毎日の業務は、課題解決の連続。自社で培ってきたノウハウや、最近ではChatGPTなどの生成AIのチカラ等を借りながら前に進んでいくわけですが、しばしば「壁」が立ち現れる


既存のアプローチでは突破できない時に必要になるのが、その「打開策」となるアイデア創出。マーケターや広報・PR担当者に限らず、今やあらゆる領域のビジネスパーソンに求められるアイデアだが、通常業務で追求する「生産性」と違い、こちらは「創造性」が必要になるので苦手な人も多い(セオリー通りにいかない事を解決するのが本来の人間の仕事:AI関係なく


創造性というと特殊な才能が必要だと思われがちですが、実はある程度「型化」されており、そのプロセスを経れば誰でも打開策となるアイデアにたどり着けるもの


前回はアウトプット編とすれば、今回はその仕込み段階のインプット編(併せて聴いてね)


これまで自分がアイデア創出が苦手だと思っていた人は、この2回で紹介した「型」を実践することで「狙って」アイデアを作れるようになる

そもそもアイデア創出とは、何も無いところから画期的な発明を生み出す0→1の作業ではなく、その本質は「異質な断片情報の新しい組み合わせ

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00:19
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索するみなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
大島でコピーライターをしてます。じんぼうです。よろしくお願いします。
お願いします。
今日のテーマは、アイデア創出はアタマの仕込み作業が鍵。クリエイティブに必要な情報インプット術、ということなんですが、じんぼうさん、このテーマを取り上げた理由は何でしょう。
毎日の業務って、課題解決の連続なわけじゃないですか。
通常は自社内のノウハウとか、最近はチャットGPTの力を借りながら前に進んでいくんですけど、しばしばね、それだけで進めば話は早いんですけど、壁が立ち現れますよね。
そうですね。チャットGPTに頼れるんだったら誰でもできますからね。
誰でもできるし、自分いらんって話になるもんね。
いらなくなるもんね。
壁は必ず立ち現れるわけですよね。
そういう壁っていうのは既存のアプローチでは突破できないっていうことなんですけど、そこを打開するためにはアイデアが必要になってきますよね。
なので、マーケターとかコピーライターとか、広報担当者はもちろんなんですけど、他の領域の人たちも含めて、今やチャットGPTが出た時点であらゆるビジネスパーソンにアイデアを求められるんですよね。
要はロジックじゃ解決しないことをどう突破するかっていう話。
これは普通の業務で追求するのは生産性なんですけど、こっちは創造性が必要になってくるので、ちょっとジャンルが違うっちゃ違うですよね。
確かに。3時間かければ3の成果が生まれるかどうかっていうのは、創造性だと3時間で100生まれることもあればゼロのこともあるってことですね。
ゼロのこともありますよね。
だから苦手意識を持っている人も多いと思うんですよね。
なので、ここのやり方をコピーライターという立場だともう少し見えてくる部分はあるので、そこをお伝えしたいなというところがまず一つですね。
03:03
どういうことが見えてくるかというと、創造性とかいうといわゆるちょっと自分とは違うみたいな、アーティストとかそういう特殊な才能が必要なジャンルだって思われがちなんですけど、
ビジネスで必要な創造性はそこまででもないんですよね。
だからある程度型化もされていて、割と律儀に真面目にその型をくぐらせていけば割と再現性を持ってアイデアは作れるんですよね。
だからそこの作り方をお伝えしたいなというところで、あれ?と思った人は多いと思うんですけど、前々回?29回目かな?の話とちょっと被るんですけど、
前回は割とアイデアを実際に頭の中で組み立ててアウトプットするっていう、いわゆるアウトプット編だったんですけど、
もう一人の自分に考えてもらうってやつですね。
そうですね。じゃあその、もう一人の自分が考える材料をどうやって集めるの?っていうそのインプット編ですね。
どんな仕込みをしてもう一人の自分に任せるべきなの?みたいな話を今回したいなと思います。
なので合わせて聞いていただければ、2個1でアイデアの作り方が理解できるのかなというところですね。
いいですね。はい。
本編は別撮りをしてますので、めもさんには収録には聞いていただいてますけども、どういう点が明日使える機器になりそうですか?
これね、僕はね、今回出てきた1個1個のやつを明日からやっていった方がいいなと思うことが多かったですね。
あとは、そう思うきっかけになったというか、やっぱりコピーライターの仕事って専門職だなと思ったっていうところがあって、
それはやっぱり日々のインプットから違う。だから別にコピーって書こうと思ったら誰でも書けるじゃないですか。
別に文章、アウトプットのもの1文だったりとか10文字とか、だから別に誰でも書けるものだと思うんですけど、
でもその10文字の文言を出す上で日々のインプットだったりとか、毎日の生活みたいなところがコピーライターナイズされてるんだな、じんこさんはっていう。
こういう生活があるからコピーが書けるんだなって思ったので、だからこそコピーライターって専門職だし、
コピーライターであったりとか、僕もコピーを書くことは一定あったりとかもするので、そういう時に書けるようになるには、
僕はコピーライターほどには慣れないけれども、日々のインプットとしてこういうことをやっていって、
ちょっとでも自分の生活をコピーライターナイズしていくといいものが出せそうだなっていうふうには思ったので。
06:00
なるほどね。コピーライターナイズ。
ナイズされてるな。
ナイズと。さすがマーク。
じんもさんがこういうことやってるっていうのは聞いてたんですよ。毎日この番組見てるとか、聞いてたんで、へーそうなんや、好きなんかな、ぐらいで思ってたんですけど。
田中ひとみやな好きなんやなって思って。
そうそうそうとか思ってたけど、これはすべてコピーライターとしてアウトプットするためのインプットが生活リズムに組み込まれてるんだなっていうことがわかったので、
それが面白かったし、そこまで生活リズムに組み込むぐらいにしないと専門性って発揮できないんだなと思ったし、
その意味ですごくコピーライターを目指す人とかには最も参考になるし、そうじゃないマーケターも全部はできないけれども、少しでも生活習慣の中に取り入れるとコピーを作ったりとかアイデアを作る上での蓄積になるだろうなっていう点が、
明日使える効くネタだと思いました。
ありがとうございます。
参考になると思います。
大学のゼミが創造性研究のゼミだったんですよ。
なるほど。
具体的に個人の創造性を引き出すにはこういうことをやらないといけないっていう研究の結果のサマリーみたいなものがあって、
22歳、21歳ぐらいか、その中、イメージはあるんですよね。こういう生活をしなきゃいけないとか。まずはクリエイティブワークを出すためにはクリエイティブライフを確立しないといけないんですよ。
っていうのが大テーマで、じゃあクリエイティブライフっていうのはどうすべきかみたいなのをいろいろ条件付けられてるんですけど、社会人入るとなかなかできないですよね。
忙しいよ、徹夜だわとか。その中で20年ぐらい経っちゃったけど、ちょっとずつやってた部分があって、最近は思う存分やれる状況になっている感じですよね。
思う存分やるとこういう生活なんだっていうところでもいいかもしれない。東京だとコピーライターでやってると忙しかったりするからやりたくてもできなかったりとかするかもしれないけど、
淡路島で行って飲み会に誘われることもあんまりないだろうしっていう生活の中だからこその、でもインプットとしては東京と同じだけのものがインプットできている。淡路島にいてもできているのはなぜか。
だからもしかしたらあれですね、地方でマーケティングやってる人が東京と同じだけのマーケティングレベルをどう作るのかっていう観点でも役に立つと思いましたね。
そうですよね。
別にすごいお金をかけたりしてるわけではなく、基本的なことなんだけど、でもそれをその時間毎日毎日ちゃんとできてるかっていうとできてない人がたくさんいると思うので、それをやっていったりとか。
09:03
あとはオリエンがあったときにここまでのインプットをするとかっていう具体的なアクションも参考になったと思います。
本編でも言いましたけど、これ楽しいことなんで基本的にね。
自分を成長させることなので意欲的に取り組むといいと思いますね。
楽しみの一つと趣味としてできるようなものだと思うんで。
仕事でやらなきゃいけないからインプットってするとたぶんしんどくなるので、そうではなく成長っていうのもしんどくなるのかな。
楽しい日常としてできるといいんでしょうね。
そうですね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
本編は約41分あります。
途中で聞けなかった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼさんの今週のピックアップ。
テーマはこちら。
アイデア創出は頭の仕込み作業が鍵。
クリエイティブに必要な情報インプット術です。
では早速話を聞いていきましょう。
そもそもなんですけど、アイデアを作るって何なのよみたいなところっていろいろあると思うんですけど、定義というかね。
割と妥当性が高いなというか、と思っている定義の仕方としては、
アイデアって何もないところから画期的な発明を生み出すゼロイチの作業ではないということなんですね。
その本質は何かというと、異質な情報断片の新しい組み合わせなんだっていう定義があって、これに尽きるのかなって思うんですよね。
ゼロイチじゃ確かにないですよね。
ゼロイチ、アイデアを作るって言ったらゼロイチを思い浮かべそうだけれども、
全てのものがゼロイチではなく、異質な断片情報の組み合わせでできてるよねっていう考えですよね。
例えば、おいしい生活とかもそうですよね。
おいしいも生活もめちゃくちゃありふれた言葉なんだけど、
その異質な情報断片をめちゃくちゃ新しい組み合わせ方で組み合わせることによって、
それは単なる言葉を超えて、一つの時代用のテーゼになったわけじゃないですか。
そういうことですよね。
逆に本当に何もないところから画期的な発明をすると、人に理解されないでしょうね。
そうですね。
転動説が普通の時に思いつくみたいな。
誰も理解できないみたいな。
誰も理解できないね。
だから、マーケティングの仕事にはならない。
誰も理解できないのは、マーケティングには意味がないので、コミュニケーションになってないので。
12:00
そうね。ビジネスだからね。
そうそう。コミュニケーションしないといけないので。
そう考えるとやっぱり01はゼロからじゃなくですね。
そうですね。プレゼンもできないね、01だとね。
誰も理解できないもんね。
ということはですよ。つまり大事なのは、その異質な情報断片の母数ですよね。
はいはいはい。
それの母数をどれだけ、情報インプットの質と量をどれだけ増やすかということが鍵になっていくんですよね。
こういうことを考えないと、多くの人はアイデア出ないなとか自分に苦手だなと思っているのは、
そもそもこういう考え方をちゃんと知らないし、プロセスが増えてないからであって、
だから特にインプットもしないままいきなりアイデアを考え始めるとかっていうことをやってるんですよ。
これって、例えば料理を例に出すと、食材の買い出しをサボって、
めっちゃおもてなしをしようみたいなね、のしそを作ろうみたいな、そういう計画と同じなんですね。
どう考えてもうまくいくはずがないんだけど、結構やってるよねみたいな。
確かに。でもこれ確かに僕も一晩寝たらいいコピー思いつくかなと思ってやってみたけど、全然思いつかなくて。
それはね、そもそも僕の中にコピーのストックがないわけで、食材がないのに出てくるわけがないなと思って。
僕はジモンさんが1981年って話をしたときに、何て言ってたっけ、81年といえば?
おいしい生活かな?不思議大好きかな?
はい、不思議大好きの時だねって言って。
そうそう、おいしい生活は82年だね。
知らんがな、すごいな。
やっぱそういうのが頭に入っているからこそコピーが出てくるってことよね。
それが入ってないといくら寝たところで当然いいコピーは生まれないと。
そうだね。ゴールイメージがないと生まれないってことだよね。
だからそこで言うとアイデアのインプットも本当はもっといろいろあって、今回話す以外にもいろいろあるんだけど、
だからプロトタイプをどんだけ自分の真相真理の中に入れとくかって話なんだと思うんだけど、
プロトタイプ、要は型だよね。
卵とかケーキとかを作る時にも型がありますよね。
ありますね。
切り出すね。
あれはあれで必要なんですよ。
買っておかないといけないんですよ。
その上でおいしい食材ね。
今回の案件の食材はいいのを買わないといけないんだけど、
やっぱね、調理器具としてのプロトタイプは大量にインプットしておく。
これは別途必要ですね。
はいはいはい。
なるほど。
これはね、僕の秘密の独自の修行法があるんですけど、
これはまあ教えないね。
教えないや。秘密ないや。
秘密の修行法ありますけどね。
15:00
プロトタイプの仕込みはすげえ大事だけど、人生をかけてやらないといけないね。
なるほど。そんな簡単にできるもんじゃないと。
簡単には多分できないと思うけどね。
なるほど。
今回はもうちょっとライトな話になります。
なるほどね。
案件ごとのインプットの話が主になるかなと。
はいはいはい。
そのコピーを書く上で、その商品だったりとか、そのクライアントだったりとか、
そういうことについてどういうことを知らなければいけないかということですね。
そうですそうです。
前回もお話しした広告の、何て言うかな、
100年読み継がれている名著と言われる、
JAMES YOUNGさんのアイデアを作り方という本で、
こっちもちょっと整理をされていて、
まずね、前回アウトプットの話をしたんですけど、
アウトプットの前にはやっぱりインプットが必要なんですけど、
インプットには集める情報として2種類あるんだっていうことを言われていて、
2種類っていうのは、1つは特殊情報、2つ目が一般情報なんですけど、
一個一個説明していきますね。
まず特殊情報っていうのは何かというと、
その案件にまつわる情報ですよね。
だからよくある競合調査とかターゲット調査資料とかですよね。
折り絵の時にお客さんからクライアント企業から渡されるようなデータだと思ってください。
これはだからそのお客さんの内部にあって、
コストをかけて割と収集するデータなんで、
機密性の高い情報ですよね。
だから広告代理店とかがおいしいのはここですよね。
いろんな企業の機密性の高い情報に触れ続けたアウトプットが出せるっていうところはまずいくいいと思うんだけど、
別に漏洩するわけじゃなくてね。
普通に仕事やってりゃたまるんで。
だからそういうところがまずあります。
だからこのトップクラスの企業の機密情報、マーケティングインサイトのアクセシビリティみたいなところが、
多分代理店の強みなんだろうなっていうところですね。
なのでまずは一つ目はクライアントの中にしかない、
その案件周りの詳細な情報っていうのは基本ですよね。
これって折り絵の時にある程度まとめてもらえるんですけど、
例えば広告代理店が提案する立場とかであれば、
他社も同じデータをもらうので、
他社を出し抜くというかね。
勝つためにはやっぱり自分からも質問をかけたりとかして、
ちょっと別の情報、こういうデータないですかねとかっていうのは積極的にもぎ取るようにしていくっていうところですね。
で、代理店とかで事業会社でやるのであれば、
例えばベンチャー企業とかでそんなにマーケ費用がありませんみたいな状況で、
本で読むとか、矢野健さんの情報とか、
18:06
非常の情報を得たいなって思った時は、
簡易調査とかね、そういうのは積極的にやっていくべきかなと思ってますよね。
割と最近はそういうのもやりやすくなってて、
ウェブ調査、ウェブアンケートとかよりももっともっと簡単になっている感じがするので、
よくやるのはハウスリストのメールアドレスとか、
あるいはSNSとかを使って簡易アンケートを取るみたいなことはありますよね。
ユーザーさんのリストをクライアントからもらって、そこでアンケートをすると。
そうですね。
クライアントからもらうこともあるし、
事業会社として自社がやる場合とか、
自社のハウスリストにそのままアンケートを取るとかっていう感じですよね。
割とだから、今はね、
インセンティブがゼロだと答えてくれないけど、
500円とかインセンティブつけると割と答えてくれたりするじゃないですか。
そうですね。
だから500円20人当たるとかだと1万円ぐらいのコストで、
割と100人、200人規模の回答は得られるので、
パッと仮説が思いついたときの、
その仮説の裏付けるデータがないときとかって、
こういう簡易調査をやると、そこの裏付けデータが取れたりするので、
こういうのはやっといた方がいいかなと思いますね。
だから特殊情報をないものは、
パッとインスタントに作るっていうのも大事だと思います。
これはだから代理店側にあるときは、
それを提案資料にそこの調査も含めて提案すると、
めちゃくちゃ感動されるっていうことですね。
根拠はありますもんね。
なぜそれがいいのかっていうのはね。
そこのコストは1万円程度でできるっていうことなので、
やるべきだろうという。
確かに調査も昔に比べるとすごくやりやすくなりましたよね。
別にウェブアンケート、Googleホームでパッと作って回答してもらうこともできるし、
アンケートホームもすごい作りやすいし。
最近はJUST SYSTEMのファストアスクっていうのとかは、
定量調査じゃなくて定性調査もできるっていうやつで、
ファストアスクじゃなかったかな。
チャットで質問できるみたいな。
条件絞ってこの商品を買ってる人とかを別途抽出してもらって、
その人たちにチャットで定性調査をする。
なぜそれを買ってくれてるんですか?みたいなことをチャットで聞くみたいな。
そういうのもあったりもするので。
スプリントだ、スプリントっていうサービスがあって。
なので定性も定量も昔に比べるとすごくやりやすくなりましたね。
そうですよね。
これは活用しない手はないでしょうということですよね。
21:03
その前に仮説がないと話にならんわ。
そうですね。
何を調べるのかがわからない中で調べると、
何の役にも立たない調査結果が出てくるので、
仮説は大事ですね。
こないだ面白いなと思ったのは、
メディアもスマホとかウェブが中心になってきた中で、
じゃあオールドメディアの価値って何なのよ?みたいな。
リーチ効率だけだろ?みたいな話になってくるわけじゃないですか。
そんな中で言うと、
OHですね、アウトオブホーム、交通広告とか街張りとかですけど、
あれのメディア価値ってリーチなのかなっていう疑問がね、
広告の人たちに湧いたらしいんですよ。
むしろスマホとかにリーチは圧倒的に負けるし、
ターゲティングもほぼできない。
街ごととかしかできないけども、
全然意味が違うんじゃないかって言った時に、
仮説が一個出たらしいんですよ。
それが世の中ごとか、こうかっていうことなんですね。
要するにリアルな街にその広告メッセージが出現することによって、
その意味合いはスマホで接触することとは全く違うんだっていう話なんですよね。
昔紹介したあのアノちゃんが渋谷の街に立ってて、
街が全部その広告の設定の、
で、街ジャックをした上でそこで撮るみたいなCMがあって、
みたいな話をしたと思うんですけど、まさにそれですよね。
渋谷の街をジャックするってことは、
リーチ効率以上に意味が発生するんですよね。
っていうことは、これってだから世の中ごとだよねって思ったらしくて、
それを調査して、世の中ごとこうかって確かにあるっていうのを調べた調査があって、
こういうのって面白いなと思ったんですよね。
そういうことです。
だから別に事業会社だけじゃなくて、
広告会社もメディアを売るときの説得材料としても絶対使えるし、
そういう意味でも特殊情報ね。
自社ならではの特殊情報を蓄積するっていうのはすごく大事ですよっていうことですね。
確かにあのちゃんの世の中ごととかもね、
渋谷で実際見た人はすごいなって実感したかもしれないけど、
知らずにその情報だけ聞いた人にはイメージがわからないかもしれないので、
そういう意味では定量調査で、
そういうことをどれだけ知ってますかとか、
そういうふうに調査設計をして、
アンケート調査で取れれば何%の人がこのキャンペーンを知っていて、
多分渋谷に行かなくても知ってる人がいただろうし、
SNSの投稿を見て知った人もいるだろうし、
現場で見た人の受けた印象みたいなところもきっとすごく深かったと思うので、
それは定量調査で分かると価値を説明しやすくなるでしょうね。
24:01
現場で体感して、
メディアビッグスでCMとかに触れた人の認知がスパイクしてたりとかすると、
やっぱりリアルとメディアのメッセージングの掛け算効果みたいなものがあるよねとか、
っていうふうにはなると思うんですけど、
そういうのってね、多分仮説段階では上がると思うので、
それを実証するとビジネスになるじゃないですか。
そういうところかなと思いますよね。
なのでまずはそこの特殊情報ね。
クライアントから得られる特殊情報はもちろん踏まえる、
それ読まないのは論外ですけど、
自分から特徴を作るっていうこともやっていかなきゃいけないというのがまず一つです。
ヤングはもう一つ、一般情報を収集しなさいって言っていて、
これは一般に公開されている新聞とか雑誌とかで手に入る情報ですよね。
これはもちろん大事ですね。
例えば家具のブランドを担当する時に、
オリエンシートだけ見ちゃダメですよね。
普通にカーサブルータスとか読むじゃないですか。
家具一般的にはどういうトレンドなのかみたいなところは見るので、
そこは普通にやりましょうって話で。
これはアクセシビリティとしては、
まあ金払えば誰でも買えるので、
書店行けばあるので、
誰でも手に入るんだけど、
これバカにしちゃいけないですよね。
CIAとか今のいろんなロシアとかの情報機関とかも、
特殊にいろいろやってるスパイからの情報みたいな、
いわゆる特殊情報は一部らしいんですよね。
本来、基本的にやってることって、
9割以上はマークしてる国の一般情報、
膨大なメディア情報とかをひたすら分析するらしいんですよね。
その中で傾向地とかを見て、
仮説を得て、
スパイなのか調査にかけたりするってことをやってるらしいんですよ。
だから割と一般情報超大事っていうことですね。
一般情報って別にオリエンとか関係ないじゃないですか。
相談が来るから集めるもんじゃないので、
むしろこっちが一番大事というか、
スタンスとして一番大事なんですけど、
常日頃からこれは収集できるので、
だからやらないといけないですよね。
逆に言うと案件が発生したから、
一般情報を調べますだとちょっと遅いと思うんですよね。
プロじゃないというか。
だから普段からあらゆる案件が発生することを想定して、
一般情報を集め続けるっていう行動が多分大事になってくるんですよ。
例えばどういうのが一般情報なんですか。
僕がお勧めしたいのはTX系のWBSですね。
テレ東ですけどね。
27:00
淡路島に来た時に、
自覚的に情報収集をしないと遅れちゃうなって思ったんですよ。
どういう情報収集をしようかなって思った時に、
毎朝ワイルドショーを見てたんですけど、
ワイルドショーって分かった気にはなるんだけど、
すごい虚しい気分なんですよね。
1時間半とか見て、
橋本徹さんとかは割と鋭いことを言うから、
分かった気にはなるんだけど、
何かしらなんだろう、この空虚感みたいな感じで思ったんですよね。
WBSは昔ちょいちょい見てましたけど、
毎晩見れないじゃないですか。
飲み会とか。
だから思ってたんですけど、
あれを録画して毎朝翌朝に見るようにしたら全部見れるんですよね。
なるほど。
あれは1時間でめちゃくちゃコンパクトに編集されてるんですよね。
ビジネスマンとしての必要な情報が割とイメージ付き動画で知れるので、
とってもいいですね。
僕はWBSを翌朝見るっていうスタイルをめちゃくちゃ推しますね。
へー、なるほど。
でも大事ですよね。
僕はできてない系の人間なんですけど、
どうしても普通に生活してると今ってすごく情報が偏ってくるじゃないですか。
YouTube見てても、
なんとなくYouTubeでウクライナ戦争のニュースとか見てても、
やっぱりターゲッティングされて、
自分が見てるのに近い動画がどんどんどんどん出てくるから、
そうするとSNSとかYouTubeそういうのばっかりで見てると、
偏ってきますもんね、情報が。
偏りますよね。
その点、新聞とかニュース、WBSとかはそこは全体的なニュースがわかるので、
そこはすごく幅広くいろんな情報を得られるのはいいんだろうなと思いますね。
やっぱ編集の力っていうのはあると思うんですよね。
自分が頭を働かせないけど、編集の人はめっちゃ頭を働かして、
頭のいい人がどれをどの順番にされるべきかをめっちゃ考えてるわけじゃないですか。
1日1時間ぐらいはそれに委ねてもいいかなと思うんですよね。
1日1時間だから、1年間見るとだいぶ大きな情報量があるし、
結構いろんなスタートアップ含めて案件やってますけど、
やっぱWBS出てるとか多いんですよね。
エニカも一番最初の時に出てたりとか、何回かWBSにニュースの時に出させてもらったこともあるので、
モーラ的にというか、いろんな情報を取り上げてくれるんだなーって感覚はありますね。
あれが月間の週5日あるんですよ。
あと2日、どうすんねんと。
30:01
確かに。
ここがね、大丈夫なんですよ。テレ東はすごいっすよ。
あるんですか。
ガイアの夜明けっていうか、カンブリア宮殿っていうのがあるんで。
これをね、ちゃんと録画して土日に入れると、ちょうど週7になるっていうこの美しい感じ。
なるほど、そういうサイクルなんだね。
そういうサイクルなんですよ。だから朝必ず私テレ東ですね。
そういうルーティンがあると飽きないし、逆に見ないとムズムズするからいいですね。
不安になりますよね。
なるほど。
見てないとね。
僕はね、朝ほんと時間がない。朝起きて15分後とかにミーティングが始まるので、朝早く起きろっていう話なんですけど。
あんまり時間がないので、僕のインプットはポッドキャストでやってますね。
ニュースコネクトっていう番組がありまして、毎日世界のニュースを紹介してくれるんですけど、
僕はそれを毎日見てますね。
時間が当然5分とか10分とかしかないので、ラジオだし、当然WBSほど幅広くはないんですけど、
僕はそれがすごく効いてて、ルーティンになってていいなと思っているので、WBSもいいルーティンなんだろうなっていうのは共感しますね。
そうですね。
いいですね。
あとは昔はね、日経新聞とかもね、昔は日経のグループの社員だったりもしたので読んでたけど、
WBSのいいところは、そういうトレンドを割とこの映像付きで理解できるっていうところがいいんですよ。
だから世の中のマクロなイメージを考え事をするときに、割とその断片断点がすべてリアルなイメージとして入ってくるので、
文字情報だけとかだと分かるけど分からないみたいなところもあると思うけど、
なんか理解度がより増すと思うんですよね。
なるほどね。
ここで新聞を読めばさらにいいと思うんだけど、新聞は読まないね。
そうか。
確かにこの間ラジオの話のときに、伝統のループの話をしたときに、東京にはたくさんあるので、ループってリアルに見たことがある人多いと思うんですけど、
淡路島はループはないけれども、WBSで見た情報で地元さんは知ってましたもんね、ちゃんとね。
行動に乗ったらチッカチッカするってのも知ってるし。
そうそう、それは俺が知らないもんね。やっぱりそこはね、WBSで定期的に情報を得てるから、淡路島にいても東京と同じだけの、同じというか僕より知ってるわけだから、
WBSで見るだけで無料で得られるっていうのは素晴らしいですね。
そうですよね。なんか新しいビルが建ったけど、まだくだらないビル建ててるなーとか言って吐き気をしながら見てたりするのも、WBSから見てますね。
33:09
とか言いながら東京行ったとき、新宿の新しくできたビル行ってましたよね。
行きましたね。一応ね、行かないとね。
一応ね、多目的トイレがあるんだっけ?
ジェンダーレストイレだっけ?
そうそう、ジェンダーレストイレ。
ジェンダーレストイレがめちゃめちゃパーテーションで分かれてましたけどね、ジェンダー用に。
これがジェンダーレストイレかっていうね。
笑っちゃったね。
あれは発想もお粗末だし、全部お粗末だけど、なんか手洗い場がね、真ん中にあるんだけど、なんか手洗い場の出来もすげー安っぽかったんだよね。
それもジェンダーレス以前の問題で、すげー安っぽいなって思ったんですよ。
でもさらにですね、たまにそうやって東京来た時に行く場所も、WBSで情報得てたら、次ここ行ってみようかなってなるわけですもんね。
そうですね。
コロナの時は焼き鳥ゆうかちゃんがめっちゃいつも切れてたんで、プリゴジン参加ぐらい切れてたんで、焼き鳥新橋のお店なんですけど、焼き鳥ゆうかちゃん行きたいなと思ってましたけどね。
まあだから、自分なりの情報インプットの最適化みたいなのを考えるのって大事だし、これ割と楽しいことだと思うんですよね。
これで自分がどういう自分になりたいかを考えることでもあるので。
割と楽しいものですよっていうことで。
僕のTipsはWBS。
翌朝見る方式。
翌朝ね。
リアルじゃなくてね。
もう一個はですね、ソーシャルリスニングですよね。
これ割とね、マーケティングでもやると思うんですけど、別に何かの案件があるからソーシャルリスニングをするのではなくて、社会を知るたびにソーシャルリスニングをするみたいなことですよね。
まあ普通にTwitterを見るだけでもいいんですけど、それだとある程度偏ってしまうので、自分の興味関心とかフォロワーとかに。
だから普通に定点観測をするみたいなのが大事かなと。
案件に関連するキーワード周りで検索してみるような習慣をつけたりとかするのももちろん大事だけど、
なんかこの間ね、土台化なんかで紹介された面白いなと思ったのが、SNS公文に注目するっていう方法を紹介されて、これいいなと思ったんですよね。
例えば〇〇という現象に名前をつけたいって、たまに見るじゃないですか。
ありますね。はいはいはいはい。
これで検索をかけると、なんかそっち系の話がバーッと想像されるじゃないですか。
そうすると、みんなまだ分かってないけどちょっとムズムズし始めたぞみたいな兆候がバーッと一覧化されてるわけですよ。
なるほどなるほど。
だからこういうコツもあるんですよね。情報収集のコツとしては、SNS公文に、だから〇〇という現象に名前をつけたい自体もSNS公文なんですけど、
36:08
こういうので検索すると新しい兆候がつかめるし、あとはその新しいSNS公文自体に注目すると、そういう気持ちのモードというのかな、というのも見えてくるのでおすすめですという感じですね。
このキーワード面白いですね。
ですよね。
確かに検索してみよう。
大谷が売ってめちゃくちゃ活躍したけど、エンジェルスは負けたみたいな時に、なおエンジェルスは負けたって言ってなおえみたいなのがワードとして定着したみたいな話もそうだし、まあまあそういうことですよね。
なるほどね。これいいというか、僕はツイートを検索するときに典型的なものが何かなっていうのを見るために、そのリツイートとかいいね数が多いやつ、このキーワードと一緒にどんなことを使われてるのかなみたいなのは、
高度な検索とかで何リツイートされたものだけを抽出とかできるので、そういう見方をしてましたけど、でもこのという現象に名前をつけたいとかの探し方もいいですね。
やってみたいと思います。
面白いね。ライフハック。
こういうのを習慣化するといいよねっていう。
そういえばみたいな枕言葉からこういうのを出すとかっこいいよねみたいな。
確かに確かに。世の中わかっている人って感じしますね。
という感じで、一般情報と、さっき最初に紹介した特殊情報っていう2種類情報を意識的に分けて、どちらも収集しましょうということが大事ですよという話らしいんですよね。
普通にやってますわなという話なんですけど。
なのでインプットっていうのは大事なんだけど、ちゃんと意識的にやらなきゃいけないよっていうところが一つです。
もう一個大事な視点としては、使わなかった情報って意味ないのって言ったら、そんなことは絶対ないと思っていて、逆にそっちこそ価値があると思うんですよね。
なぜかというと、情報インプットするときは最終的には想像的なクリエイティブジャンプをしてアウトプットをするためにインプットをするんだけど、
想像性の本質って大胆な遮障なんですよね。思いっきり捨てること。めっちゃ詰めた上で思いっきり大胆に捨てることなんですよ。
そこに捨てることによって本質がバッと浮き彫りになって解決策が浮かぶっていうことなんですよね。
だから、そもそも情報ってのは捨てるために集めるんですよ。使うために集めるのではないっていうことなんですよね。
なるほど。なんかでももったいない気がしますね。捨てちゃうのね。
もったいない気がしますけどね。でもこれだってこのコンセプトしかないですっていうのを導くためには、それしか知らなかったらこのコンセプトしかないかどうかわかんないじゃないですか。
39:07
だからそうじゃない、このコンセプト以外の99%の使われなかった情報を知ってて見た上だからこそ本当のこれなんだっていう1%の情報の筋が見えてくるわけなんですよね。
だからその確信を持って提案するためにも全てを俯瞰的に見た上でこうなんですっていうプロセスが必要でしたというところです。
じゃあ捨てた99%は無駄だったのかって言っても全然そんなことはなくて、仕事はずっと負けたを負けたをやっていくわけじゃないですか。
だから今回集めた残りの99%の情報は次の相談ごとのヒントにもなるわけですよ。
だから大事なのは一個一個相談されて案件ごとにちゃんと情報収集を一個一個やっていくことがすごく大事で、これが地層のように基礎知識がベースアップしていく感じになっていくと思うんですよね。
じゃあこれを真面目に案件が30あれば30回ちゃんとインプットしてやっていけばその分ベースがすごい積み重なるので、
31件目に相談されたことはもしかしたら改めて情報収集しなくても瞬時にこうだって出せるかもしれないじゃないですか。
あるいは解決策までいかなくても初回のオリエンの場で口頭である程度クライアントと割と精度の高い議論ができて、ここだよねっていう方向性は絞り込んだりっていうことができると思うんですよね。
だから大事なのは割とその一個一個の案件でちゃんとインプットを真面目にやっていくことだと思うんですよね。
これはだから目先の企画のためだけではなくて、将来の全企画のためにインプットしてるんだっていう気持ちを持つと割とポジティブにできるのかなと思ってます。
これちょっと難しい質問かもしれないですけど、じんもんさんがそのインプットをしていく上で、ここでインプットも延々にはできないじゃないですか。
ここでインプットとしてはいいとこまでやったなって思える基準みたいなところって、どこまでやればインプットって十分だなって感覚はあるんですか。
そうですね。例えばGoogleで30件目までとか決めますよね。あとAmazonもレビュー、コメントを100件だけ読むとか。
新聞雑誌の情報とかは1年分集めるとか、期間とか数で決めて一旦仕切る感じですかね。
その情報の幅、Googleは使う、レビューは使う、やろうと思ったらいくらでもできるじゃないですか。
42:02
みたいな、どういうもので調べるみたいなところの選択肢をどこまで広げていったらいいかみたいなところってありますか。案件によるかもしれないですけど。
そう、案件によりますよね。例えばB2Cの家電とかで言うと、多分ユーザーレビューとかを見るのが早いと思うんですよね。
どういう基準でユーザーが選んでるのかとか、どこが評価されてどこがダメなのかとか。
それだと多分Amazonのコメントをバーっと見るのが早かったりするとか。
もちろん特殊情報として客のオリエンス資料はもちろん見ますけど、でも実際どうやねんっていうのは、そういうのを見たりはしますね。
あんまりだからSAOとかの情報はそんなに見るけど、SAOのフィルターかかってるんで、そんなに参考にはならないかみたいなところもありますよね。
一個一個僕も最初の頃はめっちゃ真面目にやってましたね。めちゃくちゃインプットして、1日中インプットしてとかやってましたけど、
それもあれですよね。検出こなしていくとだいたいわかってくるんで、その境界とか、こんなもんだよねみたいな。
あとはわからない部分だけを調べればよくなってくるから、インプットの時間はどんどん減っていきますよね。
でも最初はね、マッチョにやったほうがいいですよね。
そうですね。
僕は昔やったのは日経テレコンで雑誌とか新聞とかの記事を全部調べて、過去3年分かな。
全部それを構造的にまとめるみたいなのをやってて。
意味的にはこうです、こうです、こうです、なんていうかな、100記事あったらそれを全部集約していくみたいな。
ロジックツリーに集約していくみたいな感じのことをやってたりとか。
だからこうなのであるみたいなことをやったりはしましたね。
まあ大変ですけどね。
まあそうですよね。
でも勉強にはなりますよね。
まあ確かに確かに。
1個の詳細だったりサービスだったりトレンドみたいなところがどういう文脈で語られているのかみたいなところが、
特に自分でまとめるっていう作業がすごいいいですよね。
多分100個記事を読むだけだと何か分かったような分からないような日記となるところを、
自分でそれを整理することで自分なりの整理の仕方、整理の仕方によって考えがまとまると思うので、
それができているのをできるといいでしょうね。
そうですね。
なるほどね。
いやなんか僕も昔代理店だったけど事業会社経験がなかったので、
事業会社ってやってると1個の商品をやるから、そんなに複数やることがないので、
そういう積み重ねって最近やってなかったけど、確かにでも当時そういうのが大事だったし、
それがないとね、提案なんてだいたい短いじゃないですか。
1、2週間で出してくれたから、インプット間に合わないですよね、その瞬間だけだとね。
45:04
間に合わないよね。
特にその代理店の中でも新規開拓的なというかな、その代理店が得意ではない業界ってあるじゃないですか。
そういうところにやるとスタッフにも知識がないので、
じゃあそもそもこの業界ってどうなのみたいな、例えばジーンズの業界を攻めるってなったら、
ジーンズは年間何本売れていて、シェアはどれぐらいで、今のトレンドはどうでとかっていうの。
ジーンズってなんだろう、当時だと8000万本ぐらい売れてたんだよね、年間ね。
ユニクロとかってSPA系が出てきててとか、
その辺の話は日記テレコンを叩くと、それを構造的にまとめると出てくるわけですよ。
だから別にその専門家とかマーケッターがいなくても、
僕営業だったんで当時、営業が一応その全体のマクロから整理はできるんですよね。
その整理をした上で、今回のクライアントはシェアがこれぐらいなんだけど、それをこうしたい。
そのためには新たな反応が必要なんですって話をすると、
クリエイターとかはイメージが湧きやすいよね、そっちの方がね。
ミッションが分かるというか、単にGパン売りたいんですじゃなくて、
市場としてはこうで、こういうトレンドで、ほっといたらこうなっちゃうからこうしたいんです。
そのためのソリューションを考えてっていう方が、出てくる間に違いがないかもしれないけど、
でも良しはやったろうって思うし、より目的意識を持ってアイデアを考えられると思うので、
僕はそういうのを頑張ろうとはしましたね、若かりし頃ね。
特に最初は大事でしょうね。
それはあるかないかで全然違うと思う。
そうですね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
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さて今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
宮本さんね、今回紹介した一般情報と特殊情報をインプットしましょうって話だったんですけど、
それはジェームス・ヤングが言っていることですよ。
100年前の本ですね。
僕は第3の情報が一番大事だと思っておりますよ。
あるんですね、まだ。
ひねくれてるね。
それは受け取らないですね。
主派理ですね、ちゃんと離れるまでやらないと。
理の部分を今から話したいと思うんですけど、
48:02
それはインプットの第3のインプット。
これが一番大事なのは自分自身のアウトプット。
これを最良のインプットとするっていうのが、これ真髄だと思うんですよ。
なるほど、どういうことでしょう。
いわゆる二次情報ですよね。
いろんなニュースとかを見て、本を読んだりとかして、それは知識ですよね。
一次情報としての知識です。
それって、つまりこういうことだよなとか、
自分自身の人生とか仕事で一番大事なところと結びつけた時にはこう言えるよねとか、
そういうことを再解釈した自分の二次情報っていうのってめちゃくちゃすぐ使えるじゃないですか。
なので、一個一個重要な一次情報を得た時はそれを自分自身の二次情報に置き換えておく。
で、置き換えておいたものを置きっぱなしだと意味がないので記憶しておく。
いつでも使える状態に記憶しておくっていうことが大事だと思うんですよ。
これはビジネスでも大事だし、
自分らしい発想とか個性ってなんなのよって言った時に、こうだって言うんじゃなくて、
要するにそういう自分なりの解釈を一個だけじゃなくて、
200、300、400、500って積み重ねていった先に出てくるものが自分らしい発想だったり、
自分っぽい考え方だったりすると思うんですよね。
だからそういう意味でも、インプットしっぱなしはもったいなくって、
一回自分でアウトプットしてみる、それをもう一回自分のインプットにしてみるっていう蓄積が、
すごく思考の差別化をするのがいいと思うんですね。
要するに存在としての差別化をするための最も本質的な作業であるということが言えると思うんですよね。
具体的にどういう風にして自分のアウトプットをストックというかインプットにしていけばいいんですか?
僕はツイッターでやってますね。
なので必ず毎朝この時間にツイートをするって決めていて、
決めてると前日多分夜考えてるんでしょうね。
ポーンと自動的にニワトリが卵を産むように朝ツイートが降りてくるので、
別に最近読んだ本のやつをツイートしてるとかでもないんですよね。
だからようわからんけど、なんかいろいろ考えて出てくるんだろうなって思うんですけど。
全然関係ない文脈の話とかも出てくるんだけど、
それぞれツイートをしていきますと。
それは自分にとっても新しいんですよ。
だから半分以上知ってる情報なんだけど、
そこに少し新しい見解を加えた自分なりの視点だなと思って、
51:03
メモ代わりにツイートしてるって感じなんですね。
そうしていくと、まずは自分自身がどういうことを考えているのかっていうPR的な効果ももちろんあるじゃないですか。
ありますね。
それ目的でみんなやると思うんだけど、
それはぶっちゃけ副次的なものだなと思ってて、
本質的にはそれを発信した時にリツイートとかいいねとか来ると思うんですけど、
そのアイデアのエッジが一般的な興味度合いとか鋭さとかがどこまでなのかなっていうのが手応えでまず分かるじゃないですか。
その手応えも含めてそのアイデアの精度を記憶できるっていうのが大きいと思うんですね。
これを蓄積していくと、どういうことをどういうアングルで言えばどれぐらいの興味が得られるのかっていう、
そのアイデアのエッジに関する肌感みたいなところも養われていくんですよね。
だからそこがまず一義的にいいだろうと。
まあ、物理的にはそういうことを考えている人なんだなって言われて仕事とか相談が来るかもしれないっていうのはあります。
っていうことですよね。
なるほどね。
確かになんかこれってでも特に僕らこのラジオはアラフォーマーケター2人があって、
アラフォーになってからやってるわけですけど、
アラフォーぐらいになってくると過去の自分のアウトプットも複数出てくるわけじゃないですか。
だからそういうところをうまく組み合わせたりしながら、
ただ20代の頃はインプットを大量にしていくのが一番最優先だけど、
40代になってくるとそれをシフトしてアウトプットをメインにして、
そのためのインプットっていう形で考えていくことが何かより必要になってくるし、
僕このラジオはまあね、これ31回目続いてますけど、
これ多分10年前だとできなかったと思うんですよね。
ああ、そうだね。
こんなに運転って多分ないと思うんですよ。
できない。
アラフォーになってくると不思議なことに、
なんかいろんなものが繋がってこういうこととかって言えるようになってくるなと思って、
だからちゃんとそれをまとめて発信をして手応えを得ていくっていうのは、
これからすごく必要に、
まあね、聞かれてる方はアラフォーじゃない方もいらっしゃるかもしれないですけど、
アラフォー以降においてはより必要になってくるんだなーって感じはしてます。
知識とかノウハウを作っていかなきゃいけないフェーズに入ってきますもんね。
これ聞いてるヤングの人がね、
じゃあ、二次情報作ろうと思ったけど全然できねえよって思うこともあると思うんですよね。
その時のアドバイスとしては、
ちょっと今日軽くもったいぶって言いましたけど、
やっぱり社境的なやつかな、
鋭いなっていったアイデアをいっぱい覚えていくみたいなところだと思うんですよね。
54:06
それ何でもいい、コピー入れもいいし、
特にお笑い、まっちゃんのボケとかも全部丸暗記したりとかも一時期やってましたけど、
そういう他のジャンル、アートとかも含めて、
なんでこういうロジックは何がチャーミングなんだろうっていうことを、
具体例付きで全部メカニズムを丸ごと身体化していくみたいなことを踏み落としていくっていうことを、
ひたすらやるっていうことをやっていくと、
そのうち自分らしいなとか、
そういうアウトプットが埋めるようになるんで、
そういうことをやったらいいのかなとは思いますね。
なるほどね。
だから材料はまっちゃんの話でもいいし、
映画でもいいし、自分が何かを感じたでもなんでもいいんだけれども、
自分が刺激を受けて面白いなと思ったり、
これを買うっていうアクションをしたりとか、
そういう自分が心だったり行動を動かされたことっていうものを、
一個一個言語化をして分析をしつつ、
物によっては丸暗記をするみたいなアクションをしていくと、
それって自分のアンテナに引っかかった時点で自分らしさであると思うので、
それを作りつつやっていけるって感じですね。
社協の意味って手続き記憶で覚えていくのもあるけど、
そもそも社協する対象を選ぶことで、
自分が書きたいコピーとか、
自分の好きなアイデアのスタイルが見えてくるんですよね。
だから全部書き写す社協ではなくて、
僕はやっぱり自分が響いたものだけを書き写す社協をすべきだと思っていて、
それを1000、2000、3000と積み重ねていくと、
自分がやりたい世界が見えてくるんですよね。
あとはそれを自分自身が生み出せるようにしていくっていうステップ。
これ時間がかかりますけど、
でもちゃんとやれば多分できるんですよね。
そこをやっていけばいいんだなと。
働き方とか仕事の定義とかも色々変わってるんですけど、
真面目ってなんだろうなって思ったりするんですよ、最近。
真面目って1日修行時間に行って、
修行時間プラス2時間、3時間ぐらい働くのが真面目じゃないと思うんですよね、僕はね。
一切そういう時代じゃないと思うし、
もっともっと本当に100倍真面目な生き方があると思っていて、
いついかなる案件が来ても即座に最強のアウトプットが出せる。
その場でアウトプット出せって言われても出せるような、
情報スクラップみたいなインプットを毎日1年365回積み重ねていくことが、
めっちゃ真面目じゃないって思うんですよね。
57:01
そのためにそういうのは、
前と昔の回でも話したんですけど、
アスリート発想をして、どういうトレーニングを日々日々やっていけば、
そういう状態になれるのかなっていうことを考えていって、
一郎さんのルーティンみたいな感じで、
どういうルーティンをやっていくかっていうことを一個一個決めていって、
それを毎日必ずやるっていうことをやっていくのが大事なんですよね、
という気がしますね。
小さなことを積み重ねることがとんでもないところに行く、
ただ一つの道だって言ってますけど、
僕の場合はインプットをいろいろやってます。
自分らしさでいうと、
1日1つか2つか3つくらいインプットしたことに関して、
自分の解釈付きのツイートをやってるんですよね。
だったら1週間後には7つとか、
昨日まで知らなかった自分の知識かける洞察みたいなところが増えていくので、
それを記憶していけば、
1年後には1年前と比べて全く違う自分になってるわけですよね。
内面的な進化。
人間というのは進化はもうしませんよ、肉体的にはね。
だけど内面的には毎日進化できる動物なんですよね。
だからそれをまずやりましょうっていうところ。
なるほど。1日1つね。
じゃあこれは次回の収録までに僕がやることにしようかな。
僕はジンボさんの回で学んだことを毎回次の回までやってみてできるかどうかっていうのを試しているので。
いろいろ。いいアイディアは思わずやってみたくなるアイディアですからね。
そうですね。こういうのっていいなと思った瞬間にやらなかったら絶対1週やらないので。
これやってみて。じゃあ次回あれですね。
前回の寝てる間に考えるのは僕が朝寝すぎていることによっていいアイディアが浮かばなかったですけど、
今回は1日1つ自分の解釈付きのツイートをしていって、
次回収録まで2週間あるので、14個の収録で僕がアイディアマンになれるかどうかっていうのをちょっと。
でも多分やってみると最初結構抵抗があるけれども、もうだってジンボさんの中では生活の一部ですもんね。
歯磨きをするように出てくるわけですもんね。
歯磨きをするように。歯磨きをし忘れると気持ち悪い感じですよね。
ツイートをしないと気持ち悪いね。
いいですね。じゃあちょっと僕もやりますが、リスナーの方もぜひやっていただいて。
もしやってますっていうのを教えてくれたら、みんなでいいねとかリツイートしに行きますので。
そうだよね。
こういうのはね、みんなで協力してやっていった方が諦めずにやり続けられると思うので。
1:00:01
そうだね。盛り上がるよね。
やっていきましょう。そうしましょう。
明日使える聞くネタ帳。マーケターの真夜中ラジオではマーケティングに役立つ情報を毎週配信していきます。
ポッドキャストをフォローするとマーケターとしての知見が毎週溜まっていくので、ぜひフォローしてみてください。
ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:00:35

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