みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する、みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
淡路市までコピーライターをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
さて今日のテーマは、編集と広告コピーの違いって、を考えたらコトバ系クリエイティブの新流派が生まれた、です。
さあこのテーマ取り上げた理由は何なんでしょう。
今回のテーマは割と僕のこの生まれと育ちに由来する話なんですけど、
仕事上のね。
仕事上のね。
別に出身地兵庫県とかの話じゃなくてね。
僕は広告生まれ編集育ちだったりするかなという感じでいくと、どっちの特性もなんとなくわかったので、そこから見える景色があったよっていうことですね。
確かに広告代理店と編集のメディアに至ってレアなキャラよね。
レア、変態ですよね。
あんまいないよね。
どっちにもなりたくないもんね。
編集の人は広告案件は絶対嫌だと思ってるし、多分逆も然りだと思うけど。
確かにね、結構珍しいですよね。
変態じゃないとちょっと見えない景色があるんですけど。
とはいえ他の人たちから見れば似てんじゃんみたいな、編集者とコピライダーって同じメディアで制作しててみたいな話で、領域近いじゃんっていう話なんだけど、
今言ったように、実はこの2社ってほぼ交わることがないんですよみたいな話で。
そうですね。どちらも文章を書いていたりとか、言葉を作っていたりっていう、アウトプットは似たようなものを作るけれども、全然違うよね。
本とかもね、書いてある内容も、コピーライターの書く本と編集者の書く内容は全然違うもんね。
そうなんですよね。
コピーライターは長文超苦手ですね。ボディコピーも書けないとか言ってる、どうやねんっていう人多いからね。
やっぱり全然頭の作りとか全然違うんだと思います、特性とか。
とはいえ外から見たらわかんないよって話だと思うんで、これからライティング興味あるなとかね、編集かなとか書くことで飯食っていきたいなとかね、思ってる人多いと思うんですけど、
でも全然わかんないじゃんって話だと思うんで、今世の中的にはあんまり分けて語られてないとか言語化されてないので、
自分はどっち向きなのかなっていうのもちょっとわかんないと思うんだよね。
そういうのも思考の型が全然違うんだよみたいな話をするんですけど、その判断するときのね、進路の判断するときの参考になるかなと思ってますという感じですね。
僕もね、さっきも変態的なキャリアを歩んだと言いましたけど、広告代理店からメディア編集部へ転職するっていうのは割と珍しいキャリアではあると思うので、
それも同じというかね、編集っていうのが全然見えなかったんだよね、代理店の立場から見て。
確かにそうですね。僕もメディアに入るまで編集の仕事って何なんだろうって思ってたなあ。
記事作ってるはわかるけど、どういう理由でこの記事作ってるんだろうとか見えなかったなあ。
見えないんだよね。なんか分厚い壁があるんだよ。代理店の例えば営業担当が発注したとしたら、まず代理店のメディア担当に行くじゃん。
で、メディア担当がレップに行くじゃん。で、レップがメディアの営業に行くじゃん。で、メディアの営業がメディア編集に行くじゃん。
だから3、4枚壁があって全然見えないんだよ。
なるほど。
ミスの向こうにいらっしゃる存在みたいなすごい感じで。
なるほど。
だから分からんなみたいな。だからちょっと首突っ込まないとなみたいな、抑えきれない興味。
あと大きな問題意識があったっていう感じかな。それきっかけで入りましたっていう感じなんですよね。
で、その時は割と代理店にいた時にメディアタイアップの案件をいっぱい扱っていて、
割とね、なんかすごいな、やりがいがあるなみたいな大きなスポンサーの案件とかをね、メディアに渡すんだけど、
オリエンシステムね、気持ちを込めてやってるのに、なんか上がってくる企画案がね、なんすかこれみたいな。
え、これオリジナル書いてるそのままやんみたいな感じと、
さらに企画書、エクセルで来るのみたいな。
あーそうなんだ、そういう文化なんだ。
どうやったらどうやったらエクセルで企画書を書こうと思うのかなみたいな。
確かに文字数とかあれなのかな、カウントしたいのかな、なんかこうタイトルの文字数何文字までしか入らないから、
文字数計算するからエクセルにしときたいとかあんのかな。
あんのかなー、ないだろう。
ないよね、記事の長文書くやつでエクセルで企画書とかほんと使いづらいからやめてほしいね。
やめてほしいよね、みたいな話なんですけど。
とかその辺の、なんかよくわからんみたいなことがいっぱいあったので、
本来求めてるのってメディアタイプだと、そのメディアだけが持つ読者インサイトっていうのがあるはずなんですよね。
だからメディアっていうのはコンテンツを日々10本、20本、30本出したとしたらそれの反応が全部返ってくるので、
その反応を見ながら何をやってるかというと、読者を理解してるわけですよね。
こういう切り口が刺さるんだなとか、そういう読者インサイトの蓄積をずっと日々やってる人たち。
で、そこに対して広告主はお金払ってるわけだよね。
そこの読者を理解してることに対して適切な価値翻訳をやってねって言ってお金払うんだけども、
少なからぬお金をね。
そうですね。数百万かかりますもんね。
そうそうそう。なんだけどそれが1ミリも入ってないことが多いということなんです。
そこに僕は間に挟まれる立場だったので、挟まれて潰されたみたいなことがあったりして、
感じなので、どうなんだろうみたいなフラストレーションが割とずっと溜まっていたので、
だったらまあ自分で入っちゃうみたいなことですね。
入って、これまでのは全部間違っとると、こうすべきであるみたいなあるべき企画制作みたいなことをやろうと思って入ったっていう感じなんですよね。
でまあ以前にもウェブライティングの回とかでも話した通り、色々読者の研究とかをやって、
割と一定ね、普通の編集が作るものよりも3から5倍ぐらいのアクションを取れるとか、
独立でいくと50%前後だったのが80%ぐらいまで伸ばせるとか、
そういうような一定の成果を得たので、改めてそういう感じでいくと、
広告とは何か、編集とは何か、でその両者の特徴ってまつられてるのかなとか、
その辺をちょっと今回は考えてみたという感じの回でございます。
はい。
本編先に収録していますが、宮本さん的に今回の内容はどのあたりで、
明日使える機器のネタになりそうですか。
そうですね。今回、編集をしている編集者とコピーを作っている人の違いの話だったんですけど、
これってPRやってる人と広告やってる人、マーケやってる人の差とかにも似てるなと思ってて、
企業の中でも広報とマーケがうまく連携取れないとか、話が合わないとか、そういう話があったりして、
それぞれ持ってるスキルとか似てるけれども、全然知らない人からすると広報とマーケって一緒でしょっていうね、
PR記事って書いてるしみたいなのとか、あれはまさに間違ってるけれども、
プロモーションだから絶対間違ってるけど、やっぱね、そういう同じ似てるでしょって言っても、
実は考え方の違いは大きくあるので、なのでね、編集とか、今回は編集のところがPRに近いと思うので、
そこの人の気持ちとかをマーケ側として知る機会って少ないから、そこの思考の差みたいなところがわかると、
社内で広報の人と喋るときの話し方も変わるだろうし、メディアの人と喋ったりとか、記事広告やるときの考え方とか、
その辺の根底のところの考え方として、全然思考の仕方が違うんだなってことを知っていると、
付き合い方とかコミュニケーションとか折り絵の仕方が変わると思うので、そういう意味で明日使えるんじゃないかなと思いましたね。
そうですね。コミュニケーションってね、必ず相手の事情を理解した上で、相手の文脈に沿った出し方をしないと伝わらないとかね、あるけど、
そうじゃないとお互いに働いている人はお互い忙しいはずなんだけど、お互い忙しい中でね、頼まれ事は無視できるものは無視しようという話になると思うので、
そういうことがたくさん起こっている世界ですよね。
そうですね。
そこにはお互いのね、同じメディアだからいいでしょうみたいな感じじゃなくて、全然違う人種の人が机、島を横にして働いているんだよってことを理解した方がいいよねっていう感じがありますね。
そうですね。だから、広告代理店にいた時のじんぼうさんがもしこれを聞いたら、オリエンスシートそのまんまじゃなくて、編集だもんな、こういう感じの考えで来るよな、だからこういうふうな解消したらちょっと考えてくれるかなとかっていうヒントになるかもしれないですね。
もちろんありますよ。タイアップのオリエンだと、営業だけだとラジオ開かんので、だいたい編集もちゃんと顔を出すことが多いんですね。
だから編集同士が会わせたりとか、質問を同じ場で言い交わしたりとかして、
割とあの生きてた編集の人の企画どうなんすかとかって友達が代理店の担当者だったりするんで、
全然ダメだったよみたいな。まだ全然企画も通ってねえんだよみたいな話を聞いたりして。
こっちも3本目全部入校終わったんですけど、1本目の企画通ってないんですみたいな話とかもよく聞いたりするので。
そういう中で、編集ってのはどういう人なのかなみたいなところが、
代理店にいたときは全然見えてなかったんだけども、
だんだん見えてきたなっていうところの中でいくと、
広告コピーライターとか編集的なライターとか編集者とかって似たような隣接領域ではあるんだけども、
普段あんまり関わらないので、実際は違いは誰もあんまり認識してないんだけどもみたいな話をすると、
実際見ていくと割と発想には根本的な発想の違いみたいなものがあるかなと思ったんですね。
なので今回はその言語化みたいなことを僕なりにしてみましたというところで、
皆さん書くことで食っていきたいけども、編集がいいかなコピーがいいかなみたいな悩んでいるとしたら、
その参考にもなるかなと思って整理をしてみたっていう感じなんですけどね。
まず編集はどういう考え方かっていうと、水平思考、横軸の思考なんですね。
広告っていうのは垂直思考、縦軸の思考なんですねみたいな感じ。
ちょっとこの辺だと全然わからないと思うんで、
まずはこの水平垂直っていう全く違うベクトルが真逆ではないけども、
全然方向性が縦と横で違うみたいなことをわかったよっていうことで説明していくんですけど、
まず編集の水平思考というのは何かというと、
これはあれなんですよね。ある物事があったときのその考える考え方として、
まず幅広く世の中を見渡すんですよね。
こういうブランドあるね、こういうブランドあるね、こういうブランドあるねとか。
その中で今回のブランドはこうですねっていう感じで、
幅広く見渡した上での価値判断をする癖があるんですよね。
確かに記事書くときもそうかな。
例えば家の中の何かの雑誌編集をしてたとしたら、
洗濯とか水地とか掃除とかいろんな家の中の出来事の中で、
どういう情報が今求められているかを考えてそこからピックアップして記事を作るので、
実際編集がやってる仕事ってそれですよね。
そうなんですよね。
代理店と違って編集の人って、
例えば洗剤でいくとライオンさんとも話するし、
カホさんとも話すし、
P&Gさんとも同じ担当が全部で話するとかって当たり前なので、
公平性の観点から普通にやるべきなのでそうなるんですけど、
そういう意味もあって割と発想が、
他社で言うとこういうことですよねとか横軸の発想の中で価値判断を下すことが多いんですよね。
なるほどなるほど。
なのであらゆるジャンルであるテーマが出されたら、
割と瞬時に関連する隣接ジャンルであるとか、
ニューストレンド情報とかを引っ張り出してくれるっていう脳みそのシステムがあるんですよ。
もう養われてるんですよ。
常に頭の中で情報がインデックスされてる感じがあって、
何か言われるとパッと反射神経的に処理するので、
なんかね、編集さんだなーって感じがするんだよね。
テキパキしてるなーというか、
手際がいいというか、編集だなーみたいな感じがする。
これは自分の雑診とかのやってる領域だからテキパキしてるのか、
それはもう性格としてテキパキしてる人かだとどっちなんだろう。
自分の領域だけですね。
領域のところね。
自分の生活はグダグダな人が多い。
まあそうよね。
だってその領域においては誰よりも専門家であるもんね、実際ね。
そうなんだよね。
だからこそ記事が書けるわけだもんね。
健康情報誌やってて、めちゃくちゃ年間100人とか医者の話聞いてて、
僕とか1回2回インタビュー立ち会ったら、
なんか食事生活の習慣ちょっと変わるのに、
それ100回やっても健康そうじゃない人とかいるんだよね。
なるほど。知識がめっちゃあるし。
知識がめっちゃある。
アドバイスはできるけれども、
自分自身がどうかっていうのはまた別の話だけど。
そう、全く健康そうではないっていうことはありますね。
へー、なるほど。
まあ編集ってそんな感じで、
割とチャキチャキな感じのイメージが多いので、
すごいそうだな、編集っぽいなって感じは感じるんですけど、
でも一方でパパッと価値判断した後、
そこから先はあんま考えないんですよね。
そこが弱みだなっていうのが、
一緒に仕事やってて分かってきたというか。
なるほどね。
だからオリエンの場でパパッと、
そうですね、これはどうなってるんですかっていう、
やり取りは割とすごいんだけども、
でもその先企画が全然ダメとかっていうのが多くて。
なるほど。
だからその価値判断クソ早いな。
そこで一定コンテンツが作れてしまうので、
その先はないというところだから、
だからこれが強みと弱みだなと思ったんですね。
みたいな感じかな。
なるほどね。
その2者の違いをまずは理解した上で、
ここの言語化はわりとできたときにスッキリしたので、
まずはここをみなさんに教育したかったっていう話なんですけど、
水平垂直なんで、
一言で言えば編集ってのは水平の中で、
メキキのクリエイティブをする人なんだっていうことが言えるかなと思っていて、
広告は垂直の中で、
哲学的なクリエイティブだよね。
物と人との新しい関係性を見出すみたいな。
その中で、このものはあなたの人生にとって必要なんであるっていうことを
気づかせるっていうことで定義するってことで、
哲学的なクリエイティブですっていう整理をしたんですよね。
なるほど。
そうか、広告は哲学をしているのか。
そういう部分は言ってあるよな。
コピーライターの口癖ってそもそもっていう枕言葉が口癖なように、
やっぱ哲学的なんだと思うんですよね。
なるほどね。
冒頭にお話しした通りの、
僕がタイアップ広告をやる中ですごくフラストレーションを抱えていましたっていう文脈でいくと、
タイアップ広告っていうのは、
編集記事っぽい題材ではあるものの、
あくまでも広告なんですよね。
目的はね。
だから態度変化させないといけなくて、
それには物と人との新しい関係性を定義しなきゃいけなくて、
その定義の仕方をメディアの視点、インサイトを踏まえた上で定義をするのが仕事なんでって話でいくと、
目的のグレイティブだけ、水平指向の価値判断だけでピャッとくだして、
この商品はこうです、みたいな話だけでは足りないんですよね。
だから、なぜあなた、読者の人生には、
他ではないこのアイテムが必要なのかっていうところまでちゃんと掘り下げて、
そこまで翻訳しきらないといけないんだけども、
そんなことはね。
メディアアップをやる担当は大体編集の人なので、
編集能の人なので、
そこまで全く思いも寄らないっていうことですね。
だからそこを僕は営業時代に求めてたっていうことですね。
だからうまくいかなかったんだなって思ったっていう感じですね。
まあ確かに、普通のオーガニックの編集記事に書かれてあるものを同じように書かれるんだったら、
わざわざ結構ね、記事広告お金かかるからね。
そこまでのお金を使う価値がないというか、そこができるといいよね。
よくメディアの人と話をした時に、
広告を出稿する側としても、
できれば無料で掲載してくれるのが嬉しいですっていう話をした時に、
いや、有料だと掲載枠あるんですけど、みたいなそういう話があったりとか、
問い合わせとかで、メディアに載りませんか、テレビ出ませんか、実はお金かかりますみたいな、
そういう話とかあるけれども、ここまでやってくれるんだったらね、
その読者にその詳細を届けるためにはどういう即用をしたらいいのかってことまで考えて作ってくれるんだったら、
高いお金を払う価値はあるけれども、
オーガニックの記事でも別に変わらないことを記事広告として載せるんだったら、
だったらオーガニックだったらタダだったのにとか思っちゃうもんね。
そうだね。
プレスリリース3万円でちょっと気の利いたものを書けば載るんだよね。
それでいいやんっていう話なんで、そうじゃないものって言ったらちゃんと翻訳をさせて、
その媒体のフィルターを通して翻訳させる、価値翻訳をさせることと、
それをその媒体のロゴを使って独占に訴求するっていうことをやりきらないと、
そこには300万とか出して掲載する価値はないわけだよねみたいな。
PRとタイアップは全然違うのでって話だと思うんですけど、
そこがなんとなくうやふや曖昧になっていて、
お互いモヤモヤしたままっていう感じになってるんじゃないかなっていう感じですかね。
なるほどね。
そういうとこですね。
僕はダイレテンジャーにそういうオリエンスのまんまやみたいな感じで、
フラストレーションを抱えていたのはそこですよね。
価値翻訳っていう発想が両者にあったりなかったりするっていうことで、
例えばね、車雑誌の編集をやりますっていう時に、
編集の人はね、読者は車情報を求めてるわけなので、
そのタイミング、季節、季節とかで取り上げるべきテーマがあるはずなので、
そこで適切な切り口を設定して、
すぐストレートにあんまりひねらずコンテンツ化するのが編集の仕事なんですよね。
それを手さばきよくやるっていうのが仕事です。
読者は別にひねった情報を求めてるわけでもないと思うのでね。
なのでそれが仕事です。
一方で読者は広告される商品に興味があるわけじゃないじゃないですか、
みたいな話なんで、
だからその広告される商品に興味を持ってもらうためには、
まずはストレートに出しても無視されるので、
あらゆるアングルから考えて、
その読者とその商品の設定みたいなものを何とか見つけ出すみたいなことが必要で、
この商品って実は自分に関係があったんだ、
気づいてもらうみたいなのは割と変化球なんだけども、
ストレートではダメなんだよね。
勝ち翻訳して変化球で気づかせるみたいな作業が必要になってくるんだけども、
そこが編集にはなかったっていうことですね。
そこは本来の編集の仕事でもないから、
そこをタイアップっていうのは無理やりやらせてるっていうところで、
構造的にちょっと難しいんだよね、みたいな話があるかなと思います。
これはだから雑誌社というか、メディアの中での体制として、
本来は編集と記事広告を作る人が分かれてた方がいいのかな?
そうですね。
分かれてるところもあるのかな?
分かれてる。
DNAの僕らの時代は分けてましたよね。
専任の製作担当がいたりしたので、
そういう風な感じにした方がいいだよねと。
そっちはどっちかというとビジネス頭を持った人がやらないといけないよねっていう話だよね。
基本的なマーケティングタームも知っておかないといけませんねということですね。
知らないで広告の仕事してると危ないよねみたいな話があるので、
そこをまず人材を切り分けた方がいいだなっていうのは僕は今思ってますねというところですかね。
成果物は記事を作るという意味で同じだから、
同じ人できるでしょってなってるけれども、
作り方の考えが違うから、違うものなんだ。
だから作り手も違う方がいいんだっていうことはあるよね。
そうなんだよね。そこは構造的な問題で、
でもそれ中の人気づけないので、
外から入った僕みたいなちょっと変態的な異分子が、
こうした方がいいんだとかって言って気づけるっていうことですね。
実際現場ではどういうことが起こってるかというと、
全然気づかない。オリエンスそのままじゃないですか。
でもうちのメディアはこうなんでとか言って、
そうなんですかとか言って。
広告のシーンも折れるみたいな感じで。
誰でも。
スポンサーもいつも俺らに言ってる時よりも随分おとなしく折れるなみたいな感じ。
それはメディアはメディアを背負ってるからだよね。
メディアっていうのは権威なので、
編集がそのうちになればただで商品を紹介できる立場の人たちなんで、
そこはあんまり喧嘩できないんだよね。
なるほど。
あるブランドショッター、マーケ担当がメディアと喧嘩したらえらいことだよ。
もうじゃあこのメディアには、
このブランドは取り上げませんとかっていう話になると、
ちょっと喧嘩できないんだよね。
なるほど。
その辺りで難しい関係性であるという感じ。
でも良いか悪いかっていうと良くないと思うので、
ちゃんと翻訳するっていうのはやった方がいいんだよねって思ってる。
2回目の発注はないもんね。
そういう状態だとね。
喧嘩はしなくてもね、心の中ではもう発注しないよって思ってるもんね。
思ってるからね。
そんな感じでね、タイアップよりはインフルエンサーに流れてるんじゃないの?みたいな話も以前しましたよね。
それはね、だいぶ流れてますよね。
昔はもっとタイアップ多かったもんね。
多かったと思うけどね。
特に10年前、僕らがメディアにいた、
メリーとかがね、最盛期の頃は、
記事広告が新しい広告媒体としてすごく注目されてたタイミングでしたからね。
そうっすよね。
その辺の期待値が失われてきた歴史がありますと。
その根本的な構造はそこにあるっていうことですね。
この間もなんか適当にタイアップの記事見たら、
それどこの?って聞かれるふんだかふんだかみたいな企画があって、
いやいやそれさ、みたいな。
それどこの?って聞かれるふんだかふんだかは、
もう1万回くらい擦られてる切り口なんで、
それをやっちゃダメだよね、みたいな。
差別化のためにやるんでしょ?みたいな企画って、広告って、みたいな。
っていう話ですね。
編集企画でもちょっとまずいぞ、今っていう感じ?
10年前からめっちゃ擦られてる切り口なんで、
それを10年後の今はまだ広告企画でもやってるっていうのは、
ちょっとやばいって感じがしますね、という感じですかね。
まあそんな感じでね。
まあその構造的な掛け違いみたいなのがあるなっていうのが分かったので、
そこを広告型の発想を生かして補うことで、
あるべきタイアップとかあるべき企画制作みたいなのができるのかなという感じで、
僕は入ったという感じなんですよね。
そこにはもう1個は読者理解とかっていうのが、
広告的な立場で読者理解をするみたいな、
読み手がどうテキストを読むのかみたいなところの、
本文の閲読研究みたいなことをやらないといけなくて、
今の編集部は読者理解をやってるって言っても、
大体ABテスト、タイトルABテストの結果しか見てないので、
積水反射的なことしかやってないんですわみたいな話を
以前やったと思うんですけどみたいなところで、
その辺りの経緯については第91回の配信とか、
第57回の配信で、
割とウェブメディアのライティングの問題みたいなことを語っているので、
そこの辺りは振り返って、
興味ある人は併せて聞いていただきたいと思ってます。
という感じですね。
そういう感じで、
あるべき企画政策って何なのかなみたいなところを突き詰めて、
読者理解を一定した上でやってますみたいな話なんですけど、
最近の事例で一個ご紹介をすると、
記事広告をまた作ったんですけど、
マイカー広告っていう広告枠の記事広告なんですよね。
だから広告主の人に、
マイカー広告やりたいなって思ってもらうための広告をちょっと作ったんですよ。
マイカー広告っていうのはどういうものなんですか?
自動車の後ろの窓ですね。
リアウィンドウに広告シートを貼るんですよ。
へぇー。
目立ちますし、あんま見かけないのもあってね。
何だろうみたいな感じで、
割と最近話題になっているみたいな感じ。
最近出始め、
2023、2024年前に出始めて、
前澤さんが何これみたいな感じで取り上げて、
自分のカードで出資をしたりして、
直近1,2年くらいでさらに成長しているという広告枠ですね。
そうなんだ。
エニカの時にちょっと話を聞いたことはあるけど、
それと違う会社なのかな?
確かに当時はありましたね。
一番最大手のところかな。
別に最大手って言っても、
他社がめっちゃでかいわけでもないので、
今のところはリーディングカンパニーが一つかなという感じかな。
はいはいはい。
その時の、だから記事庫なんで、
マーケターの人に、
毎回広告打ちてえなと思ってもらう発想ですよね。
別にオリエンはあんまり、
こういう広告ですとか、
こういう費用帯でこんな感じのターゲットに、
これくらいのリーチ効率ですっていう話しかないのね。
なので、僕ら編集代に広告でありっていう人たちの、
役割としては、まずはこれが読者に対して、
どのような打ち出しにすれば魅力的なのか、
みたいなところを、そこはゼロから考えないといけないよね、
みたいな話で、
さっきの水平のメキシキのクリエイティブと、
垂直の哲学的クリエイティブで、
どういう風な翻訳をしたかっていう話なんですけど、
まずは水平方向で価値判断をするんですね。
メキシキのクリエイティブっていうのはまずは、
編集としてこのマイカー広告をやりたくなるな、
みたいなことを記事広告上で、
切り口として出すということをやりますね。
その時は、今のマーケのメディア状況で、
特にOOHが改めて見直されてますっていう中で、
既存のメディア枠だけではなくて、
ふと見ちゃう視点、スポットの広告が今、
新しく増えてるんですよね。
それが今、街ゆく日生活者の視線の奪い合い競争みたいな、
視線の奪い合い戦争みたいな感じかな、
みたいな感じで、
割とWBSとかでも取り上げられてるんですね。
っていう感じで、有名なのはタクシー広告ですよね。
思わず見ざるを得ないところで見させられるみたいな感じ。
もう一個最近熱いのは、エレベーター広告ですね。
これはエレベーターっていうね、
もうやることないし気まずい何十秒間かのところで、
やり場のない視線のやり場として、
動画流れてるととりあえず見るしかないし見れるみたいな。
最近多くなってきましたね、エレベーター広告ね。
多いみたいですね、私は知りませんけどね。
東京のオフィスだとまあまあ見ますね、エレベーター広告。
なんか、一生活者としては嫌だけど、
こんなとこまで広告に使うのかよみたいな感じがして、
しかも音も流れるからさ、
エレベーターぐらいは静かに情報接触、
途切らせてほしいなと思うけど。
確かに、洗脳社会だなって感じがするよね。
いや、ほんとそう思う。
まあね、一方でちょっと気まずかったりしない?
混んでる時とかさ、知らん人の背中とかが目の前にあったりして、
マインデーションみたいな感じあるじゃないですか。
まああるね。
あの時には若干視線の逃げ場があったらいいなっていうのは分かると。
なるほど。
一番今注目されてるのはエレベーター広告でしょうっていう中でいくと、
でもマイカー広告との差分でいくと、
今日後いよいよ発見するんですけど、
エレベーター広告って知らん人といっぱい密集空間で見るので、
見て、これなんとかだよねみたいな会話ができないじゃないですか。
ここが弱点だなと思ったんですよね。
ここが見た瞬間に話題殺到になるみたいな、
今でいうナラティブがめちゃくちゃ発生しますみたいな、
そういうものがマイカー広告なんだって位置づけをしてあげると、
より魅力的に見えるし、それは事実なので、
そうだよねっていう話でみたいな。
ここの価値判断と全体感を踏まえた上でこうなんですみたいな、
そこの価値を掘り出すみたいな発見、作業が編集的なメッキのクリエイティブですよね。
なのでまずはここをやったっていうことですね。
あとは哲学的クリエイティブっていうところで、
さっきのマイカー広告って後ろ走ってる時もずっと見えてるけど、
信号待ちの時は1分間とかずっと見えるので、
運転席ってドライブってわりと会話するためにあるし、
車窓を見ながらみんな会話のネタずっと探してドライブしてるじゃないですか。
そうですね。あの車面白い車走ってるわとか話しますね。
なんとかナンバーだよとかそんな話ばかりするじゃないですか。
なのでそういうナラティブがめちゃくちゃ発生する最高のスポットなんですよっていう中で、
見せることで、グッとくる言い方は何かなと思った時に、
街中の車の運転席をナラティブ発生装置に変える広告ですよっていう打ち出しにしたんですね。
これが哲学的クリエイティブというか広告的なタグラインみたいなもんですね。
そこまで言ってあげるとちょっとやりたいなっていう気持ちになっていくんじゃないかなっていうところですね。
ナラティブわかりますかね?日本人。
マーケターだからわかるか。
マーケティングメディアですけど、一応説明を補いましたけどね。
これからはやっぱりブランドが一方的に語るストーリーではなくて、
生活者の口の葉にのぼる、自然にのぼる、語り合いたくなるナラティブっていうブランドストーリーが必要になってくると言われていますが。
確かにそういう説明があるとわかるね。
そうですね。
でもそれはブランドとしてはすごい理想的な状態じゃないですか。
生活者が思わず口にしてしまう。
それで話題が持ちきりになるみたいな状態を生み出すための広告媒体ですっていう位置づけにすると、すごくチャーミングに見えてくるっていうことですね。
なるほどね。
っていうことだったりとか。
だからそういうのが翻訳で、
記事広告でやるべきことはこの2種のクリエイティブを合わせてやることで初めて目的が達成できるというか、なのかなと思ってますという感じですね。
ここまで話してきたように、編集的な頭の使い方、広告的な頭の使い方は、編集は横串で物音を考えていく、広告は縦串で思考を深めていくっていう感じなんですけど、
割と一定の時間をかけて養う思考の型なので、すぐ予想かと言って一押し的にできるものではないんですけども。
ボールをバットで打ってね、走ってるだけっちゃ走ってるだけだけど、それによって感動したりとか応援したくなる人がいるから、まあ確かに成り立っている産業ではあるよね。
そうなんですよね。
今回はいつも野球の話ばかりで申し訳ないので、ちょっとおしゃれな話。
おしゃれな。
おしゃれなんて言っても、NHKプロフェッショナル仕事の流儀で見た話をするなよって話なんですけど。
いいですね。オフィス感があっていいですね。
昨日見た?プロフェッショナル仕事の流儀みたいな。オフィスでランチ食べてるみたいな感じね。
おにぎりお花さんっていう、すごい世界的なバレエダンサーらしくて、フランスでこういう伝統的な世界でなかなか日本人が認められるなんてなさそうだなっていうのは素人にも分かるじゃないですか。
難しそうにいいと思うよ。スタイルが違うじゃないですか。バレエとかね。
欧米人の方が背も高いし、いい気がするけどね。
あとコミュニケーションとか主張の仕方とか、すごい日本人は不利な部分が多いと思うんだけど、その中でパリ国立オペラ・ザ・バレエダンのサイコ・エトワール。
要はヒロインみたいな感じの、いくつかの同時にかかってる劇の中の一人の主役っていうことだと思うんですけど。
それを日本人、32歳のオニール花さんっていう方が今担っているんですっていう話があったんですよ。
すごいね。これハーフなのかな?オニール花さんだから。
あれ?ハーフだったかな?でもオニールって言ってるもんね。
オニールね。
旦那さんがあれじゃない?フランス人とかじゃないの?
そうだよね。父親はクリス、やっぱハーフっぽいですね。
ハーフなんだ。なるほどね。
でも一応世田谷区出身のバレエダンサーだから日本人ですね。
そうだよね。
毎回アスリートの話になると、基本が大事ですよねとかね。一浪的に言うとルーティンが大事ですよねとかね。
そんなことを身に積もされながら自分のルーティンは何かなとかっていうのを考えたりするっていうことが多いんですけど、
やっぱりバレエダンサーも基本が大事。
昔も知ってたんだけど、女優さんとか役者さんとかって、何が大事って、演技じゃなくて立ち姿だって言うんだよね。立つ時の姿勢と、あと歩き方とか、
その所作を訓練するというか、所作を圧倒的にすることで他の動きが説得力が生まれてくるっていうのは言われていて、
今回のプロフェッショナルもまさにそういう話だったんだよね。
新しい演技の練習もちろんたくさんやってるシーンもあったけど、彼女はそれとは別に過去の割とおばあちゃんぐらいの伝説的なバレリーナの人に個人レッスンを別途受けていて、
そこでやるのはこの基本の立ち姿を何度も何度も練習するらしいんですよね。
で、それは完成されることはないんだって。昔は一旦こうだなっていうのがあるけど、それを何度も何度もゼロから解体して崩して、
もう一回やり直して完成させていってみたいなことを一生続けるんだって言ってて。
へー、そうなんだ。
もちろんね、自分の体系の変化、体質の変化とかもあるだろうし、感覚の変化とかもあるんだろうけど、
あとあれかな、同じことやってると思ってもやっぱり同じようにはできないってのもあるのかもわからないけど、
常に一回完成したら終わるじゃなくて、何度も何度も解体してもう一回組み上げるってことをやる。
それに多分ちょっとずつ成長していくんじゃないかなっていう感じがするんだけども。
これってね、ここまでがバレンダンサーの話なんだけど、
なるほどね、あれと一緒やなって思ったのは、すぐね、非禁な例に引き付けるんだけど、
野球選手も同じくらいのことやっててみたいな話で、一郎とか太谷もバッティングホームとか毎年変えるんだよね。
あ、変えてるんだ。
そうそう。
へー。
ちょいちょいちょいちょい変えてて、太谷も大幅に変えるからね、立ち方もオープンスタンスにしたりとか全然変えるし、
スイングの軌道もね、重きカッパースイング最近はなってるしみたいな。
一郎もね、デビューしたときフリコだ方だったけど、メジャー行ったらフリコなんて全然やってないし。
あーそうなんだ、へー。
なんか一個のやり方を極めた方が良さそうな気もするけどね。
そうなんですよねー。
決まうんだねー。
でも実際はね、やっぱり毎年変えるらしいんですよね。
しかもね、攻められる方ももちろん変わりますよね、みたいな。
あと野球そのものも割とダイナミックに変わってて、ピッチャーの球がアホみたいに速くなってきたりとか、
変化球がアホみたいに曲がるようになってきたりとかってのが毎年進化しているので、そこの対応もあるでしょうってことと、
自分自身の肉体もね、一切ごとに変わっていくのはもちろんあるので、それを織り込むと毎年変えないといけないんだなーって思ったんですよね。
へー、なるほどね。
でも人間として同じ動きをずっとやるよりも、ちょっとずつ変えていった方がやりやすいのかもなー。
あ、そうかもねー。
ずっと同じように繰り返す方が逆に難しい気もするなー。
そうだねー。
歩き方とかはね、多分、あ、分かんないと思うけど、何かしらパフォーマンスを出そうみたいな時の動きは変えていった方がやりやすいのかもね、逆に。
やりやすいかもねー。
なるほどねー。
アスリートっていうのは何かしらのメタファーだっていうことでいくと、ビジネスもそうなんだろうなーっていう感じがするわけですよね。
だから同じことをやっちゃダメだよねっていう中で。
だから僕が捉え直しが大事ですねってよく言うのがあって、まさにそこで、基本の型はあるじゃないですか。
なんかね、愛とかがあって態度変化があってとかっていう話はあるしね、3つの理由とかなんかそういうのがあるじゃないですか。
数字を使いましょうみたいな、説得力を増すためにみたいな話とかあるけど、それ基本だから一通り抑えたらいいと思うんですけど、
それをさ、5年10年同じことやっても意味がないわけで、それはまあ一通り踏まえた上で、そんなの1ヶ月で踏まえれる話なんで、
それでスタートを良いどんにして、自分なりの応用工夫とかをして、意味の現場の中で捉え直してアップデートしていくっていうのが現役でビジネスやってる我々の仕事なのかなって思ったんですよね。
なので、基本はもちろん大事だし、そこはね、ちゃちゃっと踏まえた方がいいと思いますが、なんか割と基本をこすりってこすってこすってこすってっていうことも多いような気もしているので。
うーん、まあね、もうその辺はでもチャットGPTに聞けばね、教えてくれるからね。
秒でわかるじゃないですか。
うーん、秒でわかる。
だからね、そこはそうとした上でっていう話で、なんかそこの肩と肩の間にあるニュアンスとか差分とかなんかコツみたいな、その辺の研究をするのが多分仕事だと思うので、
まあそういうことをやらなきゃいけなくて、多分それが俯瞰で見たら基本だと思うんだよね。ただ立ってるだけだと思うんだけども、
その立ち姿が微妙に違うことで、多分説得力が違ったりとか、心を打ったりみたいなことが変わってくるんだろうなーっていう時に、日々の何をして成長するの?って言ったら多分そこのニュアンスの調整だと思って。
うーん。
まあそれが捉え直しっていうことかなと思いますね。
確かにね。ここは昔よりよりチャットGPTとかが、これまでは基礎をちゃんとやれることが価値があったし、一個一個勉強してそれができるようになることで評価されてたけど、そこはチャットGPTができるようになって、
人間じゃなくていいよってなってくると、この変化を起こせるかどうかっていう部分だけが人は価値を見えるから、よりここが大事になってくるよなー。
ですよねー。
うーん。
なんか僕以前も話して、好きな話だから何度もするんですけど、格闘家のヒクソン・グレイシーっていう400戦無敗の格闘家が言ってたみたいな。
確かに聞いたことありますね。誰ですかって僕が聞いた人ですね。
あの人、世界で初めて一種格闘技でナンバーワン決めようぜみたいな天下一武道館みたいなのをやった時に、ひょろっとした人がパパッと勝っちゃったみたいなのがグレイシーのヒクソンの弟のホイス・グレイシーで、
ホイスが兄は100倍私の100倍強いですって言って、めちゃくちゃプレッシャーかかった中出てきてあっさり勝っちゃったみたいな人なんですけど、日本の最強のプロレスラーとかもあっさり負けちゃったみたいな。
割と90年代後半にブレイクしたみたいな感じの人ですね。だからマッチャンとか清原がノキナミ丸坊主にしたのもヒクソンの影響だと思われるみたいな感じの人なんですけど、その人の実戦で使う勝ち手はすごい簡単。
スリーパーって首絞めと腕引き時逆十字っていう腕を逆三関節に決めるっていう。大体その2つとパウンドでのパンチの3つぐらいで勝つんですよねみたいな話で、あんまり特殊な技はしない。
決め技は読まれてるって読まれてて分かってるんだけども、その決め方の角度とかニュアンスが全然違うから、1回この人は決めようと思ったら絶対決まってしまうっていうすごいコツが、その角度1個の中に100も200も入ってるらしくて、そこの違いが全然違うとか、1回決められたら絶対抜けられないとかって言われてましたけど。
だから集中力がすごいんだよね。最後10分3ラウンド制とかだと、なんかもう8分とか残り何十秒になった時にササッとやってササッと決めちゃうんだよね。
簡単に言うけどね、多分難しいんだろうね。しかも最後の打ち手が分かってるから向こうも対策してきてるけど防げないってことだね。
寝かされたらもう終わりって分かってんのに、立ちから急に気づいたら寝ちゃってるみたいな。あれ?みたいな感じで。そこの集中力とかがすごくて、1回寝かしたらあとはもうそこからの精度が半端なくて、っていう感じだね。
だからそういうことだろうなって思ったんでね。だから別にすごいとんでもないことをやる必要はないんだけども、日々のニュアンスのアップデートみたいなところをやらないとなっていう感じはしますよね。
たぶんそこのアップデートイコール成長だと思うので、そこをやる。だから新しい知識をつけなきゃいけない。もちろんそれも一定は必要だけども、知識っていうのは新しいものを得るだけが勉強ではないので、よりは知っていることを再解釈して精度を上げていくっていうことの方が実は大事だったりするかなって思っていて、それをアスリートからたくさん学べるよっていう感じ。