人差もあるんだけど
ちっちゃい時自分もこんな感じやったなとかね まさしくちっちゃい時の感じですよね
たまたまでもすごいプライベートなことを言うとですね
その時にちょっと父からビデオ通話が来たんですよ ちょうど見てる時にね
それで見た時にね まさふみどこにおるんやとか言ったら
うん今鉄道博物館 ああそうか初めて来たんだ こんなタイミングによくビデオ会議やったな
会議とかねフェイスタイムってありますよねあれで
すごい感動的だったのが父に連れられて
小学校の時今から40年以上前なんだけど45年ぐらい前かな
弁天町ってとこがあったんですよ
で弁天町の今当時どう行ったんだろう 鉄道博物館だったかな
そこに行った時があって弁天町の鉄道あったんですよね
これがあった時の車両がね EFじゃないわ何だっけあれは
ディーゼルカーでキハ81Kだったかな
交通科学博物館だ そう大阪環状線の弁天町のすぐそばにあったんですよね
この博物館は1962年に開業して
鉄道中心日本の交通の歴史を伝える貴重な施設ね
ゼロ系新幹線とか蒸気機関車ありました
貴重な車両が多数展示されていましたが
施設の老朽化と京都に新しく建設される
京都鉄道博物館への機能移転のために
2014年の4月6日に閉館したそうなんですね
ここからそうなんですよ
展示されていた多くの貴重な鉄道や資料というのは
現在鉄道博物館に引き継がれているわけなんですよね
弁天町にあった展示がごっそり入ってるんですよ
そこの京都の
それで小さな時に103系とかあったんよね
大阪環状線のあれはオレンジ色みたいなやつよね
人参色っていうか
ゼロ系の新幹線もあったし
キー81系の黒州もあったんだよね
それでたまたまそこに僕が行った時にビデオ通話があって
父に連れられた鉄道
それが今目の前にあってそれを見せたというか
別の用事で電話があったわけなんです
感動してましたね
あの時に弁天町の鉄道科学館にあったやつが
ここに来てんのかみたいなね
そういう感じ
45年50年
父親に連れて行ってもらったんですよ
2回ぐらい3回ぐらい行ったかな
なんかねこんな偶然があったのかなみたいな
弁天町にあったやつなんですよね
そういうねやっぱ引き寄せますね
小松のこの行動は
初めて行った鉄道博物館に京都
それで電話か電話じゃなくて
ビデオ通話がかかってきて
父親に連れられたその時に見た
一緒に見たものが目の前にあった時に電話がかかってきたってね
これすごくないですかね
というね京都鉄道博物館
展示の体験
ちょっと話しかあるけど
朝日山動物園ってあるじゃないですか
北海道に
あれもねすごく展示の仕方で
本当にもう革命的な動物園だけど
つまり動物の動きをね
上から下からとかね
左から右からみたいな
遠くから対面で見てるよりも
動物の生態とか特徴に合わせて
そこの部分を見るっていうような
そういう出来方してるわけなんですよね
そこね
その感じで他の動物園にもそういう状況が広がったんだけど
まさしく鉄道博物館もそれなんですよね
上から下からとかね
まさに体感的に没入できる形で
鉄道を見ることができるっていうか
そのあたりが音の話じゃないんだけど
やっぱなんとなく展示の傾向というか
思想みたいなものがね
見る見られるの関係
そこはねうまく出てるんじゃないかなというふうに思ったので
これはね
すると音は鳴ってないんだけど
そこに潜って近づくじゃないですか
鉄道好きな人は好きじゃない人もいいんだけど
すると頭の中で
その音の状況っていうのがやっぱり出ましたよ
そういうところが良かったなと思って
ちなみに来町の489系あったのは
誕生を見るとですね
僕と一緒でした
1971年っていうね
僕もこれ乗ったのかなというふうに
何度も連れて行ってくれましたからね
父も金沢とかにね
これひょっとして乗ったものかなという風なところもあるし
あとね僕のマンションの管理人さん
今亡くなっちゃったんだけど
来町の運転手だったんですよ
マンションの管理人なんだけど
そこの話も散々聞いたからね
管理人のあの方もこれに乗って運転席でとかね
いや良かったというか
もう今日はね自分語りしかしてないこの話題
どうこれみたいな
何にもリスナーのこと考えてねえやっていう
そういう話題をねしたので
ぜひとも京都鉄道博物館行ってみられるといいんじゃないかな
というお話をしていました
ということでお疲れ様です