紹介した本「マーケティング思考 業績を伸ばし続けるチームが本当にやっていること」

https://amzn.to/3SwUUev

紹介したブログ記事「インサイトの筋を分つ経験格差を考える」

https://note.com/blogucci/n/nfca14bcc94d3

  • 2/6発売の山口義宏さんの「マーケティング思考」の本が発売されて、デジタルマーケティングの代理店で働いていた頃の自分に是非読んで欲しい
  • マーケティング思考とは?
  • 誰に?(顧客理解)/何を?(顧客価値)/どのように?
  • 顧客価値
  • 機能的価値:商品・サービスの仕様そのものが、顧客にもたらすもの
  • 金銭的価値:商品・サービスの利用または将来の売却などで金銭的に得られるもの
  • 社会交流的価値:商品・サービスの所有や利用を通じて生まれた他の人とのつながりから得られる
  • 自己表現的価値:商品・サービスで自己表現ができたり、気分が良くなったりする
  • 複数の顧客ターゲットにそれぞれ異なる価値を訴求する
  • 事業フェーズごとの考え方
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皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらほうマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケーカンで掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で意識を模索する、皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
皆さん、こんばんは。淡路市までコピーライターをやっております。ジンボーと申します。よろしくお願いします。
シェアリング・エコノミー事業のマーケティングをやっております。宮本です。よろしくお願いします。
ジンボーさん、あれ見ました?スーパーボールのリアーナが空中で歌っているハーフタイムショー。
宮本さんがめっちゃ言ってたんで見ましたけど。
あのショーすごいですよね。
すごかったですね。白小族の人たち100人ぐらいに囲まれて、こう言ってみたいな、リアーナさんがめっちゃ歌うみたいな。
グレイシー一族めっちゃ増えたなって思ったんですよ。
なんでやねん。
スーパーボールのハーフタイムショーだから、日本で言うと日本シリーズみたいなもんですよ。野球だからハーフタイムショーってないけれども、
日本シリーズの間のショーであんなオリンピック並みのパフォーマンスがあるってすごいですよね。
日本シリーズのハーフタイムショーはそもそもないですけど、日本シリーズオール含めてもあんなに盛り上がりはないでしょう?
いや、そう思うんですよ。
しかもwikipediaに読んでみると、あのハーフタイムショーっていうのはハーフタイムに視聴者が一斉にトイレを使って水道管を破裂させないためっていう都市伝説があるそうです。
ほんまですか?
アメリカの人ならコカ・コーラ飲みすぎでしょ。
まあでもね、CMの間にトイレ行くっていう。何と言っても2020年のテレビ視聴率42%なのですごいですよ。
それだけ多くの人が見て、ハーフタイムのタイミングにトイレに行くと、水道管も破裂するわなみたいな。都市伝説です。
都市伝説という風にwikipediaに書いてました。
あとはCM枠の価格は30秒枠で約4.9億円。
すごいですね。30秒で5億円が吹っ飛ぶ。
CM一発で4.5億ってありえないですよね。
ありえない。
メジャーリーガーの年望が高騰してるのも同じだけど、アメリカだけじゃないってことですね。
そうですね。全世界で見られるので、そういう風な影響力も考えてこの金額なんでしょうけど。
あとはこの日だからこそのメッセージみたいなところでエッジが立てれるからとか、
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このモーメントですね。気持ちの塊みたいな。そこに対してクリエイティブをぶつけるっていうところでの行動もあるのかな。
いくつかこの実際のCMをyoutubeで見ましたけど、これ用に作ってるというか。
いつも流してるやつを流すというよりは、この瞬間だけのために凝ったハリウッド映画みたいなCMを作ってるみたいで。
CMのクオリティも。
それはこれだけの金額かけるならって感じですけど、すごかったですね。
確かに。だってね。4.5億でこれは日本の普通のキャンペーンで言ったら10本とか20本分のキャンペーン分じゃない?
そうそうそうそう。
よろしいよね。
それが30秒で切れるっていう。本当にこれを決済するマーケティング担当者の中のマーケティング部長とかは、
俺は胃が痛いと思いますよ。
胃が痛いですね。
誰でしょうね。さすがにこの金額だから社長決済まで行って決めるんでしょうけど。
まあすごいですね。
ここまで行くと逆に感覚がバグってOK取りやすいかもわからないけどね。
もうわからないからね。
30秒だしみたいな。やってみようみたいな。
思考停止的な。
なかなか日本ではちょっと想像できない規模ですよね。
そうですね。アメリカの規模感のデカさというものをすごい感じる数値感でしたね。
そうですね。なるほど。
今週はそういうリアーナが空中で歌っていることにテンション上がっちゃってる宮本さんがちょっと気になることがあるぞっていう話をしたわけですね。
そうです。
じゃあしょうがないですね。今週のピックアップに行ってみましょうか。
お願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。
今、筆読の新刊本マーケティング思考を読めばデジタルマーケターのキャリアアップです。
さあ、宮本さんこのテーマを取り上げた理由は何でしょう。
はい。2月6日に山口よしひろさんのマーケティング思考っていう本が発売をされました。
山口さん、僕も何回かお会いしたこともあって、ブランディングの本を書かれている方なんですけど、この本はねすごく面白いなと思ったんですよ。
特にデジタルマーケティングの代理店、僕が10年前ぐらいデジタルマーケティングの代理店で働いてた頃はあるんですけど、その頃の自分にぜひ読んでほしいなというふうに思って、
ラジオで取り上げてみんなに紹介をしないといけないなというふうに思ったというところなんです。
なるほど。じゃあ過去の宮本さんに聞かせるラジオっていうことですね。
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そうですそうですそうです。
まあちょっと配信設定を20年前ぐらいにやってやればできるかもわかんないですけど。
無理でしょ。
そうか。
無理でしょ。そのところの自分には届けられない。
届けられないのか。
届けられないけれども、やっぱデジタルマーケティングの代理店って僕がやってた頃よりもすごく増えているので、そういうところで働いている20代の方とかも多いと思うんですよね。
そういった中でこの本を読んで、僕は当時SNSのマーケティング支援っていうところをやっていて、
そこでやっている分には自分が実はマーケティングの中の一部の世界をやっているってことの実感ってあんまりなかったんですよね。
でもじゃあどこが全体像なのかなマーケティングのみたいなところって、いろいろ本を読んでもわかるようでわからない。
マーケティングの全体像。結構研究者が書いている本とかが多いと、わかるようでわからないみたいなところがある中で、
この本はマーケティングってこういう感じになっているんだなっていうことがすごくわかるなと。
僕の逸話としてはSNSのマーケティングをやっているときに、化粧品のお客さんの支援をしているときに、化粧品だから結構広告良さもあるので、
その化粧品に担当の代理店みたいな人がいるんですね。メインでもその案件をやってますみたいな。
その人が僕らが化粧品の案件に関わり始めたときに、この支援に関わり始めているってことは店頭でこのブランドを買っている人がどんな人かを見て、
リサーチするとかそういったこともされていると思うんですけど、みたいなことを皮肉混じりに言われたんですよね。
言われがちですね。
言われがち、言われがち。ちゃんと顧客のこと見えてますか?みたいなことを言って。
ただこっちの社はSNSの支援をしていて、一社だけじゃなくて複数社の支援をしているので、
一社一社店頭でどんな人が買っているかまでって、当然見た方がいいと分かりつつもできていないところもあったりするんですけど、
でもそういう顧客を知るってことがやっていないと、マーケティングの仕事って全体一部でしかなくて大切なことが抜けてたなっていうのは、
今事業会社で働いててすごく思うんですよね。
はいはいはい。
そういうことがすごく分かるなというところですね。
当時の視野から見ると別に一部じゃないって思ってたわけですかね。
そうですね。SNSで見てたらだいたい分かるだろうと思ってたけれども、そのレベルでは分からないという感じをしますね。
この本、そういう意味でマーケティングの全体マップが分かるなっていうふうに思ってて、
マーケティングってどんな何なのかとかどんな仕事なのかみたいな。
すごくこの本、僕の中で面白いなと思ったのが、マーケティングとは何かっていうのを二軸で紹介をしているんですけど、
一つがマーケティングの思考っていうのは誰に何をどう伝えるのかを定義することです。
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それを縦軸としたときに、横軸としてこれをどういう形で経営に使っていくかっていうふうに考えるときに、
企業規模ごとに課題感が違うのである。
つまり売上規模が1億の会社と10億の会社と100億の会社で、
誰に何をどのようにっていうのを考えてマーケティングをやっていく上での課題感みたいなところが違ってくるっていうふうに整理をされていて、
そことかがすごく本当その通りだなというふうに思ったですね。
なるほどね。
そこが新しいなっていうふうに思いました。
よくマーケティング入門とかって本はあるじゃないですか。
ありますね。
僕も何冊か読んで、そういう本ってだいたい読んだ記憶しかないっていうか、何を読んだか覚えてないってことなんですけど、
一般的なそういう本と今回の本っていうのってどの辺が違うんですかね。
そうですね。
この著者の山口さんのキャリアというかやってることからの見え方の差だと思うんですけど、
ベンチャーの会社から100億以上の売上があるような会社、いろんな会社を支援をしているので、
それぞれの会社の課題っていうものを理解をしているっていうところがある。
あとはもともと過去書かれてた本はプラットフォームブランディングとかデジタル時代の基礎知識ブランディングとか、
会社もインサイトフォースでブランドコンサルの会社を創業と形容されていた方なので、
そういったことを支援をしていると。
なのでマーケティングの一部分だけを見てたんじゃなくて、
ブランディング支援ってことで全体を見てたと。
1億の会社も10億の会社も100億の会社もいろんな会社を見てきたっていう意味で、
縦と横が今口さんだったからわかったんだろうなというところはあります。
あともう一冊書かれているのがマーケティングの仕事と年収のリアルっていう本も書かれていて、
あとはグロースXっていうマーケター向けのeラーニングの会社もされてるんですよね。
なのでいろんなマーケターの人のキャリアを見てきたりとか、
その中でこういう方は成長しているとか、
こういう方認められているみたいなことを見てきているっていう経験に基づいて書かれているっていうところが、
視点の違いがすごくあるんだろうなというふうに思いましたね。
よく言われない系のマーケターは、
自分の立場から、一方向からこうであるっていうのを言いがちだけど、
そうじゃなくて、さまざまな視点から、さまざまな希望観から、アングルから、
経験をしているからこそ言える、見えることを教えてくれるっていう感じなんですね。
この本の中でもなぜマーケティングが難しいのかっていう中で今言われてた、
自分から見える視点で書かれるからわからなくなるっていう話はあって、
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デジタルの中で手段が広がったので、専門家がすごく増えたと思うんですよね。
そうすると何々マーケットという形で、
TikTokマーケティングとかInstagramマーケティングとか、
どんどん新しい手法の何々マーケティングっていうのを使っていくことによって、
逆にわかりづらくなる。何がマーケティングなのかみたいなのがすごく難しくなって、
部分最適、Instagramはこうした方がいい、TikTokはこうした方がいいみたいな形になっていってしまい、
全体最適っていうのはすごく難しくなってきているんだろうなと。
中でベースとなる誰に何をどのようにみたいなところが知識として入りづらかったりとか、
またこの誰に何をどのようにっていうところって、N1顧客分析のところで以前話したこともあると思うんですけど、
すごく人材の採用とか育成みたいなところが難しい領域だったりするので、
なのでInstagramをこういうふうにやるとかってスキルなので読めば読めばわかる。
ただ誰に何をどのようにの定義とかって一定スキルもありながらセンスというか、
みたいなところがないとできない部分があって、センスってすごく育成とか採用難しいので、
わからないからあまり書かれなくて、結局重視されなくなるところがあるんだろうなと思いますね。
わかりますよね、それはね。非常にわかりみが深いです。
そうそうそうそう。説明が難しいんですよね。
でも結局はセンスっていう一言で終わる話なんだけど、
そのセンスの一言を身につけるのにめっちゃいろいろやらないといけないですもんね、本当はね。
そうですそうですそうです。
だけどね、急に新卒とか中途採用の人にやってって言ってできるもんじゃないんだけど、
やってもらうことが多いですよね。
そうですね。
だからハウトゥーが流行るんでしょうね。
流行ってしまうっていう。
何々マーケティングってよー出てますよね。
いや本当に。
確かに。
僕も前職、Facebookマーケティング戦略っていうのを会社の協調で書いた身なので、
やってしまってるっていう部分はあるんですけど。
じゃあ一味ですね。
そう、競争マーケティングって言葉を作ったり、熱狂マーケティングってことをやったりとか、そういうことを。
熱狂してましたね。
やってましたね。
新しい概念を伝えるために新しい言葉で浸透を図るっていう、それで伝えやすくするっていうことはあるので、
やってしまっていた部分はありつつ、確かにマーケティング思考というか、
マーケティングの根本ベースのあるものは顧客を理解をして誰に伝えるのか、
で顧客の価値として何を伝えるのか、それをどのように伝えるのかって大事だっていうのは、
まさにこの本に書いてあることですけど、本当にそうだなと思いますね。
めちゃくちゃベーシックなところがやっぱり本当は大事なんだけど、
手法論に走りがちだよねっていうことですよね。
そうですね。
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どういうふうに身につけられるかは一定センスですみたいなところになると、
なかなか説明が難しいので。
マーケティングも経営とかもストーリーとしての競争戦略っていうくすの木健さんが書かれた本でも、
名著ですよね。
そうです。書かれてましたけど、最終経営ができるかどうかはスキルではやっぱり説明できなくて、
センスであるっていう、だからこそいろんな経験をして失敗を重ねてやっていくことが大事だしっていうこと書かれてて、
本当にそうだなと思いますね。
そうですよね。センスってなんなんでしょうね。
難しいですよね。
山口さんが書いてある、インサイトをどう見つけるのかっていうことを、ノートの記事があって書いてあるんですけど、
インサイトの筋の良し悪しを分かつ経験格差を考えるっていうところで、
インサイトを深掘りできる人は何かっていうポイントを2つ挙げられていて、
1つは多様性ある人との触れ合い、理解。いろんな世の中にいるので、その人たちと触れ合ったり理解をしているっていうことと、
こだわって関与の高い消費経験の蓄積量。これは自分自身ですね。
自分自身として好きなものを関与を高く持って消費経験をする蓄積量。
この2つがインサイトを鍛える上で重要な鍵っていうふうにおっしゃられていて、
確かにそうだなと。前も話してた、自分が物を買ったときに、
なぜそれを買ったのかっていうのを考えるっていうのも1つ、消費経験の蓄積量の1つだろうなと思いますね。
結局は日々の積み重ねでしかないっていうことですよね。
センスなんでね。これさえ分かればできるってものじゃなく、日々の積み重ねの中でできていくっていうところはあると思いますね。
だからインスタントじゃないんですよね。
あと多様性のある人との触れ合い理解みたいなところも、誰かの意見を否定しない。
その人はなぜそう考えるのかを考える人の方がマーケターに向いてるなっていうふうに思ってて、
自分はこう考える。で、他の人それと同じように考えない人は分かってない人なんだみたいなふうに捉えるのではなく、
なぜその人はそう考えるんだろうなっていうふうに思うような人の方がマーケターには向いてるんだろうなと。
そうですね。
まあそうやって考えると、普段の日常会話がグルインになったりしますけどね。
楽しいのか面白くないのかよくわからないですが、発見はありますよね。
まさに今グルインって言葉が出ましたけど、マーケターと飲んだり話したりしていると質問の鋭さで、
この人マーケターっぽいタイプだなとか、そうじゃないなみたいな。
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僕の中で自分の話ばっかりする人じゃなくて、何か話をした時にそう思った背景、裏とかを聞いてくる人とかっていうのは、
マーケター素質あるなあというふうに思って、無意識にグルインをしちゃってるっていうところはある気がしますね。
そうですね。
なのでマーケティング思考、誰に何をどのようにってところで、その誰にみたいなところの理解をしていくっていうところの大事さみたいなところは書いてあったりとか、
あと何をっていうところの顧客価値もそれぞれ整理をされていて、
機能的価値、商品サービスそのものが顧客にもとらすものとか、
金銭的価値としてその商品サービスの利用とか、将来の売却で金銭的に得られるものとか、
社会交流的価値として、その商品とかサービスを持ってることで他の人とのつながりが得られるとか、
自己表現的価値としてその商品を持ってることで自己表現ができるとか、
ブランド品を、シャネルを持ってる私みたいなそういった自己表現ができるとか、
そういったところが顧客価値としてあるので、それが何なのかっていうのを定義をすると。
複数の顧客ターゲットにそれぞれ異なる価値を訴求するとかっていうのが大事である。
誰に何をみたいなところがすごくうまく整理をされていて、
ベースとしてマーケティングを考える上で、この誰に何をどのようにってところを整理していくといいんだなってところを本を読むとすごくわかるなと思いますね。
もう一つ、事業フェーズごとの考え方っていうところもすごく面白くて、
フェーズ1、例えば01のところで企業視点としての必要なことっていうのは、
プロダクトマーケットフィットと言われる、その商品を買う人がすごく喜ぶ何かを作れるのかっていう、
なので一番最初としては強い顧客満足を得るために、
顧客理解を深めながら商品サービスを身にかかき込んでいくっていうのが01フェーズにおいてはすごく大事であると。
スタートアップとかそういうところだと、まずはそういうところから作っていくっていうようなところが一番最初。
確かに。最近PMFってよく聞きますよね。
よく言いますよね。
よく聞きますね。
まさに新しい商品サービスを作ったときに、
顧客の人が喜んでくれるかどうか満足してくれるのかっていうのから作っていかないと絶対にいけないので、一番最初はそれが大事だろうなと。
あと自社のプロダクトがどこに一番売れるのかっていうのを早く早期に見極めるっていうところも大事ですよね。
大事ですね大事ですね。
事業フェーズが上がっていって、例えば10億とか100億とかになってくると、顧客数増に向けて顧客層と顧客価値を複線化。
いろんな顧客価値を作っていくとか、商品の購入頻度を上げていくみたいなところで、フェーズによって違うんだなっていうところがすごくあって。
確かに有名なブランドとかだと、プロダクトマーケットフィットとか満足とか考えずに、うちの商品はもうヤフトピに乗れれば売れるんでっていう商品とかあったんですよね。
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もうコンビニとかにも普通に置いてあるし、誰もが知っている、誰もが食べてある商材とかだと、その商品の名前を知るだけで、
そういえば買ってみたいな、食べてみたいなと思うので、買ってくれるんですよね。
なので、そういう商品もあるし、まだプロダクトマーケットフィットしてない商品でそんなことしても絶対に売れないので。
でも有名企業の事例を見て自分たちも同じようにマーケティングしようと思っても、企業規模感が違うと課題感も違うので、
企業規模感に合わせたマーケティング課題をどういう風に解いていくのかっていうのをフェーズごとに考えるのがすごく大事で、
フェーズごとにどんな課題があって、マーケティングではどういう風にそれを考えていくのか、それを解決するマーケティングチームをどう作るのかみたいなところが書かれてあって、
この視点はすごく面白いし、実務でいろんな会社を支援しているからこそ書ける内容だなと思いましたね。
確かに。代理店とかから、ベンチャーに入ると社長同士の会話とかよく耳にするから、PMFとかユニットエコノミクスとかCSEとか、
その辺のワードはベンチャーに入ってから初めて知ったかもわからない。時代もあるかもわからないけどね。
そうですね。でも、広告代理店が支援するような大企業で、コンビニとかスーパーで売っている商品とかだと、そもそも獲得コストわからなかったりしますもんね。
テレビCMとかやってると、このテレビCMでどれくらい獲得できたかとか測りづらかったりもするので、とりあえず認知とか取っていくのが大事だみたいな。
今はさすがにそういう傾向も減ってきてますけど、ベンチャーとかだと必要とされるスキルだったりとか、どこを重視するのかっていうところは変わってくるなっていうのは確かに思いますね。
そうですね。だからアジャイルなマーケティングを動かす中で、最初のゴールがPMF、プロダクトマーケットフィットがどこなのかっていうのをはめるっていうとこだみたいな。
そこからスキルさせるみたいな。そういう改造度の話だと思うんだけど、昔はマーケティングだとか認知だとかって言ってたのが、もうちょっと繊細になってきてるって感じがありますよね。
フェーズごとにどこが課題なのかみたいなところを定義をして、ちゃんと実務を見てるから、例えばプロダクトマーケットフィットを目指すときによくある組織の課題っていうのは、エース人材に業務が、負荷が集中するとかっていうのが一番最初で、
次は事業拡大に伴って業務増加で、業務の質が低下をするとか、チームが増えていくことによってなかなか分担できなくてみたいなのとか、フェーズごとに当然ながらマーケティング組織の課題みたいなところも変わってくるので、
24:12
1個の地図としてこの本を読んでおくと、今フェーズ1だけどフェーズ2になろうとしてるところで、これからこういうことが課題として起こりそうだな、マーケティング組織を作る上でみたいなところが分かってくると、事前にその対応をとっていこうとか、
チームの作り方としてマーケティングを採用でやっていくのか、害虫に頼ってやっていくのかみたいなところも、こういったところを見ていくと、どのタイミングでどういうふうにしていくのがいいかなっていうところ、ちょっと未来を見据えながら動けるかなと思いましたね。
なるほどね。全体感を掴む教科書的なというか、地図的なというか、そういうのがちゃんと書籍という制度で読めるっていうところが魅力ですね。魅力だと思いますね。
なので、一番最初デジタルマーケティングの方にっていうふうに話しましたけど、そうではなく経営に関わっていて、マーケティングのことも一定知らなきゃいけない人だったりとか、社会人になりたてでマーケティングってなんだろうなと思われている方が一番最初にこの本を読んで、全体像を把握をして、
例えばSNSマーケをやられている方は、この全体像の中の誰に何をどのようにのどのようにの中でSNSをやってるんだなとか、自分の企業規模ってこれのところだからここが一番課題になるんだろうなっていうところを把握をしながら仕事をしたりであるとか、勉強していくと最初の地図になって迷わないというか、全体像を見ながら今いる自分の位置の確認できるんじゃないかなと思いましたね。
確かに。
僕もいろんな本を読んでますけど、フェーズごとのマーケティング課題をきれいにまとめているのは僕の教訓の中では初めてだったので、そういう意味ですごい地図になるような本だなあっていうふうに思って今激おすすめしております。
いいですね。
素晴らしい。
あと早く読めるんじゃないかなと思いますね。僕もKindleで1日2日で読み切れたので、なのでそういう意味でも知識をパッと身につけるのはすごくいいのではないかなと思いますね。
この本の結論というか、どこが大事だみたいなのはあるんですか?
マーケティング思考っていうものは、この誰に何をどのようにっていうのをして企業フェーズごとのマーケティングをしていくっていうところなので、なのでどれが大事というよりはまずはこれをきちんとやっていくのが大事ですと。
これによってマーケティングをしていく。この本としてすごく面白かったのは、何をすべきかってことだけじゃなくて、それを実現するための人の育成の仕方であるとか、チームの作り方みたいなところも述べられていたところがすごく面白かったなと思いましたね。
27:18
なるほどね。だから全体感を把握した上で物事を進めなさいっていうことですよね。
そうですね。
余計なストレスとかコンフリクトがなくなりそうな気がしますね。
実際マーケティングって言っていながらインスタグラムの運用だけをやっていて、インスタグラムの運用をやっているけれども、それってマーケティングの中の全体の中でどこなんだっけってわかりづらかったりもするので、そこを把握をした上でやっていくことの大切さっていうのをまた改めて感じましたね。
うーん、なるほどね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?Twitterのハッシュタグ、マーケターの真夜中ラジオで教えてください。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
前々回に引き続き今回も本の話でしたけども、わりと皆さん本読んでますね。
僕そうなんですよ。結構本読みますね。
会社員とかしながら時間のやりくりも大変だと思うんですけど、どんなタイミングで読んでるんですか?ルーティンとか決まってるわけですか?
僕はお風呂に入りながら本を読むっていう形なんですよ。
もうずっと前からお風呂に入るときにKindleを読むっていう形。
その防水のKindleで読んでいて、その前まだジップロックの中にKindleを入れてお風呂で読んでたんですけど。
何が何でも読むんですね。
Kindleで10年ぐらいお風呂で読むっていう習慣はしていて、そうすると落ち着いて2,30分ぐらいは1日必ず読むっていう生活ですね。
いいですね。
そこは習慣化されていて、Kindleのすごくいいところはここいいなと思ったところをなぞると保存されるんですよね。
そのいいなと思って保存したところがネットで見れるんですよ。
それ用のサイトに行くと自分がブックマークしたところの文章がそこに並ぶんですよね。
そうするとこの本のここに印象に残ったんだみたいなところが全部残っていくので、
後でまとめてどういうことを書いてたんだろうみたいなところも自分がブックマークした文章のところを、長いと全部は反映されなくて。
何十字までとか多分書冊権の関係で制限はあるんですけど、こういうことを書いてたんだみたいなことを後から振り返るのもすごくしやすいし。
30:09
Kindleいいっすね。
いいっすね。僕とかあれですよ。原稿書いてて、これちょうどあの本のあそこに書いてあったなみたいなやつを思い出すんですけど、その本が見つからないんだよね。
付箋貼ってても意味ない。本当に残念な気持ちでいっぱいだけど、あーっていう本に限っても一生見つからないね。あれ何なんだろうね。不思議。
ジンボさんあれですもんね。紙の本派ですもんね。
僕はそうですね。紙の本派ですね。
紙がいい派ですもんね。
はい。紙の方がなんかしっくりきません?
しっくりね。もうね、僕はKindleがもう完全に習慣化しているので。
そうか。
あれなんですよね。やっぱり本棚がいらないっていうのがすごく価値で。
うんうん。
もう本買っていくとすごい量の数の本になっちゃうから、たまっていくと。で、別にね、処分したり打ったりできるんですけど、そうするとなくなるじゃないですか。当たり前の話ですけど。
そうすると、あの時、あの本のあそこに書いてあった気がするけどもう振り返れないみたいな風になるので、Kindleで買っておくと後でも読めるので。
うん。
まさに今日ちょっと出てきたストーリーとしての競争戦略とかも、以前読んだことあったけど、最近何かのきっかけで改めて読み始めて、ああこういうことをそういえば書いてたなとか、一回読んでも頭に全然残ってないので、何回も読むっていう意味で、Kindleだとそれはすごくしやすいですね。
なるほどね。僕は紙が好きなのは置いておくことで、何を読んだのかを常に自分にプレゼンテーションしてくるわけですよ。
自分っていうのはキャパがなくなったときとかね、どうしようって企画が思い浮かばないときとかでも、このこいつらの上に立って試行してるんだみたいな、そういうリアリティというか、そういうのが抱ける気がしておりましてですね。
確かに。
そういう感覚はあるんですよね。だから僕はどっちかというと、性拍子を買ってる感じですかね。本というよりは。
それはわかりますね。僕も性拍子として欲しくなる本ありますね。本棚で、ふと何かあったときに、これ思い出して読んでみようと思う本みたいなのはリアルで確かありますね。
ですよね。
あとは、これはKindleとリアルの本でもあんま関係ないですけど、読み返す豊かさってありますよね。この年になってくると、そのね、昔読んだ本でも、いい本はやっぱりいいし、今だからこそ読めることもあるし、読み取れることかな。
33:14
そういうのも含めて、読書っていうのはいいですよね。
いいですよね。
定期的に読書のネタは入れていきたいですよね。
そうですね。本の読み方とか、そういう話は。僕もいろんな人の話も聞いてみたいし、人それぞれきっとスタイルがあると思うので、インプットの方法として面白いですね。
ですね。
ではまた、来週の土曜日、podcastでお会いしましょう。さようなら。
さようなら。
34:00

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