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  2. 近くの人のお腹の調子までわか..
2024-10-04 09:56

近くの人のお腹の調子までわかってしまう音問題について考えてみる。

トイレ環境にこそ音の配慮が必要なのでは。排泄音をマスキングする音姫だけではなく、音環境の構造そのものを改良(あるいは新設)する配慮が大切。生理的な行動に影響を及ぼす場所として、音そのものが聞こえづらい仕組みを考える必要性を話しました。
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皆さん、おはようございます。小松でございます。
今日はですね、ちょっとお食事中の方は大変申し訳ないんですけど、お手洗い、トイレの音環境についていろいろ話してみたいなというふうに思います。
トイレの音環境と聞いてですね、皆さんどのように、どんなことをイメージされるでしょうかね。
一つは、音秘めというのがありますよね。これは、排泄音をマスキングする音として開発されたもので、
以前はですね、特に用をしている時に音が出ますからね、水関係の音が。
それを抑えるために、あえて水を流していた時代があったんですね。
これ、かなり環境問題にすごく悪い影響を及ぼすわけで、かなり使用する水の量が増えたりとか、
それだけでね、すごく水量が増えてしまってですね、環境にすごく負荷がかかるということで、
それがあってですね、東東さんだったかどこかわからないんですけど、
排泄音をマスキングしやすい周波数帯域が、割とそういう音ですね、水が落ちる音に合わせるような形で作られた人工音をですね、
流しながらという、そういうことがあるっていうね、そういう事例もね、皆さんも普段体感されていることと思うんですけれどもね。
うちの大学もそうした音環境がありますので、男子通りでもね、そういう音環境を聞いて使ったり、
こんな音なのかっていうので、よく耳にすることが多いと思うんですけど、
でもこれ、思うけど、音が、そういうのが鳴ると、今排泄中なんだっていう風に思っちゃうから、
逆の影響を与えるんじゃないかなっていうね、そういう懸念はあるわけなんですけれども、
これすごくね、排泄音以外でもですね、かなり聞こえるというか、動作の音ね、行為の音が丸聞こえであったりとか、
ドアの向こうはね、トイレしかないので、トイレに行く場合でもね、分かってしまうという職場もあったりとかね、しますしね。
これ本当に大きな問題とか、音はね、言葉で伝える以上の環境情報を伝えていきますよね。
足音だけでも誰が来たかっていうのが分かったりしますし、ましてやですね、これ記事で読んだんですけど、
隣の人のね、お腹の調子まで分かるっていうね、これはすごく共感しますよね。
特に平和な話で言うと、お昼に近くなると、どんどんグイーとかワーッとか音がね、お腹から鳴るっていうのは、
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特に静かな授業中とか、あと試験中なんかもね、ありますね。
よく試験監督している時でも音が良くなるのをね、僕は耳にしますけど、かなり静かな静粛な場所ですから、
ちょっと鳴るだけでああって思ったりするというような、そういうネガティブな状況を感じる方もね、結構多いのかなっていうそんな印象があるわけなんですけどね。
これ本当ね、聞けば聞くほどすごくトイレ使いたくないというか、すごくそういうところがあるので、
例えばその排泄物の一つにとってもですね、すごく影響を与えるから、トイレという空間の建築する時の設計の段階からですね、
作った後じゃないですよ。設計する段階から、そのメインの人がたくさんいるような場所から離れて作っていくとかですね。
それ以外は、トイレの壁とかドアをちょっと厚めにして、外に音を出さないような仕方をするとかですね。
そういう配慮がすごくいるんじゃないかなというふうに思うんですね。
あとそのトイレの不満とか色々な職場の不満で、色々上がってくるところとしては本当に頻度高いというふうに言われてますね。
トイレの音、特に音なんですよね。香りとか匂いっていうのはね、そっちの方が結構負荷がかかるんじゃないかっていう印象があるんですけど、
それよりもやっぱり音なんですよね。
僕、なんかね、これ今日トイレ話になっちゃうんですけど、よく使うトイレがあるんですけどね。
お昼あたりに入るとですね、これもすみません、今日は申し訳ないなと、すごくネタ的にね。
お昼に個室にいらっしゃる方が結構いるんですよね、決まって。
で、僕が入ると入る方も、これ申し訳ないなっていう、どうしようみたいなね、早めにちょっとこの場を去る必要があるかなっていうふうな感じがするんですけど。
明らかにね、なんか気の毒というか、意識していらっしゃるなっていうのがわかるんですよね。
いらっしゃる時にすごく静かなんですよね、静か。
いや別に気使わんでもいいやん、それ別に。
生理現象なんだから気を使わなくてもいいのに。
なんかね、それ。
いや別に静かじゃなくていいよ、人間の生理現象だからみたいなね。
急にこう、静まるっていう空気感もありますからね。
静まりますよ、僕が入った時に。
大体同じ個室を使っていらっしゃるんですけど。
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お昼なんだよね、なんかね。
まあまあ、人それぞれこう、生理現象の周期っていうのがあるんでしょうけどね。
それでなんかこう、ちょっと気を使われることに対して僕気を使うみたいな。
なんでこっちが気使わなあかんねん、なんでやんみたいなね。
逆に突っ込みたくなるんだけどね。
そういうところもあってね。
やっぱりね、トイレの音っていうのはすごく大変な問題かなということでね。
同僚がお腹の調子が悪いことまではっきりわかってしまうっていう意見もありますし、
そういう意味で耳栓必須の職場で働く方々っていうのはすごくいらっしゃるかなというね。
ゾーニング的に職場のメインの仕事場とトイレが廊下を隔てて離れている場合とかだったらいいんですけど。
ちょっと限られた場所でお仕事の職場がある場合はね、そういうわけにもいかないなっていうようなね。
そんな大変なところがあるんですけど。
やっぱりね、採り板はしっかりと防音対策しなくちゃならないっていう。
そのアメニティがやっぱり職場環境の質を変えていく。
QOLって言いますよね。クオリティオブライフ。
これを大きく影響を与えるんじゃないかなと思いますね。
これ電車の中って話があるけど、走行音がある程度あるから電車のトイレってそこまで意識しないじゃないですか。
そういう音があるから、排泄音については自然とマスキングされるなっていうのがありますしね。
最近そういう職場とかね、新しい建築材料を使っている場合はかなり静かなんですね。周りもね。
静かだからこそ逆に湧き立つ音っていうのがより目立ってしまうというね。
静かすぎて影響が与えられるという。
昔の家だと外からの音が入ってきたりとかそういうのがあるからそこまでも影響なかったけど、
やっぱり密閉空間だとより静けさがあって音質、騒音レベルも低いですからね。
そういう意味でやっぱりかなり音も上がってくるんじゃないかなというふうに思うので。
これね、やっぱり職場のみならずね、トイレ問題はね、丸聞こえはやっぱりすごく、
あのする方も聞く方もね、なかなかシビアな問題かなと思いますから。
そこからね、やっぱりこう音環境デザインってマイナスからゼロに行くっていうことがめちゃ大事で、
アメニティとか快適性とかそういうのはね、もうそこら辺がちゃんとねゼロになってから考えたらいいんですよ。
マイナスからゼロっていうところにやっぱりトイレ問題もあるしね。
そのあたりよく考えてデザインしてほしいなというふうに思っております。
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さあ皆さんのね、お使いになってるね、家庭あるいは職場環境はどうでしょうかっていう。
逆に言うと、それも寛容なね、お互い寛容なところも含めて、それが人間関係でそういうのがあったら、
別に家族だったらそこまで思いませんからね。
さてどんな感じで皆さんお考えでしょうか。
ということで今日はですね、職場環境を中心としたトイレの音問題について考えてみました。
ここまでお聞きいただき今日はすみません。
いろいろご飯食べてる方は大変失礼いたしました。
今日も良い音の一日をお過ごしください。
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