1. 小松正史『耳の保養』
  2. 【書店探訪】本屋さんを楽しむ..
2024-10-18 09:53

【書店探訪】本屋さんを楽しむための2つの軸。

リアル書店の楽しみ方について語りました。店内に入ると独特の雰囲気が漂い、脳に思考スイッチが入ります。精神が広がり、そして深まります。その原因はどこから来るのかを深掘りしています。
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おはようございます。小松正史でございます。 今ですね、またいつものように散歩しながら収録をしてるんですけれども、
今日ね、先ほど、実はいつも行っている本屋さんですね。 から帰りの道でちょっと喋ったりしております。
で、それで今日の話題は何かというと、先ほどお伝えした本屋さん。 本屋さん、本当好きなんですよね。
僕の一番の娯楽、身近な娯楽と言っても過言じゃないかなというような、その本屋の魅力ね。
そこで何を得ているのか、そして皆さんもそんな感じで掴んでほしい何かがあるみたいな話をね、今日お伝えしたいと思います。
この放送では作曲家で大学教員の小松正史が、日々の音や音楽についてのあれこれを話しております。
もしよかったらですね、フォローなどいただけましたらありがたいです。
それでですね、本屋さんに行くためにはもう時間の余裕が要りますよね。 かなり時間の余裕、ゆっくり行かないと本屋さんって楽しめないんですよね。
目的的に動くっていうのがインターネットの世界であればですね、その反対なんですよ、本屋さんって。
全然その目的をある程度は絞ることもあるかもしれないけど、散歩しに行くとかね、ほっつき歩くみたいな、そういう感覚で多分行ってるのかなっていう感じなんですね。
なのでまあ今はね、月に1回そんなゆっくりした時間あるかどうかみたいなところなんですけど、今ちょっとね大学がほんの少しだけ余裕が、時間的余裕があるっていうことで、
2時間ぐらいだったかな。今日さっき入ったのが3時で、今5時なので2時間ぐらいだなっていう、なんかもう日がちょうど日中だったんですけど、もう夕方っぽい感じですね。
夕方の雰囲気になるぐらい時間確保して本屋さん行くっていうのがね、僕の趣味みたいなもんですね。
で、そこで一番本屋さんで何が自分にとって培われていくかというと、発想の広がりと深まりなのかなって思うんですね。
で、その発想の広がりっていうのはね、自分で目的的に本屋さん行ったとしても、書棚とか本棚にいろんな本があるじゃないですか。
目的のジャンルのところに行くにしてもですね、周りにいろいろな本のジャンルというかね、分野があるんですよね。
音楽棚を今日は見たんですけれども、そこ行くまでにですね、文化人類学とか、新書とか、あと経済とかね、そんな本も結構あったわけなんですけど、するとですね、何か平積みになっていると目的として行く本の手前にそういうのがあったらね、
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読んじゃうんですよね。こんな良いタイトルがあるんだとか、あるいはこの本のデザインによって見ることもありますよね。
あれ、こんなデザインが面白いな、かっこいいなみたいな。それで本を見て買うこともありますし、なんかそういう自分の枠外のところの可能性ですね、それが感じられるのが多分
本屋さんの一つの魅力かなっていうところなんですね。水平的なところっていうんですか。
それ、新聞でもそうですね。ネットでニュースを見るっていうよりも、うち新聞撮ってるんですけど、紙媒体だとペラペラめくるじゃないですか。
すると、やっぱなんか違うニュースにも目が行くというか、届くというか、そういう自分の目的的な視点をちょっと外してくれるのがリアルな本屋さんであったり、新聞みたいなオールドメディアの紙媒体なのかなっていうふうに思うんですね。
それで、あとは深まりの話なんだけど、これね、ジャンル、自分が今見ようとしてるジャンル、僕今音楽さっき見たんだけど、音楽の棚見てもね、細分化されてるわけですよ。
歴史的な棚、あと楽譜の棚、あと作曲法とか技法の棚みたいな、そういうふうに分かれたりしてるわけなんですけど、そういうのを見てると、背拍子にまず目が行きますよね。
背拍子のタイトルってすごく大事で、やっぱり本の特徴を示しているような、端的に示しているようなところっていうのがやっぱりタイトルでそこで示されてるわけですよ。
それがもう本当に50冊とか100冊とか一瞬で見えてしまって、それでタイトルを見ながらですね、今はどんなジャンルが流行ってるのかなとか、どんなその本のタイトル、歴史の傾向があるのかなっていうのが、
背拍子を見るだけでも、ある程度分かってくれるっていうか、分かるっていうことが多いんですよね。
そうすると、自分が目指そうとしている本のジャンルとか内容を見ようと思ってもですね、やっぱりそこに違う視点から何か発想とか考えがね、浮かんできたりするので、
それによってね、本屋さんの棚の前にいるだけでも、何か発想が広がるというか深まるっていう感じがするんですよね。
その深まりがね、やっぱりすごく、そこに多分時間が結構かかってるのかなっていうか、
目的的に本を探していくとかってなると、もうすぐに、それはもう時間ね、3分とか5分で終わると思うんですけど、僕は結構そういうぼーっとするというか、漂うというか、試作に吹けるっていうかね、
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何かそんな時間っていうのが多分本屋さんの中で繰り広げられているんじゃないかなっていうふうに思いますね。
今は駅の近くとか、あるいは駅の中心のホームのところにも小さな本屋さんがあるとかですね、僕はいつもよくカラスマオイケ駅、地下鉄で使ってるんですけど、その中にですね、書店が、校内に書店があって、
そこではベストセラーとかですね、割と売れてる本がよく陳列されてるわけなんですけど、そういうふうにものすごくクイックに見ることのできる本屋さんっていうのも手軽でいいと思いますし、
それだけじゃなくって、やっぱなんかある程度大きな、大型の本屋さんっていうのはやっぱ試作しやすいよね、結構ね。
昔はね、京都は結構大きな本屋さんあったんですよね、純駆動書店っていうのがあったんですけれども、それがね、あいにく一昨年の2月頃に閉店になってですね、すごい悲しかったんですけどね。
ちょっと余談になるんですけど、僕は高校生の時代ぐらいからですね、本にすごく、ずっと昔からではあるんですけど、本を読んでて、
当時は宮津という田舎というか地域にいたので、たまに京都市内に行くわけですよ。
で、もう田舎者にとっては本屋さん、こんな大きな本屋があるんだっていうことでね、純駆動に初めて行ってですね、6階まであるのかな、1階から6階まであったんですけど、
そこでですね、いつかは僕がもし本を書いたとしたらここに置いてくれるだろうかとかってね、僕の夢はここの本屋さん、大きな本屋さんに本をね、自分の本が発売されて置いてもらうことだみたいなことをずっと思ってたことが今思い出しましたけれども、
その夢はですね、本当にもう10年以上前、20年以上前にかなって、新しい本を出すために置いていただいてるっていうすごくありがたいところがありますけど、ちなみにね、先ほど言ったところは僕は大きな本屋、京都市内で一番大きな本屋になるのかな、マルゼンですね、バルっていうビルの中の地下1階と地下2階にそういう本屋さんがあるんですけども、
そこに行ってね、それでもやっぱりね、純駆動と比べると小さいね、めちゃくちゃ小さい状況、3分の1ぐらいだと思うな、それぐらいになっちゃったんですけど、それでもね、やっぱりそういう本屋さんとの思いでね、自分の本が先ほど僕の本ありました、音のデザインっていう本が音楽棚にあったんでね、まだ置いてくれてるんだとか思いながら、あとは耳取りの本もありましたね、
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なんかね、僕の本も行くたびに見てしまうんですけど、売れてるなとか思ったりするんですけどね、そんな本の楽しみみたいな形で本屋さんはですね、広がりと深みの2つで余裕のある時間にですね、たっぷり試作に吹ける重要なね、思考的空間かなというふうに思いました、ということで今日は本屋さんについて話しましたけど、いかがだったでしょうか、もしよろしかったらですね、またフォローなどいただけますと幸いでございます、
それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
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