2024-07-20 1:07:42

第79回:魅せる保存食「サヴァ缶」や「ワークマン女子」に学ぶ。売り場のモンタージュでブランドをイメチェン

アパレル店にサバ缶を置いたり、中川政七商店に牛乳石鹸の赤箱を置いたり、はたまた作業服屋で女性アパレルを売ったり。単なる販路としてではなく、新たな意味を生み出し、ブランドの文脈を拡張する「表現手法」としての棚戦略についてご紹介します。 ■LINEオープンチャット 参加するとマーケティングが学べるラジオコミュニティ。ラジオを聞いた感想や質問なども募集しています。 ⁠⁠⁠https://line.me/ti/g2/3fbjmyPGiq8IlZxQLv_5TmOx84gPu6xQYAIByA


関連記事▶魅せる保存食「サヴァ缶」や「ワークマン女子」に学ぶ。売り場のモンタージュでブランドのイメチェンを - アトリエライフ通信 (hoi-poi.net)

サマリー

「サヴァ缶」や「ワークマン女子」などを参考にして、売り場のモンタージュでブランドのイメージを変える話が紹介されています。具体的な商品や展示方法に焦点を当て、商品の位置付けや提案性が分析されています。売り場のモンタージュによってブランドのイメージが大きく変わる可能性を示唆しています。モンタージュ理論を応用した店舗の一例として、「ワークマン女子」が紹介されています。また、メンズコスメの売り場も同様のモンタージュ理論で考えられています。家電サブスクが取り上げられており、そのお店から家電を借りることができるようです。例えば、美容家電を使うことが1時間で可能です。また、家電屋でカフェを併設するなど、さらなる斬新なアイデアを期待されています。モンタージュ理論についての考察や、日常生活や映画の表現での活用が示唆されています。さらに、真木原のりゆきの曲「モンタージュ」の歌詞が紹介され、自身の思い出やカラオケでの楽しみ方について語られています。

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皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で売り手を模索する、皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いが伝わるマーケティングを実現する、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
淡路市までコピーライターをやってます。神房です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
売り場のモンタージュとは
さて、今日のテーマは、見せる保存色、サバ缶や、ワークマン女子に学ぶ売り場のモンタージュでブランドをイメチェン、です。
さあ、このテーマを取り上げた理由は何なんでしょう?
前々回ぐらいの話でも、やっぱりこと消費の主流は体験消費です、みたいな話がおっしゃったと思うんですけど、
体験消費も厚いよねっていう中で、売り場っていう場所がやっぱりもっと厚くなってきてると思っていて、
売り場も活用次第でいろいろできるよなっていう中で、今回は売り場のモンタージュっていう独自の概念を作ってみたんですけど、
それをちょっと厚いよっていうことで考えてみたいんですよね。
そもそもモンタージュって何っていうと、映像手法の一つなんですけど、視点の異なるいくつかの映像を組み合わせることで、
セリフを使わなくても受け手の解釈の中に新しい意味を生んだりする手法なんですよね。
うーん、なるほど。
わかりやすい、よく説明される例としては、笑っている男性の映像の後に赤ちゃんの映像を差し込む場合と、
笑っている男性の映像の後に死体の映像を差し込む場合で、同じ笑っている映像なんだけど、組み合わせの映像によって意味が全く変わるじゃないですか。
うーん、確かに確かに。
こういうこと、それの掛け合わせがモンタージュっていう表現手法なんですけど、そういうことですね。
これをブランド×売り場の棚の文脈みたいなところに考えていきたいなっていうところですね。
一般的にはチャンネルコラボとか棚戦略とかそんな感じで表現されると思うんだけど、
別にどっちかというと売り場のチャンネル拡大、販路の拡大とかっていう意味合いのことかなと思うんで、
今回僕が言いたいのは、どっちかというとブランドの意味合いを変える時のその表現手法の一つとして売り場を使うっていうのが面白いんじゃないのっていう話をしたいなと思ったので、
あえて映像的な表現手法であるモンタージュっていう言葉を使ってみたっていう感じですね。
直接的な発想でいくと、例えばパン屋さんにピクニックに行くようなバスケット。
ピクニックにバスケットで行くとかはだいぶ貴族の方じゃない?
貴族。グリム童話的な発想ですよ。
前提意識なんとなくあるんで、バスケットをボーンと置いておくと年に何人かはバスケット買ってパン爆買いしてそのままピクニックに出かけたいような心持ちの人もいると思うんですよね。
バスケットの売り場としてはいいかもね。他の時にバスケット買いたいと思わへんけど、
でもパン屋にバスケット置いてあって、このバスケットにパン入れてピクニック行ったらぽいでしょって言われたら、ちょっとやってみたいかも。
ちょっとやってみたいね。文脈に純接でつなぐっていうパターン。
あとアップルストアで高級リンゴ売るとかも、アップルストアは絶対売らないと思うけど、
まぁあるよねみたいな。だからわかりやすいストレートな文脈の延長線上でコラボするみたいなのは、割と今既にやられてると思います。
それだと反論は拡大できるが、新しい意味は生まれないと思うんだよね。意味の強化は生まれるかもわかんないけど。
だからどっちかというと推したいのは、逆だね。文脈の裏切りを生ませることで新しい意味を作る。
例えばオシャレ雑貨店で米を売るとか、オシャレ雑貨店で餅を売るとか。
なんかね。
なるほど。オシャレな感じになるよね。
米とか餅もね。
なんか普通のただの餅だけど意味があるのかなって思うじゃないですか。
そうだね。
全部他はオシャレなんだからね。
そうだね、確かに。それもオシャレなカテゴリーの中のものだと思うよね。
そう思いますよね。
あとはカルディで工具を売るみたいな感じとか、要はわからんけどなんかあるのかなって思うじゃないですか。
そういう裏切りを入れた方がブランドの文脈とか意味が広がるのかなと思うんですよね。
結局ブランド理解とかって受け手の解釈の中しかないので、そこをん?って思わせるのが大事なんだけど、
それをメディア上ではなくて売り場っていう体験の場所において生むっていうのが割と大事なんじゃないかなと思うんですよね。
なるほどね。
なので、でも意外とそれって工夫次第でできて、要は置くだけなんで、売り場交渉は大変かもわかんないけど、
まずはね、雑貨店とかだったら割と交渉しやすいような気もするので、
そうするとパッケージとか全然変えなくても、置き場所を変えるだけでブランドのリフレッシュが図れるっていうところと、
あと広げることができるんですよね。
だから既存のブランド文脈も維持しながら、新しいブランドのパーセプションを新たに作っていくことができるので、
ここも割といいんじゃないのって思ったりしますよね。
なるほどね。
前回の宮本さんの話とも被ってくる話なんですけど、
なんで売り場のモンタージュがいいのかなっていうと、
カテゴリー認知を変えるからなんですよね。
人間の脳みその構造上の話らしいんですけど、
固有名詞より一般名詞の方が覚えやすいらしくて、
どういうことかというと、犬は一般名詞。
ポチなのかタマなのかシロなのかというのは固有名詞ですね。
犬の名前の方ですね。
売り場のモンタージュによるブランドのリフレッシュ
ポチタマシロはちょっと覚えにくいんだけど、
全部犬じゃないですか。犬は覚えやすいんですよね。
だからまずはこれはポチは犬だと思うけど犬ではないっていう揺さぶりをかけると、
カテゴリー認知を揺さぶることができるので、より根っこの部分が揺さぶられて、
僕の好きな言葉でいう捉え直しが起こしやすくなるっていうことなんですよね。
なるほど。さっきのオシャレ雑貨店に米を置くだと、
米なのにオシャレ雑貨店に置いているっていうことになるわけだ。
そうそう。ただ事ではない米みたいな感じ。ただの米でもね。
思えてしまうみたいなところがあるね。
犬売り場の中に猫が一匹だけ売ってあったら意味が発生するじゃないですか。
ただ並んでね。
なんかあるのかなみたいなね。
ただの手違いかもわかんないけども、なんか意味あるのかなって思うじゃないですか。
すんげえ犬の中で育った猫なのかなとかって思ったりするじゃないですか。
そういうところですよね。
よりカテゴリーの中で揺さぶりをかけたほうが、
大きなパーセプチョンチェンジが生まれやすいっていうことですね。
本編別撮りしてますので、みなさんには収録で聞いていただきましたが、
どんな点で明日使える効くネタになりそうですか。
そうですね。なんかこれまでその視点はなかったなって思ったので。
でしょ。
リブランディングしようと思ったりとか考えた時も、
リブランディングします、ターゲット買います、パーケージ買いますとかって、
広告のコミュニケーションを変えますって考えるけど、
売り場を変えますって考えたことはなかったので、
それは前々回の淡路島の餃子の時の話した通り、
カテゴリー認知の変化とパーセプションの創造
プレイスって他のプライスとかプロダクトとかプロモーションを支配するので、
すごく強いものなんですよね。
だからそこは変えられないっていうふうな固定観念があったけど、
逆にだからこそ違うところに置くんだというのは、
逆張りですごい面白いし、
これまでと全然違ったパーセプションを生む可能性があるので、
でもあんまりできているところが少ないというか、
これって常識を破る手法じゃないですか。
そうだよね。
常識通りにやると、普通のスーパーに米を置くになるので、
オシャレな雑貨屋さんに米を置くとはならないので、
逆のバリの発想がすごく面白くて、
うまくやると結構跳ねるだろうなと思いましたね。
これもそうだよね。
棚取りの基本的なフレームワークってあるじゃないですか。
だからそのフレームワークで考えたら、
棚はやっぱりそのもののカテゴリーの中でいかに増やすかみたいなところ。
そこの交渉をどうやるかみたいなところをGRPで交渉するとか、
そういう話でしかないんだけども、
棚を販売チャンネルではなく表現手法として使うのだみたいな発想にすると、
使い方の次元が変わっていくので、
だから1個でもいいんだよ。1個棚が取れれば、
それをPRのネタにして拡散すればいいわけなので、
そういうことをやっていくと、
これまでの考え方から少し自由になる感じがするかなと思いますね。
確かに。だから今回の話を聞いて、
このブランドをリブランディングでこっち方向にしたいってなったときに、
この売り場に置けたら理想なのになっていう理想を
一回実現できないか考えてみると面白いだろうなと思いましたね。
違和感があるところに置いてみる。
すごいコミュニケーション力が強いから、それって。
そうですよね。
パッケージちょっと変えるより、
例えばさっきのお米がオシャレなパッケージにするよりも、
雑貨屋に置いてある方がコミュニケーション力強いもんね。
強いですよね。だからオシャレに雑貨屋に置くのであれば、
むしろ昔の米のデザインの方がいいよね。
そうだね。
オーパーツ感が増すからね。
オーパーツ感ね。
なんだろうって違和感湧くし、
逆にピッタリ着てるかもって思うかもしれないよね。
今ダイソーとかでも割とオシャレじゃないですか。
百均に置いてるものって全部。
だけどあえてマッチだけ、
すごい昔の包装のマッチを置いてるんですよね。
それをレジの前に置いてるんだよね。
あれ上手いなと思うんですけど、
ちょっと欲しくなりますよね。
ちょっと欲しくなる、確かに。
すっごいあれ上手いと思います。
マッチは確かに昔ながらのパッケージの方がかっこいいよね。
そう、すんごいかっこいいの。
終戦間もなくぐらいのデザインのやつをあえて使ってると思うんだけど、
緊張のかどり線香とかよりももっともっと昔の感じの、
この色とか絶対今ないわみたいな色使いとか含めて、
あれは上手いなと思いますね。
上手いね。
なるほど。
その辺の売り場の見え方もちょっと変わるかもわからないね。
それでは本編、ぜひ聴いてみてください。
本編は約44分あります。
途中で聴けなくなった時のためにも、
ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、りんぼさんの今週のピックアップ。
テーマはこちら。
見せる保存色、サバ缶やワークマン女子に学ぶ
売り場のモンタージュでブランドをイメチェンです。
さあどんな話なんでしょう。
冒頭で話したような売り場のモンタージュなんですけど、
まだヒントが来ないと思うので、
サヴァ缶のアパレル展開
やっぱり具体的な例を紐解きながら
さじ加減を掴んでいただければと思うんですけど、
一番わかりやすいのが、
これね、店頭で多分見たことがあるような気がするし、
なんとなく印象には残っていると思うんですけど、
サバ缶、読めないけどね。
なんて説明したらいいか難しいですね。
C.A.V.A.って書いてサバってますけど、
いわゆるサバ缶を普通は缶詰棚で売られているものですけど、
それをオシャレなアパレルのショップで売ったっていう例ですね。
でもそれ自体でこの商品はただのサバ缶ではない
っていうことがまずわかりますよね。
このサバ缶は単なるサバ缶じゃなくて、
東日本大震災発生後の3ヶ月後ぐらいに立ち上げられた
東の食の会っていう会社なのかな、が作っている商品で、
C.A.V.A.?缶と書いて、
ちょっとオシャレっちゃオシャレですよね、パッケージもね。
原食の黄色とかね。
ググり方が難しいよね、これ。
サバ缶って言ったら普通のサバ缶出てきちゃうもんね。
東の食の会のサバ缶とか、
サバの場を、
ウにてんてんに、
サブア缶ですね。
だからエヴァっぽいニュアンスだね。
エヴァっぽくサバ缶っていう風に書いてるやつで、
確かに僕もね、
僕のうちの横にパーティーグッズ専門店があるんですよ。
C.A.V.A.まさにパリピ宮本さんにぴったりと。
謎の店があって、そこに売ってましたね、このサバ缶。
C.A.V.A.あ、そうなんだ。
そうか、じゃあゲストに、
私はこういうのを置いてますけども、みたいな感じで見せたい人が買うんだね。
パーティーグッズの一つになるぐらい、
イケてるっていうかオシャレというかね、
普通の魚のサバ缶のイメージとは違うイメージはあるよね、確かにね。
そうですよね。
だからこれね、割と高いんですよね。
サバ缶って、あの、業務スーパーとかで買ったら100円ちょっとなんですよね。
これって、たしか1缶300円とか400円くらいするんですよ。
はいはいはい。
写真見たらわかるけど、そんなボリュームが多いわけでもないから、
単なるオシャレみたいな感じなんだけど、
まあそこで1缶、だからこれ3缶セットだと1000円くらいかかるわけじゃないですか。
うん。
とかなんで、まあそのどっちかというと防災用ではあるが、
隠すんじゃなくて、むしろインテリアとして防災グッズ使ったらどうやねんみたいな、
そういう提案ですよね。
なるほどね。
だから見せる保存色みたいなポジショニングを作り、
そこの位置を獲得したみたいなところですかね。
この見せるっていう意味で、このアパレルの棚で売ったっていうのがポイントだったわけですね。
ポイントですね。
うーん。
まあ僕の好きな言葉で言う、捉え直しっていう意味で言うと、
サバ缶缶の捉え直し、更新っていうことですよね。
まあね、サバ缶ってね、数ある缶詰の中で一番ダサいっちゃダサいじゃないですか。
定番だし、そんなにオシャレなものが入ってる感じはしないよね。
感じはしないよね。
なんですけどね、それをあえて見せる保存色に変えるっていうところですよね。
すごいよね。
これは上手いよなって思いました。
そこの提案性も含めて少し高くても、
まあね、たくさん大量備蓄っていう感じでは適さないかもわかんないけど、
まあでもね、1個買っとこうかみたいなとか、
あるいは手土産として渡したらちょっと気が利いてるなみたいな感じとか、
そういう意味では上手いなと思いますよね。
確かにそうですね。
あれですよね、たぶん震災3ヶ月後に作られたから震災復興的なキット位置付けもあって、
だからたぶんアパレルのところも協力してくれたりとかしたと思うので、
その意味で上手く文脈に乗った商品を作った感じがしますね。
そうですね。
まあこういう感じで、
棚っていうのは単に各社が棚取りに一生懸命なってますけど、
そういう場でもありますが、
なんかそのブランドの表現みたいな場所でもありますというところだよね。
展示場でもあるっていう展示棚でもあるので、
そうですね。
中川正七商店と牛乳石鹸
だから置くこと自体がブランド表現になるのだっていうことかなと思ったんですよね。
確かに。
それをね、僕はこの間ね、東京に行くたんびに割と、
東京にずっと住んでた頃はあんまりぼーっとしてましたが、
たまに東京に行くといろんなとこ回ったりするので、
あー面白いなーとかって思うことがあるんですけど、
最近行った東京ビジットで面白いなーって思ったのが、
中川正七商店で牛乳石鹸の赤箱あるじゃないですか、
はいはいはいはい。
あれすごい展示してたんです。
まあ売ってたんですけど、
これめっちゃ面白いなーと思って、
すごいこうなんていうの、牛乳石鹸って牛乳石鹸じゃないですか。
そのまんまや。
あれがすごいブランド鮮度が一気に上がった感じがしたんですよね。
めっちゃオシャレなものに思えてしまって、
もうパッケージ何も変わってないんですよ。
ただ中川正七商店に置いてあるだけですげー欲しくなるんですよ。
確かに中川正七商店そういう雰囲気あるよね。
なんか良いもの置いてそう感ある。
ありますね。
だから牛乳石鹸あったら、
なんかこう古き良き、昔から愛されているめっちゃ良いもの置いてそうって思いますね。
思うよね。
中川正七商店そうだよね、古き良きものだけど、
知らないものを売ってる場所じゃないですか。
そっかそっか。
そういう文脈の中に古き良き、でもめっちゃ知ってるものをあえて置くっていう。
そこの文脈の裏切りなんだと思うんだよね。
それによって、なんかこれも新しく出会い直した感じがするっていうことかなと思ったのかな。
そこを買いましたけどね。
買って洗面所に置いてありますけど。
あ、そうなんだ。
泡自身も持って帰ったらただの牛乳石鹸でしょ?
そうなんだけど、僕の中でのグランドセンドはもうすでに変わってますからね。
なるほどね、そうか。
まあまあ安いもんだから一個180円くらいなんで。
確かにね。
でもそこに無かったら絶対買ってないよね、牛乳石鹸。
液体石鹸だし、普段使うの。
そうだよね。
スーパーに置いてたら絶対買わないけど、なかなか正しき商店に置いてたらイケてる感出るね。
出るよね。
割と押されてたんですよね。
何箇所かに箱が積まれてたので、なんか押されてるなーみたいな感じで。
で、やっぱり抜かれないというか、箱は箱で置いてるんだけど、商品展開は同時にコラボみたいな感じにしていて、
ロゴ収集したリレーハンカチやったりとか、中川正七商店らしいね、かやおりボディタオルなど。
中川正七商店っぽい。
コラボ商品展開をやってるみたいで。
そういうので、実談をいくつかいくつか継ぎ足しながら、ブランドをさらに拡張させるってことだよね。
セクションチェンジをきっかけに、新しい牛乳石鹸ブランドを前に進めていくってことをやっていて、面白いなと思いますね。
面白いね。
これでもとても牛乳石鹸のブランド担当としてありがたいよね。
これ一社じゃできないもんね、この展開ね。
できないよね。
コラボって基本的に足し算じゃなくて掛け算じゃないですか。
意味の掛け算でハネるっていうことが、価値がハネるっていうことが重要だと思うんですけど、
まさに棚に牛乳石鹸を置くだけで価値をハネさせてるっていう実例だよなと思って。
そうだね。
すごいよね。
売れたらお互いウィンウィンだもんね。
しかも結構売れる気がするな。
知らないイケてる商品じゃない方が買いやすいじゃないですか。
牛乳石鹸って知ってるから。
昔ながらのあのやつ買おうって言えるから。
だから絶妙に売れる気がするな、これ。
絶妙なんだよね。
中川正商店の商品って、いつもいいなーって溜め息が出るんだけど、ちょっと高いんですよね。
買うって言ったら買わない。
美術館に行って見てる感じに近いです。
わかるわ。
なんかオシャレなかやおりのタオルとか、すごいイケてるオシャレって思うけど、
買って帰って使うかってなる瞬間に、使うことはないなみたいな。
日常的になくて困ってないからさ。
じゃあいいけど買わんでいいかなとかになっちゃう。
そうだよね。
でも洗剤式の中には、こんなに店内に滞留してそのまま帰るのも悪いなっていう気持ちもあるじゃないですか。
あるね。
そこに赤箱180円ですよ。
180円かどうか忘れてるけど、それぐらい。
それはね、ちょうどいいんですよ買うのに。
お土産というか、最後の美術館に行って、最後絵はがきを一枚だけ買いますみたいな。
一番気に入った絵の絵はがきを買いますみたいな。
そんな感じに近いんだけど、確実に買うんです。
まあね、石鹸はあって困ることはないからね。
あって困ることはない。
だからいいかなって思うもんね。
なるほど。
中の石鹸を使っても赤箱は未使用のようにして置いておくこともできるし。
そうできるね、確かに。
売り場のモンタージュとブランドイメージ
まあこんな感じ。だから売り場のモンタージュって面白いでしょ?
確かに面白い面白い。
面白いね。
この発想でいくと、ブランド展開って色々あるし、
いいコピーとか表現とかで考えがちだけど、
こういう表現の仕方もあるよなって思ったんですね。
確かに。しかもね、これは広告費とか測らないもんね。
商品が置いてあるだけやもんね。
それはすごい良いよね。
そうなんだよね。
だから、オーパーツって知ってます?神々の指紋っていう本で。
あのあれですか?ドクロですか?
そうそう、ドクロ。
水晶のドクロですか?
ドクロ、水晶のドクロとか。あれね、頑張ったら作れるみたいでね。
水晶のドクロとか。
あれなんかめっちゃ頑張って磨いたら全然できるらしい。
そんなめっちゃすごい技術なくてもできるとかっていう説もあるみたいな。
まあそうなんですけど、古代に高速道路の跡があるみたいなとか。
あるね。
絶対にあるはずじゃないものがあるもの。
アウトオブプレイスなんとかオブジェクトみたいな感じでオーパーツって言うんだけど。
ああ、はいはいはい。
だからあれだよね。売り場のオーパーツをいかに作るかっていうのが。
なるほど。それでオーパーツの話を始めたのか。何の話をいきなり始めたのかと思った。
なるほど、確かに。
そこにあると思えないものを置くことによってブランドイメージを大きく変えると。
そう、そこはだからローコストで割と大きな転換が生まれるのでいいよなと思ったんですよね。
確かに。
まあそんな感じですね。
ワークマン女子の成功
今の二つの事例は割と不運って感じだと思うんだけど、
既に知ってるけど、まあ確かにこれもオーパーツだし、売り場のモンタージュ理論に当てはまるよなと思うのが、
作業服屋さんで女性アパレルを売るっていう、皆さんご存知、ワークマン女子ですよね。
これは売り場のモンタージュ理論で言うと代表例に上がりますね、成果。
確かに、モンタージュからオーパーツからそれ専用の店みたいになってるもんね、ワークマン女子がね。
うち実家は作業服屋だったりするんで知ってますけど、作業服屋ってほぼ男性ですよ。
ワークマンだって8割男性なんですって。
だからそこで女性物の何かファッションを売るなんていうのは考えられないことですよね。
だけど考えられないからいいんだよね。強い意味が生まれるってことですよね。
作業服屋なんで機能性ってユニクロだったり島村だったりいろんなところが追求してるけど、
ワークマンの服だったら機能性はめっちゃ高いだろうなっていう期待感も同時に喚起されるわけじゃないですか。
そうですね。作業服専門店ですからね。それは機能性に全振りしてるからそっちは良いだろうなとは思いますね。
そうですよね。だからね、アパレルイコール。割と機能性ばやりの中で言うとタイミングも良かったというかね。
ちょうど良さそうな感じだなっていうところですよね。
とはいえ機能性だけで言ってないところも上手いなと思うんですけど、
ワークマン女子で言うと、もともと一番のユーザーでもあるサリーさんっていうインフルエンサーでもある人を、
今で言うと商品開発兼アンバサダーもしてもらって、社外取り締まり役にもなってもらって。
社外取りにもなってるんだね。
社外取りにも去年か一昨年かなってて、手がい屋でやってた気がするな。
女性アパレルだからだったらこうだろうみたいなのを男性目線で押し付けるっていうのは一切やってないっていうのは良いですよね。
一番の使い手にブランドを任せるみたいなところをやっているからこそここまで伸びてるんだろうと思いますけど。
一定した使い手目線は当然のようにだけどなかなかできないところをやっているっていうところですね。
トレンドも乗ってたよなって感じもありますよね。
DIY文脈とかキャンプブームとかも記憶にあったらしいですけど、
その辺に乗っかったのもあって、すごい早かったですよね。定着したのがね。
僕もマークマンの人の本を読んで確か、作業着なのに黄色とかピンクとか、こんな色売れへんやろっていう色のやつがめっちゃ売れたらしくて、
メンズコスメの可能性
なんでこんな売れるんやろって見たら、そうだろうと思った。
勝手に私のスマホのシリが喋り始めました。
誰と喋ってんのかと思った。
いい合図だったんじゃない?
分かってなかったかな?びっくりした。
なんでしたっけ?
ピンクとか黄色とかがいきなり売れ始めて、マークマンは各店舗ごとにエクセルでそういうのを見れるようにしてて、
そこの変化に気づいて、なんだろうと思ったら、女性が機能性があるマークマンの服に惹かれて買い始めてるのを見て、
こっちの市場めっちゃいけんちゃうって言って、いろいろマークマン女子ってそっち向けの商品開発とかするようになったとかって書いてましたね。
最初の兆候を捉えたのは、そこの売り場のデータにちょっと変化に気づいたんですね。
気づいたらしいですね。
いろいろ調べてみるとインフルエンサーの人がいろいろ言ってくれたりとかして、こっち向けの商品どんどん作っていこうっていう形で大きくなっていて、すごく話題になりましたよね、マークマン女子。
作業服を買いに来る男性につき添って、手持ち無沙汰に店内見てる女性とかもいるんだろうし、もともとそこに着眼していたインフルエンサーみたいな人もいるんだろうし、その辺がうまく繋がったってことなのかな。
そうね。
こういうことって面白いなって思ったときに、例えばこれの逆転版をちょっと考えてみたんですけど、最近メンズコスメとか流行ってるじゃないですか。
流行ってますね。
ウェブ会議とかで流行りで、僕は絶対にしたくないと思ってますけど、気持ち悪いもんね、化粧とかされたことあるけど、なんか違和感ありますよね。
それは僕らおじさんだからかもしれないけどね。
慣れないのもあるけど、やっぱりすごい嫌だって感じがあるので。
でも大谷翔平さんもコスレのやつ出てますよね。
デコルテ?
そうそうそうそう。
広告に出るのは俺も出るけどさ、言われた方が。
採用されるか。
つけるのは嫌だね、ファンデーションとか。やっぱ肌が呼吸困難になる感じがありますよね。
あれでも嫌だもん。日焼け止めとかも嫌だもんね。
日焼け止め確かにちょっと嫌だよね。
慣れてないからね。
でもわりとテレビの取材とかでも、あれこの人男性でもコスメやってるなっていう人最近よく増えてきたなと思ってて。
一定その需要というか、やっぱり明らかに生まれてきているので。
だから売り場のモンタージュ理論でいくと、百貨店一回ってこれまで完全に男性にとっては全く無縁だったじゃないですか。
まあそうっすね。
百貨店に来たなーって思うけど、どの百貨店もどの百貨店も一回には全く関係ないな俺って思ってたじゃないですか。
そうね、化粧品か宝石かやもんね。
だからそこなんか一箇所でも、メンズコスメ売り場みたいなの作るだけでもなんか面白いのかなと思ったんでね。
これまで全く無縁だったところに接点が少しでもできることで、それ自体が時代の変わり目の体感でもあると思うんですよね。
なのでそこで新しい史上の変わり目を、時代を表現するみたいなのが一個できるんじゃないかなと思ったんですよね。
なるほどね。結構メディア受けとかもしそうよね。
しそうっすよね。
まだ百貨店には多分ないんじゃないかな。ざっと調べたら阪急メンズ大阪の地下1階かな。
今なんかそのメンズビューティーフロアみたいなのあるらしいんですけど、地下1階だし、メンズ棟だしみたいな。
やっぱりこの百貨店の1階っていうところがやっぱり化粧だと思うんでね。
メッセージ性としてすげー大事だと思うんですよね。
今ね、大谷翔平がデコルトで出てますけど、それだけだよね。メンズ向けではないのでね、あれもね。
あれ?あれメンズ向けなの?基本は女性向けなんだよね。
あ、そうなんだ。俺メンズ向けのやつやと思ったよ。
あれどっちだっけな。多分基本女性で男性ラインもあるみたいな感じだと思うんだけどね。
だったと思う。多分で喋んないって話ですけどね。
男性向けですみたいな売り場が1個でもあればメッセージを送ると思うので、それはいいかなと思うんですね。
確かに調べたらあれですね、女性が使ってるイメージ画像を使ってるんで、これは別に男性向けではないですね、大谷翔平のこのデコルテの商品は。
そうだよね。
なるほど、そうなんだ。
デコルテってあれだよね、デコルテって鎖骨のことでしょ?
デコルテの場所はそうだね。
どういう意味なんだろうね。
デコルテはブランド名だからさ。
ブランド名の由来は鎖骨なんじゃないの?
まあそうだね。
由来は鎖骨。
すごいよね、デコルテってすごい名前だなって大谷のニュースを見て改めて思ったんだけど。
初めて認知したから思ったんだけど。
そう言われるとそうかもしれない。
不思議なネーミングですよね。
確かに。
スネみたいなもんだもんね、なんかすごいこう。
でもそれは同じ意味だけなのかな、ブランド名が意味するデコレーションとかって言ってるから。
偶然一致しただけ説もあるね。
デコレーションを略してデコルテって言ったらデコルテって鎖骨の部分も言うよねって言う可能性もある。
デコレーション発起点なのかもかもね。
デコレーションのスペイン語読みがデコルテであるみたいなそんなことなのかな。
の可能性もある。
街の電気屋さんの謎
まあそうかもね、普通そうだよね。
鎖骨みたいなのないもんね、普通に考えたらね。
デコルテ周辺も含めて美しく見せますよっていうのが二義的な意味みたいな感じなのかもね。
そう書いてある。コスメデコルテのデコレーションからデコルテ。
デコレーションのフランス語読みなんじゃないかな、これデコルテって。
らしいですわ。
いやでも知らないですよね、この化粧品業界ってね。
いや僕ら危ないんですよ、化粧品業界の仕事をするときにあまりにも知らなさすぎて、
分かったふりして喋ると完全にずれてる可能性があるので。
そうだね。
危ない危ない。
分からないことはあんま言わないようにしよう。
そうだね。
あと最後の事例で、これも最近のニュースで面白いと思ったんですけど、
よく見るけど一回も行ったことがないとか、鯖竹矢はなぜ作れないのかみたいな感じで、
どうやって経営が成り立ってんだろうなみたいなお店っていくつかあるじゃないですか。
ありますね。
僕らの世代でいうとその中の一個が謎のお店が街の電気屋さんだと思うんだよね。
はいはい、パナソニックって書いてたりとかね。
そうそうそうそう。
あれなんかね、行ったこともないし、使ってる人も知らないしみたいな、でもよくあるみたいな感じで、
行っても店舗はちっちゃいので、エアコンが2台か3台置いてあるっぽいんだけど、
そんな2台か3台置いててそれを買いに行く人いるの?とかって思うけどみたいな感じで、
どうやって経営が成り立っているのかなっていう、不思議な店だよね。謎な怪しい店みたいな感じなんで。
あるよね。うちの家の近くにもあって、使ったことあるのは電球買えるときくらいですね。
電球買えるくらい自分でやったらええのに。
いやいや、買いに行くのよ。蛍光灯買いに行くみたいなときに、
うちから一番近くにあるからさ、スーパーよりも近くにあるから、子供にお金を渡して、
子供のお使い的な感じで電球買ってきてもらったりとかはするぐらいで、売り上げが上がってるとは思えない。
とても優しいけどね、電球買いに行ったら古い電球引き取ってくれてね、
いろいろ割引してくれたりとか、子供が行ったらお菓子くれたりとかさ、
すごいサービスはいいんだけど、でも電球しか買ったことないからね。
家から近くにあるのにもかかわらず売り上げとしては数千円しか余ってないはず。
まあそうですよね。
僕の理解では修理とかそういうところで儲かってるみたいですね。
取り付けとかね、エアコンの。
ビッグカメラで買ってもエアコンの取り付けはそういう街の電気屋が言ってたりするらしいですね。
ですよね。
まあなるほどねっていう感じなんですけど、
とはいえやっぱり来店客数は増えた方がいいよねっていう中で、
なかなか行かないじゃんね、街の電気屋さんみたいな。
なのでパナソニックが始めた新しい業態があって、
クラシンクっていうらしいんですけど、
今はやってそうな、若い人が来そうなものを全部ぶっこんだみたいな感じなんだけど、
街の電気屋さんなんだけども、カフェやります。
家電サブスクやります。
料理教室もやります。
家電サブスクの新たな形
家電サブスクをやるっていうのは、その店から家電を借りれるってことかな?
その店で美容家電を使えるんだって、1時間。
ああそういうことか。
毎日1時間使い放題。
料理教室は例えば、調理家電買った人限定でそれを使った料理を教えるみたいな料理教室。
なるほど。
その広げるんかと思えば、どっちかというとLTV拡大のために料理教室はやっているっていうことですね。
カフェが多分接点拡大だろうね。
なるほどね。
っていう感じでやってて、当然狙い通り、そんなにまだ数店舗しかやってないらしいんだけど、
やった店舗は月の来店が、これまでは月で50だから、1日2人3人ぐらいしか来店しないみたいな店。
そうだよねって思うよね。
そうね。
それが月250人に増加しましたみたいな感じらしいよ。
だから接点は明らかに増えたということですね。
裏技を活かした新しい料理教室
これは面白いんですよね。
確かに料理家電とかって興味あるけど、作ったらどんな味になるのかが分かるともっと興味湧きそうだから、
料理教室で使ってくれたらいい販売機関にはなりそうだけどね。
そうだね。だからまず着版って面白いなと思ったんだよね。
町の電気屋さんって最低限できないの?みたいなところをやってみたっていうのが面白いと思って、
そこの掛け算が割と今流行っている妥当なもので、当てにいったと思うんだけど、
カフェサブスク教室みたいな?それはそれでいいよなと思ったんだけど、
僕は割と企画の人間なので、カフェサブスクはちょっと吐き気するぐらいベタやなと思ったんだよね。
何やってもカフェサブスクじゃないですか。他にないんかい?みたいな感じもあるから、
俺やったらこうするなっていうので言うと、例えば家電の物性に合わせた方がいいと思うんだよね。
だから自作アイスクリーム機とかミキサーとかもあるから、それで言うとスムージーとか作れるから、
DIYに特化した店とかね。だから自分でひと手間やって作らないといけないんだけど、
自分でたこ焼き焼く店とか自分で揚げたりとか、お好み焼き焼いたりする店とかもあるじゃないですか。
あのノリでちょっと自分でやる。その体験価値も含めてやってみるとか。
なるほど。アイスクリーム作り機の体験もしながら、自分好みのアイスクリーム作って買えると。面白いね。
スムージーとかやったらその素材を自分で適当に選んで、毎回別のブレンドでやってみるみたいなこととか、
そういうチャレンジとかもできると。割とね、ちょっと今回はこういうのを混ぜてみました。
コンセプトはこれですね。投稿したら面白いじゃないですか。面白いね。
そっち系の家電に寄せつつも体験の遊びの幅を確保するみたいなことをやると自己表現にもなるし、いいかなとか思ったりとか。
そっちの方がやりたいな、行きたいなって思うと思うんだよね。
カフェとかってさ、家電屋でカフェやるっていうのは、電気屋さんでカフェやるのはもうちょっと行きたいんだけど。
でももうちょっとひねってほしいな。
なるほどね。確かにね。
なんか映えるスポットとかも作ってくれたら、自分が作ったアイスクリームこんなんでしたよとか、そういう写真とか撮ってアップとかしたくなりそうだね。
そうだよね。これからあれが流行ると思うんだよね。スタジオみたいな。
ちょっとしたスタジオ機能とか、あるいは完全にスタジオ屋さん。
こんな写真を撮るセットと、衣装もあるかもわからないけど、
売り場のモンタージュの提案
設定、スタジオに特化した店舗とか絶対流行ると思うんだよね。
流行りする。
流行ってなきゃおかしいんだけど。
これだけみんなインスタ上げる時代だからね。
カフェとかじゃなくてそっちだと思うんだよね。
あるいは僕今バルムーダ欲しいんで、僕ならこれ行きたいなって思うのはサラマンダ専門店ですね。
サラマンダって食パンめっちゃ美味しく焼けるやつ?
そうそう。水蒸気と火でブヤーってやって、美味さが圧倒的に上がるやつなんですけど。
サラマンダで焼いたらこんなに美味しいのって多分ドーストだけじゃないと思うんだよね。
なるほどね。
あの機能に特化した、あの機能、これパナソニックじゃないけど、
例えばで言うとカフェの機能に特化したっていう意味で言うと、
例えばサラマンダに特化した専門店でこういうサラマンダの使い方もあるよみたいなものにするとか、
だからなんとか専門店ってこれまでは食材とかメニューとかタピオカ専門店とか焼きそば専門店とかっていうものだったけど、
じゃなくて機能に特化した専門店にするとかっていうのは一個面白いかなと思ったりとか。
なるほど、面白いね。
面白いし別にサラマンダ買えばできるわけやもんね、これね。
そうそうそうそう。
難しくないよね。
サラマンダユーザーも多分来たくなるし、検討してる人も来たいよね。
なるほどね、確かに。
あとは専門店のカテゴリの切り方も新しいっていうところもあるかと思うので、
そういうのやってみたらいいんじゃないかなとか、
あとは調理教室であってもハンドブレンダーとかって、
メディアの文脈で言うと1個のブレンダーで10個のテクがあるとか、
アタッチメントを変えていろんな使い方ができるとかで、
わりと魔法的な使い方、紹介のされ方をされているので、
だからそういうハンドブレンダーって一般的にはこういう使い方を叩いたりとかね、
刻んだりとかそういうのが混ぜたりとかだと思うんだけど、
裏技、こういう使い方をするともっといいんだよみたいな、
そういうハンドブレンダーの裏技専門店みたいな、
そういう教室とかね、そっちの方が面白そうだなと思ったりするんだよね。
なるほどね。
とかなんかそういうちょっとひねった、もう一段階ひねった方がPR的には面白いだろうなって思うと、
例えばハンドブレンダーであれば他にも調味料で言うと塩麹とかって、
これもだから魔法系で勝手に肉が3時間で漂変しますみたいな、
魔法系で括られるものっていくつかあるんですよね。
鍛冶とか調理のものでね。
だからそういうのって単体でプロもするよりは、
魔法系で一括りにしてコラボした方がカテゴリーとして面白いじゃないですか。
なるほどなるほど。
例えばホグワーズ魔法学校みたいな感じで、
魔法学校みたいな感じで一個にまとめて、
いろんな裏技系を一個で知れる体感できるみたいな、
調理学校なりにした方が面白いんじゃないかなと思うのと、
効率もいいよね。
いろんな商品紹介できるもんね。
裏技はね、鍛冶を楽しむ一番分かりやすい方法の一つだと思うので、
それを学ぶっていうのは面白そうだし、
当然使い方を知ると欲しくなるから買うだろうしみたいな。
持ってる人も使い方を深く知ることで、
アタッチメントを買ったりとか、2代目3代目も買い続けたりとか、
っていうことで言うとLTVのアップも測れるので、
割と実ビジネスにもつながるんじゃねえかなと思ってたりもしていて、
というところですね。
だから売り場のモンタージュも深いですよ。
面白い。これちょっと淡路島でジンボさんやってください。
淡路島はちょっと平均年齢が上がってますからね。
ハンドブレンダーとかやったらもう振り回されちゃいますよ。
でも淡路島に来る観光客の人向けにさ、こういうのとかあってもいいよな。
家電って昔に比べてちょっとバリエーション増えすぎてるじゃないですか。
もう冷蔵庫とかそういう電子レンジとかじゃなくて、
それこそハンドブレンダーとか、勝手に調理してくれるやつとか、
種類が増えすぎて、もうちょっとイメージが湧かないんですよね。
でもやりたいことは家電が欲しいんじゃなくて、
それの家電があることによって生まれる豊かな生活じゃないですか。
それを体験する場があったら、家電も売れるし、いいよなと思って。
もっとそっちに、テレビCMやるよりこっちにお金かけた方が、
家電売れんちゃうかなって思うけどね。
割とみんな交流のイベントとか、会う行日とか集まる行日とか、
何か求めてるじゃないですか。
その時の1個のハブになるものとしては、
やっぱり日常的なものの中で発見をしていくみたいな回っていいと思うんですよね。
別に友達ができなくても家事のテクは広がるわけじゃないですか。
いくつかの服装的な価値を含ませることで、
いい感じで回りそうな気がするんだよね。
回りそうな気がする。これいいと思う。
だから家電芸人みたいな人がいて、
ハンドブレンダーエリアはそれめっちゃ好きな人がいて、
食事作る系が好きな人はそういうのいてとかってみんなそれぞれのところでいて、
いろんな使い方とか裏技とかを教えてくれたりしてあったらめっちゃ面白そう。
めっちゃ面白いよね。盛り付けの魔術師とかね。
楽しいよね。
体験して、サラマンダーとか体験しちゃったら、
これ家で欲しいわと思ったら結構その場で買うかもな。
みんなと一緒に味わって、やっぱり感動を共有することで倍増するよね。
倍増するよね。その欲しさがね。
倍増すると思う。
普通にビッグカメラとかヨドバシのワンフロアはこれ作ってもいいんちゃうかぐらい。
そうだよね。
あとはその企画だと思うんだよね。
単に料理教室ではなくて、やっぱり作り方だと思うんですよね。
もうちょっと行きたくなるとかやってみたくなるとか、
料理教室行ってなかったけども、これには行きたいみたいな、そういう立て付けが必要だと思いますね。
確かに。
だからこういう料理家電買う人って、料理の手間を減らしたいっていう人で、
でもこう、料理教室に行く人って料理を学びたいっていう人で、ちょっと層が違うと思うんですよね、ニーズが。
そこを誰でも15分でできる、簡単だけどすごい料理ができますみたいな訴求にすると、
新しい、これまで料理教室行ってなかった人が来てくれると思うから、面白いなあ。
なんか料理やりたくない人って料理の時短とかしてサボりたいと思うけど、裏技ってだからどっちもあるんだよね。
時短をしてサボれるのもあるし、あとは楽しくなるっていうのもあるね。
自分の得意技が増えていく。
いいなことをやってる時は人間は楽しくてご機嫌なので、サボりたいとか時短したいとかは思わないので、
そもそもそのサボりたい、嫌だなって思う気持ちもなくせるっていう意味で、割とね、この裏技系っていいと思うんですよね。
確かに。いいね。これいいと思いますよ。
裏技の話になっちゃったね。売り場のモンタージュはいいですよ。
売り場のモンタージュね。そういう新しい電気屋ができたらちょっと行きたいなと思いました。
Amazon以外でも買ってもいいかな、家電って今思うと。
そうだね。そっちは豊かだよね。
豊か豊か。そうそうそうそう。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
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モンタージュ理論と映画表現
さて今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
今回のキーワードのモンタージュっていうワードなんですけど、あんまりあえて意識することもない言葉だと思うんですけど、
もはやね、溶け込みすぎてるんですよね、日常に。
まあ映像ってもうそういうものよね。必ずモンタージュって技法多分使われてるけど、無意識よね。
無意識で、もう映像っていうか編集イコールモンタージュなんで、あえてモンタージュっていう言葉が使われないんだけど、
でも今でもね映画監督って大体私は編集で映画を作るのであるっていう人多いじゃないですか。
それってやっぱりモンタージュっていうところが生まれたところが割と起点になってるんですよね。
これをね、生んだ。もともとは理論があったわけ。モンタージュ理論っていうのがあって、それを、要はだから映像の組み合わせによって意味を生み、
そして昔はあれだよね、トーキーの前だからセリフがなかったんですよね。文字、暗転して文字を見せてセリフなり説明なり。
で、無声の映像と、あとはリアルのオーケストラですよね。音楽を見せる。でまた暗転してセリフなり見せて、でまた音楽と演技みたいな感じ。
だから割とね、昔は無声の頃ってやっぱり説明的な映像になっちゃうんですよね、どうしてもね。
うーん、なるほどね。そうか。でも確かに僕高校の時演劇やってた時に、演劇ってモンタージュが使えないというか、もう1個の面しかないからさ。
カメラが2台ないから、だからそういう手法は使えないからどうしても状況を説明するために、あえてセリフであれ誰が来たのかしらって言わないと、誰か来てることに気付いてるか伝えられないとかはあったと思う。
そうだよね。その状況が昔映画でも同じだったってことですよね。
割とね、俯瞰で役者さんがこうやってるみたいな、演劇とあんまり変わらんみたいな撮り方が多かったわけですね。
モンタージュっていう理論から実際にこうじゃねえのみたいな実践がされたのがちょうど100年前ぐらいで、1925年、だから99年前の戦艦ポチョムキンっていう映画。
その理論がこうじゃない?みたいな感じで示されて、え、すげえやんってなったみたいですね。
世界で一番有名なシーンであり、世界で一番模倣されたシーンがポチョムキンの中のオデッサの階段っていうシーンで、
母親が殺されちゃって、で、馬車が階段からポーンと落ちるんですよね。
で、単にこれまでは俯瞰で落ちていくところを見せるところを、いろんなカットを割って、落ちるシーンと赤ちゃんの寄りのシーン、
で、馬車の足元、ポポポポポ、階段を落ちていくときの足元にズームしたシーンと、
で、それを王の、みたいな顔した、周りで見てる女性の顔と、それから別の男性の顔と、
いろいろ組み合わせることで、セリフは一切ないんだけども、もう完全に意味を表現して、
感情を転がして見せるってことに初めて成功したっていうのがあって、いまだにうまいなーって思いますよ。
これすごいねー。思いついたとき、結構痺れただろうね、これね。
痺れたでしょうね。
これはすごいなー。
ポチョムキンを一作見ると、基本的に説明的なところが多いんだけど、
一部、モンターズ的なものを取り入れたりして、最後の第4章かな、本当に最後のオデッサの階段っていうところの取り方は、
その前も含めて割とそういうモンタージュを思いっきり使ってるんだけど、
映画のテンションが一本の中でもすごい変わるんですよね。
そこで初めて、映像表現ってこういうことだよね、みたいなところに一歩次元が進み、っていうことですね。
今は映画は基本的にそれだし、そういう意味でいうと、馬車の足元のシーンとか、人の目元だけを切り抜くとか、
そういう表現って、たぶん日本で漫画表現によってさらにイノベーションが起きたと思うんですよね。
漫画ってモンタージュそのものなんですよ。静止画だけのね。
確かにね。静止画の組み合わせによって動いているように思うもんね。
動いているように思うし、カット割とズームアップ、ズームと引きの具合とかさ、だけで一応意味は全て通じるじゃないですか。
セリフとかっていうのは一応その確認というか、押さえで入れてるけどなくても伝わるものみたいな感じだと思うんだよね。
だからそこの表現の進化っていうのは、たぶんクールジャパンが1役買ってるんじゃないかな。
なるほど。確かに最近やってる鬼滅の刃のさ、アニメ化されたやつも、
頭の中で勝手に漫画の中のカット割でこういうことなんだろうって想像してたけど、
アニメにすると自然な動きというかさ、動きを作るから、その時にアニメオリジナル、アニオリと言われるシーンが生まれたりするけど、
それができた時に、これってこういう風なシーンのことを実は頭の中で再生してたんだなとかっていうのを気づくから。
そうだね。
なんかすごいよね、モンタージュってね。
そうだね。自分の中で解釈をさせてしまう記号ってことですよね。
これが悪いように働くのは、誤字脱字見つけられない問題とかもそうなのかもね。
そうだね。
文章になってると誤字脱字があっても、ひゅって正しく頭が変換して読んじゃうから、誤字脱字に気づかないとかはあるよね。
ありますね。
そうだね。100年前の話はそんな感じなんですけど。
真木原のりゆきの曲「モンタージュ」
モンタージュって言うとね、僕らの世代で記憶に新しいのは、やっぱりマキアラノリウキのモンタージュっていう曲ですよね。
さっき聞き直して思い出しました。あったな、青春の一幕だなって感じ。
そうね。僕もだから改めてそうだなと思って歌詞とかを読み直したんですけど、マッキーね、歌詞うまいなと思いますけどね。
物語なんですよね。友達の買い物に付き合って、全然自分の趣味じゃないけど、入った服屋さんで店員さんに一目惚れするんですよね。
この時の表現はマッキーっぽいんだけど、耳が赤くなる音を聞こえるほどに一目惚れをする。
でも、一目惚れしたらだいたい一瞬であったっていうのもあるけど、顔が思い出せなくなるんですよね。
はいはいはい。
で、マッキー的には使い方のわからないカメラで撮ったピンボケ写真。
うまいね。なるほどね。
そのピンボケ写真を思い出すためには、やっぱり自分が彼女を見たシチュエーション、何回か多分見てるから、それをたどるんですよね。
友達のレジで対応してる時の横顔とか、それを頭からもう一回再生し直して、その流れで思い出すっていうことをやるっていう。
それを試みるみたいな話がモンタージュなんだよね。
へー。
サビは思い出してみる、君がどんな顔だったかっていうサビなんですけど。
なるほど。
そういうのって誰にでも記憶は、経験はあるよなみたいなところ。
確かに。
最後の締めもマッキーっぽいなと思うんだけど、なんとかなんとかで電車で二駅の彼女の顔を思い出すみたいなのを締めるんだけど、電車で二駅みたいなのもなんかうまいよね。
具体的なさ。
そうだね。
憎いよねって感じがしますね。
二駅なら行けばいいのにって思うけれども、行かずに思い出してるわけでしょ?
そうだね。
なるほど。
一人じゃ行けないんだろうね。
ってことだね。
すごくいい詩だね。
いい詩ですね。
コメディだね。
改めて、ヒットしてた時は不運って感じだったけど、すごい一本の物語だったんだなっていう感じがしますね。
あとは、モンタージュっていうのを映像表現だけじゃなくて、人間って日々の回想の中で思い出すこととか考え事の中で、割と普通に使ってるんだろうなって感じがしますよね。
真木原のりゆきさんはいい歌詞を書きますね。
曲を聴いてる時はメロディーを楽しんでるからそんなに歌詞を味わったことなかったけど、こんな歌詞だったのか。
改めて、歌詞いいっすよね。
僕が真木原のりゆきで一番好きなのは、三人っていう曲なんですけど、自分にも重なるんだけど、初めて真木が東京に出た時に自分の友達とその友達の彼女と三人で暮らしてたシェアハウスみたいなのがあって、
そこに猫が住んだりとかしてみたいな、そういう話なんだけど、めちゃくちゃすごい好き。歌詞も好きだし、全然有名じゃないんだけど、カラオケとかで歌うとどうきとかやさぐれどうきもめっちゃ気に入ってくれたりして、分かってくれるんだと思って。
すごい名曲です、三人。
いやーいいですね。最近カラオケとか行ってないからちょっと昔の曲を歌うカラオケはそれはそれで楽しそうだね。
カラオケと思い出の曲
そうですね。なんかヒット曲をみんな知ってる曲を歌うカラオケってつまんないと思うんだけど、自分の心の曲を披露し合うカラオケって本当に楽しくって、
ちょっと本当にこやしになるというか、ある人N1だよね。誰かにめちゃくちゃ刺さった曲って10曲聴くと1曲ぐらい自分にもめちゃくちゃ刺さるんだよね。自分の運命の曲になったりするから、そういうのを交換していくってすごい豊かな体験だと思いますね。
なるほど。すごい新しい人生の楽しみ方かもしれない。やったことなかった。
カラオケは本当少人数で行ったほうがいいよね。
あとあれだよね。今思うのは、これモンタージュ作ったのは100年前の旧ソ連にいたセルゲイ・エイデンシュタイン監督なんですけど、この人が夢中になって実現して定着させたように、
やっぱその既存の要素をちまちま組み合わせた、その延長線上で企画を作るっていうのって全然つまらないと思うんですよね。じゃなくて、やっぱり表現手法自体を作っちゃうとか、ルールを変えちゃうとか、ゲームを変えるとか、そういうのが一番クリエイティブだと思うんですよね。
一番ワクワクするし、なんでもそうですけど、まずは自分なら別のアプローチを取れないかなみたいな感じで、再定義してみるみたいなところをやったほうがワクワクしていいんじゃないかなっていうところと、
1個うまくいくとね、それが差別化になるので、そこも含めていいんじゃないかなと最近思ってますね。
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さよなら。
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