広報という職業
スピーカー 2
新米広報のための質問箱。 こんにちは、朝日デジタルラボの新米広報津田です。
こんにちは、武田です。 このポッドキャストでは、ひょんなことから広報を兼務することになった津田が、
広報の先輩である武田さんに、広報って何なのか、いろいろ広報のいろ派を伺っていく、そんな内容になっております。
今回、10回目の配信になるんですが、早いものでと言いますか、
スピーカー 1
ちょっとね、10回目を出すのに間が空いているというのが正直なところです。 空いちゃいましたね、すいません。
10回やってみて、武田さん的にはどうでした? いや、結構喋ることあるもんだなっていうのが、
やってるとどんどん、あれこれもネタ的にいいんじゃないの? みたいなことを思ったりとか、
意外と勉強会みたいなやつとかね、広報のノウハウみたいな講演会とかはあるけど、
スピーカー 2
雑談で広報の話する場ってあんまりないよねっていう。
スピーカー 1
だいたい広報同士で酒の魚にしているような話を今ここでしていると思うんだけど、
そういう話が客観的に聞ける場ってないかもって思ったので、面白いなと。
スピーカー 2
広報の勉強会とかは基本、なんていうんですか、その講演スタイルというか、そういうことが多いんですか?
スピーカー 1
基本的にはやっぱり、広報PRエージェンシーさんとか、広報のフリーランスでやってる方とかが、
作家さんの副業と同じで、お仕事としてやってるのが圧倒的に多いと思うんですよね。
あとは、スタートアップとかだと広報の人たちで集まっているグループとかがあって、
スピーカー 2
コミュニティとかありますよね。
スピーカー 1
そこで勉強会をしてたりとかするんですけど、
やっぱり基本的には自分が何か困ってて助けてとか、
やっぱり広報同士の利害関係ってわけじゃないんだけど、
自分が欲しいものを得るためにコミュニケーションを取るみたいなことが多いと思うんですよね。
なので、思いのほかないかもっていうのはちょっと思って。
フェイスブックとかでね、私と津田さんがね、もともと知り合いだったりもあると思うんですけど、
思いもかけないところからボールが飛んできてね。
なんか、止まってるけど配信どうなってんのとか。
スピーカー 2
いいですね。他から接近されて始める。
スピーカー 1
前回のポッドキャストの内容のことでちょっと聞いていいかなとかね言われたりするっていうね。
素晴らしい。そんな感じで10回続けていけるように頑張りたいなと思います。
配信プラットフォームと聴取者
スピーカー 2
今回10回っていうことで、
一応、我々がポッドキャストをやっているこのプラットフォームだとですね、
どういう人が聞いているのかっていうようなアナリティクスのデータがですね、
ちょっと確認できるので、そこを見ながら現状の新マイン広報のための質問箱は、
スピーカー 1
どういう人が聞いてくれているのかっていうのをちょっとチェックしていけたらなと思います。
スピーカー 2
まず、聞いている地域なんですけど、これは当然ちゃ当然かもしれないですけど、
95%日本。
スピーカー 1
むしろ5%日本じゃないっていうのに驚きですよね。
スピーカー 2
まあそうっすね。これはでも、外国の人が聞いていることはおそらくないでしょうから。
スピーカー 1
そうですね。海外にいらっしゃる人たちってことですよね。
アメリカ、オーストラリア、香港、フランス、スイス。
誰か知り合いがフランスにいるんじゃないですか?
スピーカー 2
いや、フランスにあんまりいないと思うけどな、いるのかな。
アメリカとかね、香港とかはあの人かなとかっていうような知り合いとかで行ったりしますけど。
スピーカー 1
フランスで聞いている方は名乗り出てください的なやつですね。
そうっすよね。
スピーカー 2
今、本人嫌でしょうね。これ聞いてて、俺じゃんとか私じゃんとかなったら。
なってるなってる。
はい、そんな感じで9割、95%日本。
で、配信プラットフォームなんですけど、
スポッティファイとアップル・ポッドキャスト・オーディブルが20%を超えている感じですね。
スポッティファイは音楽サービス経営で、ポッドキャストを結構積極的にやっていて、
アンカーっていうもともと別サービスのポッドキャストのサービスだったんですけど、
そこを買収化して、スポッティファイ参加に収めたので、今積極的にやっているところ。
で、アップル・ポッドキャストはiPhone系とかの人たちがよく使っているポッドキャストのサービスで、
オーディブルはAmazon系ですね。
スピーカー 1
だいぶオーディブルを使っている人が増えてきましたよね。
スピーカー 2
僕も一時期オーディブルで聞く読書みたいなのがコンテンツだったんですが、
スピーカー 1
CMのまんまですね。
スピーカー 2
CMやってるんですか?
スピーカー 1
オーディブルのCMすごいやってますね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
小説を読んでもらう日常みたいな。
スピーカー 2
違う体験な感じがしているんですよ。
僕は基本車に乗っている時とかに聞くんですけど、
例えば、ハリーポッターの物語を風間森雄が読んでいたりするんですよ。
スピーカー 1
面白いな。
スピーカー 2
ハリーポッターを読んだことがない時に、
僕は風間森雄の方で聞いているので、
スピーカー 1
風間森雄イメージね。
スピーカー 2
そうそう。
ハリーポッターでまず最初に思い浮かぶのが、
主人公の男の子じゃなくて、僕は風間森雄が出てくる。
面白いな、それ。
面白いんですよね。
ここでも一応、新米高校の質問箱は聞けるという感じで。
スピーカー 1
ウェブブラウザーでという人がいるのが面白いですね。
スピーカー 2
そうですね。
ウェブブラウザーで、お仕事中とかにブラウザーで開いて聞いているみたいなことなんですかね。
そうなのかな。
音声系のコンテンツは流し聞きはしやすいですよね。
お仕事中でも。
プラットフォームの他の話でいくと、
どんなデバイスで聞いているのかというところでいくと、
iPhoneが5割を超えていると。
スピーカー 1
さすがですね。
スピーカー 2
iPhone強いですね。
スピーカー 1
もしかして、私たちの話を聞いている広報さんが、
比較的IT系の人が多いのかもしれないですね。
スピーカー 2
そうですね。
聴取者の属性
スピーカー 2
IT系の広報さんでiPhoneというイメージがしっくりきますね。
僕は別でもポッドキャストをやっているんですけど、
スピーカー 1
そっちだとこんなにiPhoneが高くないんですよ。
私は周りの人、iPhoneを持っていない人がほぼいない気がします。
そうですよね。
2台持ちとか4台持ちとか6台持ちの人がいるけど、
スピーカー 2
6台持ち?
スピーカー 1
いる。よく考えるといるでしょ。
スピーカー 2
片手に3台みたいな話になる。
スピーカー 1
でもiPhoneを持っていない人っていない?
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
そういう属性なのかもしれないですね。
スピーカー 2
iPhoneで聞くっていうことは、
通勤中とか通学中とか、
そういうところで聞いているみたいな感じなんですかね?
スピーカー 1
そうかもしれないですね。
そうですよね。
私たちの話を真剣に聞く感じじゃないですからね。
スピーカー 2
逆に真剣に聞かれたら嫌ですよね。
スピーカー 1
ちょっと困っちゃいますよね。
スピーカー 2
聞き流してほしいですもんね。
縛ったって感じですよね。
性別を見ていくとですね、
女性5割、男性が4割で、
どっちつかずの判定なしっていうのが、
残り1割弱みたいな感じなので、
女性が多いっていうのは?
候補は女性が多いからじゃないですかね。
そういえばそうですね。
スピーカー 1
候補さんってなんで女性が多いんですかね?
どうなんですかね?
スピーカー 2
なんとなくイメージで候補さんっていうと、
もちろん男性の候補さんもいらっしゃいますけど、
数で言ったら圧倒的に女性の方が多いですよね。
スピーカー 1
それはバブルの頃の、
あしき様式日みたいなものが影響してるんじゃないですかね。
スピーカー 2
そうかそういうことか。
男性候補でキラキラ候補って言い方しないですもんね。
スピーカー 1
いますけどね。
いるんですか?
スピーカー 2
います。
スピーカー 1
すごい人思い浮かべながら喋っちゃう。
スピーカー 2
ファイネームだと怖い感じなんでやめた方がいいですか?
スピーカー 1
います。います。
いますけど、キラキラ候補の語源になったものっていうのは、
候補をフロントキャラクターにしようとするところから始まってると思うから、
その中身よりもね、
候補が前に、タレントとして前に出るみたいなね。
スピーカー 2
そうですね。
その傾向は候補さんありますよね。
スピーカー 1
この話をね、ベテランの候補さんとか集めて座談会するとすごい盛り上がると思いますね。
スピーカー 2
恐ろしい敵を作りそうなコンテンツができそうですね。
確かに。
でもそうか、やっぱり候補さんって言うと。
スピーカー 1
そもそも女性の方がコミュニケーション力が高いとか、
当たりが柔らかいとかっていうのがまずあるっていうのと、
あと、今はもうだいぶ違うので、
そもそも男性比率増えてると思うんですけど、
特に大手は男性の候補の方多いと思うし、
でもなんかちょっと一昔はやっぱり会社の従事員とか取材を対象する記者さんとかが男性が多かったと思うので、
スピーカー 2
そういう意味でよりコミュニケーションがよく取れそうなっていうのもあったのかなっていう。
僕は記者でもあるので、記者側からいくと確かに候補さん女の子で、
広報ユーザーの属性
スピーカー 2
自分が若い頃とかにどこどこの候補可愛いとかそういう話を記者同士でした記憶はあるんで。
スピーカー 1
そうそうそう、あったよねっていう。
スピーカー 2
そういうのは今は少ないかもしれないですけどね。
まあとはいえありますよねやっぱりね。
スピーカー 1
あると思います。
スピーカー 2
なるほど、女性が多いと。
で、年齢でいくと今ですね、
一番多いのが35歳から44歳。
全然新米の世代じゃない人たちが多くて、
それがまあ半数弱45倍で、
20%台で20代が、あと30代前半ぐらいの人たちがいるみたいな。
スピーカー 1
まあなんかこれあれですよね。
普通にポッドキャストとかポップアイとかのユーザー層に沿ってる感じがするかな。
スピーカー 2
これこの辺どうですか田平さん。
新米候補で当初のイメージだと若いつか候補になりたいとか、
今候補だけどどうしたらいいかわかんないみたいな人たちかなと思ったんですけど。
スピーカー 1
でも例えば20代前半とかの候補の人たちは、
多分私たちが思いもつかないような候補感を持っているような気がするので、
むしろ先輩に話聞こうなんて思わないのかもっていうか。
スピーカー 2
ああ確かにね。
スピーカー 1
だから社内の中で一人候補とかをしてて、
でも候補のキャリアがなくて、
でも候補のキャリアがある人が周りにいるような人たちと仕事をしてて、
困ったり悩んでいる人たちっていうふうに考えると、
実は30代前後ぐらいが一番助けになるといいなぐらいのところなのかもしれないなという気はしますよね。
プレスリリースや発表会についての相談
スピーカー 2
面白いね、そう考えると。
スピーカー 1
それこそ先輩の話なんか聞いても無駄って思っているかもしれないし、
デジタルネイティブっぽいが私たちとは全く違うから。
スピーカー 2
確かにね。
僕もいい歳ですけど、
若い人たちに教えるっていう感じのことはほぼしてないんですよ。
スピーカー 1
何だったらメディアさんに何かやらなきゃいけないの候補ってって思っているぐらいの感じかもしれないよねっていう。
スピーカー 2
違うやり方をね。
若い候補さんと若い記者とかがコミュニティ化するのってあるあるっちゃあるあるですよね。
スピーカー 1
なんかそれはそれで新しいことが出てきそうで、
逆に勉強したい感じですよね、こっちが。
スピーカー 2
そうですね。
そういうところに偉そうじゃなく入れるスキルが欲しいですね。
年配。
上に年齢が上がると。
確かに確かに。
年配候補さんのためのとかやってほしいからね、逆にね。
その辺の感じってありますよね。
教えたいとかじゃないんだけど、
ちゃんとそういう人たちと肩を並べて何かやりたいとかはありますよね。
スピーカー 1
ありますね。
そっと話聞いてたいとかね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
あるんですよね。
スピーカー 1
多少その辺の世代の問題はあるかもしれません。
スピーカー 2
で、各エピソードを見ていくとですね、
スピーカー 1
一番見られているのがプレイスリリースについての話と、
スピーカー 2
やっぱりというか、よくわかる発表会の開き方というのをですね、
候補さんのイメージしやすい部分ですよね。
リリース雑誌とか発表会について知りたいとかっていうのは。
この辺りが人気があるってことは、
武田さん普段のお仕事の中でいろんな会社さんから相談を受けるときに、
この部分の相談が一番多いみたいな感じなんですか?
スピーカー 1
圧倒的に多いのは、
記者会見やりたいとか、発表会やりたいんだけどどうしたらいいですか?がすごく多いかな。
あとは、候補をどうしたらいいですか?みたいな、
そういう感じのご相談はあると思いますね。
スピーカー 2
どうしたらというのは?
スピーカー 1
たぶん候補になった、もしくは候補が必要になって、
スピーカー 2
そもそもメディアリリエーションって何とか、
スピーカー 1
リリースって出さなきゃいけないの?とか、
スピーカー 2
その辺がやってきたんだけど、全然リーチしない、スケールしない。
スピーカー 1
やり方間違ってるかもしれない。
でも、エージェンシーさんに相談するにも、
例えばそんなに費用がないとか、何を相談したらいいかわからないとか。
スピーカー 2
確かにね。今僕も仮にPRのエージェンシーに何かお願いするって言ったら、
一回何を相談するかをきちんと整理しないと、わかんなくなっちゃうんですよね。
スピーカー 1
やりたいことが明確だったら、発表会やるとかだったら、またあれですけど。
何を相談したらいいかわからないけど、
なんか自力だとちょっと辛いからっていうことでも、
本来はPRエージェンシーの人たちってプロなんで、
ふわっと相談すれば、相談には乗ってくれると思うんですけど、
道のりが長いんですよね。そうすると効果が出てくるまでの。
まずメンターみたいになってもらうところから入らなきゃいけないから、
たぶんすごく道のりが遠くて、だいたいが息切れするんですよね、きっと。
そこまでエージェンシーさんとお付き合いし続けて、
効果が出るところまでつなげないといけないんだけど、
きっとそこまで持たない。
費用に持たなかったり、やる意味あるのかなって途中で考えちゃったりとかすると思うから。
だったら津田さんが言ったように、
何を助けてもらえばいいんだっけ?のところを、死ぬほど揉んでからの方がいいかもしれないですよね。
スピーカー 2
確かにね。
わからなくなったり、それでいきなり冗長な理解者から、
成果はこうかはって言われても困っちゃいますよね、コウホーさんもね。
スピーカー 1
ちゃんと広報をやりたいんだけど、みたいな感じの発表会もしっかりで、
相談が多い気がしますね。
広報ユーザーの課題
スピーカー 2
ちゃんと広報をしたいというような会社さんは基本一人広報だったり、
これまでチームみたいのはあんまりないような会社さんが多いんですか?
スピーカー 1
私は多いですね。
多分広報グループががっつりいて、
人手が足りないとかちょっとそこあげしたいみたいな時は、
はじめから個人じゃなくて、きっと大きいところに相談が行くんじゃないかと思うんですよね。
スピーカー 2
やりたいことがその場合は整理されてるから、
こうチームで動いて、足りない。
スピーカー 1
例えばスキルセット的にこういうところが足りなくて、
スピーカー 2
でもこういう人材がいないとか。
リソースをそこで外から持ってくるみたいなイメージですね。
スピーカー 1
あとは色々何をやってもダメだったみたいな。
ありと、PRエジェシーさんは多分そういう相談が多いと思います。
散々やったけどダメだったので何とかしてくださいみたいなやつですね。
スピーカー 2
エジェシーが困るやつね。
散々やったけど。
スピーカー 1
だからそれが散々やってないっていうケースがまずあって、
やったって言ってるけど、やるべきことをやってないってケースがあって。
スピーカー 2
やったことが正しくなかったってことですよね、それって要は。
スピーカー 1
あとはやりようがない状況だっていうケースも結構ありますね。
例えば商品がないとか、広報するものがないとか、あるある結構ある。
スピーカー 2
そうなんですか。なんで広報が存在するんですか?
これから商品ができるとかそういうことですか?
スピーカー 1
そういう場合は大体、広報をマーケティング商法の一つみたいに考えてることが多いですよね。
スピーカー 2
ああ、そういうことか。
メディアにタダで乗れば商品が売れるみたいな、でも乗らない、どうしたらいいみたいな。
広報を置けばメディアに乗るとか、タダでどんどん広げてくれるっていうふうに考えてるってことですよね、その会社の。
スピーカー 1
例えばね、広報が乗ってたりとかするのを見たりとかね、そうするとうちもってきっとなるだろうし、なんかそういうのは多いかもしれないですね。
そうすると代理店、AJCさんは多分、なぜ乗らないかからまず掘り下げましょうって話に当然なるんだけど、
スピーカー 2
それと掘り下げて解決して会社が変わらないと効果は出ないじゃないですか。
スピーカー 1
でもAJCの人たちはプロが動くからね、それはコースを破壊するわけだから、あんまり幸せな感じにならないっていう。
スピーカー 2
僕もメディアの人間として、なぜ乗らないんだ、みたいなメールとか結構いただくんですよ。
なぜ乗らないんだって、そうですね、すいませんみたいな。
同じ業務が乗ってたりとか、同じ製品ジャンルのものが乗っているのに、うちは乗らないとか多分言われたから、きっと問い合わせで来るんだと思いますけど。
スピーカー 1
よく広報の勉強会とか、そういう講義とかで、メディアの人を呼んで、どうすれば取り上げてもらえるかみたいなやつ、結構あるんですよ。
それを見るたびにいつも、それに危機として勉強しようという広報さんたちが集まって、メモを取って記者さんと名刺交換して、今後よろしくお願いします、みたいな会なんですけど。
いつも思うのは、そこに来てほしいのは広報だけじゃなくて、会社の上層部だよねって。
スピーカー 2
要は広報がどんなに頑張っても、記者が欲しいと思うネタの内容だったりタイミングだったりが、会社から出てこなければ広報がどんなに頑張っても、
スピーカー 1
そこはスタートアップだと広報さんが会社の役員に近かったりすることもあると思うので、そうすると言えるかもしれないけど、
広報の苦労
スピーカー 1
大抵の場合は若手だったり新人だったりすると、社長、うちのプロダクトのあり方が間違っているので載りませんなんて言えないよねっていう。
スピーカー 2
それででも広報さんが詰められるのはちょっとかわいそうですね。
スピーカー 1
詰められますね。今多分聞いている広報さんがうなずいている人がいるんじゃないかと思うんですけど。
スピーカー 2
じゃあメディアの人間はそういう話になったら、とりあえず広報さんにごめんねって言った方がいいですか?それとも社長を呼んでこいみたいな話ですか?
スピーカー 1
でもそうですよね。例えばその新サービスの紹介がなぜキティにならないか、新しいところが全くないとかね、あるじゃないですか。
スピーカー 2
伝えるべき内容が、結局、この製品が何周年になりましたって言われても。
スピーカー 1
そうそう、あるよね。新しいソリューション、画期的なソリューションを紹介しますって言われるけど、どこにどう使われているのかは話せないとかね。
スピーカー 2
全部の情報が出てこないと厳しい。あとタイミングもありますけどね。
同じような話をたくさん取り上げていて、メディアからすると新規性がないと、前にやったなっていう感じでもあるんで。
スピーカー 1
そうなりますよね。だからそのためにだったらメディアさんに紹介してもらうべき内容と、自力でプッシュする内容と、
マーケティングとして広告宣伝でやる内容とって、本来は使い分けていって全てプロモーション、広報とマーケティングと一緒にプロモーションだと思うんですけど、そうはいかないよねっていう。
スピーカー 2
本当ですよね。前にどこかのPRのコミュニティかなんかで喋ってって言われたときに、なぜ載らないかっていう話を質問されて。
スピーカー 1
みんなそこを聞きたいからね。
スピーカー 2
そのときは、ぶっちゃけ本当に載りたいと思うんだったら社長に、広告タイアップ一回やった方がいいですよ、そのメディアとって。
スピーカー 1
それもありますよね、もちろん。
スピーカー 2
それで一回繋がり作っちゃった方が、メディアのビジネスモデルを考えたときに、完全に本当にその製品が超面白くてとか、全く新しいとか、もううちの読者に受けるとかだったら別に広告とか関係なく、
全然やるんですけど、そうじゃない曖昧のラインの製品っていうのが世の中に競合も含めてたくさんいるのを僕ら見てるから、そのときにここ一回出稿実績あるかどうかっていうのとかがあったりすると、それをああそうだそうだとかなるんですよ。
スピーカー 1
世の中はゲブアンドテイクですからね。
広報とメディアの関係性
スピーカー 2
そう。なので別にそこで色をつけるというよりかは、一回やっとくとその後のことやりやすいですよって言ったら。
スピーカー 1
何事も仲良い人を優先しますからね。
スピーカー 2
そうそう。広報さんと記者の関係で言うと別に出稿実績なくても、仲良しというかコミュニケーションが普通に取れるとか、今回これ乗らなかったのはどうしてですかっていうのを気軽にこれちょっと弱いわとかって言えるような関係性ができてたら、そういうところがはっきり言ったら乗りやすいんですね。
記者側もっとこういう話のものが欲しいとか、この部分が欲しいっていうのは各メディアで違ったりするんで、そこにあったものを広報さんが提供してもらいやすくなるんで、関係性を作るとかっていうところは重要かもですね。
スピーカー 1
皆さんだからリリース用の話を出しても取り上げられない、取材のアポを取ろうとしてもアポが入れない、記者会見やっても来てくれない、どうしたらいいですかが、多分一番聞きたいっていうか悩んでいるところだと思うので、だけど答えは一つしかないんですよっていう、ノウハウとかでなんとかなることじゃないんですっていうことですよね。
スピーカー 2
でもやっぱそうですよね、ノウハウで解決したいって思っちゃいますよね。
スピーカー 1
思っちゃうんでしょうね。
スピーカー 2
だって自分があんまり詳しくない領域のことってノウハウで解決できると思っているところありますもんね、関係ない分野とかでも。
そうなんですよね。
はい、という感じでですね、結構しゃべりましたね。
スピーカー 1
しゃべりましたね。
スピーカー 2
そんな感じで今回久々に我々収録になるんですけど、
やばい。
スピーカー 1
割れちゃいますが、9回目以降ちょっと沈黙を保っていた。
保ってないですね。
スピーカー 2
沈黙以降の質問箱ですけど、また巻き直してですね、コンテンツを出していけたらと思います。
アサヒデジタルラボのミッションはですね、コンテンツで明日のワクワクを作るということでやっております。
バウンシームーブーといったメディア事業の知見をですね、生かしながら、
住宅制作とかウェビナーをやっていたりとかですね、
企業研修なんかもやっています。
私もここ数ヶ月企業研修だらけの生活を送っておりまして、
メディアとしてもどんどんどんどんいろんな事例を作っていけたらと思っておりますので、
そんな話もちょっとずつ織り混ぜながらやっていけたらなと思います。
武田さん、ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。